JPS60166319A - ブロツクイソシアネ−トの製造方法 - Google Patents

ブロツクイソシアネ−トの製造方法

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JPS60166319A
JPS60166319A JP59014539A JP1453984A JPS60166319A JP S60166319 A JPS60166319 A JP S60166319A JP 59014539 A JP59014539 A JP 59014539A JP 1453984 A JP1453984 A JP 1453984A JP S60166319 A JPS60166319 A JP S60166319A
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polyalcohol
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年、メタ・パラクレゾール等のクレゾール系またはフ
ェノール系の溶剤を銅線の絶縁のための電気絶縁塗料を
製造覆るのに用いることについての懸念が増しているの
は、塗料焼付時に発生する該溶剤の蒸気による環境汚染
という幣害を眉く可能性が少なからぬためである。斯様
な事態に対熱すべく、クレゾール系またはフェノール系
の溶媒に代わるものとしCグリコールエーテル類または
低級脂肪族の二塩基性エステル類(例えばフハク酸、グ
ルタミン酸、アジピン酸等の二塩基性エステル)を使用
することに関し数々の特許公報に記載があるのも公知の
事実である。
本発明は、クレゾール系またはフェノール系の溶剤より
発生ずる刺激臭に関するすべての問題から解消された電
気絶縁塗料(以下、電線被覆塗料(wire anam
el)と称する。)の製造のための改良されたブロック
イソシアネートの製法に関するものである。ここに、溶
剤としてクレゾール系またはフェノール系の物質を用い
ないポリウレタン塗料の合成に関する開示がある。(特
公昭50−18.891号および特公昭51−28,2
96号)しかしながら、これにより開示されたポリウレ
タン塗料は、ポリウレタ〉塗料の最も重要な組成の1つ
であるブロックインシアネートがそのブロック剤の一部
を未だフェノール系またはクレゾール系の物質にたよる
ものであるゆえに、斯様なポリウレタン塗料が焼付けら
れる際に、ブロックイソシアネートの分離により3I!
2離したフェノール系あるいはクレゾール系の物質によ
り毒性のガスが発生する。しかして、たとえ絶縁塗料の
溶剤組成中にフェノール系またはクレゾール系の物質を
含んでいなくても、ブロック剤として使用したフェノー
ル系またはクレゾール系の物質から毒性のガスが発生す
るとい・う事実は避けることのできないものである。
また、全くクレゾールまたは71ノールを使うことなし
にブロックイソシアネートを合成する方法も開示されて
いる(米国特i@4,096,291号)。この方法は
ε−カプロラクタム、ジエチルマロンM1スプル、アセ
プルアセト)あるいはシクロヘキサンケトオキシムのよ
うなオキシム等の使用を必要とづるが、これらのブロッ
ク剤が非常にコスト高となるため、実際に工業製品とし
て市販化される段階に至らないのが実情である。
一方、メタノール、エタノール、n−プロパツール、n
−オクタツール等のアルカノール、ベンジルアルコール
、2−フェニルエタノール等のアラルカノール、シクロ
ペンタノール、シキロヘキサノール等のシクロアルカノ
ールあるいは2−メ1〜キシコニタノール、2−エトキ
シエタノール等のジエチレングリコールのモノエチルエ
ーテルまたはジエチレングリコールのモノエチルエーテ
ルのような1−デル基をもつアルカノール等を使用する
方法もすでに開示されている(米国特許第4゜100.
144号)。しかしながら、該方法による電線被覆塗料
は、電導体表面への早い速度での被覆となめらかで完全
に乾燥した被膜の形成という条件を満たしておらず、も
し、該方法によるブロックイソシアネートを使用した場
合の絶縁被膜の形成は、しばしば種々の電気的または物
理的特性の非常に厳しい条件を満たせなくなる。これは
上記のごとき物質をブロック剤として使用したブロック
イソシアネートでは、ブロック剤がブロックイソシネ−
1−から遊離するのが不十分な速さであるため、3!!
