JPS6016950Y2 - 画像コントラスト強調装置 - Google Patents
画像コントラスト強調装置Info
- Publication number
- JPS6016950Y2 JPS6016950Y2 JP1979178876U JP17887679U JPS6016950Y2 JP S6016950 Y2 JPS6016950 Y2 JP S6016950Y2 JP 1979178876 U JP1979178876 U JP 1979178876U JP 17887679 U JP17887679 U JP 17887679U JP S6016950 Y2 JPS6016950 Y2 JP S6016950Y2
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- Japan
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- image
- density value
- maximum
- contrast enhancement
- contrast
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、画像表示装置のコントラスト強調装置に関す
る。
る。
従来、この種の表示装置では、画像全体のコントラスト
を明瞭にするために、画像の表示以前に予め画像全体の
濃度値の最大値、最小値を用いて、濃度値を線形に拡張
変換しておき、これを表示することが行われていた。
を明瞭にするために、画像の表示以前に予め画像全体の
濃度値の最大値、最小値を用いて、濃度値を線形に拡張
変換しておき、これを表示することが行われていた。
また、他の装置では、表示画像の濃度値ヒストグラムを
参照してその最大値と最小値を人間が会話的にキーボー
ド等の入力装置によって表示装置に入力し、画像メモリ
内の濃度値はそのままにしておき、表示画像のコントラ
ストのみを変化させていた。
参照してその最大値と最小値を人間が会話的にキーボー
ド等の入力装置によって表示装置に入力し、画像メモリ
内の濃度値はそのままにしておき、表示画像のコントラ
ストのみを変化させていた。
しかし、こうした従来の装置では、前者の場合は画像の
濃度値そのものを表示以前にオフライン的に変換するた
めに、時間がかかりすぎることと、濃度値の絶対値が変
化してしまうという問題があり、後者の場合には、濃度
値ヒストグラムを参照し、画像メモリ内の濃度値の最大
値と最小値を入力しなければならないという欠点があっ
た。
濃度値そのものを表示以前にオフライン的に変換するた
めに、時間がかかりすぎることと、濃度値の絶対値が変
化してしまうという問題があり、後者の場合には、濃度
値ヒストグラムを参照し、画像メモリ内の濃度値の最大
値と最小値を入力しなければならないという欠点があっ
た。
本考案の目的は、従来の表示装置のこうした欠点を取り
除き、画像メモリ内の濃度値の最大値、最小値を考慮す
ることなく人間が表示画像のコントラストの変化過程を
眺めながら、高速にして任意にコントラスト強調できる
装置を提供することにある。
除き、画像メモリ内の濃度値の最大値、最小値を考慮す
ることなく人間が表示画像のコントラストの変化過程を
眺めながら、高速にして任意にコントラスト強調できる
装置を提供することにある。
本考案によれば画像メモリに格納された画像情報を前記
画像メモリから順次読み出して、その濃度値に対応した
濃淡または色彩を割り当てるために、濃度値変換器を介
して、濃淡または色彩画像を表示する画像表示装置にお
いて、2次元座標入力装置の座標値の各々を画像強調の
ための濃度値の最大および最小値に対応づける閾値制御
器と、前記閾値制御器からの最大値及び最小値を用いて
、前記画像メモリから読み出された画素の濃度値を変更
して前記濃度値変換器へ出力する強調演算器とを有し、
表示画像を見ながら会話的に2次元座標入力装置を動か
すことによりそのコントラストを変化させうる画像コン
トラスト強調装置が得られる。
画像メモリから順次読み出して、その濃度値に対応した
濃淡または色彩を割り当てるために、濃度値変換器を介
して、濃淡または色彩画像を表示する画像表示装置にお
いて、2次元座標入力装置の座標値の各々を画像強調の
ための濃度値の最大および最小値に対応づける閾値制御
器と、前記閾値制御器からの最大値及び最小値を用いて
、前記画像メモリから読み出された画素の濃度値を変更
して前記濃度値変換器へ出力する強調演算器とを有し、
表示画像を見ながら会話的に2次元座標入力装置を動か
すことによりそのコントラストを変化させうる画像コン
トラスト強調装置が得られる。
次に本考案の詳細について、図面を参照して説明する。
第1図a、 bは、画像コントラスト強調についての理
解を容易にするために濃度値ヒストグラムを用い、その
変化の様子を示す図で、a図はコントラスト強調前の濃
度値ヒストグラムで、この濃度値の最大値(以下max
と略す)と最小値(以下minと略す)がそれぞれ画像
表示の最大濃度値及び最小濃度値になるようにb図のよ
うに線形に拡張する。
解を容易にするために濃度値ヒストグラムを用い、その
変化の様子を示す図で、a図はコントラスト強調前の濃
度値ヒストグラムで、この濃度値の最大値(以下max
