JPS60162617A - 中空成形品の製造方法および装置 - Google Patents
中空成形品の製造方法および装置Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C45/14073—Positioning or centering articles in the mould using means being retractable during injection
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/36—Moulds having means for locating or centering cores
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29C33/44—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles
- B29C33/52—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles soluble or fusible
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中空成形品の製造方法および装置に関し、一
層詳細にはキャビティ内に中空成形品を作る中子を配置
しこの中子を成形材料注入時にシリンダより延在するシ
リンダロッドで支承して成形品を製造する中空成形品の
製造方法および装置に関する。
層詳細にはキャビティ内に中空成形品を作る中子を配置
しこの中子を成形材料注入時にシリンダより延在するシ
リンダロッドで支承して成形品を製造する中空成形品の
製造方法および装置に関する。
従来から、成形品の製造には加熱されて溶融または軟化
した成形材料を金型内のキャビティに注入充填して成形
品を得る射出成形、トランスファ成形等の成形方法が採
用されている。このような成形方法において中空形状を
有する成形品を得るために次のような手段が用いられて
きた。すなわち、先ず、完成品の半割形状に対応する金
型を作り、このような−組の金型により夫々成形された
半割形状製品を必要に応じてさらに切削加工や仕上げを
行う。次いで、これらを接着剤等により接着し一体化し
て後完成品とするのである。
した成形材料を金型内のキャビティに注入充填して成形
品を得る射出成形、トランスファ成形等の成形方法が採
用されている。このような成形方法において中空形状を
有する成形品を得るために次のような手段が用いられて
きた。すなわち、先ず、完成品の半割形状に対応する金
型を作り、このような−組の金型により夫々成形された
半割形状製品を必要に応じてさらに切削加工や仕上げを
行う。次いで、これらを接着剤等により接着し一体化し
て後完成品とするのである。
第1aおよびlb図は、このようにして得られる中空形
状を有する樹脂成形製品の一例として屈曲管10を示し
ている。屈曲管lOは正四角柱状の断面を有する角柱管
であるが、2ケ所長手方向において屈曲しているためこ
れらの屈曲部に挟まれた部分10aの軸方向は両端部1
0bの軸方向に対し傾斜している。
状を有する樹脂成形製品の一例として屈曲管10を示し
ている。屈曲管lOは正四角柱状の断面を有する角柱管
であるが、2ケ所長手方向において屈曲しているためこ
れらの屈曲部に挟まれた部分10aの軸方向は両端部1
0bの軸方向に対し傾斜している。
このような形状を有する屈曲管10を成形するために次
のような工程がとられるのが一般的である。すなわち、
第2a%2b図に示されているように、先ず、屈曲管1
0の半割部品12.14を射出成形、トランスファ成形
等の方法で成形する。さらにこれらの半割部品12.1
4に必要に応じ機械加工を施した後、それらの対応面1
2a、14aを接着剤等で接着して一体化し屈曲管10
とする。
のような工程がとられるのが一般的である。すなわち、
第2a%2b図に示されているように、先ず、屈曲管1
0の半割部品12.14を射出成形、トランスファ成形
等の方法で成形する。さらにこれらの半割部品12.1
4に必要に応じ機械加工を施した後、それらの対応面1
2a、14aを接着剤等で接着して一体化し屈曲管10
とする。
従って、屈曲管10を得るためには射出成形等の成形工
程のみならず機械加工工程や接着工程が必要となり、一
旦半割部品に成形して後中空成形品を得るには多大の時
間と労力がかかるという難点があった。
程のみならず機械加工工程や接着工程が必要となり、一
旦半割部品に成形して後中空成形品を得るには多大の時
間と労力がかかるという難点があった。
このような従来技術を克服するためには、例えば、熔解
