JPH0432371B2 - - Google Patents

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JPH0432371B2
JPH0432371B2 JP54153913A JP15391379A JPH0432371B2 JP H0432371 B2 JPH0432371 B2 JP H0432371B2 JP 54153913 A JP54153913 A JP 54153913A JP 15391379 A JP15391379 A JP 15391379A JP H0432371 B2 JPH0432371 B2 JP H0432371B2
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    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は露出計や、自動露出カメラに組み込ま
れた測光装置等の写真撮影に用いられる測光装置
に関する。
従来技術 現在、一般的に使われている露出決定方式は、
撮影画面の一部の輝度又は全体の平均輝度がフイ
ルムラチチユードのほぼ中央にくるように露出値
を決定している。しかし、この決定方式では被写
体の大部分の輝度がそれに対応した輝度分布でフ
イルム上に再現されることを保証しているにすぎ
ず、必ずしも撮影者の作画意図どおりの写真が撮
れるとは限らなかつた。例えば、上記の方式では
測光した部分をフイルムラチチユードのほぼ中央
の濃度で再現するので、白い被写体や黒い被写体
が中間の濃度(例えばグレー)となつてしまう。
そこで例えば白い被写体を白く、黒い被写体を黒
く写したい場合は上記の決定露出値から意図的に
ずらした露出値で撮影を行えばよいわけである
が、どの程度ずらせばよいかは経験にたよるほか
はなく、必ずしも意図した濃度の写真が得られる
とは限らない。
さて、撮影画面の複数個所の輝度を同時に測定
し、そのうちの最大値と最小値を求め、最高輝度
又は最低輝度を有する被写体部分がフイルムラチ
チユードの限界濃度(即ちハイライト部又はシヤ
ドー部)で再現できるように露出値を決定するよ
うにした露出値決定装置が特開昭53−35531号公
報で提案されている。しかし、この装置では、被
写体の最高輝度部分がフイルムラチチユードの上
方限界濃度に自動的に対応づけられて被写体の高
輝度域がつぶれることなく再現されるか、又は被
写体の最低輝度部分がフイルムラチチユードの下
方限界濃度に自動的に対応づけられて被写体の低
輝度域がつぶれることなく再現されるかを保証し
ているだけであつて、しかもフイルムラチチユー
ドの上方又は下方の限界濃度への対応づけは被写
体分布(即ち、撮影画面の最高輝度又は最低輝
度)に応じて自動的になされるので、撮影画面の
任意位置にあり任意輝度を有する被写体の所望部
分を上方又は下方の限界濃度で再現させたいとい
う、撮影者の作画意図に応じた露出値決定は行な
えなかつた。
目的・発明の要旨 本発明の目的は、上記のような露出値決定装置
を改良し、撮影者の作画意図が充分に反映できる
ような露出因子信号を出力できる測光装置を提供
し、写真撮影の便のために供することにある。
本発明の特徴は、手動操作に応じてスポツト測
光手段の出力を記憶手段に記憶させ、この記憶が
なされているときにのみ、その記憶値に応じて、
スポツト測光された被写体の所望部分がフイルム
ラチチユードのほぼ限界の濃度で再現されるよう
な露出因子信号を出力するようにしたことを特徴
とする。
本発明の実施例では、通常のスポツト測光もで
きるように、まず被測光部を中間濃度で再現する
中間濃度露出因子信号を得、これに基いて露出を
行えるよう構成するとともに、上記中間濃度露出
因子信号と、フイルムラチチユードのほぼ半分に
対応する露出因子の段数差とから、上方及び下方
の限界濃度露出因子信号を作り得るよう構成して
いる。
なお、上記は単なる一実施例であつて上記と同
じ結果を得るためには、まず被測光部を下方の限
界濃度で再現する露出因子信号を得、これとフイ
ルムラチチユードのほぼ半分に対応する露出因子
の段数差、又はフイルムラチチユード分に対応す
る露出因子の段数差とから、それぞれ、中間濃度
露出因子信号又は上方限界濃度露出因子信号を作
るようにしてもよい。またこれと逆に、まず上方
限界濃度露出因子信号を得ても同様にして上記実
施例と同じ結果が得られるものである。
また、興味の対象としている被写体輝度分布の
巾が、フイルムラチチユードの巾よりも狭い場合
は、例えば、本発明の装置によりシヤドー部とす
べき部分を測光して、下方限界露出因子信号を得
れば意図的に、全体として暗い写真を得ることが
できる。
なお、上記において、上方及び下方限界濃度と
は、露光量の変化とフイルムの感光濃度の変化と
かほぼリニアな関係を保ちうる上限及び下限をさ
し、フイルムラチチユードとはこの領域の巾に対
応する露出因子の段数差であつて通常のフイルム
であれば、フイルムの種類にかかわらずほぼ一定
である。
実施例 第1図は本発明の実施例を示したブロツク図で
ある。上記ブロツク図は被写体像を受光する光学
系1,2,3,4,6、上記光学系からの光を電
圧に変換する光電変換回路7,8,9、上記光電
変換回路7,8,9からのアナログ出力を、デイ
ジタルに変換するA−D変換回路部10,13,
14、上記A−D変換回路部10,13,14か
らの出力を外部スイツチ15をONすることによ
り、メモリイする2つのメモリイ22、及び23
を有するメモリイ回路部21、上記メモリイ回路
21にある2つのメモリイの内どちらを選択する
かを決定するメモリイ選択回路24、上記メモリ
イ選択回路24によつて選択されたデータに、外
部より設定されたデータ134、データ235を
外部スイツチ30,31に従い、加算又は減算す
る加減算回路28、上記加減算回路28からの出
力と、上記A−D変換回路部10,13,14か
らの出力とを選択するデータセレクト回路部6
1,62,63,64,65、上記データセレク
ト回路部61,62,63,64,65からの出
力と、ASA情報、TIME情報とから露出値を演
算して表示する回路部55,56,59,60、
外部スイツチ30,31に従い点灯する表示部6
9,70、上記外部スイツチ15からの入力をカ
ウントする即ち、メモリイ回路部21にメモリイ
されている測光情報の数を出力するカウンターブ
ロツク17、上記カウンターブロツク17の出力
が適正値を越えたかどうかを判定する回路25、
カウンターブロツク17の出力が0か否かを判定
する回路26、上記回路25及び26からの出力
を表示する表示回路71より構成されている。
上記を詳細に説明すると、1は対物レンズでこ
のレンズによる被写体像はミラー2,3及び接眼
レンズ4を介して観測者の眼5に導びかれる。ま
た上記被写体像は、たとえば受光角が1°のごとき
測光となるような測光領域を限定する絞り6を介
して7の光電変換素子に導びかれる。
8は上記光電変換素子7の両端子が一対の入力
端子間に接続される演算増幅器である。9は上記
演算増幅器8の一方の入力端子と出力端子の間に
接続された対数変換用ダイオードである。上記
7,8,9によつて構成されている光電変換回路
のアナログ出力は、光電変換素子7に入射した被
写体像の光の明るさの対数に比例した電圧、つま
り被写体輝度Bvに相応した電圧となる。
このアナログ出力は、次段のA−D変換器10
及びカウンター13によつて、デイジタル出力に
変換される。12はA−D変換終了信号端子であ
り、A−D変換器10がA−D変換終了時ごとに
パルスを出力する。14は上記カウンター13の
内容を、A−D変換終了信号を受けたときに、ラ
ツチするラツチ回路である。
15はメモリイボタンに連動した常開スイツチ
である。17はメモリイ数をカウントするカウン
