JPS60156986A - 回転軸用密封部材および密封方法 - Google Patents

回転軸用密封部材および密封方法

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JPS60156986A
JPS60156986A JP60001367A JP136785A JPS60156986A JP S60156986 A JPS60156986 A JP S60156986A JP 60001367 A JP60001367 A JP 60001367A JP 136785 A JP136785 A JP 136785A JP S60156986 A JPS60156986 A JP S60156986A
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shaft
fluid
hole
plastic material
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JP60001367A
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ギヤリイ・テイ・エアハート
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RUWA CORP
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • F16J15/406Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid by at least one pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
    • F16J15/403Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid by changing the state of matter
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/93Seal including heating or cooling feature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的なギヤポンプ等の流体輸送装置の回転
軸を密封入るための装置および方法に関する。
あらゆる流体輸送装置およびほぼ全ての流体ポンプでは
、インペラを取り付けた回転軸が装置の内部と外部の間
の隔壁を貫通する部分があり、その貫通部分での回転軸
のシールが技術上の問題となっている。この問題は、ギ
ヤポンプ等のように、外部の空気圧゛に比較して内部圧
力が高い状態あるいは真空状の低い状態のいずnでも作
動するポンプにおいて特に顕著になる。
衆知の如く、ギヤポンプは基本的には容積移送式ポンプ
であり、極々の液体の輸送に幅広く利用される。例えば
、近年、ギヤポンプは、繊維産業等の分野で幅広く採用
されてきており、ポリマー等の粘性材料を一つの工程(
例えば熱交換器等の反応容器〕から次の工程(例えばF
流側の押出装置)へ輸送するのに使用されている。
そのように様々な用途に使用する場合、ギヤポンプは内
圧が低い状態で運転されることもあり、また高い状態で
運転されることもある。一般的なギヤポンプでは、閉鎖
構造のハウジング内に一対のギヤを設け、駆動側のギヤ
を支持する回転軸がハウジングを貫通して外部の駆動モ
ータの出力軸に連結している。こnまでは、ギヤポンプ
軸にシールを効果的に設けることが難しく、内圧が高い
場合には、ギヤポンプハウジングから外部へのat′L
が生じ、真空に近い低圧状態では外部空気が入り込む恐
れがある。輸送流体が漏nると、効率が悪くなるととも
に不経済であり、最悪の場合には、装置が事実上作動し
な(なり、また修理不能の状態にまでギヤポンプが損傷
を受ける恐nがある。同様に、外部空気が流入した場合
には、輸送流体に気泡が混入して製品の品質が低下し、
最悪の場合には、実際上、装置が作動不能になる。
こnまで、通常、密封材料はグラファイトを含浸した線
材料で作らnており、ハウジングを貫通する部分におい
てギヤポンプ軸の周囲に挾み込んで該部分を密封するよ
うになっている。
ところがそのような密封材料では、軸と材料の間に接触
M擦が生じるので、装置の所要動力が大きくなるととも
に、密封材料に大幅な摩耗が生じるので頻繁に交換する
必要が生じ、それらの結果、ギヤポンプの運転費用が増
大するという問題が生じる。更に、密封材料でM振力が
発生すると、軸も摩耗し、そのために軸の交換も必要に
なる。しかも、一般的なギヤポンプの多くでは内圧と外
圧に差が生じるが、上述の密封材料ではそのような差圧
状態で所定の密封機能を発揮しない場合がある。
米国特許第4336213号(フォックス)には上述の
問題の対策案の一例が開示さnている。それによると、
密封スリーブをギヤポンプハウジングfこ取り付けて回
