JPS60167959A

JPS60167959A - 噴射式綛染機の染液噴射管

Info

Publication number: JPS60167959A
Application number: JP2134284A
Authority: JP
Inventors: 松田　樹芳
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-02-08
Filing date: 1984-02-08
Publication date: 1985-08-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は噴射弐紹染機の染液噴射管に関するものである
。

染色すべき総を中空の染液噴射管に懸装し、該噴射管に
穿設した小孔から噴出する染液を、噴射管周囲を移動す
る総に吹き付けて紹染を行なう方法は、これまで種々用
いられている。これらの方法に於ては、噴射管と総を順
次移動させる送り装置とが別個に設けられており、中心
に噴射管が設置され、その周囲を総送り装置が旋回する
と言う構造にならざるを得す、総の送りが間歇的である
ためその送りが均等に行なわれず、又、染液の噴出も一
定であるため、総の内側と外側に於て染液の供給量に差
が生じ、染めムラのできる原因ともなっていた。

本発明はそれらの問題を解決するために案出されたもの
で、その一実施例に就いて構造を説明すると、ｌは断面
六角形の噴射管で、その側壁の突出した稜部ｌ゛には染
液を噴出させるための小孔２が多数穿設されており、噴
射管ｌの外端はフランジ３により閉鎖されている。噴射
管ｌは内部に中心軸４を備えており、中心軸４と噴射管
ｌの凹稜部１゛の間に設置された隔壁５により、噴射管
１の内部は六個の隔室６に仕切られており、各隔室６の
頂部に小孔２を有する綾部ｌ°がそれぞれ設置枦れた形
状になっている。

噴射４管ｌの内端は各隔室６毎に開口した形で回転＠７
に液密的に固定されており、その固定部分の空間７゛内
には、中心軸４に回動・揺動自在に軸支され自重により
垂下して必要な隔室６への染液の流入を阻止する隔室閉
鎖弁８が設置されている。回転筒７は機台Ｂ上に適当な
軸承９によって回転自在に支持され、回転筒７の他端か
らは染液供給管１ｏを介して、加圧された染液が供給さ
れると共に、適当な駆動手段により回転筒７は回動せし
められる。

供給された染液は回転筒７がら空間７′へ流入し、隔室
閉鎖弁８によって閉鎖されていない隔室６へ送給され、
その隔室６の稜部ｌ′に設けた小孔２から噴出し、噴射
管１に懸装された屹に染液が噴射される。

隔室閉鎖弁８の形状は任意であるが１図示例の場合は半
円形であり、この形状の隔室閉鎖弁８を使用して噴射管
１を回動させた場合の染液の噴射量は第４図に示す状態
となる。

図中、直線矢印の長短は、染液噴出量の大小を示してい
る。

第４図（Ａ）に於ては、噴射１１の下半分の三個の隔室
６への染液の送給が阻止され。

すべての染液は」−半分の三個の隔室６の小孔２から噴
出する。

第４ｒｇＪ（Ｂ）に於ては、Ｔ方二個の隔室６への染液
の送給が阻止され、」一方二個の隔室６への送給は１０
０％行なわれ、中間の図中左方の隔室６へは８０％程度
、又、同右方の隔室６へは２０％程度の染液が供給さ各
小孔２からの染液噴射量もそれに応じて足められる。

更に、第４図（Ｃ）に於ては、下方の二個の隔室６には
染液が全く送給されず、上方二側の隔室６には１００％
、中間左右の隔室６には各々５０％程度の染液が供給さ
れる。

これを噴射管１に懸装された紹の一部分に対する染液の
噴射量として考えると、第５図に示すグラフの如く、染
液噴射量の折線が描かれる事になり、結果として次の利
点が生じる。

４・　染液の噴射量が総の一部分に対して、［少量］−
［大量］→［少量］と連続的に変化するので、総に対す
る染液のつき抜は篭が異る為、総内外の位置の相違によ
る染液の接触量の差が少なくなり、そめムラが生じない
。

・め　染液と招の接触時間がより長くなる。

う）　総の送りは稜部ｌ′により順次行なわれるので、
総送りの為のシフト／１−の如き別途手段を設ける享が
不要となると共に、スリップ無く連続的に総を送る事が
できる。

、４）　総の送りが連続的であるので、無理なく運転速
度を上昇させることができ、作業効率を著しく向上させ
ることができる。

１％）　別途の送り手段を設ける必要がないため、従来
品の如くシフトバーの回転半径を考慮する必要がなく、
同−Ｌ−１］の装置の中により多くの染液噴射管を設置
することができる。

尚、図示例に於ては、六個の隔室を有する噴射管が示さ
れているが、噴射管の隔室の数は任意であり、三個以上
の稜部ｌ゛を有するものであるなら、どの様なものでも
良い。

以上の如く本発明によると、従来品の欠点を除去した効
率の良い噴射管を得る事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の断面により示した概念図、第２
図は噴射管の斜面図、第３図は隔室閉鎖弁付近の拡大側
面図、第４１Δ（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は染液の噴射量を示
すための噴射管の断面による概念図、第５図は総の隔ら
れたー・部に対する染液噴射量の変化を示すグラフであ
る。１−・噴射管、ｌ゛・・稜部、１′°・・凹稜部、２・
・小孔、３・・フランジ、４４・中心軸、５・・隔壁、
６・中隔室、７・・回転筒、７′・・空間、８・・隔室
閉鎖弁、９Φ争軸承、１０・・染液供給管、Ｂ・・機台
６特許出願人松　１）　樹　芳

Claims

【特許請求の範囲】中心軸４と凹稜部１゛′間に設けられた隔壁５により仕
切られた隔室６の稜部１゛に小孔２紮有する噴射管１の
一端をフランジ３により閉鎖し、他端を染液供給管１０
に接続され軸承９により機台Ｂ土−に回転自在に支持さ
れた回転筒７に液密的に接続固定すると共に。中心軸４端部に回動・揺動自在に軸支した隔室閉鎖弁８
を回転筒７と噴射管１間に設けた空間７°内に自重によ
り垂下して成る噴射式総染機の染液噴射管。