JPS60156167A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

Info

Publication number
JPS60156167A
JPS60156167A JP59158194A JP15819484A JPS60156167A JP S60156167 A JPS60156167 A JP S60156167A JP 59158194 A JP59158194 A JP 59158194A JP 15819484 A JP15819484 A JP 15819484A JP S60156167 A JPS60156167 A JP S60156167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
cash
amount
key
banknotes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59158194A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hagiwara
勇 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Tateisi Electronics Co
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tateisi Electronics Co, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Tateisi Electronics Co
Priority to JP59158194A priority Critical patent/JPS60156167A/ja
Publication of JPS60156167A publication Critical patent/JPS60156167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 [発明の技術分野] この発明は、銀行などの金融業において預金、引出しな
どの取引のために用いられる取引処理装置に関する。
[従来技術の説明] 取引処理装置には顧客自身が操作することにより取引を
遂行するもの、銀行のテラーが操作するものなど種々の
タイプのものがある。いずれにしても、入金(預金)の
取引が可能な取引処理装置には、現金を受入れかつ鑑別
し計数する現金入金機が備えられている。
一方、銀行の窓口におけるテラーの仕事には、顧客から
受取った現金をチェックして数える、顧客に手渡す前に
もう一度現金を数えなおすといった作業が含まれ、これ
らはいずれも手作業で行なわれており、その負担が大き
いので自動化が望まれている。
発明の概要 [発明の目的] この発明は、取引処理装置内に設けられる現金入金機の
現金鑑別、計数機能を利用して、テラーなどが行なって
いた現金計数作業の自動化を図ることを目的とする。
[発明の構成、作用および効果] この発明による取引処理装置は、現金の投入口、現金の
鑑別と計数を行なう現金鑑別装置、現金の返却口、現金
鑑別計数指令キー、および現金鑑別計数指令キーのキー
人力があった場合に、投入口に投入された現金を鑑別装
置で鑑別、計数させ、鑑別、計数後の現金を返却口に返
却するよう制御する手段を備えていることを特徴とする
したがって、このような取引処理装置を利用して、通常
の取引処理のみならず、単なる現金の鑑別と計数をも自
動的に行なえることになり、現金計数を手作業で行なう
必要がなく特にテラーの負担が軽減される。
”実施例の説明 以下、図面を参照してこの発明を複合取引処理装置に適
用した実施例について詳述する。
[取引処理装置の、外観] 第1図は、取引処理装置の外観を示している。
この取引処理装置(1)は、銀行の店内に設けられたカ
ウンタ(2)の切欠かれた箇所もしくはカウンタ(2〉
の上、またはカウンタく2〉に゛隣接してテラー(T)
側に配置される。そして、顧客(C)とテラー(T>と
が取引処理装置(1)を挾んで向い合い、両者が相互に
操作することにより取引が進行する。取引処理装置(1
)には、テラー用取引データ表示器(3〉、テラー用キ
ーボード(4)、通帳挿入口(5)、伝票挿入・口(6
)、紙幣投入口(7)、紙幣返却口(8)、紙幣放出口
(9)、硬貨投入口(11)、硬貨返却口(12)およ
び硬貨放出口(13)が設けられている。表示器(3)
としては、CRT表示器、プラズマ・ディスプレイなど
が用いられる。この実施例ではCRT表示器が用いられ
ているので、表示器(3)を以下CRTと略記する。こ
の実施例では紙幣および硬貨を用いた取引が可能である
[取引処理装置の電気的構成] 第2図は、取引処理装置(1)の内部構成の概略を示し
ている。取引処理は中央処理袋@(たとえばマイクロプ
ロセッサ、以下cPUという)り10)によって制御さ
れる。CPU(1o)は、そのプログラムを記憶したF
ROM (14) 、および各種の取引データを記憶す
るとともに後述するレジスタ群が設けられたRAM(1
5)を備えている。
c−pu<io>はその入出力器機として、CR−r(
3)、キーボード(4)、紙幣入金41N(21>、紙
幣出金機(22)、硬貨入金機(23)、硬貨出金m<
24>ならびに通帳および伝票に印字する帳票印字機(
25)を備えている。さらに取引処理装置(1)には回
線制御装置(26)が設けられ、この回線制御装置(2
6)を介してセンタと取引データの交信を行なう。第2
図においては、各入出力器機のインターフェイスおよび
CRT<3>の制御回路などが省略されている。
[紙幣入金機の概要] 第3図は紙幣入金機(21)の概要を示している。
紙幣入金機(21)は、紙幣投入口(7)、この投入口
(7)の紙幣を繰出しローラ(46)によって繰出し一
時保管機、構(33)まで搬送する紙幣搬入路(31)
、この紙幣搬入路(31)の途上に設けられ、紙幣の種
類と真偽とを判別する紙幣鑑別装置(32)、鑑別装置
(32)によって正規の紙幣と判別された紙幣を一時的
に貯えておく一時保管機構(33)、各処理ののち一時
保管機構(33)の紙幣を収納する入金紙幣収納箱(3
4)、紙幣返却口(8)、取引不成立の場合などに一時
保管機構(33)の紙幣を返却口(8)まで搬送する第
1紙幣返却路(35)、および鑑別装置(32)によっ
て正規の紙幣とは判別し得なかった紙幣を返却する第2
紙幣返却路(36)から構成されている。投入口(7)
および返却口(8)には、シャッタ(41)、(42)
、シャッタ(41) (42)の開閉状態検知器(43
)、紙幣検知器(44)、紙幣抜取検知器(45)がそ
れぞれ設けられている。シャッタ(41)(42)は、
自動開閉されるとともに手動で閉じることができる。紙
幣搬送路(31) (35) (36)はいずれも、紙
幣の幅方向の両側をその長手方向にそって挾むベルトか
ら開成されており、適所に紙幣通過検知器(47)が設
けられている。ベルトは多数のプーリに掛けられている
。各通過検知器(47)間を紙幣が通過するのに要する
時間をタイマ等によって監視することにより、紙幣の詰
