JPS60163843A - テレフタル酸の回収法 - Google Patents

テレフタル酸の回収法

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JPS60163843A
JPS60163843A JP1979884A JP1979884A JPS60163843A JP S60163843 A JPS60163843 A JP S60163843A JP 1979884 A JP1979884 A JP 1979884A JP 1979884 A JP1979884 A JP 1979884A JP S60163843 A JPS60163843 A JP S60163843A
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JP
Japan
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acid
terephthalic acid
aqueous solution
waste liquid
treatment
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JP1979884A
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JPH0456814B2 (ja
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Takashi Hironaka
弘中 孝
Toshio Uchibori
俊雄 内堀
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレフタル酸の回収法に関するものであシ、詳
しくは、ポリエステル繊維の減量加工工程からの廃液よ
シテレフタル酸の結晶を回収する方法に関するものであ
る。
ポリエステル繊維は通常、繊維の風合いを改善するため
、ポリエステルの一部を加水分解する処理が施される。
この処理は通常、ポリエステル繊維を苛性アルカリ水溶
液と接触させることによシ実施され、所謂、ポリエステ
ル繊維の減量加工と呼ばれている。この工程から排出さ
れる廃液は通常、pH10〜/lの苛性アルカリ水溶液
であるが、その液中には加水分解で生成したテレフタル
酸がジアルカリ塩として含有される。したがって、この
廃液よυテレフタル酸を回収しようとする場合には、廃
液を酸析しテレフタル酸の結晶を析出させ、これを沢過
することによシ回収できるが、゛ここで得られる結晶は
粒径が小さく、e過性が極めて悪いという欠点を有する
そこで、本発明者等は上記実情に鑑み、上述の廃液を酸
析してテレフタル酸を回収するに当シ、粒径が大きく、
濾過性の良好な結晶を得る方法につき種々検討した結果
、ある特定の条件下にて酸析を行なうことにより、大粒
径のテレフタル酸結晶が得られるととを見い出し本発明
を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、ポリエステル繊維の減量加
工工程からの廃液を酸析してテレフタル酸の結晶を析出
させ、次いで、これを回収する方法において、酸析を加
圧下% 700〜200℃の温度で実施することを特徴
とするテレフタル酸の回収法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で対象となるポリエステル繊維の減量加工工程か
らの廃液は特に限定されるものではなく、通常、pH1
0−/’I程度の苛性ソーダ又は苛性カリなどの苛性ア
ルカリ水溶液である。
この廃液中にはテレフタル酸ジアルカリ塩がテレフタル
酸として、例えば、O,S〜10重量係好ましくは、/
〜3重量係含有されるが、その他通常、エチレングリコ
ール及びT10!などの不純物も併せて含有されている
。本発明では通常、この廃液をそのまま処理するが、必
要に応じて、例えば、廃液を精製又は濃縮した後に用い
ても差し支えない。
上述の廃液を酸析してテレフタル酸の結晶を析出させる
にあたシ使用される酸としては、通常、硫酸、塩酸、硝
酸、リン酸などの無機酸が挙げられる。また、酸析は混
合物のpHが通常3.5以下、好ましくは3以下になる
まで実施され、このpHがあまり高い場合には、テレフ
タル酸の結晶が良好に析出しないので好ましくない。
本発明ではこの酸析を加圧下で100−20θ℃、好ま
しくは10左〜igo℃の温度において実施することを
必須の要件とするものである。
酸析の温度が前記温度よりも低い場合には、粒径が小さ
く濾過性の良好なテレフタル酸結晶が得られず、一方、
前記温度よシも高い場合には効果に変りはないが経済的
に不利である。また、圧力は廃液を液相に保つ必要があ
るため、処理温度に応じた圧力が採用されるが、通常、
7〜ノロ気圧程度である。本発明においては酸析操作を
回分法又は連続法で実施することができる。
 3− また、廃液のpHが酸性領域になるまでの酸析条件は必
ずしも、上記の条件でなくても差し支えない。
次いで、酸析後のテレフタル酸結晶を含む廃液は常法に
従って遠心分離機によシ固液分離しテレフタル酸の結晶
を回収する。この固液分離′の際の圧力及び温度は特に
限定されず1通常、酸析と同条件で実施するのが好まし
いが、冷却した後、常圧で実施することもできる。本発
明ではテレフタル酸の結晶が大きいので、この工程にお
ける濾過操作を極めて容易に行なうことができる。更に
、回収した結晶は通常、水でl〜3回程度、懸濁洗浄し
た後、製品として回収するのが望ましい。そして、この
製品はジメチルテレフタレートの製造原料として、有効
に再利用することができる。
本発明によれば、酸析を特定の温度範囲にて実施すると
いう簡単な操作によって、粒径が大きく濾過性の良好な
テレフタル酸結晶を回収することができるので、本発明
は工業的操作とし 4− て極めて有利な方法である。
次に1本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明けその要旨を超えない限υ以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例1−コ及び比較例7〜3 廃液供給口、硫酸供給口、スラリー抜出口及び攪拌機を
有するコノチタン製オートクレーブK % yN ’)
 xステル繊維の減量加工工程からの廃液(NaOH含
有量:o、a3重量係、テレフタル酸ジナトリウム塩含
有量: 1.b ?重量優〔テレフタル酸として〕、p
H=/3.3)1000mlを仕込み、第1表に示す温
度、圧力に保持した後これに攪拌下、濃硫酸を7.11
m1添加し、30分間保持し1次いで、廃液供給口よシ
前記廃液−〇 001111 /hrを、また、硫酸供
給口よシ濃硫酸/ l、 g ml /hrを各々連続
的に供給し、一方、系内での滞留時間が第1表に示す時
間となるように、スラリー抜出口よりテレフタル酸結晶
を含むスラリーを連続的に抜き出した。なお、このスラ
リーの母液pHはコ、S〜コ、7であった。
オートクレーブよシ抜き出したスラリーは遠心脱水機(
装着スクリーン−3θθメツシユ×30メツシユ)にて
’Ig OGの条件で固液分離し、得られたテレフタル
酸の平均粒径、収率及び含水率をめるとともに、e液中
の固形分(テレフタル酸結晶としての)濃度をめたとこ
ろ、第1表に示す結果を得た。
第 l 表 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用 − (ほか/名〕  7−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ポリエステル繊維の減量加工工程からの廃液を
    酸析してテレフタル酸の結晶を析出させ、次いで、これ
    を回収する方法において、酸析を加圧下、100−20
    θ°Cの温度で実施することを特徴とするテレフタル酸
    の回収法。 +21 gffがpH10〜/lの苛性アルカリ水溶液
    でアシ、シかも、テレフタル酸として、O1S〜/θ重
    量係のテレフタル酸ジアルカリ塩を含有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP1979884A 1984-02-06 1984-02-06 テレフタル酸の回収法 Granted JPS60163843A (ja)

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JPS60163843A true JPS60163843A (ja) 1985-08-26
JPH0456814B2 JPH0456814B2 (ja) 1992-09-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103663758A (zh) * 2013-11-28 2014-03-26 亚东石化(上海)有限公司 一种精对苯二甲酸生产废水的回收利用方法
CN105753687A (zh) * 2016-02-15 2016-07-13 常州市五洲化工有限公司 一种从碱减量废水中获取大颗粒对苯二甲酸晶体的方法
KR20220027594A (ko) * 2020-08-27 2022-03-08 (주)대광솔루션 테레프탈산이 함유된 폐수의 처리방법

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