JPS6017789B2 - 5−(ω−アミノアシル)−3−カルボアルコキシアミノ−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ−〔b,f〕−アゼピン、その塩及びそれらの製造方法 - Google Patents

5−(ω−アミノアシル)−3−カルボアルコキシアミノ−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ−〔b,f〕−アゼピン、その塩及びそれらの製造方法

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JPS6017789B2 JP55155753A JP15575380A JPS6017789B2 JP S6017789 B2 JPS6017789 B2 JP S6017789B2 JP 55155753 A JP55155753 A JP 55155753A JP 15575380 A JP15575380 A JP 15575380A JP S6017789 B2 JPS6017789 B2 JP S6017789B2
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ヘルム−ト・ヴンデルリツヒ
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規化合物、5−(のーアミノアシル)一3一
カルボアルコキシアミノー10・11−ジヒドロー9日
ージベンゾー〔b・f〕−アゼピン及びその塩、そして
それらの製造方法に関する。
これらの化合物は抗不整脈活性をもち、医療用化合物の
活性素として医療に有用である。これらの化合物、5−
(のーアミノアシル)−3ーカルボアルコキシアミノー
10・11−ジヒドローQH−ジベンゾ−〔D・f〕ー
アゼピン及びその塩は従釆文献に未知な新規物質である
。本発明によれば、5一(■ーアミノアシル)一3ーカ
ルボアルコキシアミノー10・11ージヒドロ‐研一ジ
ベンゾ‐〔b・f〕−ァゼピンは次の一般式を持つ:(
式中、n‘ま1〜3であり、RIは1〜3個の炭素原子
をもつ直鎖又は分枝鎖のアルキル基でありR2及びR3
は1〜3個の炭素原子をもつ、同一又は異なる低級アル
キルであるか、R2及びR3は窒素と共にピベリジン、
モルホリン、Nーアルキル基中に1〜3個の炭素原子を
もつNーアルキルピベラジソ、N一(8ーヒドロキシエ
チル)−ビベリジン、XはN−1・4ージアゾビシクロ
−〔4・m・0〕−ノナン、一デカン、ーウンデカンの
ような環状アミン残基を形成している)。
これらの化合物は大部分の有機溶剤に可溶な白色〜クリ
ーム色の結晶性物質からなる。それらの構造は塩類及び
塩基の元素分析データから確められる。これらの新規化
合物は中枢刺戟或は中枢鎮静効果を持たないので心臓血
管系疾患の治療に重要である。特に本発明による化合物
は副作用を持たず、従って異なる型の不整脈の治療に対
しその範囲を著しく広げるのに役立つ、使用可能な活性
抗不整脈剤として有望である。本発明によるこれらの化
合物は動物で実験的に試験された。
これらの実験によって、本発明による化合物は抗不整脈
活性を持つ有効化合物の範囲に入ることが示された。
その実験はインビボ(生体内)及びィンビトロ(試験管
内)の両方で行われた。
被鹸化合物の活性はキニジン、ノボカィンアミド(プロ
カィンアミド)及び2ーカルボェトキシアミノー10一
〔8−モルホリノプロピオニル〕フェノチアジン塩酸塩
のような代表的な抗不整脈剤の活性と比較された。単離
された兎の心耳の実験では、この化合物の効果は一定強
度の刺戟下における収縮の最大の再現性ある振動数で調
べられた。
これらの化合物は4×10‐7〜4xlo‐62/泌の
範囲内の濃度で研究された。こうして得られたデータを
次の第1表に示す。これらのデータは研究された全ての
化合物が収縮の最大再現振動数を低下させ、従って、単
離心耳の有効不感(eRectiverehac■ry
)期間を増大させる能力を持つことを指摘している。こ
の試験に関して最も高い活性は第1表に示した化合物1
、W、V、X、狐であることが証明された。混合型の不
整脈(心耳一心室)はラットにおける実験で40〜50
山多/k9のアコニチンを血管内投与した際に得られた
心電図はその第2の標準物負荷で記録された。被鹸化合
物は0.2〜2.0の9/k9の用量で血管内に注射さ
れた。このモデルの不整脈に対して最も有効だったのは
第1表の示した化合物ロ、V、XW、XW、X肌であっ
た。従ってこの2つの不整脈試験について調べられた標
品から最も有効なものは化合物Vである。
更に実験によって、心臓によって再現される収縮の最大
振動数の低下能に関して標品Vはキニジンに対して5倍
、ノボカィンアミドの20ぴ音以上の活性をもつことが
示された。ァコニチン不整脈の場合、50%の動物に予
防効果を生じる有効用量(ED5o値)は際品Vで0.
