JPS6017399B2 - 石油留分燃料油の添加剤 - Google Patents
石油留分燃料油の添加剤Info
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- JPS6017399B2 JPS6017399B2 JP55046096A JP4609680A JPS6017399B2 JP S6017399 B2 JPS6017399 B2 JP S6017399B2 JP 55046096 A JP55046096 A JP 55046096A JP 4609680 A JP4609680 A JP 4609680A JP S6017399 B2 JPS6017399 B2 JP S6017399B2
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- Japan
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- ethylene
- unsaturated ester
- copolymer
- ethylenically unsaturated
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石油留分燃料油の低温での流動性および流動特
性を改良するための効果的な添加剤に関するものである
。
性を改良するための効果的な添加剤に関するものである
。
さらに詳しくは、石油蟹分燃料池、特に沸点範囲が13
0〜450oのこある燈油、軽減および重油などの低温
流動性および流動特性を改良するために最適な流動点降
下剤に関するものである。 ′周知の通り、
石油の中・亀費留分である軽油および重油などの燃料油
は低温にさらされる場合において、その中に含有される
パラフィンワックスの析出のために流動性がいちじるし
く低下し重大な問題を生じることがある。
0〜450oのこある燈油、軽減および重油などの低温
流動性および流動特性を改良するために最適な流動点降
下剤に関するものである。 ′周知の通り、
石油の中・亀費留分である軽油および重油などの燃料油
は低温にさらされる場合において、その中に含有される
パラフィンワックスの析出のために流動性がいちじるし
く低下し重大な問題を生じることがある。
たとえば冬場に低温になると軽油中に含有されるパラフ
ィンワックスの析出により、燃料フィルターを閉塞、あ
るいは流動性を失ったりしてディーゼルエンジンの作動
に障害をきたした多くの事例がある。また重油もやはり
低温になるとパラフィンワックスの析出のために流動性
を失って、輸送できなくなったり、バーナーでの燃焼が
困難になることがおこる。また、近年輸入原油が童質化
の頬向にあるにもかかわらず、ナフサおよび燈油などの
軽質蟹分の需要比率が増大しているために軽油および重
油はますます重くなり流動性は低下する方向にある。こ
のため低温流動性および流動特性を改良するために、す
でにポリアクリレ−ト系、アルキルナフタリン系、エチ
レンービニルェステル共重合体系などの種々の添加剤が
提案されている。なかでもエチレン−ビニルェステル共
重合体系に関しては下記のごとき提案がなされている。
持公昭39一2006y号公報で、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体が有効であると提案している。しかしながら
流動性改良の性能は単にエチレンと酢酸ビニルのバラン
スと、分子量だけに起因するものでないため充分にその
性能を発揮させるに至っておらず、またベンゼン等の溶
媒を使用する溶液重合による共重合体であるので製造コ
ストが高い欠点を有している。また持公昭48一231
65号公報では、酢酸ビニルのメチル基以外にメチレン
基100個あたり6個以下のメチル末端側鎖を有するエ
チレン一酢酸ビニル共重合体が有効であると提案してい
る。しかしながら、このメチル未端側鎖の少ないエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を添加した燃料油を低温に冷却
した時に、析出したパラフィンワックスが沈降し、配管
等に閉塞し易い欠点を有する。さらにメチル末端側鎖の
少ない共重合体を製造するためには低温で重合する必要
があり、共重合体の収率が低下するため製造コストが高
くなる。またベンゼン等の溶媒を使用する溶液重合によ
る共重合体であるので製造コストが高い欠点を有してい
る。また特公昭50−7605号公報では高分子量のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体が有効であると提案されて
いる。しかしながらこのような英重合体はごく特殊な燃
料油にしか有効でないため一般的に使用できるものでは
ない。本発明者等はこれらの欠点を解消すべく鋭意検討
した結果、一定のメチル末端側鎖を有する高圧共重合法
によって得られたエチレンーェチレン性不飽和ェステル
共重合体が、流動性改良性能がよく、冷却して析出する
パラフィンワックスの分散状態が良好であり、製造コス
トが安価な流動性改良剤であることを見出し本発明に到
達した。
ィンワックスの析出により、燃料フィルターを閉塞、あ
るいは流動性を失ったりしてディーゼルエンジンの作動
に障害をきたした多くの事例がある。また重油もやはり
低温になるとパラフィンワックスの析出のために流動性
を失って、輸送できなくなったり、バーナーでの燃焼が
困難になることがおこる。また、近年輸入原油が童質化
の頬向にあるにもかかわらず、ナフサおよび燈油などの
軽質蟹分の需要比率が増大しているために軽油および重
油はますます重くなり流動性は低下する方向にある。こ
のため低温流動性および流動特性を改良するために、す
でにポリアクリレ−ト系、アルキルナフタリン系、エチ
レンービニルェステル共重合体系などの種々の添加剤が
提案されている。なかでもエチレン−ビニルェステル共
重合体系に関しては下記のごとき提案がなされている。
持公昭39一2006y号公報で、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体が有効であると提案している。しかしながら
流動性改良の性能は単にエチレンと酢酸ビニルのバラン
スと、分子量だけに起因するものでないため充分にその
