JPS6017561Y2 - 回転運動を往復運動に変更する装置 - Google Patents

回転運動を往復運動に変更する装置

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JPS6017561Y2
JPS6017561Y2 JP1977143015U JP14301577U JPS6017561Y2 JP S6017561 Y2 JPS6017561 Y2 JP S6017561Y2 JP 1977143015 U JP1977143015 U JP 1977143015U JP 14301577 U JP14301577 U JP 14301577U JP S6017561 Y2 JPS6017561 Y2 JP S6017561Y2
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JP
Japan
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eccentric
shaft
eccentric wheel
ring
positioning ring
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Expired
Application number
JP1977143015U
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English (en)
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JPS5379990U (ja
Inventor
市十 藤田
Original Assignee
富士島工機株式会社
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Publication date
Application filed by 富士島工機株式会社 filed Critical 富士島工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は軸の回転運動を往復運動に変更し、且つそのスト
ロークも変更可能にした装置に関する。
一般に回転軸に装着した偏心輪と一端を機枠に枢支した
揺動杆とを連結して回転運動を往復運動に変更する装置
は公知である。
ところで、この揺動杆の往復運動のストロークを変更す
るには軸に対する偏心輪の偏心距離を変更するか、揺動
杆と偏心輪との連結点を移点させるか、或いは揺動杆の
長さを変えるかのいずれかによる。
例えば実公昭49−27141号公報に見られるクラン
ク軸構造では軸に固定係合させてエキセン部を形成する
偏心輪(メインデスク)を変換することによってクラン
クロッドの運動範囲を調整する構造が示されているが、
このような構成では多数の偏心輪を用意しておく必要が
あり、この偏心輪の交換には手間が掛り、取扱い上から
も装置の部分的分解、組立ての作業を要し甚だ不便なも
のである。
また、揺動杆と偏心輪との連結点を移点させる場合は、
ある範囲のストロークの変更は可能であってもストロー
クを零付近から広範囲に変更することは構造上困難があ
る。
また、揺動杆の長さを変化させる場合は動作速度上から
長さの制限があり、更にこれもストロークを零付近から
変更することは構造上困難である。
本案は上述の点に鑑みなされたもので以下本案の実施例
として往復運動する帯状刃を以て食品(例えば食パン、
カステラ類)を裁断する装置に実施した場合について説
明する。
図に於いては1回転軸、2はこの回転軸1に設けた偏心
軸部で、軸心に対し所定の偏心距離りを有する。
3は偏心軸孔4を有する偏心輪で、前記偏心軸部2上定
位置に転自在に嵌挿され、偏心距離D2を有する。
5は偏心輪3に接離自在にして偏心軸部2に嵌挿された
位置決め輪で、この位置決め輪5は偏心軸部2に対して
回転を阻止し軸心方向に摺動自在にキー6が挿入しであ
る。
そして偏心輪3と位置決め輪5の対接面に於いて、偏心
輪3にピン7を植設し、このピン7に対向して位置決め
輪5には複数個のピン孔8が穿設してあり、また偏心輪
3の対向面に凹設したテーパ穴9に嵌入する突起部10
が設けである。
11は偏心軸部2の端部に設けたねじ部12に螺着した
ナツトで、このナツト11を緩めた状態で位置決め輪5
を後退させこれを偏心輪3より離間してやると偏心輪3
の回転が自由にでき、ナツト11締付けた時、偏心輪3
のピン7が位置決め輪5の一つのピン孔8に嵌入すると
ともにテーパ穴9に突起部10が嵌入して偏心輪3は偏
心軸部2に1体的に固定されるものである。
13は一端を機枠Aに枢支した揺動杆で、この揺動杆1
3の中間部と偏心輪3とを連結部材14を介し連結して
いる。
そして、この揺動杆13の自由端は裁断刃16を張設し
た刃枠15に連結され、該刃枠15は揺動杆13の動作
により往復運動する。
尚、図中17は偏心軸部2端に設けた偏心輪3の移動阻
止用鍔輪、18は偏心輪3と連結部材14間に装着した
ベアリング、19は回転軸1の軸受部材を示す。
本案は上記の如く構成したものであって次に作用を第3
図に基づいて説明する。
第3図aは偏心軸部2の偏心距離D1と偏心輪3の偏心
距離D2を同一にと゛す、且つ同一線上に対向的に配置
した場合である。
この場合、回転軸1の軸心は偏心輪3の中心近傍にあり
、従って回転軸1の回転を揺動杆13の往復運動への変
更は最小となる。
例えば、D1=D2にとれば揺動杆13の作動はなく、
