JPS60160390A - 1相の半導体電動機 - Google Patents

1相の半導体電動機

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JPS60160390A
JPS60160390A JP59013513A JP1351384A JPS60160390A JP S60160390 A JPS60160390 A JP S60160390A JP 59013513 A JP59013513 A JP 59013513A JP 1351384 A JP1351384 A JP 1351384A JP S60160390 A JPS60160390 A JP S60160390A
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JP
Japan
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armature
coil
armature coil
phase
magnet
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JP59013513A
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English (en)
Inventor
Itsuki Ban
伴 五紀
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Sekoh Giken KK
Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Sekoh Giken KK
Secoh Giken Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60160390A publication Critical patent/JPS60160390A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting
    • H02P6/22Arrangements for starting in a selected direction of rotation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導出力を位置検知信号として回転する半導
体電動機の起動手段に関するものである。
界磁若しくは、これと同期回転するマグネット回転子の
磁界内にあるコイル(1般には電機子コイルが代用され
る。)の誘導出力は、位置検知信号となるので、これを
利用して電機子コイルの通電制御を行ない、回転トルク
を得て回転する半導体電動機はよく知られている。
かかる電動機は、ホール素子のように、高価で端子が多
く、取付位置が正確な必要のあるものを使用しないです
むので、廉価で構成が簡素化され、又耐熱性があり有効
な技術的手段と考えられている。しかし、自起動しない
ことが欠点となって用途が制限されて実用される例は余
りない。
本発明は、上述した欠点を除去する手段に関するもので
、起動コイル、フェライトマグネット、軟鋼片を利用し
て電機子と界磁マグネットとなるマグネット回転子との
間の相対位置を所定の相対位置に定位し、対応する電機
子コイルに通電することにより、所望の方向に起動する
ことに特徴を有するものである。
上述した構成より理解されるように、構成が簡素化され
、小型軽量、しかも安定な起動と回転を行ない、廉価で
耐熱性のある半導体電動機の得られる%徴がおる。
上記した賄特徴を有する本発明の詳細を第1図以下の実
施例について次に説明する。
本発明の適用される磁心(コア)のめる電動機とコアレ
スの電動機について、第1図〜第4図につき説明する。
第1図は、コアレス型のもので、円板状の磁性体2は、
マグネット回転子5の磁路(ヨーク)となるものである
。磁性体3の上部には、電機子コイル6が載歓されてい
る。電機子コイル6は、1般に扇型で、2〜4個のもの
が、放射状に配設されている。磁性体3は、ソフトフェ
ライトが使用されている。又強度を増加し、後述する軸
承部となる円筒状の筺体8を圧入し易くする為に、打点
部3aに示されるように、磁性体3、電機子コイル6を
インジェクション成型により、プラスチック材に埋設し
て同定電機子を構成することもできる。出力トルクの小
さいものの場合には、ヨーク3を除去し、電機子コイル
6をプラスチック材に埋設成型して円板状の電機子コイ
ルとして使用するとともできる。この場合には、界磁磁
束は2/3位に減少するが、電機子コイル6の巻回数を