ターブロツクを示している。18はリセツトボタ
ンに連動した常開スイツチであり、このスイツチ
18のON−OFF信号は上記メモリイ数カウンタ
ーブロツク17のリセツト信号となる。21はメ
モリイ回路ブロツクであり、22のメモリイ1と
23のメモリイ2の二種類のメモリイを有する。
24は上記メモリイ122及びメモリイ223
の選択を行なうためのメモリイ選択回路ブロツク
であり、カウンター17からの信号をうけて選択
を行なう。25はメモリイ数が2個で、かつ上記
メモリイスイツチ15をONしたときに信号を出
力する、メモリイオーバー判定回路を示してい
る。上記メモリイオーバー判定回路25の出力は
オア・ゲート27を介して、71のエラー表示を
点灯する。
30はシヤドウ中心演算スイツチ(以下Sスイ
ツチ30と示す)に連動した常開スイツチであ
る。又31は、ハイライト中心演算スイツチ(以
下Hスイツチ31と示す)に連動した常開スイツ
チである。Sスイツチ30、及びHスイツチ31
のON−OFF信号は、第2図で後述するように、
メモリイ回路部21に測光情報がメモリイされて
いる場合に28の加減算回路ブロツクの動作開始
信号として用いられる。34及び35は、加減算
回路ブロツク28によつて加算される数、又は減
算される数を設定すべきデイジタルスイツチ等の
データ入力装置(以下データ134、データ23
5と示す)を示している。このデータは測定者が
使用フイルムラチチユードに応じて任意に設定で
きるようにしても、あるいは一定値が出力される
ようにしてもよい。
上記加減算回路ブロツク28の加減算終了信号
は、出力端子29よりアンドゲート40,41、
オア・ゲート42によつて構成されるデータセレ
クト回路61の1つの入力となる。上記データセ
レクト回路61の他の入力は、上記A−D変換器
10のA−D変換終了信号が遅延回路68を介し
て出力される信号である。また上記加減算回路ブ
ロツク28において、上記メモリイ選択回路ブロ
ツク24からのデータにデータ134又はデータ
235からの値を加減算した結果は、データセレ
クト回路62,63,64,65の1つの入力と
なる。上記データセレクト回路62,63,6
4,65の他の入力は、ラツチ14の出力であ
る。上記データセレクト回路61,62,63,
64,65はSスイツチ30及びHスイツチ31
のどちらかがONしているときは、加減算回路ブ
ロツク28からの入力を選択し、Sスイツチ30
及びHスイツチ31のどちらもONしていないと
きは、A−D変換器10及びラツチ14からの入
力を選択する。
上記データセレクト回路61,62,63,6
4,65によつて選択された信号は、次段のラツ
チ55の入力及びラツチ信号となる。57は
ASA情報を設定するASA設定部であり、58は
TIME情報を設定するTIME設定部である。67
はEV.FNO選択用スライドスイツチに連動した
スイツチである。66はアンドゲートであり、ス
ライドスイツチ67からの信号によつて、TIME
設定部58からの情報を制御する。スライドスイ
ツチ67は、フリツプフロツプを用いることで
FNO.EVを交互に切換えることができる押しボ
タンスイツチに置き換えることが可能である。5
6は、上記ラツチ55の出力と、ASA設定部5
7からのASA情報と、TIME設定部58からの
TIME情報とを演算する演算回路である。59
は、演算回路56の演算結果をセグメント表示す
るためのセグメントデコーダを示している。60
はセグメント表示部である。
26は、メモリイ数カウンターブロツク17の
内容が0の場合に、Sスイツチ30又はHスイツ
チ31がONした場合、エラー表示17を点灯さ
せる信号を表示回路71に出力するとともに、加
減算回路ブロツクの動作を阻止するための信号を
加減算回路28に出力するためのメモリイO検出
回路を示している。
69はSスイツチ30がONしているときに点
灯するS表示を示しており、70はHスイツチ3
1がONしているときに点灯するH表示を示して
いる。
次に第1図の動作を説明する。まず測光した領
域がフイルムラチチユードの中央で再現されるよ
うな露出値を得る通常のスポツト測光について説
明する。このときメモリイスイツチ15、Sスイ
ツチ30及びHスイツチ31はOFFのままであ
る。測光が行なわれている場合、対物レンズ1及
び絞り6を通過してきた光は、光電変換素子7、
演算増幅器8、対数変換用ダイオード9によつて
構成された光電変換回路によつて、電圧値に変換
される。この電圧値は光電変換素子7に入射した
光の明るさの対数に比例した電圧、つまり、被写
体輝度Bvに相応した電圧である。上記電圧をA
−D変換器10において電圧に対応した数のパル
スに変換し、このパルスをカウンター13によつ
てカウントし、カウント終了時にA−D変換器1
0の出力端子12より、A−D変換終了信号を受
け、ラツチ14にデイジタル情報を移す。ここ
で、メモリイスイツチ15はOFFのままである
のでメモリイ回路部21にはこのラツチデータは
メモリイされない。又、カウンターブロツク17
の内容が0であるので、メモリイ0検出回路26
により加減算回路ブロツク28は動作を阻止され
ている。
このときSスイツチ30及びHスイツチ31が
ONされていない場合、37の出力が“ロー”で
あり、これが38で反転されるから、上記ラツチ
14の出力はデータセレクト回路62,63,6
4,65を介して、ラツチ55の入力となる。ま
た、A−D変換器10のA−D変換終了信号は遅
延回路67及びデータセレクト回路61を介し
て、ラツチ55に入力され、このタイミングで上
記ラツチ14の出力はラツチ55に保持される。
上記ラツチ55に保持された被写体輝度Bvに相
応したデイジタルデータは、ASA設定部57か
らのASA情報を受け、演算回路56においてEv
値に変換され、その内容は、セグメントデコーダ
59セグメント表示60により表示される。又
は、スライドスイツチ67がFNOに設定されて
いるときは、演算回路56において、ASA設定
部57からのASA情報と、TIME設定部58か
らのTIME情報を受け、ラツチ55の出力値から
FNO値を演算する。この演算結果は、セグメン
トデコーダ59、セグメント表示60によりデイ
ジタル表示される。上記動作によつて、非常に狭
い領域の被写体輝度に対応した露出値がセグメン
ト表示されることになる。以上のように、Sスイ
ツチ30及びHスイツチ31がONされていない
場合は通常のスポツト測光が行われる。従つて表
示された露出値によつて被写体を撮影すると測光
された領域はフイルムラチチユードの中央に(す
なわち中間濃度で)再現されることになる。
次に、測光された領域がフイルムラチチユード
の上端に(すなわちハイライト部として)再現さ
れるような露出値を得るためには次のようにす
る。まず、所望のポイントが測光されるようにし
て、メモリスイツチ15をONする。メモリスイ
ツチ15をONすると、メモリイ数カウンターブ
ロツク17には、“1”が設定され、これにより
メモリイブロツク21中のメモリイ122に上記
の状態での測光値がメモリイされることになる。
このときメモリイ選択回路24は、メモリイ数カ
ウンターブロツク17に設定されている内容が
“1”であるために、メモリイ122の内容を選
択する。次に、Hスイツチ31をONする。これ
により、加減算回路28にメモリイ選択回路24
によつて選ばれたメモリイ122の内容がロード
される。上記加減算回路28はHスイツチ31が
ONされたことを検知し、ロードされた内容から
データ235に設定された内容K1を減算する。
上記データ235に設定される値K1は、フイル
ムラチチユードの略半分の値である。上記加減算
回路28によつて、データ235に設定されてい
るK1値の減算を経た値は、37の出力がハイで
あるから、データセレクト回路62,63,6
4,65を介して、ラツチ55の入力となる。ま
