JPS60174635A - 段ボ−ルシ−ト製造機の糊付け装置 - Google Patents

段ボ−ルシ−ト製造機の糊付け装置

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JPS60174635A
JPS60174635A JP59030898A JP3089884A JPS60174635A JP S60174635 A JPS60174635 A JP S60174635A JP 59030898 A JP59030898 A JP 59030898A JP 3089884 A JP3089884 A JP 3089884A JP S60174635 A JPS60174635 A JP S60174635A
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corrugated
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paste
hot water
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発、明は、段ボールシート製造機の糊付は装置に関
するものであって、一層詳細には、中芯紙とライナとを
貼合わせるのに使用する澱粉糊料を所要の温度まで予め
昇温させるようにして、加熱によるゲル化接着に要する
時間の短縮および設備の低減を実現した糊付は関連機構
に関するものである。
片面段ボールや複両面段ボール等を製造するコルゲート
マシン(段ボールシート製造機)において、コルゲート
(波形)を付与された中芯紙の段頂部に糊料を塗布して
ライナとの接着を行う糊付は装置では、前記接着用糊料
として澱粉糊料が使用されている。この澱粉糊料は、澱
粉に水を適当な割合で配合してなるメイン部に、澱粉お
よび苛性ソーダを適当に配合したキャリヤ部を混合撹拌
して、懸濁状態の低粘度液体としたものであって(ステ
ィンホール法の場合)、当該糊料は糊付は装置の一部を
構成するグルーパン中に貯留され、アプリケータロール
を介して適当量が前記中芯紙の段頂に塗布されるように
なっている。この澱粉糊料を段頂に塗布された中芯紙は
、ライナと貼合わされた後に所定の加熱帯域に送給され
、この帯域において該糊料はゲル化温度にまで加熱され
て強力な接着力を発揮するようになっている。ところで
澱粉糊料のゲル化温度は約60℃(但し、配合割合によ
り多少異る)であるが、前記グルーパン中の澱粉糊料は
一般に外気温と略等しい常温に保たれているので、中芯
紙とライナとの貼合わせに使用された澱粉糊料に固有の
接着力を発揮させるためには、前記糊料をゲル化温度ま
で上昇させる加熱装置が必要とされるが、この加熱装置
は一般に極めて長尺になり一連のコルゲータラインにお
いて大きなスペースを占有する弊害を生じている。
例えば第1図は、複両面段ボールを製造するための糊付
は装置およびダブルバラ力機構を概略的に示すものであ
って、夫々上流側に配設したシングルフェーサで製造さ
れた片面段ボール10(12)は夫々プレヒータ14(
16)を介して予熱された後糊付は装置18(20)に
到来し、該装置において中芯紙の段頂に糊付けがなされ
るようになっている。そして片面段ボール12のバック
ライナおよび別のプレヒータ22を経て供給されるライ
ナ24は、糊付は装置下流に配設したガイドロール26
.26間において、夫々各片面段ボールIOの=3一 段頂部および12の段頂部に貼合わされるようになって
いる。ところで前記糊付は装置18(20)は、公知の
如くアプリケータロール28およびドクターロール30
を有し、グルーパン32中に貯留した澱粉糊料34は前
記アプリケータロール28を介して片面段ボールの段頂
部に塗布されるが、前述したようにこのグルーパン32
中の澱粉糊料34は略常温であるので、これをゲル化温
度まで昇温させて接着力を発揮させてやる必要がある。
この目的のため、従来より熱箱36.バラストロール3
8およびベルト40からなる加熱装置が、コルゲータラ
イン中に長い距離に亘って配設されている。前記熱箱3
6は肉厚鋳鉄製の中空箱体からなり、該箱体の内部に送
り込まれた蒸気により加熱されて、熱箱表面上を通過す
る複両面段ボールの貼合わせ部に熱伝達を行い、各中芯
紙の段頂部に転移された糊料34をゲル化させて接着さ
