JPH0485716A - 磁気ヘッド用磁性薄膜 - Google Patents
磁気ヘッド用磁性薄膜Info
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- Magnetic Heads (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は磁気ヘッドの磁気コアに用いて好適な磁気ヘッ
ド用磁性薄膜に関する。
ド用磁性薄膜に関する。
(ロ)従来の技術
近年、VTR(ビデオテープレコーダ)等の磁気記録分
野においては、高密度記録化が進んでおり、それらの要
素技術においては素子の小型化、信号の広帯域化が中心
に行われている。このため、Fe−AJ!−5i系合金
(センタスト)、Co−Zr−Nb系非晶質合金等の軟
磁性材料をスパッタリング、蒸着等により被着形成して
なる磁性薄膜が磁気ヘッド用材料として注目されている
。しかし乍ら、前述のFe−AN−Si系合金は、組成
依存性が大きく、その優れた軟磁性は組成に対応して一
義的に決まる。そのためFe−Al−5i系合金の飽和
磁束密度は高々10〜11KG程度である。また、Co
−Zr−Nb系非晶質合金においても、熱安定性の問題
から飽和磁束密度は高々8〜9KG程度のものしか実用
化されていない。以上のように、現在実用化されている
Fe−AH−5i系合金、Co−Zr、−Nb系非晶質
合金では、今後の高飽和磁束密度化には十分に対応する
ことができず、記録信号の高密度化には適していない。
野においては、高密度記録化が進んでおり、それらの要
素技術においては素子の小型化、信号の広帯域化が中心
に行われている。このため、Fe−AJ!−5i系合金
(センタスト)、Co−Zr−Nb系非晶質合金等の軟
磁性材料をスパッタリング、蒸着等により被着形成して
なる磁性薄膜が磁気ヘッド用材料として注目されている
。しかし乍ら、前述のFe−AN−Si系合金は、組成
依存性が大きく、その優れた軟磁性は組成に対応して一
義的に決まる。そのためFe−Al−5i系合金の飽和
磁束密度は高々10〜11KG程度である。また、Co
−Zr−Nb系非晶質合金においても、熱安定性の問題
から飽和磁束密度は高々8〜9KG程度のものしか実用
化されていない。以上のように、現在実用化されている
Fe−AH−5i系合金、Co−Zr、−Nb系非晶質
合金では、今後の高飽和磁束密度化には十分に対応する
ことができず、記録信号の高密度化には適していない。
一方、高密度磁気記録に適した垂直磁気記録方式におい
ては、単磁極ヘッドを使用する場合、その磁性薄膜の厚
みを約0.2〜0.3μmと薄くする必要がある。しか
し、上述のFe−AH−5i系合金の場合、膜厚を薄く
すると極端に軟磁気特性が劣化する。例えば、膜厚Q、
371mでは保磁力Hcは20e以上となる。
ては、単磁極ヘッドを使用する場合、その磁性薄膜の厚
みを約0.2〜0.3μmと薄くする必要がある。しか
し、上述のFe−AH−5i系合金の場合、膜厚を薄く
すると極端に軟磁気特性が劣化する。例えば、膜厚Q、
371mでは保磁力Hcは20e以上となる。
尚、Fe−Al−Si系合金薄膜の軟磁気特性は極めて
組成に敏感であり、標準組成であるFe: 85wt%
、A l : 5.4wt%、S i : 9.6wt
%よりもFeが少ない場合、その軟磁性は急激に劣化す
る。一方、Feが多い場合は、軟磁性は余り劣化せず、
F e : 87.5wt%、A l + 4.2wt
%、Si:8、0wt%の組成においても比較的良好な
軟磁性が得られる。このようにして、Feが多いFeA
N−Si系合金は飽和磁束密度が高く、良好な軟磁性を
示す。
組成に敏感であり、標準組成であるFe: 85wt%
、A l : 5.4wt%、S i : 9.6wt
%よりもFeが少ない場合、その軟磁性は急激に劣化す
る。一方、Feが多い場合は、軟磁性は余り劣化せず、
F e : 87.5wt%、A l + 4.2wt
%、Si:8、0wt%の組成においても比較的良好な
軟磁性が得られる。このようにして、Feが多いFeA
N−Si系合金は飽和磁束密度が高く、良好な軟磁性を
示す。
(ハ)発明が解決しようとする課題
本発明は上記従来例の欠点に鑑み為されたものであり、
飽和磁束密度が大きく、且つ保持力が小さい磁気ヘッド
用磁性薄膜を提供することを目的とするものである。
飽和磁束密度が大きく、且つ保持力が小さい磁気ヘッド
用磁性薄膜を提供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明の磁気ヘッド用磁性薄膜は、基板上にFe−AP
