JPS60161496A - エマルジヨン型潤滑油の性能向上法 - Google Patents
エマルジヨン型潤滑油の性能向上法Info
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- JPS60161496A JPS60161496A JP59017816A JP1781684A JPS60161496A JP S60161496 A JPS60161496 A JP S60161496A JP 59017816 A JP59017816 A JP 59017816A JP 1781684 A JP1781684 A JP 1781684A JP S60161496 A JPS60161496 A JP S60161496A
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- Japan
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- emulsion
- oil
- ultrasonic
- lubrication
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0269—Cleaning
- B21B45/029—Liquid recovering devices
- B21B45/0296—Recovering lubricants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属加工用エマルジョン潤滑油の性能向上法に
関し、詳細には、該潤滑油に特定周波数の超音波を作用
させることによってエマルジョン粒子を微細化し、該潤
滑油の安定性及び潤滑性能を高める方法に関するもので
ある。
関し、詳細には、該潤滑油に特定周波数の超音波を作用
させることによってエマルジョン粒子を微細化し、該潤
滑油の安定性及び潤滑性能を高める方法に関するもので
ある。
金属材料の□圧延、成形加工、切削加工等で使用される
潤滑油としては、俗にニート油と呼ばれる非エマルジョ
ン型潤滑油に水を加えて水冷効果を与えたエマルジョン
型潤滑油が汎用されている。
潤滑油としては、俗にニート油と呼ばれる非エマルジョ
ン型潤滑油に水を加えて水冷効果を与えたエマルジョン
型潤滑油が汎用されている。
ところでエマルジョン型潤滑油には水中油滴型(0/W
型)と油中水滴型(W2O型)があシ、一般的なのは0
/W型エマルジヨンであるが、何れにしても本来親和性
のない水と油を乳化剤等の助けをかシて微細なエマルジ
ョン粒子として分散させたものであるから、必ずしも安
定なものとは言えない。その為循環使用時に種々の外力
がかかるとエマルジョン粒子同士が合体してよシ大きな
粒子へと成長していき、ついには系中に分散状態で存在
し得なくなってフリーオイルとして分離し浮上してくる
。このようにエマルジョン粒子の粗大化した潤滑油或は
フリーオイルの分離した潤滑油は潤滑性能自体も悪く、
加工性の低下や焼付き等の表面欠陥を発生させる原因と
々る。その為エマルジョン型潤滑油を循環使用する場合
は、比較的短かい周期で潤滑油全体を新鮮なものと入れ
替えるか、新鮮な潤滑油を連続的に補給しながら劣化し
た潤滑油を連続的に排出し劣化防止を図っている。この
様にして劣化排出される潤滑油の量は、圧延等の潤滑に
直接消費される潤滑油量に比べて極めて多量であノ、大
部分の潤滑油は有効に使用されないまま廃棄されている
と言っても過言ではない。しかもこの様な劣化潤滑油は
公害防止の観点からそのまま放流することもでき危いの
で、浄化処理に要する設備負担も加重される。
型)と油中水滴型(W2O型)があシ、一般的なのは0
/W型エマルジヨンであるが、何れにしても本来親和性
のない水と油を乳化剤等の助けをかシて微細なエマルジ
ョン粒子として分散させたものであるから、必ずしも安
定なものとは言えない。その為循環使用時に種々の外力
がかかるとエマルジョン粒子同士が合体してよシ大きな
粒子へと成長していき、ついには系中に分散状態で存在
