JPS60176770A - 荷電インク粒子検出ユニツト - Google Patents

荷電インク粒子検出ユニツト

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JPS60176770A
JPS60176770A JP3205684A JP3205684A JPS60176770A JP S60176770 A JPS60176770 A JP S60176770A JP 3205684 A JP3205684 A JP 3205684A JP 3205684 A JP3205684 A JP 3205684A JP S60176770 A JPS60176770 A JP S60176770A
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electrode
ink
detection unit
charged ink
ink particle
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JP3205684A
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English (en)
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Chuji Ishikawa
忠二 石川
Shigeyuki Araki
繁幸 荒木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/125Sensors, e.g. deflection sensors

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明は荷電制御インクジェット記録装置に関し、特に
、荷電インク粒子の偏向量を検出するための荷電インク
粒子検出ユニットに関する。
■従来技術 荷電制御インクジェット記録装置では、インク噴射ヘッ
ドに加圧インクを供給し、ヘッドにおいて加圧インクに
定周期の圧力振動を乗せる。ヘッドのノズルより噴射し
たインクは、ノズルより所定距離進んだ所で定周期でイ
ンク粒子に分離する。
このようにインクが粒子に分離する位置に荷電電極が設
置されており、インクの粒子化に合わせて荷電電極に荷
電電圧を印加することによりインク粒子が荷電する。
荷電インク粒子は偏向電界で偏向されて記録紙に衝突す
る。非荷電インク粒子は直進してガターで捕獲されてイ
ンク槽に戻される。
このようなインクジェット記録における問題点の1つに
、インク温度や圧力の変動あるいはノズルの寸法ずれ、
ゴミ、固化インクなどによる記録位置ずれ、すなわちイ
ンク粒子の偏向ずれがある。
このような偏向ずれを検出するために、各種の偏向検出
装置が用いられる。
たとえば特願昭56−207569号に記載の偏向検出
装置は、前面に飛翔インク粒子通過用の開口を、内部に
荷電インク粒子検出用の電極を備える検出ユニットを用
いる。
この種の偏向検出装置には、たとえば積分回路と比較器
を含む荷電検出回路が接続され、該回路により検出電極
への荷電インク粒子の衝突の有無が検出されるが、たと
えば積分電圧が2v以上で衝突有り(荷電検出)、2v
未満で衝突なしく荷電非検出)と荷電検出を行なうが、
荷電検出電極収納空間にインクミストが浮遊し、内壁面
や電極支持体がインクで濡れて、このインクで検出電極
がリークやアース短絡を生じ、検出エラーとなったり、
検出不能となったりする。
たとえば前記特願昭56−207569号に記載の偏向
検出装置では、菱形をした荷電検出電極の中央を水平に
延びた導体ピンで支えている。電極の上端縁に衝突して
いた荷電インク粒子がわずかに上端縁を越えて通過する
ようになったとき、又はその逆に、上端縁を越えていた
荷電インク粒子が上端縁に当たるようになったときに荷
電インク粒子の偏向量が適であるとして偏向量の調整、