−Si系合金よりなる主磁性膜とCuよりなる中間膜と
を交互に被着形成してなる積層磁性薄膜よりなることを
特徴とする。
−Si系合金よりなる主磁性膜とCuよりなる中間膜と
を交互に被着形成してなる積層磁性薄膜よりなることを
特徴とする。
更に、本発明の磁気ヘッド用磁性薄膜は、前記積層磁性
膜の保磁力Hcが2.OOe以下であることを特徴とす
る。
膜の保磁力Hcが2.OOe以下であることを特徴とす
る。
(ボ)作用
上記構成に依れば、多層化により主磁性膜を構成する結
晶粒の大きさが単層膜のそれに比べて微細化し、磁気異
方性の分散が小さくなるため軟磁気特性が向上する。
晶粒の大きさが単層膜のそれに比べて微細化し、磁気異
方性の分散が小さくなるため軟磁気特性が向上する。
(へ)実施例
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を詳細に説明
する。
する。
第1図は本実施例の磁性膜の断面図である。
本実施例では、熱膨張係数が130X10−’/”Cで
ある結晶化ガラスよりなる非磁性の基板(1)上にFe
−Al−Si合金(F e : 90.1wt%、Al
4、7wt%、S i : 5.2wt%)よりなる主
磁性膜(2)とCuよりなる中間膜(3)とをRFマグ
ネトロン型スパッタリング法により交互に被着して積層
磁性薄膜(4)を形成した。前述のR,Fマグネトロン
型スパッタリング法は、前述の組成比のFe−A l
−S i系合金よりなるターゲットと純Cuよりなるタ
ーゲットとをターゲットホルダーに固定し、基板ホルダ
ーを自動的に回転することにより2種類のターゲットを
所定時間スパッタし、これを所定回数繰り返すことによ
り行った。尚、このスパッタリングの条件は下記に示す
通りである。
ある結晶化ガラスよりなる非磁性の基板(1)上にFe
−Al−Si合金(F e : 90.1wt%、Al
4、7wt%、S i : 5.2wt%)よりなる主
磁性膜(2)とCuよりなる中間膜(3)とをRFマグ
ネトロン型スパッタリング法により交互に被着して積層
磁性薄膜(4)を形成した。前述のR,Fマグネトロン
型スパッタリング法は、前述の組成比のFe−A l
−S i系合金よりなるターゲットと純Cuよりなるタ
ーゲットとをターゲットホルダーに固定し、基板ホルダ
ーを自動的に回転することにより2種類のターゲットを
所定時間スパッタし、これを所定回数繰り返すことによ
り行った。尚、このスパッタリングの条件は下記に示す
通りである。
投入電力 100W
Arガス圧 4 X 10””Torr電極間距離
95mm 基板温度、50〜200℃ 上述の積層磁性薄膜(4)において、中間膜(3)の膜
厚が5人と20人の場合における主磁性膜(2)の膜厚
と保磁力及び飽和磁束密度との関係を調べ、その結果を
第2図及び第3図に示す。尚、この時の積層磁性薄膜(
4)の積層数は、主磁性膜(2)の総膜厚が約300人
となるように設定した。
95mm 基板温度、50〜200℃ 上述の積層磁性薄膜(4)において、中間膜(3)の膜
厚が5人と20人の場合における主磁性膜(2)の膜厚
と保磁力及び飽和磁束密度との関係を調べ、その結果を
第2図及び第3図に示す。尚、この時の積層磁性薄膜(
4)の積層数は、主磁性膜(2)の総膜厚が約300人
となるように設定した。
第2図から判るように中間膜(3)の膜厚が5人の時に
は、主磁性膜(2)の膜厚を80〜300人の範囲に、
また、中間膜(3)の膜厚が20人の時には、主磁性膜
(2)の膜厚を40〜700人の範囲にすることにより
積層磁性薄膜(4)は保磁力Hcが2.0Oe以下とな
り、Fe−Al−Si系合金の単層膜よりも優れた軟磁
性を示す。
は、主磁性膜(2)の膜厚を80〜300人の範囲に、
また、中間膜(3)の膜厚が20人の時には、主磁性膜
(2)の膜厚を40〜700人の範囲にすることにより
積層磁性薄膜(4)は保磁力Hcが2.0Oe以下とな
り、Fe−Al−Si系合金の単層膜よりも優れた軟磁
性を示す。
また、第3図から判るように主磁性膜(2)及び中間膜
(3)の膜厚が前述の範囲内である積層磁性薄膜(4)
はFe−Al−Si系合金よりも飽和磁束密度Bsが大
きい。
(3)の膜厚が前述の範囲内である積層磁性薄膜(4)
はFe−Al−Si系合金よりも飽和磁束密度Bsが大
きい。
また、第2図及び第3図から保磁力Hcが極小となる主
磁性膜(2)1層の厚みは中間膜(3)の膜厚により異
なることが判る。例えば中間膜(3)の膜厚が5人の場
合、主磁性膜(2)の膜厚が100人の時、保磁力Hc
が0.70e、飽和磁束密度Bsが14.4KG、1.
