JPS60174752A - 二級または三級アミノアルコ−ルの製造方法 - Google Patents

二級または三級アミノアルコ−ルの製造方法

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JPS60174752A
JPS60174752A JP2962884A JP2962884A JPS60174752A JP S60174752 A JPS60174752 A JP S60174752A JP 2962884 A JP2962884 A JP 2962884A JP 2962884 A JP2962884 A JP 2962884A JP S60174752 A JPS60174752 A JP S60174752A
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ethanol
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diethylene glycol
hydrogen chloride
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Takehisa Nakanishi
中西 武久
Nobumasa Arashiba
荒柴 伸正
Eiji Koga
古賀 英治
Noboru Miki
三木 襄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ルと一級または二級アごノ化合物と反応させて二級また
は三級アミノアルコールを製造する方法に関する。
詳しくは、特定の方法で得られた2 − ( 2’−ク
ロロエトキシ)エタノールを用いて二級または三級アミ
ノアルコールを製造する方法に関する。
立体障害のある二級または三級アはノ化合物は、特定の
ガスの吸収剤として有用であり、中でもH2Sと002
を含むガス混合物からH2Sを選択的に除去する為のガ
ス吸収剤として有用である。これらの立体障害のあるア
ミン化合物としての二級または三級アミノアルコールは
、2−(2′−クロロエトキシ)エタノールと一級また
は二級アミン化合物とを反応させて製造する方法が提案
されている/(%開昭58ー146535号)。
この2−(2’−クロロエトキシ)エタノールと一級ま
たは二級アミノ化合物とを反応させて二級または三級ア
ミノアルコールを製造する方法は、簡便な反応で収率良
く立体障害のあるアミン化合物を得ることが可能であり
、優れた方法である。しかし、2−(2’−クロロエト
キシ)エタノールを安価に入手するのが回軸であるとい
う問題があった。
すなわち、2−(1−クロロエトキン)エタノールは、
従1jL (1)エチレンクロロヒドリンに酸触媒の存
在下、エチレンオキシドを反応させる方法、あるいは(
2)ジエチレングリコールに塩化チオニルを反応させる
方法などで製造されている。しかし、(1)の方法は、
2−(2’−クロロエトキシ)エタノールの選択率が低
く、重合度の高い副生物が多く、収率が低い。壕だ、未
反応のエチレンクロロヒドリンの循環使用に多大のエネ
ルギーを要するという欠点がある。また(2)の方法は
、ジエチレングリコールの両側の水酸基が共に塩素原子
で置換されるなどの副生成物が多く、さらに高価な塩化
チオニルを使用するとともに、溶媒のピリジンを留去し
なければならない等工業上杆ましくない欠点を有する。
本発明者らは、先に、工業的に入手しやすい塩化水素を
ジエチレングリコールと反応させ、ジエチレングリコー
ルの一方の水酸基を塩素原子に換えて容易に高収率で2
−(2′−クロロエトキシ)エタノールを製造する方法
を提案した(特開昭58−67638号)。
しかし、この方法でも純度の良いものを得るには、ジエ
チレングリコールと塩化水素とを反応させて得うれる2
−(2’−クロロエトキシ)エタノールを含有する反応
生成液を、脂肪族塩素化炭化水素、脂肪族エーテルまた
は芳香族炭化水素等を用いて抽出し、次いで抽剤を留去
後蒸留精製する(特開昭58−109441号)ような
かなシ複雑な操作が必要であり結果的に原料である2−
(2’−クロロエトキシ)エタノールの製造コストが比
較的高いものになるという問題があった。
本発明者らは、高純度の二級または三級アミノアルコー
ルをより安価に製造することを目的として、原料として
用いる2−(2′−クロロエトキシ)エタノールについ
