JPS60177807A - ドリル - Google Patents
ドリルInfo
- Publication number
- JPS60177807A JPS60177807A JP3065884A JP3065884A JPS60177807A JP S60177807 A JPS60177807 A JP S60177807A JP 3065884 A JP3065884 A JP 3065884A JP 3065884 A JP3065884 A JP 3065884A JP S60177807 A JPS60177807 A JP S60177807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- groove
- drill
- chip
- rigidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/02—Twist drills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/18—Configuration of the drill point
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はシャンクの剛性を向上させたドリルに関１゛
るものである。
るものである。
従来のドリルはシャンクに切屑排出用のねじれ溝が形成
されており、この溝がシャンクの横断面積を大きく減少
させるためにシャンクのねじり剛性および曲げ剛性が小
さくなり、とのため小径の穴加工用のドリルでは充分な
切削性能が発揮されず、とくに小径の深穴加工は非常に
困難であった。
されており、この溝がシャンクの横断面積を大きく減少
させるためにシャンクのねじり剛性および曲げ剛性が小
さくなり、とのため小径の穴加工用のドリルでは充分な
切削性能が発揮されず、とくに小径の深穴加工は非常に
困難であった。
なお、従来は切屑排出溝はその溝深さを深く、従って溝
の横１１ｉｆｆｌ積を大ぎくするほど切屑の排出抵抗が
小さくなり、排出がスムーズになるために切削性を向上
させる上で好ましいと考えられており、シャンクの剛性
の向上による切削性の向上と切屑排出性とは両立さヒ−
ることができないと考えられていた。
の横１１ｉｆｆｌ積を大ぎくするほど切屑の排出抵抗が
小さくなり、排出がスムーズになるために切削性を向上
させる上で好ましいと考えられており、シャンクの剛性
の向上による切削性の向上と切屑排出性とは両立さヒ−
ることができないと考えられていた。
この発明は、このような従来の課題の解決のためになさ
れたものであり、ドリルの剛性を向上させて小径の深穴
加工も容易に行うことができるドリルを提供するもので
ある。
れたものであり、ドリルの剛性を向上させて小径の深穴
加工も容易に行うことができるドリルを提供するもので
ある。
すなわら、この発明は、ドリルの底面視において、一対
の切刃はその始端部が回転中心付近にあって互いにほぼ
点対称に配置され、各切刃は回転方向に対して凸なる曲
線をなし、各切刃に対応づ′る切屑排出溝はシャンクに
螺旋状に形成され、シャンクの横断面における切屑排出
溝の形状は溝の最深部から両側にほぼ直線に聞き、かつ
溝の開き角が８０〜１６００の範囲に設定され、芯厚が
シャンクの直径の０．４〜０．７倍に設定されているも
のである。
の切刃はその始端部が回転中心付近にあって互いにほぼ
点対称に配置され、各切刃は回転方向に対して凸なる曲
線をなし、各切刃に対応づ′る切屑排出溝はシャンクに
螺旋状に形成され、シャンクの横断面における切屑排出
溝の形状は溝の最深部から両側にほぼ直線に聞き、かつ
溝の開き角が８０〜１６００の範囲に設定され、芯厚が
シャンクの直径の０．４〜０．７倍に設定されているも
のである。
以下、この発明の実施例を図面によって説明する。第１
〜３図において、１はドリルのシャンク、２はチップで
あり、チップ２はシャンク１の頭部にそれぞれろう付は
等の手段ににって取付けられている。デツプ２にはそれ
ぞれ切刃３が形成され、この切刃３は底面視において、
回転方向に凸なる曲線をなし、中心部では一定の大きな
曲率となり、それより外周はほぼ直線になっている。切
刃３は外周から中心に近イ」りほと曲率が大きくなるよ
うな渦巻き状の曲線としてもよい。またシャンク１の頭
部は円錐状に形成され、その頂点となる中心点４を始点
として各切刃３が互いに点対称に形成されている。この
中心点４は製作誤着程度の偏心があってもよく、また点
対称も厳密な意味ではなく、実質上点対称であればよい
。さらに中心点で両切刃が不連続であってもよい。この
ような切刃形状を採用すると、とくに中心部での切削性
が良好なために、被削材から受ける回転抵抗も小さくな
り、小径のドリルにおいては有利である。なお、切刃３
に作用する力をうけるためのランド部５には、切削時の
冷却用油の供給口５０が形成へれている。また切刃３に
は、そのほぼ中心位置にニック２２が形成されて切屑が
このニック２２を境として内側と外側とで二分されるよ
うにしている。
〜３図において、１はドリルのシャンク、２はチップで
あり、チップ２はシャンク１の頭部にそれぞれろう付は