設定を終了するが、荷電インク粒子が電極の上端縁に当
たるので、そのインクが電極を伝って導体ピンに流れ。
導体ピンを伝って外部リード接続部に及び、その過程で
インクに濡れた壁面と接触して、このようなインクで電
極がリーク又はアース短絡となり易い。このようなリー
ク又はアース短絡を防ぐために上述の特許出願では、導
体ピンの外部リード接続部と検出電極の間に隔壁を介挿
して、隔壁の中空穴に導体ピンを通し、導体ピンと隔壁
とは接触しない配置としている。この隔壁により、イン
クミス1へやインクしぶきは導体ピンの外部リード接続
部に流れにくく、ピン全体のインク切れが少ない。しか
し、長期に使用していると、電極に溜ったインクが導体
ピンに移り、このインクが次第に大きくなって導体ピン
を伝って隔壁に接触し、隔壁を濡らしているインクと連
続し、電極がこのインクでリーク又はアース短絡を生ず
る。特に、インク粘度調整のため、偏向量検出、調整時
に検出ユニットに到来しユニツl−に収容されたインク
を廃棄し、かつ古いインクを早く消費するように、偏向
量検出、調整の前又は後に所定時間インクを検出ユニッ
トの開lコに噴射するインク廃棄を行なう使用態様では
、このインクがユニット内壁に衝突するときに発生する
インクしぶきやミストで電極や導体ピンが濡れ、前述の
リークやアース短絡を早期に生じやすい。
一方、この種のリークや短絡がない場合、荷電インク粒
子が検出電極に衝突していないときにも検出電極がノイ
ズ電圧を誘起して荷電検出回路が1■程度の積分電圧を
生じ、リークがある場合には積分電圧が低く、リークが
ない場合にはノイズ電圧が高いという現象があるので、
荷電検出回路設剖上荷電有無を分ける検出電圧の許容幅
が小さく検出エラーを生ずる可能性が高い。
また、荷電インク粒子が検出電極に衝突したときにイン
クしぶきやミストが発生し、ユニットの開口周りがイン
クで汚れ、インク量が多いと開口壁外表面を伝って流下
し、プリンタを汚す。したがって、偏向検出装置周りの
清掃を度々しなければならない。プリンタのインク汚れ
の除去にはがなりの手数がかかる。
■目的 本発明は、荷電検出回路の設計上の許容幅を大きくし、
荷電検出エラーを生じにくい荷電インク粒子検出ユニッ
1〜を提供することを第1の目的とし、外表面よりのイ
ンク滴下を生じないで、しかも清掃が容易な荷電インク
粒子検出ユニットを提供することを第2の目的とする。
■構成 上記目的を達成するために本発明においては、荷電検出
電極を、インク粒子が衝突する上端縁を電極支持体の電
極支持端よりも下方に位置させて電極支持体に吊り下げ
る。
これによれば、電極に付着したインクは電極支持体より
も低い位置に溜り、大きい滴になると滴下し、電極支持
体に移りにくく、したがって、電極支持体を伝うインク
が少なくなり、その分リークや短絡を生ずる可能性が低
くなる。
本発明の好ましい実施例においては、電極支持体の、電
気接続部を除く部分を絶縁体で被覆し。
電極支持体の外部リード接続部と電極の間に隔壁を置き
、電極を収納する空間を取り囲む内壁面を導電性としこ
れをアースリードに接続し、開口周囲の本体外表面を導
電性および吸水性のシートで覆いしかも吸水体収納空間
に伸ばし、吸水体収納空間に吸水体を収納し、導電性、
吸水性シートもアースリードに接続する。荷電インク粒
子検出ユニットは、吸水体収納空間を閉じる、開閉自在
の蓋を有するものとし;吸水性シートは導電性のものと
して、アースリードに接続する。
この実施例によれば、電極支持体を伝うインクによるリ
ークの可能性が更に低減し、開口周りのインクミストが
吸水性シートに付着し吸し1込まれる。吸水性シートの
インクが多くなるとシートを伝って吸水体収納空間に至
り、吸水体に吸収される。これにより、検出ユニットよ
りインクたれを生じないので、プリンタの汚れが無くな
る。吸水体のインクが多くなると吸水体を取り換えれば
よし)。
また、吸水体収納空間を開閉蓋で閉じているので吸水体
