JPS6015646Y2 - 自動選別装置付円筒バレル研磨機 - Google Patents

自動選別装置付円筒バレル研磨機

Info

Publication number
JPS6015646Y2
JPS6015646Y2 JP7821681U JP7821681U JPS6015646Y2 JP S6015646 Y2 JPS6015646 Y2 JP S6015646Y2 JP 7821681 U JP7821681 U JP 7821681U JP 7821681 U JP7821681 U JP 7821681U JP S6015646 Y2 JPS6015646 Y2 JP S6015646Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
automatic sorting
polishing machine
fixed
sorting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7821681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58847U (ja
Inventor
久峰 小林
Original Assignee
株式会社チップトン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社チップトン filed Critical 株式会社チップトン
Priority to JP7821681U priority Critical patent/JPS6015646Y2/ja
Publication of JPS58847U publication Critical patent/JPS58847U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6015646Y2 publication Critical patent/JPS6015646Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は固定槽と皿状回転槽よりなるバレル槽内へ工作
物と研磨材と要すれば水とコンパウンドとを装入し、バ
レル槽底部の皿状回転槽を回転せしめてマス(工作物、
研磨材等の混合物)に螺旋流動を与え工作物を表面研磨
する研磨機に研磨材還元装置付選別装置を付設し固定槽
又は回転槽を昇降自在とした自動選別装置付円筒バレル
研磨機に関するものである。
従来、固定槽と皿状回転槽よりなる研磨機において研磨
終了後マスを排出し、かつ選別する装置は、特公昭50
−25678号及び実開昭51−6218鰐に開示され
ているように固定槽と皿状回転槽とを開閉自在に構威し
、その固定槽の下方に振動篩を設置した装置がある。
この装置は研磨終了後皿状回転槽のみを下降すると共に
回転して内部のマスを下方の振動篩に落下させ工作物を
選別するようにしたものであるが、振動篩上ヘマスが一
度に落下するので選別に長時間を要し、振動篩上で工作
物同志が衝突して多数の打痕が発生する欠陥があるのみ
ならず選別装置が大型化し、且つ極めて高価となるなど
の問題点があった。
又、前記装置によれば排出された研磨材を手作業により
バレル槽内へ還元する場合には多大な労力と作業時間を
要し、手作業に代えて別製の投入装置を使用すれば、当
該装置を設置することにより全選別装置としては更に大
型且つ高価となる問題点があった。
他の装置としては固定槽の中央部に穴を設け、その穴よ
りマスを排出するようにしたもの(特公昭53−267
18号)、又はバレル槽全体を傾動回転してマスを開口
部より排出するようにしたもの(実開昭54−1539
R)などが提案されているが、何れも別製の振動篩が必
要であり、研磨材の還元は手作業又は別製の投入装置が
必要である上、完全排出が困難であるという問題点があ
った。
然るに本考案は研磨槽の外周部に近接して選別装置付環
状樋を昇降自在に設は固定槽又は回転槽を昇降自在とし
たので、マスの自動選別及び研磨材の還元を同時に行な
い得ることが可能になると共に、全装置は比較的簡単な
構造であるので前記従来技術の問題点を悉く改善すると
共に、回転槽と固定槽は固定槽の高さとはS′等しい距
離間を相対移動できるように構成したので、研磨材の還
元(投入)と工作物の投入をする位置を比較的低位とす
ることが可能となったため工作物の打痕、研磨材の破損
の問題も解決できたのである。
マスの排出時に固定槽と回転槽とを開閉することなく、
かつ環状樋19の受けとを密接に接触させたまま上面を
傾斜又は水平の一直線に保ってマスを排出することがで
きるので、研磨打粉等が固定槽と回転槽の接触面に耐着
して食い込むおそれがないので接触面を破損したり、循
環液(コンパウンド溶液等)を漏洩させたりする欠陥が
ない。
即ちこの考案の実施例を第1図および第2図にもとすき
説明する。
本考案の研磨機は基台1、フレーム2及び上方フレーム
