JPS60175037A - 自動露出制御装置 - Google Patents

自動露出制御装置

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JPS60175037A
JPS60175037A JP3085784A JP3085784A JPS60175037A JP S60175037 A JPS60175037 A JP S60175037A JP 3085784 A JP3085784 A JP 3085784A JP 3085784 A JP3085784 A JP 3085784A JP S60175037 A JPS60175037 A JP S60175037A
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Takashi Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、写真用カメラにおいて自動的にフィルムの露
光状態を制御する自動露出制御装置に関し、特に測光方
式として中央重点測光方式を採用する場合において有効
な自動露出制御装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来よシ写真用カメラにおいて、撮影される画面内の被
写体およびその周辺の輝度に応じてフィルムの露光動作
を自動的に制御する自動露出制御装置は種々のものが実
用化されている。
その動作について簡単に述べると、大部分の装置は露光
動作を開始せしめるシャッタボタンの本押し動作時に輝
度の測定を行ない、得られた輝度情報によってシャッタ
スピードあるいは絞り値を自動的に制御する如くの動作
を行なっている。
ここで、上記動作時における輝度の測定についてみてみ
ると、光電変換機能を有する受光素子の指向特性の決定
により、平均測光方式あるいは中央重点測光方式等の種
々の方式に分類され、従来は上記如くの方式が適宜選択
されて使用されていることは、詳しく述べるまでもない
一方、上述した如くの方式による輝度測定が、適正に行
なえないとすると、前述したフィルムの露光動作も適正
な露出量に対して露出過多あるいは露出不足の動作とな
ってしまい撮影失敗となる問題が生じる。
輝度測定が適正に行なえない場合について想定してみる
と、撮影しだい被写体が前述した受光素子の指向枠Il
’l外、即ち輝度測定が行なわれる領域外にある場合や
、あるいは被写体の上記領域内で占める割合が小さい場
合等が考えられる。
前者の場合については、測光方式が中央重点測光方式を
採用している装置において発生しやすく、また後者の場
合については、平均測光方式を採用している装置におい
て発生しやすく、近年に至っては、撮影画面内を複数に
分割し、夫々独立した測光動作を行ない、その結果によ
って任意の測光情報を得る測光方式等、種々の検討がな
されている。
しかしながら、上述したような従来の自動露出制御装置
においては、依然として撮影画角内の被写体の位置や占
有面積に関係なく、即ち両者がいかなる条件であっても
常に適正な測光動作を行なうことはできなかった。
例えば、人物撮影において、逆光状態でかつ人物を撮影
画面の一端部へ寄せて撮影を行なうような場合、露出の
過不足を生じていた。特に、測光方式が中央重点測光方
式の自動露出制御装置の場合、被写体である人物が輝度
測定@域外となることが多く、上記如くの条件において
は殆んどの場合不適正な写真しか得られなかった。
発明の目的 本発明は、上述したような現状を考慮してなしたもので
、その目的は、撮影したい被写体が、自然光下で通常考
えられる範囲の条件であれば、はぼ適正な露光状態で、
即ち被写体があきらかに露出過多あるいは露出不足とな
ることのない状態で露光動作を行なわせる。特に中央重
点測光方式の測光方式を採用する場合に適した自動露出
制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、露光開始前の焦点調節操作を有効
に利用して第1の測光動作を行なうと共に、17fJち
、前述したような被写体を撮影画面の一端部へ寄せた場
合であっても焦点調節操作は、通常被写体を画面中央に
位置させて行なう必要があることを有効に利用し、かか
る被写体が画面中央にある場合における輝度の測定を行
なうと共に、露光を開始せしめる動作に応じて第2の測
光動作を行ない第1.第2の2つの測光情報を取り出し
、画情報の比較演算によって第3の測光情報を形成する
と共に、この第3の測光情報によって露光動作を制御す
ることにより被写体があきらかに露出過多、露出不足に
なると考えられる露光動作は行なわせない自動露出制御
装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、中央重点測光方式を採用し、
かつフォーカスロック機能を備えた自動焦点カメラに適
した自動露出制御装置を提供することである。
発明の構成 零発Fl’4による自動露出制御装置は、所定範囲内の
輝度に応じた電気信号を出力する測光手段と、フィルム
への露光を開始する前に撮影したい被写体の輝度を上記