2m+イソシアネートが、ヒドロキシル基と反応してウ
レタンフオームの最終生成物を生成することが遅くなる
ためである。この事実は、最も効果のあるブロックイソ
シアネートはクレゾール系またはフェノール系の物質を
アルカノール。
シクロアルカノール、ラクタム、ア廿チルアセトン等と
併用することにより合成され得ると主張する前述の先行
文献(米国特許第4,096,291号)からも明らか
である。もちろん、クレゾール系またはフェノール系の
物質をブロック剤として使用したのでは、焼付時の毒性
ガスの発生する問題から逃れられない。
本発明はクレゾール系またはフェノール系の物質を使用
しないでブロックイソシアネートを製造するん法に関す
るものである。本発明は特に製造の安全性および容易性
と品質の均等性、なlうびに人気汚染の観点から最小限
のN+/Iガスのn1も考えられないことを4虐したも
のである。本発明者らは、プL1ツクイソシアネートの
合成と従来のフェノール系またはクレゾール系のブロッ
ク剤とトリメチロールプロパン等の2基またはそれ以上
の官能性ヒドロキシル基を有するポリアルコールをブ[
1ツク剤としてイJt用する代わりにポリアルコールと
次式に示されるグリコールエステルを併用することとし
、 RO(C2H40)n f−1 (式中Rはメチル、エチル、イソプロピル、ブチルまた
はイソブチルで、nは1ないし3の整数である。) 該ブロックイソシアネートの合成の反応を不活性なハイ
ドロカーボン系媒体中で行なうことにより、製造上の問
題を解消したのみならず、均質なすぐれたブロックイソ
シアネートを製造した。
本発明に用いられる炭化水素系物質とし−Cは、ギシレ
ン、1−ルTンあるいは−般にツルペッツ100、ツル
ペッツ150などとして知られるナフサの混合物などの
イソシアネートと容易に反応しない芳香族炭化水素を用
いることができるが、電線被WA塗料製剤中で希釈剤と
なれるものが好ましい。
本発明に関するブロックイソシアネートの合成の方法に
おいては、反応器中に2基またはそれ以上の遊離イソシ
アネート官能基を有する芳香族ポリイソシアネー1〜が
適当な炭化水素系物質と共に入れられ、次に2基または
それ以上のヒドロ4−シル官能基をイiffるポリアル
コールがイソシアネー1へと炭化水素系物質との混合物
中に徐々に加えられる。ポリアルコール全量が反応容器
中に加えられた後、式RO(021−140) n i
−1テ示される脂肪族モノアル、]−ルを徐々に反応容
器中に加える。
もしイソシアネートが炭化水素系媒体の鼠が充分でない
状態あるいは全くない状態でポリアルコールと混合する
と、非常に活発で急激な反応が起こり、このr:+mな
反応の発熱器−象は1時々パラ手をIII III−e
きない温度に達する。十分な希釈剤の存在しない状態で
は、反応により発生した熱は$り御することができず、
またバッチの粘度が高ずぎて良好な攪拌ができなくする
ことによりイソシアネートとポリアルコールのヒドロキ
シル官能基との反応が制御出来ない結果となり得る。加
えてイソシアネートとポリアルコールのとの反応に限ら
ず制御不可能な温度およびバッチの不十分な攪拌により
、同時にイソシアネートの好ましからざる自己重合(5
elf −polymerization)が起こる。
炭化水素系物質の不活性媒体としての存在なしでは、反
応の制御は困難で、これにより望まれる物理的および電
気的特性を有するブロックイソシアネートを作ることを
困難にしてしまうことは明らかなことである。
ここで、2基またはそれ以上のヒドロキシル官能基を有
するポリアル:」−ル(グリコール)のかわりに式RO
(02H+ O)n I−1で表わされるグリコールエ
ーテルをイソシアネー]−と反応さiiろと、グリコー
ルエーテルとイソシアネートの間。
は高い分子量の高分子が出来ないので不i;’i !′
l’:I1. !にの存在しない状態でも反応中に十分
すII !’f ’= it ’jい1qるかもしれな
い。しかしながら1反1+E+ K、’ 、i; 、5
