JPS6016116Y2 - テンポ発振器 - Google Patents

テンポ発振器

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Publication number
JPS6016116Y2
JPS6016116Y2 JP9110080U JP9110080U JPS6016116Y2 JP S6016116 Y2 JPS6016116 Y2 JP S6016116Y2 JP 9110080 U JP9110080 U JP 9110080U JP 9110080 U JP9110080 U JP 9110080U JP S6016116 Y2 JPS6016116 Y2 JP S6016116Y2
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JP
Japan
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circuit
charging
discharging
output
switching
Prior art date
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Expired
Application number
JP9110080U
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English (en)
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JPS5714527U (ja
Inventor
宏 平野
寿昭 大野
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、オートリズム装置のテンポコントロール用
クロック信号を発生するテンポ発振器に関する。
自動的に各種のリズム音を所望のテンポで発生するオー
トリズム装置は、例えば第1図に示すように、スタート
スイッチ1、テンポ発振器2、リズムカウンタ3、リズ
ムパターンメモリ4、リズム音源回路5、アンプ6、ス
ピーカ7等によって構成されている。
そして、スタートスイッチ1をオンすると、テンポ発振
器2が動作を開始してテンポコントロール用のクロック
信号を発生する。
そのクロック信号をリズムカウンタ3がカウントし、そ
のカウント信号をアドレス信号として、リズムパターン
メモリ4に記憶されている複数のリズムパターンのなか
から予め選択されたリズムパターンを順次読出す。
その読出されたパターンに従って、リズム音源回路5が
リズム音信号を発生し、アンプ6で増幅してスピーカ7
から発音させるようになっている。
また、スタートスイッチ1をオフするとテンポ発振器2
の動作を停止させると共にリズムカウンタ3をリセット
する。
このようなオートリズム装置におけるテンポ発振器とし
て、従来第2図に示すような回路構成のものが用いられ
ていた。
この回路は、電源+VDとアース間に直列接続したテン
ポ調整用の可変抵抗器11とコンデンサ12及びこのコ
ンデンサ12と並列に接続した電界効果トランジスタ(
FET)を用いたゲート回路13によって充放電回路1
0を形成している。
そして、コンデンサCの端子間に現われる第3図イに示
すような鋸歯状波の電圧信号aをC−MOSのシュミッ
ト・トリガ・インバータ等を用いた2つのスレッショル
ドレベルVTHI? VTI−12をもつ波形整形回路
14によって、同図口に示すような矩形波信号すに変換
する。
この信号すを、Dタイプのフリップフロップ回路からな
る同期化回路15に、一定の高い周波数の第3図二に示
すようなシステムクロック信号φのタイミングでラッチ
して、システムクロック信号φに同期した同図ホに示す
ような矩形波パルスCに変換する。
このパルス信号Cを微分回路16で微分して、その立上
り微分パルスをテンポコントロール用のクロック信号−
CLKとして出力する。
ところで、このテンポ発振器では、信号すをインバータ
17で反転した第3図へに示す信号b′によってゲート
回路13を制御し、コンデンサ12の充放電を切り換え
るようにしている。
したがって、波形整形回路14の出力がローレベル“0
゛′になると直ちにインバータ17の出力がハイレベル
゛1′′になり、ゲート回路13がオンしてコンデンサ
12の電荷を放電させるが、その放電時定数が小さく、
放電カーブが急峻なため波形整形回路14の出力パルス
幅が小さいので、第3図ホに×印で示すように同期化回
路15でそれを取り込めない場合がある。
その対策として、放電路に抵抗を挿入して放電時定数を
大きくすることが考えられるが、そうすると発振周波数
を高くすることができなくなるため、テンポコントロー
ル範囲が狭くなってしまう。
また、第2図に1点鎖線で囲んで示す部分をIC化する
場合、IC内に抵抗を挿入したり、外付けで追加したり
することは、生産コストを高めることになり好ましくな
い。
このような欠点を除去するために、第4図に示すように
、同期化回路15の出力をインバータ17で反転した第
5図ホに示す信争′でゲート回路13を制御するように
して、取り込みミスを防止することが考えられる。
しかし、そのようにすると、第5図口に示す波形整形回
路14の出力パルスと、同図ハに示すシステムクロック
信号の位相が少しでも狂うと、放電カーブが急峻である
ため、放電から充電への切り換え点のレベルが大幅に狂
い、第5図イに示す誤差Δ■が大きくなり、発振周期に
影響を与えることになる。
この考案は、これらの問題を全て解消することを目的と
するものであり、そのため、上述のようなテンポ発振器
において、充放電回路の充放電の切り換えを、波形整形
回路の出力と同期化回路の出力によって交互に制御され
る充放電切換回路によって行なうようにし、充電と放電
のうち、特定数の大なる方から小なる方への切り換えを
同期化回路の出力変化によって行うことにより同期化回
路への波形整形回路の出力パルスの取り込みミスを防止
し、時定数の小なる方から大なる方への切り変えは波形
整形回路の出力変化によって直接行うことにより、波形
整形回路の出力とシステムクロック信号の位相差により
切り換え点のレベルが変動することをも防止したテンポ
発振器を提供するものである。
以下、第6図及び第7図によってこの考案の実施例を説
明するが、第6図において第2図及び第4図と同一な部
分には同−信号を付してあり、その説明は省略する。
第6図において、18はゲート回路13をオン・オフし
て充放電回路10の充放電を切り換える充放電回路であ
り、例えばセット・リセットタイプのフリップフロップ