し得なくなってフリーオイルとして分離し浮上してくる
。このようにエマルジョン粒子の粗大化した潤滑油或は
フリーオイルの分離した潤滑油は潤滑性能自体も悪く、
加工性の低下や焼付き等の表面欠陥を発生させる原因と
々る。その為エマルジョン型潤滑油を循環使用する場合
は、比較的短かい周期で潤滑油全体を新鮮なものと入れ
替えるか、新鮮な潤滑油を連続的に補給しながら劣化し
た潤滑油を連続的に排出し劣化防止を図っている。この
様にして劣化排出される潤滑油の量は、圧延等の潤滑に
直接消費される潤滑油量に比べて極めて多量であノ、大
部分の潤滑油は有効に使用されないまま廃棄されている
と言っても過言ではない。しかもこの様な劣化潤滑油は
公害防止の観点からそのまま放流することもでき危いの
で、浄化処理に要する設備負担も加重される。
本発明者等はこうした事情に着目し、エマルジョン型潤
滑油の劣化を防止すると共にその安定性及び潤滑性能を
良好に保ち、或は劣化した潤滑油の安定性及び潤滑性能
を積極的に高めることのできる裸麦技術を確立しようと
して種々検討を行なってきた。その結果、潤滑油に特定
周波数の超音波を作用させれば、粗大化したエマルジョ
ン粒子が超音波による動的エネルギーによって微細化し
、優れた安定性及び潤滑性能を回復するという事実をつ
きとめ、絃に本発明を完成した。
滑油の劣化を防止すると共にその安定性及び潤滑性能を
良好に保ち、或は劣化した潤滑油の安定性及び潤滑性能
を積極的に高めることのできる裸麦技術を確立しようと
して種々検討を行なってきた。その結果、潤滑油に特定
周波数の超音波を作用させれば、粗大化したエマルジョ
ン粒子が超音波による動的エネルギーによって微細化し
、優れた安定性及び潤滑性能を回復するという事実をつ
きとめ、絃に本発明を完成した。
即ち本発明に係る性能向上法の構成とは、金属加工用エ
マルジョン型潤滑油に周波数15〜100KHzの超音
波を照射し、エマ・ルジョン粒子を微細化することによ
)、該潤滑油を安定化させると共に潤滑性能を高めると
とるに要旨を有するものである。
マルジョン型潤滑油に周波数15〜100KHzの超音
波を照射し、エマ・ルジョン粒子を微細化することによ
)、該潤滑油を安定化させると共に潤滑性能を高めると
とるに要旨を有するものである。
以下実施例図面を参照しながら本発明の構成及び作用効
果を詳細に説明する。第1図は本発明を循環使用中にお
けるエマルジョン型潤滑油の性能向上に利用した場合の
概略説明図でsb、図中1は潤滑油槽、2は超音波処理
槽、3は潤滑加工部(圧延、成形、切削等の加工部)、
4は超音波発信機、5はホモジナイザ一本体、6は振動
子、7はホーン(分散工具)を示す。エマルジョン型潤
滑油(以下単に潤滑油という)Wは、潤滑油槽1から循
環ポンプPによって吸引され、供給ラインL1を経て潤
滑加工部3へ送られて一部が消費され、余剰の潤滑油は
返還ラインL、から潤滑油槽1へ返還される。本発明で
は上記供給ラインL。
果を詳細に説明する。第1図は本発明を循環使用中にお
けるエマルジョン型潤滑油の性能向上に利用した場合の
概略説明図でsb、図中1は潤滑油槽、2は超音波処理
槽、3は潤滑加工部(圧延、成形、切削等の加工部)、
4は超音波発信機、5はホモジナイザ一本体、6は振動
子、7はホーン(分散工具)を示す。エマルジョン型潤
滑油(以下単に潤滑油という)Wは、潤滑油槽1から循
環ポンプPによって吸引され、供給ラインL1を経て潤
滑加工部3へ送られて一部が消費され、余剰の潤滑油は
返還ラインL、から潤滑油槽1へ返還される。本発明で
は上記供給ラインL。
の適所に超音波処理槽2を配置すると共に、該処理槽2
には、超音波発振機4の接続されたホモジナイザ一本体
5の振動子6先端に取付けたホーン7を挿入配置し、ホ
ーン7と超音波処理槽2の上方開口部との隙間にパツキ
ン8によってシールする。そして潤滑油槽1から送られ
てくる潤滑油Wを超音波処理槽2内へ導入しながら超音
波を照射し、潤滑油Wに超音波を作用させた後、潤滑加
工部3へ供給する。この様にして潤滑油Wに超音波処理
を施すと、それまでの循環使用で一部粗大化したエマル
ジョン粒子は、後記実施例でも明らかにする如く動的エ