の取換えが容易になる。吸水性シートで検出ユニッ1〜
内部がシールドされることになり、検出エラーの低減に
更に効果がある。
以下1図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の一実施例をインクジェットプリンタに
組込んだ形で示す。第2図は第1図の■−■線断面図(
縦断面図)である。
第1図および第2図を参照すると、プリンタの側板4に
はベアリング35を内装したプラテン軸支持筒3が固着
されており、この支持筒3をプラテン軸2が貫通してい
る。プラテン軸2には記録紙を支持するプラテンlが一
体に固着されており、また、支持筒3を貫通したプラテ
ン軸2の左端にはプーリ5が固着されている。プーリ5
にはベルト6が張架されている。
ベルト6が図示しないクラッチおよび減速機構を介して
モータで駆動されるとプラテンlが回転する。この回転
により記録紙(図示せず)が送られる。
プリンタの側板4にはキャリッジガイドバー7が固着さ
れており、このガイドバー7に装着されたキャリッジ(
図示せず)にインフジエラ1−記録ヘッド(図示せず)
が搭載されており、キャリッジがワイヤ、プーリ、クラ
ッチ、減速機構等を介してモータで駆動されて、ガイド
バー7に沿って左右に移動する。
記録ヘッドのインク噴射方向はAjであり、キャリッジ
を駆動しながら一定荷電のインク噴射記録が行なわれる
と、Xc−Xcに沿う線が記録される。
プラテン軸支持筒3は、検出ユニット10を装着するに
必要なだけ従来よりも長く作られており、この長くした
部分が検出ユニット10を貫通している。検出ユニット
10は支持筒3に対して回動可能であるが、第2図に示
す状態では、検出ユニツ1−10にねし込蓋れた固定用
のねじ13が支持筒3に向けて締め付けられており、こ
れにより、検出ユニットは回動し得ない。
次に偏向検出ユニッ1〜10を第3図(左側面)。
第4図(第3図(i’) IV −IV線断面)、第5
図(第4図のV−V線断面)および第6図(平面)を参
照して説明する。
検出ユニット本体22は、略有底筒状であり。
底壁に相当する隔壁28で、概略で検出電極空間側Hi
eとリード引出し側Hosに分けられている。
本体22の正面壁には開口11が開けられている。
隔壁28の中心部には、隔壁28と一体に軸体を通すス
リーブ36が形成されている。また隔壁28の、中心よ
り外れた位置に、スリーブ36よりも小さいスリーブ2
9が隔壁28と一体に形成されている。
隔壁28は、スリーブ36の左端側(リード引出し側H
os:第4図)かつスリーブ36の上側222 (第3
図)でリード引出し側Hosに厚くなっており、この厚
肉部222を上面からスリーブ36内の穴までねじ穴が
貫通し、このねじ穴に固定用のねじ13が螺合している
隔壁28は、スリーブ36の左端側(リード引出し側H
as:第4図)かつスリーブ36の下側223 (第3
図)でリード引出し側Hosに膨出しており、これによ
り検出電極空間側Hieの空間と、リード引出し側Ha
sのインク排棄パイプ19とが連通している。
スリーブ36の左端(第4図)、上厚肉部222および
下側223と一体連続してねじ座33が形成されており
、このねじ座33に、ねじ14の幹部の差込み、引出し
をし得るスリットが切られており、このスリットに調整
用のねじ14が係合されている。ねじ14は圧縮コイル
スプリング37(第3図)を貫通し、固定片26に螺合
している。固定片26は、側板4に固着されたピン02
に回転自在に保持されている。ねじ14を締め込むこと
により、検出ユニット本体22が反時計方向(第3図の
AOl)に廻わり、またねじ14を緩めることにより時
計方向(第3図のAOl、)に廻わる。このような回転
において、ねじI4の頭部が左右(第3図)に振れるが
、これによってもねじ14とねじ座33の間にガタを生
じないように、ねじ14の頭の下面は球状とされ、ねじ
座33の上面はこの球状と同じ曲率の弧状に削られてい
る。
荷電インク粒子検出電極20は、正面(第4図)で略り
