JPS60163041A - 改良された光重合性組成物 - Google Patents

改良された光重合性組成物

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JPS60163041A
JPS60163041A JP1718884A JP1718884A JPS60163041A JP S60163041 A JPS60163041 A JP S60163041A JP 1718884 A JP1718884 A JP 1718884A JP 1718884 A JP1718884 A JP 1718884A JP S60163041 A JPS60163041 A JP S60163041A
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JP
Japan
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group
compd
plating
carbon atoms
photopolymerization initiator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1718884A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sawaura
沢浦 正樹
Akihiko Ikeda
章彦 池田
Hideo Ai
愛 英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP1718884A priority Critical patent/JPS60163041A/ja
Publication of JPS60163041A publication Critical patent/JPS60163041A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な光重合性組成物に関する。さらに詳しく
は、安全性が高くかつ安定性の改良された発色剤を含む
フォトレジスト用光重合性組成物に関する。
フォトレジストを用いたプリント配線板の作製法は周知
である。その方法は、まず、銅張り積層板や、フレキシ
ブル銅張板等の基板に、フォトレジスト組成物を塗布又
は積層して皮膜を形成し、次いで活性光によって画像露
光を行々うと、露光部分は重合硬化する。次に未露光部
分を適当な現像液によって溶解除去し、レジスト画像を
形成する。この画像形成基板に、エツチング、メッキ、
陽極処理等積々の処理を行なうことにより、レジストに
よって保膜されていない銅面を変性17プリント配線板
を作製していくことからなる。
プリント配線板作製時には、露光、未露光部分を明確に
判断するため、又は重複露光、現像醇の彼処理工程の作
業性を向上させるために露光部分に色素を形成させる必
要があり、そのために発色剤が必要である。
フォトレジスト用に利用できる発色剤としてけ、アミノ
置換ロイコ体と低級脂肪族多ハロゲン化合物の組合わせ
や特公昭グざ一3t’103号公報に示される如きアミ
ノ置換ロイコ体とロフィンニ量体の組合わせが知られて
いる。
前者の系は、非釧塩写真への応用で知られるように高感
度であるが、低級脂肪族多ハロゲン化合物は揮散性が高
く、かつ毒性の高いものが多い。
このため、フォトレジストの発色剤に利用する場合、フ
ォトレジストを銅張板へ積層するのに高温で熱ラミネー
シヨン作業を行なうと多ハロゲン化合物の大気中への揮
散により、長期取扱い作業時の人体への毒性が懸念され
るとともに発色性にバラツキが生じる。又、揮散しやす
いため各種フォトレジストの発色剤のシェルフライフが
短い等の欠点が指摘されている。
徒者の系は、μフインニI体の安全性が高いという点で
の改良がみられるが、発色剤系の感度があまり高くない