ネルギーによって微細化され、安定性及び潤滑性能は当
初の新鮮な潤滑油とほぼ同程度まで回復される。従って
この超音波処理を常時或は定期的に施すことによって、
潤滑油を安定性及び潤滑性能の優れた状態に長期間維持
することができる。
には、超音波発振機4の接続されたホモジナイザ一本体
5の振動子6先端に取付けたホーン7を挿入配置し、ホ
ーン7と超音波処理槽2の上方開口部との隙間にパツキ
ン8によってシールする。そして潤滑油槽1から送られ
てくる潤滑油Wを超音波処理槽2内へ導入しながら超音
波を照射し、潤滑油Wに超音波を作用させた後、潤滑加
工部3へ供給する。この様にして潤滑油Wに超音波処理
を施すと、それまでの循環使用で一部粗大化したエマル
ジョン粒子は、後記実施例でも明らかにする如く動的エ
ネルギーによって微細化され、安定性及び潤滑性能は当
初の新鮮な潤滑油とほぼ同程度まで回復される。従って
この超音波処理を常時或は定期的に施すことによって、
潤滑油を安定性及び潤滑性能の優れた状態に長期間維持
することができる。
尚上記では超音波処理槽2を潤滑油供給ラインL1に設
けたが、潤滑油返還2インL、の適所に設けることも可
能であシ、更には潤滑加工部3への循環供給ラインとは
別の潤滑油性能向上専用の循環ラインを設け、潤滑油槽
1から一部の潤滑油を連続的若しくは間欠的に抜き出し
て同様の超音波処理を行なうことも可能である。
けたが、潤滑油返還2インL、の適所に設けることも可
能であシ、更には潤滑加工部3への循環供給ラインとは
別の潤滑油性能向上専用の循環ラインを設け、潤滑油槽
1から一部の潤滑油を連続的若しくは間欠的に抜き出し
て同様の超音波処理を行なうことも可能である。
第2図は本発明の他の実施例を示すもので、潤滑油槽内
の潤滑油に超音波を直接作用させて性能向上を図り、或
社長時間の使用で相当劣化した潤滑油の性能回復に使用
する場合の例を示している。
の潤滑油に超音波を直接作用させて性能向上を図り、或
社長時間の使用で相当劣化した潤滑油の性能回復に使用
する場合の例を示している。
即ち第2図において9は超音波処理槽を示し、この中に
劣化(エマルジョン粒子の一部が粗大化し、或は一部が
油状に分離したもの)した潤滑油Wを入れ、油面付近か
ら超音波を照射する。この操作は、第1図の例と同様に
構成された超音波発振設備のホーン7の先端を潤滑油の
表層部へ浸漬し、該ホーン7を油面全域に亘って移動さ
せながら超音波を照射して潤滑油W全体に超音波を作用
させる。そうすると潤滑油中の粗大化したエマルジョン
粒子は超音波によって生じる動的エネルギーによシ微細
化され、潤滑油の安定性及び潤滑性能は当初の新鮮なも
のと#1は同程度まで回復される。
劣化(エマルジョン粒子の一部が粗大化し、或は一部が
油状に分離したもの)した潤滑油Wを入れ、油面付近か
ら超音波を照射する。この操作は、第1図の例と同様に
構成された超音波発振設備のホーン7の先端を潤滑油の
表層部へ浸漬し、該ホーン7を油面全域に亘って移動さ
せながら超音波を照射して潤滑油W全体に超音波を作用
させる。そうすると潤滑油中の粗大化したエマルジョン
粒子は超音波によって生じる動的エネルギーによシ微細
化され、潤滑油の安定性及び潤滑性能は当初の新鮮なも
のと#1は同程度まで回復される。
従って安定性及び性能が低下して使用し得なく表った潤
滑油でも本発明の超音波処理によって再生することがで
き、又潤滑油槽内の潤滑油に同様の超音波処理を施せば
、経時的な安定性及び潤滑性能の低下を防止することが
できる。
滑油でも本発明の超音波処理によって再生することがで
き、又潤滑油槽内の潤滑油に同様の超音波処理を施せば
、経時的な安定性及び潤滑性能の低下を防止することが
できる。
ところで本発明者等が実験によシ確認したところによれ
ば、照射する超音波の周波数によって工。
ば、照射する超音波の周波数によって工。
マルジョン粒子の微細化効果は著しく異なり、該周波数
を15〜100 KHzの範囲に設定することによって
超音波処理効果を有効に発揮せしめ得ることが確認され
た、ちなみに下記第1表は、アルミニウム熱間圧延油の