測光手段を介して検出、記憶する第1測光情報設定手段
と、フィルムへの露光開始に連動して上記測光手段の出
力している電気信号を記憶する第2測光情報設定手段と
、フィルムへの露光開始に連動して上記測光手段により
」1記所定範囲内の輝度を検出し、この検出輝度に応じ
てフィルムの露光動作を制御する露出量設定手段と、上
記第1.第2の測光情報設定手段の記憶している夫々の
信号が供給され両信号を比較すると共に両信号間に所定
量以上の差がある時上記露出量設定手段による露光動作
を、上記フィルムが上記第1測光情報設定手段の信号に
基づいた露出条件に近づいた露出条件となるよう補正す
る比較演算手段とから構成される。
実施例の説明 本発明による自動露出1dJ御装置は、測光方式として
中央重点測光方式を採用した場合に特に有効であり、前
述したように被写体が明らかに露出過多あるいは露出不
足の状態にならないように露光動作を制御することを特
徴とし、以下図面と共に説明する。
第1図は、本発明による自動露出制御装置の概略を説す
Jするだめのブロック図であり、1は例えば中央重点測
光方式を採用して構成される輝度に応じた電気信号を出
力する測光手段を示している。
2は、被写体を撮影画面内の中央に位置せしめた状態で
の露光動作を行なわない任意操作、例えばシャッタボタ
ンの中押し動作により」1記測光手段1の出力した測光
信号を第1の測光情報として記憶する第1測光情報設定
手段を示している。
3は、露光動作の開始に連Uノする03作、例えばシャ
ッタボタンの本押し動作により上記測光手段1の出力す
る測光信号を第2の測光情報として記憶する第2測光情
報設定手段、4け前述の第1゜第2の測光情報を比較し
、その比較結果に基つき前述の露光動作に使用する第3
の測光情報を出力する比較演算手段6は、比較演算手段
4の出力する第3の測光情報によって露光動作を制御し
露出量を設定する露出量設定手段を夫々示している。
尚、上述した第1測光情報設定手段2における被写体を
撮影画面中央部に位置させる作業であるが、被写体を撮
影画面の中央以外の場所に位置させて撮影を行なう場合
であっても、大部分のカメラは焦点調節を撮影画面の中
央でしか行なえないようになされていることから必らず
被写体が撮影画面の中央に位置せしめられる機会が生じ
るため、かかる焦点調節時を有効に利用すれば、何ら特
別な作業にはならないことはいう壕でもない。
以下、第1図のブロック図に示しだ本発明による自動露
出制御装置の動作について、第2図に示しだ撮影状態の
略図を参照して説明する。尚、測光手段1は、中央重点
測光方式を採用しているものとし、その輝度測定領域は
第2図中破線Aで示されているとする。また第2図中実
線Bは撮影画面領域線、6は被写体、斜線部7は被写体
6に近い背景8は被写体6に遠い背景とし、かつ被写体
6は太陽が背部にある逆光状態にあるものとする。
前述した各ブロックの説明からも明らかなように本発明
による自動露出制御装置においては、露光開始前の焦点
調節動作時の状態、即ち第2図(イ)に示しだ如くの状
態において任意の操作、例えばシャッタボタンの中押し
動作を行なうことにより、まず測光手段2の測光出力が
第1の測光情報として第1測光情報設定手段2に記憶さ
れることになる。
次いで、撮影動作、即ち撮影したい所望の撮影画面構成
、例えば第2図(ロ)の如くの状態に設定し、露光動作
を開始すべくシャッタボタンの本押し動作がなされるこ
とになる。
この時、本発明の自動露出制御装置においては、所望の
撮影画面の中央付近の輝度に応じた測光信号が第2の測
光情報として第2測光情報設定手段3に記憶されること
になる。
同時に、比較演算手段4も動作状態になり、上述した第
1.第2の測光情報の関係が比較されることになる。
比較演算手段4は、上記比較結果に基づき、所定の補正
動作を行ない、即ち上述した第1.第2の測光情報の差
が例えば所定量以上存在する場合、第2の測光情報を第
1図の測光情報に近づける方向に補正動作を行なった補
正情報に基づいたまた所定量以内の場合、第2の測光情
報自体に基づいた以後の露光動作に使用する第3の測光
情報として出力する如くに動作する。
かかる比較演算手段の動作を第2図(イ)、(ロ)の状
態に対応させて具体的に説明すると、以下のようになる
今、第2図(イ)の状態における被写体6を含む破線A
内の測光動作による輝度に対応する第1の測光情報を例
えばL11第2(ロ)の状態における測光動作による輝
度に対応する第2の測光情報をM1第3の測光情報をN
とし、前述の比較基準となる所定量を±Pの一種類とす
ると、前述した逆光状態である等の撮影条件を考えると
、まず第1.第2の測光情報の関係は、当然第1の測光
情報が暗くL<Mという関係となる。
この時IL−Ml)Pという状態であれば、MをLに近
づけるように、即ち上記例の場合りよりMが大きいだめ
Mより所定量Xを減じてやわ、第3の測光情報Nとして
M−Xという補正情報に基づいた情報を比較演算手段4
は出力することになるわけである。
なお、撮影条件が変化し例えば上述した第1゜第2の測
定情報の関係が、L)MでIL−Ml)Pの場合には、
第3の測光情報NとしてM+Xという補正情報に基づい
