JPS601687Y2 - 使いすてカイロ - Google Patents
使いすてカイロInfo
- Publication number
- JPS601687Y2 JPS601687Y2 JP19685582U JP19685582U JPS601687Y2 JP S601687 Y2 JPS601687 Y2 JP S601687Y2 JP 19685582 U JP19685582 U JP 19685582U JP 19685582 U JP19685582 U JP 19685582U JP S601687 Y2 JPS601687 Y2 JP S601687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- sealed
- bag body
- substance
- warmer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、酸素を供給されたとぎ化学反応を生じて熱
を発生する使いすてカイロに関し、特に袋体を垂直にし
たとき、発熱物質が袋体の下部に集合するのを防止する
ようにした使いすてカイロに関する。
を発生する使いすてカイロに関し、特に袋体を垂直にし
たとき、発熱物質が袋体の下部に集合するのを防止する
ようにした使いすてカイロに関する。
従来、通気性を有する袋体内に酸素と反応して熱を発生
する粉末状の発熱物質を収納した使いすてカイロは公知
であるが、従来のものにあっては、袋体を身体に付けた
とき袋体が垂直となるため、第１図に示すように、発熱
物質が袋体の下部に集合してしまい使用上並びに発熱機
能上、少なからざる不都合が生じていた。
する粉末状の発熱物質を収納した使いすてカイロは公知
であるが、従来のものにあっては、袋体を身体に付けた
とき袋体が垂直となるため、第１図に示すように、発熱
物質が袋体の下部に集合してしまい使用上並びに発熱機
能上、少なからざる不都合が生じていた。
そこで、袋体を幅方向にシールして複数の部屋に分割し
た使いすてカイロが実開昭５６−１３０７２１号公報に
提案されている。
た使いすてカイロが実開昭５６−１３０７２１号公報に
提案されている。
しかしながら、実開昭５６−１３０７２１号公報の袋体
を幅方向にシールして複数の部屋に分割したものにあっ
ては、実質的に小量の発熱物質を入れた複数のカイロを
集めたに等しいため、充分な発熱量を得られない欠点が
ある。
を幅方向にシールして複数の部屋に分割したものにあっ
ては、実質的に小量の発熱物質を入れた複数のカイロを
集めたに等しいため、充分な発熱量を得られない欠点が
ある。
すなわち、袋体に収納された発熱物質は、袋体を空気中
に露出したとき空気中の酸素を吸って発熱反応を開始す
るのであるが、この発熱反応は、最初に酸素を吸った粒
子が先ず発熱し、隣りの粒子を温めてその発熱効果を良
くし、更に周囲の粒子に同様な連鎖反応を起し、最初の
粒子も周りの粒子が温まったことにより、更に温度が上
昇するという相互関係で反応を行うものである。
に露出したとき空気中の酸素を吸って発熱反応を開始す
るのであるが、この発熱反応は、最初に酸素を吸った粒
子が先ず発熱し、隣りの粒子を温めてその発熱効果を良
くし、更に周囲の粒子に同様な連鎖反応を起し、最初の
粒子も周りの粒子が温まったことにより、更に温度が上
昇するという相互関係で反応を行うものである。
したがって、各粒子が一個所に集っている程高温を得る
ことが出来、粒子が互に離れていたり或は粒子の量が少
ない状態であると発熱反応が半減し、最悪の場合には発
熱しないのである。
ことが出来、粒子が互に離れていたり或は粒子の量が少
ない状態であると発熱反応が半減し、最悪の場合には発
熱しないのである。
前記実開昭５６−１３０７２１号公報に記載のカイロに
あっては、ツール部によって発熱物質が実質的に分割さ
れた状態にあり、各部屋の発熱物質の量が少ないため、
充分な発熱効果を期待出来ない欠点を有している。
あっては、ツール部によって発熱物質が実質的に分割さ
れた状態にあり、各部屋の発熱物質の量が少ないため、
充分な発熱効果を期待出来ない欠点を有している。
又、この種の使いすてカイロにあっては、使用中に温度
が下ったり、固ったりした場合、もみほぐすと発熱反応
が促進される特徴を有しているのであるが、発熱物質が
複数の部屋に分割されていると簡単に早くもんだり、か
きまぜることが出来ないのである。
が下ったり、固ったりした場合、もみほぐすと発熱反応
が促進される特徴を有しているのであるが、発熱物質が
複数の部屋に分割されていると簡単に早くもんだり、か
きまぜることが出来ないのである。
しかもシール部で袋体が折れ曲がり易く、使用し難いと
いう欠点も見られるのである。
いう欠点も見られるのである。
更に、実開昭５６−１３０７２１号公報に記載のカイロ
は、製造上においても少なからざる欠点を有している。
は、製造上においても少なからざる欠点を有している。
すなわち、自動的に袋体に発熱物質を供給し、袋体をシ
ールしてカイロを大量に製造する場合、シール部に発熱
物質が噛み込まれるのを防止するために、発熱物質の供
給量は袋体の容積の６０％程度が理想的とされているの
であるが、袋体をシール部によって複数の部屋に分割し
た場合、各部屋に収納出来る量はきわめて少なくなり、
実際上発熱に充分な量の発熱物質を供給することが出来
なくなるおそれがあり、カイロの製造を自動化すること
は実載上不可能である。
ールしてカイロを大量に製造する場合、シール部に発熱
物質が噛み込まれるのを防止するために、発熱物質の供
給量は袋体の容積の６０％程度が理想的とされているの
であるが、袋体をシール部によって複数の部屋に分割し
た場合、各部屋に収納出来る量はきわめて少なくなり、
実際上発熱に充分な量の発熱物質を供給することが出来
なくなるおそれがあり、カイロの製造を自動化すること
は実載上不可能である。
この考案は、従来のものにみられたか）る欠点を解決す
べくなされたものであって、通気性を有する袋体１の中