多くできるので、即ち岸み方向がヨーク3により制限を
受けることがないので、磁界の減少分を補償できるもの
である。小型のファンモータ等では充分に実用性がある
記号5は、界磁となるべきマグネット回転子であるが、
この詳細が第2図に示されている。即ち円板状のフェラ
イトマグネットには、90度の開角て、N、S極5a、
5b、5c、5dが交互に磁化して配列されている。
マグネット回転子5は、その回転中心が、第1図の回転
軸1となるように、円板状の磁性体板2に貼着されてい
る。又磁性体板2の中央部は、回転軸1の上部に固定さ
れている。回転軸1の上部より、電動機の出力をとり出
すことができる。
フロンピテイスクの場合には、その取付部が設けられて
いるものである。又、小型のファンモータとなる場合も
ある。
特に、俊速するように、電伎子コイルの誘導出力を位置
検知出力として、周知の手段により、電機子コイルの通
電制イ抑を行なって、回転トルクを発生せしめると、ホ
ール素子が除去されるので、電動機は、固定電機子と、
マグネット回転子5とその回転軸1及び軸承のみとなる
もので、高温で、しかも環境の悪い場所で使用できる特
徴がある。
又構成が簡素化され、故障なく、廉価に構成することが
できる。
次に第3図につき、本発明の適用されるコアのある半導
体電動機について説明する。
固定電機子は、周知の構成で、突極25a、25b、2
5c、25dは、90度の開角で、それぞれの中間に補
極26 a % 26 b 、 2fi c 、 26
 dが設けられ、珪素鋼板を積層して作られている。
補極26a、26b、・・・・・・は、コギングを小さ
くする為に設けられているものである。
突極25a、25b、・・・・・・には、それぞれ電機
子コイル27a、28a、2’tb、28bが装着され
テイル。
電機子コイル2’7a、27bは、直列に又は並列に接
続され、電機子コイル2sa、28bも同様に接続され
ている。前者に通電すると、突極25a、2bCはN極
に、醜名に通電すると突極25b、25dもN極となる
空孔30には、軸承が装着され、この軸承には回転軸(
図示せず)が回動自在に支持され、回転軸には、円筒(
軟鋼製)の中心線部が固軍され、円筒の内面には、図示
のように、N、S極(4極)のマグ不ントN転子18が
固定されている3、円筒の断面が記号17で示されてい
る。
第5図(a)は、マクイ・ント回転子5と電機子コイル
6a、6bの展開図である。電機子コイル5a。
6bf:含む電機子が第4図に示されている。
第4図において、扇型のコイル6a、6bのトルクに1
効な導体部の開角は、90度で、界磁磁極の巾と同じで
ある。又電機子コイル6a、6bは180度たけ離間し
て装着されている。
フェライトマグ坏ント20は、そのN極のみが、第1図
のマクネン) Ii’11転子5に対向するように、プ
ラスチック材3aに埋設されている。
第5図(a)において、起動コイル6Cは、第4図にお
いて同一記号で示したものである。記号19.20も、
第4図で同一記号で示したものである。
次に第6図につき、電機子コイル5a、5bの通電制御
回路について説明する。
のベース入力が得られるので、導通してトランジスタ1
5.aのベース入力が供与され、従って電機子コイル6
aか通電される。次の異極の磁界に侵入すると、電機子
コイル6bの誘導出力が反転するので、トランジスタ1
6a、15Bは不導通に転化し、電機子コイル6aの矢
印方向の誘導出力により、トランジスタ16b、i5b
が導通して、電機子コイル6bが通電される。このよう
に、マグネット回転子5が1磁極の巾だけ回転する毎に
、電機子コイル5a、6bの通電が交替されるシーソー
回路となり、■方向の駆動トルクが発生して回転する半
導体電動機となる。
又磁極の境界では、零磁界となるので、トランジスタ1
5a、15b、16a、16bはすべて不導通となる。
又停止時にも各トランジスタは不導通に保持されている
。従って自起動することはない。
次に、第5図(a)の起動コイル6Cを利用した起動手
段について説明する。
軟鋼片19の存在の為に、第5図(a)のマグネット回
転子5は右方(矢印C方向)に移動し、起動コイル6c
は、磁極5a、5bの中間の位置となっている。
第6図の電気スイッチ14を閉じると、電源正極13よ
り、起動コイル6Cは、コンデンサ19b&介して、ト
ランジスタ18が導通するので、所定時間だけ通電され
る。この通電の方向は、マグネット回転子5が矢印C方
向となるようなっているので、同方向に回転される。
しかし、電機子コイル6bに誘導出力が発生して、電機
子コイル6aが通電され、矢印C方向にマグネット回転
子5を回転せしめるような回転速度にならないように上
述した回転速度は保持されている。
