JPS6015808Y2 - 排水用漏斗形管継手装置 - Google Patents

排水用漏斗形管継手装置

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Publication number
JPS6015808Y2
JPS6015808Y2 JP1959281U JP1959281U JPS6015808Y2 JP S6015808 Y2 JPS6015808 Y2 JP S6015808Y2 JP 1959281 U JP1959281 U JP 1959281U JP 1959281 U JP1959281 U JP 1959281U JP S6015808 Y2 JPS6015808 Y2 JP S6015808Y2
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JP
Japan
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slab
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tapered
hole
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JP1959281U
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JPS57133672U (ja
Inventor
徳厚 小島
Original Assignee
株式会社小島製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排水用漏斗形管継手装置に関するもので、詳し
くは建築物のスラブの配管用貫通孔部に装着される排水
用漏斗形管継手装置に関するものである。
本考案は、スラブの配管用貫通孔(以下、単に貫通孔と
いう。
)部に装着される排水配管の漏斗形管継手本体(以下、
単に本体ともいう。
)の外周面にテーパ部を備え、このテーパ部を、貫通孔
の外周繰上面に載置された環状の支持座金内に嵌合させ
ることにより本体を支持することができるとともに、支
持座金の内径を適宜選定してスラブに対する本体支持高
さを所要の高さに設定することができ、しかも地震その
他に基因する建築物躯体震動の際に支持座金をスラブ上
面に沿って追随摺動可能にして本体と躯体との相対的な
微少変位を許容し配管の損傷を防止することができ、さ
らに支持座金によって貫通孔の上端開口部を閉塞するこ
とにより、当該階層を隣接下層部との空気の流通が阻止
されて熱の流動が遮断されて省エネルギー効果および防
音効果が得られるとともに、万一の火災やガス漏れ等に
おいても有毒ガス、火焔、煙等が流動が遮断されて中毒
や延焼を積極的に防止することができる漏斗形管継手装
置を提供することを目的とするものである。
次に本考案の第1実施例を第1図ないし第3図に従って
説明すると、図中、1は建築物の任意階層のスラブであ
り、2は当該階層の排水配管を隣接下層階へ導くべくス
ラブ1に貫設された貫通孔である。
また3は該貫通孔2の内周面に沿って装着されたスリー
ブで円筒状に形成されその上端面はスラブ1の上端面と
面一になるように取付けられている。
なおスラブ1の上面、とくに貫通孔2の外周縁の上面は
均しモルタルが施されて平担な円滑面として後述の支持
座金4を、そのフランジ5を介して、水平方向に摺動可
能に受承することができるように形成されている。
さて4は後述の漏斗形管継手の本体7のテーパ部8を支
持する支持座金で、本実施例においては水平円環座金状
のフランジ5と、該フランジ5の内周面に沿ってフラン
ジ5と一体に形成された受面6とよりなっている。
ただし受面6は本体7のテーパ部8と同一の細り角度を
もって下方へ向って先細り状に形成されている。
しかして7は漏斗形管継手の本体で、中央断面において
ほぼ十字状に形成され、その中央部には円形胴状に膨出
されて胴部9を備えるとともに、該胴部9の下方には、
前記支持座金4の受面6と同一の細り角度をもって下方
へ向って先細り状に絞られたテーパ部8が胴部9と一体
連設状に形成されている。
しかも前記胴部9とテーパ部8とによっていわゆるクロ
スフローによる通気障害を防止し得る大きさの空間に形
成されている。
また前記テーパ部8の下端部の内周縁には、本体7の下
方に接続される立て管Sの上端部を係吊するための検量
フランジ10が円環状に突設されている。
しかして該検量フランジ10の上面にはリング状の検量
バッキング11が嵌着されている。
しかも該検量バッキング11は、若干の柔軟性を有する
石綿材やゴム等、外力に対しであるる程度の追随性を有
して地震その他の振動の際の配管損傷を減少し得る、い
わゆる耐震性を保有するとともに耐排水性を保有する材
料によって形成されている。
しかも該検量バッキング11の上面には立て管Sの上端
外周縁の下面を係止して立て管Sが懸垂状に係吊されて
、立て管Sに若干の摺こぎ運動が許容され、建築物躯体
の震動の際、配管の損傷をさらに防止し得るように形成
されている。
また本体7は、その上部に上部接続口12、左側部に左
部接続口13、右側部に右部接続口14が形成されてい
る。
しかして、上部接続口12には、当該階層の立て管Pの
