JPS6015937Y2 - フツク - Google Patents
フツクInfo
- Publication number
- JPS6015937Y2 JPS6015937Y2 JP14064482U JP14064482U JPS6015937Y2 JP S6015937 Y2 JPS6015937 Y2 JP S6015937Y2 JP 14064482 U JP14064482 U JP 14064482U JP 14064482 U JP14064482 U JP 14064482U JP S6015937 Y2 JPS6015937 Y2 JP S6015937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- cylinder
- connecting body
- latch
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主としてクレーンにおいて荷物などを吊り下
げるために使用されるフックに関するものである。
げるために使用されるフックに関するものである。
従来のこの種フックには、それな引掛けられたチェーン
やワイヤがはずれるのを防ぐために、第1図示のように
フック本体1の基部2にフック本体1の開口部3を閉塞
する閉塞板4を枢着5するとともに、閉塞板4を、それ
が開口部3を常時閉塞するように付勢するばねを懸架し
て成る安全装置が付設されることが多い。
やワイヤがはずれるのを防ぐために、第1図示のように
フック本体1の基部2にフック本体1の開口部3を閉塞
する閉塞板4を枢着5するとともに、閉塞板4を、それ
が開口部3を常時閉塞するように付勢するばねを懸架し
て成る安全装置が付設されることが多い。
この安全装置付きフックにおいては、荷重の加わったチ
ェーンやワイヤが閉塞板4に当るなどして、閉塞板4が
折れたり、変形したり、ばねが効かなくなるなどの故障
が起りやすく、その故障を修理するには、手間がかかる
という欠点がある。
ェーンやワイヤが閉塞板4に当るなどして、閉塞板4が
折れたり、変形したり、ばねが効かなくなるなどの故障
が起りやすく、その故障を修理するには、手間がかかる
という欠点がある。
また工事現場などで組み立てられた多数の鉄筋の間へフ
ックを降下させてから、引き上げるときに、フック本体
1の開口端6が鉄筋の一部にひっかかり、切角組み立て
た鉄筋を引き上げてしまうというような事故を起しやす
い。
ックを降下させてから、引き上げるときに、フック本体
1の開口端6が鉄筋の一部にひっかかり、切角組み立て
た鉄筋を引き上げてしまうというような事故を起しやす
い。
本考案は、上記従来の欠点を解消しうるフックを提供し
ようとするものである。
ようとするものである。
以下図面にもとすいて本考案の実施例を説明すると、7
はフック本体、8はフック本体7の基端9から垂直上方
へ突設した二股突起、10はフック本体7の基端9側と
の間に開口部11を形成する開口端、12は開口端10
の外側に形成した段部で、開口端10の上端から垂直下
方に切り込み、その切り込み端から開口端10の外側へ
向けて水平に切り取られた形状を有する。
はフック本体、8はフック本体7の基端9から垂直上方
へ突設した二股突起、10はフック本体7の基端9側と
の間に開口部11を形成する開口端、12は開口端10
の外側に形成した段部で、開口端10の上端から垂直下
方に切り込み、その切り込み端から開口端10の外側へ
向けて水平に切り取られた形状を有する。
13はフック本体7の基端に連結した重錘兼用の連結体
で、円形の側壁を有し、連結体13の下端面から突設し
た突起14を二股突起8の股間へ挿入し、突起14及び
二股突起8に貫通するように穿設されている通孔に軸ピ
ン15を通すことにより、フック本体7を軸ピン15を
支点にして回転自在に連結しである。
で、円形の側壁を有し、連結体13の下端面から突設し
た突起14を二股突起8の股間へ挿入し、突起14及び
二股突起8に貫通するように穿設されている通孔に軸ピ
ン15を通すことにより、フック本体7を軸ピン15を
支点にして回転自在に連結しである。
16はフック本体7の開口部11の周囲から連結体13
の外周にかけて包囲する肉厚の円筒で、その下端寄りの
側壁が先細になるようにテーパーが付され、下端面のう
ち、フック本体7にワイヤを通す方向と直交する方向の
両側部分の一方が段部12で受は止められ、他方がフッ
ク本体7のうち段部12と反対側の部分で受は止められ
るとともに、連結体13に昇降自在に嵌合している。
の外周にかけて包囲する肉厚の円筒で、その下端寄りの
側壁が先細になるようにテーパーが付され、下端面のう
ち、フック本体7にワイヤを通す方向と直交する方向の
両側部分の一方が段部12で受は止められ、他方がフッ
ク本体7のうち段部12と反対側の部分で受は止められ
るとともに、連結体13に昇降自在に嵌合している。
30は円筒16の下端面のうち、フック本体7にワイヤ
を通す方向の両側部分を弧状に切欠した切欠部で、この
切欠部30により、ワイヤを通す本数がふやせる。
を通す方向の両側部分を弧状に切欠した切欠部で、この
切欠部30により、ワイヤを通す本数がふやせる。
