JPS6015818A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6015818A JPS6015818A JP58123902A JP12390283A JPS6015818A JP S6015818 A JPS6015818 A JP S6015818A JP 58123902 A JP58123902 A JP 58123902A JP 12390283 A JP12390283 A JP 12390283A JP S6015818 A JPS6015818 A JP S6015818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- substrate
- targets
- tape
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 title claims abstract description 29
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims abstract description 13
- 229910020707 Co—Pt Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 2
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Substances [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 25
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 18
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 abstract description 6
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 239000008188 pellet Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 32
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 14
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910001260 Pt alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910020630 Co Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002440 Co–Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001096 P alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- RKTYLMNFRDHKIL-UHFFFAOYSA-N copper;5,10,15,20-tetraphenylporphyrin-22,24-diide Chemical compound [Cu+2].C1=CC(C(=C2C=CC([N-]2)=C(C=2C=CC=CC=2)C=2C=CC(N=2)=C(C=2C=CC=CC=2)C2=CC=C3[N-]2)C=2C=CC=CC=2)=NC1=C3C1=CC=CC=C1 RKTYLMNFRDHKIL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- JUWSSMXCCAMYGX-UHFFFAOYSA-N gold platinum Chemical compound [Pt].[Au] JUWSSMXCCAMYGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229910000601 superalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/64—Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent
Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はビデオテープレコーダ(VTR)等に利用され
る磁気記録媒体に関する。
る磁気記録媒体に関する。
(口〉 従来技術
テレビジョ/信号のような高周波信号を高密度記録する
ためテープ状基台に金属膜を真空蒸着法、イオンブレー
ティング法、スパッタリング法等で付設することが研究
されている。
ためテープ状基台に金属膜を真空蒸着法、イオンブレー
ティング法、スパッタリング法等で付設することが研究
