JPS6017370Y2 - 昇降式ガラス窓用グラスラン - Google Patents

昇降式ガラス窓用グラスラン

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JPS6017370Y2
JPS6017370Y2 JP1978141602U JP14160278U JPS6017370Y2 JP S6017370 Y2 JPS6017370 Y2 JP S6017370Y2 JP 1978141602 U JP1978141602 U JP 1978141602U JP 14160278 U JP14160278 U JP 14160278U JP S6017370 Y2 JPS6017370 Y2 JP S6017370Y2
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JP
Japan
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glass
glass run
sash
edge
run
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978141602U
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English (en)
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JPS5558419U (ja
Inventor
光伸 服部
勝己 高橋
Original Assignee
盟和産業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車ドアなどに装置される昇降式ガラス窓に於
て、窓枠サツシュの溝に嵌め込んで取付けられ、ガラス
の縁部を受は入れてサツシュとガラス縁部との間の気密
・水密を確保するガスケット、及びガラスの昇降案内の
役目をするゴム・合成樹脂等の弾性材製のグラスラン(
ガラスラン・ランチヤンネルなどとも称される)に係り
、ガラス昇降動に伴ないサツシュ内のグラスランの滑り
動きを防止することを目的とする。
図に於て1は昇降式ガラス窓を備えた自動車のドア、2
は窓枠、3は昇降ガラス(ガラス昇降機構は図に省略)
、4は窓枠2の内側に形成した、或は一体に組付けたグ
ラスラン族め込み用チャンネルサツシュ、5はそのサツ
シュ4の溝に嵌め込んで取付けたグラスランである。
グラスラン5としては従来各種形状のものが知られてい
る。
図はその一例を示すもので、ガラス3の縁端面に対面す
る平面部51と、前記平面部51の長子両側に平面部長
手に沿ってつなぎ部52.52を介して形成され、グラ
スランをサツシュ4のグラスラン嵌入構内に嵌着してい
ない自由状態(第3図)に於ては互いに斜め外方へ略ハ
字形に開いていて、嵌着した状態(第2図)に於てはつ
なぎ部52.52の弾性に抗して前記平面部51に対し
て略直角に起きた状態に持されて前記平面部51と共に
略コ字形のガラス部嵌入溝を構成する左右一対の側壁5
3.53と、 前記左右一対の各側壁53.53の上縁から夫々側壁内
側に屈曲して形成され、グラスランをサツシュ4のグラ
スラン嵌入荷内に嵌着してガラス縁部嵌入溝内へガラス
縁部を受は入れさせたときそのガラスの縁部両側面に夫
々接触する左右一対のガラス縁部側面接触片54.54
と、グラスラン5をサツシュ4のグラスラン嵌l内に嵌
着したときグラスラン嵌大溝の左右開口縁の内向き突f
&41.41を夫々上下に挾んで受は入れてグラスラン
を溝内から抜は止めるべく、前記左右一対の各側壁53
.53の上縁長手に沿って夫々外方へ張り出させて形成
した上側突条55.55と、各側壁外面の基部に側壁長
手に沿って夫々斜め上向きに張り出させて形成した下側
突条56,56と、 からなり、全体にゴム・合成樹脂等の弾性材製のもので
ある。
グラスラン5のサツシュ4に対する嵌着は、自由状態に
於て第3図のように略ハ字形に開いている左右の側壁5
3.53を弾性つなぎ部52,52の弾性に抗して指で
互いに引き寄せすぼめた状態にして平面部51の背面側
を先にしてグラスラン5をサツシュ4の溝内に溝長手に
沿って嵌め入れ、グラスランの両側壁外側の各並行二条
の突出状55.56.55.56間に、サツシュ4の両
側開口縁の内向き曲縁41,41が夫々対応して係合す
るまで十分に押し込むことによりグラスラン5は第2図