17は連結体13の側壁の一方において上下方向に長く
なるように穿設したガイド溝、18は円筒16のうちガ
イド溝17と対向する個所からガイド溝17内へ嵌合す
るようにねじ込んだ係合ピン、19は円筒16のうち係
合ピン18をねじ込んだ個所と反対側の個所において上
下方向に長くなるように穿設した透孔、20は透孔19
の両側において円筒16の側面を第4図示のよ−)に直
角にそれぞれ切欠して形成した軸承部、21は透孔19
内に嵌入した掛金で、その中間部と軸承部20とに軸2
2を通して回転自在に軸支してあり、上端には、掛止突
起23を設け、下端と、透孔19の下辺から突設した突
起24との間には、掛止突起23を連結体13の側壁に
圧接するように付勢するはね25を介装しである。
なるように穿設したガイド溝、18は円筒16のうちガ
イド溝17と対向する個所からガイド溝17内へ嵌合す
るようにねじ込んだ係合ピン、19は円筒16のうち係
合ピン18をねじ込んだ個所と反対側の個所において上
下方向に長くなるように穿設した透孔、20は透孔19
の両側において円筒16の側面を第4図示のよ−)に直
角にそれぞれ切欠して形成した軸承部、21は透孔19
内に嵌入した掛金で、その中間部と軸承部20とに軸2
2を通して回転自在に軸支してあり、上端には、掛止突
起23を設け、下端と、透孔19の下辺から突設した突
起24との間には、掛止突起23を連結体13の側壁に
圧接するように付勢するはね25を介装しである。
26と31は連結体13の側壁において掛金21の移動
域の上限位置と下限位置に穿設した孔で、掛止突起23
が係合する孔径を有する。
域の上限位置と下限位置に穿設した孔で、掛止突起23
が係合する孔径を有する。
27は連結体13の上端面に突設した突起で、これには
、クレーンで巻き上げ、巻き下げられるワイヤ28の先
端に取付けられているよりもどし29を連結しである。
、クレーンで巻き上げ、巻き下げられるワイヤ28の先
端に取付けられているよりもどし29を連結しである。
次に、上記の構成より成るフックの作動について説明す
ると、フック本体7にワイヤを掛ける場合は、円筒16
を第2図示のように押し上げ、開口部11を開放する。
ると、フック本体7にワイヤを掛ける場合は、円筒16
を第2図示のように押し上げ、開口部11を開放する。
円筒16は押し上げられる過程で係合ピン18がガイド
溝17内を下辺から上辺へ摺動するので、回ることなく
押し上げられる。
溝17内を下辺から上辺へ摺動するので、回ることなく
押し上げられる。
係合ピン18がガイド溝17の上辺に達したところで、
掛金21の掛止突起23が孔26と相対する位置に到達
し、掛止突起23がばね25の弾力を受けて孔26へ係
合して、円筒16を上記押し上げられた位置に掛止する
。
掛金21の掛止突起23が孔26と相対する位置に到達
し、掛止突起23がばね25の弾力を受けて孔26へ係
合して、円筒16を上記押し上げられた位置に掛止する
。
なお、掛金21は、掛止突起23が孔26へ係合するう
に回動しても、掛金21の下端が透孔19より外側へ突
出しないように屈曲した形状を有する。
に回動しても、掛金21の下端が透孔19より外側へ突
出しないように屈曲した形状を有する。
フック本体7にワイヤを掛は終り、開口部11を閉塞す
る場合は、掛金21の下端をばね25の弾力に抗して押
し込み、掛止突起23を孔26からはずしてから、円筒
16を押し下げ、第5図示のように円筒16の下端面の
両側部分の一方を段部12に突き当てるとともに、他方
をフック本体7のうち段部12と反対側の部分に突き当
てるようにして、開口部11を閉塞する。
る場合は、掛金21の下端をばね25の弾力に抗して押
し込み、掛止突起23を孔26からはずしてから、円筒
16を押し下げ、第5図示のように円筒16の下端面の
両側部分の一方を段部12に突き当てるとともに、他方
をフック本体7のうち段部12と反対側の部分に突き当
てるようにして、開口部11を閉塞する。
開口部11が閉塞されたところで、掛金21の掛止突起
23が孔31と相対する位置に到達し、掛止突起23が
ばね25の弾力を受けて孔31へ保合して、円筒16を
押し下げられた上記位置に掛止し、例えばフック本体7
に掛かられたワイヤがたるんで円筒16の下端を突き上
げても、円筒16を不動に保持する。
23が孔31と相対する位置に到達し、掛止突起23が
ばね25の弾力を受けて孔31へ保合して、円筒16を
押し下げられた上記位置に掛止し、例えばフック本体7
に掛かられたワイヤがたるんで円筒16の下端を突き上
げても、円筒16を不動に保持する。
本考案は、フック本体7と連結体13の連結部を別の構
造の連結部に置換することもある。
造の連結部に置換することもある。
本考案は、成上の構成より戊り、筒体がフック本体の開
口部を閉塞する位置に押し下げられて、掛止され、しか
も筒体の下端部は、従来のフックに取付けられた閉塞板
に比べて著しく頑丈であり、よりもどしにより、ねじれ
方向の力が掛金や保合ピンに直接加わることもないから
、荷重の加わったチェーンやワイヤによって破損するよ
うなことはなく、それらのはずれを確実に防止すること
ができる。
口部を閉塞する位置に押し下げられて、掛止され、しか