りすなわちジャムを検知することができる。第2返却路
(36)が搬入路(31)から分岐する箇所には搬送路
切替器(48)が設けられている。第2返却路(3G)
は第1返却路(35)の途中に合流している。
一時保管機構(33)は、搬入路(31)の下方にあり
プーリに掛けられたベルト上に紙幣を保持するものであ
り、紙幣の落下防止アーム(49)を備えている。一時
保管している紙幣を返却する場合には、このベルトが点
(Q)を支点として動き、搬入路(31)のベルトとの
間で紙幣を挾むことにより、その紙幣を送り出す。また
、一時保管機構(33)には、両側をベルトによって支
持された紙幣の中央部を上から押し下げることにより紙
幣を収納箱(34)内に突き落す押下げ部材(50)’
、および保管紙幣検知器(51)を備えている。一時保
管されうる紙幣の最大枚数(NS)は、たとえば50枚
とあらかじめ定まっている。紙幣収納箱(34)には、
箱り34)内の紙幣があふれるほど多山になったことを
検知する紙幣過剰検知器(52)が設けられている。第
3図の構成では、すべての種類の紙幣が一時保管機構(
33)に保管され、そして収納箱(34)内に混入する
ようになっているが、紙幣の種類ごとにその紙幣の一時
保管機構および収納箱を設けることが好ましい。また、
必要ならば紙幣の種類ごとに、紙幣投入口と紙幣入金機
とを備えることにしてもよい。
[紙幣出金機の概要] 第4図は紙幣出金機(22)の概要を示している。
紙幣出金機(22)は、1万円、5千円、千円および5
百円札を多数枚ずつそれぞれ収納する出金紙幣収納箱(
61)〜(64)、各収納箱から指定された枚数の紙幣
を繰出して搬送する繰出し機構(65)、繰出された紙
幣を一時的に保管する一時保管機構(66)、紙幣放出
口(9)、ならびに一時保管されている紙幣を一括して
放出口く9)に送り出す紙幣搬出路(67)から構成さ
れている。各収納箱(61)〜(64)は、収納紙幣が
残少になったことを検出する切れ検知器(68)を佑え
Cいる。繰出し機構(65)には、紙幣が繰出されなか
つl〔ことを検知する空送り検知器(71)、および2
枚以上の紙幣が同時に繰出されたことを検知する2枚検
知器(72)が設けられている。一時保管機構(66)
は第3図に示す同機構(33)とほぼ同じ構成であり、
保管紙幣検知器(73)を備えている。
放出口(9)には、シャッタ(74)、シャッタの開閉
状態検知器(15)および紙幣抜取検知器(76)が設
けられている。この出金INN(22)においても搬送
路の適所に、ジャム検知用の紙幣通過検知器(77)が
設けられている。硬貨入金機(23)および硬貨出金機
(24)もほぼ同じ構成であるから、図示を省略する。
[テラー用キーボード] 第5図はキーボード(4)を示すものである。
キーボード(4)の左半分には、縦2列に配列された取
引科目キーおよび縦3列に配列された取引種別キーから
なる取引設定キーが配置されている。
これらの5列のキーを、右の列から順に第1桁〜第5桁
とする。また、各列の9個のキーに下から順に1〜9ま
でのコード番号を付ける。これらの取引設定キーは、各
列ごとに9個のキーのうち1個のみが押される。そして
、設定された取引が5桁の数字によって表わされる。9
個のキーのリーベてが押されない列についてはその列の
数字はOとなる。取引設定キーにはそれぞれ表示灯(P
)が設けられている。これらの表示灯(P)は、対応す
るキーが押されたときに点灯し、取引終了または各列中
の他のキーの押下によって消灯する。
キーボード(イ)の右半分には、数値キー、ならびに複
合、過収納禁止、現金計数、確認、画面要求、現金返却
、釣銭および完了の各キーを含む機能キーが設けら00
゛る・数値キー11・0〜 )9の数字の他に、千の単
位を人力するためのOOOキー、点キーおよびエンター
・キーが含まれている。複合、過収納禁止および現金計
数キーにも表示灯(P)が設けられており、これらの表
示灯(P)はキーが押下されると点灯し、再度押下され
ると消灯する。表示灯(P)が点灯しているキーを再び
押すということは、後述するようにそのキーの機能をリ
ゼットすることを意味する。いくつかの機能キーの機能
について簡単に説明しておく。
複合キー 1回の現金投入または現金放出で複数の人出金取引を行
なうためのものである。複合キーが押下されているとき
には、入金機に投入された現金は不良のものを除きすべ
て受入れ、かつ支払うべぎ金額を支払わない。そして、
出金取引のときには後述する支払残Rに出金額を加算し
、入金取引のときには入金額を支払残Rから減算し、複
合キーがリセットされたときに、支払残Rの金額を出金
機によって放出する。
過収納禁止キー 入金取引にJ5いて、入金額以上の現金が入金機に投入
された場合に、入金額を超える現金を返却させるための
ものである。過収納禁止キーが押下されている場合には
、取引額がキー人力されるのを待ち、取引額のキー人力
後に、入金機への投入現金の鑑別、計数を開始し、正常
に鑑別した現金が取引額内のうちはこれを一時保管し、
取引額を超えるとその超過分の現金を返却する。
過収納禁止キーが押下されていても複合キーが押下され
ている場合には、正常に鑑別した現金はすべて一時保管
し、鑑別不良現金のみを返IJI−J°る。
現金計数キー 入金機の機能を現金の鑑別および計数のみにしてしまう
キーである。現金計数キーが押下されているときには、
入金機の投入口に投入された現金を鑑別、計数し、正規
の現金であれば第2返却路を経て返却口に返却し、鑑別
不良現金のみを一時保管する。また、正常に鑑別した現
金の累計を表示する。最後に(正常現金抜取後)一時保
管した鑑別不良現金を返却する。
[RAMの内容] 第6図はRAM(15)の内容を示している。RAM(
15)には、キー人力された口座番号、通帳印字行およ
び残高を興憶するエリヤ、押下された取引設定キーを記
憶するフラグとして用いられるエリヤ、押下された機能
キーを記憶するフラグとして用いられるエリヤ、後述す
るCRT (3)の表示画面の第2行から第11行まで
の、次に入力すべき行くカーソルの位It)を記憶する
エリヤ(1がカーソルの位置である)、入金機(21)
および出金機(22)の一時保管機構(33) (66
)に保管される紙幣の枚数を計数する一時保管カウンタ
として用いられるエリヤ、入金機(21)および出金機
(22)の各状態を記憶するエリヤ、現金計数モードの
ときに正常に鑑別した現金の累削を記憶するエリヤ、集
計エリヤ、ならびにレジスタ群として用いられるエリヤ
がある。レジスタ群には次のようなものがある。ここで
Rはレジスタの略であり、IRはやりなおし操作のため
の補助レジスタを示している。
取引設定R 取引設定キーによってキー人力された取引を記憶する。
画面要求キーの押下によりセットされる。 (取引設定
IR □取引設定キーによってキー人力された取引を記憶する
。取引設定キーが押下されるたびにセットされる。
受入額R 顧客から受入れた金額を記憶する。入金機で現金を鑑別
するごとにその金額が加算される。センタ交信後にその
内容がクリヤされる。
一時保管額R 入金機で鑑別し、一時保管した金額を記憶する。
入金機で現金を鑑別するごとにその金額が加算される。
一時保管した現金が収納または返却されたとぎにクリヤ
