JPS60158960A

JPS60158960A - 連続鋳造装置

Info

Publication number: JPS60158960A
Application number: JP829585A
Authority: JP
Inventors: ホルスト・ヴイージンガー; ヴエルナー・シユレツカー; ギユンター・ホライス
Original assignee: Voestalpine AG; Voest AG
Current assignee: Voestalpine AG; Voest AG
Priority date: 1984-01-19
Filing date: 1985-01-18
Publication date: 1985-08-20
Also published as: ATA16584A; DE3446404A1; AT378704B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、連続鋳造装置に、特に、連鋳鋳型の後に配置
され且つ凝固ストランドを対向する側面で支持するスト
ランド案内部を備え、少なくとも１個の駆動可能な歯車
により駆動され且つ歯軌条プロフィルを示す搬送ストラ
ンドが上記のストランド案内部に沿って移動可能であり
、上記の歯車が連鋳鋳型の下で所定の間隔で配置される
スラブ鋳造用の曲線型連続鋳造装置に関する。

（従来技術）現在の連続鋳造装置においては、連続鋳造の開始にあた
り出来るだけ短い搬送ストランド（ダミーバー）を利用
する傾向にある（スイス国特許第５３７　２２３号とド
イツ連邦共和国特許公告第２７　５９　６６０号参照）
。この搬送ストランドは、搬送ストランドの表面の近く
に配置可能で且つ駆動可能なローラにより引き抜かれる
。このローラは、また、凝固ストランドの引抜に役立つ
。

したがって、油、スラグ等による搬送ストランド表面の
汚損により、搬送ストランドとこれに伴う凝固ストラン
ドとの制御できない滑落または引抜が生じうる。特に、
連続鋳造装置における搬送の際の危険は、搬送ストラン
ドの搬送が早すぎるか遅すぎることであり、すなわち、
搬送ストランドが連ｇＪＪ鋳型から最適の引抜速度で搬
出されないことである。これにより、ストランドの穿孔
とし１う危険状態が生ヒうる。これを避けるため、スト
ランド表面近傍に配置可能で駆動可能なロールの数が増
加されるか、または、特に強い力で配置可能な駆動ロー
ルが備えられる。

（発明の解決すべき問題点）上に説明した種類の連続ダＪ造装置においては、ドイツ
連邦共和国特許公開第２０　２３　２８２号から知られ
るように、搬送ストランドと駆動ロールとの間の相対運
動を妨げるために、搬送ストランドに共同して作用する
複数個の歯車が備えられる。ここで、歯車は、駆動円筒
の端面に且つ駆動円筒と同列に配置される。歯車の歯は
、駆動円筒の側筒面の上に突出し、搬送ストランドの側
面に設けられた枠に配置される歯軌条プロフィル内でそ
れぞれ作用する。この構造の欠点は、歯車が放射熱を直
接さらされ、冷却剤やストランドのすぐ近傍に生じるサ
ビやスラグにより激しい摩損が生しることである。この
ため、長時間の駆動の後では、歯車の作用は、歯軌条プ
ロフィル内でもはや完全には保証できない。

本発明の目的は、この欠点と難点を克服することである
。本発明の課題は、上に説明した種類の装置において、
搬送ストランドの引抜機構に必要な静止時間または修理
が避けられ、粗い駆動条件においても歯車の寿命を長く
し、わずかな摩損のみを生じるようにすることである。

（問題点を解決するための手段）この課題は、本発明により、次のように解決される。本
発明に係る連続鋳造装置は、連鋳鋳型の後に配置され且
つ凝固ストランドを対向する側面で支持するストランド
案内部を備え、少なくとも１個の駆動可能な歯車により
駆動され且つ歯軌条プロフィルを示すストランドが上記
の゛ストランド案内部に沿って移動可能であり、上記の
歯車が連鋳鋳型の下で上記のストランド案内部に所定の
間隔で配置される連続鋳造装置において、上記の歯車の
軸が、揺動軸の回りを揺動機構により歯軌条とともに作
用する作用位置からストランド案内部の縦軸から離れて
位置する非作用位置へ揺動可能であることを特徴とする
。

（実施例）本発明の好ましい実施例の特徴は、次の通りである。上
記の歯車の軸は、ストランド案内経路の接平面に垂直な
方向にあり、搬送ストランドは、上記の接平面に垂直な
方向の側面に上記の歯軌条プロフィルを備え、上記の歯
車の軸は、ストランド案内部の縦軸に平行な方向の上記
の揺動軸の回りで揺動可能である。