転軸を受け入れるようになっている。該密封スリーブの
内部には、ホヤポンプ軸の回転方向に対して螺旋状に延
びる溝が設けてあり、流体が軸の周囲において溝の領域
に入ってハウジングの内部側へ方向付けられ、それIこ
より、理論上では、摩擦および摩耗のない状態で、軸を
密封して流体−ゎを効果的に防止するようになっている
ところが実際には、上記フォックスの特許の密封スリー
ブでは、多くの通常型ギヤポンプにおいて充分な密封機
能を発揮しないことが分かつている。すなわち密封スリ
ーブ内面の螺旋溝では、軸の回りにおいて流体の外向き
の流れに対しである程度まで抵抗を及ぼすことかできみ
だけである。またギヤポンプを高圧状態で使用する場合
、密封スリーブでは漏れを確実に防止するだけの抵抗を
流体に及ぼすことができず、特に流体の粘度か低い場合
、漏れの程度が大きくなってポンプが事実上作動しなく
なることがある。一方、内部を真空に近い低圧状態にし
てギヤポンプを使用する場合、密封スリーブでは、溝の
領域を通ってギヤポンプハウジング内+こ気泡が引き込
まわることが避けらちない。
これに対し、本発明は、上記フォックスの特許の装置お
よび方法を改良するもので、非常に高い作動内圧から非
常に低い作動内圧までの広い範囲にわたる種々の運転条
件および状態のいずれでも、ギヤポンプまたはその他の
回転軸の漏れを防止できる密封部材と方法およびギヤポ
ンプ装置を提供するものである。
本発明によると、流体輸送装置の隔壁を回転軸が貫通す
る部分において、回転軸を収容して密封するために、密
封スリーブか上記隔壁に固定される。該スリーブには、
上記軸が非係合状態で貫通するように直径を上記軸より
も僅かに大きくした縦方向の貫通孔が設けである。鎖孔
を囲む壁面の長手方向中間部には環状凹部が形成してあ
り、上記凹部から上記装置の内部に開口する上記孔の端
部まで延びる上記孔壁面に第1螺旋溝装置が形成してあ
り、また上記凹部から上記孔の外側の開口端部まで延び
る第2螺旋溝装置が上記孔の内壁面に逆方向に設けであ
る。
該@1螺旋溝装置の方向は、流体輸送装置の内部から溝
装置に流入した流体材料を軸の回転により上記凹部に向
けて方向付けるよう薯こt記軸回転方向に対応させて設
定しである。逆方向の第2螺旋溝装置が、第2螺旋溝手
段に流入する流体材料および該第2溝手段を外向きに流
通する流体材料に抵抗を及ぼすようになっている。密封
スリーブには、更に、凹部から外側に1Illnだ位置
において第2溝手段の周囲を環状に延びる冷却装置が設
けてあり、その近傍の上記第2溝手段の部分へ流入した
流体材料を充分に冷却して凝固させるようなっている。
密封スリーブの作用において、互いに逆方向の第1およ
び第2溝装置と凹部とがそれらの領域内の流体材料の粘
性により軸の周囲に比較的静的な粘性シールを形成する
。この粘性シールの他に、上記冷却装置が流体材料の凝
固プラグを形成し、該凝固プラグにより粘性シールの外
側において上記軸の周囲にメカニカルシールを形成する
。このようにして粘性シールおよびメカニカルシールが
、上記装置に相対的に高い内圧が加わった状態では、流
体材料が装置外へ漏nることを防止し、上記装置に相対
的に低い内圧が加わった状態では周囲の外部空気が装置
内へ流入することを防止する。
本発明の実施例では、密封スリーブのiJ<1および第
2螺旋溝装置にそれぞれ多条螺旋溝が設けてあり、第2
1111装置の溝の本数が第1溝装置の溝の本数よりも
多くなっている。また第2螺旋溝装置の溝のねじれ角度
は上記@ll螺旋製装置溝のねじ賞角度よりも大きくな
っており、また第2溝装Rは第1溝装置よりも縦方向に
広い範囲に設けである。このようにすると、第2溝装置
の溝は、第2溝装置の領域内の流体材料の外向きの流れ
に充分な抵抗を及ぼして第1溝装置の溝の流体輸送力を
概ね打消し、そnにより凹部から流体材料が外向きに流
nることを防止する。冷却装置は、第2溝手段の周囲1
こおいて上記スリーブ内に環状に形成した通路であり、
該通路により水等の冷却流体を輸送できるようになって
いる。上記軸に密封状態で係合して丘記輸送装眩の運転
開始時に低粘性材料の外側への漏れを防止するためのリ
ング手段を、上記孔の外側端部の周囲において上記スリ
ーブに環状に固定することもできる。
密封スリーブとそれによる密封方法は、溶融高分子プラ
スチック材料の計量または加圧用の従来型のギヤポンプ
に採用するのに適している。
ギヤポンプには、八本的に、閉鎖構造のハウジングと、
該ハウジング内において該ハウジングの開口を外側へ貫
通する回転自在の軸上に取り付けたギヤ手段とが設けで
ある。この実施例では、開口の周囲においてハウジング
にスリーブを固定し、軸を該スリーブに通して上記方法
により密封する。
まず添付図面の第1図において、10は本発明実施例の
密封スリーブであり、一般的な構造のギヤポンプ12に
採用されている。ギヤポンプ12けほぼ閉鎖構造の/’
iウジング14を備えている。ハウジング14は対をな
す2個の前部および後部ハウジングシェル16(後部シ
ェル16のみ図示)を備え、両者は互いに固定されると
ともに取付板18に固定さnており、内部に流体室20
