JPS6016257A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気調和機の吹出装置に関し、快適な空気調和
効果を得ることを目的とする０従来の壁掛型空気調和機
は冷房時に室内のｌ精度分布の悪化や室内の一部に集中
的に生じる気流感を解消するだめ、吹出口のルーバー等
を揺動させて周期的に吹出方向を変化させる手段を設け
ているものが多い。しかしながらこの場合に吹き出す風
量に対しては無関係に吹出方向の範囲が定められている
ため、室内送風機が強運転のときには居住者の方向に風
が吹き出す毎に冷感を生じたり、弱運転のときには逆に
風が到達せずにむし暑さが生じるといった欠点を有して
いた０ 本発明は室内送風機速度に応じて吹出方向の範囲を変更
させることによって」二記従来の欠点を）ｖ（消したも
のである。以下、本発明の一実施例について第１図〜第
６図に基いて説叫する。１は壁掛型の空気調和機本体で
内部に熱交換器２及び送風機３等を有する。吸込口４よ
り吸い込まれた室内空気は吹出口５から吹き出されるが
、吹出口５に設けられた羽根６は軸７を介してのステノ
プモーり８の周期的な正転又は逆転より周期的に揺動す
る。このとき、送風機３が強運転の場合には第４図に示
す様に羽根６が６′〜６“の間を周期的に揺動し、弱運
転の場合には６“〜６″′の間を周期的に揺動する様に
ステップモータ８の回転を定めておく。その結果、第６
図に示す様に室内９においで、空調機１から吹き出され
た空調空気は送風機３が強運転の場合には主として居住
域外である人の範囲に吹き出して、居住者に直接空調空
気が当ることは少なく、強い吹き出し風速に誘引されて
Ｂの範囲を含めた室内全体をまんべんなく空調すること
になる。寸だ弱運転の場合には空調空気はＢの範囲に吹
き出して、弱い風速で主として居住域内を空調するとと
てなる。このため送風機３の強運転の場合は室内９の比
較的広範囲の空調を行なって室温分布を均一に保ち、弱
運転の場合には室内９の必要な居住域範囲のみを空調す
ることができる０ 第６図に他の実施例による効果を示す。すなわち送風機
３が強運転の場合には羽根６が６′〜σ″の間を周期的
に揺動し、弱運転の場合には６″〜６“′の間を周期的
に揺動する様にステップモータ８の回転を定めておく。

この場合にも送風機３が、弱運転の場合には主としてＢ
′の範囲を、強運転の範囲を、強運転の場合にはＢ’　
十Ａ’の範囲を空調することができる。

以上の説明から明らかな様に本発明の空気調和機は室内
送風機の速度に応じて吹出方向の範囲を変更させるもの
であるから、周期的吹き出し時に居住者に風が直接当る
ことによる不快感を軽減し室内全体又は局部的な空調の
選択を可能にして快適な空調効果が得られるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気調和機の一実施例を示す正面図、
第２図は同断面図、第３図はステップモータと羽根の斜
視図、第４図は羽根部の位置関係を示す一部断面図、第
５図は本発明の効果を示す室内の説明図、第６図は他の
実施例による効果を示す室内の説明図である。 １・・・・・空気調和機本体、３・・・・・・送風機、
６・・・・・・羽根、８・・・・・ステップモータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 簗３図 ６ 第　４　図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　ある範囲内で周期的に吹出方向を変化させる吹
   出口の上記吹出方向の範囲を室内送風機速度に応じて複
   数に変更させる手段を設けた空気調和機。 し）吹出方向の範囲を室内送風機速度に応じて複数に変
   更させる手段として、室内送風機が強運転の場合に主と
   して居住域外に、弱運転の場合に主として居住域内に吹
   出方向の範囲を変更させる構成とした特許請求の範囲第
   １項記載の空気調和機。 （３）吹出方向の範囲を室内送風機速度に応じて複数に
   変更させる手段として、室内送風機が強運転の場合には
   弱運転の場合よりも吹出方向の範囲を拡げる構成とした
   特許請求の範囲第１項記載の空気調和機。