JPS60168602A - 木粉末成形板の製造方法 - Google Patents
木粉末成形板の製造方法Info
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- JPS60168602A JPS60168602A JP2276084A JP2276084A JPS60168602A JP S60168602 A JPS60168602 A JP S60168602A JP 2276084 A JP2276084 A JP 2276084A JP 2276084 A JP2276084 A JP 2276084A JP S60168602 A JPS60168602 A JP S60168602A
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- Japan
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- powder
- woodflour
- mixed raw
- heating
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、木粉を原料として加温、加圧により成形板を
製造する本粉末成形板の製造方法に関するものである。
製造する本粉末成形板の製造方法に関するものである。
[従来技術J
従来、パーティクルボード、ハードボード、合板等の木
質系の板、或いは石こう板、石綿板等の無機質系の板に
おいては、表面を平滑にするため、或いは表面に凹凸に
よる文字、模様などを付す場合に、ルータなどによる切
削加工やプレス成形加工が行なわれるが、この場合表面
の材料の欠け、飛びを生じ易く、不良品が多く発生した
。また、文字、模様加コニにおいてこの加工不良を防ぐ
ためには凹凸を粗くせねば゛ならず、細かい凹凸による
細かい文字、模様を形成させることは困難であった。
質系の板、或いは石こう板、石綿板等の無機質系の板に
おいては、表面を平滑にするため、或いは表面に凹凸に
よる文字、模様などを付す場合に、ルータなどによる切
削加工やプレス成形加工が行なわれるが、この場合表面
の材料の欠け、飛びを生じ易く、不良品が多く発生した
。また、文字、模様加コニにおいてこの加工不良を防ぐ
ためには凹凸を粗くせねば゛ならず、細かい凹凸による
細かい文字、模様を形成させることは困難であった。
また、中・高比重のへ4 D 1.”ボードなどにおい
ては、切削加工時の上記の如き欠けなどの問題点は成程
度は解決されるが、加工時間が長くかかったり、刃物の
摩耗が大であるなどの支障を伴なうものであった。或い
はMDFボードを用いてプレス成形加工を行なう場合は
加工時間が長くかかり、ひび割れを生じ易く、さらに長
時間のうちには吸湿によりふくれが発生する、という欠
点を有するものであった。
ては、切削加工時の上記の如き欠けなどの問題点は成程
度は解決されるが、加工時間が長くかかったり、刃物の
摩耗が大であるなどの支障を伴なうものであった。或い
はMDFボードを用いてプレス成形加工を行なう場合は
加工時間が長くかかり、ひび割れを生じ易く、さらに長
時間のうちには吸湿によりふくれが発生する、という欠
点を有するものであった。
また、従来の本粉末を含む成形板においては、成形性を
良くするために、50重量%以上の合成樹脂を含んでい
るものが用いられており、この場合、表面の平滑さや細
かい凹凸は圧絞的容易に得られるが、表面には合成樹脂
の光沢が残り、木質特有の柔い色調を得ることは困難で
あった。また、塗料の吸収性が悪く、塗装が困難であっ
た。
良くするために、50重量%以上の合成樹脂を含んでい
るものが用いられており、この場合、表面の平滑さや細
かい凹凸は圧絞的容易に得られるが、表面には合成樹脂
の光沢が残り、木質特有の柔い色調を得ることは困難で
あった。また、塗料の吸収性が悪く、塗装が困難であっ
た。
そこで、木質の色調を得るために、或いは塗装性を良好
にするために、本粉末を50重量%以上にして熱圧締を
行なった場合には、成形はできるものの強度が弱く、強
度的に実用に供し得ないばかりか、表面に細かい凹凸は