せるものである。しかしながら現今のようにコルゲータ
ラインが高速度で運転されるようになると、前記熱箱3
6からなる加熱帯域を段ボールシート4− は高速で通過するので、塗布された澱粉糊料34をゲル
化温度まで上昇させるには必然的に前記加熱帯域を長尺
化する必要がある。逆に云えば、長尺化しないと生産速
度を高められず、業界の要請に応えられないことになる
。このように従来の方式では、加熱装置が限られた工場
敷地において大きな面積を占有する欠点があり、この加
熱帯域を省略乃至短縮化することは業界のかねてからの
懸案事項であった。また従来の糊付は装置における澱粉
糊料の温度は外界の温度に大きく依存するので、使用環
境における温度差や四季の外気温差により段ボール生産
効率に大きな影響を与えるものである。更にコルゲータ
ラインの運転速度をダウンさせると、前記熱箱36から
過剰の熱が段ボールシートに加わり、該シートが反って
不良品となる等の弊害もあった。
そこで本願の発明者は、前述した従来技術に係る糊付は
装置に内在している前記欠点に鑑み、これを解決するべ
く種々改良試作を重ねた結果、糊付は装置中に貯留され
ている澱粉糊料(これは原液タンクとの間を循環してい
る)の温度を、該糊料が所要温度域にまで予め上昇させ
ておけば、中芯紙とライナとの貼合わせ後に糊料をゲル
化させるに必要な加熱時間が大幅に短縮され、しかも大
きな設置面積を占めていた加熱装置も短縮化し得ること
を突き止めた。
従って本発明は、段ボールシートを構成する中芯紙の段
頂に塗布された澱粉糊料がライナに貼合わされた後、ゲ
ル化温度まで上昇させるに要する時間を短縮化し、併せ
て従来長大なスペースを占有していた加熱装置を短縮化
して、段ボール製造工場における省スペースおよび生産
効率の向上を、実現することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明は、コルゲートを付与し
た中芯紙の段頂部にアプリケータロールを介してグルー
パン中の澱粉糊料を塗布する段ボールシート製造機の糊
付は装置において、糊料原液タンクから供給される澱粉
糊料を貯留する上下一対の滞留室と、この上下一対の滞
留室に連通接続して前記澱粉糊料の通過を許容する多数
の熱交換管と、前記上下一対の滞留室により画成される
と共に内部に前記熱交換管を垂直に挿通させて該熱交換
管を温水に浸漬させる温水貯留室と、前記温水貯留室の
底部に開口接続する蒸気吹込み管とから加熱装置を構成
し、前記加熱装置の上部滞留室から管体を導出してこれ
を前記グルーパンに接続することを特徴とする。
また糊料の昇温を促進するためには、グルーパン中の糊
料の温度を所要温度にまで上昇させておくと共に、中芯
紙とライナとの貼合わせの直前において該中芯紙の段頂
に塗布された糊料に高温の飽和蒸気を吹付け、これによ
り急速に糊料を加温させれば、更にその実効が高められ
ることが判った。
従って本願の別の発明は、コルゲートを付与した中芯紙
の段頂部にアプリケータロールを介してグルーパン中の
澱粉糊料を塗布する段ボールシート製造機の糊付は装置
において、糊料原液タンクから供給される澱粉糊料を貯
留する上下一対の滞留室と、この上下一対の滞留室に連
通接続して前記澱粉糊料の通過を許容する多数の熱交換
管と、前記上下一対の滞留室により画成されると共に内
部に前記熱交換管を垂直に挿通させて該熱交換管を温水
に浸漬させる温水貯留室と、前記温水貯留室の底部に開
口接続する蒸気吹込み管とから加熱装置を構成し、前記
加熱装置の上部滞留室から管体を導出してこれを前記グ
ルーパンに接続すると共に、前記澱粉糊料を塗布した中
芯紙がライナに貼合わされる直前位置に蒸気吹付は管を
配設し、その蒸気吹出し孔を中芯紙段頂部に指向させる
よう構成したことを特徴とする。
次に本発明に係る段ボールシート製造機の糊付は装置に
つき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、
以下詳細に説明する。第2図は本願発明に係る糊付は装
置の概略を示すものであって、第1図に示す装置と同様
に、複両面段ボールを製造するためのいわゆるグルーマ
シンを示しているが、これ以外にも、例えばシングルフ
ェーサによる片面段ボールの製造時に使用する糊付は装
置や、両面段ボールの製造時に使用するグルーマ8− シンにも、本願発明をそのまま好適に応用し得ることは