性能を発揮させるに至っておらず、またベンゼン等の溶
媒を使用する溶液重合による共重合体であるので製造コ
ストが高い欠点を有している。また持公昭48一231
65号公報では、酢酸ビニルのメチル基以外にメチレン
基100個あたり6個以下のメチル末端側鎖を有するエ
チレン一酢酸ビニル共重合体が有効であると提案してい
る。しかしながら、このメチル未端側鎖の少ないエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を添加した燃料油を低温に冷却
した時に、析出したパラフィンワックスが沈降し、配管
等に閉塞し易い欠点を有する。さらにメチル末端側鎖の
少ない共重合体を製造するためには低温で重合する必要
があり、共重合体の収率が低下するため製造コストが高
くなる。またベンゼン等の溶媒を使用する溶液重合によ
る共重合体であるので製造コストが高い欠点を有してい
る。また特公昭50−7605号公報では高分子量のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体が有効であると提案されて
いる。しかしながらこのような英重合体はごく特殊な燃
料油にしか有効でないため一般的に使用できるものでは
ない。本発明者等はこれらの欠点を解消すべく鋭意検討
した結果、一定のメチル末端側鎖を有する高圧共重合法
によって得られたエチレンーェチレン性不飽和ェステル
共重合体が、流動性改良性能がよく、冷却して析出する
パラフィンワックスの分散状態が良好であり、製造コス
トが安価な流動性改良剤であることを見出し本発明に到
達した。
すなわち、本発明はエチレン性不飽和ェステル単量体含
有量10〜50重量%、分子量1,000〜5,000
を有するエチレンーェチレン性不飽和ェステル系共重合
体で、かつ、そのエチレン−エチレン性不飽和ェステル
系共重合体の不飽和ェステル単量体のメチル基以外にメ
チレン基ION固あたり6〜13固の〆チル禾端側鎖を
有するエチレン−エチレン性不飽和ェステル系共重合体
を含有することを特徴とする石油留分燃料油の流動性を
顕著に改良できる添加剤を提供するものである。本発明
で用いられるエチレンーェチレン性不飽和ェステル系共
重合体は公知の方法により製造することができる。たと
えばフリーラジカル塊状重合、乳化重合または溶液重合
によって製造することができる。なかでも工業的に有利
な方法は、連続高圧重合装置を用いて圧力500〜4,
000k9/地、温度100〜30000の条件下で酸
素または有機過酸化物などの触媒、およびプロパン、ブ
タン、プロピレン、ブテン、プロピオンアルデヒド、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン、n−ブチルア
ルデヒド、アセトンまたはシクロヘキサノンなどの重合
調節剤の存在下でエチレンとエチレン性不飽和ェステル
単量体を共重合する方法である。本発明で用いられるエ
チレン性不飽和ェステル単量体は下記に示す化合物の1
種または2種以上である。
有量10〜50重量%、分子量1,000〜5,000
を有するエチレンーェチレン性不飽和ェステル系共重合
体で、かつ、そのエチレン−エチレン性不飽和ェステル
系共重合体の不飽和ェステル単量体のメチル基以外にメ
チレン基ION固あたり6〜13固の〆チル禾端側鎖を
有するエチレン−エチレン性不飽和ェステル系共重合体
を含有することを特徴とする石油留分燃料油の流動性を
顕著に改良できる添加剤を提供するものである。本発明
で用いられるエチレンーェチレン性不飽和ェステル系共
重合体は公知の方法により製造することができる。たと
えばフリーラジカル塊状重合、乳化重合または溶液重合
によって製造することができる。なかでも工業的に有利
な方法は、連続高圧重合装置を用いて圧力500〜4,
000k9/地、温度100〜30000の条件下で酸
素または有機過酸化物などの触媒、およびプロパン、ブ
タン、プロピレン、ブテン、プロピオンアルデヒド、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン、n−ブチルア
ルデヒド、アセトンまたはシクロヘキサノンなどの重合
調節剤の存在下でエチレンとエチレン性不飽和ェステル
単量体を共重合する方法である。本発明で用いられるエ
チレン性不飽和ェステル単量体は下記に示す化合物の1
種または2種以上である。
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ピニル、オクタ
ン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等の脂肪酸ヱステル、
またはアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
メタクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタクリル
酸オクチル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸ステアリル等
のアクリル酸ェステルまたはメタクリル酸エステルであ
る。本発明に用いられるエチレンーェチレン性不飽和ェ
ステル系共重合体は、エチレン性不飽和ェステル単量体
含有量10〜5の重量%、分子量(蒸気圧浸透計により
測定)1,000〜5,000を有し、エチレン性不飽
和単量体のメチル基以外にメチレン基ION固あたりの
メチル未端側鎖(分岐度と略称する)6〜1封固(核磁
気共鳴により測定)で示されるものである。
ン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等の脂肪酸ヱステル、
またはアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
メタクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、メタクリル
酸オクチル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシ
ル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸ステアリル等
のアクリル酸ェステルまたはメタクリル酸エステルであ
る。本発明に用いられるエチレンーェチレン性不飽和ェ
