JPS6015720B2 - アルミニウムシ−トの電解式砂目立て方法 - Google Patents

アルミニウムシ−トの電解式砂目立て方法

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JPS6015720B2
JPS6015720B2 JP52139787A JP13978777A JPS6015720B2 JP S6015720 B2 JPS6015720 B2 JP S6015720B2 JP 52139787 A JP52139787 A JP 52139787A JP 13978777 A JP13978777 A JP 13978777A JP S6015720 B2 JPS6015720 B2 JP S6015720B2
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    • C25F3/00—Electrolytic etching or polishing
    • C25F3/02—Etching
    • C25F3/04—Etching of light metals
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00—Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/03—Chemical or electrical pretreatment
    • B41N3/034—Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、平版印刷用プレートの製造に有用なアルミニ
ウムシートの表面の砂目立て（ｇ鼠ｉｎｉｎｇ）方法に
関する。
特に本発明は、平版印刷用プレートの製造に使用するよ
うになっているアルミニウムシートの表面に極めて微細
な多孔性砂目（ｐｏｒｏ船ｇａｉｎ）を与える方法であ
って、少量の但し有効量の塩酸と硝酸との組合わせを電
解質とし含む電解質水溶液中でアルミニウムシートを交
流（ａｌｔｅｒ佃ｔｉｎｇｅｌｅｃｍｃａｌｃｕｍｅｎ
ｔ）で処理することから成る方法に関する。平版印刷用
プレートの製造において、アルミニウムシートまたはア
ルミニウム合金シートをそのベース支持体として用いる
のが最も望ましいことがわかっている。
さらに、アルミニウムまたはアルミニウム合金ベース支
持シートの表面を処理して、その表面に砂目立て特性す
なわち荒く且つ多孔性の特性を与えるとき、最も満足な
アルミニウム平版印刷用プレートが得られることもわか
っている。従釆、アルミニウムベース支持シートに砂目
立て表面を与えるため、機械的方法および電気化学的方
法を含む数多〈の方法が用いられている。例えば、ワイ
ヤブラッシングによるアルミニウムシートの機械的砂目
立て方法では、比較的粗く且つ不均一な砂目立て表面が
得られ、多くの平版印刷用途において満足な結果を与え
ない。
アルミニウムの電解式砂目立て処理はちアルミニウムの
表面に微細で一様な砂目を与え得ることも知られている
。アルミニウムシートの電解式砂目立て（ｅｌｅｃｏｏ
仇ｉｃａｌｌｙｇ剃ｎｉｎｇ）には種々の方法が用いら
れており、例えば、米国特許第３０７２５４６号、第３
０７３７６５号および第３９８０５３９中ならびに仏国
特許第２１１０２５７号明細書に記載されている。使用
されている先行技術の方法の中には、慎重に工程管理を
しないと闘られた砂目立てされた表面が点食された、粗
くて不規則な特性を示し、平版印刷用プレートとして望
ましくないことがわかっているものもある。本発明者ら
は今回、平版印刷用プレートの製造に用いるものに最も
望ましい、極めて微細な多孔性で且つ一様な砂目立て表
面を有するアルミニウムシートを得るような方法で、ア
ルミニウムシートの表面を迅速且つ有効に電解式に砂目
立てする方法を見出した。
さらに詳しく言うと、本発明の方法は、アルミニウムを
塩酸と硝酸とを含む電解質水溶液中で、交流で電解式に