されている。
スパッタリング法を用いて上靴基台の表面上に例えばコ
バルト膜を面内磁化を呈するように付設した場合、膜の
付着力が強い、表面平滑性に優れる等の長所を有する反
面、磁気的に面内等方的であるため斜め蒸着法(蒸着物
質を基台前に対して斜めから付設するもの)による膜に
比へ千床磁カー(Hc)が小さい、角形比(S、S″)
が悪い等の欠点があるとされている。
バルト膜を面内磁化を呈するように付設した場合、膜の
付着力が強い、表面平滑性に優れる等の長所を有する反
面、磁気的に面内等方的であるため斜め蒸着法(蒸着物
質を基台前に対して斜めから付設するもの)による膜に
比へ千床磁カー(Hc)が小さい、角形比(S、S″)
が悪い等の欠点があるとされている。
そこでコバルト含有合金(例えはCo−Ni、C。
−Cr等)を膜材として用いかつ膜面内に磁化容易軸を
形成するため、基台に対して組成蒸気を斜めから入射し
て(;I設することも考えられている。しかし、この方
法による面内の異方性は一1ハルトの結晶異方性に因る
ものが支配的で、その為膜の異方性定数(Ku)はコバ
ルトの結晶異カ性定数と同し傾向の温度依存性を持つ〕
とになる。第1図の特性(P)で示す如く、100’C
付近にお(プるKuは液体窒素温度におけるもののおよ
そ半分になってしまい、実用上問題がある。
形成するため、基台に対して組成蒸気を斜めから入射し
て(;I設することも考えられている。しかし、この方
法による面内の異方性は一1ハルトの結晶異方性に因る
ものが支配的で、その為膜の異方性定数(Ku)はコバ
ルトの結晶異カ性定数と同し傾向の温度依存性を持つ〕
とになる。第1図の特性(P)で示す如く、100’C
付近にお(プるKuは液体窒素温度におけるもののおよ
そ半分になってしまい、実用上問題がある。
尚、スパッタリング法を用いて作製したCo−Pt合金
膜は耐蝕性に優れ高密度記録が可能である、と報告され
ている(1高密度記録用耐蝕性C。
膜は耐蝕性に優れ高密度記録が可能である、と報告され
ている(1高密度記録用耐蝕性C。
−pt合金磁性薄膜」日本応用磁気学会誌V o17゜
N 02. P 87(1983))。しかし、これは
Ptの添加量が20at、%と多いものを示しでおり、
結晶構造が不安定であるという欠点がある。また、従来
より永久磁石、光磁気記録材料として研究されているa
I成はPiの添加量が5(lat、%のもので、p(処
理を行なわなければ高い保磁力が得られず、かつ高価に
なる欠点もある。
N 02. P 87(1983))。しかし、これは
Ptの添加量が20at、%と多いものを示しでおり、
結晶構造が不安定であるという欠点がある。また、従来
より永久磁石、光磁気記録材料として研究されているa
I成はPiの添加量が5(lat、%のもので、p(処
理を行なわなければ高い保磁力が得られず、かつ高価に
なる欠点もある。
〈ハ〉 発明の目的
本発明は以上の諸点に鑑みなされたもので、高密度記録
に適する高保磁力、高角形比を呈する磁気記録媒体を提
供しようとするものである。
に適する高保磁力、高角形比を呈する磁気記録媒体を提
供しようとするものである。
く二〉 発明の構成
本発明はテープ状基台の表面にCo−P、を系合金の金
属膜を(=1設してなるもので、該基台の面内における
イ」設合金の磁化容易軸が該基台の長手方向に実質的に
一致するように配向きれていることを特徴とjるもので
ある。ここで、′実質的に、とは、磁化容易軸が例えば
ヘリカルスキャンVTRのビデオトラックの延在方向に
一致するように配向されている場合(これは上記長手方
向に対して約5〜6°傾斜している)をも含む意味があ
る。
属膜を(=1設してなるもので、該基台の面内における
イ」設合金の磁化容易軸が該基台の長手方向に実質的に
一致するように配向きれていることを特徴とjるもので
ある。ここで、′実質的に、とは、磁化容易軸が例えば
ヘリカルスキャンVTRのビデオトラックの延在方向に
一致するように配向されている場合(これは上記長手方
向に対して約5〜6°傾斜している)をも含む意味があ
る。
又、ト記合金は上記配向方向に付与されたプラズマ収束
磁界の環境下で組成金属を混合し1なるものであること
を特徴とするものである。
磁界の環境下で組成金属を混合し1なるものであること
を特徴とするものである。
(ポ) 実施例
先ず本発明に係る磁気記録媒体を製造りる装置の11要
を第2図の構成略図を参考、にし−〔説明する。図にお
い工、(1)は真空槽、(2)(2)は対向する1a1
のターゲット、(3)−4よテープ状基台装置である。
を第2図の構成略図を参考、にし−〔説明する。図にお
い工、(1)は真空槽、(2)(2)は対向する1a1
のターゲット、(3)−4よテープ状基台装置である。
真空槽(1)はアルゴンカス等(カス圧は例えば0.2
〜20ミリトール)を導入する給気孔(11)と、所定
の真空度(例えば4’ X 10−’ トール以−ト)