される。
取引額R 人出金取引における取引額を記憶する。テラーによって
取引額がキー人力されたときにセットされ、センタ交信
後クリヤされる。
釣銭R 入金取引における釣銭額′を記憶する。釣銭キー押下に
よりセットされる。
出金額R 顧客に支払うべき金額を記憶する。センタ交信後、入金
取引の釣銭額、支払取引の取引額などは自動的にセット
され、解約取引の場合にはキー人力データがセットされ
る。
出金額IR 支払残を正しく計算するためのワーク・レジスタである
支払残R 複合取引において、各取引毎に取引額を加減算だ結果を
記憶するものであって、複合取引終了時にはこの支払残
Rの金額が顧客に支払われる。
放出類R 出金機から放出する金額を記憶する。
計数額R 出金機で計数する金額を記憶する。放出類が1回の計数
可能(放出可能)量を越えている場合には、1回で計数
すべき金額がセットされる。
収納集計R 入金機で正常に収納した金額の集計のために用いられる
放出集計R 出金機で正常に放出した金額を集計するために用いられ
る。
[複合取引処理の例] このような取引処理装置の取引処理の手順が第7図から
第16図に示されている。以下、1人の顧客が、普通預
金から9万円を引出し、次に1万円の定期預金を解約し
く利子が千円)、さらに当座預金に11万円を入金する
という複合取引を例にとって説明する。この場合、顧客
が受取るべき金額は9万+1万+千−10万千円であり
、預金する金額は11万円であるから、顧客は9千円を
入金しなければならない。そこで、顧客は1万円をテラ
ーに手渡し、複合取引終了時に釣銭として千円を受取る
ものとする。この例におけるテラーの行なう操作および
各処理ステップに対応して各レジスタの内容が第17図
に示されている。この図において、紙幣の投入、抜取り
などは顧客が行なってもよい。
顧客は、上記の3つの取引に関して入金伝票および出金
伝票にそれぞれ、自己の口座番号および氏名、ならびに
預金金額および支払請求金額を記入し、かつ必要箇所に
押印して、これらの入出金伝票と通帳と現金1万円をテ
ラーに手渡す。テラーは、伝票と通帳の印影を確認した
のち、次の取引処理を行なう。
(1) 出金取引処理の概要 第7図を参照して、CRT <3)には初期画面が表示
されている(ステップ(101) )。この例では、初
期画面では何も表示されていない。テラーはまず、複合
キーを押すので、ステップ(102)(103)でNO
、ステップ(107)でYESとなる。この複合キーは
押下流ではないからステップ(108)でNoとなり、
ステップ(109)に進んで、RAM (15)の機能
キー・フラグ記憶エリヤの複合キー・フラグをセットす
る。後に示すように、再び複合キーが押されるとステッ
プ(108)でYESとなるから複合キー・フラグがリ
セットされる(ステップ(110) )。第7図では、
ステップ(107)〜(110)としてとくに複合キー
のセット、リセット処理が示されているが、過収納禁止
および現金計数キーについても全く同じ処理が行なわれ
る。
次にテラーは、「普通」および「出金」のキーを押して
取引を設定するので、ステップ(102)でNO1ステ
ップ(103)でYESとなる。普通キーは第5桁でか
つコード番号が1、出金キーは第1桁でかつコード番号
が4であるから、設定された取引を表わす数字は100
04である。この数字は取引設定IRにセットされる(
ステップ(104) )。続いてテラーは画面要求キー
を押づのでステップ(102)でYESとなり、取引設
定IRの内容が取引設定Rに転送され(ステップ(10
5) ) 、CRT (3)に取引ガイダンスが表示さ
れる(ステップ(106) )。
この取引ガイダンス表示の例が第18図に示されている
。第1行目には、設定された取引の内容が表示される。
第2行目〜第11行目は取引の各種データを表示する欄
であって、ステップ(106’)においてはこれらのデ
ータの項目、たとえば口座番号、通帳行(印字済最終行
または印字すべき行)(第2行)の文字およびデータが
表示される箇所を示ず〔〕のみが表示され、データはま
だ表示されていない。また、次にデータをキー人力すべ
き項目の〔〕内右下にカーソル(CU)が表示される。
このカーソル(OU)はデータのキー人力のたびに、次
に入力すべきデータの項目の箇所に順次移っていく。第
12行はメツセージ欄である。
テラーはこの表示を見ながら後述するデータのキー人力
操作、各挿入口<6>(5)への伝票および通帳のセッ
ト操作、ならびに現金のセット操作(この操作は最初は
不要)を行なう。これらの各操作はどの順序で行なって
もよいが、完了キーが最後に押される。各操作が終了し
、画面要求キーが再び押下されていなければ(ステップ
(111>〉、ステップ(112)に移る。画面要求キ
ーは、後述するところから明らかなように、キー人力し
たデータのキャンセルまたは各操作のリセットの入力と
して用いられる。したがって、画面要求キーが押されて
いれば(ステップ(111)でYES>、その操作がや
り直しされる。画面要求キーが再び押されたことを記憶
するフラグは上述のようにRAM(15)内にあり、ス
テップ(1ii)ではこのフラグの内容をチェックして
いる。
ステップ(112)では、取引設定Rの内容により入金
取引”どうb%粁ryりLIT、入金1あ′ 1ば後述
するようにゼロ・プルーフ・チェックを行なって(ステ
ップ(114) < 115) ) 、ヒンタ交信に移
る(ステップ(11B) )。、取引が入金でなければ
、複合キーが押下済か、どうかをみる(ステップ(11
3) )。この例では複合キーは既に押されているから
、ステップ(113,)でYESとなりセンタ交低に移
る。ステップ(113)でNoの場合には、受入額Rの
内容がOかどうかをみて(ステップ(119) ) 、
Oであればセンタ交信に移り、Oでなければエラーとな
る。受入額Rには、入金機で受入れた金額が記憶される
から、出金取引において受入額Rの内容がOでない、と
いうことは一般にはあり得ない。最初、入金取引を設定
して現金を投入し、入金機がこの現金を受入れてしまっ
たのちに、入金取引を取消す場合には、テラーは画面要
求キーを押して操作をやり直し、かつ返却キーを押して
受入現金を返却させなければならない。現金返却がある
とく第9図、ステップ(177) ) 、受入額Rの内
容から返却現金が減算されるので(この処理については
図示略)、受入額Rの内容はO,となる。ところが、現
金返却処理を忘□ れた場合には受入額Rの内容はOにはならず、ステップ
(119)でエラーとなるから、テラーはこのことに気
付く。
センタには、顧客ごとにその口座番号、氏名、残高等を
記憶した顧客別情報ファイルが設けられている。取引処
理装置から取引データを含む電文が伝送されると、セン
タではそのファイルを検索して口座の有無その他の項目
をチェックして、取引の可否、たとえば出金金額が残高
以下かどうかなどを判定する。そして、この結果を取引
処理装置に伝送する。
取引が可能であれば(ステップ(117)でYES)、
取引回数、取引別の取引総額などをRAM(15)に集
計しくステップ(118) ) 、入金伝票への認証印
字(たとえば取引年月日や口座番号などの印字)、通帳
への取引データの印字、および現金支払の各処理を行な