等の手段ににって取付けられている。デツプ２にはそれ
ぞれ切刃３が形成され、この切刃３は底面視において、
回転方向に凸なる曲線をなし、中心部では一定の大きな
曲率となり、それより外周はほぼ直線になっている。切
刃３は外周から中心に近イ」りほと曲率が大きくなるよ
うな渦巻き状の曲線としてもよい。またシャンク１の頭
部は円錐状に形成され、その頂点となる中心点４を始点
として各切刃３が互いに点対称に形成されている。この
中心点４は製作誤着程度の偏心があってもよく、また点
対称も厳密な意味ではなく、実質上点対称であればよい
。さらに中心点で両切刃が不連続であってもよい。この
ような切刃形状を採用すると、とくに中心部での切削性
が良好なために、被削材から受ける回転抵抗も小さくな
り、小径のドリルにおいては有利である。なお、切刃３
に作用する力をうけるためのランド部５には、切削時の
冷却用油の供給口５０が形成へれている。また切刃３に
は、そのほぼ中心位置にニック２２が形成されて切屑が
このニック２２を境として内側と外側とで二分されるよ
うにしている。
ニック２２は、このように切屑を細かくして排出を容易
にする作用を果すが、切屑排出溝が充分に大きく設定さ
れている場合にはニックは必ずしも形成させなくてもよ
い。
にする作用を果すが、切屑排出溝が充分に大きく設定さ
れている場合にはニックは必ずしも形成させなくてもよ
い。
各切刃３のずくい面７は中心から外周に至るまで連続し
て形成されている。このすくい面７はシャンクに螺旋状
に形成された切屑排出溝１０に連続している。排出溝１
０はシャンクの横断面形状において、はぼＶ形に形成さ
れ、その最深部１１から両側に広がる溝底面１２はほぼ
直線に形成されている。そしてその間ぎ角θは８０〜１
６０゜の範囲で設定される。開き角θが８０°未満では
排出溝の面積が小さすぎて切屑排出機能が阻害され、１
６０６を越えるとシャンクの剛性を弱めることになって
好ましくないので上記範囲に設定リ−る必要がある。ま
た、芯厚ト（はシャンクの直径の０．４〜０．７倍の範
囲で設定される。芯厚ト１がシャンクの直径の０．４倍
未満では、と（に細長いドリルの場合剛性が不充分であ
り、０．７倍を越えると切屑排出溝の面積が小ざずぎて
切屑排出機能が阻害されるので上記範囲に設定する必要
がある。
て形成されている。このすくい面７はシャンクに螺旋状
に形成された切屑排出溝１０に連続している。排出溝１
０はシャンクの横断面形状において、はぼＶ形に形成さ
れ、その最深部１１から両側に広がる溝底面１２はほぼ
直線に形成されている。そしてその間ぎ角θは８０〜１
６０゜の範囲で設定される。開き角θが８０°未満では
排出溝の面積が小さすぎて切屑排出機能が阻害され、１
６０６を越えるとシャンクの剛性を弱めることになって
好ましくないので上記範囲に設定リ−る必要がある。ま
た、芯厚ト（はシャンクの直径の０．４〜０．７倍の範
囲で設定される。芯厚ト１がシャンクの直径の０．４倍
未満では、と（に細長いドリルの場合剛性が不充分であ
り、０．７倍を越えると切屑排出溝の面積が小ざずぎて
切屑排出機能が阻害されるので上記範囲に設定する必要
がある。
切屑排出溝１０の加工は、溝底面１２に対応する形状の
直線の切刃を用いて行えばよく、このため従来の切屑排
出溝のような曲面を加工する場合と比較して加工が容易
であるという利点がある。
直線の切刃を用いて行えばよく、このため従来の切屑排
出溝のような曲面を加工する場合と比較して加工が容易
であるという利点がある。
なお、切屑排出溝の加工用切刃としては、上記のように
両溝底面１２に対、応する直線の切刃を用いるが、排出
溝１０はシャンク１に沿って螺旋状に形成されているた
めに、横断面形状では溝底面１２は厳密には直線ではな
く、僅かに湾曲している。
両溝底面１２に対、応する直線の切刃を用いるが、排出
溝１０はシャンク１に沿って螺旋状に形成されているた
めに、横断面形状では溝底面１２は厳密には直線ではな
く、僅かに湾曲している。
すなわち、溝底面１２はほぼ直線に形成される。
従来のドリルは、第４図破線で示すように、切屑排出溝
１３は湾曲して深く形成されているために芯ｕｈは小さ
く、このためとくに小径のドリルによる深穴加工が困難
であった。しかも小径のドリルでは冷却用油の供給口５
０を形成することも困難になるという欠点があった。こ
れに対し、この発明のドリルでは芯厚Ｈが大ぎく設定さ
れているためにねじり剛性および曲げ剛性が大きく、し
かも供給口５０を形成するのにも支障はなく、さらに中
心部が湾曲した切刃３を採用しているために切削時の回
転抵抗も小さく、このためとくに小径の深穴加工用のド
リルに好適である。
１３は湾曲して深く形成されているために芯ｕｈは小さ
く、このためとくに小径のドリルによる深穴加工が困難
であった。しかも小径のドリルでは冷却用油の供給口５
０を形成することも困難になるという欠点があった。こ
れに対し、この発明のドリルでは芯厚Ｈが大ぎく設定さ
れているためにねじり剛性および曲げ剛性が大きく、し
かも供給口５０を形成するのにも支障はなく、さらに中
心部が湾曲した切刃３を採用しているために切削時の回
転抵抗も小さく、このためとくに小径の深穴加工用のド
リルに好適である。