37のり/k9、キニジンについては2.3の3/k9
、ノボカインアミドについては41の9/k9である。
上述の用量での被鹸化合物は動物の一般的条件に影響を
与えず、認めうる毒性現象を生じない。
第1表第 1 表 つづき 麻酔されたモルモットに20ムタ/kg/minの用量
で一定速度でG−ストロフアンチンの血管注射を継続す
るとストロフアンチンの不整脈用量、即ちそこで上部0
室及び心室での異常、心臓収縮が生じる用量は通常18
3±30.9山夕/kgである。
動物の死は375±73.7メタ/k9のストロフアン
チン用量で認められる。被験化合物はストロフアンチン
と一緒に投与される。正の効果の場合、心勝りズムの乱
れや動物の死の出現する時間、従ってストロフアンチン
の全用量は増大する。化合物Vを40、100及び20
0〃夕/k9の用量で投与する場合、心室リズムの乱れ
を生じるストロフアンチンの用量は1斑一夕/k9から
それぞれ187、228及び242山夕/k9へと増大
する。ストロフアンチンの致死量は375山夕/k9か
られぞれ405428及び397仏タ′k9へと増大す
る。大の左冠状下降動脈枝の2段階結数の場合に心室リ
ズムの明らかに著しくなった乱れが2独時間後に認めら
れる。
この標品はそれがこの不整脈を10分間及びそれ以上停
止させれば有効と評価される。血管内1の9/kgの用
量で化合物Vは心勝りズムを正常化する。この効果の持
続は10〜12分間である。中枢神経系に及ぼす本化合
物の効果は適正なスクリーニング法を用いて研究される
被鹸化合物は鎮静、或は抗アレルギ−及び筋弛緩効果を
持たないことがわかった。本化合物の急性毒性は18〜
20夕の白マウスに標品を腹膜内又は体内投与して測定
される。そのLD5oはLitchfield、Wil
coxon法によって計算される。化合物1、m、K及
び紬について、腹膜内投与時のLD5oはそれぞれ10
0、125 15及び50の9/k9である。化合物V
については体内投与で58の9/k9である。先行技術
による不整脈剤、2−カルボェトキシアミノ一10−(
8−モルホリノプロピオニル)フェノチアジン塩酸塩と
比較して、本発明の化合物は既知の薬剤に個有の鎮静効
果をもたないばかりでなく、それらが3環系中にイオウ
原子を含まないという利点ももっている。
このィオウ原子はフェノチアジン誘導体の代謝のデ−夕
から周知のように容易に酸化されてィオゥ酸化物となり
その活性を弱めたり或は全く失わせる。本発明の目的は
上述の化合物の製造法によっても達成される。
本発明による5一(の−アミノアシル)一3ーカルボア
ルコキシアミノー10・11ージヒドロー班‐ジベンゾ
‐〔b・f〕−ァゼピン及びその塩の製造法は3ーアミ
ノー10・11−ジヒドロー弧‐ジベンゾ−〔b・f〕
−ァゼピンを一般式(式中RIは1〜3個の炭素原子を
含む直鎖又は分枝鎖のアルキル基である)のアルキルク
ロロホルメートと有機溶剤媒体中で反応させ、得られる
3−(カルボアルコキシアミ/)‐10・11‐ジヒド
ロ‐母−ジベンゾ‐〔b・f〕ーアゼピンを一般式CI
C○(CH2)や1(式中nは1〜3である)ののーク
ロロカルポン酸のクロロ無水物と有機溶剤中で反応させ
、得られる10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔
b・f〕ーアゼピンを一般式(式中R2 及びR3は1〜3個の炭素原子をもち同一又は異なる低
級アルキル基であるか、R2及び3 は窒素と共にピベ
リジン、モルホリン、Nーアルキル基中に1〜3個の炭
素原子をもつN−アルキルピベラジン、N−(8ーヒド
ロキシエチル)ーピベラジン、N−1・4−ジアゾビシ
クロー〔4・m・○〕−ノナンーデカン、又はーウンデ
カンのような環状アミソの残基を形成している)の第2
級アミンと有機溶剤媒体中で反応させ、続いて所望の生
成物を単離することからなる。
3ーアミノー10・11ージヒドロー9日ージベンゾー
〔b・f〕ーアゼピンのアルキルクロロホルメートとの
反応は−5〜十1軍○の温度で行われることが望ましい
有機溶剤として適正な溶剤はどれでも使用されうるが、
塩化水素酸受容体の存在下にエタノール又はアセトンを
使用することが好適である。得られる3−(力ルボアル
コキシアミノ)−10・11ージヒドロー9日ージベン
ゾ−〔b・f〕−アゼピンは好適には山一クロロカルボ
ン酸のクロロ鮫水物で有機溶剤の沸点で処理されるべき
である。
その有機溶剤として好適にはベンゼン及びトルェンを使
用すべきである。得られる5一(の−クロロアシル)−
3−力ルボアルコキシアミノ−10・11ージヒドo−
9日ージベンゾ−〔b .f〕−アゼピンは好適には第
2級アミンと有機溶剤の沸点で反応させられるべきであ
る。有機溶剤としてベンゼン、トルェン、アセトンの使
用が好適である。この工程は次のスキームの従って進行
する。
出発化合物、即ち3−アミノー10・11ージヒドロ−
9H−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼピンをアルキルクロ
ロホルメートと反応させる。この反応は室温或は室温に
近い温度でさえも極めて速かに進行し、高い収率を与え
る。発生する塩化水素酸はピリジン、トリェチルアミン
、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム等のようなHCI−
受容体の添加によって結合される。過剰の3−アミノー
10・11ージヒドロ−9日ージベンゾ−〔b・f〕−
アゼビンを使用してHCIを過剰量のこのアミンと結合
させることも可能である。この反応をもっとよく制御す