勿論である。なお第1図に示す部材と共通する同一の部
材については1便宜上向じ参照符号で指示するものとす
る。
第2図において、糊付は装置18に設けたグルーパン3
2には、澱粉糊料の温度を所要温度域まで上昇させる加
熱装置44(後述)が、糊料供給用管体46および糊料
帰還用管体48を介して連通接続されている。この加熱
装置44には澱粉糊料34の原液を貯留するタンク50
が管体接続されて、このタンクから糊料が供給されるも
のであるが、図示の実施例では、サブタンク52が原液
タンク50と加熱装置44との間に介装される構成にな
っているので、この形態について説明する。
第2図において原液タンク50には、前述したように澱
粉および水、苛性ソーダを適宜の割合で配合したメイン
部およびキャリヤ部からなる澱粉糊料の原液が貯留され
ており、この糊料原液は該タンクに設置したアジテータ
54により撹拌されて、常時均一な濃度に保たれている
。この原液りンク50の底部からは管体56が導出され
、サブタンク52に設けた内タンク58に連通接続され
ている。なおこの管体56は、図示しない複数のサブタ
ンク52に夫々分岐接続されている。サブタンク52は
、外タンク60およびこの外タンク内に所定の間隙を保
持して配設した内タンク58とからなる2重タンク構造
を有し、前記外タンク60中には所定レベルの液状熱媒
体、例えば水62が貯留されている。そしてこの外タン
ク60の底部には、図示しない蒸気発生源に連通ずる蒸
気供給管64が接続されて飽和蒸気を水62に吹き込み
、これによって水温を例えば45℃±2℃まで昇温させ
るようになっている。また内タンク58には、原液タン
ク50から供給された澱粉糊料34が所定レベルで貯留
され、アジテータ66により均一に撹拌されるようにな
っている。そして内タンク中の澱粉糊料34は、外タン
ク中の温水と熱交換を行って、40℃+0℃〜40℃−
2℃の温度に細持されている。そしてこの加温された糊
料34は、内タンク58の底部に連通接続した管体68
を介して、後述する加熱装W44に供給されるようにな
っている。
前記加熱装置44の詳細を、第3図に縦断面で示すと共
に、平面状態を第4図に示す。すなわち加熱装置44は
所定直径の円筒状タンクからなり、このタンク44は、
前記サブタンク52からの澱粉糊料34(実施例以外に
、原液タンク50から供給するものとしてもよい)の供
給を受ける滞留室70と、この滞留室70に連通接続さ
れかつ前記澱粉糊料34の通過を許容する多数の熱交換
管72と、前記熱交換管72を温水等の熱媒体を介して
囲繞する熱媒体室74とから基本的に構成されている。
例えばタンク44は、その上部近傍および下部近傍にお
いて2枚の仕切り板76.78により水平に仕切られて
、上部仕切り板76の上方に上部滞留室70aが画成さ
れると共に、下部仕切り板78とタンク底部80との間
に下部滞留室70bが画成されている。そして両仕切り
板76,78の間には、所定の空間からなる前記熱媒体
室74が画成され一11= ている。上部滞留室70a(その頂部は、図示の如く開
放されている)および下部滞留室70bは、図示の如く
垂直に配置した多数の熱交換管72により連通接続され
、かつ熱交換管72は前記熱媒体室74中に挿通されて
、当該熱媒体室74に充満させた熱媒体(例えば温水)
に常時接触している。
この熱交換管72としては、伝熱効率に優れた鋼管が好
適に使用され、夫々の管体の外周には所定間隔でフィン
82が取付けられている。
また熱媒体室74の底部中央には、図示しない蒸気発生
源に接続する蒸気供給管84の端部が開口接続されてい
て、後述するようにこの管体を介して飽和蒸気が熱媒体
中に強制吹込みされて、該熱媒体の温度を、例えば52
°C+0℃〜52℃−4℃にまで昇温させ得るようにな
っている。なお熱媒体室74の上方中央部は、第4図に
示すように空間に開口して吹込まれた蒸気の気体成分を
逃出させるようになっている。タンク44の荷重を支持
する直立支柱86には、支持部材88が水平に掛は渡さ
れ、この部材上に取付けたモータ9012− に接続したアジテータ92が前記開口部を介して熱媒体
室74中に挿入されて、熱媒体の均一な撹拌を行うよう
になっている。
なお第3図および第4図から判明するように、上部滞留
室70aは直立隔壁94.94によって2つの区画Aお
よびBに画成され、両隔壁は補強部材102,102に