性または溶融性材料よりなる屈曲棒状の中子をこれに対
応する形状のキャビティ内に成形補助部材で支承し、こ
の中子とキャビテイ面の画成する屈曲管状空間に成形材
料を注入し直接屈曲管状の成形品を得る方法が考えられ
る。
性または溶融性材料よりなる屈曲棒状の中子をこれに対
応する形状のキャビティ内に成形補助部材で支承し、こ
の中子とキャビテイ面の画成する屈曲管状空間に成形材
料を注入し直接屈曲管状の成形品を得る方法が考えられ
る。
そのような方法によって屈曲管を得る場合の実施例を第
3図に示す。そこで、この方法では金型16は固定型1
8、可動型20および取付板22を備える。この装置で
は前記固定型18、可動型20に夫々設けられた凹部1
8a、20aにより金型16内にキャビティ16aが画
成される。前記キャビティ16a内には水溶性材料また
は低融点金属等の溶融性材料よりなる中子24が配設さ
れ、その両端部24a、24bが金型16により支持さ
れる。
3図に示す。そこで、この方法では金型16は固定型1
8、可動型20および取付板22を備える。この装置で
は前記固定型18、可動型20に夫々設けられた凹部1
8a、20aにより金型16内にキャビティ16aが画
成される。前記キャビティ16a内には水溶性材料また
は低融点金属等の溶融性材料よりなる中子24が配設さ
れ、その両端部24a、24bが金型16により支持さ
れる。
一方、可動型20に押出板26を対設し、この押出板2
6から延在する押出ピン28を可動型20に形成された
孔部に挿入する。このような構成において、成形用樹脂
の注入前、中子24は、キャビティ16の点線位置24
aを占める。ここで固定型18に穿設された湯道18b
から溶融した樹脂が注入されると、その際の注入圧力に
より中子24の中央部付近に大きな曲げ応力が発生する
。従って、中子24は可動型20方向に撓み実線位置の
形状を呈する。すなわち、中子24によって形成しよう
とする空間が所期目的の形状と異なる形状を呈するよう
になる欠点を露呈する。いずれにしても、この後、取付
板22および可動型16を固定型18から離脱し、押出
ピン28を押出板26を介して摺動さる。次いで、屈曲
管10を中子24と共に可動型16から取り外し、中子
24を熔解除去して屈曲管10とする。
6から延在する押出ピン28を可動型20に形成された
孔部に挿入する。このような構成において、成形用樹脂
の注入前、中子24は、キャビティ16の点線位置24
aを占める。ここで固定型18に穿設された湯道18b
から溶融した樹脂が注入されると、その際の注入圧力に
より中子24の中央部付近に大きな曲げ応力が発生する
。従って、中子24は可動型20方向に撓み実線位置の
形状を呈する。すなわち、中子24によって形成しよう
とする空間が所期目的の形状と異なる形状を呈するよう
になる欠点を露呈する。いずれにしても、この後、取付
板22および可動型16を固定型18から離脱し、押出
ピン28を押出板26を介して摺動さる。次いで、屈曲
管10を中子24と共に可動型16から取り外し、中子
24を熔解除去して屈曲管10とする。
すなわち、金型キャビティ内に中子を介装し、この中子
とキャビティにより画成される屈曲管状の空間に樹脂を
注入して直接屈曲管を成形しても樹脂を注入する圧力に
より中子に撓みが生じ屈曲管の肉厚が不均一となり、所
期の中空状屈曲管は到底得ることはできない。
とキャビティにより画成される屈曲管状の空間に樹脂を
注入して直接屈曲管を成形しても樹脂を注入する圧力に
より中子に撓みが生じ屈曲管の肉厚が不均一となり、所
期の中空状屈曲管は到底得ることはできない。
そこで、本発明者等は鋭意考究を重ねた結果、一方の金
型に対し摺動自在に支持体を設け、成形材料を注入する
際この支持体を金型キャビティ内面から中子に指向して
突出してこの中子を支承させ成形材料の注入圧力に対し
抗圧可能に設定しておき、注入された成形材料が中子を
囲繞した時点で前記支持体を退勤させて支持体端面とキ
ャビティ内面とを略同−面にすれば成形材料注入時の中
子の撓みがなくなり、しかも均一な品質の中空状成形品
が得られ前記の問題点が一掃されることが判った。
型に対し摺動自在に支持体を設け、成形材料を注入する
際この支持体を金型キャビティ内面から中子に指向して
突出してこの中子を支承させ成形材料の注入圧力に対し
抗圧可能に設定しておき、注入された成形材料が中子を
囲繞した時点で前記支持体を退勤させて支持体端面とキ
ャビティ内面とを略同−面にすれば成形材料注入時の中
子の撓みがなくなり、しかも均一な品質の中空状成形品
が得られ前記の問題点が一掃されることが判った。
従って、本発明の目的は、簡単にしかも確実に成形でき
しかも品質が均一な中空成形品を得られる中空成形品の
