JPS60179042A - Ｃｔ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は放射線投影データに基づいて被検体の断層像を
再構成し、表示するＣＴ装置に関するものである。

〔発明の背景〕

第１図は従来のローテーザ・ローテート方式のＣＴ装置
を示すブロック図である。この従来装置２　−頁 におけるデータ収集は、被検査領域３をカバーするＸ線
管ｌとこれに対向して配置された検出器列４とが一体に
なって、点５を中心とする円軌跡２に沿って被検体６の
回りを３６０°回転し、一定角度毎に・千ルスＸ線を照
射してその透過線量を計測することによって行う。

上述のようにして検出器列４より得られた投影データは
、前処理装置７において検出器列４の感度補正、対数変
換処理を施す。次いで、前述ローテート・ローテート方
式はファンビームｘｉｔ用いているため、収集したデー
タを並べ換え演算器８で平行ビームに変換し、コンがリ
ュージョン演算器９で逆投影時の像ぼけを防ぐためにフ
ィルタリングを行う。さらに、逆投影演算器１０で逆投
影を行い、ディスプレイ装置１１によりＣＴ両画像映出
する。

以上のように、投影データの収集は一定角度毎に・ぐル
スＸ線を照射して行うが、スキャン時間の短縮化などで
角度サンプリングが粗くなると、被検体６に存在する骨
などの突起部からストリーク３−−−−頁 状アーチファクトと呼ばれる画像上の欠陥が生じる。こ
れは標本化定理におけるサンプリング周波数が遅くなる
ために生ずるものである。

第２図は上述従来装置における検出器列４の中心部検出
器の角度サンプリングを示す図、第３図は１角度毎に投
影きれたデータの配列を示す図で、一般にサイノブラム
と呼ばれている。第３図中θは角度方向、Ｕは検出器列
４のチャンネル方向を示す。

この第２図および第３図からも分かるように。

従来装置では角度サンプリングが密とならないためにス
トリーク状アーチファクトが生じやすいという欠点があ
った。

〔発明の目的〕

本発明は上記のような欠点を除去するためにな妊れたも
ので、高速スキャン時など、角度サンプリングが粗にな
った場合でも、ストリーク状アーチファクトの発生を低
減することができるＣＴ装置を提供することを目的とす
る。

〔発明の概要〕

本発明のＣＴ装置は、投影データを角度方向に補間する
補間手段を備え、この補間手段で得られた補間データと
前記投影データに基づいて断層像を再構成することによ
り見かけ上、角度サンプル数を増加畑せるようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下第４図ないし第６図を参照して本発明の詳細な説明
する。第４図は本発明によるＣＴ装置の一実施例を示す
ブロック図で、図中１〜１１ハ各々第１図と同様である
。１２は角度サンプル数を見かけ上増加させる補間演算
器で、演算器８で並べ換えられた投影データを角度方向
に補間して補間データを得、前記投影データと共にコン
ボリューション演算器９に送出する。この場合、補間デ
ータを作成するに当たっては、周知の直線補間法。

最近接値代入法あるいはラグランジェ数次法などが用い
られる。

次に上述本発明装置の動作について述べるが、基本的な
動作は第１図の従来装置と同様であるのでここでは補間
演算器１２部分を中心に述べる。す５−−−−−頁 なわち、演算器８により第６図中実線に示すように平行
に並べ換えられた投影データは補間演算器１２に入力さ
れる。補間演算器１２は、前述補間を行って第５図およ
び第６図中、点線で示す角度に相当する補間データを得
、前記投影データと共にコンボリューション演算器９に
送出する。従って、コン＆　ＩＪユニーョン演算器９は
第６図中の点線および実線の双方で示す角度のデータに
つきフィルタリングを行う。以下、逆投影演算器１０で
逆投影を行った後、ディスプレイ装置１１でＣＴ像とし
て映出する。映出されたＣＴ像は、補間演算器１２によ
り角度サンプル数が見かけ上増やされているのでストリ
ーク状アーチファクトが低減される。

なお、上述実施例では、本発明をローテート・ローテー
ト方式のＣＴ装置に適用した場合について述べたが、こ
れのみに限られることはなく、トランスレート・ローテ
ート方式やステ＝７ヨナリイ・ローテート方式のＣＴ装
置にも適用できることは勿論である。また、上述実施例
のような平行ビーム並べ換えを行わないファンビーム再
構成法６　−頁 についても同様に適用できる。

なお、上述実施例は補間演算器１２のハードウェアを追
加することにより説明したが、ソフトウェア処理によっ
ても補間演算器１２を用いずに実現できる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明は、投影データを角度方向に補
間する補間手段を備え、この補間手段で得られた補間デ
ータと前記投影データに基づいて断層像を再構成するこ
とにより見かけ上、角度サンプル数を増加させるように
したので、高速スキャン時など、角度サンプリングが粗
になった場合でも、ストリーク状アーチファクトの発生
を低減することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置のブロック図、第２図は同装置におけ
る角度サンプル図、第３図は同装置の生データのサイノ
ブラム、第４図は本発明にょるＣＴ装置の一実施例を示
すブロック図、第５図および第６図は同装置による補間
を説明するための角度７−−−頁 ザンゾル図およびサイノダラムである。 １・・・Ｘ線管、４・・・検出器列、６・・・被検体、
７・・・前処理装置、８・・・並べ換え演算器、９・・
・コンデリュージョン演算器、１０・・・逆投影演算器
、１１・・・ディスプレイ装置、１２・・・補間演算器
。 特許出願人　株式会社　日立メディコ 代理人　弁理士　秋　本　正　実 特開昭ＧＯ−１７９０４２（３） 第１図 −）Ｒ７− 第４　因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体を挾んで対向する放射線源と放射線検出器のうち
   少なくともいずれか一方を移動きせて前記被検体の同一
   断層面上における多方向からの放射線投影データを得、
   これら放射線投影データに基づいて前記被検体の断層像
   を再構成し、表示するＣＴ装置において、前記投影デー
   タを角度方向に補間する補間手段を備え、この補間手段
   で得られた補間データと前記投影データに基づいて断層
   像を再構成することを特徴とするＣＴ装置。