熱あるいは良好なかく判を続けるのにハソF f7)粘
度を十分に低くするために加えられる熱5 +、: i
、 。
てイソシアネートの官能基の好ましh’ 1.’) 、
3・”J r’l Lφ合が起こり得る可能性がでてく
る。さL)kT 二ノアルコールであるグリコールエー
テル2 + L 、、、。
ジイソシアネート1[ルと反応してブロン、7r・・シ
アネートを形成してしまうと、このf [1ツ//lソ
シアネートはそれ以上重合を進めることが、”ないので
、かなり低分子造のブロックイソシアネートにとどまっ
てしまう。斯様なブロックイソシアネート(ジブロック
イソシアネート(diblocked 1sOCyan
ate)と呼ばれる。)がポリウレタン電線被覆塗料に
数多く存在すると、イソシアネートがブロック剤から解
放される時のような時点で、例えばポリエステルのよう
な高分子の官能性ヒドロキシル基とより安全なウレタン
結合を形成する反応を起こさず、マグネットワイヤー製
造業でいわれるいわゆる[スタック ロスJ (Sta
ck l。
SS)として消散してしまう。
本発明の新規性は、反応の良好なIIJ御を達成する不
活性炭化水素系媒体の存在下に、望まれる重合度の重合
反応をするように全イソシアネートに対し2またはそれ
以上のヒドロキシル官能基を有するポリアルコール加え
ることを特徴とするプロセスである。これは1つのヒト
0キシル官能基を有するゲルコールエーテル添加を次に
受番プる。
ポリアルコールおよびゲルコールエーテルにより供与さ
れるヒドロキシル官能基の当量比は2575〜60 :
 40の範囲(ポリアルコールから25%およびゲルコ
ールエーテルから75%ないしポリアルコールから60
%およびゲルコールエーテルから40%)であることが
望ましい。すなわちポリアルコールより供与されるヒド
ロキシル官能基が、全ヒドロキシル官能基の25%以下
だと、多くの上述のスタックロスをひきおこすジブロッ
クイソシアネートの望ましくない量を生成することにな
る。また、ポリアルコールより供与されるヒドロキシル
官能基が、全ヒドロキシル官能基の60%以上だと、ブ
ロックイソシアネートの重合度が高くなり、従って該フ
ロックイソシアネートの高粘度は(多くの場合において
)、該ブロックイソシアネートによる高粘度のためにポ
リウレタンtti線被覆塗料の製剤組成に影響をもたら
す。さらにこような高重合度のブロックイソシアネート
は、溶媒組成、特にクレゾール系やフェノール系の物性
を含まない溶媒組成に対する溶解性が低下する傾向にあ
り、これによりポリウレタン電線被覆塗料の安定性は貯
蔵時かなり低いものとなってしまう。
本発明にdiいて、活性なイソシアネート官能基と活性
ヒドロキシル基との当量比は好ましくGよ1゜0:1.
1 (イソシアネートN:ヒドロキシル基)ないし0.
95:1.1である。すなわちヒドロキシル基以上にイ
ソシアネート基が反応時に存在づると、イソシアネート
官能基どうしが反応して、望ましくないイソシアネート
の自己重合を起こし、結果的にバッチのゲル化さえ起こ
す。イソシアネート官能基の当量がヒト1コ4−シル官
能基の当量よりはるかに少ない場合には、望まれる重合
度の重合を得ることができず、かなり分子量の小さなブ
ロックイソシアネートを生ずる。これらのhlなり低分
子fitの11コツクイソシアネートはfiJ述したよ
うな電導体表面の絶縁被膜の一部となるものよりストッ
クロスとして消散するものが力1なり多0゜本発明にお
いて、不活性な反応媒体として用0られる炭化水素溶媒
体量は、該炭化水素と全反応物(イソシアネート基含有
物質の全量に、ボ1ノアルコール及びゲルコールエーテ
ルを含むヒドロキシル官能基含有物質の全ブロック剤量
を加えたもの)との重量比で40 : 60〜(30:
 40が好まれる。すなわちハイドロカーボン系媒体の
量が40重量%未満だと、全反応粘度を良好な攪拌をな
すために十分に低く保つ目的を達成しない、および反応
における良好な制御を得るために反応により生じる熱を
吸収することが困難となる。また炭化水素系媒体の農が