製造方法および装置を提供することにある。
しかも品質が均一な中空成形品を得られる中空成形品の
製造方法および装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は固定型と可動型とに
より画成されるキャビティ内部に中子を移動自在な支持
棒により中空状に保持し、前記キャビティに湯道を介し
て溶融成形材料を所定圧力下に前記支持棒周囲まで注入
し、次いで支持棒を退勤させ、次ぎに残余のキャビティ
内空間に溶融成形材料を注入し、前記溶融材料が固化し
て後これを前記固形型並びに可動型から取り出し、さら
に中子を熔解または溶融除去して成形品を得ることを特
徴とする。
より画成されるキャビティ内部に中子を移動自在な支持
棒により中空状に保持し、前記キャビティに湯道を介し
て溶融成形材料を所定圧力下に前記支持棒周囲まで注入
し、次いで支持棒を退勤させ、次ぎに残余のキャビティ
内空間に溶融成形材料を注入し、前記溶融材料が固化し
て後これを前記固形型並びに可動型から取り出し、さら
に中子を熔解または溶融除去して成形品を得ることを特
徴とする。
また、本発明の製造装置は、固定型と可動型とにより画
成されるキャビティの内部に中子を配設し、前記中子を
アクチュエータにより進退動作する支持体で支承するよ
う構成することを特徴とする。
成されるキャビティの内部に中子を配設し、前記中子を
アクチュエータにより進退動作する支持体で支承するよ
う構成することを特徴とする。
次に、本発明方法についてそれを実施する装置との関係
において好適な実施例を挙げ添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
において好適な実施例を挙げ添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
第4a図乃至第5b図において、参照符号30は、金型
を示し、この金型30は、固定型32と可動型34およ
び取付板36を含む。固定型32と可動型34の対向面
部には夫々凹部37.38が形成され、両者が接する時
、屈曲した四角柱状の成形用キャビティ40が画成され
る。前記固定型32と可動型34にはさらに夫々の凹部
37.38に連通する段部42.42.44.44が成
形されると共に固定型32の略中央部から前記キャビテ
ィ40に対して湯道46が形成される。
を示し、この金型30は、固定型32と可動型34およ
び取付板36を含む。固定型32と可動型34の対向面
部には夫々凹部37.38が形成され、両者が接する時
、屈曲した四角柱状の成形用キャビティ40が画成され
る。前記固定型32と可動型34にはさらに夫々の凹部
37.38に連通する段部42.42.44.44が成
形されると共に固定型32の略中央部から前記キャビテ
ィ40に対して湯道46が形成される。
一方、可動型34にはキャビテイ400両端部近傍に連
通する孔部48.49が穿設されると共に前記孔部48
.49の中間部分に形成された室5oに油圧シリンダ5
2が配設される。さらに、前記可動型34には室50と
キャビティ4oとを連通する孔54.56および58を
穿設しておく。この時、中央部の孔56は、前記湯道4
6に対向する位置に形成されることが肝要である。そこ
で、油圧シリンダ52から外部に延在するロッド6oの
先端部分に支持板62を係着し、この支持板62に支持
棒64.66および68が植立される。夫々の支持棒6
4.66.68は、各々、孔54.56および58に挿
入されるものであり、従って、その上端面は、キャビテ
ィ4゜の傾斜面40aと同一の傾斜角度を有する。
通する孔部48.49が穿設されると共に前記孔部48
.49の中間部分に形成された室5oに油圧シリンダ5
2が配設される。さらに、前記可動型34には室50と
キャビティ4oとを連通する孔54.56および58を
穿設しておく。この時、中央部の孔56は、前記湯道4
6に対向する位置に形成されることが肝要である。そこ
で、油圧シリンダ52から外部に延在するロッド6oの
先端部分に支持板62を係着し、この支持板62に支持
棒64.66および68が植立される。夫々の支持棒6
4.66.68は、各々、孔54.56および58に挿
入されるものであり、従って、その上端面は、キャビテ
ィ4゜の傾斜面40aと同一の傾斜角度を有する。
次に、取付板36について説明する。取付板36は、図
から容易に諒解されように可動型34に接して配設され
その中央部分に室7oが画成される。
から容易に諒解されように可動型34に接して配設され
その中央部分に室7oが画成される。
前記室70には押出板72が配設されると共にその上面
部分から押出ピン74.76を延在させて可動型34の
孔部48.49に挿入しておく。なお、押出ピン74.
