JPS6017437B2 - 紙−アルミ箔積層用接着剤 - Google Patents
紙−アルミ箔積層用接着剤Info
- Publication number
- JPS6017437B2 JPS6017437B2 JP5255281A JP5255281A JPS6017437B2 JP S6017437 B2 JPS6017437 B2 JP S6017437B2 JP 5255281 A JP5255281 A JP 5255281A JP 5255281 A JP5255281 A JP 5255281A JP S6017437 B2 JPS6017437 B2 JP S6017437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum foil
- paper
- adhesive
- vinyl acetate
- foil lamination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミ箔と紙との積層体を作る場合の水性乳濁
液接着剤の改良に係るもので、水性のため積層乾燥後の
紙にしわが発生し易いのを防止しようとするものである
。
液接着剤の改良に係るもので、水性のため積層乾燥後の
紙にしわが発生し易いのを防止しようとするものである
。
積層用接着剤として従釆ポリビニルアルコールを保護コ
。
。
ィドとして乳化重合した酢酸ビニル系のものが使用され
てきたが、このものは水分を50%程度含有しているた
め積層時これに接した紙は湿潤し伸びが生ずる。そのた
め乾燥後に紙が収縮し、アルミ箔にしわが生ずることが
あって、その解決が望まれていた。このようなトラブル
は水性接着剤を使用する限り本質的に避け得ないことと
思われたが本発明者は従来の酢酸ビニル系水性乳化重合
の原料・製造条件を余り変えることなく、従ってアルミ
箔積層紙の製造装置、製造条件を殆んど変えることなく
解決する方法を種々検討の結果、保護コロイドとしてポ
リビニルアルコールとヒドロキシエチルセルロースとの
9:1〜7:3混合液(重量比)を使用することによっ
て殆んど問題ない程度まで改善されることを見出したも
のである。
てきたが、このものは水分を50%程度含有しているた
め積層時これに接した紙は湿潤し伸びが生ずる。そのた
め乾燥後に紙が収縮し、アルミ箔にしわが生ずることが
あって、その解決が望まれていた。このようなトラブル
は水性接着剤を使用する限り本質的に避け得ないことと
思われたが本発明者は従来の酢酸ビニル系水性乳化重合
の原料・製造条件を余り変えることなく、従ってアルミ
箔積層紙の製造装置、製造条件を殆んど変えることなく
解決する方法を種々検討の結果、保護コロイドとしてポ
リビニルアルコールとヒドロキシエチルセルロースとの
9:1〜7:3混合液(重量比)を使用することによっ
て殆んど問題ない程度まで改善されることを見出したも
のである。
本発明に使用するポリビニルアルコールは通常そのよう
に呼称されるものを意味し、イb学的にはポリ酢酸ビニ
ルをそのェステル基の8の重量%程度以上鹸化したもの
を意味する。
に呼称されるものを意味し、イb学的にはポリ酢酸ビニ
ルをそのェステル基の8の重量%程度以上鹸化したもの
を意味する。
又ヒドロキシェチルセルロースは通常重合の際の保護コ
ロイドに使用されるもので良く贋換度(DS)1.2〜
2.8分子量30000〜500000のものである。
又、酢酸ビニル系樹脂とはポリ酢酸ピニルは勿論、少量
の共重合成分を含んだ酢酸ビニル系共重合物でもよい。
本発明の接着剤には可塑剤、溶剤その他添加剤が添加さ
れてもよい。本発明の接着剤を使用するをアルミ箔積層
紙にしわが発生しないばかりでなく、ロール塗工性も向
上する。次に実施例を拳げて説明する。
ロイドに使用されるもので良く贋換度(DS)1.2〜
2.8分子量30000〜500000のものである。
又、酢酸ビニル系樹脂とはポリ酢酸ピニルは勿論、少量
の共重合成分を含んだ酢酸ビニル系共重合物でもよい。
本発明の接着剤には可塑剤、溶剤その他添加剤が添加さ
れてもよい。本発明の接着剤を使用するをアルミ箔積層
紙にしわが発生しないばかりでなく、ロール塗工性も向
上する。次に実施例を拳げて説明する。
実施例一1
水497k9に鹸化度総%、重合度1500のポリビニ
ルアルコール35k9、置換度(GS)1.入分子量1
00000のヒドロキシェチルセルロース10k9を熔
解し、ジブチルフタレート35kg、酢酸ピニル425
kgを加えて損拝し、過硫酸カリウムlk9を添加し、
75二0で3時間重合を行なった。
ルアルコール35k9、置換度(GS)1.入分子量1
00000のヒドロキシェチルセルロース10k9を熔
解し、ジブチルフタレート35kg、酢酸ピニル425
kgを加えて損拝し、過硫酸カリウムlk9を添加し、
75二0で3時間重合を行なった。
得られた水性乳濁液は粘度500にPSであった。得ら
れた水性乳蟻液を濃度2・5%になるように水で稀釈し
、これを通常の紙−アルミ箔ラミネーターで貼合(貼合