を形成している。吸入ボート(図示せず)は後部シェル
16の後向きの壁面に設けてあり、対応する吐出ポート
(図示せず)は前部シェルの前向きの壁面に設けてあり
、それらにより輸送流体を室20へ吸入し、また室20
から吐出するようになっている。高分子プラスチツブの
輸送装置に使用する場合、ギヤポンプ12の吸入ボート
は一般的な配管等により熱交換器等の反応容器や同様の
処理装置の吐出ボートに接続され、そこから吐出される
粘性の高い高分子プラスチック材料を受け入れ、またギ
ヤポンプ12の吐出ポートは配管等によりF流側の処理
装置に接続してそこへ溶融プラスチック材料を送り込む
ように構成される。
取付板18およびハウジングシェル16の端壁16’に
H2本の平行な軸26.28が回転自在に支持されてお
り、両軸26.28に1対のギヤ22.24が互いに噛
み合った状態で取付である。軸26は支持板18の開口
18’を通ってハウジング14の外部まで長く延びる部
材で、たわみ継手30を介して駆動モータ34の出力軸
321こ連結しており、モータ34に駆動されるととも
に、噛今いギヤ22.24を介して軸28を駆動するよ
うになっている。軸26.28およびギヤ22.24は
一@1図に矢印で示す如く、前方向に回転する。
@2図および第3図の如く、密封スリーブlOは筒状本
体36を備えており、該本体36の一端からは環状フラ
ンジ38が半径方向外向きに延び、その内部には円形の
軸方向孔40が形成しである。スリーブ10はステンレ
ス鋼やその他の非腐食性材料で一体に製造することが好
ましい。開口1 B’の周囲において取付板18の外面
からけ筒状ハブ42が延びている。該/%ブ42の内面
には大径筒状の切り欠き44が開口18’と同芯に設け
である。スリーブlOの筒状本体36は大径の切り欠き
44に密封状態で底台しており、フランジ38がハブ4
2に係合し、また軸26はスリーブ10の軸方向の孔4
0を貫通している。この状態で、スリーブlOはボルト
46により取付板18に固定されている。なおボルト4
6はスリーブ10のフランジ38に間隔を隔てて設けた
開口48を通ってノ\ブ42内まで延びている。
スリーブ10の軸方向孔40の直径は軸26の直径より
も僅かに大きいたけであり)両者の間には一般的な製造
誤差程度の狭い隙間を設けて軸との係合を避け、そnに
よりスリーブ10と軸26の#:擦接触を避けている。
孔40を囲む内壁[fi40’には、内側および外側の
端部の間の中間部分に比較的深くかつ広い環状凹部5o
が周方向に形成してあり、またそれ以外の部分には、比
較的浅くて狭い螺旋溝52.54が旋回方向を互いに通
にして設けである。溝52.54は両端が開放しており
、凹部5oからそれぞれスリーブlOの内側および外側
の端部まで延びている。スリーブ10には、@3図の如
く、溝52゜54をそれぞn−条ずつ設けることもでき
る。
また第4図に52A、52B、54A、54B。
54Cで概略を示す如<、7452を多条螺旋dで形成
するとともに、(lJt 54も逆方向の多条蝶旋溝で
形成し、それらの端部か孔4oの周りにおいて互いに離
わるようlこ構成することもできる。(g52の方向は
軸26の回転方向に対応しており、具体的にけ、作動室
2oから溝52へ流入した流体が、回転軸26から流体
に作用する引きずり力により、溝52から凹部5oへ効
率良く送り込まわるようになっている。溝54の方向は
逆で、凹部5oから1J54へ流入した流体を凹部50
へ逆流させるようになっており、具体的には、凹部50
から流出して溝54を流れようとする流体に充分に抵抗
を及ぼし、それζこより溝52から凹部50に達した流
体の流れを1甲しとど゛めるようになっている。
溝54により適当な抵抗を確実に及はして溝52からの
流体の流れを押しとどめるために、溝54のねじれ角は
溝52よりも大きくしである。また凹部50け孔40の
外側端部よりも内側端部φこ近い位置にあり、溝54の
軸方向長さは溝52の軸方向長さよりも大きくなってい
る。
更に、同様の理由憂こより5.J 54の本数を溝52
よりも多くすることもできる。無論、rR52゜54の
個々の本数とそれらの比およびねじれ角度や軸方向長さ
は、スリーブ10の個々の使用条件や用途に合わせて醍
更し、以下のような種々の条件に適応させる。すなわち
上記条件としては、スリーブ10の寸法(特に軸方向孔
4oの直径)、ギヤポンプ12またはその他の流体輸送
りi置で扱う流体の粘度、流体温度、軸26の回転速度
、大気圧に対するハウジング14等の内部圧力、ならび
に溝52.54内での流体の流通特性に影響するその池
の変数(溝52への流体送り込み作用およびa54内で
の流体に対する抵抗作用に必要な条件)かあり、こtL
らの条件1こ適応するように溝52.54の上記仕様カ
設定される。一般的な基塾としては、スリーブ10の孔
40の直径が増すにつnて、溝52゜54の本数および
溝42の数に対する。I¥54の数の比を大きくする必
要かある。同様に、流体粘Ifが低い場合、流体温度が
高い場合、軸26の回転速度が大きい場合、装置Rの内