う。この後、複合取引でな(プれば、テラーは印字され
た伝票を控として収納し、通帳および現金を顧客に手渡
して取引を終える。取引が不可の場合(ステップ(11
7)でNO)およびステップ(119)でエラーの場合
には、CRT <3)にエラー・メツセージを表示しく
ステップ(120) )、確認キーが押されれば(ステ
ップ(121) ”) 、ステップ(106)に戻って
、データ・キー人力操作等がやり直しされる。ステップ
(121)からステップ(1oi)に戻ってもよい。
この例は複合取引であるから、後に示すように現金支払
処−では、現実に現金は放出されない。
テラーは次に定期預金解約処理に進む。
(2) データ・キー人力処理 第8図は、データ・キー人力処理の詳細を示している。
ステップ< ioe>のガイダンス表示ののち、テラー
は、口座番号、通帳行および残高のキー人力操作を行な
う。第8図を参照して、CRT(3)の画面においてカ
ーソル(CU)が口座番号の箇所に表示されているから
、テラーはまず口座番号をテンキーによりキー人力する
(ステップ(131) )。するとこの入力された口座
番号が〔〕内に表示されるとともに(ステップ(132
)) 、RAM (15)内に記憶される(ステップ(
133))。このデータ・キー人力によってカーソル(
CLI)が通帳行の箇所に移動するので、テラーは同じ
ように通帳行をキー人力し、続いて残高を 1キ一人力
する。これらのデータはCRT(3)に表示される(第
18図参照)とともにRAM (Ih)に記憶される(
ステップ(131)〜(133) )の繰返し)。これ
らのデータが通帳の表紙に貼付された磁気ストライプに
記録されている場合には、通帳挿入口(5)内部に磁気
ストライプ・リーダを配置しておいてこのストライプ・
リーダによって読取らせて、CRT(3)に表示するよ
うにすることもできる。
以上のデータ入力が終了するとカーソル(CU)は第4
行の取引額の箇所に移動している。この例では最初の取
引額は9万円(引出し)である。そこでテラーは、数値
キーによって9万円を入力する(ステップ(131) 
)。すると、CRT(3)の第4行にこの取引額が表示
される(ステップ(132) (第18図参照))。取
引額につい゛てはステップ(133)の処理は省略され
る。続いてテラーは、エンターキーを押すので(ステッ
プ(134))、キー人力された取引額が取引額Rにセ
ットされる(ステップ(135) (136) )。
取引額のキー人力によりCRT(3)の画面上のカーソ
ル(CU)は第5行の適用の箇所に表示されている。適
用および起算日のデータ入力をする必要がない場合には
、テラーはエンター・キーを押してこれらの入力をスキ
ップする。起算日データが入力されない場合には、取引
の行なわれている日付の取扱いとなる。出金の取引では
第6行の受入額、第7行のテラー収納箱、および第8行
の釣銭額は関係がない。カーソル(CU)は第9行の出
金額の箇所に移る。なお、テラー収納、テラー出金とは
、入金機、出金機を用いずに、テラーが自身の坦金収納
箱を用いて直接に現金収納または出金することであり、
この場合にはテラー収納額およびテラー出金額をキー人
力するとCRT(3)の第7行および第11行にこれら
の金額が表示される。しかし、ここでは説明を省略する
出金取引の場合には釣銭キーは用いられないが、簡単に
説明しておく。釣銭キーが押されると(ステップ(13
7) ) 、入金の取引であり(ステップ(138) 
)かつ取引額が既に入力されていれば(ステップ(13
9) ) 、この取引額などを用いて釣銭を算出しくス
テップ(140) ) 、CRT (3)の第8行に算
出した釣銭額を表示する(ステップ(141) )。
データ・キー人力操作の途中で取引設定キーによって取
引の種類が再設定されることがある。これは、操作の途
中で取引の種類に変更があった場合である。取引が再設
定されると(ステップ(142)でYES)、設定され
た取引が取引設定IRにセットされる(ステップ(14
3) )。
データ入力のやりなおしをする場合および取引の再設定
ののち(ステップ(142) )には画面要求キーが押
される(ステップ(144) )。この場合には、画面
要求キーが押されたことをRAM(15)のフラグに記
憶し、取引額Rおよび釣銭Rをクリヤしくステップ(1
45) ) 、取引設定lRの内容を取引設定Rに転送
して記憶しておいて(ステップ(14G) ) 、CR
T <3)に取引ガイダンスを表示する(ステップ(1
47) )。この処理ののちはステップ(’111)で
YESとなるから各操作(少なくともデータ入力操作)
のやりなおしが行なわれる。ステップ(1112)〜(
147)は上述のステップ(102)〜(106)とほ
ぼ同じ処理である。
完了キーは、すべての操作が終了したときに押される(
ステップ(148) )。
以上がデータキー人力処理である。伝票セットおよび通
帳セット処理はあまり重要ではないので、最後に述べる
。最初の取引は出金であるから現金セットは行なわれな
い。第7図において、ステップ(106)の後の、各処
理が終了し、ステップ(111)でNOであれば、ステ
ップ(112) (113)を経てセンタ交信に移り(
ステップ(116) )、取引可であれば(ステップ(
117)、 ) 、ステップ(11B)ののち、伝票印
字、通帳印字および現金支払の各処理に進む。伝票印字
および通帳印字処理については最後に説明する。現金支
払処理の手順が第11図に示されている。
(3) 現金支払処理 第11図において、取引設定Rの内容が出金であり(ス
テップ(201)でNO1ステップ(202)でYES
) 、取引額が既にセットされていれば(ステップ(2
08)でYES>、取引額Rの内容を出金額IRに転送
しくステップ(209) ) 、支払残Rの内容に出金
11i1Rの内容を加算し、さらに出・金額Rの内容を
減算することにより、支払残を算出する(ステップ(2
10) )。この例では、取引額は9万円であるから出
金額IRの内容も9万円、支払残Rおよび出金額Rの内
容はともにOであるから、支払残は9万円となる。ステ
ップ(210)で出金額Rの内容を減算しているのは、
後述する出金額の訂正に対処するためである。この後、
出金額IRの内容を出金額Rに転送しくステップ(21
1) ) 、CRT (3)に出金額が9万円であるこ
と(第9行)および金種が万円孔で9枚であること(第
10行)を表示する(ステップ(212) > (第1
8図参照)。テラーがこの表示をみて確認キーを押すと
(ステップ(213)でN0、ステップ(214)でY
ES)、支払残Rの内容がOかどうかをみる(ステップ
(221) )。支払残Rの内容は9万円であるからス
テップ(221>でNoとなり、次に複合キーが押下済
かどうかをみる(ステップ(222) )。複合キーは
押下済であるから、ステップ(222)でYESとなり
、現金放出処理をすることなくステップ(226)に移
り、取引額Rおよび出金額Rをクリヤする(ステップ(
22G) )。このように、複合キーが押されていれば
、たとえ支払うべき金額があったとしても、現金放出処
理をしない。支払残Rの内容がOの場合には(ステップ
(221)でYES>、支払うべき金額がOなのである