た情報を出力し、またp −M←0であってもIL−M
l(Pの場合には、NとしてMに基づいた情報を第3の
測光情報として出力する如くに比較演算手段4は動作す
ることになることはもちろんである。
次いで、」二記如くにして得られた第3の測光情報によ
って露出量設定機6の動作、即ち絞り値設定動作あるい
はシャッタスピード設定動作が制御されることになるわ
けである。
従って、本発明による自動露出制御装置においては、撮
影条件によって被写体があきらかに露出過多あるいI′
i露出不足となるような状態が生じたとしても上述の比
較演算手段4における第1.第2の測光情報の差が所定
量以上であるか否かの判定によってその状態を検知する
ことができると共にそのような場合には、第1の測光情
報に近づく方向の補正、即ち被写体の輝度に対応した測
光情報に近づく如くの補正を行なうことから、被写体が
あきらかに露出過多あるいは露出不足となる露光動作は
、例えば上述した2つの情報の差が異常に大きい場合や
測光方式が平均測光方式であり被写体が小さくかつ背景
がない場合等の極めて特殊な条件下を除けば、行なわれ
なくなる。換言すると、自然光下で考えられる通常の条
件下であれば、はぼ適正露出の写真が得られることにな
るわけである。
尚、前述した測光情報の差の判定基準となる所定量Pは
、明るさの概念で考えるとフィルムのラチチーードおよ
び自然光下で通常生じうる最大差を考慮して例えば1種
類とすると2EVに設定できると共に、補正量xは」1
記2EVに対して例えば1゜sEVという如くの値に設
定できることになる。
以上、本発明による自動露出制御装置の概略について説
明したが、以下にその具体例について述べる。
第3図は、本発明による自動露出制御装置の一実施例を
備えたカメラの要部電気回路図である。
尚、かかる実施例におけるカメラは、自動焦点調節装置
をフォーカスロック機能を備えて有し、かつ測光方式は
、中央重点測光方式を採用しているものとする。また第
3図において、第1図に示しだブロック図に対応する箇
所は一点鎖線および同一図番にて示している。
図番9け、受光素子1oを含み受光領域の輝度に対応し
たアナログ電気信号を発生する光電変換回路、11は光
電変換回路9のアナログ電気信号を所定の基flP量と
比較するコンパレータ群12およびこのコンパレータ群
12の動作状態をバイナリ−コード信号に変換する変換
回路13を含み、前述のアナログ電気信号を測光情報と
して使用するデジタル信号に変換するA−D変換回路を
示している。
尚、上述の光電変換回路9、A−D変換回路11が第1
図に示した測光手段1に該当することはいうまでもない
14は図示していないシャッタボタンの中押し動作によ
りオン状態となる中押しスイッチ、16は図示していな
いシャッタボタンの露光動作を開始せしめる本押し動作
によりオン状態となる本押しスイッチを夫々示している
16は中押しスイッチ14のオンにより例えば低レベル
(以下、単にLと記す。)から高レベル(以下、単にH
と記す。)に状態が反転する中押し信号を出力する中押
し信号発生回路を示し、17は本押しスイッチ16のオ
ンにより例えばLがらHに反転する本押し信号を出力す
る本押し信号発生回路を示している。
18は上述した中押し信号の供給により動作し測距動作
を行なうと共に測距終了信号を発生する回路を含む測距
システムを示している。尚、かかる測距システム18の
測距方式自体は、本発明には関係なく周知の方式を採用
できることはいうまでもない。
19は中押し信号発生回路16の出力を反転して第1測
光情報設定手段2を構成するS−R,F、F20.21
の主動作時期を制御する信号、即ち上記出力である中押
し信号発生時における測光手段1の変換回路13の出力
を5−R−F、F 20,21が記憶保持するよう動作
せしめる第1測光動作開始信号を形成するインバータを
示している。
22は本押し信号発生回路17によって得られる本押し
信号と測距システム18より出力される測距終了信号と
の両者が供給され、この両者の状態に応じて図示してい
ない撮影レンズの駆動を行なうレンズ駆動回路23の動
作を制御するAND回路を示している。尚、上記レンズ
駆動回路23自体は、先の測距システム18の測距方式
同様、本発明に関係はなく周知の手段を採用できるが、
本実施例においては、露光を開始せしめるシャツタボタ
ンの本押し動作により動作を行なう第2測光情報設定手
段3の動作開始をレンズの駆動終了後としているため、
即ち本押し動作に連動し上述の設定手段3の動作開始信
号として木押し信号そのものではなくレンズ駆動の終了
を示す信号を利用することから、レンズ駆動終了信号の
発生手段が設けられることになる。
24はレンズ駆動回路23からのレンズ駆動終了信号を
受け、第2測光情報設定手段3を構成する5−R−F−
F 25.26の主動作を開始させる信号、即ち、本押
し信号に連動したレンズ駆動終了信号発生時における測
光手段1の変換回路13の出力を記憶保持するよう動作
せしめる第2の測光動作開始信号を形成するインバータ
を示している。
27は夫々の動作時点における輝度に対応した出力状態
を有する第1測光情報設定手段2である5−R−F−F