3よりなる架構内に収容されている。
基台1上の中央部には回転槽7の回転軸4を支持する軸
受5が軸受支持台6により縦型に固定されており、前記
回転軸4の上端部に皿状の回転槽7の下面中央部が固定
され、回転軸4の下端部にはプーリー8が固定されてい
る。
前記プーリー8とフレーム2に固定された可変速モータ
ー10の軸に固定されたプーリー9とにベルト11が装
着され、モーター10の回転がプーリー8に伝導される
前記回転槽7の上方にはその外縁部と内壁とが常時摺接
する中筒状の固定槽14が昇降装置に吊下されている。
前記昇降装置は上方フレーム3に縦に固定された液体圧
シリンダ−15のピストンロッドの先端が固定槽14の
上縁部に架設されたブラケット13に固定されて構成さ
れる。
昇降軸17はその先端がブラケット13に固定されてハ
ウジング18の内を摺動するようになっている。
前記回転槽7と固定槽14によって構成される研磨槽の
外周部に近接して昇降自在の環状樋19を設け、その樋
19には選別網22と篩分けされた研磨材を槽内に還元
する誘導樋23とで構成された選別装置が付設されてい
る。
選別網22は第2図のように樋19’(7)はS゛全面
亘って張設されているが排出部42付近に張設したもの
のみでも良く、要するに選別できればよい(矢印Bは排
出方向である。
)。前記環状樋19はスプリング支持板24上の多数の
スプリング20によって懸架され、環状樋19の外底部
(外側面であっても差し支えない)には振動モーター2
1が任意の傾斜角度で多数個、固定されている。
第2図中25は研磨槽部より排出されるマス(研磨材)
が前記誘導樋23へ直接落下しないように前記選別網2
2の一部を覆うめくら板、26は環状樋19の側壁、1
6は前記誘導樋23の先端部に取り付けられたラバーで
環状樋19と前記固定槽14の橋渡しの役目をする。
前記環状樋19の支持板24の外側部の雌螺管39には
螺杵27,28.29回転可能に螺合されている。
前記螺杵27は基台1上に設置されたギヤーモーター3
0、カップリング31、ギヤーボックス32、カップリ
ング33を介して回転力を伝導され、螺杵28.29は
ギヤーモーター30、カップリング31、ギヤーボック
ス32、カップリング34、ユニバーサルジヨイント3
5、シャフト36、カップリング37、回転変換機38
などを介して回転力を伝導される。
又、螺杵27.28.29をチェーンで連結して回転力
を伝導しても良く、要するにギヤーモーター30の回転
を同時に夫々の螺杵へ伝達するようにすれば良い。
従って前記ギヤーモーター30の駆動により螺杵27,
28,29が回転すればその回転方向により雌螺管39
が昇降するので、支持板24を介し環状樋19が昇降す
るようになっている。
第1図中40はLSI、 LS2. LS3 (リミッ
トスイッチ)に、41はLS4. LS5 (リミット
スイッチ)に当接するドッグであり、12は回転槽7の
中心部に取り付けられたほぼ円錐状の流動調整堰であり
、中央部のマスの停滞を防止し良好な流動を得ることが
できる。
尚環状樋19の昇降は前述の方法に限定されるものでは
な(、第4図に示すように流体圧シリンダー43のロッ
ド44を支持板24の一側に固定し、又はチェーン或い
はロープなどで支持板を吊り、このチェーンを移動させ
て支持板を昇降させることもきる。
又、前記プーリー8,9をスプロケットに、前記ベルト
11をチェーンに代えても差し支えない。
以上述べたような構造に基づき本考案の装置の作動を説
明すれば次のとおりである。
先づ流体圧シリンダー15を作動させて固定槽14の下
方周縁部と回転槽7の上方周縁部とを当接させる。
これは第1図中ドック40がLSIに当接することによ
り検知する。
固定槽14と回転槽7とで構成された研磨槽内へ工作物
、研磨材および要すれば水とコンパウンド等を装入する
ついで可変速モーター10を始動して回転槽7を回転す
るとマスは遠心力により固定槽14の内周壁へ押し上げ
られた後、重力により回転槽の中心方向へ落下する螺旋
流動を繰り返えすことによって研磨層中の工作物を表面
研磨する。
研磨終了後、タイマーにより前記可変速モーター10を
低速に切換え回転槽を低速回転させながら前記流体圧シ
リンダ−15ヲ作tlさせてそのピストンロンドを下方
へ押し出して前記固定槽14を下降させる。
かくして前記固定槽14と前記回転槽7との摺接部を開
閉することなく接触状態を保ちつつ固定槽の上方周縁部
43と固定槽の外縁部46とが接触する位置まで固定槽
を下降すると、ドッグ40がLS3に当接して固定槽は
下降を停止する(第3図参照)。
この間マスは固定槽の上縁をこえて槽外へ排出され、槽
外の選別装置内へ入いる。
固定槽の下降が停止すると可変速モーター10の速度を
上げて前記回転槽を回転して遠心力により層内のマスを
完全に選別網22上に排出する。
マスの排出が完了後、前記流体圧シリンダー15を作動
させてピストンロンドを上昇し、前記固定槽を上昇させ