た加減算回路28の出力端子29から出力される
加減算終了信号は、データセレクト回路61を介
して、ラツチ55にラツチ信号として入力され
る。上記ラツチ55に上記加減算終了信号が入力
されると、データセレクト回路62,63,6
4,65によつて選択された加減算回路28の出
力が、ラツチ55に保持される。その後、ラツチ
55によつて保持された内容は、演算回路56に
よつてEv値、又はFNO値に変換され、セグメン
ト表示部60によつて表示される。又、Hスイツ
チ31がONされたことにより、H表示70が点
灯することになる。以上のようにして、上記セグ
メント表示部60に表示された露出値によつて被
写体を撮影すると、初期にメモリイしたポイント
は、フイルムラチチユードの端に(すなわちハイ
ライト部として)再現されることになる。
一方、測光された領域がフイルムラチチユード
の下端に(すなわちシヤドウ部として)再現され
るような露出値を得るためには、次のようにす
る。まず上記と同様にして所望のポイントが測光
されるようにしてメモリイスイツチ15をONす
ると、(この前にメモリイ数カウンターブロツク
17はスイツチ18によつてリセツトされている
ものとする)、上記と同様にしてメモリイ数カウ
ンターブロツク17には“1”が設定され、メモ
リイブロツク21中のメモリイ122に測光値が
メモリイされる。また17の設定値が“1”であ
るから、上記と同様にして、このメモリイ122
の内容が24により選択されている。この状態
で、Sスイツチ30をONさせる。すると、加減
算回路28に上記メモリイ122の内容がロード
されるとともに、加減算回路28はロードされた
内容に、データ134に設定された内容K2を加
算する。データ134に設定される値K2は、フ
イルムラチチユードの略半分の値である。上記加
減算回路28による加算を経た内容は、37の出
力が“ハイ”であるから、データセレクト回路6
2,63,64,65を介して、加減算回路28
の加減算終了信号が29から出力されるタイミン
グでラツチ55に保持される。演算回路56はこ
の保持された内容を露出値に変換し、セグメント
表示部60に表示する。またSスイツチ30が
ONされたことで、S表示69が点灯する。この
ようにして、上記セグメント表示部60に表示さ
れた露出値で、被写体を撮影することにより、初
期にメモリイされたポイントは、フイルムラチチ
ユードの端に(すなわちシヤドウ部として)再現
されることになる。
以上から明らかなように、メモリイ22又は2
3に測光情報がメモリイされている状態でHスイ
ツチ31を押したときは、測定ポイントをハイラ
イト部として再現する露出値が得られ、Sスイツ
チ30を押したときには、測定ポイントをシヤド
ウ部として再現する露出値が得られる。従つて、
高輝度部分を測光した測光情報をメモリイ回路ブ
ロツク21にメモリイしてからHスイツチを押せ
ば、高輝度部分がハイライト部となり、これを基
準として、より輝度が低い部分がフイルムラチチ
ユード内で濃度分布を作るような写真を撮影でき
る。一方、低輝度部分を測光した測光情報をメモ
リイ回路ブロツク21にメモリイしてからSスイ
ツチを押せば、低輝度部分がシヤドウ部となり、
これを基準として、より輝度が高い部分がフイル
ムラチチユード内で濃度分布を作るような写真を
撮影できる。
次に、メモリイ回路部21に2つのメモリイ2
2,23が設けられている理由について説明す
る。今、仮に、画角内の再現させたい高輝度ポイ
ント、あるいは低輝度ポイントの測光値がメモリ
イ122にすでにメモリイされているとする。次
に、メモリイ122にメモリイされている測光値
が、高輝度ポイントのものならば、低輝度ポイン
トを測光し、低輝度ポイントの測光値がメモリイ
されている場合には、高輝度ポイントを測光し
て、メモリイスイツチ15を再びONする。これ
により、メモリイ数カウンターブロツク17は
“2”が設定される。メモリイブロツク21は、
メモリイ122の内容と次にメモリイした内容と
の大小判別を行ない、先にメモリイ122に記憶
されていたのが低輝度ポイントの内容ならばこれ
をメモリイ223にシフトして、メモリイ122
には高輝度ポイントの測光内容が記憶され、メモ
リイ223には低輝度ポイントの測光内容が記憶
されるようにする。このとき、Sスイツチ30を
ONしたとする。メモリイ選択回路24は、カウ
ンタブロツクの内容が“2”でかつSスイツチが
ONしたときのみメモリイ223の内容を選び、
加減算回路28の入力とするよう構成されてい
る。従つてHスイツチ31をONしたとすると、
メモリイ122の内容が、加減算回路28の入力
となるようにメモリイ選択回路24は動作する。
加減算回路28はSスイツチ30をONした場
合、メモリイ223の内容にデータ134の内容
を加算する。その加算された内容はデータセレク
ト回路62,63,64,65、ラツチ55、演
算回路56を介して、露出値としてセグメント表
示される。同様に、Hスイツチ31がONした場
合、加減算回路28は、メモリイ122の内容か
らデータ235の内容を減算する。その内容は、
データセレクト回路62,63,64,65ラツ
チ55、演算回路56を介して、露出値としてセ
グメント表示される。
上記のようにして、再現すべき高輝度ポイント
の被写体輝度をメモリイ122に、また再現すべ
き低輝度ポイントの被写体輝度をメモリイ223
に、各々メモリイしたとき、Sスイツチ30を
ONすることにより得られる露出値が、Hスイツ
チ31をONすることにより得られる露出値よ
り、高輝度側の表示をしたとすると、これは上記
高輝度ポイント及び低輝度ポイントが、フイルム
ラチチユード内に含まれていることを意味する。
従つてSスイツチ30をONすることにより得ら
れた露出値と、Hスイツチ31をONすることに
より得られた露出値の間の露出値を選択するなら
ば、上記高輝度ポイント及び低輝度ポイントはフ
イルムラチチユード内に再現されることになる。
次に上記において、Sスイツチ30をONする
ことにより得られた露出値が、Hスイツチ31を
ONすることにより得られた露出値より、低輝度
側の表示をした場合は、上記高輝度ポイントと低
輝度ポイントとの間の巾は、フイルムラチチユー
ドの巾より広いことを意味する。従つて測定者が
低輝度ポイントを重要視するならばSスイツチ3
0からの露出値を、また高輝度ポイントを重要視
するならば、Hスイツチ31からの露出値を選択
する必要がある。
以上のように、メモリイ122及びメモリイ2
23の両者を利用した場合は、測定した高輝度ポ
イントと低輝度ポイントとの間の輝度差の巾がフ
イルムラチチユードの巾の中に納まるか否かの判
断をすることもでき、撮影のための情報はさらに
豊富となる。
次に、第1図実施例の要部の詳細について説明
する。
第2図は第1図のカウンタブロツク17、メモ
リイブロツク21、メモリー選択回路24、加減
算回路28、メモリーオーバー判定回路25、メ
モリーO検出回路26の具体的な回路例を示して
いる。
カウンタブロツク17は、アンド回路134、
インバータ135、カウンタ17で構成されてい
る。メモリーオーバー検出回路はアンド回路15
3で構成され、メモリーO検出回路はオア回路1
65、インバーター167、DF/F168で構
成されている。メモリー選択回路24はアンド回
路155、インバータ173、データーセレクタ
ー186〜189で構成されている。また、メモ
リーブロツク21は、データセレクター113〜
116,129〜132、インバーター143,
145,148,191、オア回路138,19
2、アンド回路144、R−SF/F146、
DF/F147、単安定回路136,137,1
49、遅延回路150,151,152、パルス
発生器141、ダウンカウンタ133,139、
メモリー22,23、ラツチ回路140で構成さ
れている。さらに、加減算回路28はインバータ
