JPS60161Y2 - 多重式圧延機のロ−ル昇降装置 - Google Patents

多重式圧延機のロ−ル昇降装置

Info

Publication number
JPS60161Y2
JPS60161Y2 JP6060080U JP6060080U JPS60161Y2 JP S60161 Y2 JPS60161 Y2 JP S60161Y2 JP 6060080 U JP6060080 U JP 6060080U JP 6060080 U JP6060080 U JP 6060080U JP S60161 Y2 JPS60161 Y2 JP S60161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling mill
roll
saddle
hydraulic cylinder
lifting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6060080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56165503U (ja
Inventor
明義 黒田
明信 吉浦
洋 吉見
健一 吉本
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社, 株式会社日立製作所 filed Critical 新日本製鐵株式会社
Priority to JP6060080U priority Critical patent/JPS60161Y2/ja
Publication of JPS56165503U publication Critical patent/JPS56165503U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS60161Y2 publication Critical patent/JPS60161Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多重式圧延機の昇降装置に関するものである。
従来の、特に補強ロール組替において、組替方法はCフ
ックによる方法あるいはスレッド押引方法等があり、ス
レッド押引タイプの場合、補強ロールの昇降が、圧延機
下部に設置しているプレッシャーブロックの着脱あるい
は油圧圧下シリンダーのストローク不足により必要とな
る。
そこて、通常は圧延機下部セパレーターに補強ロール昇
降装置として、例えは、油圧シリンターを圧延機センタ
ーに1本あるいは圧延機センターに振り分けて2本設置
するが、圧延機の下部に設置するため、冷却水、圧延油
等が油圧シリンターにかかり、油圧シリンターのシール
部から、塵埃等が入り、油圧シリンダーの作動不良を起
こし、ロール組替が不可能になり、クレーン等により、
ロールを昇降させるため多大な時間がかかる。
本考案は、油圧シリンダーが作動不良を起こした場合に
、さらに非常予備として油圧シリンダーを別に設置すれ
ば、ロールを抜く時間の影響がなくなり、ロールを抜い
た後、作動不良を起こしたシリンダーの修理が可能なの
で、メンテナンスする場合に簡単に修理が可能となった
以下本考案の多重式圧延機の昇降装置を説明するが、図
によってその一実施例である四重式圧延機を例示する。
四重式圧延機において、作業ロール2は、上補強ロール
1と、下補強ロール3との相対設問に配置されている。
この四重式圧延機においては、作業ロール2のパスライ
ンを調整することが必要である。
そのため本考案ではその一例として圧延機ハウジング6
とロールチョック3′との段設間に、ハウジング架台5
を介し、プレッシャーブロック4を設け、該プレッシャ
ーブロック4を水平移動装置に連結腰ロールチョック3
′の高さを調整自在として作業ロール2のパスラインを
調整することが考えられている。
そして四重圧延機において、ロール組替を行なつ場合パ
スライン調整用のプレッシャーブロック4を水平移動装
置(図示せず)により圧延機ハウジング6外へ抜き出す
ので、プレッシャーブロック4を抜くため下補強ロール
3を上昇させることが必要である。
そのため本考案は圧延機ハウジング6の下部側に、適宜
部材7を介して少なくとも3個以上の昇降装置10,1
1例えば油圧シリンダー10,11を配設し、該油圧シ
リンダー10.11の上下動側つまり本例ではロード側
にサドルを係脱可能に載置している。
その実施例を第2図および第3図に示しているが、本図
においてVサドル8はその下面に嵌合孔8′、8″が設
けられ、該嵌合孔8′、8“に油圧シリンダー10,1
1のロッド側が係脱可能に嵌合されている。
そして該油圧シリンダー10,11が選択的に駆動つま
りロールの組替において通常には2個の油圧シリンダー
10によって■サドル8を持ち上げて(この場合油圧シ
リンダー11と■サドル8は離脱する)、■サドル8上
に補強ロール3の胴部を乗せることにより、下補強ロー
ル3を昇降させプレッシャーブロック4をハウジング6
外へ抜<ことが可能となり、プレッシャーブロック4を
抜けは葡−ルの組替が可能となる。
この場合2個の油圧シリンター10によって■サドル8
を昇降させるが、油圧シリンダー10が故障した場合、
油圧シリンダー11が非常用として働き該油圧シリンダ
ー11により■サドル8を昇降させることが可能となる
(油圧シリンダー10とVサドル8は離脱する。
)この構造の一例は下部セパレーター7に配設°された
油圧シリンダー11のロッド側に昇降サドル12を嵌装
し、該昇降サドル12の突起部にVサドル8を係脱可能
に嵌合している。
Vサト°ル8には水および塵埃等の侵入防止のためカバ
ー9を付設している。
以上のように本考案はVサドル8と昇降装置10.11
を係脱可能に載置させ昇降装置10,11を選択的に駆
動させることにより油圧シリンダー10が故障した場合
、油圧シリンダー11を非常用として使用し、或いは油
圧シリンダー10の容量不足が生じた場合には、油圧シ
リンダー11によって付勢させることも可能である。
そして作動不良を起こした場合、昇降装置11を非常用
として使用することが可能なので、従来のように昇降装
置10の故障によってロール組替が不可能となり、クレ
ーン等により、ロール昇降させることが不必要となるの
て多大な時間をロスすることがなくなった。
そしてロールを抜いた後作動不良を起こしたシリンダー
の修理が可能なのでメンテナンスする場合に簡単に修理
をすることができる効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した四重式圧延機の正面図、第2
図は補強ロール昇降用油圧シリンダー詳細図、第3図は
補強ロール昇降用油圧シリンダー側面図である。 1・・・・・・上補強ロール、2・・・・・・作業ロー
ル、3・・・・・・下補強ロール 3 s・・・・・下
補強ロールチョック、4・・・・・・プレッシャーフロ
ック、5・・・・・・ハウジング架台、6・・・・・・
ハウジング、7・・・・・・下部セパレーター、8・・
・・・・■サドル、8′、8″・・・・・・嵌合孔、9
・・・・・・カバー、10・・・・・・油圧シリンダー
11・・・・・・油圧シリンダー 12・・・・・・
昇降サドル、13・・・・・・上部セパレーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧延機ハウジングの下部側にある下補強ロールの下方に
    位置させて下部セパレーターを配設し、該セパレーター
    に昇降装置を3個以上列設し、該3個以上の昇降装置の
    白画端側に位置する昇降装置を同期駆動可能に構成する
    と共に、前記昇降装置のそれぞれ上方に共通のサドルを
    これら昇降装置と係脱可能に乗載させかつ該サドルを下
    補強ロールの胴部下方側に位置するように配置したこと
    を特徴とする多重式圧延機のロール昇降装置。
JP6060080U 1980-05-06 1980-05-06 多重式圧延機のロ−ル昇降装置 Expired JPS60161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060080U JPS60161Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 多重式圧延機のロ−ル昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6060080U JPS60161Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 多重式圧延機のロ−ル昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56165503U JPS56165503U (ja) 1981-12-08
JPS60161Y2 true JPS60161Y2 (ja) 1985-01-07