と略す)と最小値(以下minと略す)がそれぞれ画像
表示の最大濃度値及び最小濃度値になるようにb図のよ
うに線形に拡張する。
この線形拡張は、画像表示の最大値をR1人力画像のあ
る画素の濃度値をXとすると、−min A= 、XR(1) maX−mln と表わされる。
る画素の濃度値をXとすると、−min A= 、XR(1) maX−mln と表わされる。
ここでAはコントラスト強調後の濃度値である。
第2図は(1)式をグラス状に描いたもので、1例とし
て画像表示の最大濃度値Rを255としている。
て画像表示の最大濃度値Rを255としている。
第3図は、本考案による画像コントラスト強調装置の1
実施例を示すブロック図で、1は画像メモリ、2は2次
元座標入力装置、3は(1)式による線形拡張を行う強
調演算器、4は濃度値に対応した濃淡を割り当てる濃度
値変換器、5は画像表示装置、6は閾値制御器である。
実施例を示すブロック図で、1は画像メモリ、2は2次
元座標入力装置、3は(1)式による線形拡張を行う強
調演算器、4は濃度値に対応した濃淡を割り当てる濃度
値変換器、5は画像表示装置、6は閾値制御器である。
今、画像表示装置5には、画像メモリ1の濃度値が、濃
度値変換器4によって濃淡画像として表示されていると
する。
度値変換器4によって濃淡画像として表示されていると
する。
この時、強調演算器3は、入力画素の濃度値をそのまま
出力するような変換を施しているとする。
出力するような変換を施しているとする。
座標入力装置2の1例として、タブレットペンを考える
。
。
タブレットは、平面上をペンで指示し、その2次元座標
X、Yを入力する装置である。
X、Yを入力する装置である。
第4図は第3図にブロックで示した閾値制御器6及び強
調演算器3を詳しく説明する図である。
調演算器3を詳しく説明する図である。
タブレットペンの2次元座標X、 Yがそれぞれ信号線
201,202を介してレジスタ61゜62に格納され
ているとする。
201,202を介してレジスタ61゜62に格納され
ているとする。
座標XとYをそれぞれ(1)式のmaxとminに対応
させるとタブレットペンによって、(1)式のコントラ
スト強調をペンの動きで制御できる。
させるとタブレットペンによって、(1)式のコントラ
スト強調をペンの動きで制御できる。
第5図は、タブレットペンの2次元座標空間を示すもの
で、ペンが左下隅にある時、max=Q、m1n=Qで
あり、右下隅にあるとm1n=255. m1n= o
、右上隅にあるとmax =255、 m1n=255
となる。
で、ペンが左下隅にある時、max=Q、m1n=Qで
あり、右下隅にあるとm1n=255. m1n= o
、右上隅にあるとmax =255、 m1n=255
となる。
但し、max )minという条件が常に満たされねば
ならないので、第5図の座標空間内で点線より左上の格
子を書いである座標領域にペンが置かれた場合は、その
座標は無意・味となる。
ならないので、第5図の座標空間内で点線より左上の格
子を書いである座標領域にペンが置かれた場合は、その
座標は無意・味となる。
第4図はそれを示し、コンパレータ63はレジスタ61
とレジスタ62のX、 Y座標、即ちmaxとminの
値を比較し、max )minの場合のみ“1 ttを
出力し、それ以外は“0”とする。
とレジスタ62のX、 Y座標、即ちmaxとminの
値を比較し、max )minの場合のみ“1 ttを
出力し、それ以外は“0”とする。
従ってmax)minの時、ゲート回路64及び65が
開いて、max及びminの値が各々信号線601.6
02を介して強調演算器3に入力される。
開いて、max及びminの値が各々信号線601.6
02を介して強調演算器3に入力される。
強調演算器3は(1)式の演算を行うためのもので、減
算器31は、max−minの演算を行い、減算器32
は、端子301より与えられる画像メモリ1からの各画
素の濃度値からminを減じる演算を行う。
算器31は、max−minの演算を行い、減算器32
は、端子301より与えられる画像メモリ1からの各画
素の濃度値からminを減じる演算を行う。
次に除算器33は、減算器32の演算結果を減算器31
の演算結果で割り、さらにこの除算器)果に、端子30
2より与えられる画像表示最大値Rの値を乗算器34で
掛けて信号線303を介し、濃度値変換器4に与える。
の演算結果で割り、さらにこの除算器)果に、端子30
2より与えられる画像表示最大値Rの値を乗算器34で
掛けて信号線303を介し、濃度値変換器4に与える。
濃度値変換器4は濃淡または色彩を割りあてるためラン
ダムアクセスメモリあるいは、リードオンリーメモリで
、信°号線303より入力される濃度値に対応して予め
記憶されている濃淡または色彩コードを出力し、表示装
置5に表示する。
ダムアクセスメモリあるいは、リードオンリーメモリで
、信°号線303より入力される濃度値に対応して予め
記憶されている濃淡または色彩コードを出力し、表示装
置5に表示する。
尚本実施例では、2次元座標入力装置としてタブレット
ペンを例にとり説明したが、これに限定されるものでな
く、ジョイスティック、コントロールボール、マウスな
どの座標入力装置に対しても、同様に適用できうるもの
である。
ペンを例にとり説明したが、これに限定されるものでな