76の上端面は、この場合特に傾斜させる必要はない。
部分から押出ピン74.76を延在させて可動型34の
孔部48.49に挿入しておく。なお、押出ピン74.
76の上端面は、この場合特に傾斜させる必要はない。
キャビティ4o内で平清な面を形成するからである。
本装置は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその作用並びに効果について説明する。
り、次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、固定型32に対し可動型34を離間した状態で溶
融性材料からなる屈曲形状の中子78を段部42.42
を利用して前記固定型32に一旦係止する。次いで、一
体化された可動型34および取付板36を前記固定型3
2に通常の固定手段を用いて係着する。従って、前記中
子78は、段部42.42と段部44.44とによりし
っかりと保持されることが容易に諒解されよう。このよ
うにして中子78を固定した状態で油圧シリンダ52を
付勢し、ロッド60を固定型32方向に変位させる。こ
の結果、ロンドロ0に保持された支持板62上の支持棒
64.66.68は、その傾斜先端部が中子78の傾斜
面に接する。
融性材料からなる屈曲形状の中子78を段部42.42
を利用して前記固定型32に一旦係止する。次いで、一
体化された可動型34および取付板36を前記固定型3
2に通常の固定手段を用いて係着する。従って、前記中
子78は、段部42.42と段部44.44とによりし
っかりと保持されることが容易に諒解されよう。このよ
うにして中子78を固定した状態で油圧シリンダ52を
付勢し、ロッド60を固定型32方向に変位させる。こ
の結果、ロンドロ0に保持された支持板62上の支持棒
64.66.68は、その傾斜先端部が中子78の傾斜
面に接する。
そこで、湯道46より溶融した成形材料、例えば、合成
樹脂材料80が所定圧力下にキャビティ40内に注入さ
れる。その際、この樹脂材料80は湯道30の軸方向に
おいて中子78を押圧するが特に支持棒66がその部分
の中子を十分に支承するために前記中子78自体が撓曲
することはない。
樹脂材料80が所定圧力下にキャビティ40内に注入さ
れる。その際、この樹脂材料80は湯道30の軸方向に
おいて中子78を押圧するが特に支持棒66がその部分
の中子を十分に支承するために前記中子78自体が撓曲
することはない。
第4c図に示すように支持棒64.66.68の部分を
残して溶融成形樹脂材料80がキャビティ40に満たさ
れるとシリンダ52が付勢されて前記支持棒64.66
.68は、キャビティ40の傾斜面まで退勤する。この
時、支持棒64.66.68の上端面は傾斜して構成さ
れているためにキャビティ40の前記傾斜面と同一面を
画成する。そこで、湯道30からさらに樹脂材料80が
注入されてキャビティ40を完全に満たす。なお、この
場合、中子78は支持棒64.66.68により支承さ
れてはいないが、この時点では樹脂材料が量的に僅少で
ありしかも注入時の樹脂材料は湯道46の反対側まで回
り込んでいるために中子自体が撓む弊害もない。
残して溶融成形樹脂材料80がキャビティ40に満たさ
れるとシリンダ52が付勢されて前記支持棒64.66
.68は、キャビティ40の傾斜面まで退勤する。この
時、支持棒64.66.68の上端面は傾斜して構成さ
れているためにキャビティ40の前記傾斜面と同一面を
画成する。そこで、湯道30からさらに樹脂材料80が
注入されてキャビティ40を完全に満たす。なお、この
場合、中子78は支持棒64.66.68により支承さ
れてはいないが、この時点では樹脂材料が量的に僅少で
ありしかも注入時の樹脂材料は湯道46の反対側まで回
り込んでいるために中子自体が撓む弊害もない。
所定時間を経過して樹脂材料が固化して後、取付板36
、可動型34を取り外し中子78を溶融すれば所望の屈
曲管が得られることになる。湯道46のために生じたパ
リ等は、仕上加工時に取り除けばよい。
、可動型34を取り外し中子78を溶融すれば所望の屈
曲管が得られることになる。湯道46のために生じたパ
リ等は、仕上加工時に取り除けばよい。
なお、上述の実施例においては複雑な形状を有する中空
成形品の例として屈曲管を例として挙げたが本発明の方
法および装置が他の中空成形品の製造に利用できること
は謂うまでもない。
成形品の例として屈曲管を例として挙げたが本発明の方
法および装置が他の中空成形品の製造に利用できること
は謂うまでもない。
本発明においては以上のように金型のキャビティ内に配
設された中子を樹脂注入時の曲げ応力発生個所に対応し
て支持体により支持し、この支持体を金型に対し摺動自
