JPS60180834A - 木粉末成形化粧板の製造方法 - Google Patents

木粉末成形化粧板の製造方法

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JPS60180834A
JPS60180834A JP59035896A JP3589684A JPS60180834A JP S60180834 A JPS60180834 A JP S60180834A JP 59035896 A JP59035896 A JP 59035896A JP 3589684 A JP3589684 A JP 3589684A JP S60180834 A JPS60180834 A JP S60180834A
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powder
range
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decorative
raw material
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JP59035896A
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田尾 憲功
川端 猛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、木粉を原料として加温、加圧により成形して
化粧板を製造する本粉末成形化粧板の製造方法に関する
ものである。
[従来技術]゛ 従来、化粧板を製造するに当たっては、硬質せんい板、
合板、製材品などに切削加工を施し、得られた面に、予
め別途作られたツキ板などの化粧シートを、接着剤で貼
付けることにより製造を行なっていた。
しかしながら、このような従来の方法においては、基板
の製造、切削加工及び化粧シート貼りの三工程を別々の
設備で行なわねばならず、製造設備が複雑でかつ大型と
なり、製造工程が複雑かつ長時間を要し、工程間の運搬
及び半製品の管理などの手間を要する、などの欠点があ
った。
また、従来は、表面が平滑でない材料、或いは表面の加
工性の悪い材料を用いることができなかった。
さらに、従来は、扉、家具などにおけるが如く大型の本
体に凹凸模様化粧板を組込む場合、枠組とは別に複数個
の化粧板を作りこれを枠組に組込むので、多くの手間を
要する欠点を有した。
[発明の目的1 本発明は、従来の方法の上記の欠点を除き、一工程或い
は連続工程により、化粧板の製造を行ない、設備を簡単
、小型となし、製造工程を単純化することができる木粉
未成形化粧板の製造方法を提供することを目的とするも
のである。
また、本発明は、表面が平滑でない材料或いは表面の加
工性の悪い材料をも用いることができる木粉未成形化粧
板の製造方法を提供することを第二の目的とするもので
ある。
さらに本発明は、扉などの如く大型の複雑な構造のもの
も、簡単な工程で製造することができる木粉未成形化粧
板の製造方法を提供することを第・三の目的とするもの
である。
発明者らは、これらの目的を達成するために多くの実験
、研究を重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなさ
れるに至った。
即ち発明者らは本粉末と化粧シートとを重ねて熱圧締す
ることにより化粧板を製造することに想到し、種々な条
件で実験、研究を行なった。その結果、強度と成型性は
、本粉末のメツシュに太き(左右され之ことを見出し、
粒度分布が、従来のものは粗い方に偏っていたものを、
可成りの程度細かい方に寄せ、かつ成形の補助として成
る程度の熱硬化性樹脂を混じるならば、熱圧締により十
分強度を有し、化粧板シートと強固に密着する成形化粧
板を容易に製造し得ることを確かめ、本発明をなすに至
ったのである。
にある粒度のものが70重量%以上含まれる本粉末と、
少なくとも熱硬化性樹脂とを、前記本粉末組成が、55
〜99重量%の範囲内となるよう混合して生成した混合
原料を、予め作られた化粧シートと重ね合わせ、100
〜250℃の範囲内の温度において、かつ、5〜250
kg/cm2sの範囲内の圧力下において、加熱、加圧
して板状体を形成せしめることを特徴とする本粉末成形
板の製造方法、及び、上記の混合原料を、予め作られた
基板と別途予め作られた化粧シートとの間に挟んで重ね
合わせ、上述と同様な加熱、加圧により複合化粧板を形