圧が旨い場合等、流体か流γLやすくなるように′!J
tJ“jの動作条件が変化した場合には、通常、それに
対応して溝52の本数に対する溝54の本数の比を大き
くシ1両者のねじわ角および軸方向長さの差を大きくす
る必要がある。これとは逆に、内圧が外部−の大気圧に
比べて低く、真空に近い状態でギヤポンプ12またはそ
の他の装置か使用される場合、通常、スリーブ1oけそ
の溝52の本数に対する緯54の本数の比を低くし、両
者のねじn角および軸方向長さの差を小さくする必要が
ある。例えば、スリーブlOの軸方向孔40の直径を2
.5インチ程度に小さくシ、また軸方向長さも6インチ
程度に小さくし、ギヤポンプ12により真空に近い状態
で高粘度の醍分子プラスチック材料の定址吐出を行う場
合、各部は次のように設定される。すなわち、@4図に
略図で示す如(,2本の溝52A、52Bが孔40の内
壁面40′上に始点および終点を180度離した状態で
設けられる。また3本の1454A。
54B 、540が内壁面40′上に始点および終点8
120度ずつ離した状態で設けらnる。溝52のねじれ
角度は6度であり、溝54のねじn角度は9度である。
溝52の軸方向長さけ約2.5インチであり、溝54の
軸方向長さけ約2.8インチである。
スリーブ10には、その外側終端部に隣接したフランジ
38内を周方向に延びる環状通路56も設けである。通
路56はフランジ38の外面に設けた環状かつ軸方向に
延びる切り欠きスロットで形成さnている。通路56は
軸方向に長く形成し、溝54に対してそのピッチの何倍
かの範囲にわたって接近させることが好ましい。
また上記軸方向のスロット58はその外向き開口に圧入
した密封リング6oにより閉鎖しである。フランジ38
の直径方向反対側の部分には2個の孔62が設けである
。孔62は通路56から半径方向外向きに延びて外側端
部が別の一般的な流体輸送装置の配管等に接続しており
、一方の孔62から通路56へ水等の冷却流体を供給す
るとともに、他方の孔62を通して通路5ftから冷却
流体を排出するようになっている。
次fこ、ギヤポンプ121こ採用した密封スIJ−ブl
Oの作用および本発明による密封方法を説明する。ギヤ
ポンプ12が通常の運転状態にある場合、軸26および
ギヤ22がモータ34で駆動さnてギヤ24および軸2
8を駆動し、そnにより、ギヤポンプ12の吸入ポート
から作動室20へ流入した溶融高分子プラスチック材料
等の粘性流体が、ギヤ22.24の歯により室20の内
周壁面に沿って周方向に運ばn、ギヤポンプ12の吐出
ボートから排出される。この動作において、室20内の
流体の一部は溝52ならびに溝52近傍の軸26とスリ
ーブ10の間の環状の狭い隙間に流入しようとする。こ
の場合、螺旋溝52の方向が軸26の回転方向と対応し
ているので、軸26の回転による引きずり力が流体に作
用し、流体は、凹部50に向けて溝52ならびに溝52
近傍の上記隙間内を、効率よく外向きに送られる。この
ようにして四部50へ送り込まれた粘性流体は、螺旋溝
52の部分で生じた上流側への流れを維持しているので
、逆方向の溝54へ入り込もうとする。ところが、a5
4は方向が逆で、そのねじれ角度および軸方向長さが大
きく、また実施例によっては本数も多いので、凹部50
からの粘性流体の外向きの流nに対し、溝54は障害物
として作用し、更に流体を四部50に向かって逆流させ
ようとし、より正確には−H454は凹部50から流出
して溝54を流れようとする流体に対して充分な抵抗お
よび減速作用を及ぼし、溝52の部分で流体に生じた送
り込み作用を打ち消す。
このように、互いに逆方向の螺旋溝52.54が互いに
逆に作用することにより、作動室20に開口する孔40
の内側端部から凹部50の外側の螺旋p54の部分まで
において、軸26とスリーブlOの間の環状の隙間およ
び溝52゜54、凹部50において、粘性流体が概ね平
衡を保って静的な状態で確実に収容さnる。このように
して収容さnた粘性流体の粘性効果により軸の周囲に摩
擦のないソールが形成さJ′L 、L。
上述の動作が、ある期間、継続して行わわると、粘性シ
ールを形成する静的な粘性流体が溝54内を外側へ進も
うとする傾向が起きる。この傾向ならひに発生までの速
度は上記装置構造および流体の種々の要因に左右される
。ギヤポンプ12の運転中は、冷却流体(好ましくけ水
)が連続的に通路56を循環する。この冷却水の温度は
粘性流体の温度よりも充分に低く、どのよろな流体でも
1通路56に近い溝54の部分において凝固(固形化)
させるようになっている。このようにして、溝54から
通路56の近くへにじみ出ようとする流体が固形状態の
プラグとなり、軸26に直接接触するメカニカルシール
が形成される。この固形流体のプラグは、摩擦作用以外
の点では、従来のシールと基本的には同様に作用し、具
体的には、流体がプラグを通過して外側へ流れることを
防止し、それによりスリーブlOをどのように使用して
も、粘性流体が外側へにじみ出ることが防止され、長時
間使用しても、ギヤポンプ12の外へMnることけない
。また溝54の部分1こおいて軸26とスリーブlOの