を得るためのU[気孔(12)とを備え、さらに図示省
略したがテープ状基台の表面温度を適温(例えは70℃
)かこ制御する温度制御系を備えている。また、この真
空槽(1)はその中に、上記両ターゲット(2)(2)
及びテープ状基台装置(3)の一部を絶縁物(4〉を介
して内挿しており、該真空槽自身は接地されている。
〜20ミリトール)を導入する給気孔(11)と、所定
の真空度(例えば4’ X 10−’ トール以−ト)
を得るためのU[気孔(12)とを備え、さらに図示省
略したがテープ状基台の表面温度を適温(例えは70℃
)かこ制御する温度制御系を備えている。また、この真
空槽(1)はその中に、上記両ターゲット(2)(2)
及びテープ状基台装置(3)の一部を絶縁物(4〉を介
して内挿しており、該真空槽自身は接地されている。
L、flのターゲット(2)(2)はシバルトと白金を
所定の比率(例えはC01yPtt、すなわちPtが1
0.5at、%)で混合してなる合金プレート或いはこ
の合金の主成分たるコバルト基板の上に所定量のPtベ
レットを配備したものであり、実験室規模で、直径が1
00mm、対向間隔が1’50 m mとしている。
所定の比率(例えはC01yPtt、すなわちPtが1
0.5at、%)で混合してなる合金プレート或いはこ
の合金の主成分たるコバルト基板の上に所定量のPtベ
レットを配備したものであり、実験室規模で、直径が1
00mm、対向間隔が1’50 m mとしている。
各ターゲット(2’>(2)は両ターゲット間に直流磁
界(5)を生ずるように、図示方向に着磁された永久磁
石(21〉を裏当てしている。また、シールド力’−(
22)を配備して放電がターゲット間のみで起こるよう
に制限している。さっに、各ターゲット(2)(2)に
負の電圧(例えば500〜900■jをイ」与ずべく電
源(6〉が付設されている。この電源はRFi[tAで
あっても構わない。この時は、2枚のターゲットに同位
相、同電圧のRF電圧が印カロきれる。テープ状基台装
置(3)は、回転軸がターゲラt・主面と平行なキャン
ロール(31ンと、該キャンロールの外周に案内され乍
ら供給リール(32)から巻取リール(33)に向けて
移送きれるテープ状基台(34)とを備えており、この
移送中、テープ状基台(34)はその長手方向が直流磁
界(5)の向きと一致するように配備されている。しか
し、この直流磁界の向きを、ヘリカルスキャンVTRに
おいてビデ第1−ラックが磁気テープの長手方向に対し
て採る角度(例えはβ方式の約5°ンたけ該長手方向に
傾け、ビデオトラックに一致きせるようにしでも良い。
界(5)を生ずるように、図示方向に着磁された永久磁
石(21〉を裏当てしている。また、シールド力’−(
22)を配備して放電がターゲット間のみで起こるよう
に制限している。さっに、各ターゲット(2)(2)に
負の電圧(例えば500〜900■jをイ」与ずべく電
源(6〉が付設されている。この電源はRFi[tAで
あっても構わない。この時は、2枚のターゲットに同位
相、同電圧のRF電圧が印カロきれる。テープ状基台装
置(3)は、回転軸がターゲラt・主面と平行なキャン
ロール(31ンと、該キャンロールの外周に案内され乍
ら供給リール(32)から巻取リール(33)に向けて
移送きれるテープ状基台(34)とを備えており、この
移送中、テープ状基台(34)はその長手方向が直流磁
界(5)の向きと一致するように配備されている。しか
し、この直流磁界の向きを、ヘリカルスキャンVTRに
おいてビデ第1−ラックが磁気テープの長手方向に対し
て採る角度(例えはβ方式の約5°ンたけ該長手方向に
傾け、ビデオトラックに一致きせるようにしでも良い。
これは、ターゲット(2)(2)とキャンロール(31
)の相対位置関係を制御することによって容易に可能で
ある。尚、実験室では、このテープ状基台装置(3)に
代えて、支柱(71)によって支持された矩形状の基板
(72〉を、両ターゲッh(2)(2)の中心線から7
5mmの位置に垂直に配備している。
)の相対位置関係を制御することによって容易に可能で
ある。尚、実験室では、このテープ状基台装置(3)に
代えて、支柱(71)によって支持された矩形状の基板
(72〉を、両ターゲッh(2)(2)の中心線から7
5mmの位置に垂直に配備している。
第3図は仝の基板(72〉の正面図を示し、方向X、Y
はそれぞれこの基板(72)の面内方向を示している。
はそれぞれこの基板(72)の面内方向を示している。
そして、方向Xは磁界(5)の方向に一致しかつ上記長
手方向に一致する。また、方向Yはこの方向Xに直交す
る方向を示している。
手方向に一致する。また、方向Yはこの方向Xに直交す
る方向を示している。
この製造装置によるスパッタ法は通常のスパンタ法(基
板をターゲットに体面させプラズマ中に配備させる一h
法)に対し、ターゲットが対向しかつ基板がプラズマの
外におかれる(プラズマフリーという)構成であるので
対向ターゲット式スパッタ法と呼称できる。そして、こ
