JPS60162738A - ナトリウム−水銀アマルガム化方法 - Google Patents

ナトリウム−水銀アマルガム化方法

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JPS60162738A
JPS60162738A JP1676984A JP1676984A JPS60162738A JP S60162738 A JPS60162738 A JP S60162738A JP 1676984 A JP1676984 A JP 1676984A JP 1676984 A JP1676984 A JP 1676984A JP S60162738 A JPS60162738 A JP S60162738A
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sodium
mercury
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flow
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JP1676984A
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Katsuyuki Otsuka
大塚 勝幸
Hideaki Aikawa
会川 英昭
Jun Kanai
金井 恂
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Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
Original Assignee
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Asahi Engineering Co Ltd Fukuoka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ナトリウムと水銀とを反応させてアマルガム
を生成するためのナトリウム−水銀アマルガム化方法に
関するものである。
原子炉におけるナトリウム冷却材、溶融燃料液体ナトリ
ウム相互作用試験等で使用された放Q]性物質の混入し
たナトリウム、あるいはナトリウムの放射化等によって
放射能汚染されたナトリウム等を安定化処理するに際し
ては、反応が穏やかであるという観点からこれらの液体
す1−リウムを水銀と直接反応させてアマルガムを生成
させるナトリウム−水銀アマルガム化法が有望視されて
いる。
一般に二種以上の流体を混合して反応させる場合、撹拌
手段を備えた反応器内に流体を導入して十分に撹拌混合
する必要があり、この場合の撹拌手段としては、撹拌翼
や撹拌羽根などの駆動部を反応器内に設置する動力撹拌
や反応器内の流体に圧縮空気等を送るガス圧撹拌が従来
から用いられている。
ナトリウム−水銀アマルガム化反応に際しても両成分の
効果的混合が必要となるが、上記の如き駆動部を有する
動力撹拌を用いた場合には、駆動部あるいはその動力源
に故障があると撹拌動作が停止してしまうため、ナトリ
ウム濃度の局所的上押が起って粘度が上昇し、ナトリウ
ム−水銀アマルガムの輸送が困難になる欠点がある。ま
た、ガス圧撹拌を用いた場合には、多量のガス聞が必要
となること、均一な撹拌混合に要する時間が長いこと、
撹拌内容物飛沫の飛散に伴う排気系の浄化対策が必要に
なること等の欠点が生じる。
さらにまた、ナトリウム−水銀アマルガム化反応器に一
定流量でナトリウムを供給するためには従来から自動制
御パルプが一般に用いられているが、バルブ駆動用動力
源あるいは自動i制御系に故障が起ればナトリウム異常
反応の発生づる恐れがある。従って、ナトリウムを反応
器へ安定に供給する手段の開発も望まれている。
そこで本発明は、動力源を要する駆動部を全く必要とせ
ずに極めて簡便かつ確実にナトリウムの適正供給量の維
持およびナトリウムと水銀の均一混合が達成でき、これ
によってナトリウムの異常反応の発生を効果的に防止す
ることができるナトリウム−水銀アマルガム化方法を提
供することを目的としてなされたものである。
丈なわら本発明のナトリウム−水銀アマルガム化方法は
、一定レベルに維持されたナトリウム溜からのオーバー
フロー分として制限されたmのナトリウムを薄膜状にし
て反応器内を重力流下させ、一方、水銀を薄膜状にして
前記反応器内を重力流下させ、ナトリウム薄膜流と水銀
薄膜流とを前記反応器内で合流させたのちさらに重力流
下させることによってナトリウムと水銀とを均一に混合
してアマルガム化させることを特徴とするものである。
以下に本発明の種々の実ms様を図面を参照して説明す
る。第1図は本発明方法を実施するに際して用いられる
最も簡単な装置を示しており、反応器1内に複数の傾斜
平板2が互いに平行に配列されている。この反応器1内
へはナトリウムの流量制限装@3から所定量のナトリウ