間の隙間に外気が侵入してギヤポンプ12の作動室20
へ引き込まれることも防止される。
必要あるいけ望ましい場合には、保持フランジ64をス
リーブ10のフランジ38の外面に設け、フランジ64
iこより従来型の密封リング66を軸方開孔40の外側
端部の周囲fこ保持し、軸26に密封状態で接触させる
こともできる。
密封リング66は大部分のギヤポンプ(特に流動性の低
い高粘度流体ケ扱う場合〕では一般に必要ではない。し
かしながら、流動性の高い低粘度の流体を扱う場合法こ
け、装置の運転開始当初、すなわち通路56内の流体か
、隣接する軸26とスリーブ10の間の環状の隙間部分
において、流体を凝固させて密封プラグを形成するまで
の間、リング66は上記隙間ζこ流入した流体の漏nを
確実に防止する。更lこ品封リング66け、水洗浄やそ
の他の洗浄作業中にギヤポンプ12の内部からの漏れも
確実に防止する。
以上説明したように、本発明は従来の密封装置ζこ比べ
て優れた利点を有するもので、粘性流体を加圧して輸送
する場合のように、内圧が周囲の外部圧力よりも高い状
態、ならびに粘性流体を定量吐出する場合のように、内
圧が周囲の外部圧力よりも低く、真空に近い状態のいず
nにギヤポンプ12を使用しても、摩擦および摩耗のな
い状態で軸26を確実に密封するシールを得ることがで
きる。上述の使用状態の全てにおいて1本発明によるス
リーブ10では、粘性流体自身を利用することにより、
軸26の周囲において内側で粘性シール泡能が発揮され
るとともに、外側でメカニカルシール機能が発揮され、
これらを組み合せることにより、軸26とスリーブ10
の間の環状の隙間1J)ら粘性流体が外へ漏れることが
確実に防止され、また環状の隙間から外部の空気または
その他の流体が内部へ流入することが防止され、しかも
いずれの場合でも軸26との摩擦接触や摩耗は比較的少
なくできる。更に、バッキング式シールを使用した従来
のギヤポンプでは、低内圧状態で使用すると異物が流体
に混入するが、本発明では粘性流体自身を使用して上述
のシールを形成するので、そのようfL b′4rlJ
の混入をも防止できる。これとは逆Iこ、前述のフォッ
クスの特許に記載された型式の蛋封スリーブでは、猛旋
溝を1本だけ設け、軸の周りの環状の隙間において軸に
引きずらnた流体の流れに抵抗を及ぼすように溝の方向
を設定しであるので、内部を加圧した状態では、粘性流
体(特に粘性の低い流体)が外へdnることを確実には
防止できず、また、真空に近い低内圧状!占では、外部
y気が侵入しやすい。従来のバッキング式シールでは、
軸上で頒価およびJ祇耗が発生し、更に大きい不具脅が
生じる。
以上、本発明ICよる密封スリーブおよび方法を従来の
ギヤポンプに使用した場合について説明したが1本発明
は、上述のギヤポンプ以外の粘性流体輸送装置4でも、
装置aの内部と外部の間の隔壁を回転軸が貫通する部分
を密封する必要がある場合、同様に採用できる。従って
本発明実施例に関する以上の詳細の説明は、単に本発明
を説明するためであり、本発明の範囲および本質内容を
限定するものではない。本発明の軸回および本質内容は
特ffF請求の範囲で明確にしたとおりであり、前記説
明から容易になし得る変形や用途変更等は本発明の範囲
に含まわるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による密封スリーブおよび密封方法を採
用したギヤポンプ装置の斜視図、第2図1−を第1図の
密封スリーブの一部切り欠き斜視図、第3図は第2図の
密封スリーブの3−3断面を示す軸方向断面図、第4図
は本発明の別の実施例の密封スリーブの断面略図である
。10・・・密封スリーブ、12・・・ギヤポンプ。 14・・・ハウジング、18′・・・ハウジング開口、
22.24・・愉ギヤ、26・・・回転軸、4υ・・・
貫通孔、40′・・・内壁面、50・・・環状凹部、5
2・・・第1螺旋溝、54・・・第2螺旋溝、56・・
・通路。 手続補正書(3)圃二 回転柚雨伝打郊科b゛■ぴ・T灯乃ル 3、補正をする者 事件との関係 片匂叩士層永麿ニ 羽荏#−居=侠二 ゛フリガナ #名称 ルワ・]−庄Zじイション 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粘性流体輸送装置の回転軸が該輸送装置の内部領域
    と外部領域の藺の隔壁を貫通する部分に設けらnる回転
    軸用密封部材において、該部材を上記隔壁に固定するよ
    うにするとともに、該部材に、上記軸が非係金状態で貫
    通するように横断面寸法を上記軸よりも僅かに大きくし
    た縦方向の貫通孔を設け、鎖孔を囲む壁面の長手方向中
    間部に環状凹部を形成し、上記内部領域に開口する上記
    孔の端部と上記凹部の間において上記孔壁面に第1流体
    方向付は手段を形成して上記内部領域から流入した粘性
    流体を上記軸の回転により上記凹部に向けて方向付ける
    ようにし、上記外部領域に開口する上記孔の端部と上記
    凹部の間において上記孔壁面に第2流体方向付は手段を