すぐくずれてしまうので、細かい凹凸文字や模様を施工
することは困難であった。
にするために、本粉末を50重量%以上にして熱圧締を
行なった場合には、成形はできるものの強度が弱く、強
度的に実用に供し得ないばかりか、表面に細かい凹凸は
すぐくずれてしまうので、細かい凹凸文字や模様を施工
することは困難であった。
また、細かい凹凸を必要とする場合には、前述の如き欠
点を有するにも拘らずやむを得ずMDFボードを適用し
ていたが、この場合においても板金体をMDFボードに
より成形せねばならず原料を多量に要し、加工も時間と
大設備とを要する、などの欠点がさらに加えられるもの
であった。
点を有するにも拘らずやむを得ずMDFボードを適用し
ていたが、この場合においても板金体をMDFボードに
より成形せねばならず原料を多量に要し、加工も時間と
大設備とを要する、などの欠点がさらに加えられるもの
であった。
r発明の目的」
本発明は、従来の方法の上記の欠点を除き、切削加工を
全く行なわず加熱、加圧のみにより平滑な表面、或いは
細かい凹凸による細かい文字、模様を容易にかつ確実に
形成せしめることができ、十分な強度を有し、かつ木質
特有の柔い色調を呈することができ、塗装性も良好な本
粉末成形板のS!I遣方法を提供することを目的とする
ものである。
全く行なわず加熱、加圧のみにより平滑な表面、或いは
細かい凹凸による細かい文字、模様を容易にかつ確実に
形成せしめることができ、十分な強度を有し、かつ木質
特有の柔い色調を呈することができ、塗装性も良好な本
粉末成形板のS!I遣方法を提供することを目的とする
ものである。
さらに本発明は、池の、木材の板、合板或いは木材以外
の金属、プラスチックの板の表面にも本粉末成形層を成
形せしめて、他の板との複合板を製造することができる
本粉末成形板の製造方法を提供することを第2の目的と
するものである。
の金属、プラスチックの板の表面にも本粉末成形層を成
形せしめて、他の板との複合板を製造することができる
本粉末成形板の製造方法を提供することを第2の目的と
するものである。
発明者らは、これらの目的を達J&するために多くの実
験、研究を重ね、その折に得た知見に基づき本発明がな
されるに至った。
験、研究を重ね、その折に得た知見に基づき本発明がな
されるに至った。
即ち、前述の如〈従来においては本粉末が50重量%以
上の混合原料を加熱かつ加圧して熱圧締を行なっても一
応成型加工はできるものの強度が弱く実用に供し得す、
また細かい凹凸形成も困難であった問題に対し、発明者
らは研究の結果、この強度上の問題は本粉末のメツシュ
に大きく左右されることを見出し、粒度分布が、従来の
ものは粗い方に偏っていたものを、可成りの程度細かい
方に寄せ、かつ成形の補助として成る程度の熱硬化性樹
脂を混じるならば、熱圧締により十分強度を有し、かつ
細かい凹凸を有する成形板を確実に製造し得ることを確
かめ、本発明をなすに至ったのである。
上の混合原料を加熱かつ加圧して熱圧締を行なっても一
応成型加工はできるものの強度が弱く実用に供し得す、
また細かい凹凸形成も困難であった問題に対し、発明者
らは研究の結果、この強度上の問題は本粉末のメツシュ
に大きく左右されることを見出し、粒度分布が、従来の
ものは粗い方に偏っていたものを、可成りの程度細かい
方に寄せ、かつ成形の補助として成る程度の熱硬化性樹
脂を混じるならば、熱圧締により十分強度を有し、かつ
細かい凹凸を有する成形板を確実に製造し得ることを確
かめ、本発明をなすに至ったのである。
[発明の構成]
本発明は、粒度60〜450メツシユの範囲内にある粒
度のものが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくと
も熱硬化性樹脂とを、前記本粉末、itが、55〜99
重量%の範囲内となるよう混合して生成した混合原料を
、100〜250℃の範囲内の温度におい【、かつ、0
.5〜250kg/c鴎2gの範囲内の圧力下において
、加熱、加圧して板状体を形成せしめることを特徴とす
る本粉末成形板の製造方法、及び、上記の混合原料を、
予め作られた基板上に配備して、上述と同様な加熱、加
圧により複合板状体を形成せしめることを特徴とする本