以上の問題点に鑑み、本発明者らは、鋭意研究の結果、
安全性が高く、感光性に優れ、がっ安定性の改良された
発色剤を含む光重合性組成物を発明するに至った。
即ち、本発明は (a)少なくとも2個の炭素−炭素二重結合を有し、光
重合開始剤によって重合体を形成できるエチレン性不飽
和化合物(以下モノマーと称す)、(b)活性光によっ
て活性化し得る光重合開始剤、(C)アミノ置換ロイコ
化合物もしくはアリールアミノ化合物、 (d)下記構造式(I)で示される化合物よりなる光重
合性組成物に関するものである。
R+ S S R2(1) (式中、R1、R2のいずれが少なくとも一方が炭素数
コないしょOのアルキル基又はアルキレン基、炭素数3
カいし一〇のシクロアルキル基、炭素数6ないし一〇の
アリール基、炭素数6ないし20の芳香環を含む1価基
、炭素数/ないしコ。
で窒素及び又は硫黄及び又は酸素原子/ないし5個を有
する複素環を含む1価基、チウラム基の中から選ばれた
基を示す。) 構造式(I)で示される化合物は、従来用いられていた
発色助剤である四臭化炭素等の脂肪族多ハロゲン化合物
に比べ揮発性が低い。このため、構造式(1)で示され
る化合物を発色助剤として含む光重合性組成物をフォト
レジストとして用いた場合、フォトレジストの製造及び
フォトレジストを用いたプリント配線板の作製工程にお
ける高温の作業での安全性が著しく改善される。又、構
造式(I)の化合物を含む本発明の光重合性組成物を露
光すると、極めて高い発色性を示すとともに、予想し得
ない光重合皮(感光度)の高さを示す。
R,、R2としては上記に規定する種々の基を用いるこ
とができるが、代表的な基としてけ複素環を含む1価基
、チウラム基等が挙げられる。複素環を含む7価基名を
具体的に挙げるならば、ビーリル基、イミダゾリル基、
チアゾリル基、オキサシリル基、チアジアゾリル基、テ
トラゾリル基、lHS − 一インダゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、チアゾリニル基、グーメチルテトラゾリル基
、グーエチルテトラゾリル基、クーフェニルテトラゾリ
ル基、グーフェニルチアゾリル基環が挙げられる。その
中で、ベンゾチアゾリル基、グーフェニルテトラゾリル
基、グーメチルテトラゾリル基、グーエチルテトラゾリ
ル基等が好ましい。
本発明に用い得るチウラム基とは下記一般式(I)又は
(1)で表わされる如き基である。
(式中、R8s R4の少々くともいずれか一方が炭素
数コないしょθのアルキル基又はアルキレン基、炭素数
3ないし一〇のアリール基、R5はモルホリノ基を示す
) これらの例としては、ジメチルチウラム基、ジエチルチ
ウラム基、ジフェニルチウラム基、ビス(p−二トロフ
ェニル)チウラム基、ジペンタメチレンチウラム基、ジ
ーN−オキシジエチレンチ 6− ウラム基等がある。
構造式(1)で示される化合物の添加量は全光重合性組
成物に対し、0007〜3重量%が好ましく、さらには
003〜7重量%が好ましい。又、本発明で開示される
化合物を一種類以上用いてもよい。さらに本発明で開示
される化合物と、既存のロイコ染料の発色剤として利用
される特公昭+/−2/lrA号、特公昭ダg−1tl
I03号公報等に開示されている化合物を併用すること
もできる。具体的には、コ−(0−クロロフェニル)−
1I、s−yフェニルイミタソリルニ量体、!−(o−
フルオp+フェニル)−4’j−ジフェニルイミダゾリ
ルニ量体、−一(0−クロロフェニル)−4!、t−ビ
ス−(m−メトキシフェニル)イミダゾリルニ量体、コ
ー(0−メトキシフェニル)−+、t−ジフェニルイミ
ダゾリルニ量体等のpフィンニ量体、−一メルカブトベ
ンゾキサゾール、コーメルカブトベンゾチアゾール、コ
ーメルカブトベンゾイミダゾール、コーメルカブトチア
ゾリン、/−フェニル−3−メルカプトテトラゾール、
ビス(ジメチルチオカルバミル)ジサルファイド、2.