    形成して上記凹部から流出した粘性流体に抵抗を及ぼす
    ようにし、上記凹部から外側に離nた位置において上記
    第2流体方向付は手段の周囲に冷却手段を環状に設けて
    、その近傍の上記第2流体方向付は手段の部分へ流入し
    た粘性流体を充分に冷却して概ね凝固させるようにし、
    上記第1および第2流体方向付は手段と上記凹部とが上
    記粘性流体の粘性により上記軸の周囲に比較的静的な粘
    性シールを形成するようにし、上記冷却手段が上記粘性
    流体の凝固フラグにより上記軸の周囲にメカニカルシー
    ルを実質的に形成するようにし、上記両シールが、上記
    11こ相対的に高い内圧が加わった状態では粘性流体が
    装置外へ漏れることを防止し、上記装置に相対的に低い
    内圧が加わった状態では周囲の外部流体が装置a内へ流
    入することを防止するようにしたことを特徴とする回転
    軸用密封部材。 2、上記第1流体方向付は手段に、上記凹部から上記孔
    の内側端部まで延びる第xi旋溝手段を設け、該第1螺
    旋溝手段の方向を、該第l溝手段に流入した粘性流体を
    上記軸の回転により上記凹部に向けて方向付けるように
    上記軸回転方向に対応させて設定し、上記第2流体方向
    付は手段に、上記凹部から上記孔の軸方向に充分な長さ
    にわたって鎖孔の外側端部側へ延びる第2螺旋溝手段を
    設け、該第2螺旋溝手段の方向を第1![旋溝手段の方
    向とけ逆にして該@2螺旋溝手段に流入する粘性流体お
    よび該第2溝手段を流通する粘性流体に抵抗を及ぼすよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲@1項に記載
    の密封部材。 3、上記第29R旋構手段のねじn角度を上記第1wA
    旋溝手段のねじれ角度よりも大きくし、上記第2溝手段
    中の粘性流体の外向きの流nに充分な抵抗を及ぼして上
    記第1溝手段の流体輸送力を概ね打消し、それにより粘
    性流体の上記凹部からの外向きの流出に抵抗を及ぼすよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の密封部材。 4、上記@1および第2螺旋溝手段lこそnぞn多条螺
    旋溝を設け、上記@2溝手段の溝の本数を上記第1溝手
    段の溝の本数よりも多(し、上記第2溝手段中の粘性流
    体の外向きの流れに充分な抵抗を及ぼして上記第171
    1手段の流体輸送力を概ね打消し、それにより粘性流体
    の上記凹部からの外向きの流出を防止するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲@2項に記載の密封部材
    。 5、上記第2溝手段が上記第1溝手段より・も縦方向1
    こ広い範囲に設けてあり、上記第2流体方向付は手段に
    、上記凹部から上記孔の軸方向に充分な長さにわたって
    鎖孔の外側端部側へ延びる第2螺旋溝手段を設け、該第
    2螺旋溝手段の方向を上記第1螺旋溝手段の方向とけ逆
    にして該第2螺旋溝手段に流入する粘性流体詔よび該1
    M2溝手段を流通する粘性流体に抵抗を及ぼすようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の密封
    部材。 6、上記冷却手段に、上記第2溝手段の周囲において上
    記部材内を環状に延びる通路を設け。 該通路により冷却流体を輸送するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1JJtこ記載の密封部材。 7、上軸に密封状態で係合して上記輸送装置の運転開始
    時に低粘性プラスチック材料の外側への漏れを防止する
    ためのリング手段を、上記孔の外側端部の周囲において
    上記部材1こ環状に固定したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の密封部材。 s、fg融プラスチック輸送装置償の回転軸が該輸送装
    置の内部領域と外部領域の間の隔壁の開口を貫通する部
    分に設けらnる回転軸用密封スリーブにおいて、該スリ
    ーブを上記開口の周囲において上記隔壁に固定するよう
    にするとともに、該スリーブに、上記軸が非係合状態で
    貫通するように直径を上記軸よりも僅かに大きくした縦
    方向の貫通孔を設け、鎖孔を囲む壁面の長平方向中間部
    に環状凹部を形成し、上記凹部から上記内部領域に開口
    する上記孔の端部まで延びる@l・螺旋溝手段を上記孔
    壁面に形成し、該第1螺旋溝手段の方向を、該第1溝手
    段に流入した溶融プラスチック材料を上記軸の回転によ
    り上記凹部に向けて方向付けるように上記軸回転方向に
    対応させて設定し、上記凹部から上記孔の軸方向に充分
    な長さにわたって上記外部領域側の端部へ延びる第2!