Family

ID=29655032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060080U Expired JPS60161Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 多重式圧延機のロ−ル昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60161Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56165503U (ja) 1981-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4510859A (en) Supercalender NIP relieving arrangement
US4501197A (en) Supercalender edge nip relieving
US4892028A (en) Fluid operated circuit for controlling a dual post hydraulic lift assembly
JPS60161Y2 (ja) 多重式圧延機のロ−ル昇降装置
DE2410807C2 (de) Kran-Laufkatze mit einem schweren Lastaufnahmemittel und einer kombinierten Vorrichtung zur Schlappseilverhinderung und zum Verhindern des Unterschreitens einer vorgegebenen Mindest-Hubseilkraft
CN110497184A (zh) 平整机轧制线调整装置的更换工装及更换方法
JP2604544B2 (ja) カレンダ装置
CN102363158A (zh) 可上下窜辊的立辊轧机
JPS6030534A (ja) プレス型交換装置
DE102019000679A1 (de) Aufzugsystem
JPS5844881Y2 (ja) 圧延機
CN217072210U (zh) 新型内燃机车齿轮箱拆装装置
JPH028562Y2 (ja)
CN214866827U (zh) 一种用于水平调整式卷板机的倒头架翻转安全平台
CN214031606U (zh) 一种核电站设备闸门检修用起吊辅助装置
JPH0456706B2 (ja)
JPS6326212A (ja) ビ−ムミルスタンドのためのロ−ル交換配置及び方法
CN2843646Y (zh) 六辊轧机工作辊、中间辊快速换辊直接起吊装置
DE1561730C3 (de) Vorrichtung zum Auswechseln einer elastischen Kalanderwalze in einem Kalander
SU969657A1 (ru) Пневматический подъемник
JPH08199543A (ja) 液圧式ゲート開閉装置
JPH0137204B2 (ja)
JPH0434965Y2 (ja)
JP3233882B2 (ja) 圧下シリンダ交換装置およびこれを利用する圧延機
JP2760828B2 (ja) 圧延機