の対向ターゲット式スパック法は通常のスパッタ法に比
へて次の様な特徴を有する。すなわら、■高エネルギー
粒子の基板衝撃が少なくプラズマフリーの状態で膜形成
ができる為、基板の温度上昇が少なく、耐熱性の低い基
板上にも膜が作成できる。■プラスマフラーであるため
得られる膜の結晶性が良い。■得られる膜の結晶配向性
の制御が容易である。■ターゲットの利用効率が高い。
板をターゲットに体面させプラズマ中に配備させる一h
法)に対し、ターゲットが対向しかつ基板がプラズマの
外におかれる(プラズマフリーという)構成であるので
対向ターゲット式スパッタ法と呼称できる。そして、こ
の対向ターゲット式スパック法は通常のスパッタ法に比
へて次の様な特徴を有する。すなわら、■高エネルギー
粒子の基板衝撃が少なくプラズマフリーの状態で膜形成
ができる為、基板の温度上昇が少なく、耐熱性の低い基
板上にも膜が作成できる。■プラスマフラーであるため
得られる膜の結晶性が良い。■得られる膜の結晶配向性
の制御が容易である。■ターゲットの利用効率が高い。
■スパッタ法の中では最も膜の形成速度が速く、生産性
が良い。特に、磁性材料を高速形成できる唯一の方法で
ある。
が良い。特に、磁性材料を高速形成できる唯一の方法で
ある。
この製造装置′によってスパッタリングを行なうと、基
板(72)の表面上にCo−Pt系合金の金属膜(8)
を1分間当り例えば投入電力500Wのとき600人の
スピードで堆積することができる。
板(72)の表面上にCo−Pt系合金の金属膜(8)
を1分間当り例えば投入電力500Wのとき600人の
スピードで堆積することができる。
また、投入電力を上げるごとにより1分間当り1μm程
度の堆積速度も可能であるとされ一〇いる。この堆積中
、基板(72)のX方向に絶えj直流磁界(5)が付与
されていて、合金の異方性がとのX方向に誘導されてい
る。換贋ずれは、この合金の磁化容易軸がこのX方向に
配向され乍ら堆積されている(−軸異方性をもっている
)と言える。
度の堆積速度も可能であるとされ一〇いる。この堆積中
、基板(72)のX方向に絶えj直流磁界(5)が付与
されていて、合金の異方性がとのX方向に誘導されてい
る。換贋ずれは、この合金の磁化容易軸がこのX方向に
配向され乍ら堆積されている(−軸異方性をもっている
)と言える。
第7図(a)(b)と第8図(aン(b)はアルゴンガ
ス圧がそれぞれ5ミリトール(mトール)以上、1゜I
nトール以上の条件で形成した膜中の1つの結晶の結晶
配向を示す模式図と基台に付設された膜の模式図である
。図中、斜線を付した面、即ち、第7図(a)では(0
02)而が、メ第7図(b)では(101)而が膜面に
平行に配向する。即ち、C軸は(a)では膜面に爪面、
(b)ではほぼ平行に配向している。但し、(b)では
面内でランタムな方向に向いている。そして、いずれの
場合も結晶配向性は膜面内では等方向である。しかし、
膜はすべてプラズマ収束磁界方向に磁気的異方性をもつ
。この原因としては第9図に示した様にPt原子(斜線
で示ず、尚、白丸はCo原子を模式する〉が2原子ずつ
対になり磁界方向に配列することが考えられる。
ス圧がそれぞれ5ミリトール(mトール)以上、1゜I
nトール以上の条件で形成した膜中の1つの結晶の結晶
配向を示す模式図と基台に付設された膜の模式図である
。図中、斜線を付した面、即ち、第7図(a)では(0
02)而が、メ第7図(b)では(101)而が膜面に
平行に配向する。即ち、C軸は(a)では膜面に爪面、
(b)ではほぼ平行に配向している。但し、(b)では
面内でランタムな方向に向いている。そして、いずれの
場合も結晶配向性は膜面内では等方向である。しかし、
膜はすべてプラズマ収束磁界方向に磁気的異方性をもつ
。この原因としては第9図に示した様にPt原子(斜線
で示ず、尚、白丸はCo原子を模式する〉が2原子ずつ
対になり磁界方向に配列することが考えられる。
第4図は、上記基板(72)上に堆積した金属膜(8〉
の磁化特性図である。特性(R)はX方向に、また特性
<T)はY方向にそれぞれ印加磁場を配した場合のB−
H曲線である。図より明らかなように、保磁力(Hc)
及び角形比(S、S″)に関して特性(R)が優れ工い
る。すなわち、Xづゴ向に一軸異方性をもっていると認
められる。尚、このデータはアルゴン氏20mトール、
白金含有率11at%、膜圧3000人での金属膜に付
いてであり、この金属11には、磁束密度12.5にガ
ウス、保磁力1110エルステッド、角形比S=0.8
7、s” =o、98を示し、またトルクメータによる
異方性定数の測定では2.5X 1106er/ cc
という大きい値を示した。さらζこ、温度固在性につい
ては、第1図の特性(Q)で示す如< 、i’lll:
体窒素の温度(77°K)から400°K マチ殆んと
変化を認められない。尚、図中の縦軸は流体窒素の異方
性定数で規格化した上記金属膜の異jj性定数を示し、