下端部が、いわゆるスライド方式によって内部へ挿入さ
れたうえ、Oリング15および袋ナツト16を介して水
密か保持されているとともに、袋ナツト16の上面に接
して二つ側方式のいわゆる床バンド17が立て管Pに緊
締されて立て管Pが本体7によって支持されている。
また左部接続口13および右部接続口14には、それぞ
れ横枝管QおよびRが挿入されたうえOリング18およ
び袋ナツト19を介して水密か保持されている。
次に上記第1実施例の作用および効果を説明すると、本
体7は、支持座金4のテーパ部状の受面6の内周面にテ
ーパ部8の外周面を当接させて支持座金4に嵌合着され
ている。
従って本体7は、支持座金4の受面6の内径の大きさを
適宜に選定することにより所望の高さに支持することが
できる。
また支持座金4のフランジ5は貫通孔2の外周縁部の上
面に載置されているため、地震その他に基因する建築物
の躯体震動の際には本体7は支持座金4と一体となって
左右方向に追随摺動して配管の損傷を防止することがで
きる。
さらに支持座金4によって貫通孔2の上端開口部が閉塞
されるため当該階層と隣接下層部との空気の流量が防止
されて熱の流動が遮断されて省エネルギー効果および防
音効果が得られるとともに、万一の火災やガス漏れ等に
おいても有毒ガス、火焔、煙等の流動が遮断されて中毒
や延焼を積極的に防止することができる。
次に本考案の第2実施例を第4図および第5図によって
説明する。
ただし本第2実施例は本体に対する支持装置自体につい
では前記第1実施例と同一の構成、作用および効果を有
するため同一符号を附し重複説明を省略し、相違点につ
いてのみ説明する。
なお、本実施例においては貫通孔2にスリーブ3を設け
ない技術を例示している。
さて本体27はそのほぼ中央部に円筒状に膨出の胴部2
9を備えるとともに、その下端にテーパ部28が一体連
設状に形成され、さらにテーパ部28の下端に円筒状の
下部接続口が一体に形成されている。
しかして該下部接続口と下方に接続の立て管2Sとはそ
れぞれそれらの外周面にフランジが突設されるとともに
、この両フランジ間にバッキング25を介在させてボル
ト26によって緊締されている。
また本実施例においては、上部の中心に上部接続口22
を備えて立て管汐をいわゆるスライド方式によって挿入
バッキングと備え7ランジとボルトとによって水密か保
持されている。
さらにその−側(図示左側方)に枝接続口22Aを備え
て枝立て管2PAが同時に挿装されている。
また前記胴部29の背側面に背面接続口23を備えて横
枝管2Qを挿入しOリングと袋ナツトとによって水密か
保持されている。
さらに同右側面に右部接続口24を備え同様にして横枝
管2Rが挿装されている。
次に本考案の第3実施例を第6図〜第11図によって説
明するが、本第3実施例は出願人の商品名1排水用漏斗
形袴管継手ヨと呼ばれるもので、本質的には第1実施例
と同一の技術内容であるため、相違点を中心にして説明
すると、本体37のほぼ中央部に円筒状に膨出した胴部
39を備え、その下端にテーパ部38が一体連設状に形
成され、その下端部には立て管3Sが前記第2実施例と
同様に接続されている。
本実施例においては上部接続口上方に断面り形の二つ割
方式の合せ型支持バンドが立て管yに緊締されているが
第1実施例の床バンド17と同一作用、効果を有するも
のである。
また胴部39の左側面に左部横枝管3Q、同背面に背部
横枝管3QA、さらに同右側面に右部横枝管3Rが第1
実施例の横枝管Q、Rと同一の要領で挿装されている。
さて、本体37のテーパ部38を支持する支持座金34
はフランジ35とテーパ状の受面36とよりなっている
が本実施例においては受面面36がフランジ35の上面
に一体形成されている。
しかも支持座金34は第9図〜第11図に示すように二
つ割方式に構成され、結合ボルト(第9図図示B)の締
め込み畳を加減することによって、内径の大きさを微細
に調整し得るように形成されている。
また本実施例においてはフランジ35にビス孔H,Hが
設けられ、必要に応じて支持座金34をスラブに固定す
ることもできるように形成されている。
次に本考案の第4実施例を第12図によって説明すると
、本第4実施例は排水鋼管用多口可とう継手の一態様を
示すものであるが、本質的には前記第3実施例の異型継
手というべきもので第3実施例との相違点のみを説明す
ると、本体47の上部に円筒状に形成された上部接続口
の外周面に、下方に向って先細り状の第2テーパ部48
Aが断面楔状に設けられ、このテーパ面を支持座金のテ
ーパ状受面に嵌合させることにより本体47がスラブの
貫通孔の上端外周縁部に検量状に装着されている。
なお上記第2テーパ部48Aの内周面は第12図中、鎖
線図示のテーパ状内周面48Bのように外周面に平行し
て形成すことも可能である。
本実施例においては図示のように、第2テーパ部を介し
て継手本体をスラブに検量することができるとともに胴
部および左、右部接続口等の横枝管接続口をスラブの下
面に近接した高さに保持することができる。
従って継手本体に接続される横枝管をスラブの下面に近
接して取付ける場合にきわめて便利である。
なお実施例においては前記第1実施例〜第3実施例と同
様に本体下部のテーパ部48を介して本体を支持して横
枝管をスラブの上面に近接して取付けることも可能であ
る。