 20.21と第2測光情報設定手段3であるS−R,
FφF 25.26の出力端子と接続され、上記両手段
の出力状態を比較・判定する比較判定回路を示し、図面
からも明らかなように複数のAND回路、OR回路等か
ら構成されている。尚、図示しだ実施例における比較判
定回路27は27〜276まで6つの出力端子を有し先
のAND回路等によっていずれか1つのみがH信号を出
力するように動作し、出力状態の比較判定類等、任意に
設定できることはいうまでもない。
28は複数の5−R−F−F2s1〜28.からなり比
較判定回路27の出力端子271 〜276の状態をイ
ンバータ24の出力信号を所定期間遅延した信号が遅延
回路29より供給されることにより維持する信号保持回
路を示している。尚、かかる信号保持回路28の出力は
、第1の測光情報と第2の測光情報とを比較・判定する
比較判定回路27の動作に基づいて得られるものであり
、後述する露出量設定手段6の一部を構成する露光量補
正回路30に供給され、上記手段6による露光動作を制
御する出力となり、先に説明した第3の測光情報に対応
するものであることは詳しく述べるまでもない。
30は信号保持回1% 28の出力信号に連動する複数
個のスイッチからなるスイッチ群31を有し、このスイ
ッチ群31の動作状態によって、所定の定電流源群32
と抵抗33との接続状態を制御し、抵抗33の両端に生
じる降下電圧を先の比較判定回路27の比較判定結果に
対応した電圧信号として発生する露光量補正回路を示し
ている。尚、この電圧信号は、後で詳しく述べるが、露
出量設定手段5の露光動作における基準レベルを設定す
るために使用される信号となる。
34はシャツタ開用マグネット36およびこのマグネッ
ト36の動作を遅延回路292発振回路36等の出力信
号によって制御する構成とからなるシャツタ開動作制御
系を示し、37は測光手段を構成する光電変挽回路9の
輝度に対応したアナログ電気信号を積分し電圧信号に変
換する積分コンデンサ38、この積分コンデンサ38の
積分量と前述の抵抗33の両端の電圧とを比較するコン
パレータ39およびこのコンパレータ39の出力信号に
よって動作制御されるシャッタ閉用マグネッ)40等か
らなるシャツタ閉動作制御系を示し、いうまでもなく、
これら露光量補正回路3゜および2つの制御系34.3
7が第1図で説明した露出制御手段5に該当することに
なる。
次に、上述したような構成を有する第3図に図示した一
実施例の動作について説明する。尚、測光手段1等への
電源電圧Vの供給は撮影準備動作例えば図示していない
レンズ保護カバーの開動作等にて開始されるものとする
今、第2図において説明したような撮影動作を行なうも
のとすると、第3図に示した実施例はフォーカスロック
機能を有しているだめ、第2図(イ)の如くの状態にて
フォーカスロック動作がまず行なわれることになる。
フォーカスロック動作は、通常シャッタボタンの中押し
動作により行なわれることが周知であり、かかる実施例
も例外ではなく、従って第2図(イ)の如くの状態で」
1記中押し動作が行なわれることになる。
シャッタボタンの中押し動作が行なわれると、中押し信
号発生回路16がその出力状態をLからHに反転せしめ
、即ち中押し信号が発生される。
この中押し信号は、第3図からも明らかなようにまず測
距システム18に供給され、との測距システム18を動
作せしめ上述のフォーカスロック動作のための測距動作
が行なわれることになる。
同時に、上記中押し信号は、第1測光情報設定手段2に
供給されることから、この手段2は動作を開始し、その
時点における測光手段1の出力を記憶保持することにな
る。
ここで、第3図に示した実施例における測光手段1の動
作について簡単に述べておく。
まず、受光素子10を含む光電変換回路9によって、受
光素子10が受光する光の強さ、即ち輝度に対応した電
圧信号がその出力端子91より出力されることになる。
次いで、上記電圧信号はA−D変換回路11に供給され
、まずコンパレータ群12によって複数の基準電圧と比
較されることによりデジタル信号になされ次いで、例え
ば複数のANDおよびOR回路によって構成することの
できる変換回路13にてLおよびHの組み合わせ信号に
変換される。
尚、実際の輝度、コンパレータ群12の動作および変換
回路13の出力端子131〜132 の関係は、例えば
下表のように設定されることになる。
尚、第3図中に破線で示したように、例えばコンパレー
タ群12の内の最低の動作レベルを有するコンパレータ
よりも低い電圧レベルで反転動作を行なうAND回路、
S−R,F、F、LED等を付加することにより、上表
のEV9以下であることを表示できることはいうまでも
ない。
さて、前述したような中押し動作による諸動作が完了す
ると、次に、第2図(ロ)のような画面状態においてシ
ャッタボタンの本押し動作が行なわれることになる。
本押し動作が行なわれると、本押しスイッチ15がオン
状態となり本押し信号発生回路17より本押し信号が発
生せられ、測距終了信号とともにAND回路22に供給
される。AND回路22け、両信号が供給されることに
よりレンズ駆動回路23の動作を開始せしめ、従って中