ムが導管4を通りノズル5を経て傾斜平板2の斜面上部
に供給される。
一方水銀は、水銀流量分配装N6から所定量が、導管7
を通りノズル8を経て傾斜平板2の斜面の途中に供給さ
れる。
ナトリウム流量制限装置3は、オーバーフロー管9によ
って一定レベルにナトリウムが維持されているナトリウ
ム溜10からなり、このナトリウム溜10内にナトリウ
ム供給用導管4の上端が所定レベルで間口している。従
って、導管4上端開口の前記所定レベルを超えるオーバ
ーフロー分として制限された量のナトリウムが導管4を
通って自然流下し反応器1へ供給される。このとき、ナ
トリウム溜10内のナトリウムレベルはオーバーフロー
管9によって常時一定レベルに保たれているから、ナト
リウム供給用導管4上端聞口からは一定社以上のナトリ
ウムがオーバーフローして1s管4内に流入することは
ない。かくして、反応器1内へ供給されるナトリウム聞
は適正に制限され、一定流間を確実に維持することがで
きる。なお、ナトリウム流聞制限装@3へのナトリウム
の供給はナトリウムタンク11を窒素、油脂等により加
圧することによってナトリウムタンク11から導管12
を経てなされ、オーバーフロー管9からのナトリウムは
ナトリウムタンク11へ戻される。
水銀流量分配装置6は、水銀の所定量を反応器1へ供給
できるものであればいかなる装置でも使用できるが、第
1図の例ではナトリウム流量制限装置3と実質的に同じ
構造の装置を用いている。すなわち、オーバーフロー管
13によって一定レベルに水銀が維持されている水銀溜
内に、水銀供給用導管7の上端が所定レベルで開口し、
この所定レベルを超えるオーバーフロー分として一定量
の水銀が導管7を通って自然流下し、反応器1へ供給さ
れる。
ナトリウム供給用導管4および水銀供給用導管7の反応
器1内下端部にはそれぞれノズル5および8が取付けら
れており、これらはいずれら第2図および第3図のよう
な構造を有している。すなわち、両端が密閉された所定
長さの知g14を導管4の下端に溶接等で固着し、この
短管14の長手方向にスリット15が設けらている。
かくして、導管4から流下してきたナトリウムはノズル
5のスリット15から薄膜状となって傾斜平板2の上部
斜面に流出し、この斜面を重力流下りる。一方、導管7
から流下してきた水銀もノズル8のスリットから薄膜状
となって傾斜平板2の斜面途中に供給され、傾斜平板2
上部から流下してきたナトリウム流と合流してこの傾斜
平板斜面をさらに重力流下する。合流後に斜面を流下す
る間にナトリウムと水銀は十分に混合されて穏やかなナ
トリウム−水銀アマルガム化反応が達成される。生成し
たナトリウム−水銀アマルガムは反応器1底部に溜まる
から、これを抜出し管16から取出すことができる。
なお、傾斜平板2の流体流下面に凹凸を形成しておけば
ナトリウムと水銀の混合が更に向上する。
第4図は第1図の装置の反応器の変形例を示しており、
この反応器1内には、第1図の傾斜平板2の他に、この
傾斜平板2とは傾斜が逆でかつ傾斜平板2の途中にその
下端が位置するように配列した第2の傾斜平板16が・
設けられてJ3す、第2の傾斜平板16の下端と傾斜平
板2斜面との間にはわずかに間隔をもたせである。
傾斜平板2には第1図と同様にしてノズル5から供給さ
れる薄膜状のナトリウムを重力流下さ゛(4、一方、第
2の傾斜平板16にはノズル8から供給される81躾状
水銀を重力流下させると、2つの傾斜平板2と16の交
差部分で水銀流はナトリウム流と合流し、両者は十分に
混合させながら傾斜平板2の斜面をさらに重力流下し、
生成したナトリウム−水銀アマルガムは反応器1底部に
溜る。ナトリウム流と水銀流とを図示したような交差形
式で合流させると、第1図のように並流形式で合流させ
る場合よりもナトリウムと水銀の混合効果は良好となる
なお、第1図および第4図の例では、ナトリウム流に水
銀流を合流させるような配置となっているが、これとは
逆に水銀流にナトリウム流を合流させるようにしてもよ
い。しかしながら、図示したようにナトリウム流中に水
銀を加えた方が反応が比較的穏やかに進むため好ましい
いずれの場合にも、ナトリウム供給量のバランスがくず
れた場合の過激な反応を防止する1=めに、反応器に供
給されるナトリウム流はナトリウム流量制限装置を経た
適正な流mを維持J−ることが必要である。
I’!5図は本発明方法を実施するに際しC用いられる
他の装置例を示しており、ナトリウム流ffi制限*4
Nを内蔵した円筒状反応器21からなる。すなわら、円
筒状反応器21の頂部外周にはナトリウム溜22が設け
られ、ナトリウム供給管23からこのナトリウム溜22
内に供給されたナトリウムはオーバーフロー管24によ
って一定レベルに維持されるとともに、反応器壁の立上
がり部分で形成されている所定高さの・堰25を超える
A−バーフロー分として制限された量のナトリウムが反
応器21内壁をw1膜状に重力流下するようになってい
る。従って、第1図のナトリウム流山制限装置における
