JPS60172213A

JPS60172213A - 播種装置

Info

Publication number: JPS60172213A
Application number: JP2820284A
Authority: JP
Inventors: 高木　忠夫
Original assignee: Suzuki Tanko KK
Current assignee: Suzuki Tanko KK
Priority date: 1984-02-17
Filing date: 1984-02-17
Publication date: 1985-09-05
Also published as: JPH0438361B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、例えば、ペーパーボット苗箱の各ポット内に
、確実に、所望数粒ずつの種子を播種し得る播種装置、
としたものである。又、例えば、移動機に取付られた播
種装置で、野菜の種子を、確実に、所望数粒ずつ点播し
て、播種後、間引きなどを行なう必要が全熱ない播種装
置に係るものである。

従来、田植機用の土付苗は、バラ蒔きした上付Ｗ°から
、条播した土付苗を使用するように進歩してきた。そし
て、最近ではペーパーボット醒といって、紙材料で形成
されたペーパーポットに、１粒ずつ蒔いた土付苗が出現
している。

この土付苗は、従来のものに比べて、生育が２，３日は
早くなることから、冷害に強い結果が確認されている。

したがって、かなり普及しているが、小さいポットに、
１粒ずつ、確実に、蒔ける装置はこれまでなかったので
、ペーパーポット苗の作成は大変だった。

又、従来は、例えば、移動機に取付けられた野菜の播種
装置により、広大な圃場に播種していたが、この播種作
業その、ものは簡単であったが、その後の間引作業は、
極めて大変であった本発明は、この点を解決したもので
、外周面に送り螺旋溝３．４を形成した左右一対の水平
または傾斜軸心螺旋ロール１．２を、力゛いの螺旋溝３
．４が合致して嵌合溝７を形成するように並設して前記
螺旋ロール１．２の間の上面に種子移動溝１４を形成し
、前記螺旋ロールｌ、２の下方には前記螺旋ロールｌ、
２の間隙を通して種子を吸引することにより、前記移動
溝１４内の種子を嵌合溝７内に吸着させる吸引装置１９
を設け、前記嵌合溝７は１種子８が吸引装置１９で吸引
されることにより長手方向を直立させた状態で嵌合し、
かつ、種子８が長手方向を直立させた状態でも、下方に
は通り抜けない大きさに形成し、種子籾の播種のように
芽出し種子でもその芽が欠けることがないようにしたも
のである。

実施例図により説明すると、ｌは左側の螺旋ロール、２
は右側の螺旋ロールであり、螺旋ロールｌ、２の外周面
には、該螺旋ロール１．２が左回転（または右回転）す
ると、矢印イの方向に進む螺旋溝３．４が形成されてい
る。

螺旋溝３，４は、−条螺旋でも多条螺旋でも差し支えな
く、実験結果では三条螺旋が好適であった。螺旋溝３．
４は、第１図では同方向であるが１反対螺旋でも実施可
能である。

５は螺旋ロールｌ側の螺旋山部、６は螺旋ロール２側の
螺旋山部である。

前記螺旋ロール１．２は、ともに終始同一直径に形成さ
れ、且つ、山部５と山部６．螺旋溝３と螺旋溝４が合致
した状態で回転する。

螺旋ロールｌの山部５と螺旋ロール２の山部６は、僅か
の狭隙をもって並設され、その間の上面に、Ｔ状の種子
移動溝１４を形成する。螺旋溝３と螺旋溝４は、二つが
左右側から合わさって一つの嵌合溝７を形成するが、嵌
合溝７の大きさｔは、種子８が吸引装置で吸引されるこ
とにより長手方向を直立させた状態で嵌合し。

かつ、種子８が長手方向を直立させた状態でも、下方に
は通り抜けない大きさとするため、種子８の輻Ｔと前記
嵌合溝７の大きさｔを対比したときＴ＞ｔに形成する。

９は左側の螺旋ロール１の軸、１０は右側の螺旋ロール
２の軸であり、軸９．ｌＯにはスプロケット１１が取付
けられ、スプロケッ）１１にはチェ７１２を巻回して、
回転させる。