粉末成形板の製造方法である。
度のものが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくと
も熱硬化性樹脂とを、前記本粉末、itが、55〜99
重量%の範囲内となるよう混合して生成した混合原料を
、100〜250℃の範囲内の温度におい【、かつ、0
.5〜250kg/c鴎2gの範囲内の圧力下において
、加熱、加圧して板状体を形成せしめることを特徴とす
る本粉末成形板の製造方法、及び、上記の混合原料を、
予め作られた基板上に配備して、上述と同様な加熱、加
圧により複合板状体を形成せしめることを特徴とする本
粉末成形板の製造方法である。
[実施例1
本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
先ず本粉末を含む混合原料の供給系統について説明すれ
ばIAは原料の木材チップのチップ貯槽、IBはチップ
を7レークに加工する7レーキングマシン、ICは乾燥
機、IDはチップを微粉砕する微粉砕機、1は、微粉砕
された木粉を所定の粒度分布の木粉を篩下として篩分す
る篩分機、2は篩下として篩分された微粉砕木粉末を収
容する本粉末貯槽、3は熱硬化性樹脂を収容する樹脂貯
槽、4は着色剤、可塑剤、熱伝導を良好にするためのア
ルミニウム粉末などの黒磯質粉末などの添加剤を収容す
る添加剤貯槽である。5は、本粉末貯槽2からの本粉末
と、樹脂貯槽3がらの樹脂粉末と、添加剤貯槽4がらの
添加剤など所定比率で混合して混合原料を作る混合機、
6は作られた混合原料を一時的に貯蔵する貯槽である。
ばIAは原料の木材チップのチップ貯槽、IBはチップ
を7レークに加工する7レーキングマシン、ICは乾燥
機、IDはチップを微粉砕する微粉砕機、1は、微粉砕
された木粉を所定の粒度分布の木粉を篩下として篩分す
る篩分機、2は篩下として篩分された微粉砕木粉末を収
容する本粉末貯槽、3は熱硬化性樹脂を収容する樹脂貯
槽、4は着色剤、可塑剤、熱伝導を良好にするためのア
ルミニウム粉末などの黒磯質粉末などの添加剤を収容す
る添加剤貯槽である。5は、本粉末貯槽2からの本粉末
と、樹脂貯槽3がらの樹脂粉末と、添加剤貯槽4がらの
添加剤など所定比率で混合して混合原料を作る混合機、
6は作られた混合原料を一時的に貯蔵する貯槽である。
微粉砕機IDと篩分機1とを一体に構成してもよい。
7は貯槽6から送られた混合原料を受けるホッパ、8は
ホッパ7の下端より混合原料を定量的に切出すコンベヤ
、9はコンベヤ8上の混合原料をならして供給量を均一
化するならし機構である。
ホッパ7の下端より混合原料を定量的に切出すコンベヤ
、9はコンベヤ8上の混合原料をならして供給量を均一
化するならし機構である。
次に、表面に木粉末層を形成せしめる基板移送・加工系
統について説明すれば、10は、基板11の供給台であ
り、その上に載置された基板11を、フィーダ12によ
り1枚づつ送り出すようになっている。13はロールコ
ータであり、基板11が二つのローラの開を通過する際
に、表面に接着剤を塗布するようになっている。14は
基板11を載置して移動せしめるコンベヤである。コン
ベヤ14上の基板11はコンベヤ8がら供給される混合
原料を受け、その上に混合原料の層を形成し、その層厚
はならし機構15により均一化されるようになっている
。
統について説明すれば、10は、基板11の供給台であ
り、その上に載置された基板11を、フィーダ12によ
り1枚づつ送り出すようになっている。13はロールコ
ータであり、基板11が二つのローラの開を通過する際
に、表面に接着剤を塗布するようになっている。14は
基板11を載置して移動せしめるコンベヤである。コン
ベヤ14上の基板11はコンベヤ8がら供給される混合
原料を受け、その上に混合原料の層を形成し、その層厚
はならし機構15により均一化されるようになっている
。
16は加熱加圧板であり、受台17との間に、表面に混
合原料を載せた基板11を加熱かつ加圧して成形板を成
形するようになっている。加熱加圧板16には第2図又
は第3図に示す如く、下面に、文字或いは模様などを成
形すべき凹凸状の型が設けられている。加熱加圧板16
