JPS60176508A

JPS60176508A - 播種装置

Info

Publication number: JPS60176508A
Application number: JP3312684A
Authority: JP
Inventors: 高木　忠夫
Original assignee: Suzuki Tanko KK
Current assignee: Suzuki Tanko KK
Priority date: 1984-02-23
Filing date: 1984-02-23
Publication date: 1985-09-10
Also published as: JPH0441964B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、例えば、ペーパーポ・ント苗箱の各ポット内
に、確実に、所望数粒ずつの種子を播種し得る播種装置
としたものである。又、例えば、移動機に取付られた播
種装置で、野菜の種子を、確実に、所望数粒ずつ点播し
て、播種後、間引きなどを行なう必要が全熱ない播種装
置に係るものである。

従来、田植機用の土付苗は、バラ蒔きした」＝付苗から
、条播した土付苗を使用するように進歩してきた。そし
て、最近ではペーパーポット苗といって１紙材料で形成
されたペーパーポットに、１粒ずつ蒔いた土付苗が出現
している。

この土付苗は、従来のものに比べて、生育が２．３日は
早くなることから、冷害に強い結果が確認されている。

したがって、かなり普及しているが、小さいポットに、
１粒ずつ、確実に、蒔ける装置はこれまでなかったので
、ペーパーポット苗の作成は大変だった。

本発明は、この点を解決したもので、外周面に螺旋溝を
形成した螺旋ロールを並設して、螺旋ロールの間に種子
移動溝を形成し、その種子移動溝に種子を播いて、螺旋
溝の作用で種子を一粒ずつ正確に移動させるように形成
して、前記問題点を解決したものである。また、前記ペ
ーパーポット苗箱のポットの数は、田植機の植付構造の
関係−ヒ、通常１８個ぐらいが横一列に並んで設けられ
ることになる。そうすると、前記螺旋ロールの間に形成
される種子移動溝によりペーパーボッＩ・苗箱の全部の
ポットに一粒ずつ供給するためには、種子移動溝の数が
横に１８個並ばなくてはならないことになり、螺旋ロー
ルの直径は、各ポットの幅に形成しなければならないこ
とになるから、螺旋ロールが相当側こ細くなって、製作
が大変であるばかりでなく、種子移動溝の深さを充分に
確保できない。前記種子移動溝の深さを充分に確保し、
かつ、製作も容易であるという条件を充すとなると、各
螺旋ロールの直径はポット２個分とし、このような太い
ロールを多数本並設して一個おきに播けるようにすると
よい。

よって、本発明は、外周面に送り螺旋溝２を形成した水
平または傾斜軸心螺旋ロール１を、互いの螺旋溝２が合
致した状態のまま移動するように並設して前記各螺旋ロ
ール１．１の間の上面に種子移動溝４を形成し、前記各
螺旋ロール１の下方には前記各螺旋ロール１の間隙を通
して種子を吸引することにより、前記移動溝４内に供給
された種子を該移動溝４に吸着させる吸引装置１７を設
けたものにおいて、前記螺旋ロールｌは多数本並設して
各螺旋ロール１．　１・・φ間に前記移動溝４をそれぞ
れ形成した播種装置、および、螺旋ロール１の本数は、
螺旋ロール１の下方を通過するペーパーポット苗箱５の
横一列のポット６の数の半分に形成し、ポット１つ置き
に播種するようにした播種装置としたものである。

実施例図により説明すると、■は螺旋ロールで、螺旋ロ
ール１の外周面には、該螺旋ロールｌが左回転（または
右回転）すると、矢印イの方向に進む螺旋溝２が形成さ
れている。

螺旋溝２は、−条螺旋でも多条螺旋でも差し支えなく、
実験結果では三条螺旋が好適であった。螺旋溝２は、第
１図では同方向であるが、反対螺旋でも実施可能である
。

３は螺旋ロールｌの螺旋山部である。螺旋ロールｌは、
ともに終始同一直径に形成される。

螺旋ロールｌととなりあった螺旋ロールｌは、それぞれ
の山部３が僅かの狭隙をもって、山部３と山部３、螺旋
溝２と螺旋溝２が合致した状態で回転するように並設さ
れる。並設された螺旋ロールｌと螺旋ロール１との間の
狭隙の上面に、　状の種子移動溝４をそれぞれ形成する
。すなわち、螺旋ロール１は、左右方向に複数本並設さ
れ、螺旋ロールｌの本数は、種子移動溝４の数が、螺旋
ロール１の下方を通過するペーパーポット苗箱５のポッ
ト６の数の１／２になるようにする。例えば、本実施例
では、ペーパーポット苗箱５のポット６の数が１６個で
あるから、種子移動溝４の数は「８」となり、したがっ
て、螺旋ロール１の本数は９木となる。