    i#l!旋溝手段を上記孔の内壁面に設け、該@2@旋
    溝手段の方向を上記第1螺旋溝手段の方向とは逆にして
    該第2!#旋溝手段に流入する溶融プラスチック材料お
    よび該第2溝手段を流通する溶融プラスチック材料に抵
    抗を及ぼすようにし、上記凹部から外側に離れた位置に
    おいて上記第2溝手段の周囲を環状Eこ延びる環状通路
    を上記スリーブ内に設けて、該通路Iこより冷却流体を
    輸送してその近傍の上記第2溝手段の部分へ流入した溶
    融プラスチック材料を充分に冷却して凝固させるように
    し、上記第1および第2溝手段と上記凹部とが上記溶融
    プラスチック材料の粘性により上記軸の周囲に比較的静
    的な粘性シールを形成するようにし、上記通路が上記溶
    融プラスチック材料の凝固プラグにより上記軸の周囲に
    メカニカルシールを実質約1こ形成するようにし、上記
    両シールが、上記装置に相対的iceい内圧か加わった
    状態では溶融プラスチック材料が装置外へ漏れることを
    防止し、上記装置に相対的をこ低い内圧が加わった状態
    では周囲の外部流体が装置内へ流入することを防止する
    ようにしたことを特徴とする回転軸用密封スリーブ。 9、 上記第1および第2螺旋溝手段にそれぞれ多条螺
    旋溝を設け、上記第2溝手段の溝の本数を上記第1溝手
    段の溝の本数よりも多くし、上記第2螺旋溝手段の溝の
    ねじれ角度を上記@l螺旋溝手段の溝のねじれ角度より
    も大きくし、上記第2溝手段を上記第1溝手段よりも縦
    方向に広い範囲に設け、上記第2溝手段中の溶融プラス
    チック材料の外向きの流nに充分な抵抗を及ぼして上記
    第1溝手段の流体輸送力を概ね打消し、それにより溶融
    プラスチック材料の上記第2溝手段内での外向きの流れ
    を防止するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載の密封スリーブ。 10、上記軸に密封状態で係合して上記輸送装置の運転
    開始時に低粘性プラスチック材料の外側への漏れを防止
    するためのリング手段を、上記孔の外側端部の周囲にお
    いて上記スリーブに環状に固定したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の密封スリーブ。 11、閉鎖構造のハウジングと、該ハウジング内1c詔
    いて該ハウジングの開口を外側へ貫通する回転自在の軸
    上に取り付けたギヤ手段とを備えた溶融プラスチック材
    料の計量または加圧用ギヤポンプに密封スリーブを組み
    合せた構造Iこおいて、上記軸を密封するために該スリ
    ーブを上記開口の周囲において上記ハウジングに固定し
    、該スリーブに、上記軸が非係合状態で貫通するように
    直径を上記軸よりも僅かに大きくした縦方向の貫通孔を
    設け、鎖孔を囲む壁面の長手方向中間部に環状凹部を形
    成し、上記凹部から上記ハウジングの内部に開口する上
    記孔の端部まで延びる第1螺旋溝手段を上記孔壁面に形
    成し、該第1!III旋溝手段の方向を、該第1溝手段
    基こ流入した溶融プラスチック材料を上記軸の回転によ
    り上記回部に向けて方向付けるように上記軸回転方向に
    対応させて設定し、上記凹部から上記孔の軸方向に充分
    な長さにわたって上記ハウジングの外部側の開口端へ延
    びる第2螺旋溝手段を上記孔の内壁面ζこ設け、該第2
    螺旋溝手段の方向を上記第1d旋溝手段の方向とは逆に
    して該′@2溝手段に流入する溶融プラスチック材料お
    よび該@2溝手段を流通する溶融プラスチック材料に抵
    抗を及ぼすようにし、上記凹部から外側に離nた位fi
    tIこおいて上記第2溝手段の周囲を環状に延びる冷却
    手段を設けて、その近傍の上記第2溝手段の部分へ流入
    した溶融プラスチック材料を充分に冷却して凝固させる
    ようにし、上記第1および第2溝手段と上記凹部とが上
    記溶融プラスチック材料の粘性により上記軸の周囲に比
    較的静的な粘性シールを形成するようにし、上記冷却手
    段が上記溶融プラスチック材料の凝固プラグにより上記
    軸の周囲jこメカニカルシールを実質的に形成するよう
    にし、上記両シールが、上記装置に相対的に高い内圧が
    加わった状態では溶融プラスチック材料が装置外へ′m
    nることを防止し、上記装置に相対的に 。 低い内圧が加わった状態では周囲の外部流体が装置内へ
    流入することを防止するよう1こしたことを特徴とする
    回転軸用密封スリーブ。 12、上記第1および第2g旋溝手段にそれぞれ多条螺
    旋溝を設け、上記@2溝手段の溝の本数を上記第1溝手
    段の溝の本数よりも多くシ、上記第2螺旋溝手段の溝の
    ねじれ角度を上記@l螺旋溝手段の溝のねじれ角度より
    も太き(し、上記第2溝手段を上記第1溝手段よりも縦
    方向に広い範囲に設け、上記第2溝手段中の溶融プラス
    チック材料の外向きの流れに充分な抵抗を及ぼして上記
    第1溝手段の流体輸送力を概ね打消し、そnにより溶融
    プラスチック材料の上記第2溝手段内での外向きの流n
    を防止するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第11項に記載の密封スリーブ。 13、上記冷却手段に、上記第2溝手段の周囲において
    上記スリーブ内を環状に延びる通路を設け、該通路によ
    り冷却流体を輸送するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲@12項に記載の密封スリーブ。 14、上記冷却手段に、上記第2溝手段の周囲において
    上記スリーブ内を環状に延びる通路を設け、該通路によ