から当然、現金放出処理をしない。現金放出処理につい
ては後述する。
ステップ(212)の出金11W1表示において、テラ
ーは、出金額が相違している場合には数値キーによって
出金額の訂正を、また必要ならば金種の訂正を行なうこ
とができる(ステップ< 213) )。
CRT (3)に表示される金種は、最少枚数の紙幣を
放出するように決定される。そこで、この例とは直接関
係ないが、たとえば9万円のうち175円を両替して放
出することを望む場合には、このステップ(213>に
よって所望の金種を設定づ−ることもできる。キーボー
ド(4)では金種設定キーは省略されている。数値キー
によるキー人力データはCRT(3)に表示され(ステ
ップ(215))、次にエンター・キーが押されると(
ステップ(219) ) 、訂正された出金額が出金額
IRにセットされる(ステップ(220) )。このよ
うにして出金額が訂正された場合にもステップ(210
)で改めて支払残が算出されるが、このとぎに、既に出
金額Rに転送されたくステップ(211) )誤つだ出
金額が減算されるので、正確な支払残が算出される。
以上で複合取引のうちの最初の取引、すなわち普通預金
からの9万円の出金処理、が終了する。
(4) 定期預金の解約処理 次にテラーは、定期預金の解約処理に進む。複合キーは
押下済のままである。テラーはまず取引を設定しく第7
図、ステップ〈103))、画面要求キーを押す(ステ
ップ(102) )。このことにより、設定された取引
を表わす数字が、まず取引設定IRにセットされ(ステ
ップ(104) ) 、続いて、取引設定Rに転送され
る(ステップ(105))。定期キーは第5桁でかつコ
ード番号が4、解約キーは第3桁でかつコード番号が8
、出金キーは第1桁でかつコード番号が4であるから、
設定された取引を表わす数字は40804である。
テラーは続いてデータ・キー人力ならびに伝票および通
帳セット処理を行なう。データ・キー人力処理(第8図
)では、テラーは口座番号および通帳性をキー人力する
ので、これらのデータがCRT(3)に表示される。定
期解約であるから、残高および取引額をキー人カタ”る
必要はない。テラーが完了キーを押すと、第7図におい
てステップ(111) (112) (113)を経て
センタ交信(ステップ(116) )に移る。センタ交
信によって取引が許可されれば(ステップ(117) 
) 、取引別集計をして(ステップ(118))、伝票
印字、通帳印字および現金支払処理に進む。
現金支払処理(第11図)では、ステップ(201) 
(202)を経てステップ(208)に進む。取引額は
まだセットされていないからステップ(208)でNo
となる。解約の場合には、センタ交信においてセンタか
ら利息を含めた解約金が伝送され、CRT(3)に表示
される。この例では、定期預金が1万円、利子が千円で
あるから、解約金は1万1千円となる。また、出金額を
キー人力せよというメツセージがCRT(3)の第12
行に表示されるので(ステップ(216) ) 、テラ
ーは解約金(1万1千円)を出金額としてキー人力する
(ステップ(217) )。すると、この入力され1=
出金額がCRT(3)に表示され(ステップ(218)
、) 、エンター・キーが押されると(ステップ(21
9) ) 、出金額IRにセットされる(ステップ(2
20) )。
なお、センタから解約金が伝送されて来たときは、テラ
ーが出金額をキー人力することなく、解約金を直接出金
額IHにセットするようにしてもよい。また、センタで
利息を計算しない場合には、テラーが手計算をし、その
後利息を含めて出金額をキー人力することになる。また
、この実施例では示していないが上述のようにセンタか
ら取引額が伝送される他の例として所定の入金額に対し
て為替手数料を計算する場合等がある。
続いて、支払残Rの内容9万円と出金額IRの内容1万
1千円を加鼻することにより(出金額Rの内容はO)、
新たな支払残10万1千円を算出して支払残Rにストア
しくステップ(210) )、出金額IRの内容を出金
額Rに転送しくステップ(211) ) 、出金確認表
示をする(ステップ(212))。確認キーが押されれ
ば(ステップ(214))、ステップ(221) (2
22)を経てステップ(226)に進み、取引額Rおよ
び出金額Rの内容をクリヤする。
以上で定期預金の解約処理が終了する。
(5) 入金取引処理の概要 さらにテラーは、当座預金への11万円の入金処理を行
なう。この取引処理は、一連の取引からなる複合取引の
最後の取引処理であるから、テラーは複合キーを再押下
して(第7図、ステップ(107) ) 、複合取引処
理機能を解除しておく(ステップ(110) )。そし
てテラーは、取引を設定し、画面要求キーを押す(ステ
ップ(103)(102) )。当座キーは第5桁でコ
ード番号は2、入金キーは第1桁でコード番号は9であ
るから、設定された取引を表わす番号は20009であ
る。
続いてテラーは、データ・キー人力、伝票セット、通帳
セットおよび現金セット処理を行なう。
データ・キー人力処理(第8図)では、テラーは口座番
号、通帳行、残高および取引額(11万円)をキー人力
するので、これらのデータがCRT(3)の第2行から
第4行に表示されるとともに、取引額Rに入力された取
引額がセットされる(ステップ(131)〜(136)
 )。釣銭キーについては後述する。
現金セット処理手順の詳細が第9図に示されている。こ
の図を参照して、取引設定Rの内容が入金であるかどう
かをみて(ステップ(151) )、入金であれば、現
金を投入させるために、紙幣入金II(21)の投入口
(7)のシャッタ(41) (硬碩入金機(23)につ
いても同じ)を開く(ステップ(152) )。テラー
は投入口(7)に、顧客から手渡された1万円を投入し
たのちシャッタ(41)を手動で閉じるのでステップ(
153)でY[ESとなり、ステップ(154)でもY
ESである。次に現金計数キーが押下済かどうか(ステ
ップ(155))、複合キーが押下済かどうかくステッ
プ(156))をみて、いずれもNoであるから、続い
て過収納禁止キーが押下済かどうかをみて(ステップ(
157) ) 、このキーは押下されていないから、ス
テップ(158)の判断をすることなく現金収納処理に
進む。
第10図を参照して、現金収納処理では、投入口(7)
に投入された紙幣を1枚ずつ取込んで鑑別装置(32)
によって判定する(ステップ(181))。鑑別の結果
、正規の紙幣であれば(ステップ(182)でYES)
 、一時保管機構(33)に保管されている紙幣枚数が
最大枚数(NS)になったかどうかを一時保管カウンタ
の内容によりチェックして(ステップ(183) ) 
、枚数(NS)になっていなければ続いて複合キーおよ
び過収納禁止キーの状態をみる(ステップ(184) 
(185) )。
複合キーも過収納禁止キーも押下済でないから、ステッ
プ(184)でNo、ステップ(18j)でNOとなり
、ステップ(186)の判断をすることなく、鑑別した
紙幣を一時保管1ll(33)に保管しかつ一時保管カ
ウンタの内容に+1する(ステップ(187) )。そ
して、鑑別した紙幣の金額を一時保管額Rおよび受入額
Rの内容にそれぞれ加算して(ステップ(188) (