しかして、種子移動溝４は、各螺旋ロールｌの下方を通
過するペーパーポット苗箱５の一つおきのポット６の位
置の真上になるように設け、種子移動溝４の位置をずら
した螺旋ロールｌを前後方向に二組設け、二組の螺旋ロ
ール１４こよりペーパーポット苗箱５のポット６に種子
を播種する。

並設された各螺旋ロールｌの互いの螺旋溝２は、左右側
から合わさって一つの嵌合溝７を形成するが、嵌合溝７
の大きさは、大きくとも種子移動溝４に蒔いた種子８よ
りは小さく形成する。

９は螺旋ロール１の先端軸部であり、螺旋ロールｌの先
端軸部９にはスプロケ、、　ｌ−１０が取付けられ、各
スプロケットｌＯにはチェノ１１を巻回して、回転させ
る。

前記各螺旋ロールｌは、始端部１２が低くｈに、終端部
１３が高、くＨ形成される。１４は地面である。

始端部１２と終端部１３との間で、種子移動溝４の上方
位置には、始端部１２より終端部１３に向けて種子移動
溝４を移動する種子を均す回転ブラシ１５を設ける。該
回転ブラシ１５のブラシ１６は、短かくとも螺旋ロール
ｌの半径より長く形成し、種子移動溝４を移動する余酋
な種子を（嵌合溝７に嵌っていない種子）始端部１２側
に掃き出すように回転させる。

前記螺旋ロールｌの下方には吸引装置１７を設ける。吸
引装置１７は前記嵌合溝７を上から下へ吸引風が吹抜け
るようにして、種子移動溝４を移動する種子を下方に吸
引して種子が直立して嵌合溝７に吸着されるようにする
ものである。吸引装置１７は、吸引ケース１８に前記螺
旋ロールｌの中間軸部１９と後端部２０を軸着して架設
し、吸引ケース１８の左右側のいずれか一方の側板２１
に吸引口２２を開口させ、吸引口２２の外側に接続部２
３を形成し、図示していない吸引機のホースを接続する
。

図中、２４は落下口、２５は供給部である。

次に作用を述へる。

螺旋ロール１の先端軸部９に取付けられたスプロケッ）
１０をチェノ１１により回転させると、各螺旋ロールｌ
は、同時に左回転（または右回転）する。そして並設さ
れた各螺旋ロールｌのＶいの螺旋溝２と山部３は、それ
ぞれ左右一致した状態であるから、各螺旋ロールｌの間
の上面には、それぞれ種子移動溝４が形成され、種子移
動溝４の下方には螺旋溝２と螺旋溝２の二つが合わさっ
た嵌合溝７が形成される。そして、該種子移動溝４の嵌
合溝７は一致した状態で矢印イの方向に進行する。

しかして、螺旋ロール１の下方には吸引装置１７が設け
られ、該装置１７の吸引口２２がら空気を吸引すると、
嵌合溝７を通して一ヒから下へ吸引風が吹抜け、種子移
動溝４を移動する種子を下方に吸引するから、種子８は
嵌合溝７に直立した状態で嵌り、かつ、嵌ったまま外れ
ることなく種子移動溝４をイ方向に移動する。

種子移動溝４の嵌合溝７に嵌合しない余分の種子は、回
転ブラシ１５のブラシ１６が、始端部１２側に掃き戻す
ように回転しているから、始端部１２側に掃き戻される
。

この場合の種子８の落下は、−条螺旋では各螺旋ロール
ｌが一回転すると、１粒落下し、二条螺旋では各螺旋ロ
ール１が一回転すると、２粒落下し、多条螺旋では各螺
旋ロール１が−■１転すると、多粒落下する。

したがって、モーターによる各螺旋ロール１の回転速度
を、設計的に与えられた速度側ご調節しておくと、例え
ば、丁度下方を通過するペーパーポットの中心に、１粒
ずつ落すこと力（可能になる。