    り冷却流体を輸送するようにしたことを特徴とする特許
    請求の節囲第11項に記載の密封スリーブ。 15、上記軸に密封状態で係合して上記輸送装置の運転
    開始時に低粘性プラスチック材料の外側への漏れを防止
    するためのリング手段を、上記孔の外側端部の周囲にお
    いて上記スリーブに環状に固定したことを特徴とする特
    許請求の範囲@11項に記載の密封スリーブ。 16、粘性流体輸送装置の回転軸が該輸送装置の内部領
    域と外部領域の間の隔壁を貫通する部分における回転軸
    用密封方法において、該方法が、上記隔壁において上記
    軸を縦方向の範囲に沿って非保合状態で接近して包囲す
    ることと、上記縦方向の範囲の中間で上記軸を包囲する
    環状の拡大部分を設けることと、上記内部領域から上記
    軸の周囲の上記包囲領域に流入した粘性流体を上記軸の
    回転により上記拡大部分に向けて方向付けることと、上
    記拡大部分から流出する粘性流体に抵抗を及ぼすことと
    、上記拡大部分から外側に離れた位置において上記軸の
    周囲の上記環状の包囲領域を冷却してその包囲領域に流
    入した粘性流体を凝固させることと、そnらにより上記
    包囲領域内の粘性流体の粘性により上記軸の周囲に比較
    的静的な粘性シールを形成するとともに、粘性流体の凝
    固プラグにより上記軸の周囲の包囲領域の冷却部分にお
    いて軸の周囲にメカニカルシールを本質的に形成するこ
    とと、上記両シールにより、上記装置に相対的に尚い内
    圧か加わった状態では粘性流体が装置外へ漏れることを
    防止し、上記装置に相対的に低い内圧が加わった状態で
    は周囲の外部流体が装置内へ流入することを防止するよ
    うにしたこととを備えていることを特徴とする回転軸用
    密封方法。 17、上記方法が密封スリーブを上記隔壁に固定するこ
    とを備え、該スリーブに、上記軸が非係合状態で貫通す
    るように直径を上記軸よりも僅かに大きくした縦方向の
    貫通孔を設け、鎖孔を囲む壁面の長手方向中間部に環状
    凹部を形成し、上記凹部から上記内部領域に開口する上
    記孔の端部まで延びる上記孔壁面に第19IA旋溝手段
    を形成し、該第1螺旋溝手段の方向を、該第1溝手段に
    流入した溶融プラスチック材料を上記軸の回転により上
    記凹部に向けて方向付けるように上記軸回転方向Gこ対
    応させて設定し、上記凹部から上記孔の軸方向に充分な
    長さにわたって上記外部領域側端部側へ延びる第2螺旋
    溝手段を上記孔の内壁面に設け、該第2螺旋溝手段の方
    向を上記@1螺旋溝手段の方向とは通にして該IJ2W
    旋溝手段溝手段する溶融プラスチック材料および該第2
    螺旋溝手段を流通する溶融プラスチック材料に抵抗を及
    ぼすようにし、上記凹部から外側に離れた位置において
    上記第2溝手段の周囲を環状に延びる冷却手段を設け、
    該手段によりその近傍の上記溝手段の部分へ流入した溶
    融プラスチック材料を充分に冷却して凝固させるように
    したことを特徴とする特許請求の範囲@16項に記載の
    密封方法。 18、閉鎖構造のハウジングと、該ハウジング内におい
    て該ハウジングの開口を外側へ貫通する回転自在の軸上
    にギヤ手段を取り付け、たギヤポンプにより溶融プラス
    チック材料を輸送するようにし、上記溶融プラスチック
    材料を上記ギヤポンプへ送り込むことと、上記ギヤ手段
    を材料輸送方向に回転させるために上記軸を回転させる
    こととを含む方法において、該方法が、スリーブを上記
    開口の周囲において上記ハウジングに固定することによ
    り上記開口fこおいて上記軸を密封することを備え、該
    スリーブに、上記軸が非係合状態で貫通するように直径
    を上記軸よりも僅かに大きくした縦方向の貫通孔を形成
    し、鎖孔を囲む壁面の長手方向中間部に環状凹部を形成
    し、上記回部から上記ハウジングの内部に開口する上記
    孔の端部まで逗びる上記孔壁面に第1螺旋溝手段を形成
    し、上記凹部から上記孔の軸方向に充分な長さ1こわた
    って上記ハウジン側の開口端へ延びる第2螺旋溝手段を
    上記孔の内壁面に設け、該@2螺旋溝手段の方向を上記
    第1螺旋溝手段の方向とけ逆にし、上記凹部から外側に
    1lilrLだ位置において上記第2溝手段の周囲を環
    状に延びる通路を設け、更に上記方法が、該第五溝手段
    に流入したプラスチック材料を上記軸の回転により上記
    凹部に向けて方向付け、かつ該第2溝手段に流入する溶
    融プラスチック材料および該第2溝手段を流通するプラ
    スチック材料に第2溝手段が抵抗を及ぼすように、上記
    スリーブの上記処1溝の方向に対応した方向に上記軸を
    回転させることと、上記通路の近傍の上記第2溝手段の
    部分へ流入したプラスチック材料を充分に冷却して凝固
    させるように上記通路へ冷却流体を流すこととを備え、
    それにより上記第1および第2溝手段と上記凹部1こお
    いてプラスチック材料の粘性により上記軸の周囲に比較
    的静的な粘性シールを形成し、上記通路において上記第
    2螺旋溝手段内のプラスチック材料の凝固プラグにより
    上記軸の周囲にメカニカルシールを実質的に形成し、上
    記両シールが、上記ハウジングに相対的に高い内圧が加
    わった状態ではプラスチック材料が外部へ漏nることを
    防止し、上記ハウジングに相対的に低い内圧が加わった
    状態では周囲の外部流体が内部へ流入することを防止す
    るようにしたことを特徴とする回転軸用密封方法。
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