央部をスポット状にシールしてシール部３を形威し、袋
体１内に酸素と反応して発熱する発熱物質を収納したこ
とを特徴とする使いすてカイロである。
べくなされたものであって、通気性を有する袋体１の中
央部をスポット状にシールしてシール部３を形威し、袋
体１内に酸素と反応して発熱する発熱物質を収納したこ
とを特徴とする使いすてカイロである。
以下に第２，３図を参照しつ久この考案の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
図において、１は通気性を有する袋体であって、内部に
発熱物質２が収納される。
発熱物質２が収納される。
袋体１はその中央部の一個所をスポット状にシールされ
、該シール部３により、袋体１は第１図に示すように外
方に向って拡がるのが阻止されている。
、該シール部３により、袋体１は第１図に示すように外
方に向って拡がるのが阻止されている。
シール部３は袋体１が縦１３〜１４ｃ１ｎ１横９〜１０
ｃｒＲ程度の最も一般的な寸法を有するものである場合
には、袋体の中央部に一個所のみ形成する。
ｃｒＲ程度の最も一般的な寸法を有するものである場合
には、袋体の中央部に一個所のみ形成する。
しかし、袋体の寸法がこれより大きくなり、−個所のみ
では充分に袋体が拡がるのを防止出来ない場合には、二
個所以上のシール部３を形威してもよいであろう。
では充分に袋体が拡がるのを防止出来ない場合には、二
個所以上のシール部３を形威してもよいであろう。
しかしながら、シール部３の数は可納な限り少なくすべ
きであり、且点状に形威されなければならない。
きであり、且点状に形威されなければならない。
発熱物質２は、空気の酸素が供給さたとき、化学反応を
起して発熱する物質であればよく、特に限定されない。
起して発熱する物質であればよく、特に限定されない。
次に、発熱物質の一例を示すと、鉄粉、木粉、活性炭、
水、塩に酸化アルミニウム若しくは水酸化アルミニウム
を混練したものからなる。
水、塩に酸化アルミニウム若しくは水酸化アルミニウム
を混練したものからなる。
以上説明したように、この考案によれば通気性を有する
袋体１の中央部をスポット状にシールしてシール部３を
形威し、袋体１内に酸素と反応して発熱する発熱物質を
収納しであるので、袋体１の拡がりが防止され、収納さ
れた発熱物質が袋体１が垂直にされたとき下方に集まっ
てしまうおこれがなく、きわめて良好な使用状態を得る
ことが出来ると共に、シール部３は点状であるため、袋
体１内は充分に大きな連通状態にあり、発熱反応が阻害
されるおそれはなく、発熱反応が低下したときのもみは
ぐしか容易である。
袋体１の中央部をスポット状にシールしてシール部３を
形威し、袋体１内に酸素と反応して発熱する発熱物質を
収納しであるので、袋体１の拡がりが防止され、収納さ
れた発熱物質が袋体１が垂直にされたとき下方に集まっ
てしまうおこれがなく、きわめて良好な使用状態を得る
ことが出来ると共に、シール部３は点状であるため、袋
体１内は充分に大きな連通状態にあり、発熱反応が阻害
されるおそれはなく、発熱反応が低下したときのもみは
ぐしか容易である。
更に、カイロの製造においても発熱物質の自動供給並び
にシールが容易であって、カイロの大量生産が可能であ
る。
にシールが容易であって、カイロの大量生産が可能であ
る。
第１図は従来のカイロの斜視図、第２図はこの考案に係
るカイロの斜視図、第３図は中心において縦断した斜視
図である。 １・・・袋体、２・・・発熱物質、３・・・シール部。
るカイロの斜視図、第３図は中心において縦断した斜視
図である。 １・・・袋体、２・・・発熱物質、３・・・シール部。
Claims (2)
- （１）通気性を有する袋体１の中央部をスポット状にシ
ールしてシール部３を形成し、袋体１内に酸素と反応し
て発熱する発熱物質を収納したことを特徴とする使いす
てカイロ。 - （２）袋体１の中央に単一のシール部３を形成したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の使い
すてカイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19685582U JPS601687Y2 (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 使いすてカイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19685582U JPS601687Y2 (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 使いすてカイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59105115U JPS59105115U (ja) | 1984-07-14 |
| JPS601687Y2 true JPS601687Y2 (ja) | 1985-01-18 |
Family
ID=30422095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19685582U Expired JPS601687Y2 (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 使いすてカイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601687Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP19685582U patent/JPS601687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59105115U (ja) | 1984-07-14 |
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