すでに述べたように、田植機用の土付苗Ｉｔ、バラ蒔き
した土付苗から、条播した土付苗をイ史用するように進
歩してきた。そして、最近で１よペーパーポット苗とい
って、紙材料で形成されたペーパーポットに、１粒ずつ
蒔１．％た土付苗力９出現している。この土付苗は、従
来のもの番と比べて、生育が２．３日は早くなることか
ら、冷害に強い結果が確認されている。したがって、か
なり普及しているが、小さいポットに、１粒ずつ、確実
に、蒔ける装置はこれまでなかったので、ペーパーポッ
ト苗の作成は大変だった。

よって１本発明は、外周面に送り螺旋溝２を形成した水
平または傾斜軸心螺旋ロール１を、互いの螺旋溝２が合
致した状態のまま移動するように並設して前記各螺旋ロ
ールｌ、１の間の上面に種子移動溝４を形成し、前記各
螺旋ロール１の下方には前記各螺旋ロールｌの間隙を通
して種子を吸引することにより、前記移動溝４内に供給
された種子を該移動溝４に吸着させる吸引装置１７を設
けたものにおいて、前記螺旋ロールｌは多数本並設して
各螺旋ロールｌ、１・・◆間に前記移動溝４をそれぞれ
形成した播種装置、および、螺旋ロール１の本数は、螺
旋ロール１の下方を通過するペーパーポット苗箱５の横
一列のポット６の数の半分に形成し、ポット１つ置きに
播種するようにした播種装置としたものであり、そのた
め、種子移動溝に播いた種子を一粒ずつ正確に移動させ
ることができる。また、前記ペーパーポット苗箱のポッ
トの数は、田植機の植付構造の関係上、通常１８個ぐら
いが横一列に並んで設けられることになるが、そうする
と、前記螺旋ロールの間に形成される種子移動溝により
ペーパーボッｉ・苗箱の全部のポットに一粒ずつ供給す
るためには、一種子移動溝の数が横に１８個並ばなくて
はならないことになり、螺旋ロールの直径は、各ポット
の幅に形成しなければならないことになるから、螺旋ロ
ールが相当に細くなって、製作が大変であるばかりでな
く、種子移動溝の深さを充分に確保できない。しかし、
螺旋ロールの直径はポット２個分とし、このような太い
ロールを多数本並設して一個おきに播けるようにしたか
ら、この問題点も解決している、という効果を奏するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の斜視図、第２図は要部平面図、第３図は
要部縦断側面図、第４図は要部縦断正面図である。符号の説明ｌ・・・螺旋ロール、２・・・螺旋嵌合溝、３・・・山
部、５・・・ペーパーポット苗箱、６・・・ポット、７
・・・嵌合溝、８・・・種子、９・・・先端軸部、ｌＯ
・・・スブロケ・ント、１１・・・チェン、１２・・・
始端部、１３・・・終端部、１４・・・地面、１５・・
・回転ブラシ、１６・・・ブラシ、１７・・・吸引装置
、１８・・・吸引ケース、１９・・・中間軸部、２０・
・・後端部、２１・・・側板、２２・・・吸引口、２３
・・・接続部、２４・・・落下口、２５・・・供給部。特許出願人鈴木鍛工株式会社手続補正書（酸）１．事件の表示昭和５９年特許願　第３３１２６　号２、発明の名称　播種装置名　称　鈴木鍛工株式会社５、　補正命令の日付ｆｉ＋　図面（第１図〜第４図）を補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）外周面に送り螺旋溝２を形成した水平または傾斜
軸心螺旋ロール１を、互いの螺旋溝２が合致した状態の
まま移動するように並設して前記各螺旋ロール１、ｌの
間の上面に種子移動溝４を形成し、前記各螺旋ロール１
の下方には前記各螺旋ロール１の間隙を通して種子を吸
引することにより、前記移動溝４内に供給された種子を
該移動溝４に吸着させる吸引装置１７を設けたものにお
いて、前記螺旋ロール１は多数本並設して各螺旋ロール
ｌ、１・曇・間に前記移動溝４をそれぞれ形成した播種
装置。（２、特許請求の範囲第１項のものにおいて、前記螺旋
ロールｌの本数は、螺旋ロールｌの下方を通過するペー
パーポット苗箱５の横一列のポット６の数の半分に形成
し、ポット１つ置きに播種するようにした播種装置。