次に本考案の第5実施例を第13図によって説明すると
、本第5実施例はさらに前記第4実施例の別個として第
2テーパ部58Aを胴部の直下部に設けたものである。
すなわち、本実施例においても第4実施例と同様に、第
2テーパ部58Aと本体57の下部のテーパ部58との
何れか一方を選択的に使用することによって本体をスラ
ブに支持することが可能である。
すなわち、本考案による排水用漏斗形管継手装置は、建
築物のスラブに貫設された配管用の貫通孔へ挿装される
管継手装置であって、本体の外周面に、下方へ向って先
細りのテーパ部を備えるとともに、前記貫通孔の外周繰
上面に載置された環状の支持座金を備え、該支持座金の
内周面へ本体のテーパ部を嵌合させて本体をスラブに支
持させるように形成したことを特徴とするもので、その
構成により支持座金の内径を適宜選定してスラブに対す
る本体支持高さを所要の高さに設定するこをとができ、
しかも地震その他に基因する建築物躯体震動の際に支持
座金をスラブ上面に沿って追随摺動可能にして本体と躯
体との相対的な微少変位を許容して配管の損傷を防止す
ることができ、さらに支持座金によって貫通孔の上端開
口部を閉塞することにより、当該階層の隣接下層部との
空気の流通が阻止されて熱の流動が遮断されて省エネル
ギー効果および防音効果が得られるとともに、万一の火
災やガス漏れ等においても有毒ガス、火焔、煙等、流動
が遮断されて中毒や延焼を積極的に防止することができ
、本考案の効果はきわめて大きい。
従って本考案による管継手装置は実用上の価値が高く排
水配管用として必要欠くてからざるものであるというこ
とができる。
なお、上記した各実施例においては支持座金をフランジ
とテーパ状の受面とによって構成する技術を開示したが
、本考案においては、テーパ状受面を設けることなく単
にフランジのみとすることも可能で、この場合にもその
内周縁を本体のテーパ部の外周面に沿ってテーパ状にす
ることが望ましい。
さらに支持座金の外周面は上記した各実施例と異って、
円形以外、たとえば多角形状にかつ要すれば耳片などを
取付けた形状にすることも可能である。
また本考案の管継手装置においては、本体のテーパ部と
支持座金の受面との間に、石綿、ゴム等、耐震性、耐火
性を有するバッキング(図示省略)を介在させる技術も
予測される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例の中央
断面正面図、第2図は第1実施例の平面図、第3図は第
1図中、支持座金関係を除く側面図、第4図は第2実施
例の中央断面正面図、第5図は第4図の平面図、第6図
は第3実施例の中央断面正面図、第7図は第6図の平面
図、第8図は第6図中、下方持続の立て管を除く側面図
、第9図は第3実施例に例示の支持座金のみの平面図、
第10図はその一部破断正面図、第11図はその底面図
、第12図は第4実施例の中央断面正面図、第13図は
第5実施例の中央断面正面図である。 1・・・・・・スラブ、2・・・・・・貫通孔、4.3
4・・曲支持座金、5.35・・・・・・フランジ、6
,36・・・・・・受面、?、 27.37.47.5
7・・・・・・継手本体、8、28.38. 48.
58・・・・・・テーパ部、9゜29.39・・・・・
・胴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物のスラブに貫設された配管用の貫通孔へ挿装され
    る管継手装置であって、継手本体の外周面に、下方へ向
    って先細りのテーパ部を備えるとともに、前記貫通孔の
    外周縁上面に載置された環状の支持座金を備え、該支持
    座金の内周面へ前記継手本体のテーパ部を嵌合させて前
    記継手本体を前記スラブに支持させるように形成したこ
    とを特徴とする排水用漏斗形管継手装置。
JP1959281U 1981-02-13 1981-02-13 排水用漏斗形管継手装置 Expired JPS6015808Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1959281U JPS6015808Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13 排水用漏斗形管継手装置

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Publication Number Publication Date
JPS57133672U JPS57133672U (ja) 1982-08-20
JPS6015808Y2 true JPS6015808Y2 (ja) 1985-05-17

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ID=29817522

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JP1959281U Expired JPS6015808Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13 排水用漏斗形管継手装置

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