循環系から潤滑油の一部(ioooy冷採取し、照射す
る超音波の周波数を種々変更した場合におけるエマルジ
ョン粒子の平均粒径を比較した結果を示したものである
。歯用いた振動子はBLT型PZT振動子、超音波発振
機の出力Fiaoow、超音波発振時間は5分とした。
を15〜100 KHzの範囲に設定することによって
超音波処理効果を有効に発揮せしめ得ることが確認され
た、ちなみに下記第1表は、アルミニウム熱間圧延油の
循環系から潤滑油の一部(ioooy冷採取し、照射す
る超音波の周波数を種々変更した場合におけるエマルジ
ョン粒子の平均粒径を比較した結果を示したものである
。歯用いた振動子はBLT型PZT振動子、超音波発振
機の出力Fiaoow、超音波発振時間は5分とした。
第1表からも明らかな様に、超音波の周波数が15KH
zでは潤滑油に与える動的エネルギーが不足気味となシ
、エマルジョン粒子の微細化効果がやや不十分であシ、
本発明の目的を達成するうえで周波数15 KHzは一
応の下限と考えられる。そして周波数を高めるにつれて
エマルジョン粒子の平均粒径は微細となるが、こうした
効果はlo。
zでは潤滑油に与える動的エネルギーが不足気味となシ
、エマルジョン粒子の微細化効果がやや不十分であシ、
本発明の目的を達成するうえで周波数15 KHzは一
応の下限と考えられる。そして周波数を高めるにつれて
エマルジョン粒子の平均粒径は微細となるが、こうした
効果はlo。
KHz付近で飽和してそれ以上の微細化効果は得られ難
く、それ以上に周波数を高めることは経済的に不利益を
招くだけである。
く、それ以上に周波数を高めることは経済的に不利益を
招くだけである。
本発明は以上の様に構成されるが、要は潤滑油に特定周
波数の超音波を照射するという極めて簡単な方法で、粗
大化したエマルジョン粒子を微細化して安定性及び潤滑
性能を高めることができるので、循環使用中の潤滑油に
適用してその経時的な性能低下を防止し得る他、劣化し
た潤滑油の再生にも利用することができる。しかも潤滑
油の性能劣化に起因する圧延傷や焼付き等の問題を回避
し得ると共に、潤滑油を最大限有効に利用することがで
きるのでその消費量を大幅に低減し得ることになった。
波数の超音波を照射するという極めて簡単な方法で、粗
大化したエマルジョン粒子を微細化して安定性及び潤滑
性能を高めることができるので、循環使用中の潤滑油に
適用してその経時的な性能低下を防止し得る他、劣化し
た潤滑油の再生にも利用することができる。しかも潤滑
油の性能劣化に起因する圧延傷や焼付き等の問題を回避
し得ると共に、潤滑油を最大限有効に利用することがで
きるのでその消費量を大幅に低減し得ることになった。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1
アルミニウムの熱間圧延で循環使用したエマルジョン型
潤滑油(0/W型、201)を容器に取シ、第1図に示
した様な超音波処理装置を用いて潤滑油を1 m”/h
の速度で循環しながら、周波数1910(z電圧100
vの超音波処理を20分間施し、処理前・後の潤滑油の
エマルジョン粒径なコールタ−カウンターによって調べ
た。また処理前・後の潤滑油の摩擦係数(測定条件は下
記の通シ)を比較した。結果を第2表に示す。
潤滑油(0/W型、201)を容器に取シ、第1図に示
した様な超音波処理装置を用いて潤滑油を1 m”/h
の速度で循環しながら、周波数1910(z電圧100
vの超音波処理を20分間施し、処理前・後の潤滑油の
エマルジョン粒径なコールタ−カウンターによって調べ
た。また処理前・後の潤滑油の摩擦係数(測定条件は下
記の通シ)を比較した。結果を第2表に示す。
〔摩擦係数〕・・・バウデン式付着・すベシ摩擦係数測
定条件 試験材 :1100−鋼球 温 度 :室温 荷重 :4kg すベシ速度:4IIIIIl/臓 摺動回数 =30回目の測定値 (本行金側 第 2 表 第2表からも明らかな様に超音波照射前の潤滑油中には
粗大なエマルジョン粒子がかなシ多量含まれているが(
7μm超のものが8.6チ)、超音波照射後の潤滑油中
の粗大エマルジョン粒子は大幅に減少しておシ(7μm