るためにその反応をベンゼン、トルェン、クロロホルム
等のような溶剤中で−5〜十lyoの範囲の温度で行う
ことが望ましい。アセトン又はエタノールを用い、アル
キルクロロホルメートをこの反応混合物へ連続的又は一
部ずつ添加することが好適である。得られる3−カルボ
アルコキシアミノー10・11−ジヒドロー9日ージベ
ンゾ−〔b・f〕ーアゼピンは例えばエタノール又は水
性エタノールからの再結晶化によって容易に精製されう
る。このように製造された3ーカルボアルコキシアミノ
ー10・11−ジヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・f〕
ーアゼピンはの−クロロカルボン酸のクロロ無水物で処
理される。
この反応は好適にはベンゼン、トルェン、クロロホルム
や四塩化炭素のような同じ溶剤中でそれらの溶剤の沸点
で行われるべきである。
これによって高収率の5−(のークロロアシル)−3−
カルボアルコキシアミノー10・11−ジヒドロー9H
−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼビンが得られる。所望に
よっては、例えばエタノール、イソプロパノール、酢酸
エチル又はアセトンからの再結晶化によって精製されう
るし、又、何等の追加的精製を行うことなく次の工程へ
送られることも可能である。こうして得られた5−(の
ークロロアシル)一3−力ルボアルコキシアミノー10
・11−ジヒドロ‐班−ジベンゾ‐〔b・f〕‐ァゼピ
ンを上記の一般式をもつ第2級アミンと反応させる。
この反応は好適にはベンゼン、トルェン、アセトン・エ
タノール、イソプロパノール又はプロバノ−ルのような
前と同じ溶剤中で、その溶剤の沸点又はそれより僅かに
低い温度で行われるべきである。この反応で発生する塩
化水素酸はピリジン、トリェチルアミン、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム又は過剰のこの反応に用いられる第2
級アミンのようなHCI受容体の添加によって結合され
うる。5−(のーアミノアシル)一3−力ルポアルコキ
シアミノ一10・11−ジヒドロー9H−ジベンゾ−〔
b・f〕−アゼピンは適正な有機溶剤中で無機酸又は有
機酸との反応によって対応する塩に転化されうる。
これらの塩は良く結晶化し、所望の化合物の精製に使用
されうる。本発明をもっとよく理解されるように、本発
明の化合物の製造を例示する若干の特定例を以下に示す
。例1 50の‘のエタノール中に12.6夕(0.06モル)
の3ーアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ
ー〔b・f〕ーアゼピンを溶解した溶液に5〜700に
おいて徐々に8.68夕(0.08モル)のエチルクロ
ロホルメートを添加する(この添加は2回に分けて行わ
れる)。
第2回分のエチルクロロホルメートの添加と同時に5の
‘の水に4.24夕(0.04モル)の炭酸ナトリウム
を溶解した溶液を添加する。そこでその反応塊を同じ温
度で1時間蝿拝し、30叫の水を添加し、更に3ぴ分間
燈拝する。残造を炉別し、水で洗い、乾燥すると15夕
(88.5%)の3−力ルボアルコキシアミノ一10・
11−ジヒドロ−班‐ジベンゾ‐〔b・f〕−ァゼピン
、融点119〜121℃(水性ィソプロパノールより再
結晶化したもの)が得られる。Rf o.90ぐシルホ
ル(Silubl)”、クロロホルムーメタノール、9
:・)。
実測値、%:C、72.03;日、6.38;N・9.
84C,7日,8N202としての計算値、%:C、7
2.31:日、6.42:N、9.925.6夕(0.
02モル)のこの得られた3−カルボエトキシアミノ一
10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・f〕−
アゼピンを、30の【のトルエン中で34夕(0.03
モル)のクロルアセチルクロリZドと混合し、この混合
物を4時間還流加熱する。
溶剤及び過剰のクロルアセチルクロリドを留去し、残留
物をィソプロバ/−ルから結晶化する。6.0夕(83
6%)の5一(クロロアセチル)−3−力ルボエトキシ
アミノ−10・11ージヒドローZ胡‐ジベンゾ−〔b
・f〕‐ァゼピン、融点169〜170℃が得られる。
実測値、%:CI、9.72:N、7.72C,虹,9
CIN202としての計算値、%:CI、9.79:N
、7.班30の‘のベンゼン中の5.74夕(0.01
6モル)の5一(Q−クロロアセチル)−3ーカルボエ
トキシアミノー10・11−ジヒドロー9日ージベソゾ
ー〔b・f〕ーァゼビンを加えた混合物を室温で4時間
燈拝し、次に2時間還流加熱する。
溶剤を蒸留し、残留物をトルェンに溶解し、塩化水素の
エタノール溶液で処理すると、4.95夕(75%)の
5一(Q−ジメチルアミノアセチル)−3−力ルポエト
キシアミ/一10・11ージヒドロー9日ージベンゾ−
〔b・f〕ーアゼピン、融点雄0〜224つ0(分解;
アセトンより再結晶化したもの)が得られる。実測値、
%:C、60.21、日、673:CI、8.40:比
○、2.77。
C2,日26CIN303としての 計算値、%:C、61.雌:日、6.斑;CI、8.5
8:舷0、2.17。
例2 この方法は例1に記載されたものと同じ方法で行われる
100のとのエタノール中の25.2夕(0.12モル
)の3‐ァミノ‐10・11‐ジヒドロ一郎‐ジベンゾ
−〔b・f〕ーアゼビン、13.2夕(0.14モル)
のメチルクロロホルメート、8.48夕(0.08モル
)の炭酸ナトリウムから24.0夕(74.5%)の3
ーカルボエトキシアミノー10・11−ジヒドロー班ー
ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピン、融点165〜166
℃(水性エタノールより再結晶化したもの)が得られる
Rf=0.45ぐシルホ′ゾ、クロロホルムーメタノー
ル、9:・)。
実測値、%;CI、9.71;N、8.05C,山,9
CIN203としての計算値、%:CI、9.概;N、
7.80。
100泌のトルェン中の7.2夕(0.02モル)の5
−(8ークロロプロピオナル)一3−カルボメトキシア
ミノ−10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・
f〕−アゼピン、42(0.046モル)のモルホリン
混合物を4時間還流加熱する。
この反応塊を3ぴ0に冷却し、沈殿したモルホリン塩酸
塩を炉別する。冷却後、炉液から6.6夕(80%)の
5−(8ーモルホリノプロピオニル)−3ーカルボメト
キシアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−
〔b・f〕−アゼピン、融点179〜18ro(トルェ
ンより再結晶化したもの)が沈殿する。実測値、%:C
、67.88:日、6.36:N、9.98C23日2
7N304としての計算値、%:C、67.46;日、
6.64;N、10.26得られる塩基をトルェン中に
溶解し、塩化水素のエタノール溶液処理によって5−(
8ーモルホリノプロピオニル)一3−カルボメトキシア
ミノ一10・11ージヒドローOH−ジベンゾ−〔b
.f〕−アゼピン塩酸塩、融点217〜松oqC(分解
;エタノールより再結晶化したもの)が単離される。
実測値、%:C、61.61;日、6.53;CI、7
.74C23日28CIN304としての計算値、%:
C、61.94;日、6.32;CI、7.9ふ例3例
1に記載の条件と同じ条件下で、100Mのエタノール
中の25.2夕(0.12モル)の3ーアミノ−10・
11ージヒドロー9日ージベンゾー〔b・f〕ーアゼピ
ン、17.1夕(0.14モル)のイソプロピルクロロ
ホルメート、848夕(0.08モル)の炭酸ナトリウ
ムから28.05夕(78.8%)の3−カルボイソプ
ロポキシアミノー10・11−ジヒドロー9H−ジベン
ゾー〔b・f〕ーアゼピン、融点142〜143℃が得
られる。
実測値、%:C、72.08;日、6.7ふC,6日2
ぶ202としての計算値、%:C、72.班:日、68
0。
例1に記載の方法と同様にして59.3夕(0.2モル
)の3ーカルボイソプロポキシアミノ−10・11ージ
ヒドロ−9H−ジベンゾ−〔b・f〕ーアゼピン、30
.5夕(0.24モル)の8ークロロプロピオニルクロ
リドから47.5夕(61.4%)の5−(3ークロロ
プロピオナル)一3−カルポイソプロポキシアミノー1
0・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・f〕−ア
ゼピン、融点139〜141℃(酢酸エチルより再結晶
化したもの)が得られる。
実測値%:C、65.02:日、5.86:CI、87
もC2,日23CIN203としての計算値、%:C、
6519;日、5.99:CI、9.10100の‘の
トルエン中の11.6夕(0.03モル)の5一(Bー
クロロプロピオニル)一3ーカルポイソプロポキシアミ
ノ−10・11ージヒドローQH−ジベンゾー〔b・f
〕−アゼピン、5.9夕(0.0斑モル)のモルホリン
から上述の例2に記載の条件と同様な条件下で10.7
5夕(75.7%)の5−(8−モルホリ/プロピオニ
ル)一3ーカルボイソプロポキシアミノー10・11ー
ジヒドロー9日ージベンゾー〔b・f〕ーアゼピン塩酸
塩、融点219〜221℃(エタノールより再結晶化し
たもの)が得られる。
実測値、%:C、63.00;日、6.93;CI、7
.93;N、8.7公C25日32CIN304として
の 計算値、%:C、磯.34:日、6.80;CI、7.
48;N、8.8&例4 上記の例と同様に3−カルポェトキシアミノ−10・1
1ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピン
を製造する。
56.5夕(0.2モル)の3ーカルボエトキシアミノ
ー10・11−ジヒドローOH−ジベンゾ−〔b.f〕
ーアゼピン、28.0夕(0.22モル)の8ークロロ
ブロピオニルクロリドから、水性イソプロパ/ールから
の結晶化後に53.0夕の5一(3−クロロプロピオニ
ル)一3−カルボエトキシアミノ−10・11−ジヒド
o−9日ージベンゾー〔b・f〕−アゼピン、融点13
4〜135℃得られる。
実測値、%:CI、9.21:N、7.7んC2山2,
CIN203としての計算値、%:CI、9.51;N
、7.51。
ベンゼン中の14.9夕(0.04モル)の5一(3ー
クロロプロビオナル)一3ーカルポエトキシアミノー1
0・11−ジヒドロ−9日ージベンゾー〔b・f〕ーア
ゼピン、5.42(0.12モル)のジメチルアミンか
ら11夕(72.1%)の5−(3ージメチルアミノプ
ロピオニル)一3−カルボエトキシアミノ一10・11
ージヒドロー9日ージベンゾ−〔b・f〕ーアゼピン、
繭虫点103〜I04℃が得られる。実測値、%:C、
69.07:日、7.00:N、11.11。C22日
27N303としての計算値、%:C、69.26:日
、7.13;N、11.01。
この化合物の塩酸塩を例1に記載の方法と同様に製造す
る:融点、1950(分解、ィソプロパノールより再結
晶化したもの)。実測値、%:C、61.86:日、6
.78;CI、8.20:N、9.82:日20、2.