60%を越えると、イソシアネートとアルコールの反応
速度が実用にならないほど理くなるだけeなく、該ブロ
ックイソシアネート中間体からの炭化水素の量が、炭化
水素系希釈剤の高比率により最終製品であるポリウレタ
ン電線被W1塗料中の溶媒と希釈剤との比率の不均衡を
生じ(希釈剤が多すぎることとなる。)、この被lI塗
料中の10ツクイソシアネートの沈澱または凝固を起こ
すという(溶媒が希釈剤に対して少なすぎるため)安定
性の開題を生じる。
ブロックイソシアネートの合成方法に用いるブロック剤
として2ないしそれ以上のヒドロキシル官能基を有する
脂肪族アルコールとグルコール工−チルの本発明におけ
るものと同様な当量比を含み開示された先行文献の存在
がある(米国特許第4.100.144号)。しかしな
がら、この先行文献は、すぐれたブ[1ツクイソシアネ
ートを合成するためには反応容器中へイソシアネートの
徐々に加える前に全ヒドロキシル官能基の少なくとも7
0当量%が存在していなければならないと言及している
。しかるにイソシアネートの添加に長い時間使うことは
、繁雑なだけでなく、大気中の水分からイソシアネート
の保護および該イソシアネートが使われる製造工程に従
事する物の健康の保護に欠1)ることは当業者にとって
明らかなことである。
特に常温で固体の例えばメチレンジフェニルジイソシア
ネートのようなイソシアネートでは、該物質を反応容器
中へ非常にゆっくりと加えられるよう十分低粘度にする
ために該物質を溶融状態に保たねばならない。しかし長
時間該物質を溶融状態に保つことはイソシアネートが自
己重合を起す原因ともなる。本発明名らは、操作の容易
性、イソシアネートの品質劣化の解消および製造工程に
従事づ−る物の健康の保護を与えることを達成するため
に、製造プロセスの出発時に全部会!rffiのイソシ
アネートと不活性な炭化水素系媒体を容器中に存αさせ
、つづいてブロック剤を徐々に加えて反応さける新しい
プロセスを開発したものである。
次にイソシアネートをブロックするために使用される本
発明のブロック剤とクレゾール系またはフェノール系の
物質を比較したときに、焼付時の蒸気の毒性および価格
の面から本発明のブロック剤がより好ましいものである
ことが判る。さらに、本発明のプロセスは単に最高12
0℃の反応温度を要求Jるにすぎないので、高温加熱能
を有する反応釜を使う必要がない。ブロックイソシアネ
ートの改良された製造プロセスに関する本発明は、上述
したような数々の利点を有する。
本発明によるブロックイソシアネートの製造方法のさら
に有利な点は、強い毒性ガスを生ずるフェノール系ある
いはクレゾール系の物質の使用を避【ノたこと、ならび
に該プロセスが、反応容器中に最初に不活性なハイドロ
カーボン系媒体を入れ、つづいて全必要量のイソシアネ
ートがQ3!に容器中に加えられ、攪拌下にイソシアネ
ートと炭化水素系媒体の混合物を形成づることであるゆ
え安全で、的確に、そして品質の一貫性を持って実施さ
れることである。上記の24I!の物質が反応容器中に
入れられた後に、バッチは60℃まで加熱される。該バ
ッチ温度に達すると、ボリアルー1−ルの添加が始めら
れ、ポリアルコールをバッチ温度が特に加熱または冷却
しないで48℃〜85℃の温度に保てる速さで添加しつ
づける。添加速度が速すぎると、反応の発熱現象による
バッチ温度の急激な上昇が起こる。一方、添加速度がl
づざると、バッチ温度が下降し、バッチの加熱が必要と
なる。
ポリアルコールの全量の添加が完了した後、少なくとも
30分間(好ましくは1時間)反応は60℃ないし85
℃の温度で保たれる。次に必要量のグリコール1−チル
(単ヒトOキシル官能基を持ち、RO(C2H40) 
n H17)式のもツモ(7)トL+で前2したもの)
が加熱もしくは冷却をしないでバッチ温度を60℃〜8
8℃に保てるような速度で加えられる。この段階で加え
られるグリコール1−チル聞は、(イソシアネート官能
基とヒドロキシル官能基の比率を1.0:1.1〜0.