189) ) 、投入口(7)にまだ紙幣が残っている
かどうかをみる(ステップ(190) )。投入口(7
)に紙幣が残っていればステップ(181)に戻って同
じように、1枚ずつ紙幣を鑑別し、一時保管するととも
に紙幣の金額を一時保管額Rおよび受入額Rに加算して
いく。
ステップ(1ai)〜(190)の処理を50回繰返え
すと一時保管枚数は(NS)に達するのでステップ(1
83)でYESとなり、51枚目の紙幣からは第2返却
路(36)を通して返却口(8)に返却する(ステップ
(195) )。鑑別装置(32)で正規の紙幣とは判
別し得な−かった紙幣もまた返却される(ステップ(1
82) (195) )。投入口(7)の紙幣がなくな
ると(ステップ(190)でNO)、返却口(8)に返
却紙幣があればこれを抜取らせ(ステップ(191) 
(192) ) 、受入額Rの内容をCRT(3)の第
6行に表示する(ステップ(193) )。この例では
、投入口(7)に投入された紙幣は1万円であるから、
この紙幣が正規の紙幣であれば(ステップ(182) 
) 、一時保管額Rおよび受入額Rの内容は1万円とな
り(ステップ(18g) (189) ) 、CRT 
(3)の第6行に受入額として1万内が表示される(ス
テップ(193) )。
テラーが釣銭キーを押下すると(第8図、ステップ(1
37) ) 、取引設定Rの内容は入金であり(ステッ
プ(138) ) 1.取引額11万円は既にキー人力
されているから(ステップ(139) ) 、釣銭を算
出する(ステップ(140) )。この例では、受入額
は1.万円、支払額は10万1千円、取引額は11万円
であるから、 釣 銭 = 受入額 十 支払残 −取引額(1千) 
(1万)(10万1千)(11万)より釣銭は1千円と
なる。この釣銭1千円が釣銭Rにセットされ、かつCR
T(3)の第8行に表示される(ステップ< 141)
 )。
テラーが完了キーを押すと(ステップ(、148) ’
)、データ・キー人力、伝票セット、通帳セットおよび
現金セット処理が終了したことになる。
第7図のステップ(112)において、設定されている
取引は入金であるからこのステップ(112)でYES
となり、ゼロ・プルーフ・チェックに移る(ステップ<
 114) )。
金額−受入額子 支払残 −取引額 −釣銭(0)<1
万)(10万1千〉(11万)(1千)より、金額Rの
内容は0となるからステップ(115)でYESとなり
、センタ交信に進むことができる。テラーが釣銭キーを
押さないために釣銭が算出されない(ステップ< 14
0) )ときには、こゼロ・プルーフ・チェックでエラ
ーとなる。
センタ交信の結果、取引が可であれば(ステップ(11
7) ) 、RAM (15)に取引別集計をして(ス
テップ(,118) ) 、伝票印字、通帳印字および
睨合支払処理に進む。
第11図において、取引設定Rの内容は入金であるから
(ステップ(201)でYES)、支払残Rの内容(1
0万1千)に受入額Rの内容(1万円)を加算し、かつ
取引額Rの内容(11万)を減算することにより新たな
支払残を算出し、支払残Rにストアする(ステップ(2
03) )。この新たな支払残は釣銭と同額である。そ
して、一時保管額Rの内容1万円を収納集計Rの内容に
加算して集計しくステップ(204) ) 、受入額R
1取引額Rおよび一時保管機構Rをクリヤする(ステッ
プ(205) )。一時保管機構(33)に保管してい
る紙幣があれば(ステップ(206> ) 、これを収
納箱(34)に収納する(ステップ(207) )。支
払残Rの内容はOではなく(ステップ(221)でNO
)、複合キーはリセットされているから(ステップ(2
22)でNO)、ステップ(223)に進み、現金放出
処理の準備の1こめに、支払残Rの内容を出金額Rに転
送しくステップ(223) > i支払残 [Rをクリ
ヤしくステップ(224) ) 、出金額Rの内容を放
出類Rに転送して(ステップ(225) )、現金放出
処理を行なう。現金放出処理終了後に、取引額Rおよび
出金額Rをクリヤする(ステップ(226) )。
(6) 現金放出処理 現金放出処理の詳細が第12図に示されている。
まず、放出類Rの全金額の現金の放出が可能かどうかを
調べる(ステップ(231) )。具体的には、RAM
(15)の内容から、出金機<22)が紙幣切れかどう
か、出金機(22)に障害発生かどうかをみる。出金機
(22)に障害発生の場合には放出類Rの内容がOかど
うかをみる。全額放出が可能であれば、CRT(3)の
第12行に放出を確認せよという表示をする(ステップ
(232) )。確認キーが押されると(ステップ(2
33> ) 、放出類Rの内容がOでなければ、出金機
(22)によって放出すべき金額を計数類Rにセットす
る(ステップ(235) )。出金機(22)の一時保
管機構〈66)に保管しうる紙幣の最大量もまた定まっ
ており、たとえば50枚である。放出類が50枚の紙幣
の金額を超える場合には、2回以上に分けて放出するこ
ととし、第1回目の放出時には計数類Rには1@で放出
しろる最大額をセットする(ステップ(235) )。
計数類Rに放出類がセットされると、収納箱(61)〜
(64)のいずれかから紙幣を1枚ずつ繰出して一時保
管機構(66)に一時保管し、かつ繰出した紙幣を計数
する(ステップ(236) )。この処理において繰出
し続行が不可能なエラー、たとえば空出しまたはジャム
の発生があったかどうかをみて(ステップ(237) 
) 、エラーがな()れば計数類Rにセットされている
金額の繰出しが終了したかどうかをチェックし、終了し
ていな(プればステップ(236)に戻って、以上の処
理を繰返ず(ステップ(238) )。空出しまたはジ
ャムが発生した場合には、紙幣の繰出しを所要口(IC
とえば3回)繰返して、それでもなお空出しであるかま
たはジャムが解消しないときにステップ(237)のエ
ラーとする。
計数類の紙幣の繰出しが終了すると、一時保管機構(6
G)の紙幣を紙幣搬出路(67)を経て放出口(9)に
搬送して(ステップ(239) )シャッタ(74)を
開く。この紙幣搬送の過程でジャム発生などの搬送エラ
ーがあったかどうかをみて(ステップ(240) ) 
、搬送エラーがなければ放出口(9)からテラーによっ
て放出紙幣が抜取られるのを持つ(ステップ(241)
 )。
放出紙幣が抜取られると、放出類Rの内容から計数類R
の内容を減算し、この減算結果を新たな放出類とする(
ステップ(242) )。この処理は、放出類が1回で
放出しうる最大量を超える場合に有効である。次に、計
数類Rの内容を放出集計Rに加算して集計しくステップ
(243) ) 、ステップ(234)に戻る。ステッ
プ(234)で放出類Rの内容がOであれば、放出すべ
き金額の紙幣の放出が完了したことになる。放出@Rの
内容が0でない場合には、2回目に放出ずべき金額を計
数類Rにセットして、同じように紙幣放出処理を繰返す
ステップ(231)で全額放出不可能の場合、ずなわち
収納箱(61)〜(64)の紙幣切れ、または出金41
1(22)障害であってかつ放出類R≠0の場合、およ
びステップ(237) (240)でエラー発τ 生の場合には、CRT (3)の第12行に放出不可ま