在に装着して樹脂注入が略終了した時点でこの支持体を
摺動させてキャビティ内から退去させる。従って、屈曲
管等の複雑な中空形状を有する成形品を直接に成形工程
のみにより正確な形状で製造できるという効果がある。
設された中子を樹脂注入時の曲げ応力発生個所に対応し
て支持体により支持し、この支持体を金型に対し摺動自
在に装着して樹脂注入が略終了した時点でこの支持体を
摺動させてキャビティ内から退去させる。従って、屈曲
管等の複雑な中空形状を有する成形品を直接に成形工程
のみにより正確な形状で製造できるという効果がある。
また、本発明に係る成形法によれば中子には実質的に曲
げ応力が発生せず中子の撓み、破損の問題は生じない。
げ応力が発生せず中子の撓み、破損の問題は生じない。
このため、中子の強度は小さくても十分であり、中子の
材料の選択領域が拡がり、安価で溶解、溶融性に優れた
材料が採用できるという効果もある。
材料の選択領域が拡がり、安価で溶解、溶融性に優れた
材料が採用できるという効果もある。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて説明したが、
本発明は、この実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計変更が可能なことは勿論である。
本発明は、この実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計変更が可能なことは勿論である。
第1a図は、合成樹脂からなる屈曲管の軸方向断面図、
第1b図は、第1a図のIb−1b線断面図、第2a図
は、第1a、Ib図に示す屈曲管の半割部品の軸方向断
面図、第2b図は、第2a図のnb−nb線断面図、第
3図は、従来技術により屈曲管を成形する場合の成形工
程における金型と中子の断面図、第4a図は、本発明を
用いて屈曲管を成形する場合の金型の縦断面図、第4b
図は、樹脂注入前半における本発明装置の断面図、第4
C図は、第4b図のIV c −IV e線断面図、第
5a図は、樹脂注入完了状態の本発明装置の縦断面図、
第5b図は、第5a図のvb−vb線断面図である。 30・・湯道 32・・固定型 34・・可動型 37.38・・凹部 40・・キャビティ 42.44・・段部46・・湯道
48.49・・孔部 50・・室 52・・油圧シリンダ 54.56.58・・孔 60・・ロンドロ2・・支持
体 64.66.68・・支持棒70・・室 72・・
押出板 74.76・・押出ピン 78・・中子80・・樹脂材
料 特許出願人 本田技研工業株式会社 26 Fig、4a 76 b5 手続補正書(帥 昭和59年 4月17日 ]、事件の表示 昭和59年 引犠第018773号 2、発明の名称 中空成形品の製造方法および装置 3、補正をする者 事件との■系 特許出願人 住所 東京都渋谷区神宮前6丁目27番8号名称 本田
技研工業株式会社 4、代理人 (1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄(2) 明細
書の「発明の詳細な説明」の開平 続 補 正 書 (1)明細書第1頁から第2頁の「特許請求の範囲」8
@の通り補正する。 (2)同じく明細書第7頁の下から2行目に「前記固形
型」とあるを「前記固定型」と補正する。 (3)同じく明細書第8頁の下から4行目に「・・・が
成形される」とあるを「・・・が形成される」と補正す
る。 (4)同じく明細書第11頁の下から1行目に「取付板
36、可動型34を取り外し」とあるを下記の通り補正
する。 「可動型34および取付板36を固定型32から離脱さ
せると共に押出板72を介して押出ピン74.76を可
動型34に対し移動させて成形品を取り出し」。 (5)図面は「第2b図」を別紙の通り補正する。 2、特許請求の範囲 +11 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
内部に中子を移動自在な支持棒により中空状に保持し、
前記キャビティに湯道を介して溶融成形材料を所定圧力
下に前記支持棒周囲まで注入し、次いで支持棒を退勤さ
せ、次ぎに残余のキャビティ内空間に溶融成形材料を注
入し、前記溶融材料が固化して後これをg量定!並びに
可動型から取り出し、さらに中子を溶解または溶融除去
して成形品を得ることを特徴とする中空成形品の製造方
法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、支持
棒は、キャビティを画成する型の面部まで退勤して前記
支持棒先端部と前記面部とで同一面を形成してなる中空
成形品の製造方法。 (3) 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