0ふC22日28CIN3Q・1′班20としての計算
値、%:C、61.磯:日、6.84:CI、8.30
:N、9.&;日20、2.10。
例5 3ーカルボエトキシアミノー10・11ージヒドロー田
−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピンを上述の例1に記載
の方法と同様に製造する。
5.6夕(0.02モル)の3ーカルボエトキシアミン
ー10・11−ジヒドロー9H−ジベンゾー〔b・f〕
ーアゼピン、4.23夕(0.03モル)ののークロロ
カルボン酸のクロロ無水物から6.2夕(80%)の5
−(yークロロブチリル)−3−力ルボエトキシアミノ
ー10・11−ジヒドロー9日ージベンゾー〔b・f〕
ーアゼピン、融点155〜156qo(ィソプロパノー
ル再結晶化したもの)が得られる。
Rfo.61ぐシルホ′ゾ、クロロホルムーメタノール
、9:・)。実測値、%:C、6510:日、6.13
;CI、8.8んC2,日23N203CIとしての計
算値、%:C、65.19:日、5.96:CI、9.
20。
50Mのトルェン中の7.72夕(0.02モル)の5
一(yークロロブチリル)一3ーカルボヱトキシアミノ
ー10・11ージヒドロ−9日ージベンゾー〔b・f〕
ーアゼピン、375夕(0.043モル)のモルホリン
から例2に記載された条件と同じ条件下で49(40.
7%)の塩酸塩、融点1巡〜150℃(分解、アセトン
から再結晶化したもの)が得られる。
実測値、%:C、60.鼠:日、7.06:N、874
;日20、2.7ふC25日32CIN304・日20
としての計算値、%:C、61.02;日、6.96:
N、8.54:比○、3.6ふ例6 例4に記載のような操作に従って、5−(8ークロロピ
ロピオニル)一3ーカルボヱトキシアミノー10・11
ージヒドロー9日ージベンゾー〔b.f〕ーアゼピンが
得られる。
4物上のトルエン中の4.1夕(0.011モル)の5
−(8−クロロプロピオニル)−3−カルボエトキシア
ミノ−10・11ージヒドロー9H−ジベンゾー〔b・
f〕−アゼピン、2.2夕(0.025モル)のモルホ
リンの混合物を4時間還流加熱する。
反応塊を30℃に冷却し、沈殿するモルホリン塩酸塩を
炉別する:冷却後炉液から3.53夕(76%)の5−
(8ーモルホリノプロピオニル)一3ーカルポエトキシ
アミノー10・11ージヒドロ−SHージベンゾー〔b
・f〕ーアゼピン、融点128〜130℃が沈殿する。
Rfo.16(‘1シルホ′ソ、クロロホルム・酢酸エ
チル、9:1)。実測値、%:C、聡.05;日、6.
8んC24日2ぶ304としての 計算値、%:C、聡.06:日、6.90。
この化合物の塩酸塩は例2に記載のようにして得られる
。生成物の耳融部ま2雌〜21ぴ0(ィソプロパノール
から再結晶化したもの)である。実測値、%:C、32
.93;日、676:N、91ふC24日3oCIN3
04としての計算値、%:C、62.66;日、657
;N、91ん例75−(3ークロロプロピオニル)一3
−力ルポエトキシアミノー10・11ージヒドロ−9日
ージベンゾー〔b・f〕−アゼピンを上述の例4に記載
の操作と同様にして製造する。
200の‘のアセトン中の18M夕(0.05モル)の
5−(B−クロロブロピオナル)‐3−カルボエトキシ
アミノ−10・11−ジヒドロ−9H−ジベンゾー〔b
・f〕ーアゼピン、9.4夕(0.11モル)のピベリ
ジンから17夕(80.7%)の5一(3ービベリジノ
プロピオニル)一3ーカルポエトキシアミノー10・1
1ージヒドロー9日ージベンゾ−〔b・f〕−アゼピン
、融点139〜14ぴ○(水性エタノールから)が得ら
れる。
実測値、%:C、70.96:日、7.4QC2虹3,
N303としての計算値、%:C、71.23:日、7
.4&この化合物の塩酸塩を例2に記鋼の方法と同様に
製造する。
生成物の融点は1班〜200℃(アセトンから再結晶化
したもの)である。実測値、%:C、65.58:日、
7.00:CI、7.72:N、8.87。
C2は32CIN303としての 計算値、%:C、6556:日、7.04;CI、7.
74;N、9.18例8 5−(8−クロロプロピオニル)−3ーカルポエトキシ
アミノー10・11−ジヒドロ−9H−ジベンゾー〔b
・f〕ーアゼピンを例4のように製造する。
100舷‘のトルェン中の9.3夕(0.025モル)
の5−(3−クロロプロピオニル)−3ーカルボエトキ
シアミノー10・11−ジヒドロ−9日ージベンゾー〔
b・f〕ーアゼピン、63夕(0.05モル)の1・4
−ジアゾビシクロー〔4・m・0〕ーノナンから、(溶
剤留去後に)7.75夕(67%)の5−{8−〔1・
4ージアゾビシクロー(4・m・○)ーノナニル−4〕
ープロピオナル}一3ーカルボヱトキシアミノー10・
11ージヒドロー9H−ジベンゾー〔b・f〕−アゼピ
ン、鷲&点146〜148℃(水性アセトンから再結晶
化したもの)が得られる。
実測値、%:C、70.29;日、7.鼠;N、11.
27。
C27日34N403としての計算値、%:C、70.
12:日、7.斑:N、12.1公この化合物の塩酸塩
を例2に記載の方法と同機に製造する:生成物の融点は
180〜185℃(分解)である。
実測値、%:C、55.85:日、7.52:CI、1
1.難;N、9.68:日20、8.27。
C27日36CI2N403・2.0日20としての計
算値、%:C、5585:日、7.12:CI、12.