刃枠15のストロークは零となる。
実際には刃枠15のストロークが零で使用することはな
いから、偏心距離D1.D2は必要最小限のストローク
を考慮していづれか一方を大きくしである。
即ち、Dl、D2によりDl−D2=Doに於てDoに
よって最小ストロークが与えられる。
第3図は(D)偏心距離D1.D2を同一方向、同一線
上に合致させた場合である。
この場合、回転軸1の軸心は偏心輪3の中心より最大に
離間し、揺動杆13の往復運動による刃枠15のストロ
ークは最大となる。
第3図C,Dは前記a、 bの場合の中間ストロークを
得る場合を示す。
然して上記のように、回転軸1に対し偏心輪3の偏心距
離を変更するには回転軸1の偏心軸部2に螺着したナツ
ト11を緩め、位置決め輪5を後退させ偏心軸部2に対
する偏心輪3の回転を自由にして予定する偏心度になる
位置までを回転させ、ここでナツト11の締付けで再度
偏心輪3のピン7を位置決め輪5の対応ピン孔8に係合
させて固定する。
こうして自由に刃枠15のストロークは最小から最大ま
で変更できるものである。
以上説明したように本案は回転軸1に設けた偏心軸部2
に於いてナツト11を緩め、該軸部2に嵌挿した偏心輪
3と位置決め輪5との結合関係を解き、偏心輪3を所定
のストロークを得る位置まで回転させ、あらためてナツ
ト11の締付けで回転軸1に対する偏心輪3並びに位置
決め輪5の1体的結合をなすようにしたから、偏心輪3
から連結部材14を介し揺動杆13に伝達される往復運
動による刃枠15のストロークは偏心軸部2に対する偏
心輪3の固定点によって自由に決定できるものであり、
従って予め設定された偏心軸部2の偏心距離D1及び偏
心輪3の偏心距離D2の多様な組み合せで刃枠15のス
トロークは零付近から最大まで使用上最適する所望のス
トロークが得られる。
また、その変更には偏心軸部2に螺着されたナツト12
を緩め、位置決め輪5と偏心輪3の結合を解き、偏心輪
3を僅かに回転させることにより行うから、従来の装置
に見られるような部品の交換等は一切なく、またこの調
整に当り装置の停止位置には全く無関係に偏心軸部2上
にてナツト12の締緩ができて取扱い上からも簡単であ
り、刃枠15のストロークは被裁断食品の性状に合わせ
て常に最良のストロークを得て、裁断刃16を作動させ
ることができ、この他本案は多方面に応用できて優れた
効果を奏する技術考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の正面図、第2図は同縦断面図、第3図は
作動説明図である。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・偏心軸部、3・
・・・・・偏心輪、4・・・・・・軸孔、5・・・・・
・位置決め輪、6・・・・・・・・・キ、7・・・・・
・ピン、訃・・・・・ピン孔、9・・・・・・テーパ穴
、10・・・・・・突起部、11・・・・・・ナツト、
12・・・・・・ねじ部、13・・・・・・揺動杆、1
5・・・・・・刃枠、16・・・・・・裁断刃、17・
・・・・・鍔輪、18・・・・・・ベアリング、19・
・・・・・軸受部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に偏心輪を装着し、該偏心輪を連結機構を介して揺動
    杆の中間点に連結して回転運動を往復運動に変更する装
    置に於いて、軸に偏心軸部を設け、該偏心軸部上定位置
    に回転自在に偏心輪を嵌挿するとともに、該偏心輪に接
    離自在にし且つ偏心軸部に対し回転を阻止して軸心方向
    に摺動自在に位置決め輪を嵌挿し、偏心輪及び位置決め
    輪の対接面に偏心輪を偏心軸部上で回転させる適宜位置
    で係合するピン並びに複数個のピン孔を設け、更に偏心
    軸部には位置決め輪を偏心輪側へ押え込むナツトを螺着
    したことを特徴とする回転運動を往復運動に変更する装
    置。
JP1977143015U 1977-10-24 1977-10-24 回転運動を往復運動に変更する装置 Expired JPS6017561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977143015U JPS6017561Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 回転運動を往復運動に変更する装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5379990U JPS5379990U (ja) 1978-07-03
JPS6017561Y2 true JPS6017561Y2 (ja) 1985-05-29

Family

ID=28751744

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174844A (ja) * 2001-12-11 2003-06-24 Toei Seisakusho:Kk スライドコンベア
JP7306689B2 (ja) * 2019-09-05 2023-07-11 東京理化器械株式会社 振盪機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927141U (ja) * 1972-06-09 1974-03-08

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