2’−ジチオ−ビス(ベンゾチアゾール)、ローダミン
、チオアセトアニリド等が挙げられる。
本発明におけるアミノ置換ロイコ化合物とは、ロイコト
リアリルメタン染料と、pイコキザンテン、pイコチオ
キサンテン及びpイコアクリデンに関するロイコ化合物
より成るもので、一般にはロイコ染料として利用される
ものである。
具体的には、pイコクリスタルノ(イオレット、pイコ
オパールプルー、ロイコマラカイトグリーン、ロイコp
−ザニリン、pイコパラμmザニリン、p、p’、p’
 −トリメチルロイコオパールプル−、p、p’、p’
−)リクpcx+:Iイコオパールプルー、p、 p’
−ビス−テトラメチル−ジアミノジフェニルメタン、3
.6−ビス(ジメチルアミノ)−デー(p−ジメチルア
ミノフェニル)キサンチン、3,6−ビス(ジエチルア
ミノ)−ター(p−ジメチルアミノフェニル)キサンチ
ン1.7j−ビス(ジエチルアミノ)−9−(p−ジエ
チルアミノフェニル)キサンチン、3.6−ビス(ジメ
チルアミノ)−9−(p−ジメチルアミノフェニル)チ
オキサンチン等が挙げられる。
これらロイコ染料の塩、例えばHCl塩、ルイス酸との
塩、硫酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩も使用すること
ができる。
又、了り−ルアミノ類としては、アニリン、N−/チル
アニリン、N、N−9エチルアニリン、N。
N−ジエチルクレシジン及びこれらの関連アリールアミ
ノ化合物が挙げられる。
本発明に用いつる七ツマ−は、分子中に少なくとも2個
の炭素−炭素二重結合を有する化合物であり、光重合開
始剤によって重合体を形成し、非ガス状で、大気圧下で
100℃以上の沸点を有するものである。このような炭
素−炭素二重結合を有するエチレン性不飽和化合物の例
としては、(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルア
ミド、アリル化合物、ビニルエーテル化合物、ビニルエ
ステル化合物等が挙げられる。
(メタ)アクリレートとしては、多価アルコールのポリ
(メタ)アクリレート(ここで言うポリ−タ − とはジ(メタ)アクリレート以上の化合物である)でア
リ、多価アルコールとしてはポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、メタ
ンジオール、トリメチルールエタンがある。
又、好ましいモノマーとして、ウレタン(メタ)アクリ
レートが挙げられる。これは、水酸基を有する(メタ)
アクリレートもしくは(メタ)アクリルアミド勢の(メ
タ)アクリルアミド類と、2個以上のインシアナト基を
有する化合物の付加生成物であり、水酸基を有する(メ
タ)アクリレートとしては、コーヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、−一ヒドpキシグロビル(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、コーヒドpキシー3−フェノキシプロビル(
メタ)アクリレート埠がある。さらに(メタ)アクリル
アミド類としては、ヒドロキシメチル(メタ)アクリル
アミドがある。さらにポリエチレングリコール、ボリプ
pピレングリコ−10− ル等のポリオールにその一倍当量以上のジイソシアナー
トを反応させて得られたポリイソシアナートと水酸基を
有する(メタ)アクリレート等を反応させて得られたウ
レタン(メタ)アクリレート等も有効である。2個以上
のインシアナト基を有する化合物としては、ヘキサメチ
レンジイソシアナート、トリレンジイソシアナート、イ
ソホロンジイソシアナート、キシリレンジイソシアナー
ト、乞グr−ジイソシアナトジフェニルメタン等があり
、これらのウレタン(メタ)アクリレート等についてF
i特願昭sr−golIIIs号明細書に詳しい。さら
に用いることのできるモノマーとして、フタル酸、アシ
ヒン酸、マpン酸等とジアリルアルコールドのジアリル
エステルや桂皮酸エステル類、ビスマレイン酸エステル
類、ビスマレイミド類、アシッドホスホオキシジエチル
メタクリレート、−一ビス−(メタクリロキシエチル)
ホスフェート、コービス(アクリルキシ)ホスフェート
等がある。
これら千ツマ−の量としては、全光重合性組成物に対し
70重量%ないし50重量%が好ましく、さらには−0
重量%ないし50重量%が好ましい。
以上の七ツマ−を一種以上用いることも制限するもので
はない。
本発明に用い得る光重合開始剤又は増感剤は一般に使用
されるものでよいが、エチレン性不飽和化合物の重合に
適するものは、アントラキノン、コーメチルアントラキ
ノン、λ−エチルアントラキノン等のアントラキノン銹
導体、ベンゾイン、ペンツインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル等のベンシイ/誘導体、クロルチオ
キサントン、ジイソプロピルチオキサントン等のチオキ