ての上記問題を解決して二級または三級アルコールを製
造する方法について鋭意検討した。その結果、ジエチレ
ングリコールと塩化水素とを反応させて得られる2−(
2!’−クロロエトキシ)エタノールを含有する反応生
成液から、高純度に精製して得られる2−(ダークロロ
エトキシ)エタノールを用いることな(,2−(2’ 
−クロロエトキシ)エタノールを含有する反応生成液か
ら蒸留分離が困難な副生じたモノエチレングリコールを
含有したま\の混合物を原料として、高純度の二級また
は三級アミノアルコールを製造できることを見出し、本
発明を完成した。
すなわち、本発明は2−(2’−クロロエトキシ)エタ
ノールと一級または二級アミン化合物と反応させて二級
または三級アミノアルコールを製造する方法において、
2−(2′−クロロエトキシ)エタノールとしてジエチ
レングリコールと地代水素を反応させて得た2 −(2
’−クロロエトキ7)エタノールと副生ずるモノエチレ
ングリコールを含有する混合物を用いることを特徴とす
る二級または三級アミノアルコールの製造方法である。
本発明の方法によれば、安価な塩化水素とジエチレング
リコールを用いた簡単な方法で得られる2−(2’−ク
ロロエトキシ)エタノールを含有する反応生成液を、複
雑な精製操作によることなく、一般的な蒸留操作のみを
行なって得られる、蒸留分離困麺な副生モノエチレング
リコールを含有するま\の2−(2′−クロロエトキシ
)エタノールを原料とすることができるので、極めて安
価に二級または三級アミノアルコールを製造することが
できる。
本発明の方法で原料として用いる2−(2′−クロロエ
トキシ)エタノールは、ジエチレングリコールと塩化水
素とを反応させて得られる。
この反応でジエチレングリコールは如何なる合成方法を
とったものでもよく、純度は高い方が好ましいが、エチ
レングリコーノペ トリエチレングリコール等を若干量
含むエチレンオキシドと水との反応から得たジエチレン
グリコールが、経済的に有利である。
塩化水素としては、濃塩酸、合成塩化水素ガス、また、
各種製造工程からの副生塩化水素等どれでも使用できる
。なおこの反応においては、反応系に存在する水の量の
影曽が大きく、濃塩酸を使用する場合にくらべて35重
量%以下の水を含む塩化水素の方が、非常に反応が速く
進行するとともに、2−(2’−クロロエトキシ)エタ
ノールの収率、選択率ともに優れた結果を与える。
反応系中の水分の調整は、原料中の水分の制御のほか、
減圧または常圧で水を留去しながら反応させる等の方法
で適宜実施することができる。反応系中の水分館は少な
い方が相対的に好結果を力えるが、他の反応条件および
装置上の問題あるいは操作条件等を考慮して定めればよ
い。
反応温度は1,50〜150℃の範囲が好ましい。
50℃に満たない反応温度では反応の進行が遅く、反応
時間がかかシすぎる。また、150℃を超えると、反応
速度は大きくなシ、反応時間は短がくて済むが、副反応
も多くなシ結果的に1、目的生成物である2 −(2’
−クロロエトキシ)エタノールの選択率の低下が顕著で
あシ実質的に2− (2’−クロロエトキシ)エタノー
ルの収率向上は、はかれない。
反応方法については特に限定されない。すなわち、反応
釜にあらかじめジエチレングリコールと濃塩酸を仕込み
昇温するバッチ方式でも、反応釜にあらかじめジエチレ
ングリコールを仕込み、連続または断続的に濃塩酸また
は塩化水素ガスを供給して行く半連続方式、またジエチ
レングリコールと濃塩酸または塩化水素ガスとを混合、
反応器へ供給する連続方式をとっても良い。
次に、上述のようにジエチレングリコールと塩化水素と
の反応によシ得た反応生成液から、本発明の方法に使用
する2 −(2’−クロロエトキシ)エタノールを得る
。この反応生成液には目的生成物である2−(2′−ク
ロロエトキシ)エタノールの外に、一般に塩化水素よシ
過剰に用いた未反応ジエチレングリコールヲハシメ、エ
チレンクロロヒドリン、1−クロロ−2−(2′−クロ
ロエトキン)エタン、モノエチレングリコール、ジオキ
サン等の有機化合物および未反応の塩化水素1.生成水
などが含まれている。このような反応生成液から高度に
精製された2−(2′−クロロエトキシ)エタノールを
蒸留法にて得るのは実質的に困難である。このような副
生物°と2− (2’−クロロエトキシ)エタノールを
含有する反応生成液をそのまま反応に供しても良いが、
アミン化反応において2− (2’−クロロエトキシ)