押し動作時の測距情報に基づいてレンズが駆動されるこ
とになる。
次いでレンズ駆動回路23によるレンズの駆動が終了す
ると、レンズ駆動終了信号が出力されることになり、第
2測光情報設定手段3が上記終了信号のインバータ24
を介しての供給により、その時点における測光手段1の
L−Hの組み合わせ信号を記憶保持することになる。尚
、上記終了信号は、遅延回路29にも供給されることか
ら、遅延回路29も動作し、所定の遅れ時間を経て信号
保持回路28.シャツタ閉動作制御系37の後述する如
くの動作を開始せしめることになる。
−力、比較判定回路27は、上述のレンズ駆動終了信号
発生時点において、第1.第2の測光情報設定手段2,
3の保持出力が供給されることから動作を開始し、副出
力の比較判定動作を行なうことになる。
この比較判定動作は、上述した手段2,3による保持出
力から輝度の変動状態を電気信号として算出するもので
あり、例えば、第2図において説明した撮影を行なうと
すると以下の如くの動作となる。
第2図(イ)、(ロ)の状態における測光範囲Aの輝度
が、今、夫々EV 11、EV 15であったとすると
、第1測光情報設定手段2の出力端子21.22の状態
は、表におけるEV 11に対応する変換回路13の出
力端子131,132の状態を記憶保持するため、L、
Hとなり、また第2測光情報設定手段3の出力端子31
.32の状態は同様にH,Hとなる。このため、図示例
においては、複数のAND回路、OR回路の動作により
出力端子271〜27 の内274のみがHになされる
ことになる。
即ち、図示した比較判定回路27は、測光情報の差の判
定基準となる所定量として2種類の後述する量を有し、
即ち今、第1測光情報設定手段2の出力信号の輝度ラン
クをx1第第1測光情報設定段3の出力信号の輝度ラン
クをYとすると、まず、X=YおよびX+Yであっても
例えば前述した表における隣同志の場合、即ちランク差
が1つ未満の場合には、端子273 のみがHとなる。
次いでx<Yの場合で、その差が表に示したランクの1
つ、即ち両者の間に1ランク存在する場合端子274の
みがHとなり、差がランク2つ以上の場合には端子27
6のみがHとなる。
逆にX)Yの場合で差がランク1つの場合には端子27
2のみが、差がランク2つ以上の場合には端子271 
のみがHとなるよう動作することになる。
換言すると、図示の比較判定回路27は、第1測光情報
設定手段2による第1測光情報に対して、第2測光情報
設定手段3による第2測光情報は、同一であるか否か、
同一でない場合用るいのか暗いのか、かつその明るさの
差はどのくらい存在するかによって、1個の出力端子が
選択されHとなされる如くの動作を行なうわけである。
一方、上記したような関係で、比較判定回路27におい
てHとなる出力端子が選択されると、遅延回路29によ
り動作状態になされる信号保持回路28に上記H信号は
供給されることになり、信号保持回路28を構成する5
−RFF群281〜286は、Hとなった出力端子と接
続されている5−RFFのみがH信号を出力することに
なる。
5−RFF群281〜286の夫々の出力端子は、露出
量設定手段5の一部を構成する露光量補正回路30のス
イッチ群310個々のスイッチ311〜316に独立し
て接続されており、Hとなることにより接続されている
スイッチのみをオン状態となす。従って、前述した一例
で説明すると、端子274のみのHへの変化により5−
RFP284のみがH信号となることから、スイッチ群
31はスイッチ314のみがオン状態になされることに
なる。
スイッチ群31//i、オン状態となることにより、複
数の定電流源32と抵抗33との接続状態を制御する動
作を行なうことはいうまでもなく、従って、抵抗33の
両端には接続される定電流源の供給電流との関係で決ま
る所定電圧が発生することになる。
ところで、上記所定電圧は、比較判定回路27の動作に
基づいてHとなる出力端子を選択し、前述のスイッチ群
31の動作を制御する信号保持回路28の動作状態に対
応して適宜v1 〜v5まで制御されることに、即ち、
スイッチ311 がオン状態の場合には定電流源321
が抵抗33と接続されるため、抵抗330両端の電圧v
1け、v1=13゜1×R33となり、以下同様にオン
状態となるスイッチの追いによりv2〜v5なる電圧が
発生せしめられることになることは明らかである。
尚、上式中、I3゜は定電流源321 により供給され
る電流値、R33は抵抗33の抵抗値を夫々示している
さて、抵抗33の両端に発生する上記のような電圧v1
 〜v6は、図面からも明らかなように、露出量設定手
段6の一部を構成するシャツタ閉動作制御系3アのコン
パレータ39の反転入力端子に供給され、シャツタ閉用
マグネット40の動作制御を行かうことになるわけであ
るが、以下、そ露出量設定手段5は、第1図と共・に説
明したように、フィルムの露光動作を制御するものであ
り、その主動作は、絞り値の設定とシャッタスピードの
設定となるが、かかる実施例においては、周知の絞り兼
用シャッタ羽根を使用した電磁シャツタを採用しており
、その対応で以下の動作説明を行なう。
まず、シャッタボタンの本押し動作に供なうレンズ移動