超のものは1.5%)、全体的にみても明らかに微粒子
側へ移行している。
定条件 試験材 :1100−鋼球 温 度 :室温 荷重 :4kg すベシ速度:4IIIIIl/臓 摺動回数 =30回目の測定値 (本行金側 第 2 表 第2表からも明らかな様に超音波照射前の潤滑油中には
粗大なエマルジョン粒子がかなシ多量含まれているが(
7μm超のものが8.6チ)、超音波照射後の潤滑油中
の粗大エマルジョン粒子は大幅に減少しておシ(7μm
超のものは1.5%)、全体的にみても明らかに微粒子
側へ移行している。
また潤滑性能を表わす摩擦係数も超音波処理によってか
なシ改善されている。
なシ改善されている。
実施例2
アルオニウムの熱間圧延で循環使用したエマルジョン型
潤滑油(0/Wm、50Qd)をビーカーに取〕、超音
波ホモジナイザー(BLT!PZT振動子、周波数19
10(z、出力a o ow)のホーンを潤滑油の油面
付近に装入して超音波を60秒間照射し、照射前・後の
エマルジョン粒子の粒径を比較した。
潤滑油(0/Wm、50Qd)をビーカーに取〕、超音
波ホモジナイザー(BLT!PZT振動子、周波数19
10(z、出力a o ow)のホーンを潤滑油の油面
付近に装入して超音波を60秒間照射し、照射前・後の
エマルジョン粒子の粒径を比較した。
その結果、超音波処理前の潤滑油は参考写真1に示す如
く粗粒物を相尚量含んでいたが、超音波処理後の潤滑油
では参考写真2に示す如く粒子が全体的に微細化し、粗
粒物の数は激減していた。
く粗粒物を相尚量含んでいたが、超音波処理後の潤滑油
では参考写真2に示す如く粒子が全体的に微細化し、粗
粒物の数は激減していた。
又第3図は超音波処理前・後のエマルジョン粒子分布を
対比して示したグラフ(白抜き棒グラフは処理前、斜線
棒グラフは処理後)であシ、超音波処理によシエマルジ
ョン粒子は全体的に微細化され、粗大粒子の含有量が大
幅に減少している。
対比して示したグラフ(白抜き棒グラフは処理前、斜線
棒グラフは処理後)であシ、超音波処理によシエマルジ
ョン粒子は全体的に微細化され、粗大粒子の含有量が大
幅に減少している。
又禽4図及び第5図は、超音波の照射条件(電圧及び照
射時間)を変えた場合における粒径5〜10μmのエマ
ルジョン粒子の容積チの変動を調べた結果を示すグラフ
であり、これらの結果からも明らかな様に、超音波の照
射条件をコントロールすることによってエマルジョン粒
子の分布を調整することも可能である。
射時間)を変えた場合における粒径5〜10μmのエマ
ルジョン粒子の容積チの変動を調べた結果を示すグラフ
であり、これらの結果からも明らかな様に、超音波の照
射条件をコントロールすることによってエマルジョン粒
子の分布を調整することも可能である。
実施例3
アルミニウムの熱間圧延で循環使用したエマルジtyf
Jf4滑油(0/W型、500m1)をビーカーに取り
、実施例2と同じ超音波ホモジナイザーのホーンを潤滑
油の油面付近に装入して超音波を120秒間照射し、照
射前・後のエマルジョン粒子の粒径分布を比較した。
Jf4滑油(0/W型、500m1)をビーカーに取り
、実施例2と同じ超音波ホモジナイザーのホーンを潤滑
油の油面付近に装入して超音波を120秒間照射し、照
射前・後のエマルジョン粒子の粒径分布を比較した。
結果は第6図に示す通シであシ、超音波照射前潤滑油中
には6μm以上の粗粒物がかなシ多量存在しているが、
照射後のものでは粗粒物の割合が大幅に減少し1〜3μ
mの微粒物の割合が増大している。
には6μm以上の粗粒物がかなシ多量存在しているが、
照射後のものでは粗粒物の割合が大幅に減少し1〜3μ
mの微粒物の割合が増大している。
またニート油の滅失状況を調べる為、超音波照射前・後
の潤滑油をバブコックビンに採取し、xsoorpで1
5分間遠心分離した後の油面上に浮上するフリーオイル
量を比較したところ、超音波照射前は0.20%であっ
たものが超音波照射後には0.05%に減少していた。
の潤滑油をバブコックビンに採取し、xsoorpで1
5分間遠心分離した後の油面上に浮上するフリーオイル
量を比較したところ、超音波照射前は0.20%であっ