スラブ鋳造の際に、上記の歯軌条プロフィルが搬送スト
ランドの画状面側に配置され、」１記の歯車の歯が上記
の作用位置においてストランド広面を支持する上記のス
トランド案内部のロールの間で突出する。

第２図は、スラブ連続鋳造装置の側面図である。

連鋳鋳型１から下方にストランド案内部が形成される。

溶鋼は、タンディツシュ２がら注入管３を通り、連鋳鋳
型１の中空空間に注ぐ。凝固されたストランド５は、ス
トランド案内部の曲げ部４にて、垂直から円弧に曲げら
れる。曲げ部４に続く円弧状ストランド案内部６におい
て、凝固ストランドは、曲げ部４におけるのと同様に、
上側と下側とで支持ロール７．７．・・・により支持さ
れる。

円弧状ストランド案内部６に続いて設けられる整ｌａ部
８において、円弧状の凝固ストランド５が真直にされる
。この後に続くほぼ水平のストランド案内部部分９にお
いても、ストランドは、同様に−１−側と１ζ側で支持
ロール７．７．・・・により支持される。このストラン
ド案内部９には、ピンチロール月１０．　ｉ　ｆ’ｌ　
、・・が備えられる。

凝固ストランド゛５を引き抜くために、図示しないピン
チロールか円弧状ストランド案内部６にも備えられ、凝
固ストランドの表面を圧着する。

円弧状ストランド案内部６は、第１図から明らかなよう
に、枠組構造的な搬送構造１１によリウまく形成される
。この搬送構造１１には、円弧状ストランド案内部６全
体にわたって拡がり、支持ロール７．７．・・・を支持
する一体の縦搬送体１２が配置される。（この種のスト
ランド案内部支持台は、たとえば、オーストリア国特許
公告第２９０７５０号から知られる。）本発明において、円弧状ストランド案内部６は、縦支持
体１２で歯車１３．１３．・・・を回転可能に支持する
。歯車１３の軸１４は、外箱１７の中にストランド案内
経路１５にある接平面１Ｇに利しほぼ垂直に向いていて
、歯車１３．１３．・・それ自体は、この接平面１６に
対し平行である。歯車１３の軸１４は、外箱１７の中に
設けられ、そして、縦軸１９に平行な、または、ストラ
ンド案内部６の縦軸１９の接線２（）に平行な紬２１の
回りを揺動可能に、縦支持体１２に取すイ」けられた支
持部１８に、配置される。一方では、支持部１８に他方
では外箱１７に接続される加圧シリンダ２２は、揺動に
その都度役立つ。歯車１３，１．３．・の運転は、カル
ダン軸継手２３と傘歯屯装置２４とを介して行なわれる
。

二個の歯車１．３，１．３は、それぞれ、連鋳鋳型１の
下で同じ間隔２５．２５′、・・・でストランド案内部
６に配置される。この歯１４１１３．１３は、ｆＦｉ車
月を形成し共通の運転により駆動され、且つ、歯車１３
．１３の傘歯車装置２４．２４に結合されるカルダン軸
継手２３により駆動される。

第１図に矢印２６で示唆するように、鋳造開始にあたり
、極端に短い搬送ストランド２７が、連鋳鋳型１を通り
ストランド案内部６の中を通る。

第一の歯＃１対の連鋳鋳型１からの距離２５は、図示し
ない搬送ストランド車により支持される搬送ストランド
２７が第一歯車対１３．１３によっても支えられ得るよ
うにして測定される。このために、搬送ストランド２７
は、対向する二つの狭い側面と、自由で且つ接平面１６
に垂直方向にある側面２９．２９に歯軌条プロフィル３
０を装備する。この歯軌条プロフィル３０は、搬送スト
ランド２７の単一の部分３１に配置され、搬送ストラン
ド２７がストランド案内部６内を通るとき、部分３１が
直線状であるにもかかわらず、歯車１３゜１３、・・・
の位置に対応する半径３２がストランド案内部６の中心
軸３３から測定される正確な円弧を形成する。駆動停止
装置が、噛合プロフィルとして備えられる。

歯車１３，１３．・・・により、搬送ストランド２７は
、連鋳鋳型１の底を閉じる第２図に示す位置からはみ出
す恐れなしに支持され、正確な所定の引抜速度で引と抜
かれる。