は受台17に対し所定の圧力で圧接するよう油圧シリン
ダ、バネI!!構などによる公知の加圧機構(図示せず
)により加圧されるようになっている。また加熱加圧板
16は、内蔵又は外部に設けられたヒータなどの公知の
加熱機構(図示せず)により加熱され、型に当接する混
合原料18の層(第2図、第3図)を所定の温度に加熱
するようになっている。
合原料を載せた基板11を加熱かつ加圧して成形板を成
形するようになっている。加熱加圧板16には第2図又
は第3図に示す如く、下面に、文字或いは模様などを成
形すべき凹凸状の型が設けられている。加熱加圧板16
は受台17に対し所定の圧力で圧接するよう油圧シリン
ダ、バネI!!構などによる公知の加圧機構(図示せず
)により加圧されるようになっている。また加熱加圧板
16は、内蔵又は外部に設けられたヒータなどの公知の
加熱機構(図示せず)により加熱され、型に当接する混
合原料18の層(第2図、第3図)を所定の温度に加熱
するようになっている。
+9(fJs1図)は、コンベヤ14から排出される加
工済の成形板20を受取る受取台である。
工済の成形板20を受取る受取台である。
製造過程につき説明する。
先ず原料の木材チップをチップ貯槽IAより7レーキン
グマシンIBに送りフレークに加工し、乾燥機ICによ
り乾燥した後徽粉砕磯IDに送り微粉砕を行なう。必要
に応じてその前に粗粉砕を行なう。微粉砕!IDにおい
て生成された本粉末は篩分機1により、所定の粒度分布
の本粉末が篩下分として篩分される。
グマシンIBに送りフレークに加工し、乾燥機ICによ
り乾燥した後徽粉砕磯IDに送り微粉砕を行なう。必要
に応じてその前に粗粉砕を行なう。微粉砕!IDにおい
て生成された本粉末は篩分機1により、所定の粒度分布
の本粉末が篩下分として篩分される。
この篩下分の本粉末の粒度は、発明者らの研究により、
強度上、又は細かい凹凸の安定形成上、次の如き分布の
ものが好ましいことが確かめられた。
強度上、又は細かい凹凸の安定形成上、次の如き分布の
ものが好ましいことが確かめられた。
60〜450メツシユの範囲内のものが70重量%以上
であることが、好ましく、80重量%以上であれば一層
好ましい。
であることが、好ましく、80重量%以上であれば一層
好ましい。
150〜450メツシユの範囲内のものが70重量%以
上なることが一層好ましい。
上なることが一層好ましい。
上記の粒度分布においてメツシュの細かい方の限度は、
確認可能な範囲を示したに過ぎず、細かければ細かい方
がよい。即ち、450メツシユよりも細かいものは多け
れば多い方が好ましい。
確認可能な範囲を示したに過ぎず、細かければ細かい方
がよい。即ち、450メツシユよりも細かいものは多け
れば多い方が好ましい。
本粉末は水分ができるだけ少ないのがよ(、絶乾に近く
なるまで乾燥又は微粉砕を行なうことが好ましい。
なるまで乾燥又は微粉砕を行なうことが好ましい。
このようにして得られた本粉末は本粉末貯槽2に貯留さ
れる。
れる。
樹脂貯槽3に貯留される熱硬化性樹脂としては、尿素樹
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート樹
脂、レゾルシノール樹脂、エボキシ樹脂などが用いられ
る。
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート樹
脂、レゾルシノール樹脂、エボキシ樹脂などが用いられ
る。
添加剤貯槽4には必要に応じて着色剤、可塑剤、熱伝導
を良好にするためのアルミニウム粉末などの無機質粉末
などを貯留しておく。
を良好にするためのアルミニウム粉末などの無機質粉末
などを貯留しておく。
混合機5においては、本粉末貯槽2からの本粉末と樹脂
貯槽3からの熱硬化性樹脂、さらに必要に応じて添加剤
貯槽4からの添加剤を混合して混合原料を作る。この際
、本粉末貯槽2、樹脂貯槽3、添加剤貯槽4には、調節
可能な可変定量排出装置が備えられ、所定の混合比率が
得られるようになっている。
貯槽3からの熱硬化性樹脂、さらに必要に応じて添加剤
貯槽4からの添加剤を混合して混合原料を作る。この際
、本粉末貯槽2、樹脂貯槽3、添加剤貯槽4には、調節