ー164、アンド回路158,161,162,
166,169、オア回路156、単安定回路1
54,159、遅延回路172,193、パルス
発生器170、R−SF/F163、ダウンカウ
ンタ157,160、UP/DOWNカウンタ28
0で構成されている。
上記を詳細に説明すると、 ラツチ14の出力は、アンドゲート及びオアゲ
ートより構成されているデータセレクト回路11
3,114,115,116,129,130,
131,132の一方の入力となる。又、ラツチ
14の出力は、ダウンカウンター133の入力と
なる。さらに、ラツチ14の出力は、第1図にお
けるデータセレクト回路62,63,64,65
の一方の入力となる。
201はダウンカウンター133のロード端子
であり、パルスが入力されると、ラツチ14の出
力をダウンカウンター133にロードする。20
2はダウンカウンター133のクロツク端子であ
り、この端子に入力されるパルスに従い、ダウン
カウンター133はロードされた内容をダウンし
てゆく。200はダウンカウンター133のボロ
ー端子であり、ダウンカウンター133にロード
された内容がダウンして負になつたときに、負の
パルスを出力する。
17はメモリイスイツチ15がONされた回数
をカウントするカウンターである。203,20
4はカウンター17の出力端子であり、カウンタ
ー17が1回カウントすると、出力端子203が
Highになり、2回カウントすると、出力端子2
04がHighになる。インバーター135、アン
ドゲート134は、メモリイスイツチ15が3回
以上ONした際に、その信号をカウンター17に
伝送しない働きをする。19はカウンター17の
リセツト信号となり、カウンター17の出力端子
203,204をLOWにする。
136は単安定回路を示しており、オア−ゲー
ト138を介して、メモリイ122のラツチ端子
205と接続されている。単安定回路136から
パルスが出力されると、メモリイ122にデータ
セレクト回路113,114,115,116か
らの信号がメモリイされる。
137は単安定回路を示しており、その出力は
ダウンカウンター139のロード端子207、及
びオア・ゲート192を介して、メモリイ223
のラツチ端子206と接続されている。単安定回
路137からパルスが出力されると、ダウンカウ
ンター139に、メモリイ122の出力がロード
される。又、単安定回路137からパルスが出力
されると、メモリイ223にデータセレクト回路
129,130,131,132からの出力がメ
モリイされる。
また、単安定回路137の出力は、インバータ
ー143を介して、R−Sフリツプフロツプ14
2(以下R−SF/F142と示す)のセツト端
子と接続されている。上記R−SF/F142は
アンドゲート144を介して、パルスジエネレー
タ141(以下P・G141と示す)を制御す
る。R−SF/F142は、上記ダウンカウンタ
ー133のボロー端子200より出力される信号
によりリセツトされる。
P・G141の出力は、上記アンドゲート14
4を介して、ダウンカウンター139のクロツク
端子209、及びダウンカウンター133のクロ
ツク端子202に接続されている。
アンドゲート153は、メモリイスイツチ15
が3回以上押されたときに、High出力となり、
オア・ゲート27を介して、端子259に出力さ
れる。端子259は、第1図におけるエラー表示
71と接続されている。
メモリイ122の出力は、ダウンカウンター1
39の入力、及びデータセレクト回路129,1
30,131,132,186,187,18
8,189の入力となる。メモリイ223の出力
は、ラツチ140の入力及びデータセレクト回路
186,187,188,189の入力となる。
210は、ダウンカウンター139のボロー端
子であり、R−SF/F146のセツト端子に接
続される。147はDフリツプフロツプ(以下
DF/Fと示す)であり、R−SF/F146の出
力がD入力となる。上記DF/F147のクロツ
ク端子には、ダウンカウンター133のボロー端
子200がインバーター145を介して、接続さ
れている。DF/F147の出力は、上記データ
セレクト回路113,114,115,116,
129,130,131,132のセレクト信号
として用いられる。
149は単安定回路を示している。150,1
51,152は各々遅延回路を示しており、遅延
回路150の出力は、ラツチ140のラツチ端子
208に接続されている。上記遅延回路150か
らパルスが出力されると、ラツチ140にはメモ
リイ223の出力が保持されることになる。ラツ
チ140の出力は、データセレクト回路113,
114,115,116の入力となつている。遅
延回路151の出力は、オアゲート138を介し
て、メモリイ122のラツチ信号となる。同様に
上記遅延回路151の出力は、オアゲート192
を介して、メモリイ223のラツチ信号となる。
又、遅延回路152の出力は、上記DF/F14
7のリセツト信号となり、インバーター148を
介して、R−SF/F146のリセツト信号とな
る。
Sスイツチ30のON/OFF信号は、端子26
1から第1図のS表示69に導びかれるととも
に、アンドゲート155及びインバーター173
を介して、データセレクト回路186,187,
188,189、のセレクト信号となる。上記デ
ータセレクト回路186,187,188,18
9はメモリイカウンター17が、2をカウントし
た場合、つまり、メモリイ122及びメモリイ2
23の両方に測光値がメモリイされている場合
に、Sスイツチ30がONされたときのみ、メモ
リイ223からのデータを選択する。
154は単安定回路を示しており、ダウンカウ
ンター157のロード端子210に接続して、デ
ータ134からのデータをロードする。
Hスイツチ31のON/OFF信号は、端子26
0から第1図のH表示70に導びかれるととも
に、アツプ・ダウンカウンター28(以下up/
downカウンター28と示す)のアツプカウント、
又はダウンカウント判別端子218(以下端子2
18と示す)に入力される。
159は単安定回路であり、その出力はダウン
カウンター160のロード端子211に入力し、
データ235からのデータをダウンカウンター1
60にロードする。単安定回路154及び159
の出力は、オア・ゲート156、アンドゲート1
66、遅延回路172を介して、up/dowuカウ
ンター28のロード端子216に入力され、デー
タセレクト回路186,187,188,189
の出力をup/downカウンター28にロードす
る。
アンドゲート166にはメモリイカウンター1
7の出力端子203,204の信号がオアゲート
165を介して入力しており、アンドゲート16
6はそのゲートがメモリイカウンター17の出力
に応じて開閉されることにより、上記up/down
カウンター28のロード信号入力を制御してい
る。又、単安定回路154,159の出力は、オ
アゲート156、インバーター164を介して、
R−SF/F163のセツト信号となる。
上記R−SF/F163の出力は、アンドゲー
ト169において、P.G170からの発振パルス
を制御する。上記P.G170の出力パルスは、上
記アンドゲート169、遅延回路193を介し
て、up/downカウンター28のクロツク端子2
17に接続されている。又、上記アンドゲート1
69を介して、出力されるP.G170の出力パル
スは、アンドゲート158を介して、ダウンカウ
ンター157のクロツク端子214、及びアンド
ゲート161を介して、ダウンカウンター160
のクロツク端子215に入力されている。
212はダウンカウンター157のボロー端子
であり、213はダウンカウンター160のボロ
ー端子である。上記ボロー端子212,213か
らの信号は、アンドゲート162を介して、R−
SF/F163のリセツト信号となる。