字形であり、吊り下げ形で電極ピン21の右端(第4図
)に固着されている。検出電極20は第4図に示す形で
記録ヘッドlこ対向するが、インク粒子の偏向量検出に
利用される上端縁201は、ピン21よりも低く定めら
れている。
ピン21の、右端と左端ねじ部を除く部分は絶縁塗料で
被覆されている。
ピン21の左端は−mjM!2Rのスリーブ29の中心
を貫通して電極支持板23に固着されている。
すなわち、ピン21の左端ねじ部(第4図)は電極支持
板23を貫通し、そこにリード@17のタップが装着さ
れナツト211で締め付けられ、これにより電極支持板
23に固着されている。電極支持板 23は、固着用のねじ231で隔壁28に固着されてい
る。
このような固着により、絶縁被覆したピン21が、隔壁
28のスリーブ29を、それに触れることなく貫通して
いる。検出電極20はピン21の右端に吊り下げられて
いる。
検出ユニット本体22の右端開口(第4図)は蓋板24
で閉じられているが、蓋板24の内面271.スリーブ
36の表面2本体22の検出電極空間側Hieの内面2
73、および、隔壁28のスリーブ29の周囲を除く内
面274、ならびに、開口11の内呵および開口11の
外側の、本体22正面の外表面に、内外連続して導電塗
料がシールド被膜として塗付されており、更にこの導電
塗料は本体22正面の外表面から左側面に及び、電極支
持板23の下方の外表面に及んで連続して塗付されてい
る。このシールド被膜としての導電塗料には、ねじ25
でアース線18が接続されている。この導電塗料とアー
ス線18により、スリーブ29の周囲を除く、検出電極
空間側Hicの内面と、開口11の周囲の外面とがシー
ルドされる。
本体22の、検出電極空間側Hicは、端部壁31と3
2(第5図)で仕切られており、これにより、検出電極
空間側Hieの幅分、検出電極空間側Hicの内空間の
後部に扇状の空間がある。
検出電極空間を取り囲む本体22外周面には、導電性お
よび吸水性のシート15が巻き付けられて、一端が端部
壁31の外側に突出した突起301(第5図)に、他端
が端部壁32の外側に突出した突起302に係合してい
る。吸水性のシー1へ15には、開口11を塞がないよ
うに、開口11と同様な開口が形成されている。本体2
2の、吸水性のシート15が接する外表面には前記の導
電性塗料が塗付されている。端部壁31および32の外
表面部の導電性塗料に対する吸水性シート15の電気接
続を確実にするため、吸水性シー1〜15の端部を貫通
した突起301と302には導電性接着剤が付けられ、
この導電性接着剤でも前述の導電性塗料と吸水性シート
15との電気接続が行なわれている。
端部壁31から反時計廻り(第5図)に端部壁32まで
の扇形の空間部は、吸水性のパッド34を収納して開閉
自在の蓋16で閉じている。
蓋16の下端は、ピン03に枢着されており、蓋16の
上端は、蓋板24と一体の爪241および本体22と一
体の爪221に係合している。吸水性のパッド34は単
に押し込まれているだけである。蓋16の上端を上方に
持ち上げると爪241および242から外れて、ビン0
3を中心に蓋16が矢印A Oa方向で反時計方向(第
3図)に回転し開く。パッド34を取り出し、新しいパ
ッドと取り換え得る。
開口11を上下2つに区分する形で遮断板12が装着さ
れている。この遮断板12は、第5図に明確なように、
略くの字形に曲っており、隔壁28の略くの字形の溝お
よび蓋板24の略くの字形の溝に差し込まれている。
偏向量検出のため荷電されてAj力方向到来するインク
粒子(偏向量研索インク粒子)は遮断板12の上方を通
って開口11内に進入し、検出電極20の上端縁201
部に衝突するか、あるblよ上端縁201の上方を通る
。いずれにしても、電極20に衝突するかスリーブ36
又は端部壁31に衝突して下方に流れ、排棄パイプ19
に至る。
インク粘度を一定にするため(インクの排棄をして新イ
ンクの供給を早く行なうため)に、偏向量調整の前又は