23:N、9.65:日20、7.7i例9 5−(8−クロロプロピオニル)−3ーカルポエトキシ
アミノー10・11ージヒドロー9日ージべンゾー〔b
・f〕−アゼピンを例4に記載の方法と同様に製造する
100のZのトルエン中の9.3夕(0.025モル)
の5一(8−クロロプロピオニル)一3ーカルボヱトキ
シアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾー〔
b・f〕ーアゼピン、6.5夕(0.05モル)の8ー
ヒドロキシェチルピベラジンから例2の条件と同じ条件
下で8夕(60%)の5−{8‐〔N‐(2−ヒドロキ
シエチルピベラジニル)〕プロピオニル}−3−力ルボ
エトキシアミノー10・11−ジヒドロ−9H−ジベン
ゾー〔b・f〕ーアゼピン・二塩酸塩が得られる:10
び0の温度で真空乾燥後、その生成物の融点‘ま185
〜1870(ェタノ−ルから再結晶化したもの)である
実測値、%:C、57.05:日、6.80C2虹36
CIぶ404としての計算値、%:C、57.87:日
、07Z例10 5−(Qークロロアセチル)一3−力ルボエトキシアミ
ノ−10・11−ジヒドロ−OHージベンゾ−〔b・f
〕−アゼピンを例1のように製造する。
7.2夕(0.02モル)の5一(Q−クロロアセチル
)一3ーカルボエトキシアミ/−10・11−ジヒドロ
ー9H−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼピン、3.8夕(
0.044モル)のモルホリンから7夕(71.4%)
の5一(Q−モルホリノアセチル)−3ーカルボエトキ
シアミノー10・11−ジヒドロー9H−ジベンゾ‐〔
b・f〕‐ァゼピン、融点174〜175℃(酢酸エチ
ルから)を得る。
実測値、%:C、67.11;日、6.6公C23日2
7N304としての計算値、%:C、67.46:日、
66も例2に記載のように塩酸塩を得る:この生成物の
融点は205℃(ィソプロバノールから再結晶化したも
の)である。
実測値、%:C、62.35:日、6.32;CI、7
.83三N、9.1&C23日28CIN304として
の 計算値、%:C、61.94:日、6.32:CI7.
95:N、9.4&例11 5−(8ークロロプロピオニル)一3ーカルボエトキシ
アミノー10・11ージヒドロー9日ージべンゾ−〔b
・f〕ーアゼピンを例2の操作と同様にして製造する。
100の‘のトルヱン中の7.29(0.02モル)の
5一(B−クロロプロピオニル)−3ーカルボメトキシ
アミノー10・11ージヒドロ−9H−ジベンゾ−〔b
・f〕−アゼピン、3.8夕(0.045モル)のピベ
リジンから6.8夕(総,5%)の5一(8ーピベリジ
ンプロピオニル)一3−カルポメトキシアミノ一10・
11ージヒドロー9H−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼピ
ン、融点176〜178℃(トルェンから再結晶化した
もの)が得られる。実測値、%:C、70.96:日、
7.36:N、10.2もC24日2ぶ303としての
計算値、%:C、70.73;日、7.17:N、10
.31。
この化合物の塩酸塩を上述の例2に記載の方法と同様に
製造する;この生成物は沸点215〜2170(エタノ
ールから再結晶化したもの)を持つ。実測値、%:C、
65.25;日、6.97;CI、7.70:N、9.
4んC24日3oCIN303としての 計算値、%:C、64.92;日、6.81:CI、7
.98:N、9.40例12 5一(8ークロロプロピオニル)−3ーカルボメトキシ
アミノー10・11−ジヒドロー98−ジベンゾ−〔b
・f〕−アゼピンを例2のように製造する。
7.2夕(0.02モル)の6−(8ークロロプロピオ
ニル)−3−力ルボメトキシアミ/一10・11ージヒ
ドo−9日ージベンゾー〔b・f〕−アゼピン、3.3
夕(0.045モル)のジエチルアミンから7夕(概.
5%)の5一(8−ジエチルアミノブロピオニル)一3
ーカルボメトキシアミノー10・11ージヒドロー9日
ージベンゾー〔b・f〕−アゼピン、融点119〜12
1℃(酢酸エチルから再結晶化したもの)が得られる。
実測値、%:C、69.70;日、7.11:N、10
.20C23日2汎303としての計算値、%:C、6
9.私;日、7.39:N、10.6&この化合物の塩
酸塩は例2に記載の方法と同様にして得られる;その生
成物は162〜166℃(分解、エタノールから再結晶
化したもの)の融点を持つ。
実測値、%:C、6350:日、7.05:CI、7.
97:N、9.70。
C23日3oCIN303としての 計算値、%:C、63.95:日、7.00:CI、8
.20;N、9.7&例13 5一(8ークロロプロピオニル)−3ーカルポメトキシ
アミノー10・11ージヒド0−9H−ジベンゾ−〔b
・f〕−アゼピンを上述の例2のように製造する。
ベンゼン中の8.97夕(0.025モル)の5−(8
−クロロプロピオニル)−3−力ルボキシアミ/一10
・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼ
ピン及び過剰量のジメチルアミンから6.8夕(74%
)の5一(3−ジメチルアミノプロピオナル)一3ーカ
ルボメトキシアミノー10・11ージヒドロー9日ージ
ベンゾ−〔b・f〕−アゼピン、葛&点137〜1粉℃
が得られる。
実測値、%:C、聡.班;日、6.84:N、11.6
1。
C2,日26N303としての計算値、%:C、68.
