JPS60166407A

JPS60166407A - コンクリ−ト製曲管製造用型枠

Info

Publication number: JPS60166407A
Application number: JP59023376A
Authority: JP
Inventors: 喜一山下; 谷沢　順平; 喬夫岩崎
Original assignee: Nippon Press Concrete KK
Current assignee: Geostr Corp
Priority date: 1984-02-10
Filing date: 1984-02-10
Publication date: 1985-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、下水道、地下道などの管路において直管の
みでは曲線布設のできない曲率半径の小さな場合に使用
されるコンクリート製曲管の製造用型枠に関するもので
ある。

〈この発明が解決しようとする問題点〉この種のコンク
リート製曲管は、現場条件より敷設の方向を変えるため
に使用されることから、種々の角度のものが必要となっ
てくるが、このような種々の角度のコンクリート製曲管
を一つの型枠から製造することが望まれている。

〈発明の目的〉この発明は、このような要請に鑑みて提案されたもので
、その目的は、比較的簡単な構成で、種々の角度のコン
クリート製曲管を製造し得る型枠を提供することにある
。

〈発明の構成〉この発明に係る製造用型枠は、一定の曲率で湾曲する円
弧状の内枠および外枠と、これら内枠、外枠の仕口開口
部を湾曲方向の任意の位置で仕切る仕切板を備え、種々
の角度のコンクリート製曲管を製造できるようにしたも
のである。

〈実施例〉以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
。第１図に基づいて概略を説明すれば、内枠１および外
枠２を一定の曲率で湾曲する円弧状となし、これら内枠
１、外枠２の仕口両端開口部を仕切板３．４で閉塞する
とともに仕切板４を湾曲方向の任意の位置に移動させる
ことにより、種々の角度のコンクリート製曲管Ａを製造
するようにしたものである。

さらに、第２図に示すような、アーチ部５、側部６、底
部７からなる断面馬蹄形の曲管Ａについて詳述する。

第３図に示すように、このような曲管Ａは、逆にした状
態で製造される。外枠２は、アーチ部５、側部６を覆う
ような形状であり、上面は開口されている。

内枠１は、アーチ部内枠８と、一端がアーチ部内枠８の
端部に枢着され側部６から底部７にかけて配設された略
り字状の側部内枠９と、この側部内枠９の他端部間に着
脱自在に嵌合された分離内枠１０とから構成されている
。このような内枠１において、分離内枠１０を離脱させ
るとともに一対の側部内枠９を内方へ揺動させれば容易
に脱型を行なうことができる。

また、仕切板３．４は、内枠ｌと外枠２とから構成され
る水平方向の開口部に対応した形状とされ、それぞれの
内面には、曲管Ａの開口部周囲に係合突条１１、係合１
ｊｉ１２を形成する仕１部材１３．１４が取付られてい
る。

なお、内枠１の長さは製造する曲管Ａの長さと等しいも
のを用いるのが好ましい。

以上のような構成において、外枠２に鉄筋篭をセットし
、次いで内枠１および仕切板３．４を取付け、コンクリ
ートを打設する。

脱型に際しては、内枠１を取り出した後、曲管Ａを吊上
げるだけでよい。

なお、第６図に示すように、曲管Ａが一定の曲率で湾曲
しているため、この曲率に対応した曲率のシース１５を
配設しておけば、ＰＣ鋼棒の導入を容易に行うことがで
きる。

次に、第７図に示すように、内枠１の側部内枠９に直線
状の継ぎ板１６を継ぎ足すとともに外枠２の上端部に同
様の継ぎ板１７を継ぎ足すことにより、曲管Ａの高さを
任意に調整することができる。

また、第８図、第９図に示すように、曲管Ａが上下分割
式の場合には、内枠１と外枠２とを上下に分割した構成
の内枠１ａおよび外枠２ａと内枠１ｂおよび外枠２ｂと
により別々に製造されることになる。ここで、ボックス
型断面などの上下対称の断面であれば、一種類の型枠で
足りることになる。

なお、以上は、断面馬蹄形について説明したが、これに
限らず直裁形の馬蹄形（第１０図参照）、角形（第１１
図参照）、円形（第１２図参照）の曲管にも本発明が適
用できることはいうまでもない。

〈発明の効果〉前述のとおり、この発明によれば、比較的簡単な構成で
、種々の角度のコンクリート製曲管を製造することがで
き、極めて経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る型枠の概要を示す縦断面図、
第２図は、馬蹄形の曲管を示す横断面図、第３図はその
型枠を示す概略斜視図、第４図、第５図は、その仕切板
を示す断面図、第６図は製造された曲管を示す平面図、
第７図は第３図の変形例を示す半断面図、第８図、第９
図は分割式の場合の型枠を示すず斜視図、第１０図、第
１１図、第１２図は、種々の形状の曲管を示す断面図で
ある。 ■・・・内枠、２・・・外枠、３．４・・・仕切板、５
・・・アーチ部、６・・・側部、７・・・底部、８・・
・アーチ部内枠、９・・・側部内枠、１０・・・分離内
枠、１１・・・係合突条、１２・・・係合溝、１３．１
４・・・仕口部材、１５・・・シース、１６．１７・・
・継ぎ板。第２図第４図第５図１を第３図第６図１第１０図第１１図第１２図手績刹１正書く方式）％式％ ■、事件の表示　昭和５９年　特許層　第２３３７６号
２、発明の名称　コンクリート製曲管製造用型枠３、補
正をする考事件との関係　特　許　出　願　人４、代理人５、補正命令の日付　自　発　補　正

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　一定の曲率で湾曲する円弧状の内枠および外枠
と、これら内枠、外枠の仕口両端開口部を湾曲方向の任
意の位置で仕切る仕切板を備えていることを特徴とする
コンクリート製曲管製造用型枠。