より連結補強されている。また前記区画Aには、第3図
に示すように、拡散板96が前記直立隔壁94に配設固
定されて、水平に延出している。そしてこの拡散板96
の上方に、前記内タンク58から導出した前記糊料供給
用管体68およびグルーパン32からの糊料帰還用管体
48の開口部が夫々臨んでいる。すなわち前記区画Aは
、サブタンク52およびグルーパン32から到来する澱
粉糊料34が放出されるセクションを画成するものであ
って、前記拡散板96は管体34,4 Bから放出され
る澱粉糊料を区画A中に均一に拡散するための役割を果
たすものである。
また下部滞留室70bの底部には、第3図に示す如き羽
根車98を備える回転ポンプ100が配設されていて、
滞留室70a、熱交換管72および下部滞留室70bに
おける澱粉糊料を、積極的に強制循環させるべく配設さ
れている。すなわち前記回転ポンプ100を駆動するこ
とにより、上部滞留室70aの区画Aに供給された澱粉
糊料34は、第3図において右側の熱交換管72を介し
て下部滞留室70bに入り、更に左側の熱交換管72中
を上昇して上部滞留室70aの区画Bに向かう。そして
澱粉糊料34は、熱交換管72中を通過する過程におい
て、熱媒体から熱を受けて温度上昇し、例えば49℃+
0°C〜49℃−2℃にまで昇温され。
一部は送液ポンプ108によりオーバーフロー管104
および3方弁106を介してグルーパン32に接続する
前記管体46に送られるようになっている。なおこのグ
ルーパン32には、前述した通り糊料帰還用の管体48
が設けられていて、この管体48は前記加熱装置44の
上部滞留室70aの区画Aに戻されている。
次に第5図は、片面段ボール10.12の各段頂部に澱
粉糊料34が塗着された後、ガイドロール26.26に
挾まれて、夫々片面段ボール12のバックライナおよび
ライナ24に貼合わされる直前において、各段頂部に塗
布された澱粉糊料34の温度上昇を更に促進するために
、蒸気吹付は管110.110を配設した例を示すもの
である。すなわち上記吹付は管110には、その長手方
向に蒸気吹出し孔112が適宜間隔で穿設されていて、
各吹出し孔112は前記中芯紙の段頂部に指向している
。そして飽和蒸気が前記吹出し孔112から圧力的に吹
出されると、高温の飽和蒸気は段頂部に塗布された澱粉
糊料34を急速に更に温度上昇させるように設定しであ
る。
本発明に係る段ボールシート製造機の糊付は装置では、
このように構成したことにより、以下に述べる如き作用
効果が得られるものである。すなわち第2図に示す如く
、原液タンク50中に貯留された澱粉糊料34は、図示
の実施例ではサブタンク52に設けた内タンク58中に
一旦供給貯留され、ここで外タンク60に設けた熱媒体
としての温水により加温されて、40℃+0℃〜40℃
−2℃程度にまで昇温され、次いで管体68を介して加
熱装置44に設けた上部滞留室70aの区画Aに放出供
給される。このとき熱交換管72が多数挿通されている
熱媒体室74に充満させた熱媒体、例えば温水は、蒸気
供給管84を介して高温の飽和蒸気が強制的に吹込まれ
るために、当該熱媒体温度は52℃+0℃〜52℃−4
℃にまで高められている。そして上部滞留室70aの区
画A中に滞留している澱粉糊料34は、ポンプ100の
回転により熱交換管72を介して下部滞留室70bに到
来し、更に別の熱交換管72を介して上部滞留室70a
の区画Bに循環的に送られる。この過程において澱粉糊
料には熱交換が行われて、約49℃+0℃〜49℃−2
℃にまで上昇させられ、その一部はオーバーフロー管1
04を介して送液ポンプ108により管体46中を送ら
れ、糊付は装置に設けたグルーパン32に供給される。
このように糊付は装置のグルーパン32に貯留された澱
粉糊料34は、前記加熱装置44を通過することにより
ゲル化が始まる温度より約10℃16− 内外低い所要温度域、例えば49℃+0℃〜49’C−
2℃の温度にまで昇温されている。従って当該糊料がア
プリケータロール28を介して各片面段ボールの段頂部
に塗布された時には、糊料は相当の温度にまで上昇して
いることになる。このため前記ガイドロール26,26
を介して片面段ボール10(12)およびバックライナ
(ライナ24)が夫々貼合わされた後、前記澱粉糊料に
接着力を発揮させるには、ゲル化温度に至るまでの僅か
な温度差分だけ加温してやればよいことになる。すなわ