回路を用いる。
この充放電切換回路18のセット端子SにはAND回路
19の出力を入力させ、AND回路19には、波形整形
回路14の出力をインバータ20で反転した信号と、同
期化回路15の出力をインバータ21で反転した信号と
を入力させる。
また、リセット端子Rには、波形整形回路14の出力を
直接入力させる。
そして、この充放電切換回路18は、セット端子Sが“
1”になると出力端子Qが“1゛になってゲート回路1
3をオンし、リセット端子Rが661 IIになると出
力端子Qが0゛になって、ゲート回路13をオフする。
なお、この充放電回路10は充電時定数よりも放電時定
数の方が極めて小さい。
そこで、先ずゲート回路13がオフ状態で、充放電回路
10が充電状態にあると、信号aのレベルが第7図イに
示すように漸増腰波形整形回路14の第1のスレッショ
ルド電圧VTH1に達すると、その出力すが第7図口に
示すように“°1゛から“Ossになり、それを同図へ
のシステムクロック信号φのタイミングで同期化回路1
5に取り込んで、その出力Cが同図二に示すように“1
99から“0”になる。
波形整形回路14の出力すが0゛になるとインバータ2
0の出力は“1゛になり、同期化回路15の出力Cが“
°0゛になるとインバータ21の出力も1′になるので
、AND回路19の出力d1すなわち充放電切換回路1
8のセット端子Sが第7図ホに示すように1°゛になり
、その出力端子Qの出力信号eが同図へに示すように1
′になってゲート回路13をオンする。
それによって、充放電回路10は充電状態から放゛電状
態に切り換わり、信号aのレベルが第7図イに示すよう
に急激に低下する。
そして、波形整形回路14の第2のスレッショルドレベ
ルVTH2まで低下すると、その出力すが第7図口に示
すように0゛′から1゛になり、それを同図ハに示すシ
ステムクロック信号φのタイミングで同期化回路15に
取り込んで、その出力Cが同図二に示すように“0゛か
ら“Plこなる。
波形整形回路14の出力すが°1゛′になるとインバー
タ20の出力が“0になり、AND回路19の出力dす
なわち充放電切換回路18のセット端子Sが第7図ホに
示すように°1゛から°゛0゛になると同時に、リセッ
ト端子Rが°゛0゛から64199になるので、出力信
号eが同図へに示ように°“0゛′になってゲート回路
13をオフする。
それによって、充放電回路10は放電状態から充電状態
に切り換わる。
同期化回路15の出力Cの変化(この例では立下り)と
波形整形回路14の出力すの変化(この例では立上り)
で交互に制御される。
そして、時定数の大きい充電から時定数の小さい放電へ
の切り換えを同期化回路15の出力の立下りで行うので
、同期化回路15が波形整形回路14の出力パルスを取
り込みミスすることはない。
また、時定数の小さい放電から時定数の大きい充電への
切り換えは波形整形回路14の出力の立上りで行うので
、波形整形回路14の出力パルスとシステムクロック信
号φとの位相差によって切り換え点のレベルが変ること
もない。
なお、第6図における充放電回路10の可変抵抗器11
とゲート回路13とを入れ替えてもよく、その場合には
放電時定数よりも充電時定数の方が小さくなる。
以上説明したように、この考案のテンポ発振器によれば
、テンポコントロール用のクロック信号の周波数可変範
囲を広くとることができ、しかも同期化回路における取
り込みミスによるクロックパルスの抜けを生ずることが
ない。
また、充放電カーブの急から緩への切り換え点のレベル
が変動して発振周期が狂うようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートリズム装置の概略を示すブロック図であ
る。 第2図は従来のテンポ発振器のブロック回路図であり、
第3図イ〜ホはその説明に供する各部の信号波形図であ
る。 第4図は第2図に示したテンポ発振器を改良した例を示
すブロック回路図であり、第5図イ〜ホはその説明に供
する各部の波形図である。 第6図はこの考案の一実施例を示すブロック回路図であ
り、第7図イルへはその説明に供する各部の信号波形図
である。 10・・・・・・充放電回路 13・・・・・・ゲート
回路、14・・・・・・波形整形回路 15・・・・・
・同期化回路、16・・・・・・微分回路、18・・・
・・・充放電切換回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電時定数と放電時定数とが大きく異なる充放電回路と
    、この充放電回路によって発生する鋸歯状波信号を矩形
    波信号に波形整形する波形整形回路と、この波形整形回
    路の出力をシステムクロック信号に同期した信号に変換
    する同期化回路とを備え、オートリズム装置のテンポコ
    ントロール用のクロック信号を発生するテンポ発振器に
    おいて、前記波形整形回路の出力変化と同期化回路の出
    力変化によって交互に制御されて前記充放電回路の充放
    電を切り換える充放電切換回路を設け、該充放電切換回
    路が前記充放電回路の充電と放電のうち時定数の犬なる
    方から小なる方への切り換えを前記同期化回路の出力変
    化で行い、時定数の小なる方から大なる方への切り換え
    を前記波形整形回路の出力変化で行うようにしたことを
    特徴とするテンポ発振器。
JP9110080U 1980-06-28 1980-06-28 テンポ発振器 Expired JPS6016116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9110080U JPS6016116Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 テンポ発振器

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JP9110080U JPS6016116Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 テンポ発振器

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Publication Number Publication Date
JPS5714527U JPS5714527U (ja) 1982-01-25
JPS6016116Y2 true JPS6016116Y2 (ja) 1985-05-20

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