168はDF/Fを示している。メモリイカウ
ンター17の出力端子203,204からの信号
が、オア−ゲート165、インバーター167を
介して、上記DF/F168のD入力となる。又、
上記DF/F168は単安定回路154,159
からの信号でクロツクがかかり、オア−ゲート1
90を介して、第1図のエラー表示71を点灯さ
せる。つまり、上記DF/F168はメモリイが
ない場合に、Sスイツチ30、又はHスイツチ3
1をONしたときに、エラー表示71を点灯させ
る働きを有する。
up/downカウンター28の出力端子254,
255,256,257,258は第1図におけ
るデータセレクト回路61,62,63,64,
65の入力となる。
次に上記第2図の動作を説明する。第2図にお
いて、測光された被写体輝度に相応したデイジタ
ル値が、ラツチ14に、端子12から伝送される
A−D変換終了パルスのタイミングで保持され
る。通常、ラツチ14の出力は、端子250,2
51,252,253から第1図のデータセレク
ト回路62,63,64,65、ラツチ55、演
算回路56、セグメントデコーダ59、セグメン
ト表示60を介して、測光露出値としてデイジタ
ル表示される。尚、このように通常のスポツト測
光を行う場合は、メモリイスイツチ15はOFF
のままであるのでメモリイカウンター17の出力
端子203,204はいずれもLow電位であり、
又オアゲート165の出力もLow電位である。
従つて、ラツチされた測光情報はメモリイ22及
び23にはメモリイされず、又up/dowuカウン
ター28へのデータロードが阻止されており加減
算回路ブロツクは上記の加減算動作を行わない。
ここで、フイルム上に再現したい低輝度ポイン
トを測光したとする。その低輝度ポイントの被写
体輝度に相応したデイジタル値が、ラツチ14に
保持される。次に、メモリイスイツチ15をON
する。
メモリイカウンター17の出力端子204は、
初期状態では、LOW電位であり、メモリイスイ
ツチ15のON信号はメモリイカウンター17に
入力され、上記メモリイカウンター17の出力端
子203はHigh電位となる。上記出力端子20
3からの信号は単安定回路163により、パルス
に変換され、オア−ゲート138を介して、メモ
リイ122のラツチ端子205に入力される。こ
のとき、データセレクト回路113,114,1
15,116は入力として、ラツチ14の出力、
及びラツチ140の出力から、ラツチ14の出力
を選択している。
上記メモリイ122のラツチ端子205に単安
定回路136からパルスが入力されることによ
り、メモリイ122にはラツチ14の出力内容が
保持されることになる。つまり、低輝度ポイント
の測光値がメモリイ122に格納されたことにな
る。
次に、高輝度ポイントを測光する。ラツチ14
に上記高輝度ポイントの測光値がデイジタルとし
て保持される。上記ラツチ14に保持された内容
は、端子250,251,252,253に出力
されるとともに、ダウンカウンター133の入
力、及びデータセレクト回路113,114,1
15,116,129,130,131,132
の1つの入力として入力される。
次に、メモリイスイツチ15をONすると、そ
のON信号はアンドゲート134を介して、メモ
リイカウンター17に入力される。これにより、
上記メモリイカウンター17の出力端子203は
LOW電位、出力端子204はHigh電位となる。
出力端子204がHighになるため、アンドゲー
ト134は、メモリイスイツチ15からの信号を
以後しや断することになる。またメモリイカウン
ター17の出力端子204がHighになることで、
単安定回路137はパルスを出力する。このパル
スは、ダウンカウンター133のロード端子20
1に入力され、ダウンカウンター133にラツチ
14の出力がロードされる。同様に上記単安定回
路137からのパルスは、ダウンカウンター13
9のロード端子207に入力され、メモリイ12
2にメモリイされている低輝度ポイントの測光値
が、ダウンカウンター139にロードされる。ま
た、上記単安定回路137からのパルスは、メモ
リイ223のラツチ端子206に入力され、ラツ
チ14の出力つまり高輝度ポイントの測光値が、
データセレクト回路129,130,131,1
32を介して、メモリイ223にメモリイされ
る。尚、メモリイカウンター17の出力端子20
3又は204のHigh電位はオアゲート165を
介してアンドゲート166に入力されてアンドゲ
ート166のゲートを開き、メモリイ選択回路2
4からup/downカウンター28へのデータロー
ドを許可する。
単安定回路137の出力パルスはインバーター
143を介して、R−SF/F142をセツトさ
せ、P.G141の発振パルスをダウンカウンター
133、及びダウンカウンター139のクロツク
端子202及び209に供給させることになる。
このクロツク端子202,209に入力されるパ
ルスに従い、ダウンカウンター133及び139
は、ロードされた内容をダウンしてゆく。この場
合、ダウンカウンター139にロードされた内容
は、低輝度ポイントの測光値であり、ダウンカウ
ンター133にロードされた内容は、高輝度ポイ
ントの測光値のため、ダウンカウンター139の
方が早くボロー信号を出力することになる。
上記ダウンカウンター139のボロー信号によ
り、R−SF/F146はセツトされ、DF/F1
47のD入力はHighとなる。その後、ダウンカ
ウンター133からボロー信号が出力され、これ
によりR−SF/F142はリセツトされ、P.G1
41からのパルスはアンドゲート144でしや断
される。
また上記ダウンカウンター133からのボロー
信号は、インバーター145を介し、DF/F1
47のクロツク端子に入力されて、上記DF/F
147の出力はHighとなる。この上記DF/F1
47からの信号は、単安定回路149、遅延回路
150を介して、ラツチ140のラツチ信号とな
り、メモリイ223にメモリイされている高輝度
ポイントの測光内容をラツチ140に移す。
上記DF/F147の出力はHighとなつている
ため、データセレクト回路113,114,11
5,116はラツチ140からの入力を選択し、
データセレクト回路129,130,131,1
32は、メモリイ122からの入力を選択するこ
とになる。
上記遅延回路150の出力パルスは、次段遅延
回路151、オア−ゲート138を介して、メモ
リイ122のラツチ端子205に入力される。こ
れにより、メモリイ122には、データセレクト
回路113,114,115,116により選択
されたラツチ140の内容、つまり、高輝度ポイ
ントの測光内容がメモリイされる。同様に、遅延
回路151からの出力パルスは、オア・ゲート1
92を介して、メモリイ223のラツチ端子に入
力される。これにより、メモリイ223にはデー
タセレクト回路129,130,131,132
により選択されたメモリイ122の内容、つま
り、低輝度ポイントの測光内容がメモリイされ
る。
遅延回路151の出力パルスは、次段の遅延回
路152を介して、R−SF/F146、DF/F
147をリセツトする。
以上は、初めに低輝度ポイントを測光し、メモ
リイし、次に高輝度ポイントを測光し、メモリイ
する手順を述べたが、初めに高輝度ポイントを測
光し、メモリイし、次に低輝度ポイントを測光
し、メモリイする場合を以下に説明する。
高輝度ポイントを測光し、メモリイスイツチ1
5をONすると、その測光内容は、メモリイ12
2に格納される。次に低輝度ポイントを測光し、
メモリイスイツチ15をONすると、その測光内
容はメモリイ223及びダウンカウンター133
に格納され、メモリイ122に格納されている高
輝度ポイントの測光内容は、ダウンカウンター1
39にロードされる。
次に、ダウンカウンター133及び139にお
いて、高輝度ポイントの測光内容と低輝度ポイン
