JPS6016558Y2 - ピンチバルブ - Google Patents

ピンチバルブ

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Publication number
JPS6016558Y2
JPS6016558Y2 JP11596979U JP11596979U JPS6016558Y2 JP S6016558 Y2 JPS6016558 Y2 JP S6016558Y2 JP 11596979 U JP11596979 U JP 11596979U JP 11596979 U JP11596979 U JP 11596979U JP S6016558 Y2 JPS6016558 Y2 JP S6016558Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
fluid passages
air
connecting portion
spool
Prior art date
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Expired
Application number
JP11596979U
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English (en)
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JPS5634799U (ja
Inventor
清之 中井
秀伸 宮嶋
Original Assignee
旭可鍛鉄株式会社
日本軽金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭可鍛鉄株式会社, 日本軽金属株式会社 filed Critical 旭可鍛鉄株式会社
Priority to JP11596979U priority Critical patent/JPS6016558Y2/ja
Publication of JPS5634799U publication Critical patent/JPS5634799U/ja
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  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数の流体通路を一体に形成した管を用い
る機構簡単で操作の容易なピンチバルブに関するもので
ある。
従来のピンチバルブにおいて、複数の流体通路を必要と
したものには、各々独立した可撓性材料からなる管を用
いるものがある。
これら複数の流体通路を開閉するピンチバルブにおいて
は各固定部材の前方に各々管を直列に配置して、その管
の反対側には可動部材が配置され、その可動部材を固定
部材に対して移動させることにより各々の管は挟圧・開
放されることになる。
しかし、同時に各々の管を開閉させるためには、管の形
状、固定、可動部材および管の位置関係が各々等しく配
置されなければならず、管の品質や各部材の加工精度お
よびそれらの組み立て作業の熟練を要求されているばか
りか、多数の管を使用するためピンチバルブが大型化し
、機構が複雑となり故障も生じ易く、挟圧力も管の本数
だけ倍増されるもので、これらは流体通路が多くなれば
なる程顕著に現われるものであった。
この考案は、前記のような従来技術の欠点を解消し、機
構が簡単で、製作容易が安価であり、しかも性能のよい
ピンチバルブを提供するものである。
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、この実施例は密閉容器内の生ビールを注出するた
めに使用するピンチバルブについて説明するものである
が、この考案のピンチバルブはこの実施例に限定される
ものではない。
第1図において、バルブ基体1はその上部は開口してお
り、密閉容器の開口部に螺合等の適宜の手段により気密
に取付けることができるように構成されておりまたバル
ブ基体1の上部には密閉容器の開口部を受けるための受
皿等からなる受体2が設置されている。
一方、シリコンゴム等の可撓性材料からなる管3の一端
部には、突縁を有する取付部7と連結部8とが該端部と
一体に形成されており、管3は取付部7により受体2に
取付は固定され、密閉容器の空気またはガスに連通ずる
空気またはガス管9が連結部8に取付は固定される。
管3は障壁4を設け2つの流体通路5及び6を形成する
6は空気又はガスの通路であって空気またはガス管9と
連通し、5はビールの通路である。
バルブ基体1の中央部はピンチバルブを作動させる機構
の収納部分であって、固定スプール10がピン11によ
り基体1内に固定され、この固定スプール10に対して
摺動自在に可動スプール12が嵌合され、可動スプール
12の左側端面と固定スプール10の左側端部の鍔との
間にはスプリング14が介在している。
また固定スプール10には孔15が、可動スプール12
には長孔16が設けられ、これらの孔を管3が上下に貫
通している。
更に固定スプール10の内部には棒状のピン17が該固
定スプール10の内部空間を横断して設けられ、一方可
動スプール12の内部には棒状のピン18が該可動スプ
ール12の内部空間を横断しかつ前記ピン17に対応す
る位置に設けられ、可動スプール12の摺動によるピン
18の移動を許すように固定スプール10の対応位置に
は長孔19が設けられている。
次にこの実施例の作動を説明する。
第1図はスプリング14の弾力により可動スプール12
が右方に押されており、ピン17とピン18により管3
の2つの流体通路5及び6は閉じた状態にある。
可動スプール12の操作端13をスプリング14の弾力
に抗して左方へ押圧するとピン18が可動スプール12
の移動と共に長孔19内を左方へ移動しピン17とピン
18との間隙が大きくなるので管3の流体通路5及び6
が開かれる。