の内部に中子を配設し、前記中子をアクチュエータによ
り進退動作する支持体で支承するよう構成することを特
徴とする成形品の製造装置。 (4) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、ア
クチュエータは可動型内部に配設され、支持体は可動型
に形成された孔部を介してキャビティ内に臨むよう構成
してなる中空成形品の製造装置。 (5) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、支
持体は、少なくとも固定型に形成された湯道口に対設さ
れてなる中空成形品の製造装置。 (6)特許請求の範囲第3項記載の装置において、アク
チュエータは、油圧シリンダからなる中空成形品の製造
装置。
第1b図は、第1a図のIb−1b線断面図、第2a図
は、第1a、Ib図に示す屈曲管の半割部品の軸方向断
面図、第2b図は、第2a図のnb−nb線断面図、第
3図は、従来技術により屈曲管を成形する場合の成形工
程における金型と中子の断面図、第4a図は、本発明を
用いて屈曲管を成形する場合の金型の縦断面図、第4b
図は、樹脂注入前半における本発明装置の断面図、第4
C図は、第4b図のIV c −IV e線断面図、第
5a図は、樹脂注入完了状態の本発明装置の縦断面図、
第5b図は、第5a図のvb−vb線断面図である。 30・・湯道 32・・固定型 34・・可動型 37.38・・凹部 40・・キャビティ 42.44・・段部46・・湯道
48.49・・孔部 50・・室 52・・油圧シリンダ 54.56.58・・孔 60・・ロンドロ2・・支持
体 64.66.68・・支持棒70・・室 72・・
押出板 74.76・・押出ピン 78・・中子80・・樹脂材
料 特許出願人 本田技研工業株式会社 26 Fig、4a 76 b5 手続補正書(帥 昭和59年 4月17日 ]、事件の表示 昭和59年 引犠第018773号 2、発明の名称 中空成形品の製造方法および装置 3、補正をする者 事件との■系 特許出願人 住所 東京都渋谷区神宮前6丁目27番8号名称 本田
技研工業株式会社 4、代理人 (1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄(2) 明細
書の「発明の詳細な説明」の開平 続 補 正 書 (1)明細書第1頁から第2頁の「特許請求の範囲」8
@の通り補正する。 (2)同じく明細書第7頁の下から2行目に「前記固形
型」とあるを「前記固定型」と補正する。 (3)同じく明細書第8頁の下から4行目に「・・・が
成形される」とあるを「・・・が形成される」と補正す
る。 (4)同じく明細書第11頁の下から1行目に「取付板
36、可動型34を取り外し」とあるを下記の通り補正
する。 「可動型34および取付板36を固定型32から離脱さ
せると共に押出板72を介して押出ピン74.76を可
動型34に対し移動させて成形品を取り出し」。 (5)図面は「第2b図」を別紙の通り補正する。 2、特許請求の範囲 +11 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
内部に中子を移動自在な支持棒により中空状に保持し、
前記キャビティに湯道を介して溶融成形材料を所定圧力
下に前記支持棒周囲まで注入し、次いで支持棒を退勤さ
せ、次ぎに残余のキャビティ内空間に溶融成形材料を注
入し、前記溶融材料が固化して後これをg量定!並びに
可動型から取り出し、さらに中子を溶解または溶融除去
して成形品を得ることを特徴とする中空成形品の製造方
法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、支持
棒は、キャビティを画成する型の面部まで退勤して前記
支持棒先端部と前記面部とで同一面を形成してなる中空
成形品の製造方法。 (3) 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
の内部に中子を配設し、前記中子をアクチュエータによ
り進退動作する支持体で支承するよう構成することを特
徴とする成形品の製造装置。 (4) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、ア
クチュエータは可動型内部に配設され、支持体は可動型
に形成された孔部を介してキャビティ内に臨むよう構成
してなる中空成形品の製造装置。 (5) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、支
持体は、少なくとも固定型に形成された湯道口に対設さ