のようにサツシュ4の溝に嵌合し抜は止めされてサツシ
ュ全長にわたって取付は保持される。
そして上記サツシュ4の溝に取付けたグラスラン5内に
ガラス3の縁部を受は入れさせることによりグラスラン
5の平面部51がガラス3の縁端面に面し、左右の接触
片54.54がガラス縁部両側面に弾性的に接触して気
密・水密か保持されると共に、ガラス3はグラスランに
沿って昇降案内される。
57はグラスラン5に対するガラス3の昇降摺動抵抗を
小さくし、又気密・水密性を更に向上させる目的に於て
グラスラン5の平面部51及びガラス縁部側面接触片5
4.54の面に長手に沿って形成した複数条の並行中凸
条である。
その並行中凸条57を形成する代りに植毛処理を施すこ
ともある。
58は左右のガラス縁部側面接触片54.54に夫々そ
の先端縁に連なり側壁53.53の内側に向う方向に形
成した突出条で、例えば車両の高速走行時の室外側減圧
現象等によりガラス3がグラスラン5の一方の側壁方向
へ片寄り移動したとき側壁内面に当って接触片54を支
え、数片54の過度の押圧たわみを防止する役目をする
ところでグラスラン5は上記のようにサツシュ4の溝内
に嵌め込んで取付けられてサツシュ4との一体性はその
嵌合力で確保され、ガラス3が平板ガラスである場合は
、そのガラスの縁部はカラスの昇降動時グラスラン5の
略中央部を通って昇降動し、その昇降動時のガラス縁部
とグラスランとの摺動抵抗よりも前記サツシュ4とグラ
スランとの嵌合力の方が勝りガラスの昇降動時それに付
随してグラスラン5がサツシ、14の溝内を長手方向に
滑り動くことはほとんどないものであるが、近時自動車
ドアの窓ガラスとして曲面ガラスが使用されるようにな
り、その曲面ガラスの場合は上記平板ガラスの場合とは
異なり、ガラスの昇降動時そのガラスの縁部はグラスラ
ン5の溝内中央部を通らず、第2図鎖線示のよ・うに一
方の側壁側へガラス縁部側面接触片53の弾性に抗して
片寄った状態でグラスラン5の溝内を摺動する。
そのためその片寄った側の接触片53とガラス3との摺
動抵抗が増大し往々にしてその摺動抵抗の方がグラスラ
ン5のサツシュ嵌合力よりも大きくなりガラスの昇降に
付随してグラスラン5がサツシュ4の溝内を長手方向に
滑り動く。
そのためグラスラン5が引っ張られて窓枠角部aに於て
サツシュ溝内から抜は外れるトラブルがある。
又平板ガラスの場合であっても車両の高速走行時の室外
側減圧現象によりガラスが室外側に移動しグラスラン5
に対しガラスが第2図鎖線示のように片寄った状態時に
於てガラスを昇降動させると上記曲面ガラスの場合と同
じ理由によりグラスラン5がサツシュ4の溝内を長手方
向にガラスの昇降動に付随して滑り動く。
本案はサツシュ4に対する嵌合グラスラン5の一体性を
強化することによりガラス昇降動に伴なう上記のような
サツシュ内グラスランの滑り動き・抜は外れを防止する
ことを目的とするもので、前記の各下側突条56.56
の外面側の基部に該突条長手に沿って夫々外方に張り出
させて形成され、サツシュ4のグラスラン嵌入溝内にグ
ラスラン5が嵌着されたときグラスラン嵌入構の左右の
側壁内面42.42に夫々当接する弾性突張り片59.
59を具備させたものである。
即ち本案は上記のように弾性突張り片59,59を形成
したからグラスラン5をサツシュ4の溝内に嵌め込んで
取付けると(第2図)、その弾性突張り片59.59が
それを形成した下側突条56.56の基部とサツシュ4
の内面42,42間に突張り状態となり弾性突張り片5
9.59の先端部が弾性力でサツシュ内面42に強く当
接し、グラスラン5のサツシュ4に対する嵌合一体力は
該弾性突張り片59.59を形成しないものよりも大き
く向上し、グラスラン5のサツシュ4に対する一体性が
強化される。
そしてその各弾性突張り片59.59のサツシュ内面4
2.42に対する当接力は、該各弾性突張り片59.5
9を夫々各下側突条56,56の外面側基部に形成した
ので、グラスラン5にサツシュ4の溝内から外方で抜は
外れ方向の力が作用するほど自然に増強される。
即ちグラスラン5がサツシュ4の溝内から抜は外れ方向
に移動すると、そのグラスラン5の各下側突条56,5
6については夫々その先端縁がサツシュ4の開口縁の内
向き突縁41,41の内面に当接していて抜は方向移動
は押えられる結果抜は外れ方向に移動する側壁53.5
3に対して基部を中心に外方へ開き移動方向にたわめら
れる。
そうすることに伴ない該各下側突条56,56の基部に