横軸は温度(°K)を示してし)る。
の磁化特性図である。特性(R)はX方向に、また特性
<T)はY方向にそれぞれ印加磁場を配した場合のB−
H曲線である。図より明らかなように、保磁力(Hc)
及び角形比(S、S″)に関して特性(R)が優れ工い
る。すなわち、Xづゴ向に一軸異方性をもっていると認
められる。尚、このデータはアルゴン氏20mトール、
白金含有率11at%、膜圧3000人での金属膜に付
いてであり、この金属11には、磁束密度12.5にガ
ウス、保磁力1110エルステッド、角形比S=0.8
7、s” =o、98を示し、またトルクメータによる
異方性定数の測定では2.5X 1106er/ cc
という大きい値を示した。さらζこ、温度固在性につい
ては、第1図の特性(Q)で示す如< 、i’lll:
体窒素の温度(77°K)から400°K マチ殆んと
変化を認められない。尚、図中の縦軸は流体窒素の異方
性定数で規格化した上記金属膜の異jj性定数を示し、
横軸は温度(°K)を示してし)る。
第5図は金属膜(8〉を構成するCo−Pt合金中の白
金金山比率をθ〜20at、%にわ)こって変化させた
場合の、磁束密度(4XMS>、保磁力(HC)。
金金山比率をθ〜20at、%にわ)こって変化させた
場合の、磁束密度(4XMS>、保磁力(HC)。
角形比(S、S”)を示すものである。但し、アルゴン
ガス等のガス圧は20mトールに、また膜厚は3000
人にそれぞれ設定され一〇いる。白金の混合比率を制御
することにより保磁力(Hc )をは父直線的に変えら
れる。ここで、白金含山皐か3aL%より少ないと保磁
力が小さくなり高密度記録に適さなくなるし、また20
at、Xより大きいと結晶構造がh c p (hex
ago’nal close packed)とfct
(face centered tetragonal
)の混相にわたり安定性に欠ける(h c p単相構造
でなくなる)ので適当でない。
ガス等のガス圧は20mトールに、また膜厚は3000
人にそれぞれ設定され一〇いる。白金の混合比率を制御
することにより保磁力(Hc )をは父直線的に変えら
れる。ここで、白金含山皐か3aL%より少ないと保磁
力が小さくなり高密度記録に適さなくなるし、また20
at、Xより大きいと結晶構造がh c p (hex
ago’nal close packed)とfct
(face centered tetragonal
)の混相にわたり安定性に欠ける(h c p単相構造
でなくなる)ので適当でない。
第6図は真空槽に導入するカス圧と、テープ上基台に形
成された結晶のC軸の配向関係を示すX線回折パターン
図で、(a)図はガス圧2mトール、(b)図はガス圧
20mトールでスバ・/〃シた場合を示している。何れ
も白金の含有比率は1lat。
成された結晶のC軸の配向関係を示すX線回折パターン
図で、(a)図はガス圧2mトール、(b)図はガス圧
20mトールでスバ・/〃シた場合を示している。何れ
も白金の含有比率は1lat。
%である。各図とも横軸にBragg角の2倍を示し縦
軸に回折されたX線の強度を示している。
軸に回折されたX線の強度を示している。
(a>図では、結晶の((IQ 2 )面で強度のピー
クを持っており、C軸が基台表面に対して垂直に形成さ
れていることを示し、(b)図では結晶の(101)面
でピークを持っており、C軸が基台表面に対し鋭角を為
すように形成されていることを示している。よっソ、ガ
ス圧を大きくすることによって、結晶のC軸を基台の面
内方向に傾斜させることができ、該面内に磁化容易軸を
配向させることができることがわかる。これはまた、基
台に垂直に磁化容易軸を形成するにはガス圧を低くく例
えば5m トール以下)設定し、一方面内方向に磁化容
易軸を形成するにはガス圧を高く(例えば10m b
−ル以上)設定してスパッタリングを行なえばよいと言
える。尚、白金含有率の範囲は後者に付いては上述の通
り3〜20at、%が適当であるが、前者に付いでは6
〜15at、%が必要な保磁力を呈するのに適当である
ことを確認している。
クを持っており、C軸が基台表面に対して垂直に形成さ
れていることを示し、(b)図では結晶の(101)面
でピークを持っており、C軸が基台表面に対し鋭角を為
すように形成されていることを示している。よっソ、ガ
ス圧を大きくすることによって、結晶のC軸を基台の面
内方向に傾斜させることができ、該面内に磁化容易軸を
配向させることができることがわかる。これはまた、基
台に垂直に磁化容易軸を形成するにはガス圧を低くく例
えば5m トール以下)設定し、一方面内方向に磁化容
易軸を形成するにはガス圧を高く(例えば10m b
−ル以上)設定してスパッタリングを行なえばよいと言
える。尚、白金含有率の範囲は後者に付いては上述の通
り3〜20at、%が適当であるが、前者に付いでは6
〜15at、%が必要な保磁力を呈するのに適当である
ことを確認している。
(へ)発明の効果