前記螺旋ロール１．２は、始端部１３が低くｈに、終端
部１５が高くＨ形成される。１６は地面である。

始端部１３と終端部１５との間で１種子移動溝１４の上
方位置には、始端部１３より終端部１５に向けて種子移
動溝１４を移動する種子を均す回転ブラシ１７を設ける
。該回転ブラシ１７のブラシ１８は、短かくとも螺旋ロ
ール１．２の半径より長く形成し、種子移動溝１４を移
動する余分な種子を（嵌合溝７に嵌っていない種子）始
端部１３側に掃き出すように回−転させる。

前記螺旋ロールｌ、２の下方には吸引装Ｍ１９を設ける
。吸引装置１９は前記嵌合溝７を」二から下へ吸引風が
吹抜けるようにして、種子移動溝１４を移動する種子を
下フＪに吸引して種子が直立して嵌合溝７に吸着される
ようにするものである０、嵌合溝７の下方位置に吸引ケ
ース２０を取付ける。吸引ケース２０のいずれか一方の
側板２１に吸引口２２を開口させ、吸引′口２２の外側
に接続部２３を形成し１図示していない吸引機のホース
を接続する。吸引ケース２０の前板２４、後板２５のそ
れぞれの上端部は、螺旋ロールｌ、２外周面と同じ半円
弧形状のし状に形成し、螺旋ロールｌ、２の種子移動溝
１４以外から吸引しないようにする。

次に作用を述べる。

左側螺旋ロールｌと右側螺旋ロール２の軸９、軸ｌＯに
取付けられたスプロケット１１を、チェノ１２により回
転させると、左側螺旋ロールｌと右側螺旋ロール２は、
同時に左回転（または右回転）する、そして螺旋溝３．
４と山部５．６はそれぞれ左右一致した状態であるから
、左側の螺旋ロールｌと右側の螺旋ロール２の間の上面
には、種子移動溝１４が形成され、種子移動溝１４の下
方には螺旋溝３と螺旋溝４の二つが合わさった嵌合溝７
が形成される。そして、該種子移動溝１４の嵌合溝７は
一致した状態で矢印イの方向に進行する。

しかして、螺旋ロール１と螺旋ロール２の下刃には級引
装み胃１９が設けられ、該装置１９の吸引口２２がら空
気を吸引すると、嵌合溝７を通して上から下へ吸引風が
吹抜け、種子移動溝１４を移動する種子８を下方に吸引
する。このとき、嵌合溝７は、嵌合溝７内に吸着された
種子８が直立した状態のときであっても、下方に落下し
ない大きさに形成しているから、吸引装置１９によりか
なり強力に吸引されることにより種子８は直立し、そし
て下方に吸い込まれることがない、したがって、種子８
は嵌合溝７に芽を下にして整然と嵌り、かつ、吸着され
たまま外れることなく種子移動溝１４をイ方向に移動す
る。

種子移動溝１４の嵌合溝７に嵌合しない余分の種子は、
吸引装置１９により吸引されていないから、回転ブラシ
１７のブラシ１８の始端部１３側に掃き戻す回転により
、簡単に、始端部１３側に掃き戻される０、この場合の種子８の落下は、−条螺旋では螺旋ロール１
．２が一回転すると、１粒落下し、二条螺旋では螺旋ロ
ールｌ、２が一回転すると、２粒落下し、多条螺旋では
螺旋ロール１．２が一回転すると、多粒落下する。

したがって、モーターによる螺旋ロールｌ、２の回転速
度を、設計的に与えられた速度に調部しておくと５例え
ば、丁度下方を通過するべ−パーポットの中心に、１粒
ずつ落すことが可能になる。

又、圃場の場合は、例えば、１０ｃ＋＄；ｔきに、正確
に、１粒ずつの野菜の種子を落して欲しいという要求が
出されるが、この場合は、機体前進速度と、螺旋ロール
ｌ、２の回転速度を完全に同期させることにより、簡単
にこれも可能になる。

すでに述べたように１本発明は例えば、ペーパーポット
苗箱の各ポット内に、確実に、所望数粒ずつの種子を播
種し得る播種装置としたもの、又、例えば、移動機に取
伺られた播種装置で、野菜の種子を、確実に、所望数粒
ずつ点播して、播種後、間引きなどを行なう必要が、全
熱ない播種装置に係るものであり、外周面に送り螺旋溝
３．４を形成した左右一対の水平または傾斜軸心螺旋ロ
ール１．２を、互いの螺旋溝３．４が合致して嵌合１７
１Ｉ７を形成するように並設して前記螺旋ロールｌ、２
の間の上面に種子移動溝１４を形成し、前記螺旋ロール
ｌ、２の下方には前記螺旋ロール１．２の間隙を通して
種子を吸引することにより、前記移動溝１４内の種子を
嵌合溝７内に吸着させる吸引装Ｍ１９を設け、前記嵌合
溝７は１種子８が吸引装置１９で吸引されることにより
長手方向を直立させた状態で嵌合し、かつ、種子８が長
手方向を直１ｒさせた状態でも、下方には通り抜けない
大きさに形成した播種装置を発明の要旨としたものであ
るから。