従ってマグネット回転子5の速度が小さく、ト16a、
16bを付勢するだけの誘導出力が得られない。このと
きに、マグネット回転子5が、起動コイル6cが、磁極
5bの中央部に対向した点で停止するように、該コイル
を通電する。このときに、第6図のトランジスタ18が
不導通に転化するので、:17 デ’yザ19aの充電
電流により、トランジスタi5aのベース人力が得られ
て、電機子コイル6aを所定時間導通する。
従って、マグネット回転子5は、矢印C方向に、大きい
駆動トルクで回転されるので、その後は、互いに相手の
誘導出力により、電機子コイル6a。
6bの通電が交替されて引続いた回転が行なわれ、起動
が行なわれるものである。
若し、コギングを供与する軟鋼片19が無いと、起動コ
イル6cに通電したときに、マグネット回転子5は左右
いづれかに回転し、N極若しくはS極の中央部に起動コ
イル6cが対向して停止する。
起動コイル6cの通電方向により、上記した2つの停止
点は、安定な平衡点となる場合と、不安定な平衡点とな
る場合とがある。停止点が2個所存在することは、その
後の電機子コイルの通電により、正逆いづれかに回転す
ることになり不都合を生ずる。
しかし、軟鋼片19の存在の為に、不安定な平衡点を避
けてマグネット回転子5を停止しておくことができるの
で、上記した不都合が除去される効果がある。
上述した安定、不安定な平衡点については、第8図につ
いて後述する。
第6図の端子17の出力は、電機子コイル5a。
6bの誘導出力に比例したものとなる。これをコンデン
サで平滑化すると、回転速度に比例した出力が得られる
ので、回転速度の制御に利用できる特徴がある。
又、事故により、負荷が増大して停止すると、誘導出力
が消滅するので、トランジスタ15a、15b、15a
、16bはすべて不導通に転化して、焼損事故が自動的
に防止される特徴がある。
本実施例のシーソー回路は、フリツプフロンプ回路とし
ても同じ目的が達成されることは明らかである。
第7図に示す実施例は、第5図(a)の軟鋼片19及び
起動コイル6Cを除去し、フエライトマグネント20を
使用した起動手段を示すものである。マグネット20ば
、電機子に固定されている。従って、マグネット回転子
5の停止点は、第8図に示す位置となる。
第8図に2いて、(a)図の停止点では、マグネット回
転子5が左右いづれかにずれると、復帰トルクが発生す
るので安定な停止点となる。(b)図では、マグネット
回転子5が左右にずれると、その方向の駆動トルクが増
大して回転し、安定な停止点に移動する。即ち不安定な
平衡点となっている。
以上の説明より理解されるように、マグネット20の存
在のみでは、マグネット回転子5は、不安定な平衡点に
停止する機会がある。このときに、電機子コイル6aに
通電すると、反対方向に起動する不都合があるので、か
かるモードを除去する必をがある。次にその説明をする
第7図において、第6図と同一記号のものは同一部材で
、その作用効果も又同様である。
電気スイツチ14を閉じると、コンデンサ24を介して
、短時間だけトランジスタ15aのベース入力が得られ
、電機子コイル6aが通電される。このときに、マグ不
ント20の為に、第5図(a)で、マグネット回転子5
は、右方に電気角で90度移動して、安定な平衡点にあ
るか、若しくは、左方に9()度移動して、不安定な平
衡点にある。前者の場合には、電機子コイル6aの通電
により、少し右方に回転するが、通電の停止とともに原
位置に復帰する。
しかし後者の場合には、左方に少し移動し、通電が停止
しても、同方向に移動するトルクが大きくなり、安定な
平衡点まで移動して停止する。即ち必ず安定な平衡点で
停止する。その間に、コンデンサ21の充電が進行して
、上記した停止後に、トリガダイオード22をブレーク
ダウンして、単安定回路23を付勢するので、その出力
により、トランジスタ15aが所定時間付勢され、電機
子コイル6aが通電される。従って矢印C方向の起動が
行なわれ、その俊は、シーソー回路の作用で引続いた回
転が行なわれることは前実施例と同様で、その作用効果
も同様である。
単安定回路23の代りに、単なる抵抗体を使用しても同
じ効果がある。又マグネッ)20は、第4図に示すよう
に、マグネット回転子5に対向して、N極のみを使用し
ても効果は同じである。
次に第9図(a)につき、第5図(a)の起動コイル6
cを除去し、マグネット20及び軟鋼片19を使用した
起動手段につき説明する。
第9図において、前実施例と同じ記号のものは同一部材
なので、その説明は省略する。
軟鋼片19によるコギングトルクは、マグネット20に
よるコギングトルクより小さく設定されている。
第8図(b)に示すように、マグネット20と軟鋼片1