M Hzの透磁率が2800である。
磁性膜(2)1層の厚みは中間膜(3)の膜厚により異
なることが判る。例えば中間膜(3)の膜厚が5人の場
合、主磁性膜(2)の膜厚が100人の時、保磁力Hc
が0.70e、飽和磁束密度Bsが14.4KG、1.
M Hzの透磁率が2800である。
これは、主磁性膜(2)を構成するFe−AJ!Sl系
合金のFeの組成比を標準組成の85wt%よりも多く
することにより、飽和磁束密度Bsが大きくなり、一方
、Feの組成比を多くすることにより起こる軟磁性の劣
化はCuよりなる中間膜(3)を介することにより抑え
られるためである。
合金のFeの組成比を標準組成の85wt%よりも多く
することにより、飽和磁束密度Bsが大きくなり、一方
、Feの組成比を多くすることにより起こる軟磁性の劣
化はCuよりなる中間膜(3)を介することにより抑え
られるためである。
そして、このような積層磁性薄膜(4)では別途熱処理
を行わなくても、飽和磁束密度Bsが大きく、且つ軟磁
気特性が優れている。
を行わなくても、飽和磁束密度Bsが大きく、且つ軟磁
気特性が優れている。
次に、上述の積層磁性薄膜(4)において、中間膜(3
)の膜厚と保磁力Hcとの関係を調べ、その結果を第4
図に示す。尚、この時の主磁性膜(2)は膜厚が50人
で、60層形成されている。
)の膜厚と保磁力Hcとの関係を調べ、その結果を第4
図に示す。尚、この時の主磁性膜(2)は膜厚が50人
で、60層形成されている。
第4図から判るように中間膜(3)の膜厚が8人〜30
人の範囲では、積層磁性薄膜(4)の保磁力Hcは2.
OOe以下となり、Fe−AN−5i系合金の単層膜よ
りも優れた軟磁性を示す。
人の範囲では、積層磁性薄膜(4)の保磁力Hcは2.
OOe以下となり、Fe−AN−5i系合金の単層膜よ
りも優れた軟磁性を示す。
即ち、中間膜(3)の膜厚が小さ過ぎると主磁性膜(2
)と中間膜(3)との界面で拡散が起き易く、主磁性膜
(2)の軟磁気特性が劣化する。また、中間膜(3)の
膜厚が大き過ぎると該中間膜(3)が主磁性膜(2)間
の磁気的な結合を断ち、軟磁気特性が劣化する。
)と中間膜(3)との界面で拡散が起き易く、主磁性膜
(2)の軟磁気特性が劣化する。また、中間膜(3)の
膜厚が大き過ぎると該中間膜(3)が主磁性膜(2)間
の磁気的な結合を断ち、軟磁気特性が劣化する。
次に、前述の方法で積層磁性薄膜(4)を成膜した後、
熱処理を行った場合の前記積層磁性薄膜(4)の保磁力
Hcと周波数I M Hzにおける透磁率との熱処理温
度依存性を調べ、その結果を第5図に示す。この時の積
層磁性薄膜(4)は、主磁性膜(2)の膜厚が500人
、中間膜(3)の膜厚が20人であり、全体の膜厚は3
000人である。また、成膜時の基板温度は200℃で
ある。
熱処理を行った場合の前記積層磁性薄膜(4)の保磁力
Hcと周波数I M Hzにおける透磁率との熱処理温
度依存性を調べ、その結果を第5図に示す。この時の積
層磁性薄膜(4)は、主磁性膜(2)の膜厚が500人
、中間膜(3)の膜厚が20人であり、全体の膜厚は3
000人である。また、成膜時の基板温度は200℃で
ある。
第5図から判るように、この積層磁性薄膜(4)は熱処
理温度400℃において保磁力Hcが0.70e、透磁
率が約2300と良好な軟磁気特性を示す。
理温度400℃において保磁力Hcが0.70e、透磁
率が約2300と良好な軟磁気特性を示す。
以上のように、上述の積層磁性薄膜では、主磁性膜(2
)は膜厚が厚くなれば結晶粒が成長し、微細化が図れず
、また、中間膜(3)は主磁性膜(2)を分離するのに
必要な膜厚であればよく、中間膜(3)の膜厚が大きく
なると積層磁性薄膜全体の飽和磁束密度が減少する。即
ち、主磁性膜(2)及び中間膜(3)の膜厚を上述のよ
うな範囲にすることにより保磁力Hcが低く、飽和磁束
密度Bsが大きい積層磁性薄膜(4)を形成することが
出来る。
)は膜厚が厚くなれば結晶粒が成長し、微細化が図れず
、また、中間膜(3)は主磁性膜(2)を分離するのに
必要な膜厚であればよく、中間膜(3)の膜厚が大きく
なると積層磁性薄膜全体の飽和磁束密度が減少する。即
ち、主磁性膜(2)及び中間膜(3)の膜厚を上述のよ
うな範囲にすることにより保磁力Hcが低く、飽和磁束
密度Bsが大きい積層磁性薄膜(4)を形成することが
出来る。
尚、上述のの実施例では基板上に先ず主磁性膜を形成し
て積層磁性薄膜を形成していたが、基板上に先ず中間膜
を形成して積層磁性薄膜を形成してもよい。また、積層
磁性薄膜の最上面をSin。
て積層磁性薄膜を形成していたが、基板上に先ず中間膜