トの測光内容の大小判別が行なわれる。この場
合、ダウンカウンター139よりもダウンカウン
ター133の方が早くボロー信号が出力するため
に、DF/F147の出力はLOW電位を保持し続
ける。このため、メモリイ122には高輝度ポイ
ントの測光内容がメモリイされ、メモリイ223
には低輝度ポイントの測光内容がメモリイされる
ことになる。
以上のように、高輝度ポイント及び低輝度ポイ
ントの測光、及びメモリイの順番にかかわらず、
メモリイ122には高輝度ポイントの測光内容が
格納され、メモリイ223には低輝度ポイントの
測光内容が格納されることになる。
次に、Sスイツチ30をONすると、そのON
信号は、メモリイカウンター17の出力端子20
4がHighであるために、アンドゲート155を
介して、データセレクト回路186,187,1
88,189の選択信号として用いられる。これ
により、データセレクト回路186,187,1
88,189はメモリイ223からのデータ、つ
まり、低輝度ポイントの測光内容を選択すること
になる。
上記Sスイツチ30のON信号は単安定回路1
54を介して、ダウンカウンター157のロード
端子210に入力され、データ134からのデー
タを上記ダウンカウンター157にロードする。
また上記単安定回路154の出力パルスは、オア
−ゲート156、インバーター164を介して、
R−SF/F163をセツトする。これによりp.G
170の発振パルスはアンドゲート169を介し
て、up/downカウンター28のクロツク端子2
17及びアンドゲート158、遅延回路193を
介してダウンカウンター157のクロツク端子2
14に入力される。又、メモリイスイツチ15の
ONによりアンドゲート166が開かれているの
で、上記単安定回路154の出力パルスは、オア
ゲート156、アンドゲート166、遅延回路1
72を介して、up/downカウンター28のロー
ド端子216に入力され、データセレクト回路1
86,187,188,189の出力をup/
downカウンター28にロードする。
このとき、上記up/downカウンター28の端
子218には、Hスイツチ31よりLOW電位が
供給されているため、上記up/downカウンター
28はp.G170の発振パルスに従い、ロードさ
れた低輝度ポイント測光内容をカウントアツプし
てゆく。ダウンカウンター157はp.G170の
発振パルスに従い、ロードされたデータ134の
内容をカウントダウンしてゆき、負になつた時点
でボロー端子212より、負のパルスを出力す
る。この上記ダウンカウンター157のボロー端
子212からの信号により、R−SF/F163
はリセツトされ、p.G170からの発振パルスは
アンド・ゲート169においてしや断される。こ
の間、up/downカウンター28はカウントアツ
プしており、最終的にロードされた低輝度ポイン
トの測光内容に、データ134に設定された内容
を加算した内容を端子255,256,257,
258に出力する。上記加算内容は第1図におい
て、セグメント表示60においてデイジタル表示
されることになる。この際、Sスイツチ30が
ONされているため、第1図のS表示70は点灯
している。
次に、Hスイツチ31をONすると、そのON
信号は単安定回路159を介し、ダウンカウンタ
ー160にデータ235の内容をロードする。上
記単安定回路159のHスイツチ31ON信号に
対する出力パルスは、オアゲート156、インバ
ーター164を介して、R−SF/F163をセ
ツトし、p.G170の発振パルスをアンドゲート
169及び遅延回路193を介して、up/down
カウンター28のクロツク端子217に供給す
る。又、p.G170の発振パルスはアンドゲート
169、アンドゲート161を介して、ダウンカ
ウンター160のクロツク端子215に入力され
る。上記単安定回路159の出力パルスは、オア
ゲート156、アンドゲート166、遅延回路1
72を介して、up/downカウンター28にデー
タセレクト回路186,187,188,189
の出力をロードさせることになる。このとき、S
スイツチ30はOFFされており、アンドゲート
155の入力にはLOW電位が供給されるため、
データセレクト回路186,187,188,1
89はメモリイ122からの内容、つまり高輝度
ポイントの測光内容を選択し、up/downカウン
ター28にロードされる。
また、up/downカウンター28の端子218
にはHigh電位が供給されるため、上記up/down
カウンター28はp.G170の発振パルスに従
い、ロードされた高輝度ポイントの測光内容をカ
ウントダウンしてゆく。ダウンカウンター160
はp.G170の発振パルスに従い、ロードされた
データ235の内容をカウントダウンしてゆき、
負になつた時点でボロー端213よりボロー信号
を出力し、R−SF/F163をリセツトする。
これにより、p.G170からの発振パルスはアン
ドゲート169によりしや断される。この間
up/downカウンター28はロードされた高輝度
ポイントの測光内容を、カウントダウンして、最
終的に、上記高輝度ポイントの側光内容からデー
タ235に設定された内容を減算した内容を、端
子255,256,257,258に出力され
る。上記端子255,256,257,258に
出力された内容は、第1図におけるセグメント表
示60でデイジタル表示される。このとき、H表
示71は、Hスイツチ31のON信号を受け点灯
する。
なお、メモリイ122にだけデータが記憶され
ているときに、S又はHスイツチ30又は31を
閉成したときはアンド回路155の出力は“ロ
ー”なので、アツプダウンカウンタ280には、
メモリイ223からのデータが取り込まれること
はない。
第3図は、本発明の実施例の外観図である。5
00は対物レンズ、501は測光用ボタンスイツ
チである。502はASA設定用回転ダイヤルで
あり、503はASA値指示窓、504はTIME
設定用回転ダイヤルであり、505はTIME値指
示窓である。509は第1図におけるデータ13
4の設定用回転ダイヤルで、たとえば、使用フイ
ルムに応じて測定者が可変できる。510は上記
ダイヤル509の指示窓である。511はSスイ
ツチ30用押しボタンである。また515はHス
イツチ31用押しボタンである。513は第1図
におけるデータ235の設定用回転ダイヤルで、
たとえば使用フイルムに応じて測定者が可変でき
る。514は上記ダイヤル513の指示窓であ
る。69はSスイツチ30がONすることにより
点灯するSスイツチ30用表示である。70はH
スイツチ31がONすることにより点灯する、H
スイツチ31用表示である。508はEv・FNO
選択用スライドスイツチである。506はリセツ
トスイツチ18用の押しボタンであり、507は
メモリイスイツチ15用の押しボタンである。5
18は接眼レンズである。517はデイジタル表
示部である。
第4図は、第3図のASA.TIME設定用回転ダ
イヤルを押しボタンによるASA.TIME設定に変
えた第2の実施例の表示部の回路を示したもので
ある。
ASA.TIMEの設定値は、ラツチ613,62
0に保持され、その内容は一方だけがセグメント
表示643にデイジタル表示される。上記セグメ
ント表示643に表示される内容、つまり、
ASAかTIMEかは外部スイツチ600によつて
決定され、表示内容の変更は外部スイツチ60
1,602に従い、up/downカウンター624
によつて行なわれる。又、外部スイツチ603及
びカウンタ608によつて、第1図のEV/FNO
切換用スライドスイツチ67の代わりの役目を行
なつている。第1図のS表示69、H表示70の
代わりにSスイツチ30、Hスイツチ31に従
い、セグメント表示643において、“〓”及び
“〓”が表示されるようにデコーダ639は働く。
以上を詳しく説明すると、600は、ASA.