と同様に、ナトリウム溜22内のナトリウムレベルはオ
ーバーフロー管24により常時一定レベルに保たれてい
るから、堰25からオーバーフローして反応器21内壁
を伝って流れるナトリウム流量は適正に制限され、一定
流量を確実に維持することができる。
一方水銀は、水銀供給管26から反応器21内に配設し
た中心管27(その下端は密閉されている)、枝管28
および環状管29を通って反応器内に供給される。中心
管27、枝管28および環状管29は、第6図および第
7図に示したように、各管内部を水銀が流通できるよう
にnいに溶接等で固着し、環状管29の外周に設けたス
リット30から放射方向外方に水銀が薄膜状に流出して
反応器21内壁に突き当るようになっている。
かくして反応器21内壁を伝って薄膜状に重ノj流下し
たきたナトリウム流に環状管29のスリット30から流
出する薄膜状の水銀流が合流 −し、さらに反応器内壁
を重力流下する間に、ナトリウムと水銀は十分に混合さ
れて穏やかなアマルガム化反応が進行する。反応器21
底部に溜まった生成ナトリウム−水銀アマルガムは抜出
し管31から取出すことができる。
第5図の例では、反応器21内壁と環状管スリン1−3
0との間隙は、ナトリウム流量により変化するが、通常
は数I程痕とする。まIζ、ナトリウムと水銀との接触
時間は反応器21の長手方向良さと水鍜流出用スリット
30の設置高さの関係で調節することができる。
上述したように本発明によれば、反応器へのす1−リウ
ムの供給をオーバーフローによる重力流下方式によって
行なうことによって、動ノj源の必要なバルブ駆動操作
や自動制御系を用いることなく適正な流量を確実に維持
することができ、ナトリウム供給過剰によるナトリウム
の異常反応を防止することができる。
また、ナトリウムと水銀の混合に際しても、本発明にお
いては動haの必要な駆動部を有する?)J h撹拌を
用いることなく、ナトリウムと水銀とをそれぞれ薄膜状
にして重力流下させながら合流させることによってナト
リウム−水銀アマルガム化に必要な効果的な均一混合を
達成することができ、動力源や駆動部の故障に伴う混合
不良やナトリウムの異常反応が起ることがない。
さらに、上記したように本発明では動力源を必要とする
バルブ駆動部や撹拌駆動部が不要となるから、本発明の
実施に際して使用する装置も4fa Tiが簡単で確実
性があり、保守も容易となる。
【図面の簡単な説明】
t51図は本発明を実tMするに際して使用できる装置
の例を示す説明図、第2図は第1図の装置に使用゛りる
ノズルの正面図、第3図は第2図1−DI線に沿う断面
図、第4図および第5図は本発明を実施するに際して使
用できる装置の別な例を示す説明図、第6図は第5図の
装置に使用するノズルの一部破断平面図、および第7図
は第6図vi −vi線に沿う断面図である。 1.21・・・反応器、2.16・・・傾斜平板、3・
・・ナトリウム流量制限装置、4・・・すI〜ツリウム
給導管、5.8・・・ノズル、6・・・水銀流量分配l
+i置、7・・・水銀供給導管、9.13.24・・・
オーバーフロー管、10.22・・・ナトリウム溜、1
5.30・・・スリット、27・・・中心管、28・・
・枝管、29・・・環状管。 特許出願人 動力炉・核燃料開発事業回向 旭エンジニ
アリング株式会社 代 理 人 尾 股 行 雄 同 荒 木 友之助 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一定レベルに維持されたナトリウム溜からのオーバ
    ーフロー分として制限された量のす]・リウムをiil
    [膜状にして反応器内を重力流下させ、一方、水銀を薄
    膜状にして前記反応器内を重力流下させ、ナトリウム薄
    膜流と水銀薄膜流とを前記反応器内で合流させたのちさ
    らに重力流下さVることによってナトリウムと水銀とを
    均一に混合してアマルガム化させることを特徴とするナ
    トリウム−水銀アマルガム化方法。
JP1676984A 1984-02-01 1984-02-01 ナトリウム−水銀アマルガム化方法 Granted JPS60162738A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9488403B2 (en) 2013-03-14 2016-11-08 Whirlpool Corporation Applications of liquid tank as fresh food evaporator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9488403B2 (en) 2013-03-14 2016-11-08 Whirlpool Corporation Applications of liquid tank as fresh food evaporator
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