ち、前記熱量36からなる加熱帯域において貼合せ段ボ
ールに加えるべき熱量は相対的に少くて済むことになり
、結果として従来長大なスペースを要していた前記加熱
帯域を大幅に短縮化することができる。また中芯紙段頂
部に塗布された澱粉糊料をゲル化させるまでに要する昇
温時間を短縮化し得ることにより、被貼合わせシートの
貼合わせ接着が迅速になされるので、一連のコルゲータ
マシンの運転速度を増大させて段ボール生産効率を更に
向上させることができる。更にコルゲータラインの運転
速度を低下させても、前述した如く過熱により段ボール
シートが反って不良品を頻発することもない。なおこの
場合、第5図に示すように、各中芯紙の段頂部に温度上
昇した澱粉糊料を塗布した後、更に中芯紙およびライナ
の貼合わせ直前において前記吹付は管110を介して高
温の飽和蒸気を吹付けることにより、糊料の温度を急速
に上昇させることができる。
以上詳細に説明したように、本発明に係る段ボールシー
ト製造機の糊付は装置によれば、グルーパンに循環貯留
される澱粉糊料の温度を予め所要温度域まで昇温しでお
くことができ、アプリケータロールを介して中芯紙の段
頂に糊料を塗布し貼合わせを行った後、ゲル化させるに
必要な僅かな温度差分だけ加熱してやればよいことにな
る。従って長尺の加熱帯域を著しく短縮することができ
、段ボール製造工場における省スペースに著しく貢献す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る糊付は装置および貼合わされた
段ボールシートを加熱するための熱量の概略を示す説明
図、第2図は本発明に係る糊付は装置の概略を示す説明
図、第3図は本発明に係る装置において主要な構成をな
す加熱装置の縦断面図、第4図は第3図に示す加熱装置
の平面図、第5図は澱粉糊料が段頂部に塗布された後、
更にこの糊料の温度を上昇させるために飽和蒸気を吹付
ける機構を配設した状態を示す部分斜視図である。 18.20・・・・糊付は装置 28・・・・アプリケータロール 32・・・・グルーパン 34・・・・澱粉糊料44・
・・・加熱装W 50・・・・糊料原液タンク70・・
・・滞留室 72・・・・熱交換管74・・・・熱媒体
室 110・・・・飽和蒸気吹付は管 112・・・・飽和蒸気吹出し孔 FIG、 3 98 100 FIG、4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コルゲートを付与した中芯紙の段頂部にアプリケ
    ータロールを介してグルーパン中の澱粉糊料を塗布する
    段ボールシート製造機の糊付は装置において、糊料原液
    タンクから供給される澱粉糊料を貯留する上下一対の滞
    留室と、この上下一対の滞留室に連通接続して前記澱粉
    糊料の通過を許容する多数の熱交換管と、前記上下一対
    の滞留室により画成されると共に内部に前記熱交換管を
    垂直に挿通させて該熱交換管を温水に浸漬させる温水貯
    留室と、前記温水貯留室の底部に開口接続する蒸気吹込
    み管とから加熱装置を構成し、前記加熱装置の上部滞留
    室から管体を導出してこれを前記グルーパンに接続した
    ことを特徴とする段ボールシート製造機の糊付は装置。
  2. (2)コルゲートを付与した中芯紙の段頂部にアプリケ
    ータロールを介してグルーパン中の澱粉糊料を塗布する
    段ボールシート製造機の糊付は装置において、糊料原液
    タンクから供給される澱粉糊料を貯留する上下一対の滞
    留室と、この上下一対の滞留室に連通接続して前記澱粉
    糊料の通過を許容する多数の熱交換管と、前記上下一対
    の滞留室により画成されると共に内部に前記熱交換管を
    垂直に挿通させて該熱交換管を温水に浸漬させる温水貯
    留室と、前記温水貯留室の底部に開口接続する蒸気吹込
    み管とから加熱装置を構成し、前記加熱装置の上部滞留
    室から管体を導出してこれを前記グルーパンに接続する
    と共に、前記澱粉糊料を塗布した中芯紙がライナに貼合
    わされる直前位置に蒸気吹付は管を配設し、その蒸気吹
    出し孔を中芯紙段頂部に指向させるよう構成したことを
    特徴とする段ボールシート製造機の糊付は装置。
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