の終了後に発振回路36から供給されるパルス信号によ
って所定動作を行なう遅延回路29の出力信号により、
シャツタ開動作制御系34が動作せしめられる。このシ
ャツタ開動作制御系34の動作は、シャツタ開用マグネ
ット35を動作させ絞り兼用シャッタ羽根に開動作を行
なわせ、フィルムの露光を開始させるものであることは
いうまでもない。
一方、上記遅延回路29の出力信号は、」1記動作と同
時に5−RFF371 にも供給されることから、この
5−RFF371 も動作し、常時はオン状態を維持し
積分コンデンサ38の両端を短絡しているシャツタ閉動
作制御系37のスイッチSがオフ状態になされることに
なる。
スイッチSがオフ状態となり積分コンデンサ38の短絡
が解除されると、第3図からも明らかなように、この積
分コンデンサ38の充電が、光電変換回路9の輝度に対
応した出力を増幅した電圧信号のベースへの供給によっ
て導通状態になされるトランジスタTr を介して開始
されることになる。
トランジスタTrを介して流れる積分コンデンサ38の
充電電流は、トランジスタTrのベースに供給される電
圧信号が輝度に対応した信号であるだめ、スイッチSが
オフ状態となった以降、即ちシャッタボタンの本押し動
作が行なわれた時点以降の輝度に対応したものとなるこ
とはいうまでもない。換言すると、積分コンデンサ38
の充電電圧は、前述した第2測光情報設定手段3によっ
て設定される測光情報と対応することになるわけである
積分コンデンサ38の充電電圧は、シャツタ閉動作制御
系37のコンパレータ39の非反転入力端子に供給され
、前述した抵抗33の両端に発生する所定電圧と比較さ
れることになる。
従って、積分コンデンサ38の充電電圧が上記所定電圧
を越えれば、シャッタ開用マグネノ)40が動作するこ
とになり、絞り兼用シャッタ羽根は閉動作を行ない、一
連の撮影動作が終了することになる。
ここで、上記コンパレータ39の比較動作について、そ
の入力信号の意味と共に考えてみる。
コンパレータ39は前述したように非反転入力端子に輝
度に対応した信号が供給され、反転入力端子に抵抗33
0両端に発生する所定電圧が供給されており、その動作
から所定電圧がひとつの基準レベルとして働いている。
この抵抗330両端の所定電圧は、本実施例の場合、■
1〜v5の5種類であるが、かかる6種類の電圧は、第
1.第2測光情報設定手段2,3、比較演算手段4によ
って決定されるものであり、各々の意味は前述したよう
に、第1測光情報の輝度ランクをX第2測光情報の輝度
ランクをYとすると下記のようになっている。
即ち、スイッチ311がオンした時の■1 は、X)Y
でその両者の差が前述した表のランク2つ以上の場合に
選択される電圧値であり、以下同様に、v2はx>Yで
差が表のランク1つの場合、り1つの場合、■6はx<
Yで、差が表のランク2つ以上の場合に選択される電圧
値ということができる。
一方、本発明は、例えばx>y、即ち第2測光情報が第
1測光情報より暗い場合、従来より周知の1個の基準レ
ベルとの測光情報の比較により露出量を設定する露光制
御手段によってシャッタ開用マグネッ)40を制御する
と上記測光情報としてコンパレータ39の非反転入力端
子に供給されている信号は第3図の実施例では第2測光
情報に対応していることから、撮影しだい被写体はいう
までもなく完全に露出過多になってしまうことを防止す
るものであり、上述した如くの場合、積分コンデンサ3
8によって検知される第2の測光情報に対応した信号に
よってなされる露出動作を、第1の測光情報に基づいて
行なわれる露出動作に近づくよう補正を行なうものであ
る。
従って、第3図に示した実施例における先の所定電圧v
1 〜v6のレベル関係は、例示したX〉Yの場合、コ
ンパレータ39の基準レベルを従来周知の任意に設定し
た露出プログラム等を:8慮した手段で設定される基準
レベルより低くなるように設定すれば、現実の動作とし
てはシャツタ閉用マグネット40の動作時期を早くする
ことができ、この結果、撮影したい被写体の露出条件は
、あきらかな露出過多の状態を生じる条件より改善され
た条件とすることができることから、vl〉v2〉v3
〉v4〉v6と設定されている。
尚、x=yあるいはX〜Yでも差が1つ以内のランクが
隣同志の時に選択され発生する所定電圧■3は、従来周
知の手段で設定される基準レベルKM当するものである
ことはいうまでもなく、また、各電圧のレベル差は、先
に表で説明した測光情報を区別するだめの輝度ランク設
定の状態に基づき設定されることになることも詳しく述
ベルマでもない。
以上の説明から明らかなように、コンパレータ39によ
る比較動作は、撮影したい被写体の露出条件が、あきら
かに露出過多あるいは露出不足となることを防ぐだめの
補正を含んだ動作、即ち、撮影したい被写体および撮影
画面の構成の輝度条件を考慮した動作となることになる
この結果、シャツタ閉用マグネット40の動作によるシ
ャッタ羽根の閉動作は、もちろん本発明の目的である自
然光下で通常考えられる範囲の輝度条件であれば撮影し
たい被写体の露出条件を、はぼ適正とすることのできる
露光動作を実現する動作となるわけである。