形成した突張り片59.59も外方に即ちサツシュ内面
42.42方向へ偏位してサツシュ内面42.42への
当接力がそれだけ自然に増強した状態となる。
その結果、ガラス3の縁部が前述のようにグラスラン5
内を一方の側壁側にガラス接触片53の弾性に強く抗し
て片寄った状態(第2図鎖線)で昇降動する場合でもグ
ラスラン5とサツシュ4との嵌合一体力の方がガラス3
とグラスラン5の摺擦力よりも常に大きくなりガラス3
の昇降動に付随してグラスラン5がサツシュ4の溝内を
長手に沿って滑り動き、そのためにグラスラン5がサツ
シュ4の角部a、a等に於て抜は外れることが防止され
る。
以上のように本案に依れば所期の目的がよく遠戚されこ
の種グラスランの改良として有効である。
尚、弾性突張り片59.59はグラスラン本体の押出し
成形と同時形成すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は昇降式ガラス窓を備えた自動車ドアの正面図、
第2図は第1図■−■線断面図、第3図は自由状態のグ
ラスランの断面図。 1は自動車ドア、2は窓枠、3は昇降ガラス、4はサツ
シュ、5はグラスラン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガラス3の縁端面に対面する平面部51と、前記平面部
    51の長手両側に平面部長手に沿ってつなぎ部52.5
    2を介して形成され、グラスランをサツシュ4のグラス
    ラン嵌入構内に嵌着していない自由状態に於ては互いに
    斜め外方へ略ハ字形に開いていて、嵌着した状態に於て
    はつなぎ部52.52の弾性に抗して前記平面部51に
    対して略直角に起きた状態に持されて前記平面部51と
    共に略コ字形のガラス部嵌大溝を構成する左右一対の側
    壁53.53と、 前記左右一対の各側壁53.53の上縁から夫々側壁内
    側に屈曲して形成され、グラスランをサツシュ4のグラ
    スラン嵌入構内に嵌着してガラス縁部嵌入溝内へガラス
    縁部を受は入れさせたときそのガラスの縁部両側面に夫
    々接触する左右一対のガラス縁部側面接触片54.54
    と、グラスランをサツシュ4のグラスラン嵌入構内に嵌
    着したときグラスラン嵌入構の左右開口縁の内向き突縁
    41,41を夫々上下に挾んで受は入れてグラスランを
    溝内から抜は止めるべく、前記左右一対の各側壁53.
    53の上縁長手に沿って夫々外方へ張り出させて形成し
    た上側突条55゜55と、各側壁外面の基部に側壁長手
    に沿って夫々斜め上向きに張り出させて形成した下側突
    条56.56と、 前記の各下側突条56,56の外面側の基部に該突条長
    手に沿って夫々外方に張り出させて形成され、サツシュ
    4のグラスラン嵌入構内にグラスランが嵌着されたとき
    グラスラン嵌入構の左右の側壁内面42.42に夫々当
    接する突張り片59.59と、 からなる全体に弾性材製の昇降式ガラス窓用グラスラン
JP1978141602U 1978-10-17 1978-10-17 昇降式ガラス窓用グラスラン Expired JPS6017370Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5558419U JPS5558419U (ja) 1980-04-21
JPS6017370Y2 true JPS6017370Y2 (ja) 1985-05-28

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ID=29117567

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210069303A (ko) * 2019-12-03 2021-06-11 주식회사 크림하우스프렌즈 미세먼지 차단을 위한 창틀용 하이브리드 러버부재, 그리고 이를 이용한 미세먼지 차단용 창틀 및 창틀 제작 방법 및 창틀 제작 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969011U (ja) * 1982-10-30 1984-05-10 マツダ株式会社 自動車のドア構造

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