このため密閉容器内のビールは流体通路5を流下して外
部に取出され、空気またはガスは流体通路6内次いで空
気またはガス管9内を上昇して密閉容器内へ流入する。
前記実施例においては、バルブ基体1の上部に受皿等か
らなる受体2が設置されたが、これに限られるものでは
なく密閉容器の開口部を受ける適宜の受部であればよい
また、流体通路を二個としたが更に数を多くし、異種類
の液体源に開口するようにすることもできる。
更に、ピンチバルブの開閉機構として固定スプール10
とピン17及び可動スプール12とピン18を用いたが
、開閉手段としては特にスプールやピンの形状である必
要はなく、これらとそれぞれ同一の機能をもつ固定体と
これと一体の部材及び可動体とこれと一体の部材の組合
せであればよい。
以上説明したように、この考案は、内部に障壁が一体に
設けられることにより複数の流体通路が形成された可撓
性材料製の管の一端部に、前記管の取付部と前記管の流
体通路の一つに対する空気又はガス管の連結部とが一体
に形成されており、前記取付部がバルブ基体の適宜の受
部に取付けられ、また前記連結部には空気又はガス管が
連結され、前記可撓性材料製の管の前記複数の流体通路
を適宜の開閉手段により開閉できるようにしたピンチバ
ルブであるから、バルブの開閉は単一の管を開閉する簡
単な機構であって、管の挟圧力も比較的小さくてすみ容
易に操作できるほか、管の同時開閉をさせるために従来
のピンチバルブに比べて部品点数も少なく小型軽量化で
き、製作が容易であって安価なピンチバルブを提供でき
る。
そしてこの実施例のような密閉容器内の生ビールを注出
するピンチバルブに実施すれば、空気又はガスの通路も
液体の通路と同時に開閉できるので容器内の駅体が酸化
したり揮発性液体のガスが漏出したりするおそれもない
利点がある。
また、可撓性材料製の管の端部に骸骨の取付部と空気又
はガス管の連結部とが一体に形成されており、この端部
をバルブ基体の受部に直接固定したので製作及び組立が
簡単化される。
更に管の端部とバルブ基体の受部とを例えはブツシュ等
によって固定すると、ブツシュを用いることによる直径
の相違に基づいて段部が生じ、密閉容器内の液体例えば
ビールが早い速度で該段部の附近を流下するに際しこの
段部で流路の拡大に基づいて泡を発生し易いが、前記の
ように管の端部を直径受部に固定することによりこのよ
うな段部がなくなり、泡の発生を防止することもできる
更に、この考案の複数の流体通路の上端をそれぞれ異種
類の液体源に開口すれば複数液体の混合にも容易に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による複数の流体通路を形成した管を
用いるピンチバルブの実施例の縦断面図、第2図は内部
に障壁を設けることにより複数の流体通路を形成した管
の斜視図、第3図は第1図の実施例の一部のA−A断面
図である。 1・・・・・・バルブ基体、2・・・・・・受部として
の受体、3・・・・・・管、4・・・・・・障壁、5,
6・・・・・・流体通路、7・・・・・・取付部、8・
・・・・・連結部、9・・・・・・空気又はガス管、1
0・・・・・・開閉手段としての固定スプール、12・
・・・・・開閉手段そしての可動スプール、17,18
・・・・・・開閉手段としてのピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に障壁が一体に設けられることにより複数の流体通
    路が形成された可撓性材料製の管の一端部に、前記管の
    取付部と前記管の流体通路の一つに対する空気又はガス
    管の連結部とが一体に形成されており、前記取付部がバ
    ルブ基体の適宜の受部に取付けられ、前記連結部には空
    気又はガス管が連結され、前記可撓性材料製の管の前記
    複数の流体通路が適宜の開閉手段により開閉できるよう
    になっていることを特徴とするピンチバルブ。
JP11596979U 1979-08-23 1979-08-23 ピンチバルブ Expired JPS6016558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11596979U JPS6016558Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 ピンチバルブ

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JP11596979U JPS6016558Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 ピンチバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5634799U JPS5634799U (ja) 1981-04-04
JPS6016558Y2 true JPS6016558Y2 (ja) 1985-05-22

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ID=29348200

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JP11596979U Expired JPS6016558Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23 ピンチバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030292U (ja) * 1983-08-08 1985-03-01 株式会社 一晃 自動車玩具

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JPS5634799U (ja) 1981-04-04

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