JPS6017208Y2 - フイルタ−プレス用圧搾濾板 - Google Patents

フイルタ−プレス用圧搾濾板

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Publication number
JPS6017208Y2
JPS6017208Y2 JP1981070853U JP7085381U JPS6017208Y2 JP S6017208 Y2 JPS6017208 Y2 JP S6017208Y2 JP 1981070853 U JP1981070853 U JP 1981070853U JP 7085381 U JP7085381 U JP 7085381U JP S6017208 Y2 JPS6017208 Y2 JP S6017208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter plate
filter
diaphragm
stock solution
press
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Expired
Application number
JP1981070853U
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JPS57184715U (ja
Inventor
信男 佐藤
道明 久野
Original Assignee
日本碍子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧搾機構を有するフィルタープレスに使用する
フィルタープレス用圧搾濾板に関するものである。
濾板主体とこれに添装されるダイヤプラムとの間に高圧
流体を圧入してケーキをさらに圧搾脱水する圧搾機構を
有するフィルタープレスは、極めて低水分の脱水ケーキ
を得ることができるために広く使用されているが、濾液
排出溝を有するほぼ均一な肉厚の弾性体よりなるダイヤ
プラムを下方部に原液供給口のある濾板主体に添装して
なる圧搾濾板を使用した例えば実公昭54−29585
号公報に示すようにボトムフィールド型のフィルタープ
レスにおいては、通常操作による脱水後のケーキをさら
に高圧力で圧搾して低水分のケーキを得るために、圧搾
濾板のダイヤフラムと濾板主体との間に10〜30ka
/cmの高圧流体を圧入してケーキを低水分にまで脱水
しようとすると第4図に示すように、ダイヤプラム16
はケーキハを圧搾するけれども該ダイヤフラム16の下
方にある原液供給口15の空隙部にダイヤフラム16の
一部Aが膨張して入り欠み、局部的な異常膨張によって
ダイヤフラム16が破壊したり、繰返しの使用により原
液供給口15に臨むダイヤプラム面が疲労して寿命が著
しく低下するという欠点があった。
本考案は前記のような欠点のないフィルタープレス用圧
搾濾板を目的として完成されたもので、以下、本考案を
図示の実施例について詳細に説明する。
1は支持枠2と芯板3よりなる濾板主体で、該濾板主体
1の下方部にあたる支持枠2の下方部には原液供給通路
4を設けるとともに該原液供給通路4に続く上向きの原
液供給口5が設けられている。
6は外面に濾液排出溝7を多数配設した弾性材よりなる
ダイヤプラムで、該ダイヤフラム6は芯材3の両面に添
装されて支持枠2に端縁部が支持され、このようにして
濾板主体1とこれに添装されるダイヤフラム6との間に
高圧流体を圧入してケーキを圧搾脱水するボトムフィー
ルド型のフィルタープレスに使用する公知のフィルター
プレス用圧搾濾板を構成している。
8は濾板主体1の下方部に設けられている原液供給口5
に臨むダイヤフラム面に当接されて前記ダイヤフラム6
の下方部を芯板3に向は押圧するように設けたばね9付
の押圧材で、図示の実施例に示す押圧材8は裏面がダイ
ヤフラム6に当接し、表面の前記原液供給口5に続く部
分には凹部8bが形成された剛体よりなる板材で、その
下辺をもって支持枠2に枢動自在に取付けられ、前記原
液供給口5に下辺を固定した前記ばね9としての板ばね
により常時ダイヤプラム面に押圧されているため、原液
を供給するときにその供給を妨げることはなく、また、
高圧流体の供給によりダイヤフラム6が膨張したときに
は相隣る濾板例えば第2図、第3図に示すように圧搾機
構を有しない濾板イに濾布口9口を介して密接され、前
記原液供給口5に臨むダイヤフラム6の一部が膨張して
原液供給口5の空隙部に入り込むことを防止している。
このように構成されたのは、在来のこの種フィルタープ
レス用圧搾濾板と同様使用するものであるが、通常操作
による脱水後のケーキ八をさらに高圧力で圧搾して低水
分化するため、濾板主体1とこれに添装されるダイヤフ
ラム6との間に10〜30ka/artの程度の高圧流
体を圧入した場合でも、原液供給口5に臨むダイヤフラ
ム面にばね9付の押圧材8が当接されてこのばね9付の
押圧材8により該ダイヤフラム6の前記原液供給口5に
臨む部分の異常膨張が阻止されるから、この部分が原液
供給口5の空隙部に入り込むことはなくなり、ダイヤフ
ラム6が破壊したり繰返しの使用によって該原液供給口
5に臨む部分が疲労して寿命が低下することがなく、従
来のこの種フィルタープレス用圧搾濾板とを比較して耐
久性が著しく高められる利点がある。
なお、前記実施例おいては、両側にダイヤプラムを設け
た圧搾濾板と圧搾機構を有しない濾板とを交互に配置し
たが、片側のみにダイヤプラムを設けた圧搾濾板或いは
両側にダイヤフラムを設けた圧搾濾板のみを配置するよ
うにしてもよい。
本考案は前記実施例による説明から明らかなように、原
液供給口に臨むダイヤフラム面に当接して常時濾板主体
に向は弾発されるばね付の押圧材を設けたので、高圧圧
搾の繰返しによってもダイヤプラムが原液供給口の空隙
部に膨張して入り込むことがなくなって安定して長期間
使用できるものとなり、在来のこの種フィルタープレス
用圧搾濾板の欠点を解決したものとして実用的価値極め
て大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図、第2図
は使用状態において示す一部切欠側面図、第3図は同じ
く要部の一部切欠側面図、第4図は従来のフィルタープ
レス用圧搾濾板の使用状態において示す一部切欠側面図
である。 1:濾板主体、5:原液供給口、6:ダイヤフラム、8
:押圧材、9:ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 濾板主体とこれに添装されるダイヤプラムとの間に高圧
    流体を圧入してケーキを圧搾脱水するフィルタープレス
    用圧搾濾板において、原液供給口に臨むダイヤプラム面
    にはこれに当接してばね付の押圧材を設けたことを特徴
    とするフィルタープレス用圧搾濾板。
JP1981070853U 1981-05-16 1981-05-16 フイルタ−プレス用圧搾濾板 Expired JPS6017208Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57184715U JPS57184715U (ja) 1982-11-24
JPS6017208Y2 true JPS6017208Y2 (ja) 1985-05-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723714U (ja) * 1971-03-24 1972-11-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723714U (ja) * 1971-03-24 1972-11-16

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Publication number Publication date
JPS57184715U (ja) 1982-11-24

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