たは放出機障害の表示をして(ステップ(245) (
246) ) 、エラー処理を行なう(ステップ(24
7) )。これらの場合には出金機(22)による現金
放出が不可能であるから、テラーが支払うことになろう
この例では、放出類Rの内容は1千円であるから、計数
類Rに1千円がセットされ(ステップ(235)ン、収
納M(63)から千円札1枚が繰出され放出口(9)に
放出される(ステップ(236)〜(239) )。ま
た、ステップ(242)の処理にJ:つて放出類Rの内
容はOとなり、ステップ(243)の処理によって放出
集計Rには1千円が加算される。
テラーは、放出口(9)から現金千円を抜取ると、この
千円と取引データが印字された3種類の通帳とを顧客に
手渡し、印字された伝票を収納して複合取引を終了する
(7) その他の機能 第9図において、ステップ(161) (163)およ
び(176)は、データ・キー人力処理(第8図)と現
金セット処理との同期をとるものである。上述のように
画面要求キーはキー人力操作をやりなおしするときに用
いられ(ステップ(144) )、完了キーはキー人力
操作が完了したとき(このときには通帳、伝票および現
金セット処理も終了している)に押される(ステップ(
148) )。そして、これらのキーが押されたことは
、RAM (15)にフラグとして記憶されている。ス
テップ(161)でYESおよびステップ(154)で
Noの場合にはステップ(170)に進む。ステップ(
163)でYESの場合には、投入口(7)に紙幣があ
るかどうかをみて〈ステップ(164))、紙幣がなけ
れば投入口(7)のシャッタ(41)を自動的に閉じて
(ステップ(165) ) 、ステップ(170)に進
む。ステップ(、170)で現金計数キーが押されてい
なければステップ(175)に進み、現金返却キーが押
されていなければステップ(176)に進む。そして、
画面要求キーまたは完了キーが押されていれば、現金セ
ット処理が終了する。
現金返却キーは、一時保管機構(33)に保管されてい
る紙幣の返却を要求する場合に押される。
ステップ(162) (175)でYESであればステ
ップ(177)に進む。ステップ(167)でYESの
場合には、投入口(7〉に紙幣があるかどうかをみて(
ステップ(168) ) 、紙幣がなければ投入口(7
)のシャッタ(41〉を閉じて(ステップ(169) 
)、(177)に進む。
現金返却処理(ステップ(177) )の詳細の図示は
省略するが、この処理では、まず保管紙幣検知器(51
)の出力信号から一時保管機構(33)に紙幣が保管さ
れているかどうかを調べて、保管紙幣があればCRT 
(3)の第12行に現金を返却する旨の表示をし、第1
返却路(35)を経て保管紙幣を返却口(8)に搬出す
る。そして、返却口(8)の紙幣が抜取られると、受入
額Rの内容から一時保管機構の内容を減算し、一時保管
額Rの内容をクリヤする。
現金計数キーが押されている場合には、ステップ(15
5)でYESとなり、現金計数処理に移る(ステップ(
159) )。この現金計数処理についでも図示は省略
するが、この処理では、投入口(7)に投入された紙幣
を紙幣を1枚ずつ取込んで鑑別装置(32)によって判
定し、正規の紙幣で [あれば、その紙幣を第2返却路
(36)を経て返却口(8)に返却する。この紙幣鑑別
、返却処理を投入口(7)の紙幣がな(なるまで繰返え
す。鑑別装@(32)が正規の紙幣とは判別し冑なかつ
たものについては、一時保管機構(33)に保管する。
投入口(7)のずべての紙幣についての鑑別が終了する
と、返却口(8)のシャッタ(42)を開く。
テラーが現金を抜取るとCRT (3)の第12行に鑑
別現金累計を表示する。 。
以上で現金鑑別it Ik ffi理が終了して、ステ
ップ(1!i2)に戻る。開かれたシャッタ(41)が
再びテラーによって閉じられると(ステップ(153)
 )、投入口(7)には現金はないからステップ(15
4)からステップ(170)に移る。現金計数キーは押
下済であるからステップ(170)でYESとなる。一
時保管機@(33)に不良紙幣が保管されていれば(ス
テップ(171,)でYES>、CRT(3)に不良現
金を返却する旨の表示をしくステップ(172) ) 
、一時保管現金を第1返却路(35)を通して返却口(
8)に返却して、シャッタ(42)を開く(ステップ(
173) )。テラーがこの返却紙幣を抜取れば(ステ
ップ(174) ) 、第9図の処理が終了する。
入金の取引において、複合キーが押下されていずに(ス
テップ(156)でNo) 、過収納禁止キーが押下済
の場合には(ステップ(157)でYES)、取引額く
入金額)がキー人力されるのを待つ(ステップ(15&
) )。なぜなら、過収納禁止というのは取引額が定ま
っていてこそ意味があるからである。
第10図の現金収納処理にβいて、複合キーが押下され
ていすに(ステップ(184)でNo>、過収納禁止キ
ーが押下済の場合にはステップ(185))、ステップ
(186)に進んで、紙幣の取込み、鑑別ごとに、受入
額Rの内容と取引額Rの内容とを比較する。そして、受
入額Rの内容が取引額Rの内容以上になった場合には、
それ以降の紙幣を一時保管することなく第2返却路(3
6)を経て返却口(8)に返却する(ステップ(195
) )。
したがって、たとえば取引額が8万5千円であるのに誤
って10万円(1万円紙幣10枚)を投入口(7)に投
入してしまっ1c場合には、9万円のみが一時保管機構
(33)に保管され、1万円が返却口(8)に返却され
る。そして、5千円が釣銭となる(ステップ(140)
 )。このように、取引額を越える枚数の紙幣を誤って
投入したとしても、過収納禁止キーを押しておけば、超
過分の紙幣がただちに返却される。
ところが、過収納禁止キーが押下済であったとしても、
複合キーも押下済であれば、第9図のステップ(156
)でYESとなりステップ(157)(158)の処理
をすることなく現金収納処理に移る。また現金収納処理
においても(第10図)、ステップ(184)でYES
となってステップ(185) (186)の処理をスキ
ップするから、過収納禁止機能が解除されてしまう。こ
のことによって、複合取引処理においては、投入された
現金はすべて受入れられ、各取引ごとに支払残として出
金額(釣銭)が加減算され、複合取引処理の最後におい
て最終的な支払残が出金機によって放出されることにな
る。したがって通常の取引においては常に過収納禁止キ
ーを押下した状態にしておくことができる。そして、複
合取引時には、単に複合キーを押すだけでよく、過収納
禁止機能を過収納禁止キーの再押下によって解除する必
要はない。
(8) 伝票セット処理等 第13図は伝票セット処理の手順を示している。
入金伝票が伝票挿入口(6)に挿入されると(ステップ
(253) ) 、伝票をロックする(ステップ(25
4) )。伝票が既にロック済の場合(ステップ(25
0))、やりなおしのために画面要求キーが押された場
合、(ステップ(251) ) 、および伝票を用いな
い取引(たとえば照会)において伝票が挿入されること
なく完了キーが押された場合(ステップ(252) )
には、そのまま処理を終える。
第14図は通帳セット処理の手順を示している。