エタノールと同様にアミン化を受けたシアミンの塩酸塩
を形成するので、必要以上にアミン化剤を消費する。
タノールと比較的沸点が離れている蒸留分離し易いエチ
レンクロロヒドリンおよび1−クロロ−2−(2′−ク
ロロエトキシ)エタンを予め除去して反応に供する。さ
らに好ましくは、アミノ化するアミン基によってはジエ
チレングリコールと沸点が近くなりこれとの分離を困難
にする問題を引き起こした9、未知の高沸点生成物の中
にも若干の塩化物が存在するのでこれら高沸点成分とも
分離した方が良い。即ち、本発明の方法で原料として用
い、1L2−(2−クロロエトキシ)エタノールは、2
−(2−クロロエトキシ)エタノールに蒸留分離が困難
なモノエチレングリコールを含有する混合留分として蒸
留に依り取り出されるものである。
前記の反応生成液から塩化水素のような低沸点成分を除
去するには、減圧脱気により除去してもよいし、窒素や
二酸化炭素を通気することによりストリッピング除去し
てもよい。また、エチレンクロロヒドリンおよび1−ク
ロロ−2−(2’ −1’ロロエトキシ)エタンの、1
: ウナ、2− (2’−りOOエトキシ)エタノール
よシ沸点の低い化合物は、通常の常圧または減圧蒸留に
て留去することが出来る。蒸留温度は50〜170℃、
好ましくは75〜140℃である。操作温度が低いと1
−クロロ−2−(2’−クロロエトキシ)エタンのよう
に蒸気圧の低いものでは、かなり低い操作圧力が必要と
なり、また、凝縮に必要な冷媒の温度も低くする必要が
あるので、産業上有利ではない。一方、操作温度が高い
と2−(2′〜クロロエトキシ)エタノール、!=1−
10ロー2−(i−クロロエトキシ)エタンとの沸点差
が小さくなり、分離し難くなるとともに、2−(S!’
−クロロエトキシ)エタノールの分解が促進されるので
、好ましくない。このような蒸留は従来より公知の例え
ば、充填式または棚段式の蒸留塔で回分式、連続式等の
各種の方式で行なっても良い。
尚、本発明の方法で原料として用いる2−(ダークロロ
エトキシ)エタノールは2− (−2’−クロロエトキ
シ)エタノールよシ沸点の低い成分を取シ除いたものを
、次のアミノ化反応に供してもほとんど問題はないが、
よシ好ましくは蒸留にてモノエチレングリコールヲ含t
r2−(2’−クロロエトキシ)エタノール留分として
取シ出しよシ高沸点成分であるジエチレングリコールと
分離した方が良い。この蒸留の操作温度は60〜170
℃、好ましくは75〜140℃で行なうのが、前記の理
由によシ望まれる。この蒸留は回分法で、よシ低沸点成
分の留去に引続いて、同じ蒸留塔で行なってもよいし、
また連続法で低沸点成分蒸留塔の底部抜出液を別の塔に
導きその塔頂部抜出液として取シ出してもよい。
以上のように、本発明の方法に用いる2−(2’−クロ
ロエトキシ)エタノールはジエチレングリコールの塩化
水素による塩素化反応の主要な副生物の一つであるモノ
エチレングリコールを分離することなく混曾物として取
シ出した2−(2’−クロロエトキシ)エタノールであ
る。
本発明の方法に用いる一級または二級アミン化合物はア
ンモニアまたは一級、二級アミン化合物の如何なる化合
物であってもよい。特に好ましいアミン化合物の例とし
て、−級アミン化合物ではターシャリ−ブチルアミン、
イソプロピルアミン、クーシャ1ルーペンチルアミン、
1−メfルー1−エチルプロピルアミノ、また、二級ア
ミン化合物ではN−メチルターシャ1ループナルアミン
、N〜メチルイソプロピルアミン、N−メチルシクロヘ
キシルアミン、N−メチル−1−メチロールイノグロビ
ルアミ7等を挙げることが出来る。N−メチル化合物は
、2−(i−クロロエトキシ)エタノールと前記の一級
アミン化合物と反応させ二級のアミノアルコールとした
後、例えば、水素化条件下の水素ガスの存在下ホルムア
ルデヒドと反応させてN−メチル化して得ることも出来
る。
反応は、昇温下で好ましくは溶媒の存在下で行なう。溶
媒として一般的には低級アルカノール、エーテルアルカ
ノール、非環式エーテルおよび環式エーテル等が使用さ
れる。具体的には水、エタノール、グロパノール、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、モノエチレングリコール等がある。本発明の方法で
とくに好ましい溶媒として、モノエチレングリコールが
多用される。すなわち原料である2−(2′−クロロエ