サントン!!導体、ベンゾフェノン、フェナントレンキ
ノン、ミヒラーケトン(If、?’−ビス(ジメチルア
ミノ)ベンゾフェノン)である。
これら光重合開始剤等の使用量に制限はないが、好まし
くは全光重合性組成物に対し002重量%ないし/り重
量%、さらに好ましくは07重量%ないし70重量%で
ある。
又、本発明の組成物には、熱可塑性有機重合体バインダ
ーが含まれることが好ましく、それらとしてはエチレン
性不飽和化合物と相溶性のあるものが好ましく、モノマ
ーとしてエチレン性化合物を使用する場合には、バイン
ダーとしてポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリア
クリル酸等のビニルモノマーの重合物及び共重合体が好
ましい。その使用量としては、全光重合性組成物に対し
5重量%ないし50重量%が好ましく、さらに好ましく
は、20重量%ないし60重量%である。フルダーレジ
ストとして本組成物を用いるAI合ti、バインダーは
用いないか、もしくは少量用いることが推奨される。
他に、光反応性組成物の貯蔵時の熱重合を防止するため
の重合禁止剤、レジストを見易くするための染料や、顔
料、物理的、化学的性質を改良するための可塑剤や難燃
剤等を使用しても差支えない。
本発明で開示される光反応性組成物を基板上に成膜する
方法としては、骸組成物の溶液を基板上73− に塗布し乾燥する方法と、適当なフィルム上に塗布し乾
燥して得られた積層体を基板に積層する方法がある。後
者の積層体は一般にドライフィルムと称されているが、
二層のフィルムに感光性組成物がサンドイッチ状にはさ
まれた構造のものが多く、基板への積層時には、一方の
フィルムを剥離しながら積層する。この剥離フィルムと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファンや
、特願昭1g−74/90号明細書に開示されている剥
離性フィルムがある。積層されたレジストの上にはもう
一方のフィルムである支持フィルムと称されるフィルム
で覆われているが、一般には、この上にマスクを密着さ
せ露光する。この支持フィルムとしては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリメタクリ
ル酸メチヘポリアクリロニトリルやこれらの共重合体か
らなるフィルムが挙げられるが、特に用いる現俸液に溶
解する材料を用いると、工程の自動化や剥離時における
画偉の浮きが表い等の利点を有しているーlダー ことが特開昭!r4t−/ざ73コ号公報に開示されて
いる。
感光層の積層に続くドライフィルムを用いたプリント回
路板作成の工程を簡単に述べる。即ち、必要ならば支持
フィルムを剥離し、ノ・−7ト一ン画像、プロセス陰画
、又は陽画を通して活性光により画像妬光する。次に、
これを適当な現像液、例えば/、/、/ −hリクロロ
エタンを用いて未露光部を除去し、基板上に画像パター
ンを形成する。
そして、この基板を例えば塩化第二鉄溶液、銅アンモニ
ア溶液、塩化第二銅溶液、過硫酸アンモニウム溶液等を
用いて露出銅面を溶解して銅の画像パターンを形成する
か、あるいはノ・ンダメツキを施してハンダのパターン
を形成する方法が代表的プロセスであるが、メッキ工程
では、まず銅面を化学的もしくは電気化学的処理を行な
った後、硫酸銅やピロリン酸等を用いた銅メッキ、さら
にノ・ンダメツキを行なう。
通常、ドライフィルムレジストでは、耐メツキ性改良の
ために銅板密着剤を添加するが、本発明で開示された光
重合性組成物は一般に使用される銅板密着剤を併用する
ことができる。ドライフィルムレジスト等で銅板密着剤
として利用される化合物は特開昭タj−Aj9ダ7号、
特開昭1t−Aj−102号、特開昭55−A!203
号、特開昭t6−sim号、特開昭5A−47g’lり
号、特開昭S乙−tqgり5号、特開昭st−toog
ダq号、特開昭!;’I−/9ユ9QA号、特開昭53
−lコ’I!;91μ号等の各公報に開示されている。
具体的には、フタルイミド、フタラジン、インダゾール
、アセトグアナミン、モノアザインドール、ジフェニル
カルバゾン、λ、4’、A −)リメルカプトトリアジ
ン、チオバルビッール酸、チオヒダントイン許が挙げら
れる。
本発明で開示された光重合性組成物は低い露光量におい
ても極めて優れた発色性を示す。又、上記銅板密着剤と
併用することにより耐メッキ性を著しく向上できる。さ
らにドライフィルムレジストを基板に高温で加熱積層し
ても不快臭が発生しない。さらにロフィン二量体/アミ
ノ置換ロイコ化合物の組合わせよりも光重合性が極めて
優れ、感光度に優れるという利点がみられた。
本発明の光重合性組成物は、印刷インキ、印刷板、フォ
トエツチングによる精密部品、精密ノシターン板の製作
等にも応用可能なものである。
以下に、実施例をもって具体的実施態様を示すが、本発
明を限定するものではない。
実施例1 30θ−のセパラブルフラスコに、溶剤として1009
 (r)メチルエチルケトン/クロロホルム(SO/!