後に、インク粒子を遮断板12よりもわずかに低く、し
かも開口11の下端よりも高い角度で進入させるインク
粒子(粘度調整用排棄インク粒子)は、遮断板12の曲
り部に衝突し、遮断板12に沿って流下して、やはり排
棄ノ(イブ19に至る。排棄パイプ19のインクは排棄
インク槽(図示せず)に収容され、徘棄される。
以上に説明した構成によりこの実施例によれば、第1図
に示すようにインクジェットプリンタに組込んだ状態で
、固定用のねじ13を緩めることにより、プラテン軸2
を中心に回動可能となる。そこで、調整用のねじ14を
締め付けるとコイルスプリング37が圧縮されて検出ユ
ニット10力1反時計方向に回動し、これにより、検出
電極20の高さが高くなる。調整用のねじ14を緩める
と。
コイルスプリング37の反撥力で検出ユニット10が時
計方向に回動し、これにより検出電極20の高さが低く
なる。調整ねじ14で電極20の高さを調整した後に、
固定用ねじ13を締め付けてプラテン軸支持筒3に検出
ユニット10を固定する。
このように固定用のねじ13を緩め、調整用のねじ14
で電極20の高さを調整し、固定用のねじを締めるとい
う比較的に簡単な操作で、偏向量検出用の電極の高さを
調整設定しうる。第1図に明確なように、偏向量検出装
置は、プラテン1と側板4の間にコンパクトに収納され
、占有空間が少なくて済み、また、プリンタのその他の
メカニズムに無理を与えない。検出ユニット16の支持
構造も簡単かつコンパクトに済む。高さ調整は上方から
ドライバを降ろす形で行ない得るので、調整作業はきわ
めて容易である。
また、検出電極20を支持するピン21の基幹を絶縁被
覆し、しかもピン21のリード端と電極支持端の間に隔
壁28を置いて、隔壁とはスリーブ29部で離し、電極
20をピン21よりも下げているので、電極20に溜ま
るインクはピン2工に沿ってリード端側に移動するより
も電極20に沿って降下して滴下するので、電極20の
インクはピン21を伝ってリード端(ナツト211側)
に流れにくく、これにより検出ユニット内部壁面のイン
クと電極20とのリークあるい体、郷終を生じにくい。
特に、電極20をピン21よりも下げたことにより、ピ
ン21を伝うインクがなくなり、電極20のリーク又は
短絡の防止の効果が高くなった。
また、電極20を取り囲む壁面に、リーク防止のためス
リーブ29部を外して導電性塗料を塗付し、この導電性
塗料を開口を経て外表面にも及ぼしてねじ25でアース
リード18に接続しているので、また導電性、吸水性の
シート15を検出ユニット10の外表面に巻き付けてこ
れもアースリード18に接続しているので、ノイズ電位
のシールド効果が高く、偏向量検出(荷電インク粒子の
電極20への衝突有無検出)の精度が向上した。
検出電極20には、リード17を介して荷電検出回路(
積分回路)を接続して、積分電圧を参照値と比較して荷
電有無を判定して偏向量検出を行ない、たとえば積分出
力が2■以上で荷電あり(荷電インク粒子が電極20に
衝突)と判定する所、導電性塗料を施こしていない場合
には荷電インク粒子が電極20に衝突していないときで
1■の上昇があり、検出エラーを生ずる可能性が高かっ
たが、上記実施例では積分電圧の上昇は見られず。
検出エラーを生ずる可能性が大幅に低下した。
排棄パイプ19をポンプで吸引するので、インク粒子の
電極20や室壁への衝突によって生ずるインクしぶきも
空気と一諸にポンプで吸引される。
しかし、発生するインクミストの全部はただちにパイプ
19に吸引されず、開口11の前後にただよい、検出ユ
ニットlOの外表面を濡らす。インクの濡れが多くなる
と検出ユニットの表面を沿って流下しプリンタが汚れる
。しかし、このようなインクは導電性および吸水性のシ
ート15にしみ込み、しみ込み量が多くなるとシー1〜
15を通ってパッド34に至り、吸い込まれる。つまり
、導電性、吸水性のシート15がインクミストを吸い取
り、吸取量が多くなるとパッドにインクを与える。これ