トキシ)エタノールに混入しているモノエチレングリコ
ールが、溶媒として使える。したがって、モノエチレン
グリコールを新たに加えて溶媒として権釈することがで
きる。
勿論、モノエチレングリコールに限らず、前記のような
別種の溶媒を加えてもよい。
反応温度は、使用する溶媒によって異なるが、大気圧で
少くとも80℃が好ましく、更に好ましくは100℃で
ある。例えば、オートクレーブを用い自己発生圧力の昇
圧下で行なう場合には110〜250℃、更に好ましく
は125〜200 ℃の温度で行なうのが良い。好適な
自己発生圧力は65〜70.3に9 / Cm 1更に
好ましくは105〜281KG/cdの範囲である。
使用する原料は2−(2’−クロロエトキシ)エタノー
ルに対して過剰のアミン化合物を用いることが好ましく
、少なくとも2:1のモル過剰とすることが更に好まし
い。
反応終了後、生成する塩化水素は過剰の未反応原料アミ
ン化合物および/または生成したアミノアルコールと塩
酸塩を形成しているので、通常のアルカリ処理等で遊離
のアミノ化合物とし、新たに生成する塩化アルカリ化合
物をP側稜、目的物である二級または三級アミンアルコ
ールを含む混合物を取シ出す。
最終的な精製は通常の減圧蒸留法にて行なう。
回収される過剰の未反応原料アミン化合物はアミン化反
応に循環再利用することができる。また、ジエチレング
リコールを分離しない2−(2’−クロロエトキシ)エ
タノールを原料として用いり場合には、これも回収して
、塩素化反応へ循環再利用することができる。本発明の
方法では原料中の2−(2′−クロロエトキシ)エタノ
ールはアミン化され、含有されているモノエチレングリ
コ−ルとの沸点差が大きくなり、蒸留により容易にこれ
と分離することができる。回収されるモノエチレングリ
コールは、アミノ化反応の溶媒として一部を循環再利用
することも可能である。
以上のように、本発明の方法では、ジエチレングリコー
ルと塩化水素を反応させて得られる2−(2’−クロロ
エトキシ)エタノールを副生ずる蒸留分離困難なモノエ
チレングリコールを含有したま\原料として用いるので
、■アミン化反応原料として使用する2 −(2’−ク
ロロエトキシ)エタノールの精製工程が大幅に簡略化さ
れ、低コストである、■2− (2’−クロロエトキン
)エタノールとの分離は困難であったモノエチレングリ
コールがアミン化反応により得られる目的物の二級また
は三級アルコールとの分離は容易となるので、高純度、
高収率で二級または三級アルコールが得られる、■すな
わち、ジエチレングリコールと塩化水素を用いる工業的
に極めて有効な2−(2’−クロロエトキシ)エタノー
ルの製造法の特徴を、更に効果的に活かした、工業的に
優れた二級または三級アルコールの製造法を提供できた
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例−1 温度計、撹拌機、ガス導入部および還流管を有するガラ
ス製フラスコにジエチレングリコール1000部を仕込
み、液を冷却しながらガス導入部よシ塩化水素ガス43
0部を供給し吸収させた。次いで100’Cまで昇温後
6時間100℃で反応させた後冷却した。この時の反応
生成液は若干黄色味をおびた均一溶液であり、2−(2
’−クロロエトキシ)エタノール濃度は19.95部優
、1−クロロ−2−(2’−クロロエトキシ)−エタン
濃度1d、 1.55wt%、モノエチレングリコール
濃度は1.25 wt%、エチレンクロロヒドリン濃度
は2.77 wt%、ジエチレングリコール濃度は4ス
フwt%の組成を廟する液を1644644部 得応生成液から減圧単蒸留により塩化水素ガス及び軽沸
成分を留去ししかるのち理論段5段のウィツトマー蒸留
装置に仕込み、塔底液中に微量窒素ガスを吹き込みつつ
減圧下(塔頂圧力13)nmHy−abs )で蒸留分
離を行ない純度925 wt%の2−(2′−クロロエ
トキシ)エタノールが262部得られた。主な不純物は
モノエチレングリコールでありその低量のエチレンクロ
ロヒドリンも認められた。
ついで、温度計、撹拌機および圧力計を付設する500
tnlのガラス製オートクレーブに上記の純度925 
w、1%の2−(2′−クロロエトキシ)エタノール3
12部とターシャリ−ブチルアミン50部およびモノエ
チレングリコール127部を仕込み150℃で6時間加
熱した。冷却後反応生成液を温度計、撹拌機、還流管を
有するガラス製フラスコに入れ、更にKOHを加えて1