;θ)混合溶液を入れ、ノ(インダーとしてポリメタク
リル酸メチル(デルペラ) gON■;旭化成工業株式
会社製)kOfを加え、り0℃に加熱して均一溶液とす
る。ここに、ヘキサメチレンジイソシアネートとコーヒ
ドロキシエチルアクリレート(2HEA)より合成した
ウレタンジアクリレート(モノマーA ) 、!: ホ
IJエチレングリコールジアクリレート(モノマーB:
商品名A−1IG■。
新中村化学製)のg:を混合物 1139をモノマーと
して加え、さらに開始剤としてベンゾフェノン3、Of
、ミヒラーズケトン Q、/f、染料としてダイヤモン
ドグリーン■(三菱化成工業株式会社製)17− 0021%p−メトキシフェノール003tを加え均一
混合溶液を調整した。(この溶液全量を以下混合液−7
とする。) 混合液−lにロイコクリスタル/;イオレットart、
ジペンゾチアジル、・ジスルフィド θjfを加え均一
とした後、ブレードコーターを用い、3tμのポリエチ
レンフィルムにこの混合溶液を塗布し60℃で30分間
乾燥して厚さ50μのレジスト膜を形成せしめ、2Sμ
の配向ポリスチレンフィルムをレジスト表面にローラー
で張り合わゼ、トライフィルムレジストを作製した。次
に、このドライフィルムレジストを整面した銅張積層板
(ガラスエポキシ基板)にポリエチレンフィルムを剥離
しながら、AR−700型■ラミネーター(旭化成工業
株式会社製)を用い、90℃で加圧積層させた。この積
層板を室温で3θ分以上放置し、次にレジスト面にコ0
0pのライ/が1000μ間隔で描かれたマスクと、D
uPont社のリストン用/り段タブレットマスクを密
着させコkW超高圧水銀灯(オーク社製: I(PM−
コooo■)で10θmJ/−の光−1g− 量で露光した。未露光部は淡緑色であるのに対し、色素
が形成された露光部は鮮やかな濃緑青色を示した。30
分間放置した後、色素が形成された露光部と、未露光部
の色調のコントラストを目視判定した。結果を表/に示
した。次に/、 /、 / −トリクロロエタンで現像
を行ない未露光部を溶解除去した。現像により洗い出さ
れなかったステップタブレット段数(以下ST段数とす
る)をもって感光度の評価とした。結果を表1に示した
。200μライン&スペースマスクで露光した部分(1
0mX/θm×一枚)をメッキ前処理液として “ニュ
ートラクリーンC■” (シラブレー・ファー・イース
ト社H)を用いた下記の条件Aでメッキ前処理を行なっ
た後、7枚は硫酸鋼メッキ(条件B)、他の7枚はピロ
リン酸銅メッキ(条件C)を行なった。
次にそれぞれの板を水洗後、ハンダメッキ(条件D)t
=行なった。メッキされた画線の縁にメッキもぐりは全
く観察されなかった。次に透明粘着テープをレジスト表
面に強く密着させ、−気にテープを剥離したが、レジス
トの剥離社全く観察されなかった。(この試験を以下テ
ープ剥離試験とす石) 実施例コ 実施例/で調整した混合液−7にロイコクリスタルバイ
オレット θ!;f、!−フェニルテトラゾリルジスル
フィド Ojfを加え実施例/と同様の方法で積層体を
形成し、露光、現像を行ない、色変わり度、87段数に
よる感光度の評価を行なった。結果を表1に示した。さ
らに実施例1と同様にメッキ前処理、ハンダメッキを行
なった。メッキされた画線の縁にメッキもぐりは全く観
察され々かった。又、テープ剥離試験でもレジストの剥
離は全く観測されなかった。
実施例3 使用したバインダーがポリメタクリル酸メチル(デルペ
ット?O西旭化成工業株式金社製)、七ツマ−がトリメ
チロールプロパントリアクリレート(モノ? −CTM
PTA )とポリエチレングリコールジアクリレート(