可能な可変定量排出装置が備えられ、所定の混合比率が
得られるようになっている。
この場合の混合原料における本粉末の組成について、発
明者らは研究を重ね、その上限は強度的な要因により定
まり、その下限は木質の色調保持、及び塗装性保持のた
めに定まることが呟次の如き範囲が好ましいことを確か
めた。
明者らは研究を重ね、その上限は強度的な要因により定
まり、その下限は木質の色調保持、及び塗装性保持のた
めに定まることが呟次の如き範囲が好ましいことを確か
めた。
即ち本粉末の組成は、
55〜99 重量%の範囲内
にあることが好ましく、
60〜92重景%の範囲内
にあることが一層好ましい。この場合強度はかなり強く
、しかも木質感及び塗装性は一層良好となる。
、しかも木質感及び塗装性は一層良好となる。
さらに、
65〜90重量%の範囲内
とすれば、強度は一層強く、木質感、塗装性が一層良好
になる。
になる。
作られた混合原料は一時的に貯槽6に貯留され、必要に
応じてホッパ7に供給され、さらにコンベヤ8により所
定量が切り出され、コンベヤ14上の基板11上に散布
される。基板11上にはロールコータ13により予め接
着剤が塗布されているので混合原料は基板11」二に接
着される。
応じてホッパ7に供給され、さらにコンベヤ8により所
定量が切り出され、コンベヤ14上の基板11上に散布
される。基板11上にはロールコータ13により予め接
着剤が塗布されているので混合原料は基板11」二に接
着される。
基板としては、木材そのままの板、ベニヤ板などの合板
、パーティクルボード、ハードボード、MDFボードな
どの形成板などの如き木質の板のほか、石こう板、石綿
板の如き無機質の板、或いはプラスチック、金属などの
板番用いることができる。
、パーティクルボード、ハードボード、MDFボードな
どの形成板などの如き木質の板のほか、石こう板、石綿
板の如き無機質の板、或いはプラスチック、金属などの
板番用いることができる。
このように、混合原料が表面に配備された基板11は加
熱加圧板1Bと受台17との開に移送され、加熱加圧板
1゛6により加圧及び加熱を受け、第2図の如く熱圧締
加工が行なわれ、混合原料18は型の通りの凹凸形状を
以て硬化し、かつ基板11と強固に接着し、本粉末成形
板が製造される。
熱加圧板1Bと受台17との開に移送され、加熱加圧板
1゛6により加圧及び加熱を受け、第2図の如く熱圧締
加工が行なわれ、混合原料18は型の通りの凹凸形状を
以て硬化し、かつ基板11と強固に接着し、本粉末成形
板が製造される。
このときの加熱温度は、
100〜250℃の範囲内
が好ましく、
120〜200℃の範囲内
が一層好ましく、
160〜180℃の範囲内
が最も好ましい。
また、加圧の圧力は、
0.5−2 S Okg/can” gの範囲において
実施可能である。特に、従来は低圧力下では強度の大な
る成形材が製作できなかったのに、0、5−1 (1k
g/cm’ Bの範囲の低圧力下においても良好な成形
材ができるようになった。
実施可能である。特に、従来は低圧力下では強度の大な
る成形材が製作できなかったのに、0、5−1 (1k
g/cm’ Bの範囲の低圧力下においても良好な成形
材ができるようになった。
このようにして製造された複合板の本粉末成形板20は
コンベヤ14により移送排出されて受取台19に至る。
コンベヤ14により移送排出されて受取台19に至る。
加熱加圧板16の下面を、型を設けず平滑なものにすれ
ば、平滑な、木質の色調を呈した表面を有する複合板が
得られる。
ば、平滑な、木質の色調を呈した表面を有する複合板が
得られる。
本実施例により成形された本粉末の複合成形板は、表面
に丈夫な安定した、任意の細かい凹凸の文字、模様を施
すことが容易に行なえ、本粉末成形層の強度も大であり
、また、表面は木質の柔い色調を呈することができ、か
つ塗装性も良好である。また、基板11は合板、ボード
或いはプラスチック、金属など任意の材料を選ぶことが
でト、用途が極めて広(、また、基板11としてベニヤ
板などを用い、その表面に本粉末の成形層を施せば、表
面が平滑で美麗な仕上がりの板、或いは、細かい任意の
美麗な模様を有する板、などを、極めて簡単な工程で安
