JPS60164105A - ボイラドラム水位異常診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ごみ焼却炉廃熱ボイラに適応して好適なボイ
ラドラムの水位異常を診断する装置に関する。

従来、ごみ焼却炉用廃熱ボイラにおけるボイラドラム水
位の異常診断は、ボイラ給水弁（自動調節弁）の開閉状
態および発生蒸気量・ボイラ給水量の確認が主であり、
瞬時的なボイラドラム水位の異常診断に対しては十分な
ものとは言えなかった。

本発明は、このような事情から、瞬時的なボイラドラム
水位の異常属対してもｔ分に精度の高い診断を行なうこ
とを目的とする。

以下添付図面に例示した本発明の好適な実施例について
詳述する。

図面は本発明による装置の構成例を示すもので、参照符
号１はドラム水位計測装置、２はドラム水位設定器、３
はドラム水位比較演算器、４はドラム圧力変化率演算装
置、５はドラム圧力計測装置、６はドラム圧力変化率比
較演算器、７はボイラ給水弁制御装置、８はボイラ給水
弁開度比較演算器、９は蒸気量、ボイラ給水量等計測装
置、１０は蒸気量、ボイラ給水量等計測装置９の比較演
算器である。

作用について説明すると、ドラム水位計測装置１よシの
ドラム水位の瞬時値と、ドラム水位設定器２によシ設定
されたドラム水位（通常はＮＷＬ　−５ＯＮｎ〜ＮＷＬ
＋５０１１１Ｉ＋１程度の範囲をもたせている）とをド
ラム水位比較演算器３で比較し、ドラム水位の瞬時値が
設定ドラム水位の範囲を超えているかどうかを判断する
。

判断の結果、瞬時値が設定範囲を超えると、ドラム圧力
計測装置５で計測された瞬時のドラム圧力をもとにたと
えば過去数分間の平均圧力変化率を出力しているドラム
圧力変化率演算装置４よ勺の現在の圧力変化率と、通常
時の圧力変化率とをドラム圧力変化率比較演算器６で比
較する。現在の圧力変化率が通常時の圧力変化率に比べ
急増（または急減）していれば、ドラム水位は設定水位
に近づこうと正常動作をしていることになり、再度ドラ
ム水位の瞬時値と設定水位との比較を繰り返す。

一方、現在の圧力変化率が通常時の圧力変化率と差がな
い場合は、従来どおシ、ボイラ給水弁開度比較演算器８
によって、ボイラ給水弁制御装置７からの弁開度の状態
が正常か否かを判断する。

ここで正常でない場合は、比較演算器１０によって、蒸
気量、ボイラ給水量等計測装置９からのデータを比較し
、異常内廊を診断する。

本発明によれば、従来、ボイラ給水弁の開閉状態および
発生蒸気量・ボイラ給水量の確認によってボイラドラム
水位の異常診断を行なっていたのに加えて、ボイラドラ
ム圧力変化率演算装置６により与えられるボイラドラム
圧力変化率を診断項目として組み入れたことによシ、瞬
時のドラム水位の変動（異常）に対する異常診断の精度
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による装置の系統的機成を例示した図であ
る。 １・・ドラム水位計測装置、２・・ドラム水位設定器、
３・・ドラム水位比較演算器、４・・ドラム圧力変化率
演算装置、５・・ドラム圧力計測装置、６・・ドラム圧
力変化率比較演算器、７・・ボイラ給水弁制御装置、８
・・ボイラ給水弁開度比較演算器、９・・蒸気量、ボイ
ラ給水量等計測装置、１０・・比較演算器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 過去一定期間の平均のドラム圧力の変化率を演算するボ
   イラドラム圧力変化率演算装置を備えて、ボイラドラム
   水位が設定値の範囲外にあるときに、ボイラドラム圧力
   変化率の絶対値が一定値以下であるとドラム水位異常と
   診断するようにしたことを特徴とするボイラドラム水位
   異常診断装置。