たものが超音波照射後には0.05%に減少していた。
更に超音波照射による潤滑性能向上効果を確認する為、
超音波照射前・後の潤滑油を用いた場合の摩擦係数をパ
ウデン式付着すベシ摩擦試験機によって調べた。尚測定
条件は下記の通シとした。
超音波照射前・後の潤滑油を用いた場合の摩擦係数をパ
ウデン式付着すベシ摩擦試験機によって調べた。尚測定
条件は下記の通シとした。
試験材 :1100−鋼球
油温 :室温
すべり速度:4mm/sec
荷重 :2kg
第7図からも明らかな様に、超音波処理を施すことによ
って摩擦係数は著しく減少しておシ、潤滑性が向上して
いることを確認することができる。
って摩擦係数は著しく減少しておシ、潤滑性が向上して
いることを確認することができる。
第1,2図は本発明の実施例を示す概略説明図、第3〜
7図は実験データを示すグラフである。 1・・・潤滑油槽 2・・・超音波処理槽3・・・潤滑
加工部 5・・・ホモジナイザ一本体6・・・振動子
7・・・ホーン 出願人 株式会社神戸製鋼所
7図は実験データを示すグラフである。 1・・・潤滑油槽 2・・・超音波処理槽3・・・潤滑
加工部 5・・・ホモジナイザ一本体6・・・振動子
7・・・ホーン 出願人 株式会社神戸製鋼所
Claims (1)
- 金属加工用エマルジョン型潤滑油に周波数15〜100
KHzの超音波を照射し、エマルジョン粒子を微細化
することによシ、該潤滑油を安定化させると共に潤滑性
能を高めることを特徴とするエマルジョン型潤滑油の性
能向上法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59017816A JPS60161496A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | エマルジヨン型潤滑油の性能向上法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59017816A JPS60161496A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | エマルジヨン型潤滑油の性能向上法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161496A true JPS60161496A (ja) | 1985-08-23 |
Family
ID=11954258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59017816A Pending JPS60161496A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | エマルジヨン型潤滑油の性能向上法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161496A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297431A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Bridgestone Corp | 金属線材の湿式伸線方法 |
JP2007007625A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 複数超音波照射によるリポソーム製造装置及び製造方法 |
JP2011147963A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Bridgestone Corp | 潤滑剤の再生方法 |
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1984
- 1984-02-01 JP JP59017816A patent/JPS60161496A/ja active Pending
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