ドッグ40がLS2に当接する位置で停止する。
該停止位置は、工作物と研磨材の投入に際腰工作物に打
痕がつくおそれなく、研磨材が破損しないように可能な
限り回転槽外周縁部から近い方が良いが、マスが溢れ出
さない位置でなければならない。
前記LS2が検知することによりモーター30が駆動し
環状樋19を上昇させドッグ41がLS5に当接して上
昇を停止し前記環状樋19の外底部に固定された振動モ
ーター21が始動する(LS2とLS5とを連関させれ
ば時間短縮できる。
)。マスはその振動により選別網22上で工作物は選別
されて系外へ搬送され、研磨材は選別網22を透過して
誘導樋23、ラバー16を経て研磨槽内へ還元される。
(第5図参照)工作物の選別及び研磨材の環元が完了(
タイマーにより一定時間にセットしておく)シたならば
、前記モーター30を逆転させて環状樋19を下降させ
ドッグ41がLS4に当接することにより下降が停止す
る。
前記環状樋の下降と同時に前記流体圧シリンダー15を
作動させて固定槽14の下方周縁部と回転槽7の外周縁
部とが当接するまで固定槽を上昇させる。
上昇はドッグ40がLslと当接した時に停止する。
これにて1サイクルが終了する。以下同様の方法によっ
て研磨及び選別作業をくりかえす。
但し選別において工作物が研磨材より小さい場合は(普
通は工作物の方が大きいが)上記とは反対に選別網22
を透過した工作物は誘導樋23により糸外へ搬送され、
選別網上の研磨材は研磨槽内へ還元されるようにすれば
良い。
上記実施例では固定槽を昇降させるようにしたが、回転
槽を昇降させるようにしても同様の効果が得られ、本考
案の技術範囲に属するものである。
以上に述べたように本考案によれば研磨槽の外周部に近
接して選別装置付環状樋を昇降自在に設け、回転槽と固
定槽は固定槽の高さとほぼ等しい距離間を相対移動でき
るように構成したので、研磨終了後選別及び研磨材の還
元を自動的に連続して行なえるので全く人手を要せず構
造簡単で省人上、省力上卓効を有する。
又固定槽の昇降を任意の地点に選定しうるので、研磨材
、工作物の投入位置を比較的低位置に設定して工作物の
打痕、研磨材の破損を回避でき、精密な加工が遠戚され
、更に固定槽と回転槽との摺接部を開閉(分離)するこ
となく接触状態を保っているので、研磨打粉等が固定槽
と回転槽の接触面に耐着して食い込むおそれがなく、接
触面を損傷することがない等、産業上きわめて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面の正面図、第2図は第
1図の平面図(Bは排出方向)、第3図は選別時の第1
図A部分の拡大図、第4図は環状樋昇降装置の他の実施
例の一部正面図、第5図は固定槽を下降した縦断面の正
面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・フレーム、3・・
・・・・上方フレーム、4・・・・・・回転軸、5・・
・・・・軸受、6・・・・・・軸受支持台、7・・・・
・・回転槽、訃・・・・・プーリー 9・・・・・・プ
ーリー、10・・・・・・可変速モーター 11・・・
・・・ベルト、12・・・・・・流動調整堰、13・・
・・・・ブラケット、14・・・・・・固定槽、15・
・・・・・流体圧シリンダー、16・・・・・・ラバー
17・・・・・・昇降軸、18・・・・・・ハウジン
グ、19・・・・・・環状樋、20・・・・・・スプリ
ング、21・・・・・・振動モーター、22・・・・・
・選別網、23・・・・・・誘導樋、24・・・・・・
スプリング支持板、25・・・・・・めくら板、26・
・・・・・側壁、27.28.29・・・・・・螺杵、
30・・・・・・ギヤーモーター、31・・・・・・カ
ップリング、32・・・・・・ギヤーボックス、33・
・・・・・カップリング、34・・・・・・カップリン
グ、35・・・・・・ユニバーサルジヨイント、36・
・・・・・シャフト、37・・・・・・カップリング、
38・・・・・・回転変換機 39・・・・・・雌螺管
、40,41・・・・・・ドッグ、42・・・・・・排
出部、43・・・・・・流体圧シリンダー、44・・・
・・・ロッド、45・・・・・・固定槽の上方周縁部、
46・・・・・・回転槽の外縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定槽と回転槽よりなる研磨槽の外周部へ自動選別
    装置と昇降装置とを具備した環状樋を配設した研磨機に
    おいて、回転槽と固定槽は固定槽の高さとはS゛等しい
    距離間を相対移動できるように構威されると共に、前記
    回転槽の外縁と固定槽の内壁は常時摺接状態に保持され
    たことを特徴とする自動選別装置付円筒バレル研磨機。 2 自動選別装置は選別網、振動モーターおよび篩分け