モノ〜−B;商品名A−QG■新中村化学製)t:l混
合物である点を除いて実施例1と同様の方法で混合溶液
(以下混合液−コとする)を調整した。混合液−コにロ
イコクリスタルバイオレット θ5f7I、ジベンゾチ
アジルジスルフィド artを加え実施例1と同様の方
法で積層体を形成し、露光、現像を行ない、色変わり度
、8T段数による感光度の評価を行なった。結果を表1
に示した。さらに実施例1と同様にメッキ前処理、ハン
ダメッキを行なった。メッキされた画線の縁にメッキも
ぐりは全く観察されなかった。
又、テープ剥離試験でもレジストの剥離は全く観測され
なかった。
実施例1 実施例1で調整した混合液−1にロイコクリスタルバイ
オレット θ&f、ジベンゾチアジルジスルフィド0.
2!It、44−フェニルーコーメルカブトテトラゾー
ル02ft、2−メルカプトチアゾリンθコStを加え
、 実施例1と同様の方法で積層体を形成し、露光、現
像を行ない、色変わり度、87段数による感光度の評価
を行なった。結果を表1に示した。さらに実施例1と同
様にメッキ前処理、−コ/− ハンダメッキを行なった。メッキされた画線の縁にメッ
キもぐりは全く観察されなかった。又、テープ剥離試験
でもレジストの剥離は全く観測され表かった。
実施例S 実施例1で調整した混合液−/にロイコクリスタルバイ
オレット asp、ジベンジルジスルフィド djlF
を加え実施例/と同様の方法で積層体を形成し、霧光、
現像を行ない、色変わり度、87段数による感光度の評
価を行なった。結果を表1に示した。さらに実施例1と
同様にメッキ前処理、ハンダメッキを行なった。メッキ
された画線の縁にメッキもぐりが少し観察された。又、
テープ剥離試験ではレジストの剥離が少し観察された〇
実施例6 実施例1で、ジベンゾチアジルジスルフィドのかわりに
ジエチルチウラムジスルフィド Ojfを用いたほかは
実施例1に準じた。
比較例/ 実施例Jで調整した混合液−コに四臭化炭素−ココー 0Sfを加え以下実施例1と同様の方法で積層体を形成
し、露光、現像を行なった。露光時、露光部分はほとん
ど発色せず、色調のコントラストが極めて悪く、かつ感
光度の評価も極めて低かった。
結果を表1に示した。又、加熱積層による積層体形成時
、不快臭を発した。さらに実施例/と同様にメッキ前処
理、ハンダメッキを行なった。メッキされた画線の縁に
は明らかにメッキもぐりが観察された。さらにテープ剥
離試験でもレジストはほぼ全面剥離した。
比較例コ 実施例3で調整した混合液−コにロイコクリスタルバイ
オレット asf、四臭化炭素 aStを加え以下実施
例1と同様の方法で積層体を形成し、露光、現像を行な
った。90℃での加圧積層による積層体形成時不快臭を
発した。色変わり度はやや悪く、かつ感光度の評価も若
干低かった。結果を表/に示した。さらに実施例/と同
様にメッキ前処理、ハンダメッキを行表った。メッキさ
れた画線の縁には明確なメッキもぐりが観察された。
さらにテープ剥離試験ではレジストはほぼ全面剥離した
比較例3 実施例3で調整した混合液−一にロイコクリスタルバイ
オレット 4Sf%、2−(o−クロロフェニル)−1
I、t−ジフェニルイミダゾリルニ量体(ロフインニ量
体)0.lIfを加え、以下実施例1と同様の方法で積
層体を形成し、露光、現像を行なった。色変わり度はや
や悪く、かつ感光度の評価も低かった。結果を表/に示
した。さらに実施例1と同様にメッキ前処理、ハンダメ
ッキを行なった。メッキされた画線の縁には明らかにメ
ッキもぐりが観察された。さらにテープ剥離試験ではレ
ジストはほぼ全面剥離した。
なお、実施例、比較例中のメッキ前処理条件、及びメッ
キ条件り以下のようである。