本発明の磁気記録媒体はCo−Pt合金よりなる金属膜
(@外体膜)が基台の面内における超合金の磁化容易軸
を、基台の長手方向(或いはこれに対して一定の角度(
例えば5〜6°程度)傾斜する方向)に沿って配向する
ように構成されているので高保磁力及び高角形比を呈す
る。又、この金属膜の磁化容易軸は前記配向方向に(=
f与されたグラスマ収束磁界によって誘導されていて磁
気異方性の温度依存性を極めて小さくできる。さらに、
合金中の白金含有率を3〜20a t 、%の範囲で選
択1−ることによりそれに応じた保磁力を持つものを容
易に製造できる。
(@外体膜)が基台の面内における超合金の磁化容易軸
を、基台の長手方向(或いはこれに対して一定の角度(
例えば5〜6°程度)傾斜する方向)に沿って配向する
ように構成されているので高保磁力及び高角形比を呈す
る。又、この金属膜の磁化容易軸は前記配向方向に(=
f与されたグラスマ収束磁界によって誘導されていて磁
気異方性の温度依存性を極めて小さくできる。さらに、
合金中の白金含有率を3〜20a t 、%の範囲で選
択1−ることによりそれに応じた保磁力を持つものを容
易に製造できる。
第1図は異方性定数の温度依存性を示す特性図、第2図
はスパッタリング装置の概略構成図、第3図は基板(テ
ープ状基台に相当する)の正面図、第4図はこの基板上
に堆積きれた合金の、磁化特性曲線図、第5図は各種磁
気特性の白金金打率に対する依存性を示す特性図、第6
図(a)(b)はX線回折パターン図、第7図(a)(
b)はガス圧がそれぞれ5mトール以下、10m1−−
ル以上の条件で形成した膜中の1つの結晶の結晶配向の
模式図、第8図(a)(b)は第7図(a)(b)に対
向する膜の模式図、第9図は第8図(b)の膜内の原子
配列の模式図である。 主な図番の説明 (8)・・・金属膜、(34〉・・・テープ状基台。 第6図 (a ) (b ) 第7図 (a 、 (b) ts9図
はスパッタリング装置の概略構成図、第3図は基板(テ
ープ状基台に相当する)の正面図、第4図はこの基板上
に堆積きれた合金の、磁化特性曲線図、第5図は各種磁
気特性の白金金打率に対する依存性を示す特性図、第6
図(a)(b)はX線回折パターン図、第7図(a)(
b)はガス圧がそれぞれ5mトール以下、10m1−−
ル以上の条件で形成した膜中の1つの結晶の結晶配向の
模式図、第8図(a)(b)は第7図(a)(b)に対
向する膜の模式図、第9図は第8図(b)の膜内の原子
配列の模式図である。 主な図番の説明 (8)・・・金属膜、(34〉・・・テープ状基台。 第6図 (a ) (b ) 第7図 (a 、 (b) ts9図
Claims (1)
- (1)テープ状基台の表面にCo−Pt系合金の金属膜
が、該基台の面内における前記合金の磁化容易軸が該基
台の長手方向に実質的に一致するように配向されて付設
されていることを特徴とする磁気記録媒体。 (2〉前記合金は前記配向方向に付与きれたプラズマ収
束磁界の下で組成金属を混合してなるものである特許請
求の範囲第(1)項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123902A JPS6015818A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123902A JPS6015818A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6015818A true JPS6015818A (ja) | 1985-01-26 |
JPH056256B2 JPH056256B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=14872162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58123902A Granted JPS6015818A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61253622A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-11-11 | Hitachi Metals Ltd | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JPH02227815A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録媒体とその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831907A (ja) * | 1971-08-26 | 1973-04-26 | ||