も筒体の下端部は、従来のフックに取付けられた閉塞板
に比べて著しく頑丈であり、よりもどしにより、ねじれ
方向の力が掛金や保合ピンに直接加わることもないから
、荷重の加わったチェーンやワイヤによって破損するよ
うなことはなく、それらのはずれを確実に防止すること
ができる。
またフック本体の開口端が筒体の筒壁によってカバーさ
れるから、工事現場などで組み立てられた多数の鉄筋の
間へフック本体を降下させてから引き上げる場合、フッ
ク本体の開口端が鉄筋の一部にひっかかって鉄筋を引き
上げてしまうようなことはないなどの利点を有する。
れるから、工事現場などで組み立てられた多数の鉄筋の
間へフック本体を降下させてから引き上げる場合、フッ
ク本体の開口端が鉄筋の一部にひっかかって鉄筋を引き
上げてしまうようなことはないなどの利点を有する。
第1図は従来のフックの正面図、第2図は本考案に係る
フックの一部を断面にし、かつフック本体の開口部を開
放した状態を示す正面図、第3図は第2図の一部を切欠
した右側面図、第4図は第2図の要部の横断面図、第5
図は本考案に係るフックの一部を断面にし、かつフック
本体の開口部を閉塞した状態を示す正面図である。 7・・・・・・フック本体、9・・・・・・フック本体
の基端、10・・・・・・フック本体の開11端、11
・・・・・・開口部、12・・・・・・段部、13・・
・・・・連結体、16・・・・・・円筒、21・・・・
・・掛金、23・・・・・・掛止突起、25・・・・・
・ばね、26.31・・・・・・孔。
フックの一部を断面にし、かつフック本体の開口部を開
放した状態を示す正面図、第3図は第2図の一部を切欠
した右側面図、第4図は第2図の要部の横断面図、第5
図は本考案に係るフックの一部を断面にし、かつフック
本体の開口部を閉塞した状態を示す正面図である。 7・・・・・・フック本体、9・・・・・・フック本体
の基端、10・・・・・・フック本体の開11端、11
・・・・・・開口部、12・・・・・・段部、13・・
・・・・連結体、16・・・・・・円筒、21・・・・
・・掛金、23・・・・・・掛止突起、25・・・・・
・ばね、26.31・・・・・・孔。
Claims (2)
- (1)フック本体の基端を円形の側壁を有する重錘兼用
の連結体の一端に軸ビンにより連結腰この連結体の他端
には、よりもどしを連結腰上記フック本体の基端と開口
端との間に形成される開[1部の周囲から上記連結体の
外周にかけて包囲し、かつ上記連結体に昇降自在に嵌合
する円筒を設け、上記連結体の側壁の一方において上下
方向に長いガイド溝を設け、上記円筒には、上記が、イ
ド溝へ嵌合する係合ビンを設け、上記円筒のうち上記係
合ピンが設けられた個所と反対側の個所において上下方
向に長い透孔を設け、この透孔には、一端に係止突起を
有する掛金を嵌入し、この掛金の中間部を軸支し、上記
掛金の他端には、上記係止突起を上記連結体の側壁に圧
接させるばねを介装し、上記連結体の側壁において上記
掛金の移動域の上限位置と下限位置とで上記係止突起が
係合する孔を設けて成るフック。 - (2)フック本体が、円筒の下端を受は止める段部を有
するフック本体から成る実用新案登録請求の範囲第1項
記載のフック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14064482U JPS6015937Y2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | フツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14064482U JPS6015937Y2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | フツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943712U JPS5943712U (ja) | 1984-03-22 |
JPS6015937Y2 true JPS6015937Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=30314820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14064482U Expired JPS6015937Y2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | フツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015937Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP14064482U patent/JPS6015937Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943712U (ja) | 1984-03-22 |
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