により、検出ユニット10の外表面に付着するインクは
パッド34に回収される。定期的又は必要に応じて、蓋
16を開いてパッド34を新しいものと簡単に交換する
ことができる。このように、導電性、吸水性シート15
と吸水性のパッド34により、検出ユニット10の外表
面よりインクが滴下するなどによる汚れが防止される。
記録待期中および偏向量検出時には記録ヘッドを搭載し
たキャリッジがホームポジションに置かれ、このとき記
録ヘッドのインク噴射ノズルは検出ユニット10の開口
11に対向する。偏向量検出のときには、所定の荷電コ
ードでインク粒子が荷電され、所定の偏向電界で偏向を
受けて矢Ajの如くに開口11内に飛翔する。偏向最小
から偏向量の検出、調整を行なうときには、荷電電圧増
幅ゲイン、インク圧、インク温度および又はインク粘性
が低偏向量を与える条件から次第に高偏向量を与える条
件に変更され、これに伴って荷電インク粒子の電極20
に対する衝突位置が高くなる。
そして、荷電インク粒子が電極20に衝突していてから
(電極20で荷電を検出していてから)衝突を検出しな
くなったときに、荷電インク粒子の偏向量が適であると
して、偏向量の調整、設定を終わる。
偏向量大から偏向量の検出、調整を行なうときには、荷
電電圧増幅ゲイン、インク圧、インク温度および又はイ
ンク粘性が高偏向量を与える条件から次第に低偏向量を
与える条件に変更され、これに伴って荷電インク粒子の
飛翔が電極20の上端に近くなる。そして、荷電インク
粒子が電極2「に非衝突から(電極20で荷電を検出し
ていないから)衝突を検出するようになったときに、荷
電インク粒子の偏向量が適であるとして、偏向量の調整
、設定を終わる。
このような偏向量の調整、設定のときには、荷電インク
粒子(偏向量研索インク粒子)は遮断板12よりも高い
位置を通る。
尽すように、検出ユニッ1〜10で回収したインクはパ
イプ19を通して排棄インク槽に回収し、排棄インク槽
のインクは定期的にあるいは必要に応じて捨て、記録循
還系には戻さない。偏向量調整。
設定で検出ユニット10に入るインク量はわずかである
ので、偏向量調整、設定の前又は後に所定デ寺間、低偏
向量で検出ユニット10にインク(粘度調整用排棄イン
ク粒子)を噴射する。このときには、インク粒子は遮断
板12の下側で開口11に進入し、遮断板12の滑らか
に曲った部分に接触して流下し、インクしぶきの発生量
が少ない。
仮に遮断板12が無いと、インク粒子がスリーブ36に
衝突してインクしぶきやミストが電極2゜に及ぶが、遮
断板12があるので、インクしぶきやミストの発生量が
少なく、またインクしぶきやミストが遮断板12でさえ
ぎられるので、粘度調整用排棄インク粒子が格別に電極
20を汚すようなことがなくなった。
■効果 以上説明したように、本発明によれば、検出電極に溜る
インクは滴下して電極支持体には流れにくく、したがっ
て電極支持体がリークを生じにくくなり、その分検出誤
りが低減するし、保守を必要とする回数が大幅に低減す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図、第2図
は第1図の■−■線断面図である。 第3図は第1図および第2図に示す偏向量調整装置の側
面図、第4図は第3図のIV−IVV線断面図第5図は
第4図のV−V線断面図、第6図は平面図である。 1ニブラテン 2ニブラテン軸 3ニブラテン軸支持筒 4:側板 5:プーリ 6:ベルト 7:ガイドバー lO:検出ユニット 11:開口 12:遮断板 13:固定用のねじ 14:調整用のねじ 15:導電性、吸水性シートI6
:蓋 17:検出電極リード 18ニア−スリード 19:徘棄パイプ20:検出電極
 21:電極支持ピン(電極支持体)211:フランジ
 212:ナット 22:検出ユニット本体 23:電極支持板(絶縁支持体) 24:蓋板 25:リード接続ねじ 26:固定片 271〜274:内面 28:隔壁 29ニスリーブ 301.30□:突起 31,32 :端部壁33:ね