9は、電機子に固定されているので、マグネット回転子
5が、不安定な平衡点に停止しようとすると、軟鋼片1
9の磁化の為に、右方に移動するトルクが発生して、少
しマグネット回転子5を右方に移動する。従って平衡が
破れて、更に右方に移動し、(a)図の安定な平衡点に
移動して停止する。この停止点は、安定な平衡点より、
少し右にすれるがその後の起動には差支えないように、
軟鋼片19によるコギングトルクが小さくされているも
のである。
第9図(a)の電気スイッチ14を閉じると、コンデン
サ24の充電電流により、トランジスタ15 a U 
所定時間だけ導通するので、電機子コイル6aも通電さ
れる。従って、第5図(a)のマグネット回転子5は右
方に駆動トルクが発生して起動する。その後はシーソー
回路により、引続いた回転の行なわれる1相の半導体電
動機として運転され、本発明の目的が達成される。シー
ソー回路を、電憔子コイル6a、6b′f:負荷とする
フリンプフロンプ回路としても同じ目的が達成されるも
のである。
第9図(b)の回路は、シーソー回路として他の手段を
採用したもので、(a)図のコンデンサ24を含む回路
が除去される。
第9図(b)において、電機子コイル6aを含み、抵抗
3 (141よりなるフリンジ回路は、電動機の停止時
に平衡するように設定されている。
電機子コイル6aが通電されていると、その逆起電力は
矢印方向なので、比較回路25の出力は負のレベルとな
り、トランジスタ11 bは不導通となる。次の磁極に
電機子コイル6aが侵入すると、逆起電力は反転するの
で、比較回路25の出力は正転し、トランジスタ11 
bが導通するので、電機子コイル6bが通電され、又ト
ランジスタllaのペース電圧が低下して不導通となり
、電機子コイル6aの通電が停止される。
以上の説明より判るように、前実施例と同じくシーソー
回路となるものである。
停止1:時に電気スイッチ14を閉じると、トランジス
タllaのベース電流が得られて、電機子コイル6aか
通電される。この串実は、(a)図のコンデンサ24に
よるトランジスタ15aの導通と全く同じ作用効果があ
るので起動が行なわれ、その後は半導体電動機として運
転される。作用効果は前実施例と同様である。
コアのめる第3図示のものについても、第6.7.9図
に示す起動手段は同様に適用できる。
第3図の電機子コイル27a、27bは、前述した電機
子コイル6aに、又電機子コイル28a、28bは、前
述した電機子コイル6bに対応するものと考えられる。
ただし第5図(a)の展開図で、電機子コイル6bがS
極の出界下にあるように夕電機子コイル6aと6bの距
離は、電気角で180度となっている。
又軟鋼片19は、特に設ける心太がなく、第3図の磁極
25a、25b、・・・・・・の1方の側のみを切欠く
等の周知の手段により、コギングを付加することができ
る。補極26a、2bb、・・・・・・を若干角度だけ
左右いづれかにずらして設けることによってもコギング
を付加できる。
第5図(a)の起動コイルの代りに、第3図の補極26
a、26dに装着された起動コイル29 a 、 29
 bのいづれか着しくは両者が使用される。
以上の手段により、第6.7.9図に示す電気回路によ
り、起動を前実施例と全く同様に行なうことができる。
例えば1例を飲1明すると、第6図の実施例の場合に、
電気スイッチ14を閉じると、起動コイル29aが通電
され、磁極がS極とすると、マグネット回転子J8は時
計方向に電気角で90度一回転て、安定な平衡点で停止
する。又前述したように、コギングにより、不安定な停
止点では停止することばな次に所定時間俵に、コンデン
サ19aの作用で、電機子コイル2’/ a、27 b
が通電され、この磁極はともにS極となるように励磁さ
れるので、マグネット回転子18は時計方向に駆動され
、その後は、シーソー回路により、引続いた運転の行な
われる1相の半導、体電動機となるもので、本発明の目
的が達成される。
第3図の装置によると、2相の電動機として運転するこ
ともできる。l相の電機子コイルは、本発明の手段によ
り回転トルクを発生し、他の1相は、回転後において、
シーソー回路により回転トルクが得られる形式とするも
ので、若干のトランジスタを付加することにより、効率
を著しく良好とし、トルクリプルを減少せしめる効果が
ある。
次に第3図及び、その展開図となる第5図(b)につき
詳細を説明する。
第3図のマグネット回転子■8は、6極となり、他は同
じ構成である。第5図(b)のマグネット回転子18は
6極となっている。
第5図【b)において、電機子コイル27a、27C及
び27b、27dは、それぞれ互いに電気角で90度離
間しているので、2相の′に磯子コイルとなっている。