通帳が通帳挿入口(5)に挿入されると(ステップ(2
58) ) 、通帳を内部に搬入する(ステップ(25
9) )。通帳が既に搬入流の場合(ステップ(255
) ) 、画面要求キーが押された場合(ステップ(2
56) ) 、および通帳を用いない取引のために通帳
が挿入されることなく完了キーが押された場合(ステッ
プ(257) )には、そのまま処理を終える。
第15図は伝票印字処理の手順を示している。
ステップ(254)でロックした伝票を搬入して印字す
べき行が通帳印字131(25)の印字ヘッドに対向す
るように位置決めし、(ステップ(260) )、伝票
に認証印字(たとえば取引年月日や口座番号などの印字
)をして(ステップ(261) ) 、伝票を挿入口(
6〉に搬出する(ステップ(262) )。
伝票が抜取られれば処理が終了する(ステップ(263
) )。
第16図は通帳印字処理の手順を示しでいる。
ステップ(259)で搬入した通帳の印字行を位置決め
しくステップ(265) ) 、取引データを通帳に印
字したのら(ステップ(266) ) 、通帳を挿入口
(5)に搬出する(ステップ(267) )。そして、
通帳が扱取られれば処理が終了する(ステップ(268
) )。
上述の例では紙幣についての処理のみが示されているが
、硬貨についての処理、および紙幣と硬貨の両方を用い
た処理についても全く同じように行なわれるのはいうま
でもない。
この発明は、テラーが用いる取引処理装置のみならず、
顧客自身が操作する自動現金預金支払機などにも適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、取引処理装置の外観を示す斜視図、第2図は
取引処理装置の内部構成を示すブロック図、第3図は紙
幣入金機の概要を示す構成図、第4図は紙幣出金機の概
要を示す構成図、第5図はキーボードを示す平面図、第
6図はRAMの内容を示す図、第7図は取引処理の全体
的な手順を示すフロー・チャート、第8図はデータ・キ
ー人力処理の手順を示すフロー・チャート、第9図は現
金セット処理の手順を示すフロー・チャート、第10図
は睨合収納処理手順を示すフD−・チャート、第11図
は現金支払処理手順を示すフロー・チャート、第12図
は現金放出処理手順を示すフロー・チャート、第13図
は伝票セット処理手順を示すフロー・チャート、第14
図は通帳セット処理手順を示づフ〇−・チャート、第1
5図は伝票印字処理手順を示すフロー・チャート、第1
6図は通帳印字処理手順を示すフO−・チャート、第1
7図は取引操作の手順と各レジスタの内容を示す図、第
18図はCRTの表示の例を示す図である。 (3)・・・CRT、(4)・・・キー・ボード、(7
)・・・投入口、(8)・・・返却口、(10)・・・
CPU。 (21) (23>・・・入金機、〈32)・・・鑑別
装置。 以 上 外4名 第3図 第4図 第1B図 第14図 bTs、會5図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 現金の投入口、 現金の鑑別と計数を行なう現金鑑別装置、現金の返却口
    、 現金鑑別計数指令キー、および 現金鑑別計数指令キーのキー人力があった場合に、投入
    口に投入された現金を鑑別装置で鑑別、計数させ、鑑別
    、計数後の現金を返却口に返却するよう制御する手段、 を備えた取引処理装置。
JP59158194A 1984-07-27 1984-07-27 取引処理装置 Pending JPS60156167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59158194A JPS60156167A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 取引処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59158194A JPS60156167A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 取引処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5831081A Division JPS57172468A (en) 1981-04-16 1981-04-16 Composite transacting method for transaction processing machine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60156167A true JPS60156167A (ja) 1985-08-16

Family

ID=15666324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59158194A Pending JPS60156167A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 取引処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60156167A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100235246A1 (en) Methods and systems for sorting bank notes, providing a change fund and balancing revenue
EP2245602A1 (en) Methods and systems for sorting bank notes, providing a change fund, and balancing revenue
KR860000542B1 (ko) 거래 처리 장치
JP5194413B2 (ja) 現金入出金機
JPH11272922A (ja) 自動取引装置及び自動取引方法
JPS5827264A (ja) 取引処理装置における複合取引異常処理方法
JP6436622B2 (ja) 現金処理装置
JP2003150793A (ja) 貨幣出納機における出金装置
JP2000231668A (ja) Pos一体形現金自動取引システム
JPS5846750B2 (ja) 紙幣残量検出装置
JPS60156167A (ja) 取引処理装置
JPH07121769A (ja) 取引精算装置
JP4808423B2 (ja) 取引装置
JPH0551953B2 (ja)
JP3368520B2 (ja) 入出金処理装置、及び入出金処理装置における残高カウンタ補正方法
JPH046988B2 (ja)
JPH0338619B2 (ja)
JPS60156168A (ja) 入金複合取引処理装置
JPH0332098B2 (ja)
JPH0740315B2 (ja) 入金取引装置
JPH0338617B2 (ja)
JPS5827262A (ja) 取引処理装置における複合取引異常処理方法
JPH0258658B2 (ja)
JPH0258657B2 (ja)
JPH0338618B2 (ja)