成せしめることを特徴とする木粉未成形化粧板の製造方
法である。
[実施例] 本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
先ず本粉末を含む混合原料の供給系統について説明すれ
ばIAは原料の木材チップのチップ貯槽、IBはチップ
をフレークに加工する7レーキングマシン、ICは乾燥
機、IDはチップを微粉砕する微粉砕機、1は、微粉砕
された木粉を所定の粒度分布の木粉を篩下として篩分す
る篩分機、2は篩下として篩分された微粉砕本粉末を収
容する本粉末貯槽、3は熱硬化性樹脂を収容する樹脂貯
槽、4は着色剤、可塑剤、熱伝導を良好にするためのア
ルミニウム粉末、軽量化のための炭酸カルシウム粉末そ
の他の軽量物質、などの無機質粉末などの添加剤を収容
する添加剤貯槽である。5は、本粉末貯槽2からの本粉
末と、樹脂貯槽3からの樹脂粉末と、添加剤貯槽4から
の添加剤など所定比率で混合して混合原料を作る混合機
、6は作られた混合原料を一時的に貯蔵する貯槽である
微粉砕filDと篩分機1とを一体に構成してもよい。
7は貯槽6から送られた混合原料を受けるホッパ、8は
ホッパ7の下端より混合原料を定量的に切出すコンベヤ
、9はコンベヤ8上の混合原料をならして供給量を均一
化するならし機構である。
次に、表面に木粉米層を形成せしめる基板・化粧シート
移送・加工系統について説明すれば、10は予め作られ
た基板11の供給台であり、その上に載置された基板1
1を、フィーダ12により1枚づつ送り出すようになっ
ている。13はロールコータであり、基板11が二つの
ローラの間を通過する際に、表面に接着剤を塗布するよ
うになっている。、14は基板11を載置して移動せし
めるコンベヤである。
コンベヤ14上の基板11はコンベヤ8から供給される
混合原料を受け、その上に混合原料の層を形成し、その
層厚はならし機構15により均一化されるようになって
いる。
21は化粧シート供給装置であり、別途製作された化粧
シート22を一枚づつ混合原料の層の上に載置するよう
になっている。化粧シート22としては、ツキ板やロー
ル剥離板の如き単板、ンラミン樹脂や塩化ビニールなど
の化成シート、アルミニュウムや銅板などの無機質シー
トが用いられる。
16は加熱加圧板であり、受台17との間に、表面に混
合原料と化粧シート22を載せた基板11を加熱かつ加
圧して成形化粧板を成形するようになっている。加熱加
圧板16の下面は第2図に示す如く平坦となっている。
或いは後述の如く、(3図の如く加工する場合は、文字
或いは模様などを成形すべき凹凸状の型が設けられてい
る。加熱加圧板16は受台17に対し所定の圧力で圧接
するよう油圧シリング、バネ機構などによる公知の加圧
機構(図示せず)により加圧されるようになっている。
また加熱加圧板16は、内蔵又は外部に設けられたヒー
タなどの公知の加熱機構(図示せず)により加熱され、
型に当接する混合原料18の層(第2図、第3図)を所
定の温度に加熱するようになっている。
19(第1図)は、コンベヤ14がら排出される加工済
の成形板20を受取る受取台である。
製造過程につき説明する。
先ず原料の木材チップをチップ貯槽IAより7レーキン
グマシンIBに送りフレークに加工し、乾燥1file
により乾燥した後微粉砕filDに送り微粉砕を行なう
。必要に応してその前に粗粉砕を行なう。微粉砕i1D
において生I#、された本粉末は篩分機1により、所定
の粒度分布の本粉末が篩下分として篩分される。
この篩下分の本粉末の粒度は、発明者らの研究により、
強度上、又は細かい凹凸の安定形成上、次の如き分布の
ものが好ましいことが確かめられ量%以上であることが
、好ましく、80重景%以重量%以上なることが一層好
ましい。
上記の粒度分布においてメツシュの細かい方の限度は、
確認可能な範囲を示したに過ぎず、細かければ細かい方
がよい。即ち、450メツシユよりも細かいものは多け
れば多い方が好ましい。
本粉末は水分ができるだけ少ないのがよいが、0.1〜
20%程努が好ましく、0.1〜12%程度が一層好ま
しく、0.5〜8%程度が最も好ましい。
このようにして得られた本粉末は本粉末貯槽2に貯留さ
れる。
樹脂貯槽3に貯留される熱硬化性樹脂としては、尿素樹
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イソシアネート樹
脂、レゾルシノール樹脂、エポキシ熱伝導を良好にする
ためのアルミニウム粉末、軽量化のための炭酸カルシウ