ステル系共重合体は、エチレン性不飽和ェステル単量体
含有量10〜5の重量%、分子量(蒸気圧浸透計により
測定)1,000〜5,000を有し、エチレン性不飽
和単量体のメチル基以外にメチレン基ION固あたりの
メチル未端側鎖(分岐度と略称する)6〜1封固(核磁
気共鳴により測定)で示されるものである。
分岐度が上記の限定された範囲をはずれると、流動性改
良性能が箸るしく低下し、冷却して折出するパラフィン
ワックスの分散状態が悪化して配管中に閉塞したりフィ
ルターにつまりやすくなる。
良性能が箸るしく低下し、冷却して折出するパラフィン
ワックスの分散状態が悪化して配管中に閉塞したりフィ
ルターにつまりやすくなる。
本発明の石油蟹分燃料油の添加剤は燈油(JISK22
03)、軽油(JISK2204)および重油(JIS
K2205)などに対して50〜5,00政pm、好ま
しくは100〜1,00功例の範囲で使用される。
03)、軽油(JISK2204)および重油(JIS
K2205)などに対して50〜5,00政pm、好ま
しくは100〜1,00功例の範囲で使用される。
その際に石油蟹分燃料油の添加剤と共に通常用いられる
防錆剤、酸化防止剤、静電気防止剤あるいは防食剤など
の種々の添加剤を用いることができる。以下、実施例と
比較例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本
発明はこれらによって制限されるものではない。実施例
1 高圧連続重合装置を用いて、圧力700k9/地、温度
223℃の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキシ
ベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロパンを用いる
ことにより、酢酸ビニル含有量21重量%、分子量1,
700、分岐度9.0のエチレン−酢酸ビニル共重合体
を製造した。
防錆剤、酸化防止剤、静電気防止剤あるいは防食剤など
の種々の添加剤を用いることができる。以下、実施例と
比較例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本
発明はこれらによって制限されるものではない。実施例
1 高圧連続重合装置を用いて、圧力700k9/地、温度
223℃の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキシ
ベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロパンを用いる
ことにより、酢酸ビニル含有量21重量%、分子量1,
700、分岐度9.0のエチレン−酢酸ビニル共重合体
を製造した。
流動性改良性能評価は、丸善石油A重油(留出温度範囲
215〜365oo)に対して、該共重合体を100脚
、300脚溶解後、規格:IP−309(英国、Col
d Filter Plug亀ng Point 。
215〜365oo)に対して、該共重合体を100脚
、300脚溶解後、規格:IP−309(英国、Col
d Filter Plug亀ng Point 。
f DismlateF船ls)に従って低温ろ過器目
詰り点(パラフィンワックス結晶によるフィルター:4
4ムのステンレス鋼製金網の目詰り温度)を測定した。
その結果を第1表に示す。なお丸善石油A重油単独での
低温ろ過目詰り点は−200であった。また該共重合体
を丸善石油A重油に対して300肌溶解し、一6℃で2
岬時間静燈した後のパラフィンワックスの分散状態を観
察した。
詰り点(パラフィンワックス結晶によるフィルター:4
4ムのステンレス鋼製金網の目詰り温度)を測定した。
その結果を第1表に示す。なお丸善石油A重油単独での
低温ろ過目詰り点は−200であった。また該共重合体
を丸善石油A重油に対して300肌溶解し、一6℃で2
岬時間静燈した後のパラフィンワックスの分散状態を観
察した。
その結果を第1表に示す。実施例 2
高圧連続重合装置を用いて、圧力700k9/地、温度
223℃の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキシ
ベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピレンを用い
ることにより、酢酸ビニル含有量3の重量%、分子量2
,850分岐度8.5のエチレン−酢酸ビニル共重合体
を製造した。
223℃の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキシ
ベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピレンを用い
ることにより、酢酸ビニル含有量3の重量%、分子量2
,850分岐度8.5のエチレン−酢酸ビニル共重合体
を製造した。
実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
実施例 3
高圧連続重合装置を用いて、圧力1100k9/淡し温
度235ooの条件で、開始剤として3級ブチルパーオ
キシベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンア
ルデヒドを用いることにより、酢酸ビニル含有量23重
量%、分子量2,580、分岐度10.2のエチレン−
酢酸ビニル共重合体を製造した。
度235ooの条件で、開始剤として3級ブチルパーオ
キシベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンア
ルデヒドを用いることにより、酢酸ビニル含有量23重
量%、分子量2,580、分岐度10.2のエチレン−
酢酸ビニル共重合体を製造した。
実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
実施例 4
高圧連続重合装瞳を用いて、圧力700kg/の、温度
21020の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキ
シベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンアル
デヒドを用いることにより、酢酸ピニル含有量3a重量