しかし、電機子コイル27cを同相の電機子コイル28
 bの位置に、又電機子コイル2’/ dを同相の電機
子コイル28 aの位置に移動しても等価である。
かかる配置は、同一記号の第3図の電機子コイルとなる
ものである。従って第3図の装置は、2相の半導体電動
機としても運転することができる。
ただしマグネット回転子18は6極となっている。
以上の構成の電動機の駆動手段につき、次に説明する。
電機子コイルの通電制御及び起動手段は、第6.7図及
び第9図のものが使用される。
第7図の回路を利用した場合につき説明する。
第7図の電機子コイル6a、6bは、電機子コイル27
a、27bとなり、これが第10図(a)において記号
30として示され、又記号32は、第7図のコンデンサ
24.211トリガダイオード22、単安定回路23を
含む回路である。端子30 aは、トランジスタ15a
のベース入力となる。
又第7図の電機子コイル6a、6bを電機子コイル28
 a 、 28 bとしたものが、第1(J図(a)の
記号31として示した回路で、起動回路32は共通とさ
れているので、端子31aは、トランジスタ15aのペ
ース入力となっている。
電気スイッチ14の閉成により、制御回路30に含まれ
る電機子コイル27 a及び制御回路31に含まれる電
機子コイル28 aが先づ短時間通電されるので、若し
不安定な平衡点にマグネット回転子18があると、安定
な平衡点に移動して停止する。
次に再び同一電機子コイルが所定時間通電されるので、
電動機は起動し、制御回路30.3■に含まれる電機子
コイル(記号27aと27 bならびに記号28aと2
8 bで示されるもの)の各組は、シーソー回路により
通電が交替されて、引続いた回転の行なわれる2相の半
導体電動機となるものである。
本実施例の特徴は、2相の電機子コイルの制御回路30
.31が電諒に対して直列に接続されていること、及び
l相の場合の第3図の電機子及びマグネット回転子の構
成を変化することなく、そのまま適用できることである
電機子コイル27a、27bによる出力トルクと、電機
子コイル28a、28bによる出力トルクは90度の位
相差があるので、トルクリプルが減少し、当然出力トル
クが増大する効果がある。又前者のコイルが逆起電力が
零のときには、後者の逆起電力が最大値となり、これ等
の逆起電力の加算されることになるので、逆起電力が零
のときの無効な電機子電流が排除される。■相の電動機
では、この現象が不可避なので効率が減少するが、本実
施例では、上述した理由により、効率を著しく良好とす
る効果がある。
第9図(a)に示す制御回路も全く同様に第10図(a
)に適用できる。この場合には、起動(ロ)路32とし
ては、第9図のコンデンサ24を含むトランジスタ15
aの付勢回路となるものである。
次に、第6図の制御回路を、第10図(a)の制御回路
3(J、31とした場合につき説明する。この場合には
、第3図の起動コイル29a、29bの両者若しくはい
づれかの1つが、起動コイル6Cの代りに使用される。
電気スイッチ14を閉じると、すでにコキング(前実施
例と同様な手段即ち磁極の形状を変化する手段)により
、設定された位置に定位されたマグネット回転子18は
移動し、補極26a、26d若しくはその1つが安定な
平衡位置の点で停止する。
次に第6図のコンデンサ19aを介する通電により、電
機子コイル27 a、28aが通電されて起動するので
、本発明の目的が達成される。
第6図の電機子コイル5a、5bは、制御回路30にお
いては、電機子コイル27a、27bとなり、又制御回
路31においては、電機子コイル28a、28bとなる
ものである。
次に第10図(b)について説明する。前実施例と同一
記号のものは同一部材である。
起動回路35は、第6.7.9図のいづれかの手段でも
使用できる。起動回路35の出力は、制御回路30に含
まれるトランジスタ15 aを付勢し、電機子コイル2
’/ aを通電するものである。
制御回路34は、電機子コイル28a、28bを負荷と
するシーソー回路で、例えは第10図(c)に示すもの
である。
第1O図(C)において、電機子コイル28 bに矢印
方向の誘導出力があると、トランジスタ36aが導通し
て、電機子コイル28aが通電される。又電機子コイル
28 aに矢印方向の誘導出力があると、トランジスタ
36 bが導通して、電機子コイル28 bが、電源1
3aより通電される。
以上の説明より理解されるように、マグネット回転子1
8が回転しているときに、その1つの磁極が通過する毎
に、電機子コイル28 a、28 bの通電か交替して
駆動トルクを発生するシーソー回路(フリツプフロンプ
回路)となっている。
第10図(b)の電気スイッチ14を閉じると、第6.