TIME切換用ボタンに連動した常開スイツチ(以
下ASA/TIMEスイツチと示す)である。60
5は、バイナリイカウンター(以下カウンター6
05と示す)を示しており、上記スイツチ600
からのON信号によつて、出力は反転する。61
3は、ASAの設定内容を保持するラツチ部であ
り、620は、TIMEの設定内容を保持するラツ
チ部である。上記ラツチ部613,620は本回
路に電源が投入された時点で、一定の値が設定さ
れることになる。
618はアンドゲート615,616及びオア
ゲート617により構成されているデータセレク
ト回路であり、上記カウンタ605の出力によ
り、上記ラツチ613、ラツチ620の出力デー
タを選択する。上記データセレクト回路618に
よつて選択されたデータは、up/downカウンタ
ー624の入力となる。
601は上記ラツチ613に設定されている
ASA設定内容、又はラツチ620に設定されて
いるTIME設定内容を1カウントダウンさせるた
めのボタンに連動した常開スイツチ(以下ダウン
スイツチ601と示す)である。
又、602は、ラツチ613に設定されている
ASA設定内容、又はラツチ620に設定されて
いるTIME設定内容を1カウントアツプさせるた
めのボタンに連動した常開スイツチ(以下アツプ
スイツチ602と示す)である。
上記ダウンスイツチ601のON信号は単安定
回路606を介し、オアゲート622に入力す
る。また上記アツプスイツチ602のON信号
は、単安定回路607を介し、上記オア・ゲート
622に入力する。上記アツプスイツチ602は
up/downカウンター624のアツプダウン選択
用端子627と接続されており、上記up/down
カウンター624はアツプスイツチ602がON
しているときは、アツプカウンターとして働き、
アツプスイツチ602がOFFしているときは、
ダウンカウンターとして働く。
上記オア・ゲート622の出力は、上記up/
downカウンター624のロード端子625に入
力され、データセレクト回路618によつて選択
されたデータを、up/downカウンター618に
ロードする。また上記オア・ゲート622の出力
は、遅延回路623を介して、上記up/downカ
ウンター624のクロツク端子626に入力さ
れ、この信号によりup/downカウンター624
は1カウントロードした内容をアツプ又はダウン
する。上記up/downカウンタ624のカウント
内容は、端子629より出力されデータセレクト
回路618により選択されたラツチ613、又は
620に、up/downカウンター624の端子6
28よりに出力されるカウント終了信号のタイミ
ングで、メモリイされる。たとえばラツチ613
の内容、ASA情報はデータセレクト回路618
を介して、up/downカウンター624で、カウ
ントアツプ又はダウンされ、その内容はラツチ6
13にもどされ、カウント終了信号によりメモリ
イされる。
637はTIME表示であり、上記カウンター6
05の出力がHigh電位のとき点灯する。638
はASA表示であり、カウンター605の出力が
LOW電位のとき点灯する。上記データセレクト
回路618によつて選択された内容は、アンドゲ
ート634、デコーダ639を介して、セグメン
ト表示643において、デイジタル表示される。
55はラツチであり、第1図において、データ
セレクト回路61,62,63,64,65によ
り選択されたデータを入力とする。
56は露出値演算回路であり、ラツチ55から
の出力、ラツチ613に設定されたASA情報、
ラツチ620に設定されたTIME情報を入力す
る。
603は、EvFNO切換用ボタンに連動した常
開スイツチ(以下Ev/FNOスイツチと示す)で
ある。上記Ev/FNOスイツチ603のON信号
は、バイナリイカウンタ608(以下カウンター
608と示す)に入力され、カウンター608の
出力を反転する。
上記カウンター608の出力がLOW電位のと
き、アンドゲート630により、ラツチ620か
らのTIME情報をしや断する。このとき、演算回
路56ではEvの演算を行ない、演算結果をデコ
ーダ59を介して、セグメント表示60において
デイジタル表示する。
また、上記カウンター608の出力は、インバ
ーター640を介して、Ev表示642を点灯さ
せる。
次にEv/FNOスイツチ603がONし、カウ
ンター608の出力がHighになると、演算結果
56にはラツチ620よりTIME情報が供給さ
れ、セグメント表示60にはFNOをデイジタル
表示するとともに、FNO表示641を点灯させ
る。
609,610はアンドゲートであり、カウン
ター605の出力がLOWのとき、つまりASA表
示638が点灯しているときは、Sスイツチ30
及びHスイツチ31のON信号をしや断する。上
記Sスイツチ30及びHスイツチ31は、TIME
表示637が点灯しているときに有効となる。
610は、R−SF/Fを示しており、Sスイ
ツチ30のON信号によりセツトされる。上記、
R−SF/F610の出力は、Sスイツチ30の
ON信号によりセツトされるとHigh電位となる。
上記R−SF/F610の出力は、オアゲート6
31、インバータ632を介して、アンドゲート
634において、データセレクト回路618の選
択信号をしや断する。
また上記インバータ632の出力は、アンドゲ
ート635,636を制御して、TIME表示63
7、ASA表示638を消灯する。
また上記R−SF/F610の出力は、デコー
ダ639に入力され、セグメント表示643にお
いて、“S”という文字を点灯させるべき信号を、
デコーダ639がセグメント表示643に出力す
る。上記インバータ632の出力はアンドゲート
633を制御し、ASA/TIMEスイツチ600
のON信号をしや断する。
612はR−SF/Fを示しており、Hスイツ
チ31のON信号によりセツトされ、上記R−
SF/F612の出力はHigh電位となる。上記R
−SF/F612の出力はデコーダ639に入力
され、セグメント表示643において、“H”と
いう文字を点灯させるべき信号をデコーダ639
がセグメント表示643に出力する。
604は、シヤドウ中心演算、ハイライト中心
演算を解除するためのボタンに連動した常開スイ
ツチ(以下RECALLスイツチと示す)である。
上記RECALLスイツチ604のON信号は、R−
SF/F610及び612をリセツトする。
次に第4図の回路の動作を説明する。第4図の
回路に電源投入すると、ラツチ613には初期
ASAの内容が設定され、ラツチ620には初期
TIMEの内容が設定される。またカウンター60
5及び608の出力はLOW電位となつている。
上記カウンター605の出力により、ASA表示
638が点灯する。また、データセレクト回路6
18は、ラツチ613からのデータ、つまり、初
期ASAの内容を選択し、セグメント表示643
においてデイジタル表示、たとえば、“100”と表
示する。
このとき、カウンター605の出力はLOW電
位のために、Sスイツチ30及びHスイツチ31
からのON信号はアンドゲート609,611に
よりしや断される。またカウンター608の出力
はLOW電位であるため、ラツチ620からの
TIME情報をアンドゲート630においてしや断
する。
その後、測光された内容は端子651,65
2,653,654よりラツチに入力され、演算
回路56においてEvとして演算され、セグメン
ト表示60には測光内容のEv値がデイジタル表
示される。このとき、カウンタ608の出力によ
りEv表示642が点灯する。
次にダウンスイツチ601をONすると、ダウ
ンスイツチ601のON信号は、単安定回路60
6、オアゲート622を介し、up/downカウン
ター624のロード端子625に入力され、デー
タセレクト回路618により選択されたラツチ6
13からのASA情報をup/downカウンター62
4にロードする。上記単安定回路606からの出
力パルスはオアゲート622、遅延回路623を
介して、up/downカウンター624のクロツク
端子626に入力される。このとき、端子627
にはLOW電位が供給されているために、端子6
26より入力されるパルスにより、up/downカ
ウンター624はロードされた内容を1カウント
ダウンさせる。カウントダウンした内容はラツチ
613に入力され、up/downカウンター624
の端子608より出力されるカウント終了信号に
よつて、ラツチ613に保持される。上記ラツチ
613のASA情報は、データセレクト回路61
8、アンドゲート634、デコーダ639を介し
て、セグメント表示643において、カウントダ
ウンしたラツチ613の内容が表示される。
また、カウントダウンしたASA情報は、演算
回路56に入力され、それに従い、演算回路56
はラツチ55に保持されている測光内容を演算
し、その内容をセグメント表示60でデイジタル
表示する。
アツプスイツチ602をONした場合は、ラツ
チ613のASA情報は、up/downカウンター6
24によりカウントアツプされ、ラツチ613の
内容は、カウントアツプした内容に置き換えられ
る。それに伴い、セグメント表示643のASA
表示内容、及びセグメント表示60のEv表示内
容はカウントアツプしたASA情報に従い、変化
する。