を形成して積層磁性薄膜を形成してもよい。また、積層
磁性薄膜の最上面をSin。
等の保護膜で形成してもよい。
(ト)発明の効果
本発明に依れば、飽和磁束密度が大きく、且つ保磁力が
小さい高密度記録用磁気ヘッドのコア材料に用いて好適
な磁気ヘッド用磁性薄膜を提供し得る。
小さい高密度記録用磁気ヘッドのコア材料に用いて好適
な磁気ヘッド用磁性薄膜を提供し得る。
図面は何れも本発明に係り、第1図は積層磁性薄膜の概
略断面図、第2図は積層磁性薄膜の保磁力と主磁性膜の
膜厚との関係を示す図、第3図は積層磁性薄膜の飽和磁
束密度と主磁性膜の膜厚との関係を示す図、第4図は積
層磁性薄膜の保磁力と中間膜の膜厚との関係を示す図、
第5図は積層磁性薄膜の保磁力及び透磁率の熱処理温度
依存性を示す図である。 (1)・・・基板、(2)・・・主磁性膜、(3)・・
・中間膜、(4)・・・積層磁性薄膜。
略断面図、第2図は積層磁性薄膜の保磁力と主磁性膜の
膜厚との関係を示す図、第3図は積層磁性薄膜の飽和磁
束密度と主磁性膜の膜厚との関係を示す図、第4図は積
層磁性薄膜の保磁力と中間膜の膜厚との関係を示す図、
第5図は積層磁性薄膜の保磁力及び透磁率の熱処理温度
依存性を示す図である。 (1)・・・基板、(2)・・・主磁性膜、(3)・・
・中間膜、(4)・・・積層磁性薄膜。
Claims (2)
- (1)基板上にFe−Al−Si系合金よりなる主磁性
膜とCuよりなる中間膜とを交互に被着形成してなる積
層磁性薄膜よりなる磁気ヘッド用磁性薄膜。 - (2)前記積層磁性薄膜の保磁力Hcが2.0Oe以下
であることを特徴とする請求項(1)記載の磁気ヘッド
用磁性薄膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20201190A JPH0485716A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 磁気ヘッド用磁性薄膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20201190A JPH0485716A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 磁気ヘッド用磁性薄膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485716A true JPH0485716A (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=16450446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20201190A Pending JPH0485716A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 磁気ヘッド用磁性薄膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0485716A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04214205A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-08-05 | Fuji Electric Co Ltd | 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法 |
JP2005025890A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッド用磁性膜 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP20201190A patent/JPH0485716A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04214205A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-08-05 | Fuji Electric Co Ltd | 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法 |
JP2005025890A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッド用磁性膜 |
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