砂目立てする方法であって、処理されたアルミニウム表
面９２９の（１平方フィート）当たりのアンペア分が１
５０以上であり、塩酸および硝酸の濃度が不規則な点食
が実質的に驚く、微細な実質的に多孔性でかつ一様な砂
目がかくして処理されたアルミニウムの表面に生成され
るのに十分な濃度であるように電解式に砂目立てする方
法から成る。本発明の方法の満足すべき実施において、
使用しようとするアルミニウムは平版印刷用プレートの
製造に用いるように企画され且つ意図されるアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金である。
かくして、本発明で使用すべきアルミニウムは特に平版
印刷用プレートの製造用に企画されたアルミニウムシー
トおよびウェブであり、当業界において公知であり且つ
一般に理解されているように、アメリカアルミニウム会
社（ＡｌｕｍｉｎｕｍＣｏｍｐａｎｙｏｆＡｍｅｒｉｃ
ａ）から平版印刷用アロィＮｏ．，３００３（山ｌｏｙ
Ｎｏ．３００３）またはアロィＮｏ．１１００として製
造、発売されているようなアルミニウムを含む。このよ
うなアルミニウムを次に本発明の方法で電解式に処理す
ることができる。本発明の実施に使用する電解質溶液は
、少量ではあるが有効量の塩酸と少量ではあるが有効の
硝酸とが活性電解質として組合わされて存在しなければ
ならない電解質水溶液である。特に、電解質水溶液が濃
塩酸と濃硝酸とを組合わせて含むときに最も満足すべき
結果が得られることがわかった。濃塩酸（少なくとも３
２重量％のＨｃｌを含むと定義される）が、少なくとも
０．１重量％から約１．の重量％までの濃度、最も好ま
しくは０．２〜０．０重量％の濃度で電解質水溶液中に
存在するとき、満足すべき結果が得られることもわかっ
た。硝酸電解質も、少なくとも０．４重量％から約６．
の重量％までの濃度、好ましくは０．８〜４．紅重量％
の濃度で電解質水溶液中に存在しなければならない。本
発明の最も好ましい実施において、４〜６重量部の硝酸
と１重量部の塩酸とを組合わせたときに最も満足すべき
結果が得られることがわかった。電解質水溶液中でアル
ミニウムシートの電解式処理を行うことができる条件は
、本発明の方法で処理されるアルミニウム表面９２９肌
（１平方フィート）当たり１５０〜３００アンペア分を
与える条件である。被処理アルミニウム表面９２９ｃ鰭
（１平方フィート）当たり１８０〜２２０アンペア分を
与える電解式処理条件の場合に、本発明の実施において
最も好ましい結果を得るとができる。極めて予想外なこ
とには、本発明の操作条件（この条件は臨界的である）
が上記操作条件の範囲外にあるときは本発明の所望な且
つ有利な結果が得られないことがわかった。
例えば、硝酸対塩酸の比率が６より多い値又は４より少
ない値対１であるときは、得られた処理されたアルミニ
ウムシートの表面は不規則な非多孔性でありかつ点食が
ある（本発明の実施の際避けるべき全ての特性を持って
いる）ことがわかつた。本発明の実施において、本発明
の方法を行なう温度は、所望の結果を達成する場合には
明らかに臨界であることもわかった。
本発明の電解式砂目立て方法を行う温度は微細な、一様
で且つ実質的に多孔性の砂目が確実に得られるように十
分高温に保たれねばならない。操作温度が少なくとも４
０℃以上、好ましくは４０００と６０ｑ○の間に保たれ
るときに満足すべき結果が得られることがわかった。も
し電解式砂目立て処理を行う温度が低すぎると、例えば
４０００より低温であると、得られた砂目が好ましくな
い程粗くなり、通常、平版印刷用プレートの精造に使用
できない。本発明の電解式砂目立て方法は、当業者の所
望により、シート、箔あるいは連続ウェブの形の、つい
で処理されるべきアルミニウムを用いて、バッチ式、半
連続式または連続式で実施することができる。
本発明の方法を完結させるための所要時間は当業者が実
施する操作条件によって異なるが、３Ｍ砂ぐらいの短時
間で満足すべき結果が得られることがわかった。最も満