次に、ASA/TIMEスイツチ600をONする
と、上記ASA/TIMEスイツチ600のON信号
はアンドゲート633を介して、カウンター60
5に入力され、カウンタ605の出力はHigh電
位となる。これにより、データセレクト回路61
8はラツチ620からの内容、つまりTIME情報
を選択し、up/downカウンター624の入力と
する。上記データセレクト回路618の選択出力
は、アンドゲート634、デコーダ639を介し
て、セグメント表示643においてTIME値とし
て表示される。また、カウンタ605の出力は
TIME表示637を点灯させ、ASA表示638
を消灯させる。
ダウンスイツチ601をONさせると、上記
ASAの場合と同様に、ラツチ620からの
TIME情報はup/downカウンター624におい
て、1カウントダウンし、ラツチ620の内容は
上記カウントダウンした内容に置き換えられる。
それに伴い、セグメント表示643のTIME表示
内容は、カウントダウンしたTIME情報に従い変
化する。
アツプスイツチ602をONさせると、ラツチ
620のTIME情報は1カウントアツプし、その
カウントアツプしたTIME情報は、セグメント表
示643においてデイジタル表示される。
次にEv/FNOスイツチ603をONすると、
Ev/FNOスイツチ603のON信号により、カ
ウンター608の出力は、High電位となり、ア
ンドゲート630を介して、演算回路56にラツ
チ620からTIME情報を供給させる。これによ
り、演算回路56はラツチ55からの測光内容を
受け、FNOを演算して、セグメント表示60に
おいて、上記ラツチ55からの測光内容をFNO
として表示する。上記カウンター608の出力
は、FNO表示641を点灯させ、Ev表示642
を消灯させる。
上記FNO表示641が点灯している間に、ダ
ウンスイツチ601、又はアツプスイツチ602
をONすると、セグメント表示643に表示され
ているTIME値が変化するとともに、セグメント
表示60に表示されているFNO値も、ダウン、
又はアツプしたTIME情報に従い、変化する。
次に、Sスイツチ30をONすると、上記Sス
イツチ30のON信号は、カウンター605の出
力がHigh電位であるために、アンドゲート60
9を介して、R−SF/F610をセツトする。
上記R−SF/F610の出力は、オアゲート6
31、インバーター632を介して、アンドゲー
ト634において、データセレクト回路618か
らのTIME情報をしや断する。上記インバーター
632の出力は、アンドゲート635,636を
制御し、TIME表示637、ASA表示638を
消灯させる。
またR−SF/F610の出力は、デコーダ6
39に入力され、セグメント表示643に表示し
ていたTIME値が消灯し、“5”という文字が点
灯する。セグメント表示60には、Sスイツチ3
0がONすることにより、第2図において計算さ
れた内容が表示される。
Hスイツチ31をONすると、上記Hスイツチ
31のON信号により、R−SF/F612はセツ
トされ、これにより、TIME表示637、ASA
表示638は消灯され、セグメント表示643に
は“H”という文字が表示する。またセグメント
表示60には、第2図においてHスイツチ31が
ONすることにより計算された内容が表示され
る。
このとき、ASA/TIMEスイツチ600のON
信号は、アンドゲート633において、しや断さ
れ、カウンター605の出力はHigh電位を保持
する。
また、ダウンスイツチ601、又はアツプスイ
ツチ602をONすると、ラツチ620に保持さ
れているTIME情報は、上記ダウンスイツチ60
1又はアツプスイツチ602に従い、カウントダ
ウン又はカウントアツプしてゆく。これにより、
セグメント表示60に表示されているHスイツチ
31をONすることにより求められるハイライト
中心演算値は、上記ラツチ620のTIME情報に
従い変化する。上記動作により、セグメント表示
60に表示されたFNO値を変化させ、測定者の
希望するFNO値とさせた後、RECALLスイツチ
604をONすると、上記RECALLスイツチ60
4のON信号により、R−SF/F610,612
はリセツトされ、セグメント表示643にはラツ
チ620に保持されているTIME情報による
TIME値を表示し、TIME表示637が点灯す
る。セグメント表示60には、第1図におけるラ
ツチ14に保持された測光内容が表示される。
上記セグメント表示643のTIME値に従い、
カメラのシヤツタースピードを設定し、セグメン
ト表示60のFNO値に従い、カメラの絞りを設
定して、被写体を撮影することにより、第1図に
おいて説明した高輝度ポイントがフイルムラチチ
ユードの端に再現することになる。
以上のように、ASA値、TIME値及びS表示、
H表示を同一セグメント表示643において表示
することにより、セグメント表示素子を少なくす
ることができる。
また、S表示、H表示中は、ASA表示、
TIME表示が消灯するため、誤まつて、ASA/
TIMEスイツチ600をONして、ダウンスイツ
チ601及びアツプスイツチ602がASA情報
を変化させることのないように、S表示及びH表
示がセグメント表示643において表示されてい
るときには、アンドゲート633でASA/
TIMEスイツチ600のON信号をしや断してい
る。
また、アンドゲート609,611により、
ASA表示637が点灯しているときは、Sスイ
ツチ30及びHスイツチ31のON信号をしや断
している。
第5図は第4図に示した第2の実施例の外観図
である。530はASA、TIME切換え用ボタン、
531はASA又はTIME値アツプ用ボタン、5
32はASA又はTIME値ダウン用ボタンである。
533はEv、FNO切換え用ボタンであり、53
4はシヤドウ中心演算及びハイライト中心演算解
除用ボタンである。641はFNO表示、642
はEv表示、638はASA表示、637はTIME
表示である。60は露出値表示であり、643は
ASA値、TIME値及びS.H表示である。
効 果 以上から明らかなように、本発明によれば、撮
影画面の任意位置にあり任意輝度を有する被写体
所望部分をフイルムラチチユードの上方又は下方
の限界濃度で再現させたいという、撮影者の作画
意図を充分に反映させうる写真撮影がきわめて簡
単に行えるものであり、興味の対象となつている
輝度分布領域をこれに対応する濃度分布として適
切に再現できる。又、記憶手段に測光情報が記憶
されていないときは限界濃度露出因子信号の出力
を阻止し、被写体所望部分に対する限界濃度での
再現が必要なときのみ出力を許可するようにした
ので、被写体所望部分に対する限界濃度での再現
が不要であるにもかかわらずいたずらに露出因子
信号が出力され、しかも記憶情報がリセツトされ
ている場合のような誤まつた情報に基づく露出因
子信号が出力されるというような不都合は生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示したブロツ
ク図、第2図は第1図のブロツク図のうち本発明
を説明するための回路図、第3図は本発明の第1
の実施例の外観図、第4図は第1図の第1の実施
例のうち表示部を変更した第2の実施例を示した
回路図、第5図は第2の実施例の外観図である。 1〜4,6……スポツト測光を行う光学系、7
〜9……測光部、15……手動操作部材、21…
…記憶手段、28……限界濃度露出因子信号出力
手段、26……阻止手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スポツト測光を行う光学系と、スポツト測光
    された被写体部分の明るさに応じた測光信号を出
    力する測光部と、手動操作部材と、該手動操作部
    材が操作されたときの上記測光信号を記憶する記
    憶手段と、該記憶手段に記憶された測光信号に応
    じ、上記スポツト測光された被写体部分がフイル
    ムのラチチユードのほぼ限界の濃度で再現される
    ような限界濃度露出因子信号を出力する限界濃度
    露出因子信号出力手段と、上記記憶手段に測光信
    号が記憶されているか否かを判定し、測光信号が
    記憶されていないときに上記限界濃度露出因子信
    号出力手段の動作を阻止する阻止手段とを有する
    ことを特徴とするスポツト測光装置。 2 上記限界濃度露出因子信号出力手段は、上記
    の記憶された測光信号に応じ、上記スポツト測光
    された被写体部分がフイルムのラチチユード内の
    ほぼ中間濃度で再現されるような中間濃度露出因
    子信号を出力する中間濃度露出因子信号出力手段
    と、上記フイルムのラチチユードのほぼ半分に対
    応する露出因子の段数差を表わす信号を出力する
    露出因子段数差信号出力手段とを有し、この露出
    因子段数差信号と上記中間濃度露出因子信号とか
    ら上記限界濃度露出因子信号を作ることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のスポツト測光装
    置。
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