く、ジョイスティック、コントロールボール、マウスな
どの座標入力装置に対しても、同様に適用できうるもの
である。
これらはいずれもオンライン座標入力装置で、詳しくは
文献MACHINE DESIGN誌(7) A 5
urvey ofGraphic Input Dev
ices”、 (1967年8月号)に述べられている
。
文献MACHINE DESIGN誌(7) A 5
urvey ofGraphic Input Dev
ices”、 (1967年8月号)に述べられている
。
また、強調演算器3における強調関数を(1)式の如く
線形関数としたが、これに限定されるものでなく、対数
変換や任意の非線形関数であってもよく、その場合、関
数による値の変化率をテーブルとしてメモリに格納して
おき、これを用いることで容易に応用できうるものであ
る。
線形関数としたが、これに限定されるものでなく、対数
変換や任意の非線形関数であってもよく、その場合、関
数による値の変化率をテーブルとしてメモリに格納して
おき、これを用いることで容易に応用できうるものであ
る。
以上の説明のように、本考案のコントラスト強調装置で
は、コントラスト強調に必要なmaxとminの2つの
閾値を座標入力装置のX、 Y座標を用いることによっ
て同時に与えられるので、人間が表示画像を見ながら、
きわめて容易に適切なコントラスト変化を実施できつる
ものである。
は、コントラスト強調に必要なmaxとminの2つの
閾値を座標入力装置のX、 Y座標を用いることによっ
て同時に与えられるので、人間が表示画像を見ながら、
きわめて容易に適切なコントラスト変化を実施できつる
ものである。
第1図は、コントラスト強調を説明するための濃度値ヒ
ストグラム、第2図は入力画像と出力画像の線形変換を
説明する図、第3図は、本考案によるコントラスト強調
装置を説明するためのブロック図、第4図は閾値制御器
と強調演算器の1実施例、第5図は、2次元座標空間と
最大、最小値の関係を説明する図である。 図において、1は画像メモリ、 2は座標入力装 置、3は強調演算器、4は濃度値変換器、示装置、6は
閾値制御器である。 5は表
ストグラム、第2図は入力画像と出力画像の線形変換を
説明する図、第3図は、本考案によるコントラスト強調
装置を説明するためのブロック図、第4図は閾値制御器
と強調演算器の1実施例、第5図は、2次元座標空間と
最大、最小値の関係を説明する図である。 図において、1は画像メモリ、 2は座標入力装 置、3は強調演算器、4は濃度値変換器、示装置、6は
閾値制御器である。 5は表
Claims (1)
- 画像メモリに格納された画像情報を前記画像メモリから
順次読み出して、その濃度値に対応した濃淡または色彩
を割り当てるために、濃度値変換器を介して、濃淡また
は色彩画像を表示する画像表示装置において、2次元座
標入力装置の座標値の各々を画像強調のための濃度値の
最大および最小値に対応づける閾値制御器と、前記閾値
制御器からの最大値及び最小値を用いて、前記画像メモ
リから読み出された画素の濃度値を変更して前記濃度値
変換器へ出力する強調演算器とを有し、表示画像を見な
がら会話的に2次元座標入力装置を動かすことによりそ
のコントラストを変化させることを特徴とする画像コン
トラスト強調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979178876U JPS6016950Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 画像コントラスト強調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979178876U JPS6016950Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 画像コントラスト強調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5695735U JPS5695735U (ja) | 1981-07-29 |
JPS6016950Y2 true JPS6016950Y2 (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=29689393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979178876U Expired JPS6016950Y2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | 画像コントラスト強調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016950Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-24 JP JP1979178876U patent/JPS6016950Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5695735U (ja) | 1981-07-29 |
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