    された研磨材を槽内に還元する誘導樋とで構威したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    選別装置付円筒バレル研磨機。 3 昇降装置は環状樋を設置する支持板に配設した雌螺
    管とこれに螺合する螺杆と螺杆の駆動装置としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動選
    別装置付円筒バレル研磨機。 4 昇降装置は環状樋を設置する支持板を吊下し、又は
    支持する流体圧シリンダーとしたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動選別装置付円筒バ
    レル研磨機。
JP7821681U 1981-05-27 1981-05-27 自動選別装置付円筒バレル研磨機 Expired JPS6015646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7821681U JPS6015646Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動選別装置付円筒バレル研磨機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7821681U JPS6015646Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動選別装置付円筒バレル研磨機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58847U JPS58847U (ja) 1983-01-06
JPS6015646Y2 true JPS6015646Y2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=29873856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7821681U Expired JPS6015646Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 自動選別装置付円筒バレル研磨機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015646Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064261U (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 日電理化硝子株式会社 蓋付き尿コツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58847U (ja) 1983-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4408417A (en) Fully automatic barrel finishing machine
CN216004150U (zh) 污泥螺旋输送机
US3514907A (en) Vertical dam
US4693037A (en) Multistage finishing device and method
JPS6015646Y2 (ja) 自動選別装置付円筒バレル研磨機
CN214766236U (zh) 一种离心机的接料装置
CN107755377A (zh) 一种灰尘自动清扫装置
EP0063102B1 (en) Apparatus for the knockdown of cast pieces
CN116198949B (zh) 一种矿用带式输送机
CN220029799U (zh) 一种全自动磁力研磨抛光机
JPS5847307B2 (ja) 自動選別装置付円筒バレル研摩機
US1702759A (en) Process and apparatus for tumbling
CN210592728U (zh) 环模颗粒机的收料装置
JPS6033623B2 (ja) 自動選別装置付円筒バレル研摩機
CN210704219U (zh) 一种用于振动光饰机的工件筛分装置
CN209251715U (zh) 一种金针菇生产用切根装置
CN207238448U (zh) 一种氨基酸晶体筛分器
CN112973871A (zh) 一种中药材加工用多级均匀研磨装置及其使用方法
CN206985054U (zh) 一种led组装自动供灯罩机构
CN210496850U (zh) 一种便于卸料清洁的自动离心机
US4012869A (en) Reciprocal finishing apparatus
JPS584351A (ja) 振動バレルライン研磨法
CN1009179B (zh) 全自动涡流式滚筒抛光机
CN220719991U (zh) 一种吹塑桶加工用上料装置
CN217940404U (zh) 一种用于反击式破碎机的出料结构