JPS587806A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-17 | インタ−ナシヨナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−シヨン | 磁気薄膜材料 |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58123902A patent/JPS6015818A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831907A (ja) * | 1971-08-26 | 1973-04-26 | ||
JPS587806A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-17 | インタ−ナシヨナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−シヨン | 磁気薄膜材料 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61253622A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-11-11 | Hitachi Metals Ltd | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JPH0670849B2 (ja) * | 1985-04-08 | 1994-09-07 | 日立金属株式会社 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
JPH02227815A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録媒体とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056256B2 (ja) | 1993-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Morisako et al. | Iron nitride thin films prepared by facing targets sputtering | |
JPS6015818A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
Morisako et al. | Sputtered Mn-Al-Cu films for magnetic recording media | |
JPS5965416A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPS62114124A (ja) | 磁気デイスクの製造方法 | |
JPH056254B2 (ja) | ||
CA1131438A (en) | Method and alloying elements for producing high coercive force and high squareness magnetic film for magnetic recording medium | |
JPH0418023B2 (ja) | ||
JPH0462163B2 (ja) | ||
JPS59162622A (ja) | 垂直磁気記録体並にその製造法 | |
Katori et al. | Soft magnetic properties for Fe-Al-Nb-NO films | |
JPH03265105A (ja) | 軟磁性積層膜 | |
JPS63291213A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造法 | |
JPH0311531B2 (ja) | ||
JPH0261819A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH02236815A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPS6356609B2 (ja) | ||
JPH0485716A (ja) | 磁気ヘッド用磁性薄膜 | |
JPS5966105A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0257665A (ja) | 磁気ヘッド用磁性合金 | |
JPS6066309A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH03196604A (ja) | 磁性膜 | |
JPH0316690B2 (ja) | ||
JPH0562834A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH0554170B2 (ja) |