第4図は、本発明による自動露出制御装置の他の実施例
を示すものであり、図中、第1図、第3図と同図番のも
のは同機能を有するものとする。
かかる実施例は、図面からも明らかである例、第3図に
示した実施例と同様の動作をマイクロコンピータ41を
使用して実現しようとした例、即ち第3図に示した第1
測光情報設定手段2、第2測光情報設定手段3、比較判
定回路27、信号保持回路28等における機能をマイク
ロコンピュータ41によって達成しようとした例を示し
ている。尚、マイクロコンピュータ41の使用のため、
測光手段1は、アナログ量で得られる輝度情報を例えば
4ビツトのディジタル信号に変換するA −D変換部4
2を含んで構成されている。
上述したマイクロコンピュータ41は、第3図に示した
実施例に対応した動作を期待する場合例えば第5図に示
した如くのフローチャートで動作せしめられることにな
り、以下、その動作について述べる。
システムのスタートがなされることにより、まず、測光
手段1よりの第1の測光情報をメモIJ aにステップ
60において記憶する。
次に、ステップ51にて、レンズ駆動口i23よりのレ
ンズの駆動終了信号が入力されたかどうかを検知し、入
力されていればステップ52を選択する。
ステップ62は選択されることにより測光手段2よりの
第2の測光情報をメモリbに記憶させる。
次に、ステップ63にてメモリaの内容とメモリl、、
の内容とが比較され、一致していれば、露光量補正回路
30のスイッチ313をオン状態になす出力信号を出力
端子413 より出力する。
一方、一致しなければステップ64が選択され、メモリ
aの内容とメモリbの内容の差の絶対値をメモリCに記
憶する。
ステップ64が終了すると、メモIJ fiの内容とメ
モIJ bの内容の大きさの比較が行なわれ、図示例で
は、メモリaの内容が小さければステップ66が、大き
ければステップ57を選択することになる。
ステップ56は、前述のメモリCの内容を所定値にと比
較し、その結果に基づき2種の出力信号を出力端子41
1.412 より出力する。
また、ステップ67も、前述のメモリCの内容を所定値
にと比較し、その結果に基づき2種の出力信号を出力端
子414.41.より出力する。
ここで、上記ステップ56.57によって出力される4
種の出力信号について考えてみる。
まずステップ66が選択される場合は、メモリbの内容
が大きい、即ち第2の測光情報が第1の測光情報より明
るい場合であり従って先の出力端子411.412の出
力信号は、夫々露光量補正回W!、30のスイッチ31
1.312をオン状態となす信号となる。
一方、ステップ57が選択される場合は、ステップ66
が選択される場合とは逆であるだめ、出力端子414,
416より出力される出力信号は、夫々露光量補正回路
30のスイッチ314,316をオン状態となす信号と
なる。
従って、第4図からも明らかではあるが、マイクロコン
ピュータ41の出力する出力信号によって、第3図の実
施例同様の効果が得られることになるわけである。
発明の効果 本発明による自動露出制御装置は、所定の測光範囲内に
撮影しだい被写体を位置せしめその輝度を測定すること
によって得られる第1の測光情報と、実際の撮影時にお
ける上記測光範囲内の輝度オ測定することによって得ら
れる第2の測光情報とを比較演算することにより、上記
実際の撮影時における露光動作の制御に使用する第3の
測光情報を設定し、かかる第3の測光情報を基に」1記
撮影しだい被写体の露光動作を行なうものであることか
ら、被写体の露出条件があきらかに露出過多あるいは露
出不足となる撮影動作が、自然光下で通常考えられる輝
度範囲においては行なわれない効果を有している。
さらに、本発明による自動露出制御装置は、中央重点測
光方式を採用しかつフォーカスロック機能を備えた自動
焦点カメラに使用した場合、被写体の露出条件は、自然
光下で通常考えられる輝度範、囲であれば、あきらかに
露出過多あるいは露出不足となることはなく、極めて有
用となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動露出補正装置のブロック図、
第2図はひとつの撮影操作を説明するだめの略撮影状態
図、第3図は本発明による自動露出制御装置の一実施例
を備えたカメラの要部電気回路図、第4図は木発F3A
[よる自動露出制御装置の他の実施例図、第6図は第4
図中図番41で示したマイクロコンピュータと動作フロ
ーチャートの一実施例図である。 1・・・・・・測光手段、2・・・・・・第1測光情報
設定手段、3・・・・・・第2測光情報設定手段、4・
・・・・・比較演算手段、5・・・・・・露出量設定手
段、9・・・・・・光電変換回路、12・・・・・・コ
ンパレータ群、27・・・・・・比較判定回路、28・
・・・・・信号保持回路、30・・・・・・露光量補正
回路、34・・・・・・シャツタ開動作制御系、37・
・・・・・シャツタ閉動作制御系、38・・・・・・積
分コンデンサ、41・・・・・・マイクロコンピュータ
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定範囲内の輝度に応じた電気信号を出力する測