じ座 34:吸水性パッド(吸水体)35:ベアリング
 36:スリーブ 37:圧縮コイルスプリング 特許出願人株式会社リコー 代理人弁理士杉 信 興 第1 図 第3図 東4図 第5 図 第6図 手続補正書(自船 事件の表示 昭和59年特許願第032056号発明の
名称 荷電インク粒子検出ユニット補正をする者 軒トとの関係 特許出願人 住所 東京都大田区中馬込1丁目3番6号名称 (67
4) 株式会社 リコー 代表者浜1)広 4、代理人 〒103 電話 03−864−6052
住 所 東京都中央区東日本橋2丁目27番6号6、補
正の内容 明細書の下記頁1行の鵬とした箇所を正とした内以上

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)飛翔インク粒子通過用の開口、該開口に対向し、
    該開口を通って進入し所定の飛翔軌道をたどるインク粒
    子が衝突する位置に配置された荷電検出電極、該荷電検
    出電極を該位置に支持する導電性の電極支持体、および
    、電極支持体を支持する絶縁支持体を備える荷電インク
    粒子検出ユニットにおいて: 荷電検出電極を、インク粒子が衝突する上端縁を電極支
    持体の電極支持端よりも下方に位置させて電極支持体に
    吊り下げたことを特徴とする荷電インク粒子検出ユニッ
    ト。
  2. (2)電極支持体の、電気接続部を除く部分を絶縁被覆
    した前記特許請求の範囲第(1)項記載の荷電インク粒
    子検出ユニット。
  3. (3)電極支持体の、外部接続リードとの接続部と、該
    電検出電極の間に絶縁体隔壁を配置し、該絶縁体隔壁の
    中空穴に、該絶縁体隔壁に接触することなく電極支持体
    を通した前記特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項
    記載の荷電インク粒子検出ユニット。
  4. (4)荷電検出電極を収納した空間を取り囲む内壁面を
    電極支持体の周囲を除いて導電性としアースリードに接
    続した前記特許請求の範囲第(1)項記載の荷電インク
    粒子検出ユニット。
  5. (5)荷電インク粒子検出ユニットの開口の周りを導電
    性として内壁面の導電性の部分と連続として、開口の周
    りの導電性の部分をアースリードに接続した前記特許請
    求の範囲第(4)項記載の荷電インク粒子検出ユニット
  6. (6)荷電検出電極を収納した空間の外部に吸水体収納
    空間を形成した本体、該開口の周囲の該本体外表面を覆
    り該吸水体収納空間に伸びた吸水性シート、および吸水
    体収納空間に収納された吸水体を有する前記特許請求の
    範囲第(5)項記載の荷電インク粒子検出ユニット。
  7. (7)吸水体収納空間を閉じる、開閉自在の蓋を有する
    前記特許請求の範囲第(6)項記載の荷電インク粒子の
    偏向検出装置。
  8. (8)吸水性シートは導電性であり、アースリードに接
    続された前記特許請求の範囲第(6)項又は第(7)項
    記載の荷電インク粒子の偏向検出装置。
JP3205684A 1984-02-22 1984-02-22 荷電インク粒子検出ユニツト Pending JPS60176770A (ja)

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JP3205684A JPS60176770A (ja) 1984-02-22 1984-02-22 荷電インク粒子検出ユニツト
US06/700,024 US4611216A (en) 1984-02-22 1985-02-08 Charged ink particles detection housing

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