以上説明したように、この発明はドリルの芯厚を厚（し
てシャンクのねじり剛性および曲げ剛性を増大させ、ま
７．−切刃形状および排出溝の形状として特定のものを
採用して切削性および加工性を向上させたものであり、
小径のドリルに適用した場合にと（に勝れた効果を発揮
するものである。
てシャンクのねじり剛性および曲げ剛性を増大させ、ま
７．−切刃形状および排出溝の形状として特定のものを
採用して切削性および加工性を向上させたものであり、
小径のドリルに適用した場合にと（に勝れた効果を発揮
するものである。
第１図はこの発明の実施例を示す正面図、第２図はその
側面図、第３図は底面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
線断面図である。 １・・・シャンク、２・・・チップ、３・・・切刃、１
０・・・切屑排出溝、１２・・・溝底面、Ｈ・・・、芯
厚、θ・・・開き角。 ゛ 特許出願人 細井俊明 第 １ 図
側面図、第３図は底面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
線断面図である。 １・・・シャンク、２・・・チップ、３・・・切刃、１
０・・・切屑排出溝、１２・・・溝底面、Ｈ・・・、芯
厚、θ・・・開き角。 ゛ 特許出願人 細井俊明 第 １ 図
Claims (1)
- １、ドリルの底面視において、一対の切刃はその始端部
が回転中心付近にあって互いにほぼ点対称に配置され、
各切刃は回転方向に対して凸なる曲線をなし、各切刃に
対応する切屑排出溝はシャンクに螺旋状に形成され、シ
ャンクの横断面における切屑排出溝の形状は溝の最深部
から両側にほぼ直線に開き、かつ溝の聞き角が８０〜１
６００の範囲に設定され、芯厚がシャンクの直径の０゜
４〜０．７倍に設定されていることを特徴とするドリル
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3065884A JPS60177807A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3065884A JPS60177807A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ドリル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177807A true JPS60177807A (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=12309860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3065884A Pending JPS60177807A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177807A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5004384A (en) * | 1988-03-11 | 1991-04-02 | Toshiaki Hosoi | Drill |
| US5312209A (en) * | 1991-12-16 | 1994-05-17 | Sandvik, Ab | Drill |
| US7201544B2 (en) * | 2003-03-05 | 2007-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Deep hole boring drill |
| US11440108B2 (en) * | 2017-09-07 | 2022-09-13 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Rotary cutting tool |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP3065884A patent/JPS60177807A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5004384A (en) * | 1988-03-11 | 1991-04-02 | Toshiaki Hosoi | Drill |
| US5312209A (en) * | 1991-12-16 | 1994-05-17 | Sandvik, Ab | Drill |
| US7201544B2 (en) * | 2003-03-05 | 2007-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Deep hole boring drill |
| US11440108B2 (en) * | 2017-09-07 | 2022-09-13 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Rotary cutting tool |
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