7.9図に示すいづれかの起動回路35の出力により起
動する。この詳細は、第10図(a)で説明したことと
同じ理由である。
起動後において、コンデンサ33を介スるトランジスタ
34aのベース電流が消滅するので不導通に転化する。
従って制御回路34に供電が行なわれ、制御回路34は
作動するので、2相の牛導体電動機として運転される。
作用効果は、第10図(a)の場合と同様である。
第10図(a)の実施例において、電機子コイル27 
a、27 b 、28 a、28 bをそれぞれ記号A
、B、C,Dで表示すると、各コイルの通電の順序を、
A、 B→B、C−)C,D−)D、A→とすることに
より、周知のステンピンクモータとして起動することが
できる。
設定回転速度になったときに、通電を断つと、その後は
2相の半橢体電動機として連転することができる。この
場合にQゴ、起動回路32は不戦である。
第9図の実施例の場合に、第5図(a)に示すマグ洋ッ
ト20及び軟鋼片19を使用しているか、軟鋼片19を
除去しても起動することができる。この場合には、極め
て頻度は少ないが逆転することがある。
しかし実用上は差支えない。これも防止するには、マグ
ネット20を板はねを介して電機子に固定し、マグネッ
ト20をマグインド回転子5の回転方向で左右に振れる
ように構成することがよい。
以上の説明より判るように、本発明装置によれば、冒頭
において述べた目的が達成され効果著しきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電動機の構成を示す説明図、第
2図は、同じくそのマグネット回転子の説明図、第3図
は、本発明による電動機の他の実施例の説明図、第4図
は、電機子の説明図、第5図は、マグネット回転子と電
機子コイルの展開図、第6図、第7図は、電機子コイル
の通電制御回路図の異なる実施例、第8図は、安定、不
安定なマグネット回転子の停止点の説明図、第9図、第
10図は、電機子コイルの通電制御の異なる実施例の通
電制御回路図をそれぞれ示す。 1・・・回転軸、 2・・・軟鋼円板、3・・・磁性体
、3a・・・プラスチック成型体、5.18・・・マグ
ネット回転子、6.5a、5b、27a、27b、28
a128b・・電機子コイル、9a、9b・・・軸承、
5a、5b、5c、5d−磁極、6c、29a129 
b・・・起動コイル、 17・・・軟鋼円筒、 25 
a 、25 b、25 c 、 25 d −h極、 
26a、26 b、 26 c 、 26d −補極、
20・・・マグネット、 19・・・軟鋼片、 13・
・・電源正極、 14・・・電気スイッチ、 15a、
15b、15a、16b、18、lla、llb、34
a、3tia、3ti b・・・トランジスタ、25・
・・比較回路、23・・・単安定回路、 22・・・ト
リ力ダイオード、 30.31.34・・・電機子電流
の制御回路、 32.35・・・起動回路。 第 f 図 に 第 2 図 27− 弗 3 門 第4 図 第 σ 図 − 茶θ 図 第 7 図 特開昭(liO−160390(9) (a) 第6図 (イ) 第 θ 図 (α) /6α /413 −ゐ =l Ia、< 6a′17 (、− 栃 廊 ト17ヒイ −夷〜4 手 続 補 正 書(自発) 昭和5q年3月2日 l事件の表示 昭和5q年特許願第13jtlJ号 コ発明の名称 l相の半導体電動機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒lSO東京都渋谷区神宮前1丁目ユO番3号明細書第
λり買上から第7−行目〜第13行目[作用効果は、第
1θ図(α)の場合と同様である。]の次に下記の文を
加入する。 記 第io 図<h)の実施例において、トランジスタ3り
αが導通したときに、その出力により、ダイオードを介
して、制御回路3Qに含捷れるトランジスタ36α;昂
A(第10図(C)図示)のベース制御を独立に行なっ
て導通せしめる電気回路に変更しても同じ目的が達成で
きる。 この場合に、コンデンサ3.?の充電時間の間だけトラ
ンジスタ311aが導通しているので、その出力により
トランジスタ34α、3Alsが導通して、電機子コイ
ル3α、、 x Aが通電される。しかし各電機子コイ
ルの通電による磁束の方向は反対方向となっているので
打消されて、電動機の回転に影響を与えることはなく、
制御回路30による始動は正常に行なわれる。始動後に
おいて、トランジスタ3りαが、不導通に転化するので
、第1O図(0)の回路は逆電力によるシーソー回路と
なシ、前述したように、、2相の半導体電動機として運