ム粉末その他の軽量粉末、などの無機質粉末などを貯留
しておく。
混合8!15においては、本粉末貯槽2からの本粉末と
樹脂貯槽3からの熱硬化性樹脂、さらに必要に応じて添
加剤貯槽4からの添加剤を混合して混合原料を作る。こ
の際、本粉末貯槽2、樹脂貯槽3、添加剤貯槽4には、
調節可能な可変定量排出装置が備えられ、所定の混合比
率が得られるようになっている。
この場合の混合原料における本粉末の組成について、発
明者らは研究を重ね、その上限は強度的な要因により定
まり、その下限は木質の色調保持、及び塗装性保持のた
めに定まることがら、次の如き範囲が好ましいことを確
かめた。
即ち本粉末の組成は、 55〜99 重量%の範囲内 にあることが好ましく、 60〜92重量%の範囲内 にあることが一層好ましい。この場合強度はがなり強く
、しかも木質感及び塗装性は一層良好となる。
さらに、 65〜90重量%の範囲内 とすれば、強度は一層強く、木質感、塗装性が一層良好
になる。
作られた混合原料は一時的に貯槽6に貯留され、必要に
18してホッパ7に供給され、さらにコンベヤ8により
所定量が切り出され、コンベヤ14上の基板11上に散
布され第2図(b)の如くなる。
基板11上にはロールコータ13により予め接着剤が塗
布されているので混合原料は基板11上に接着される。
基板11としては、木材そのままの板、ベニヤ板などの
合板、パーティクルボード、ハードボード、MDFボー
ドなどの形成板などの如き木質の板のほか、石こう板、
石綿板の如き無機質の板、或いはプラスチック、金属な
どの板を用いることかできる。基板11は第2図(、)
の如く表面が平滑でなくともよい。
このように、混合原料が表面に配備された基板11は化
粧シート供給装置21の下に移送され、一枚の化粧シー
ト22が混合原料18の層の上に第2図(c)の如くか
ぶせられる。
次に基板11は加熱加圧板16と受台17との開に移送
され、加熱加圧板1日により加圧及び加熱を受け、第2
図(cl)の如く熱圧締加工が行なわれ、化粧シート2
2及び混合原料18は加熱加圧板16の下面の通りの平
滑な形状を以て硬化し、かつ相互及び基板 )1と強固
に接着し、本粉末成形化粧板が製造される。このときの
加熱温度は、100〜250℃の範囲内 が好ましく、 120〜200℃の範囲内 が一層好ましく、 160〜180℃の範囲内 が最も好ましい。
また、加圧の圧力は、 5−250 kg/cm2gの範囲 において実施用能である。またニの範囲は、15−25
0 kg/cm28 が好ましく、 20−100 kg/cm2B が一層好ましい。
このようにして製造された複合板の本粉末成形化粧板2
0はコンベヤ14により移送排出されて受取台19に至
る。
加熱加圧板16の下面を、凹凸を有する型とすれば、第
3図の如く、表面に所定の凹凸模様を何した複合化粧板
が容易に得られる。
本実施例により成形された本粉末の複合成形化粧板は、
表面を平滑にできるほか、表面に丈夫な安定した、任意
の細かい凹凸の文字、模様を施すことが容易に行なえ、
木粉末成形層の強度も大であり、また、表面は任意の化
粧模様を付することができる。
また、基板11は合板、ボード或いはプラスチック、金
属など任意の材料を選ぶことかでき、用途が極めて広く
、また、基板11としてベニヤ板などの安価な板を用い
ることができるほか、表面が平滑でない材料や表面の加
工性が悪い材料をも用いることができ、材料の適用範囲
が極めて広くなり、表面が平滑で美麗な化粧模様の板、
或いは、細かい凹凸を有する美麗な化粧模様を有する板
、などを、極めて簡単な工程で安い原価にて製造するこ
とができる。
第3図は別の実施例であり、基板11を用いず、混合原
料18及び化粧シート22のみを加熱加圧して熱圧締し
、一体の本粉末成形板を製造するようにしたものである
即ち第4図(、)の如く、所定の凹凸を有する金型23
上に化粧シート22を載せ、同図(b)の如く上型24
によりプレスして化粧シート22を凹凸状に成型する。
その上に同図(c)の如く混合原料18を盛り、同図(
d)の如く加熱加圧板16と受台17との間で熱圧締を
行なう。
この場合、受台17側からも加熱するのがよく、コンベ
ヤ14のベルトはスチールベルトを用いることがよい。
金型23の凹凸が比較的滑らかな場合は、上型24によ
るプレスを行なわず、第4図(b)の工程なしに、同図
(d)工程において混合原料の熱圧締と同時に化粧シー
ト22の成型を行なうようにしてもよい。