64;日、6.85;N、11.4んこの化合物の塩酸
塩の例2の操作と同様にして製造する:生成物の融点は
1蛾〜20100(分解、メタノール−酢酸エチルの1
:4の混合物から再結晶化したもの)である。
実測値、%:C、60.桝:日、6.縄;CI、8.6
2:N、10.07;日20、1。
9公 C2,日26CIN3Q・1/2日20としての計算値
、%:C、61.08:日、6.58:CI、8.藤;
N、10.7:日20、2.1&例14 5一(8−クロロプロピオニル)一3−カルボメトキシ
アミノ一10・11ージヒドロー9日ージベンゾー〔b
・f〕ーアゼピンを例2のように製造する。
100の‘のトルェン中で7.2夕(0.02モル)の
5−(8−クロロプロピオニル)−3−力ルボメトキシ
アミノー10・11ージヒドo−SHージベンゾー〔b
・f〕ーアゼピン、5夕(0.吸モル)の1・4ージア
ゾビシクロ−〔4・m・0〕ーノナンから例2の条件と
同じ条件下で82夕(77.3%)の5一{8−〔1・
4−ジアゾビシクロー〔4・m・0〕ーノナニル−4〕
−プロピオニル}−3−力ルボメトキシアミノー10・
11−ジヒドロー母‐ジベンゾ‐〔b・f〕−ァゼピン
・二塩酸塩、融点1職〜20〆0(分解、ィソプロパノ
ールから再結晶化したのも)が得られる。
実測値、%:C、5844;日、6.69:CI、13
.55:N、10.47;日20、2.5&C2虹34
CI2N403・1′2LOとしての計算値、%:C、
斑.磯;日、6.65;CI、13.36;N、10.
561:日20、1.63例15 5一(8−クロロプロピオニル)一3ーカルポイソブロ
ポキシアミノー10・11ージヒドロー9日ージベンゾ
−〔b・f〕−アゼピンを例3と同様な方法で製造する
100ののトルェン中で11.6夕(0.03モル)の
5一(8−クロロプロピオニル)一3ーカルボイソプロ
ポキシアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ
−〔b・f〕ーアゼピン、5.78夕(0.068モル
)のピベリジンから例2に記載の条件下で10.6夕(
75%)の5−(8ーピベリジノプロピオニル)一3ー
カルボイソプロポキシアミノ−10・11ージヒドロ−
QH−ジベンゾー〔b・f〕−アゼピン塩酸塩、融点1
98〜20ぴ0(ァセトンから再結晶化したもの)が製
造される。
実測値、%:C、66.18:日、7.21:CI、7
.34:N、8.9&C26日34CIN303として
の 計算値、%:C、66.15:日、7.26:CI、7
.52;N、8.90。
例16 5−(8ークロロプロピオニル)一3ーカルボイソプロ
ポキシアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ
−〔b・f〕ーアゼピンを例3に記載の操作と同様にし
て製造する。
100の【のトルエン中で11.6夕(0.03モル)
の5−(8ークロロプロピオニル)一3ーカルボイソプ
ロポキシアミノ−10・11−ジヒドロー9日ージベン
ゾー〔b・f〕ーアゼピソ、4.9夕(0.067モル
)のジェチルアミンから、例2に記載の条件と同様な条
件下で9.5夕(69%)の5一(8−ジェチルアミノ
プロピオニル)一3ーカルボイソプロポキシアミノー1
0・11−ジヒドロ−9日ージベンゾ−〔b・f〕ーア
ゼピン塩酸塩、融点161〜163℃(アセトンから再
結晶化したもの)が製造される。
実測値、%:C、65.50:日、7.44:CI、7
.74C25日34CIN303としての計算値、%:
C、65.27;日、7.44:CI、7.70。
例175一(8ークロロプロピオニル)−3−カルボイ
ソプロポキシアミノー10・11ージヒドロ−9H−ジ
ベンゾ−〔b・f〕−アゼピンを例3と同機に製造する
ベンゼン中で27.1夕(0.07モル)の5−(8ー
クロロプロピオニル)−3−カルポイソプロポキシアミ
/一10・11ージヒドロー9日ージベンゾ−〔b・f
〕−アゼピン及び過剰のジメチルアミンから例1に記載
の条件と同じ条件下で25夕(81%)の5−(8ージ
メチルアミノプロピオニル)一3−カルボイソプロポキ
シアミノー10・11ージヒドロー9H−ジベンゾ−〔
b・f〕−アゼピン塩酸塩、融点、148〜15100
(分解、メチルエチルケトンから再結晶化したもの)が
製造される。
実測値、%:C、62.51:日、7.19:CI、7
.85:比○、2.2もC23日3よIN303・1/
2日20としての計算値、%:C、62.M:日、7.