951.1それぞれに保つのに必要な量の他に)溶媒と
なる量のグリコールエーテルを含むこともできる。むろ
ん、溶媒として使用される量のグリコールエーテルはブ
ロックイソシアネートの全形成が完了した問に後から加
えられることもできる。またポリアルコールとイソシア
ネートの反応後に残ったMIIIIlイソシアネート基
とグリコールエーテルのヒドロキシル官能基の反応を促
進するためアミン族中から適当な触媒をグリコールエー
テルの反応容器への添加初期に加えることも可能である
グリコールエーテル全農の添加の完了後(イソシアネ−
1・と反応づるグリコールエーテル量と溶媒としてのグ
リコールエーテル量が同時に加えられた場合)、バッチ
1度を110〜120℃にTRさせ、30分ないし1時
間保ちつづけ、その後ブロックイソシアネートを反応容
器から別の容器に移すために加熱をやめ冷却する。溶媒
としてのグリコールエーテルmを別に加える場合には、
バッチ温度を110〜120℃に上昇させ(イソシアネ
−1〜をブロックするグリコールニーデルの添加の完了
後)30分ないし1時間保ちつづけ、この後加熱をやめ
るとともに溶媒となるグリコールニーデル石を反応容器
中に直らに迅速に投入する。
このグリコールゴーチル但が添+tUされる前はバッチ
が不透明であることがよくあるが、このグリコールコニ
−デル■が添加されると直ちにバッチは透明となる。ど
ちらの方法においても、溶媒として用いられるグリコー
ル1−チルの量は、反応開始時に用いられた不活性な炭
化水素系媒体の聞の少なくともff1ff)lit:T
’ 1 、2倍加えられる必要がある。
ずなわら該グリコールニー1ルの川がut比で該炭化水
素系媒体mの1.2倍以下だと、生成したブロックイソ
シアネートの沈澱あるいは分離を抑止することが困難と
なり、バッチの完成から短期間にすべてのバッチが不透
明となってしなう可能性が大きい。
本発明に使用される炭化水素系の媒体としては、トルエ
ン、キシレン、VMPナフザ、ツルペッツ100、ツル
ペッツ150.ミネラルスピリット等またはこれらの混
合物などがある。
本発明に使用されるイソシアネートとしては、2.4−
1〜ルエンジイソシアネート、2.6−トルエンジイソ
シアネート、4.4−−ジフェニルメタンジイソシアネ
−1−、4,4=−ジフェニルジメタンジイソシアネー
ト、1,5−ノーフタレンジイソシアネートまたはこれ
らの異性体物等またはこれらの混合物などがある。しか
しながら、実質的経済的な面から、2.4−1−ルエン
ジイソシアネートと2.6−トルエンジイソシアネート
の(80/20)混合物、あるいは4.4′−シフlニ
ルメタンジイソシアネ−1〜がもつとも頻繁に使用され
る。
本発明に使用されるポリアルコールには、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジブ[]ピレングリコール
、トリプロピレングリコール。
ブチレングリコール、ヘキサメチレンジオール。
グリセリン、トリメチロ−シブ1−1パン、1−リメチ
「]−]ルエタン、ヘキリーントリA−ルペンタ1リス
リ1〜−ル、1〜リス(2ヒトに1キシエチル)イソシ
アヌレート等がある。
本発明に用いられるクリフールエーテルには、ジエチレ
ングリコールのモノエチルエーテル、モノ」デルJ−−
プル、モノイソプに1ピル土−チル。
モツプ1ルエーデル、モノイソブチル]ニーチルおよび
トリエチレングリコールの−Lツメチル]−−チル、モ
ノエチルエーテル、モノイソプロピル1−チル、モノイ
ソブチルエーテル等がある。
次に本発明によるブロックイソシアネートの製造の一実
施例をあげる。
実施例 1 △ キシレン 144g B ツルペッツ100 144g Cトル]−ンジイソシアネート 450g(2,4〜ト
ルエンジイソシアネート と2.6−1−ルエンジイソシアネ−1・の80/20
混合物) D エチレンゲルコール 80g E メチルカルピトール 311g (ジエチレンゲルコールの モノエチレンエーテル) F ジブチル錫ジラウレート 0.2gG メヂルカル
ヒ゛1・−ル 718g蒸留用冷却器、撹拌機、温度計
および滴下漏斗を佑えた3リツトルフラスコに最初に原
料Aと8を入れた。次に原料Cを迅速に反応容器に投入
した。バッグは48〜49℃になるように加熱さ才した
。この温度に達してから、滴下漏斗から原料1)をゆっ
くりと加える。Dの添加速度は、バッチ温度を48°〜
85℃に保持できょうな速洩て゛ある。
それゆえ必要に応じて添加速度はたびたび変える必要が
ある。実験室的には原料りの添加に要する時間は約2時
間である。原料りの全量が反応容器中に加えられた後、
バッチ温度は60〜66℃に調整され、30分間保持さ