第2図において、基板11の下面にも混合原料18の#
:a(+、コンベヤ14はスチールベルトとなし、受台
17側からも加熱すれば、基板11の表裏面が同時に成
形加工することができる。スチールベルト上に型を置け
ば裏面にも凹凸を付すことができる。
第5図は別の実施例を示し、扉の製造に関するものであ
る。25は扉の主板、2日は補強のための桟であり両者
で扉枠27を形成する。このような扉枠27の両面に混
合原料を重ね、さらにその表面を化粧シート22.22
′にておおい、熱圧締を行なう。この際、化粧シート2
2側の加熱加圧板の表面を平滑に、化粧シート22′側
の加熱加圧板の表面を凹凸状とすれば、図示の如き片面
平滑、片面凹凸模様の扉を簡単な連続工程で容易に製造
することができる。
[発明の効果] 本発明により、次の如き優れた特長を有する木粉未成形
化粧板の製造方法を提供することができ、実用上極めて
大なる効果を奏する。
(1)簡単な一工程或いは連続工程により成形化粧板を
作ることができ、製造設備を簡単小型となし製造工程を
単純化することができる。
(2)表面が平滑でない材料や加工性の悪い材料を用い
ることができ、適用材料の範囲が着しく広がり、入手し
易い安価な材料を用いることができる。
(3)凹凸模様付きの扉、家具の如き大型の複雑なもの
も、簡単な工程で製造することかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はフロー図、第2
図(、)〜(e)、第3図、第4図(、)〜(e)は七
1′ ン、IC−一一乾燥機、ID−一一徽粉砕機、1−m−
篩分機、2−−〜本粉末貯槽、3−m−樹脂貯槽、4−
m−添加剤貯槽、5−m−混合機、6−−−貯槽、7−
−−ホツパ、8−m−コンベヤ、9−−−ならし機構、
10−−一供給台、11−m−基板、+2−−−フィ−
ダ、+3−−−ロールコータ、14−m−コンベヤ、1
5−m−ならし機構、16−−−加熱加圧板、17−受
台、18−−−混合原料、19−一一受取台、2〇−成
形板、2+−−−化粧シート供給装置、22−m−化粧
シー)、23−−−金型、24−m−上型、25−m−
主板、26−−−桟、27−−−扉枠。 特許出願人 1) 尾 憲 肋 間 川 端 猛 代理人弁理士 高 木 正 行 第1図 第2図 ]1 第3図 2 第4図 フッ 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.粒度60メッシュより細かい範囲内にある粒度のも
    のが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくとも熱硬
    化性樹脂とを、前記本粉末組成が、55〜99重量%の
    範囲内となるよう混合して生成した混合原料針Z゛ 予め作られた化粧シートと重ね合わせ、100〜250
    ℃の範囲内の温度において、かつ、5〜250kg/ 
    ca+2gの範囲内の圧力下にお−いて、加熱、加圧し
    て板状体を形成せしめることを特徴とする本粉末成形化
    粧板の製造方法。 2、上記本粉末の粒度範囲が150〜450メツシユで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、上記温度範囲が120〜200℃であるる粒度のも
    のが70重量%以上含まれる本粉末と、少なくとも熱硬
    化性樹脂とを、前記本粉末組成が、55〜99重量%の
    範囲内となるよう混合して生成した混合原料を、 予め作られた別の基板と、予め作られた化粧シートとの
    間に挟んで重ね合わせ、 100〜250℃の範囲内の温度において、かつ、5−
    250kg/ca+2gの範囲内の圧力下において、加
    熱、加圧して複合化粧板を形成せしめることを特徴とす
    る本粉末成形化粧板の製造方法。 5、上記本粉末の粒度範囲が150〜450メツシユで
    ある特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、上記温度範囲が120〜200°Cである特許請求
    の範囲第4項記載の方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142777A (ja) * 1974-10-09 1976-04-12 Sankyo Sangyo Kk
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