い原価にて製造することができる。
に丈夫な安定した、任意の細かい凹凸の文字、模様を施
すことが容易に行なえ、本粉末成形層の強度も大であり
、また、表面は木質の柔い色調を呈することができ、か
つ塗装性も良好である。また、基板11は合板、ボード
或いはプラスチック、金属など任意の材料を選ぶことが
でト、用途が極めて広(、また、基板11としてベニヤ
板などを用い、その表面に本粉末の成形層を施せば、表
面が平滑で美麗な仕上がりの板、或いは、細かい任意の
美麗な模様を有する板、などを、極めて簡単な工程で安
い原価にて製造することができる。
第3図は別の実施例であり、基板11を用いず、混合原
料18のみを加熱加圧して熱圧締し、一体の本粉末成形
板を製造するようにしたものである。
料18のみを加熱加圧して熱圧締し、一体の本粉末成形
板を製造するようにしたものである。
この場合、受台17側からも加熱するのがよく、コンベ
ヤ14のベルトはスチールベル)ヲ用いることがよい。
ヤ14のベルトはスチールベル)ヲ用いることがよい。
第2図において、基板11の下面にも混合原料18の層
を設け、コンベヤ14はスチールベルトとなし受台17
側からも加熱すれば、基板11の表裏面が同時に成形加
工することができる。スチールベルト上に型を置けば′
表面にも凹凸を(=Iすことができる。
を設け、コンベヤ14はスチールベルトとなし受台17
側からも加熱すれば、基板11の表裏面が同時に成形加
工することができる。スチールベルト上に型を置けば′
表面にも凹凸を(=Iすことができる。
[発明の効果J
本発明により、平滑な表面或いは細かい凹凸による細か
い文字、模様を有し、かつ木質の柔い色調を有して表i
niが美麗であり、塗装性も良く、しかも強度が大であ
る本粉末成形板の製造方法を提供することができ、また
、さらに池の基板上に本粉末成形層を形成することによ
り、適用用途が極めて広くなり、かつ安価にして美麗な
複合板を作ることができる本粉末成形板の製造方法を提
供することができ、実用上極めて大なる効果を奏する。
い文字、模様を有し、かつ木質の柔い色調を有して表i
niが美麗であり、塗装性も良く、しかも強度が大であ
る本粉末成形板の製造方法を提供することができ、また
、さらに池の基板上に本粉末成形層を形成することによ
り、適用用途が極めて広くなり、かつ安価にして美麗な
複合板を作ることができる本粉末成形板の製造方法を提
供することができ、実用上極めて大なる効果を奏する。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はフロー図、第2
図、第3図は成形工程における断面図である。 IA−一一チツブ貯槽、I B−−−7レーキングマシ
ン、IC−−一乾燥機、ID−m−微粉砕機、1−一一
篩分磯、2−一一木粉末貯槽、3−m−樹脂貯槽、4−
−−添加剤貯槽、5−−一混合機、6−−−貯槽、7−
−−ホツバ、8−一一コンベヤ、9−−−ならし機構、
10−−−供給台、11−m−基板、I ’2−−−フ
ィーダ、+3−−−ロールコータ、14−m−コンベヤ
、15−−−ならし磯溝、16−−−加熱加圧板、17
−受台、+8−−−混合原料、19−一一受取台、2〇
−成形板。 特許出願人 1) 尾 憲 肋 間 川 端 猛 代理人弁理士 高 木 正 行
図、第3図は成形工程における断面図である。 IA−一一チツブ貯槽、I B−−−7レーキングマシ
ン、IC−−一乾燥機、ID−m−微粉砕機、1−一一
篩分磯、2−一一木粉末貯槽、3−m−樹脂貯槽、4−
−−添加剤貯槽、5−−一混合機、6−−−貯槽、7−
−−ホツバ、8−一一コンベヤ、9−−−ならし機構、
10−−−供給台、11−m−基板、I ’2−−−フ
ィーダ、+3−−−ロールコータ、14−m−コンベヤ
、15−−−ならし磯溝、16−−−加熱加圧板、17
−受台、+8−−−混合原料、19−一一受取台、2〇
−成形板。 特許出願人 1) 尾 憲 肋 間 川 端 猛 代理人弁理士 高 木 正 行
Claims (1)
- 1.1度60〜450メツシユの範囲内にある粒度のも
のが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくとも熱硬
