JPS60159227A - 耐震基礎構造 - Google Patents
耐震基礎構造Info
- Publication number
- JPS60159227A JPS60159227A JP1580684A JP1580684A JPS60159227A JP S60159227 A JPS60159227 A JP S60159227A JP 1580684 A JP1580684 A JP 1580684A JP 1580684 A JP1580684 A JP 1580684A JP S60159227 A JPS60159227 A JP S60159227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- foundation mat
- ground
- bulbs
- mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D27/00—Foundations as substructures
- E02D27/32—Foundations for special purposes
- E02D27/34—Foundations for sinking or earthquake territories
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は原子炉等の重要機器を設置する建屋における
耐震基礎構造に関するものである。
耐震基礎構造に関するものである。
(発明の解決しようとする問題点)
従来原子炉を設置する建屋の基礎は鉄筋コンクリート構
造の基礎マントを設け、壁、柱からの軸力を基礎マント
全域に分散させて地盤に流すため大きなマント厚、例え
ば地盤が軟岩、中硬岩の場合で6〜8mの厚さが必要と
なり、その基礎工事費は全体の程3割にも達することが
あり、基礎マント厚の低減しうる構造が要望される。
造の基礎マントを設け、壁、柱からの軸力を基礎マント
全域に分散させて地盤に流すため大きなマント厚、例え
ば地盤が軟岩、中硬岩の場合で6〜8mの厚さが必要と
なり、その基礎工事費は全体の程3割にも達することが
あり、基礎マント厚の低減しうる構造が要望される。
一方原子炉建屋の設計を標準化するため場所毎に異なる
地盤耐力を所要の大きさに適合させることが要望される
。
地盤耐力を所要の大きさに適合させることが要望される
。
この発明は前記要望に対処すべく、特に剪断波速度V
s = 500〜1000m/ sec程度の軟岩ある
いは中硬岩の地盤上に設置する原子炉建屋の基礎として
適当な耐震基礎構造を開発することを目的としたもので
ある。
s = 500〜1000m/ sec程度の軟岩ある
いは中硬岩の地盤上に設置する原子炉建屋の基礎として
適当な耐震基礎構造を開発することを目的としたもので
ある。
(発明の構成とその実施例)
この発明の要旨とする構成は前記特許請求の範囲の欄に
記載の通りであり、その主要部とするところは鉄筋コン
クリート基礎マントの下部地盤中に地盤よりも剛性の高
い球根を断続的あるいは連続的に造成することにある。
記載の通りであり、その主要部とするところは鉄筋コン
クリート基礎マントの下部地盤中に地盤よりも剛性の高
い球根を断続的あるいは連続的に造成することにある。
以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
地盤Aは軟岩または中硬岩で、先ずそこに柱位置あるい
は壁位置下方にジェソトグラウト工法、薬液注入工法を
応用してセメントミルク等硬化材料を注入し、球根1を
造成する。その剛性はV s = 1000〜1500
m / sec程度として地盤Aより剛性の高いものと
し、第3図のように断続的、あるいは第4図のように連
続的にする。
は壁位置下方にジェソトグラウト工法、薬液注入工法を
応用してセメントミルク等硬化材料を注入し、球根1を
造成する。その剛性はV s = 1000〜1500
m / sec程度として地盤Aより剛性の高いものと
し、第3図のように断続的、あるいは第4図のように連
続的にする。
次いで地盤A上に捨てコンクリート2を打設し、その上
方に鉄筋を組んで鉄筋コンクリート基礎マット3を施工
する。なおマット3の中央部は厚くする。そしてその際
鉄筋コンクリート基礎マット3と球根1との間をコンク
リート中に埋設した緊張鋼棒等によるアンカー筋4によ
って緊結する場合がある。
方に鉄筋を組んで鉄筋コンクリート基礎マット3を施工
する。なおマット3の中央部は厚くする。そしてその際
鉄筋コンクリート基礎マット3と球根1との間をコンク
リート中に埋設した緊張鋼棒等によるアンカー筋4によ
って緊結する場合がある。
次いでその上方に機器Bl、建屋B2を設置および建築
する。
する。
(発明の作用・効果)
従来の基礎マント構造と、この発明の構造について地震
時に基礎マットに働らく、地反力(1図参照)、曲げモ
ーメント(■図参照)および剪断力(■図参照)の分布
を比較すると第7.8図に示す通りである。
時に基礎マットに働らく、地反力(1図参照)、曲げモ
ーメント(■図参照)および剪断力(■図参照)の分布
を比較すると第7.8図に示す通りである。
従来の構造では垂直力を基礎マント全域に分散させて地
盤に流すため、基礎マット面外方向の曲げモーメントと
剪断力が大きくなり、大きなマント厚が必要である。
盤に流すため、基礎マット面外方向の曲げモーメントと
剪断力が大きくなり、大きなマント厚が必要である。
これに対してこの発明では壁、柱の軸力の一部あるいは
大部分が集中的に球根部に流れ、地盤に伝達されるため
曲げモーメンl−1剪断力が小さくなり基礎マント応力
が低減し、その結果基礎マント厚を薄くすることができ
る。したがって原子炉等建屋の建設コストの大きな部分
を占める基礎マント工事費を大幅に低減できる。
大部分が集中的に球根部に流れ、地盤に伝達されるため
曲げモーメンl−1剪断力が小さくなり基礎マント応力
が低減し、その結果基礎マント厚を薄くすることができ
る。したがって原子炉等建屋の建設コストの大きな部分