    光手段と、フィルムへの露光動作を開始する前に前記測
    光手段を介して撮影したい被写体の輝度に応じた電気信
    号を取り出し第1の測光情報として記憶する第1測光情
    報設定手段と、フィルムへの露光動作の開始に連動して
    前記測光手段の出力している電気信号を取り出し第2の
    測光情報として記憶する第2測光情報設定手段と、フィ
    ルムへの露光動作開始に連動して前記所定範囲内の輝度
    情報を検知し、この輝度情報に応じて前記フィルムの露
    光動作を行なう露出量設定手段と、前記第1.第2の測
    光情報が供給されることにより画情報を比較し前記画情
    報間に所定量以上の差がある時前記フィルム面の露出条
    件が前記第1の測光情報に基づく露出条件に近づくよう
    に前記露出量設定手段による露光動作を補正する第3の
    測光情報を出力する比較演算手段とを備えた自動露出制
    御装置。
  2. (2)測光手段は、所定範囲内の輝度を電気信号に変換
    する光電変換素子を含む光電変換回路と、前記光電変換
    回路の出力信号を複数の基準レベルと比較スるコンパレ
    ータ群および前記コンパレータ群の出力状態をバイナリ
    −コード信号に変換する変換回路とから形成されるA−
    D変換回路とからなる特許請求の範囲第1項に記載の自
    動露出制御装置。
  3. (3)露出量設定手段は、シャッタの開動作を制御しフ
    ィルムへの露光を開始せしめるシャツタ開動作系と、自
    fj記露光開始に連動して前記測光手段より輝度情報を
    検知し、該輝度情報に応じて充電される積分コンデンサ
    、該積分コンデンサの充電電圧を1つの基準電圧と比較
    するコンパレータを含み、このコンパレータの反転動作
    により前記シャッタの閉動作を制御するシャツタ閉動作
    系と、前記第3の測光情報が供給されることにより前記
    第3の測光情報に対応した所定電圧を選択し、前記基準
    電圧として前記コンパレータに供給する露光量補正回路
    とからなる特許請求の範囲第1項に記載の自動露出制御
    装置。
  4. (4)比較演算手段は、前記所定量が複数種設定され、
    前記第1.第2の測光情報の差を複数段階にて検知でき
    る特許請求の範囲第1項に記載の自動露出制御装置。
  5. (5)比較演算手段は、前記第1.第2の測光情報が供
    給されることにより、前記画情報間の差の量に応じた複
    数の出力信号を発生する比較判定回路と、前記比較判定
    回路の出力状態を保持するとともに前記露出量設定手段
    に前記保持している出力状態を伝える信号保持回路とか
    らなる特許請求の範囲第1項に記載の自動露出制御装置
  6. (6)測光手段は、所定範囲内の輝度を電気信号に変換
    する光電変換回路、該光電変換回路の出力をバイナリコ
    ード信号に変換するA−D変換部を備え、第1.第2測
    光情報設定手段および比較演算手段は少なくともフィル
    ムへの露光動作を開始する前の注意動作により前記測光
    手段を介して撮影したい被写体の輝度KE3した前記コ
    ード信号を取り出し第1の測光情報として記憶する第1
    のステI王 ツブ、フィルムへの露光動作を開始する伜意動作により
    前記測光手段の出力している前記コード信号を収り出し
    第2の測光情報として記憶する第2のステップ、nfI
    記第1の測光情報と第2の測光情報とが等しいか否かを
    比較する第3のステップ、前記第1.第2の測光情報が
    等しくない時に選択されその差の絶対値を検出する第4
    のステップ、前記第4のステップ後に選択され前記第1
    .第2の測光情報における明るさを比較する第5のステ
    ップ、前記第1の測光情報が明るい時に選択され前記絶
    対値を所定量と比較する第6のステップ、前記第1の測
    光情報が暗い時に選択され前記差を前記所定量と比較す
    る第7のステップを備え、前記第3のステップにおける
    等しい時に得られる出力および第6.第7のステップに
    おいて得られる夫々2種の出力を第3の測光情報として
    出力するマイクロコンビーータからなる特許請求の範囲
    第1項に記載の自動露出制御装置。
JP59030857A 1984-02-21 1984-02-21 自動露出制御装置 Expired - Lifetime JPH0820665B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4974022A (ja) * 1972-11-14 1974-07-17
JPS58113917A (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 Mamiya Koki Kk カメラの測光装置

Patent Citations (2)

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