転される。 又トランジスタ311αを省くこともできる。この場合
には、コンデンサ・3、?の充電電流により、直接に制
御回路3ケに含まれるトランジスタコにα。 λgbのベース制御をダイオードを介して独立に行なっ
て、これ等を導通することにより同じ目的が達成される
ものである。 上述したように、制御回路30により電動機が始動する
間だけ制御回路3りを不作用に保持し、しかも制御回路
30に供電を行なう手段であれば目的が達成されるもの
である。 以 上。  3−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1、第2の電機子コイルよりなる1相の電機子
    コイルを備えた固定電機子及びマグネット回転子とより
    なり、第1、第2の電機子コイルの誘導出力により、第
    2、第1の電機子コイルに直列に接続されたトランジス
    タを、それぞれ付勢通電して駆動トルクを得るl相の半
    導体電動機において、前記した1相の電機子コイルより
    所定の電気角だけ離間して電機子に装着された起動コイ
    ルと、該起動コイルに通電することにより、マグネット
    回転子を駆動して、安定な平衡点で停止せしめ、次に第
    1若しくは第2の電機子コイルに直列に接続されたトラ
    ンジスタを短時間付勢して、マグネット回転子を所定の
    方向に起動せしめるとともに、起動コイルの通電を停止
    せしめる起動手段とより構成されたことを特徴とする1
    相の半導体電動機。
  2. (2)第1、第2の電機子コイルよりなる1相の電機子
    コイルを備えた固定電機子及びマグネット回転子とより
    なり、第1、第2の電機子コイルの誘導出力により、第
    2、第1の電機子コイルに直列に接続されたトランジス
    タを、それぞれ付勢通電して駆動トルクを得る1相の半
    導体電動機において、前記したl相の電機子コイルより
    所定の電気角だけ離間して電機子t→≠に固定されたマ
    グネットと、第1の電機子コイルに1時的に通電するこ
    とにより、前記したマグネットとマグネット回転子の不
    安定な平衡点より離脱せしめて、安定な平衡点で停止せ
    しめ、次に第1若しくは第2の電機子コイルに直列に接
    続されたトランジスタを短時間付勢して、マグネット回
    転子を所定の方向に起動せしめる起動手段とより構成さ
    れたことを特徴とする1相の半導体電動機。
  3. (3)第1、第2の電機子コイルよりなる1相の2− 電機子コイルを備えた固定電機子及びマグネット回転子
    よりなり、第1、第2の電機子コイルの誘導出力により
    、第2、第1の′電機子コイルに直列に接続されたトラ
    ンジスタをそれぞれ付勢通電して駆動トルクを得る1相
    の半導体電動機において、前記した1相の電機子コイル
    より所定の電気角だけ離間して電機子に固定されたマグ
    ネットと、更に所定の電気角だけ離間して電機子に固定
    された軟銅片により、前記したマグネットとマグネット
    回転子とが不安定な平衡点で停止することを抑止して、
    安定な平衡点で停止せしめる装置と、第1若しくは第2
    の電機子コイルに直列に接続されたトランジスタを短時
    間付勢して、マグネット回転子を所定方向に起動せしめ
    る起動手段とより構成されたことを特徴とする1相の半
    導体電動機。
JP59013513A 1984-01-30 1984-01-30 1相の半導体電動機 Pending JPS60160390A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5157311A (en) * 1990-07-31 1992-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor
US10243438B2 (en) 2015-05-08 2019-03-26 Johnson Electric International AG Single-phase outer-rotor motor and rotor thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5157311A (en) * 1990-07-31 1992-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor
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