時間還流した。冷却後減圧1過し、f液を理論段5段の
ウィツトマー蒸留装置に仕込み、塔底液中に微量の窒素
ガスを吹き込みつつ減圧蒸留した。最初塔頂圧力200
〜600朋Hy −absで軽沸点成分を留去したのち
、塔頂圧力1 o1#、mHy−abs温度117℃T
:29.3 s (D 留出成分カ得られた。このもの
を分析した結果純度99.1 wt%のターシャリープ
チルアミノエトキンエタノールと確認され主な不純物は
モノエチレングリコールであった。不純物の分離は容易
に行なえ、目的物を高収率で得ることが出来た。
実施例−2 実施例−1で得た純度925 wt%の2− (2’−
クロロエトキシ)エタノール6Z2部トN−メチルシク
ロヘキシルアミン78部およびモノエチレングリコール
127部とを実施例1と同様のガラス製オートクレーブ
に仕込み、150℃で6時間加熱した。
以下、実施例−1と同様の処理を行い減圧蒸留した。軽
沸点成分を留去したのち塔頂圧力21171Hy−ab
s %温度102℃で36部の留出成分を得た。
このものを分析した結果、純度99.5 wt%のN−
メチルシクロへキシルアミノエトキシエタノールと確認
された。モノエチレングリコールとの分離は極めて容易
であり、高収率で目的生成物を得ることが出来た。
比較例−1 実施例−1と同様にしてジエチレングリコールと塩化水
素とから得られた反応生成液1344部を攪拌機付分液
r斗に移し、トルエン1300部を加えて5分間激しく
撹拌した後15分間静置した。
この液を上層(トルエン層)と下層(ジエチレングリコ
ール層)に分液し、下層に新たにトルエン1300部を
加え同様の操作を行った。5回同様の操作を繰り返し行
い、全てのトルエン層を混合して6472部の抽出液を
得た。一方抽出バ液は1372部であった。
抽出液の組成を分析したところ、2−(ダークロロエト
キシ)エタノール濃度3.33 wt%、1−ジエチレ
ンクロロヒトリン濃度0.51 wt%、ジエチレング
リコール濃度DB8wL%でありた。この抽出液から常
圧単蒸留によ、9)ルエン及び軽沸物を留去し、しかる
のち理論段5段のウイソドマー蒸留装置に仕込み減圧下
で蒸留分離を行ない、純度990wt%の2− (2’
−クロロエトキシ)エタノールが131.7部得られた
次に温度計、攪拌機および圧力計を付設する1tのガラ
ス製オートクレーブに上述の如くして得られた純度99
.6 wt%の2−((−クロロエトキシ)エタノール
1022部とターシャリ−ブチルアば7150部及びモ
ノエチレングリコール581部を仕込み150℃で6時
間加熱した。以下実施例−2と同様に行った結果、純度
99.Owt%のターシャリブチルアミノエトキシエタ
ノール101部が得られた。
上記のようにして得られたターシャリ−ブチルアミノエ
トキシエタノールのジエチレングリコール基準の収率は
365チであシ、一方実施例−1で得られた。ターシャ
リ−ブチルアミノエトキシエタノールのジエチレングリ
コール基準の収率は590チである。本比較例では操作
手順が複雑な上、収率も低い。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)2−(2’−クロロエトキシ)エタシールドー級ま
    たは二級アミン化合物と反応させて二級または三級アミ
    ノアルコールを製造する方法において、2−(2’−ク
    ロロエトキシ)エタノールとしてジエチレングリコール
    と塩化水素を反応させて祠だ2−(2′−クロロエトキ
    シ)エタノールと副生ずるモノエチレングリコールを含
    有する混合物を用いることを特徴とする二級または三級
    アミノアルコールの製造方法。
JP2962884A 1984-02-21 1984-02-21 二級または三級アミノアルコ−ルの製造方法 Pending JPS60174752A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286955A (ja) * 1986-06-05 1987-12-12 Nisso Yuka Kogyo Kk 第3級アルキルアミノアルコ−ル類の製造方法
CN111440076A (zh) * 2019-01-17 2020-07-24 中国石油天然气集团有限公司 一种叔丁氨基三甘醇型位阻胺及其制备方法

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