08:CI、804:比○、2.0ん例18 5一(8ークロロプロピオニル)−3ーカルボイソプロ
ポキシアミノ−10・11−ジヒドロ−9H−ジベンゾ
−〔b・f〕−アゼピンを例3に記載の方法と同様にし
て製造する。
loo机上のトルェン中で11.6夕(0.03モル)
の5一(Bークロロプロピオニル)−3−力ルポイソプ
ロポキシアミノー10・11−ジヒドローOH−ジベン
ゾ−〔b・f〕ーアゼピン、85夕(0.065モル)
のN−(8−ヒドロキシエチル)−ピベラジンから例2
の条件と同様の条件下で12.5夕(73%)の5−(
3一N−〔2ーヒドロキシエチルピべラジニルー1〕プ
ロピオニル)−3−カルボイソプロボキシアミノ−10
・11−ジヒドロ−OH−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼ
ピン、融点180〜184℃(分解、イソプロパ/−ル
から再結晶化したもの)が製造される。
実測値、%:C、56.99:日、7.26;CI、1
2.13;N、9.67;日20、3.50。
C27日36CI2N404・QOとしての計算値、%
:C、5673:日、7.05:CI、12.40:N
、9.80:日20、3.1も例19 5−(8ークロロプロピオニル)−3−カルボエトキシ
アミノ一10・11ージヒドロ−QHージベンゾー〔b
・f〕−アゼピンを上述の例4に記載の方法と同様に製
造する。
9.3夕(0.025モル)の5一(8ークロロプロピ
オニル)一3ーカルボエトキシアミノー10・11−ジ
ヒドローOH−ジベンゾー〔b・f〕ーアゼピン、3.
6夕(0.05モル)のジエチルアミンから、例2に記
載したと同様の条件下で8.5夕(76.2%)の5−
(8ージエチルアミノプロピオニル)一3ーカルボエト
キシアミノー10・11ージヒドロー田ージベンゾ−〔
b・f〕−ァゼピン塩酸塩、融点164〜1680(ア
セトンから再結晶化したもの)が製造される。
実測値、%:C、34.86:日、7.41;CI、8
.09。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜3であり、R^1は炭素原子数1〜3
    個の直鎖又は分枝鎖のアルキル基であり、R^2及びR
    ^3は同一又は異なるもので、それぞれ炭素原子数1〜
    3個の低級アルキル基であるか、R^2及びR^3は窒
    素と共に、ピペリジン、モルホリン、N−アルキルピペ
    ラジン(但し、N−アルキル基の炭素原子数は1〜3個
    である)、N−(β−ヒドロキシエチル)−ピペラジン
    またはN−1・4−ジアゾビシクロ−〔4・m・O〕−
    ノナン、−デカンまたは−ウンデカンのような環状アミ
    ンの残基を形成している)の5−(ω−アミノアシル)
    −3−カルボアルコキシアミノ−10・11−ジヒドロ
    −5H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピン、及び無機酸
    及び有機酸との塩。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜3であり、R^1は炭素原子数1〜3
    個の直鎖又は分枝鎖のアルキル基であり、R^2及びR
    ^3は同一又は異なるもので、それぞれ炭素原子数1〜
    3個の低級アルキル基であるか、R^2及びR^3は窒
    素と共に、ピペリジン、モルホリン、N−アルキルピペ
    ラジン(但し、N−アルキル基の炭素原子数は1〜3個
    である)、N−(β−ヒドロキシエチル)−ピペラジン
    またはN−1・4−ジアゾビシクロ−〔4・m・O〕−
    ノナン、−デカンまたは−ウンデカンのような環状アミ
    ンの残基を形成している)の5−(ω−アミノアシル)
    −3−カルボアルコキシアミノ−10・11−ジヒドロ
    −5H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピン及びその塩の
    製造方法であつて、3−アミノ−10・11−ジヒドロ
    −5H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピンと一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼ (式 中、R^1は上記の通りである)のアルキルクロロホル
    メートとを有機溶剤中で反応させ、得られる3−カルボ
    アルコキシアミノ−10・11−ジヒドロ−5H−ジベ
    ンゾ−〔b・f〕−アゼピンを一般式ClCO(CH_
    2)_nCl(式中、nは上記の通りである)のω−ク
    ロロカルボン酸のクロロ無水物で有機溶剤中で処理し、
    得られる5−(ω−クロロアシル)−3−カルボアルコ
    キシアミノ−10・11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ−
    〔b・f〕−アゼピンを一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼ (式中、R^2及びR^3は上 記の通りである)と有機溶剤中で反応させ、続いて、所
    望の生成物を単離することを特徴とする製造方法。 3 3−アミノ−10・11−ジヒドロ−5H−ジベン
    ゾ−〔b・f〕−アゼピンとアルキルクロロホルメート
    との反応を−5〜+15℃の範囲内の温度で実施する、
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4 その有機溶剤として、塩化水素受容体の存在下にエ
    タノール、アセトンを使用する、特許請求の範囲第2項
    又は第3項に記載の方法。 5 その得られる3−カルボアルコキシアミノ−10・
    11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ−〔b・f〕−アゼピ
    ンをその有機溶剤の沸点においてω−クロロカルボン酸
    のクロロ無水物で処理する、特許請求の範囲第2項に記
    載の方法。 6 その有機溶剤としてベンゼン及びトルエンを使用す
    る特許請求の範囲第2又は5項に記載の方法。 7 その得られる5−(ω−クロロアシル)−3−カル
    ボアルコキシアミノ−10・11−ジヒドロ−5H−ジ
    ベンゾ−〔b・f〕−アゼピンをその有機溶剤の沸点で
    第2級アミンと反応させる、特許請求の範囲第2項に記
    載の方法。 8 その有機溶剤としてベンゼン、トルエン、アセトン
    、エタノール、イソプロパノール、プロパノールを使用
    する、特許請求の範囲第2又は7項に記載の方法。
JP55155753A 1979-11-05 1980-11-05 5−(ω−アミノアシル)−3−カルボアルコキシアミノ−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ−〔b,f〕−アゼピン、その塩及びそれらの製造方法 Expired JPS6017789B2 (ja)

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