れてなる中空成形品の製造装置。 (6)特許請求の範囲第3項記載の装置において、アク
チュエータは、油圧シリンダからなる中空成形品の製造
装置。
Claims (6)
- (1) 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
内部に中子を移動自在な支持棒により中空状に保持し、
前記キャビティに湯道を介して溶融成形材料を所定圧力
下に前記支持棒周囲まで注入し、次いで支持棒を退勤さ
せ、次ぎに残余のキャビティ内空間に溶融成形材料を注
入し、前記溶融材料が固化して後これを前記固形型差る
中空成形品の製造方法。 - (2) 特許請求の範囲第1項記載の方法において、支
持棒は、キャビティを画成する型の面部まで退勤して前
記支持棒先端部と前記面部とで同一面を形成してなる中
空成形品の製造方法。 - (3) 固定型と可動型とにより画成されるキャビティ
の内部に中子を配設し、前記中子をアクチェエータによ
り進退動作する支持体で支承するよう構成することを特
徴とする成形品の製造装置。 - (4) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、ア
クチェエータは可動型内部に配設され、支持体は可動型
に形成された孔部を介してキャビティ内に臨むよう構成
してなる中空成形品の製造装置。 - (5)特許請求の範囲第3項記載の装置において、支持
体は、少なくとも固定型に形成された湯道口に対設され
てなる中空成形品の製造装置。 - (6) 特許請求の範囲第3項記載の装置において、ア
クチュエータは、油圧シリンダからなる中空成形品の製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1877384A JPS60162617A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 中空成形品の製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1877384A JPS60162617A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 中空成形品の製造方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162617A true JPS60162617A (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=11980949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1877384A Pending JPS60162617A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 中空成形品の製造方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162617A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989011386A1 (en) * | 1988-05-17 | 1989-11-30 | Marianne Wieser | Process for accurately positioning cores and/or mats in plastic mouldings |
JPH03221423A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-09-30 | Daikyo Inc | プラスチック製管体の製造方法および成形型の型構造 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1877384A patent/JPS60162617A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989011386A1 (en) * | 1988-05-17 | 1989-11-30 | Marianne Wieser | Process for accurately positioning cores and/or mats in plastic mouldings |
JPH03221423A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-09-30 | Daikyo Inc | プラスチック製管体の製造方法および成形型の型構造 |
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