スピード250の/分、乾燥温度12ぴ0、塗布量7夕
/めく湿分〉)した。
れた水性乳蟻液を濃度2・5%になるように水で稀釈し
、これを通常の紙−アルミ箔ラミネーターで貼合(貼合
スピード250の/分、乾燥温度12ぴ0、塗布量7夕
/めく湿分〉)した。
得られた積層品にしわは全く発生しなかった。比較例−
1 実施例一1のヒドロキシェチルセルロース10【9の代
りにポバール10k9を使用する他は実施例一1と同様
の方法で重合した。
1 実施例一1のヒドロキシェチルセルロース10【9の代
りにポバール10k9を使用する他は実施例一1と同様
の方法で重合した。
得られた乳濁液を実施例−1と同様に調整しラミネータ
ーにて貼合したところ、しわの発生が認められた。
ーにて貼合したところ、しわの発生が認められた。
比較例−2
実施例一1のポリビニルアルコール35k9及びヒドロ
キシェチルセルロース10k9の代りにボリビニルアル
コール20k9及びヒドロキシェチルセルロース15【
9を使用する他は実施例一1と同様に調整し、ラミネー
ターにて貼合したところ、しわの発生は認められなかっ
たが、紙とアルミ箔との接着性が悪かった。
キシェチルセルロース10k9の代りにボリビニルアル
コール20k9及びヒドロキシェチルセルロース15【
9を使用する他は実施例一1と同様に調整し、ラミネー
ターにて貼合したところ、しわの発生は認められなかっ
たが、紙とアルミ箔との接着性が悪かった。
Claims (1)
- 1 ポリビニルアルコールとヒドロキシエチルセルロー
スとが重量比で9:1〜7:3の割合で混合した水溶液
中で酢酸ビニルを主体とした単量体を重合して得られた
酢酸ビニル系水性乳濁液を主体とすることを特徴とする
アルミ箔積層紙用接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255281A JPS6017437B2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 | 紙−アルミ箔積層用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255281A JPS6017437B2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 | 紙−アルミ箔積層用接着剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57167363A JPS57167363A (en) | 1982-10-15 |
JPS6017437B2 true JPS6017437B2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=12917963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255281A Expired JPS6017437B2 (ja) | 1981-04-07 | 1981-04-07 | 紙−アルミ箔積層用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017437B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109568A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-25 | Daicel Chem Ind Ltd | 紙用高速接着剤 |
JPS59124970A (ja) * | 1983-01-04 | 1984-07-19 | Daicel Chem Ind Ltd | アルミ箔用接着剤 |
WO1991018738A1 (en) * | 1990-05-25 | 1991-12-12 | Renouf Industries Pty. Ltd. | Improvements in reflective foil insulation |
DE4218663A1 (de) * | 1992-06-05 | 1993-12-09 | Wacker Chemie Gmbh | Beschichtungsmittel zur Beschichtung von Aluminium |
DE69313288T3 (de) * | 1993-10-22 | 2005-05-12 | National Starch And Chemical Investment Holding Corp., Wilmington | Dispersionen von flüssigen Haftmitteln |
-
1981
- 1981-04-07 JP JP5255281A patent/JPS6017437B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57167363A (en) | 1982-10-15 |
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