足すべき結果は本発明の方法を６０〜９の砂間実施した
場合に得られるが、その他の操作時間でも満足すべき結
果が得られる。以下、実施例によって本発明をさらに説
明する。
実施例 １ 厚さ０．４肋，１０１．６柳（４インチ）四方の１枚の
アルミ箔を５Ｗ／Ｗ％ＮａＯＨ溶液中で室温で３０分間
浸潰して、表面を清浄にした。
このアルミニウム合金は、アメリカアルミニウム社から
平版印刷用アルミニウムアロィＮｏ．３００３として購
入したものである。このように処理したアルミニウムを
次に洗浄しそして脱イオン水中に濃塩酸０．４重量％お
よび濃硝酸２．０重量％を含む電解質浴中に浸潰した。
１６ボルト、９２９の（１平方フィート）当たり２３２
アンペア分の電流密度で、交流を箔から電解質俗を通し
て対電極（ｃｏ肌ｔｅｒｅｌｅｃｔｒｏｄｅ）へ通じた
。
操作中、電解質俗の温度を約４２．６０に保った。アル
ミニウム箔試料の一方の面だけを砂目立てし、その裏面
は有効に蔭蔽しておいた。次にこと箔を水洗した。実施
例 ２ 塩酸と硝酸の比率を変えること以外は実施例１の操作に
従った。
砂目立てした箔を得、２枚の箔試料の表面粗さを走査型
電子顕微鏡〔ケンプリツジイン ストルー メ ント社
（ＣａｍｂｒｉｄｇｅＩｎｓｔｒｕｍｅｎｔＣｏ．）、
ステレオスキヤン−６００モデル（Ｓｔｅｒｅｏｓｃａ
ｎ−６００Ｍｏｄｅｌ）〕で解析し、次の結果を得た。
第１表 ※走査型電子顕微鏡倍率＝２０００× 以上の記載および添付した図面に代る顕微鏡写真から本
発明の実施によって得られる表面は一様な、多孔性で且
つ点食のない表面であるが、他の表面は所望の特性を持
っていないことがわかる。
本発明のアルミニウムシートから予め増感した平版印刷
用プレートを製造するには、このアルミニウムシートを
米国特許第３０４６１２０号および第３１８１４６１号
明細書ならびに当業者に既知の池類似刊行物に教示され
また棋記載されている平版印刷に適した感光性コーティ
ングで被覆する。さらに、感光性コーティングをアルミ
ニウム表面に結合させるため中間層の使用が所望の場合
には、当業者に既知のように「米国特許第２７１４０６
６号明細書記載のようなケイ酸ナトリウム中間層を用い
ることができる。本発明は本発明の特許請求の範囲で以
上の記載以外に種々の実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図〜第４図は、塩酸と硝酸の比率を変えて電解式砂
目立てを行ったアルミニウム箔表面の電子顕微鏡写真で
ある。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ １重量部の塩酸と４〜６重量部の硝酸とを電解質と
    して組合わせて含む電解質水溶液中にアルミニウムを浸
    漬し、これに９２９ｃｍ＾２（１平方フイート）当たり
    １５０〜３００アンペア分の交流を加えそして電解質水
    溶液を４０℃以上の温度に保つことから成る、アルミニ
    ウムの電解式砂目立て方法。 ２ 硝酸が０．８〜６．０重量％の濃度で存在する、特
    許請求の範囲第１項記載の方法。 ３ 塩酸が０．２〜１．０重量％の濃度で存在する、特
    許請求の範囲第１項記載の方法。 ４ 塩酸が０．２〜０．７重量％の濃度で存在し、硝酸
    が０．８〜４．３重量％の濃度で存在し、また電流が９
    ２９ｃｍ＾２（１平方フイート）当たり１８０〜２２０
    アンペアである、特許請求の範囲第１項記載の方法。 ５ 電解質水溶液の温度を４０〜６０℃の温度に保つ、
    特許請求の範囲第１項記載の方法。 ６ １重量部の塩酸を５重量部の硝酸と組合わせる、特
    許請求の範囲第１項記載の方法。
JP52139787A 1977-04-13 1977-11-21 アルミニウムシ−トの電解式砂目立て方法 Expired JPS6015720B2 (ja)

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