メッキ前処理条件 条件A:シツプレー・ファー・イースト社製[ニュート
ラクリーンCJas%水溶液にダθ℃で3分間浸漬。
条件B:ジャパンメタルフイニツシング社m r硫酸銅
コンク」を/9チ硫酸で3.A倍に希釈したメッキ液中
でユ5 A7’d−の電流密度で室温下、30分メッキ
を行なう。
条件C:ハーショー・打出社製「ピロトンコンク」のり
θチ水溶液中で&fCで3θ分間ユj A/ dm’の
電流密度でメッキを行なう。
条件D:マクダメツド社製の)・ンダメツキ液(錫/鉛
= lI/A)を用い、コA/dtt/ の電流密度で
70分間メッキを行なう。
(以下余白) 一コ3− (注l)色変わり度の評価(目視判定)評価ランク i露光部、未貢光部のコントラストが非常に明確ユ l
 コントラストがlに次ぐ程度に明確3 N コントラ
ストが明確 病 l コントラストがあまりはつきりしない&z コ
ントラストがほとんど判断できない(注コ)感度(感光
度の評価) 現像後残ったリストンタブレットの段数(大きい程感度
良)(注3)積層体を9θ℃で加圧積層した時の不快臭
の発生の有無−コ6一 (注lI)銅面密着剤として、クーフェニル−2−メル
カプトテトラゾール0219%−一メルカプトチアゾリ
ンOコ5fを混合溶液−7に添加した場合 A : ウレタンジアクリル酸エステルC: トリメチ
ロールプロパントリアクリレートB : ポリエチレン
グリコールジアクリレートD1= ジベンゾチアジルジ
スルフィドDB : Q−フェニルテトラゾリルジスル
フィドD、ニジベンジルジスルフィド D4: 四臭化炭素 D5 : 2− (o −p o四フェニル)−113
−ジンエニルイミダゾリルニ量体 D6: ジエチルチウラムジスルフィド特許出願人 旭
化成工業株式会社 代理人弁理士 星 野 透 −+27−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、(a)少なくとも一個の炭素−炭素二重結合を
    有し、光重合開始剤によって重合体を形成できるエチレ
    ン性不飽和化合物、 (b)活性光によって活性化しうる光重合開始剤、(e
    )アミノ置換ロイコ化合物もしくはアリールアミン化合
    物、 (d)下記構造式(r)で示される化合物よりなる光重
    合性組成物。 Rs 5−8−’fh (I) (式中、R,及びR2は各々炭素数コないしょθのアル
    キル基又はアルキレン基、炭素数6ないし一〇のシクロ
    アルキル基、炭素数6ないし一〇のアリール基、炭素数
    6ないし、2oの芳香環を含む7価基、炭素数/ないし
    一〇で窒素及び又は硫黄及び又は酸素原子をlないし5
    個を有する複素環を含む1価基、チウラム基の中から選
    ばれた基を示す。)
JP1718884A 1984-02-03 1984-02-03 改良された光重合性組成物 Pending JPS60163041A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274853A (ja) * 1997-03-27 1998-10-13 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd パターン形成方法およびこれに用いるネガ型ホトレジスト組成物
WO2008135711A1 (en) * 2007-05-03 2008-11-13 Fujifilm Imaging Colorants Limited Process, compound, ink and use

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