搬送ストランドが第一歯車対を通過する前に、その先端
部３４は最も近い歯車ｊ＝Ｊに達し、その作用をうける
。この最も近い歯車対か作用するやいなや、第一歯車対
の歯車１３，１．３は、加圧シリンダ２２の助けにより
作用位置Ｅから第３図に破線で示される作用外位置Ａに
揺動する。歯車１３゜１３は、この方法により凝固スト
ランド゛５の放射熱から保護される。歯車１３．１３．
・・・は、円弧状ストランド案内部６のみに設けられる
。整直部８とこれに続くほぼ水平な方向のストランド案
内部９においては、凝固ストランドと搬送ストランドの
表面３５に作用するように駆動されるピンチロール１０
，１０．・・・が、搬送ストランド２７と凝固ストラン
ド５との引抜の役をはたす。

したがって、本発明において、搬送ストランド２７は、
ストランド案内部の一部に、作用する重力のため配置可
能なロールにより摩損で、連鋳鋳型の底を閉して保持さ
れ、または、底を閉して引慇抜かれる。これに続く整直
部８とストランド案内部部分９におり・では、搬送スト
ランド２７の引抜は、摩擦による密着により生じる。

本発明は、図面に示された実施例に制限されないだけで
なく、種々の点で変更されうる。たとえば、支持ロール
７の軸に平行な軸を有する歯車は、また、ストランド案
内部に沿って備えられうる。

ここで、搬送ストランドは、支持ロールの軸の上に突出
し且つ歯車軸を支持する突起を備えている。

また、歯車を鎖により保持し、揺動によりその中央平面
に凝固ストランド５の危険範囲から遠ざけることも、考
えられうる。

（発明の効果）本発明により、搬送ストランドの引抜機構に必要な静止
時間または修理が避けられ、粗い駆動条件においても歯
車の寿命を長くし、わずかな摩損のみを生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第２図のＨの部分拡大図であり、第２図は、
曲線型連続鋳造装置の側面図である。第３図は、第２図のＩＩＩ−Ｉ［１線での断面図である
。第４図は、搬送されるストランドの部分側面図であり、
第５図は、第４図の矢印■方向の図である。１・・・連銅鋳型、　２・・・タンディツシュ、３・−
・注入管、　４・・・曲げ部、５・・・凝固ストランド、６・・・曲線状ストランド案内部、７．７１・・・・・・支持ロール、８・・・整直部、９
・・・水平案内部、１０．１０．・・・・・・ビンチロール対、１１・・・
搬送構造、　１２・・・縦搬送体、１３．１３．・・・
・・・歯車、　１４・・・軸、１５・・・ストランド案
内経路、１６・・・接平面、１７・・・外箱、１８・・・支持部
、１９・・・縦軸、２０・・・接線、　２１・・・軸、
２２・・・加圧シリング、２３・・・カルグン紬継手、
２４・・・傘歯車装置、２７・・・搬送スＹランド、２
９・・・側面、　３０．３０．・・・・・・歯軌条プロ
フィル、３１．３１．・・・・・・搬送ストランドの部
分、３２・・・半径、　３３・・・中心軸、３４・・・
端部、３５・・・ストランド表面。特許出願人　ホエストーアルピン・アクチェンデゼルシ
ャフト

Claims

【特許請求の範囲】（１）連鋳鋳型の後に配置され且つ凝固ストランドを対
向する側面で支持するストランド案内部を備え、少なく
とも１個の駆動可能な歯車により駆動され且つ歯軌条プ
ロフィルを示すストランドが上記のストランド案内部に
沿って移動可能であり、上記の歯車が連鋳鋳型の下で上
記のストランド案内部に所定の間隔で配置される連続鋳
造装置において、上記の歯車の軸が、揺動軸の回りを揺動機構により歯軌
条とともに作用する作用位置からストランド案内部の縦
軸から離れて位置する非作用位置へ揺動可能であること
を特徴とする連続鋳造装置。（２、特許請求の範囲１項に記載された連続鋳造装置に
おいて、上記の歯車の軸は、ストランド案内経路の接平面に垂直
な方向にあり、搬送ストランドは、上記の接平面に垂直
な方向の側面に」二記の歯軌条プロフィルを備え、上記
の歯車の紬は、ストランド゛案内部の縦軸に平行な方向
の上記の揺動軸の回りて゛揺動可能であることを特徴と
する連続鋳造装置。（３）特許請求の範囲第１項または第２項に記載された
連続鋳造装置において、スラブ鋳造の際に、上記の歯軌条プロフィルが搬送スト
ランドの画状面側に配置され、上記の歯車の歯が上記の
作用位置においてストランド広面を支持する上記のスト
ランド案内部のロールの間で突出することを特徴とする
連続鋳造装置。