化性樹脂とを、前記本粉末組成が、55〜99重量%の
範囲内となるよう混合して生成した混合原料を、 100〜250℃の範囲内の温度において、かつ、0.
5−250kg/cn+2gの範囲内の圧力下において
、加熱、加圧して板状体を形成せしめることを特徴とす
る本粉末成形板の製造方法。 2、上記本粉末の粒度範囲が150〜450メツシユで
ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、上記温度範囲力弓20〜200℃である特許請求の
範囲第1項記載の方法。 4、m&60〜450メツシュの範囲内にある粒度のも
のが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくとも熱硬
化性樹脂とを、前記本粉末組成が、55〜99重量%の
範囲内となるよう混合して生成した混合原料を、 予め作られた別の基板上に配備し、 100〜250℃の範囲内の温度において、かつ、0.
5−250kg/cm’ Hの範囲内の圧力下において
、加熱、加圧して複合板状体を形成せしめることを特徴
とする本粉末成形板の製造方法。 5、上記本粉末の粒度範囲が150〜450メツシユで
ある特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、上記温度範囲が120〜200℃である特許請求の
範囲第4項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2276084A JPS60168602A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 木粉末成形板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2276084A JPS60168602A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 木粉末成形板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168602A true JPS60168602A (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12091633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2276084A Pending JPS60168602A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 木粉末成形板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168602A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6225012A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 木質成形品の製造方法 |
JPS63209901A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-08-31 | ニチハ株式会社 | 目地溝付建築板の製造法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4976972A (ja) * | 1972-11-27 | 1974-07-24 | ||
JPS58102745A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-18 | Takashi Honda | 木質系合成樹脂複合材の製造法 |
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-
1984
- 1984-02-13 JP JP2276084A patent/JPS60168602A/ja active Pending
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