イ、嵌合溝７の下部に吸引装置１９を設け、下部から、
嵌合溝７内に吸着されるように種子を吸引するから１種
子は直立した状態で係合し、したがって、芽出し種子の
芽を傷めない。

口、嵌合溝７は１Ｍ１子が下方には落下しない大きさに
形成しているから、吸引装Ｎ、　ｌ　９によりかなり強
力に吸引されても種子は下方に吸い込まれることがなく
、シたがって、Ｎ子８は嵌合溝７に整然と嵌り、かつ、
吸着されたまま外れることなく種子移動＠１４をイ方向
に移動され。

終端部１５より１粒ずつ落下させうる。

ハ２種子移動溝１４の嵌合溝７に嵌合しない余分の種子
は、吸引装置１９により吸引されていないから、回転ブ
ラシ１７のブラシ１８の始端部１３偏に掃き戻す回転に
より、簡単に、始端部１３側に掃き戻される。したがっ
て１種子はそれぞれの嵌合溝７内に一粒ずつ嵌合して、
種子移動溝１４をイ方向に移動され、終端部１５より１
粒ずつ落下させうる。

二、したがって、モーターによる螺旋ロールｌ、２の回
転速度を、設計的に与えられた速度にしておくと１例え
ば、丁度下方を通過するペーパーポットの中心に、１粒
ずつ落すことが可能になる。

ホ、圃場の場合は１例えば、ｌＯｃ■おきに、正確に、
１粒ずつの野菜の種子を落して欲しいという場合は、機
体前進速度と、螺旋ロール１，２の回転速度を完全に同
期させることにより、簡単に可能になる。

という効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は要部の斜視図、第２図は要部の平面図、第３図
は要部の縦断側面図、第４図は要部の縦断側面図、第５
図は要部の拡大図である。符号の説明ｌ・・・左側のｔＩ１ｇ旋ロール、２・・・右側の螺旋
ロール、３・・・螺旋嵌合溝、４・・・螺旋嵌合溝、５
・・・山部、６・・・山部、７・・・嵌合溝、８・・・
種子、９・・・軸、１０・・・軸、１１・・・スプロケ
ット、１２・・・チェノ、１３・・・始端部、１４・・
・種子移動溝、１５・・・終端部、１６・・・地面、１
７・・・回転ブラシ、１８・・・ブラシ、１９・・・吸
引装置、２０・・・吸引ケース、２１・・・側板、２２
．・・・吸引口、２３・・・接続部、２４・・・前板、
２５・・・後板。゛　図面の浄ｔｙ＜ｐｇ容に恋更なし）第４図第５図手続補正書（酸）昭和５９年３月２シ１、事件の表示昭和５９年特許願　第２８２０２２　発″０名称　播種装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　所　栃木県宇都宮市平出工業団地４４番地：名　称
　鈴木鍛工株式会社住　所　〒１０　東京都新宿区西新宿６丁目７番ｎ号８
、補正の内容（１）　図面（第１図〜第５図）を補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

外周面に送り螺旋溝３，４を形成した左右一対の水平ま
たは傾斜軸心螺旋ロール１．２を、互いの螺旋溝３．４
が合致して嵌合溝７を形成するように並設して前記螺旋
ロールｌ、２の間の１面に種子移動溝１４を形成し、前
記螺旋ロール１．２の下方には前記螺旋ロール１．２の
間隙を通して種子を吸引することにより、前記移動溝１
４内の種子を嵌合溝７内に吸着させる吸引装置１９を設
け、前記嵌合溝７は、種子８が吸引装＆！１：　１９で
吸引されることにより長手方向を直立させた状態で嵌合
し、かつ、柚子８が長手方向を直立させた状態でも、下
方には通り抜けない大きさに形成した播種装置。