れた。次に原料Eが反応の818が60〜87℃に保た
れている間に滴下漏斗からゆっくりと加えられた。原料
Eの約20%が加えられたとき、温度を約70℃に調整
しFを急速に加えた。バッチ温度を60〜87℃に保ち
ながら原料Eの添加を続【プる。実験室的には原料Eの
添加(原料Fの添加を含む)は約30ないし40分かか
る。原料Eの全mが反応容器中に加えられたのら、バッ
チを約1時間82〜87℃で保つ。この後、完全に加熱
を遮断し、直ちに原料Gを反応容器中へ投入する。
ブ1]ツクイソシアネートン8液を室温もしくは室温よ
り10℃高い温度まで(冷却装置を使わずに)lするた
め30分間バッチの攪拌を統tプる。反応生成物を反応
容器から適当な容器へ移づ。この実施例により1qられ
た生成物は、試料の29を1時間150℃の炉(Ove
n)で乾燥さけることにより試験では45.6%の固形
分を持つ。この生成物の粘度はガードナホールト法(Q
 ardner Ho1dt metbod)でrA1
/2Jであった。
実施例1で生成したブロックイソシアネートをフェノー
ルをブロック剤の一つとし−Cつかった従来型のブロッ
クイソシアネートであるモンジュールS (M onc
lur S ) (M obay Chemica1社
の商品で日本ウレタン株式会社のΔPステーブルの相当
品とみなされるもの)と比較するために、前者を次の実
施例2で示すポリウレタン電線被覆塗料に、後者を次の
比較例1で示すポリウレタン電線被覆塗料に使用した。
両ポリウレタン電線被覆塗料製剤において、ブロックイ
ソシアネートを除くすべての原料は全く同一である。
実施例 2 A *施例1の ブロックイソシアネート 421g B ポリエステル 104g (プレフタル酸、エチレン グリコール主体とするB ayer社の1”−950ま
たはM abay社のR−2に相当するポリエステル) C1チルカルピトール 124g D キシレン 83(+ 注)この製剤に用いられるブロックイソシアネートは溶
媒と希釈剤とを合せて229g含む。
溶媒はメチルカルピトール り、希釈剤1よツルペッツ100 32.750および
キシレン32,75!]である。
調製)全原料を混合操作に用いる1リツトルフラスコ中
に入れバッチ温度45〜48℃テ攪拌の下に2時間よく
混合覆る。
比較例 1 A モンジ」−ル S 192a ( M onbay C l+emica1社)△−1
 メチル力ルビ]ーール 163.5OA−2 ツルペ
ッツ 100 32.75(1△−3 キシレン 32
.75(I B ポリエステル 104g (実施例2で用いられた物質とにトーの物)C エチル
カルピトール 1〕 キシレン 83g 注)原料へ−1,A−2および△−3は実施例1で調整
されるブロックイソシアネートとの混合物の形成に加え
られる溶媒J3よび希釈剤を補うものである。
実施例2の被覆塗料も比較例1の被覆塗料もゼネラルエ
レクトリックタイプM (General E Iec
tric tyl)cM )である2ヘツド実験室用焼
付炉で90フィート/分と110フィート/分の線速で
AWG−24銅線(アメリカ式針金ゲージ(AmQrl
can WirC! Gauge)の24番線)の被覆
を行なった。実施例2の被覆塗料により被覆した場合は
線速が90フィート/分と110フィート/分の両方に
おいて、次の試験に適する電線試料を得ることができた
が、比較例1の被覆塗料により被覆した場合は、線速が
90フィート/分のみにおいてか試験に供し1りるもの
を1qることがでさなかっIこ。次に電気的特性に試験
の結果を示す。
(以下余白) これより、実施例2のポリウレタン塗料が比較例1のポ
リウレタン塗料より広い範囲で焼付が可能なことが明ら
かである。
特許出願人 スケネクタディ、ケミカルズ、インコーホ
レーテッド 手続補正書 昭和59年4月24日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第14,539号 2、発朗の名称 ブロックイソシアネートの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特f[出願人 住 所 アメリカ合衆国 12301 ニューヨーク州
、スケネクタディ、デンス 7/ンド コンブレススt
・リート(番地なし) 名 称 スケネクタディ、ケミカルズ、インコーホレー
デラド4、代理人 住 所 東京都千代田区二番町11番地9ダイアパレス
二番町自発補正 6、補正の対象 明細書の1°R明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 「発明の詳細な説明」の欄を以下の通り補正づる。