を占める基礎マント工事費を大幅に低減できる。
また球根基礎の支持力により、地震時に圧縮側の基礎マ
ントの底面の接地率が増大し、水平抵抗が増すので耐震
設計上有利である。
ントの底面の接地率が増大し、水平抵抗が増すので耐震
設計上有利である。
さらに基礎マントと球根基礎とをアンカー筋によって緊
締することにより、基礎マントの浮上りを押さえる効果
があり、連室の安定性が向上する。
締することにより、基礎マントの浮上りを押さえる効果
があり、連室の安定性が向上する。
また基礎マット下部の地盤が不均質あるいは不規則であ
っても、上部構造からの軸力が球根基礎を通じて地盤に
スムーズに流れるため、基礎マントに局部的な応力が生
じない。さらに地盤にも局部的な応力が生じないので地
盤の塑性化を防止できる。
っても、上部構造からの軸力が球根基礎を通じて地盤に
スムーズに流れるため、基礎マントに局部的な応力が生
じない。さらに地盤にも局部的な応力が生じないので地
盤の塑性化を防止できる。
また球根は地震力を反射、散乱して基礎マットへの地震
力の入力を減少する。
力の入力を減少する。
第1図はこの発明の実施例を示した縦断面図、第2図は
連室部分の平面図、第3図、第4図は球根部分のそれぞ
れ異なる実施例を示した横断面図、第5図、第6図は球
根部分のそれぞれ異なる実施例の縦断面図、第7図1.
II、 I、第8図1.n、mは従来例とこの発明の
作用説明図である。 A・・・・地盤、B1・・・・機器、B2・・・・建屋
、2・・・・捨てコンクリート、3・・・・マント、4
・・・・アンカー筋。 第7図工 第7図■ 第7図工 第 8 図I 第8図■ 第8図■
連室部分の平面図、第3図、第4図は球根部分のそれぞ
れ異なる実施例を示した横断面図、第5図、第6図は球
根部分のそれぞれ異なる実施例の縦断面図、第7図1.
II、 I、第8図1.n、mは従来例とこの発明の
作用説明図である。 A・・・・地盤、B1・・・・機器、B2・・・・建屋
、2・・・・捨てコンクリート、3・・・・マント、4
・・・・アンカー筋。 第7図工 第7図■ 第7図工 第 8 図I 第8図■ 第8図■
Claims (2)
- (1)構造物の鉄筋コンクリート基礎マットの下部地盤
中に、基礎マントの応力を低減し、水平抵抗を増大させ
る地盤よりも剛性の高い球根を断続的または連続的に造
成しであることを特徴とする耐震基礎構造。 - (2)構造物の鉄筋コンクリート基礎マントの下部地盤
中に、基礎マットの応力を低減し、水平抵抗を増大させ
る地盤よりも剛性の高い球根を断続的または連続的に造
成し、かつ基礎マントと球根とをアンカー筋によって緊
結しであることを特徴とする耐震基礎構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1580684A JPS60159227A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 耐震基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1580684A JPS60159227A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 耐震基礎構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159227A true JPS60159227A (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=11899081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1580684A Pending JPS60159227A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 耐震基礎構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159227A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1484450A2 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-08 | Nikolaos Drougos | Aseismic foundation |
JP2008240371A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Shimizu Corp | 耐震アンカー装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345708B2 (ja) * | 1972-06-29 | 1978-12-08 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1580684A patent/JPS60159227A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345708B2 (ja) * | 1972-06-29 | 1978-12-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1484450A2 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-08 | Nikolaos Drougos | Aseismic foundation |
EP1484450A3 (en) * | 2003-06-02 | 2006-08-23 | Nikolaos Drougos | Aseismic foundation |
JP2008240371A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Shimizu Corp | 耐震アンカー装置 |
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