%、分子量1.500、分岐度7.5のエチレン一酢酸
ビニル共重合体を製造した。
21020の条件で、開始剤として3級ブチルパーオキ
シベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンアル
デヒドを用いることにより、酢酸ピニル含有量3a重量
%、分子量1.500、分岐度7.5のエチレン一酢酸
ビニル共重合体を製造した。
実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。実施例
5 高圧連続重合装置を用いて、圧力700k9/地、温度
230qoの条件でt開始剤として3級ブチルパーオキ
シベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンアル
デヒドを用いることによりアクリル酸メチル含有量20
重量%、分子量1,770 分岐度9.5のエチレンー
アクリル酸メチル共重合体を製造した。
5 高圧連続重合装置を用いて、圧力700k9/地、温度
230qoの条件でt開始剤として3級ブチルパーオキ
シベンゾェートおよび連鎖移動剤としてプロピオンアル
デヒドを用いることによりアクリル酸メチル含有量20
重量%、分子量1,770 分岐度9.5のエチレンー
アクリル酸メチル共重合体を製造した。
実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
比較例 1
高圧連続重合装置を用いて、圧力1,400k9/地、
温度190℃の条件で、開始剤として3級ブチルパ−オ
キシ2−エチルヘキサノヱートおよび連鎖移動剤として
プロピオンァルデヒドを用いることにより、酢酸ピニル
含有量3の重量%、分子量2,640、分岐度4.1の
エチレン酢酸ビニル共重合体を製造した。
温度190℃の条件で、開始剤として3級ブチルパ−オ
キシ2−エチルヘキサノヱートおよび連鎖移動剤として
プロピオンァルデヒドを用いることにより、酢酸ピニル
含有量3の重量%、分子量2,640、分岐度4.1の
エチレン酢酸ビニル共重合体を製造した。
実施例1と同様に評価した結果を第1表に示す。
第1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレン性不飽和エステル単量体含有量10〜50
重量%、分子量1,000〜5,000を有するエチレ
ン−エチレン性不飽和エステル系共重合体で、かつ、そ
のエチレン−エチレン性不飽和エステル系共重合体の不
飽和エステル単量体のメチル基以外にメチレン基100
個あたり6〜15個のメチル未端側鎖を有するエチレン
−エチレン性不飽和エステル系共重合体を含有すること
を特徴とする石油留分燃料油の添加剤。 2 エチレン−エチレン性不飽和エステル系共重合体が
エチレン−酢酸ビニル共重合体である特許請求の範囲1
項記載の石油留分燃料油の添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55046096A JPS6017399B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 石油留分燃料油の添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55046096A JPS6017399B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 石油留分燃料油の添加剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141390A JPS56141390A (en) | 1981-11-05 |
JPS6017399B2 true JPS6017399B2 (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=12737451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55046096A Expired JPS6017399B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | 石油留分燃料油の添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017399B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8300016D0 (en) * | 1983-01-04 | 1983-02-09 | Exxon Research Engineering Co | Middle distillate compositions |
JPS6295391A (ja) * | 1985-10-19 | 1987-05-01 | Showa Shell Sekiyu Kk | 燃料油組成物 |
JPS6295390A (ja) * | 1985-10-19 | 1987-05-01 | Showa Shell Sekiyu Kk | 燃料油組成物 |
US5681359A (en) * | 1996-10-22 | 1997-10-28 | Quantum Chemical Corporation | Ethylene vinyl acetate and isobutylene terpolymer as a cold flow improver for distillate fuel compositions |
US6673131B2 (en) | 2002-01-17 | 2004-01-06 | Equistar Chemicals, Lp | Fuel additive compositions and distillate fuels containing same |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP55046096A patent/JPS6017399B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141390A (en) | 1981-11-05 |
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