(1)第6頁第17〜18行の [ウレタンフオームの最終生成物を生成Jを[ウレタン
結合を形成」と訂正する。
(2)第7頁第14行の[合成とJを、「合成に」と訂
正づる。
(3)第13頁第16行の「ストック」を、「スタック
]と訂正する。
(4)第22頁第4行の「モノエチレン」を「モノエチ
ル」と訂正づる。
(5)第25頁第9行のr M onbay ]をr 
M obayJと訂正する。
(6)第11頁第18行および第19行、第12頁第2
行および第3行、第13頁第20行ならびに第14頁第
20行の 「ゲルコール」を、 「グリコール」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)不活性な炭化水素系媒体の存在下で、2ないしそ
    れ以上のイソシアネート官能基を有づる芳香族ポリイソ
    シアネートに、2ないしでれ以上のヒドロキシル基を有
    するポリアルコールをブロック剤として徐々に加え、該
    ポリアルコール全ffi添加ののら、次式で表されるグ
    リコールエーテルRO(C21−140) n ト1 (式中、Rはメチル、エチル、イソプ1」ビルまたはブ
    チルで、nは1ないし3の整数である。)をブロック剤
    J3よび溶媒として加えることを特徴とするブロックイ
    ソシアネートの製造方法。 2)炭化水素系媒体量が、反応物である芳香族ポリイソ
    シアネー]・、ポリアルコールaりよびブロック剤層の
    グリコールニーデルの総量とのΦ量比で40:60〜6
    0:40の範囲内にある特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 (3)芳香族ポリイソシアネートより供与されるイソシ
    アネート官能基をブロックするヒト0キシル基のポリア
    ルコールよりの供与量とグリコールエーテルよりの供与
    量とが当量比で25ニア5〜60 : 40の範囲内で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 (4)芳香族ボッイソシアネートより供与されるイソシ
    アネート官能基とこれをブロックするポリアルコールお
    よびグリコールエーテルより供与されるヒドロキシル基
    が当量比でi、o:1.1〜0.95:1.1の範囲内
    である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1つに
    記載の方法。 (5)溶媒としてのグリコールエーテル量が炭化水素系
    媒体量に対して!um比で1.2倍以上である特許請求
    の範囲第1項〜第4項にいずれが1つに記載の方法。 (6)反応が120℃以下で行なわれるものである特g
    !1311求の範囲第1項〜第5項のいずれが1つに記
    載の方法。 (7)炭化水素系媒体が、キシレン、トルエンおよびナ
    フナ混合物からなる群から選ばれた少なくとも1つのも
    のである特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1つ
    に記載の方法。 (8)グリコールエーテルのブロック剤量と溶媒量とを
    同時に加えるものである特許請求の範囲第1項〜第7項
    にのいずれが1つに記載の方法。 (9)グリコールエーテルの溶Wffiは、イソシアネ
    ートのブロックの後、直ちに加えるものである特許請求
    の範囲第1〜第7項のいずれが1つに記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6753386B1 (en) 1995-06-07 2004-06-22 Akzo Nobel N.V. Polyurethane polyols and coatings thereof having reduced viscosity
JP2017043681A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 凸版印刷株式会社 インクジェット捺染用インク、オーバーコート剤、インクジェット捺染方法、及びインクジェット捺染物

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JPS53883A (en) * 1976-06-23 1978-01-07 Sumitomo Electric Ind Ltd Manufacturing method of insulated wire

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