JPS60154488A - 遠赤外線輻射体 - Google Patents
遠赤外線輻射体Info
- Publication number
- JPS60154488A JPS60154488A JP1040984A JP1040984A JPS60154488A JP S60154488 A JPS60154488 A JP S60154488A JP 1040984 A JP1040984 A JP 1040984A JP 1040984 A JP1040984 A JP 1040984A JP S60154488 A JPS60154488 A JP S60154488A
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- far
- infrared
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- infrared ray
- far infrared
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気、ガス、石油等の輻射暖房器具の輻it体
に関する。
に関する。
従来例の構成とその鶴幾九
従来の輻射暖房は電気、ガス、石油いずれにしても数1
00〜1000℃という高温体又は赤熱体からの輻射を
利用しており、輻射特性は高温体、赤熱体に使用した材
料に殆んど依存していた。ところがこれらの材料は電気
の−9を除いては、大半が金属基材を高温体、赤熱体と
して使用している。金属の輻射特性は、可視光より母波
長の赤外線の輻射率が0,2〜0.3と低く、輻射暖房
用の高温体、赤熱体としては満足できるものではない。
00〜1000℃という高温体又は赤熱体からの輻射を
利用しており、輻射特性は高温体、赤熱体に使用した材
料に殆んど依存していた。ところがこれらの材料は電気
の−9を除いては、大半が金属基材を高温体、赤熱体と
して使用している。金属の輻射特性は、可視光より母波
長の赤外線の輻射率が0,2〜0.3と低く、輻射暖房
用の高温体、赤熱体としては満足できるものではない。
どちらかといえば対流、伝導の暖房に適していると考え
られる。輻射率が低ければ、入力エネルギーに対し、輻
射として利用できる有効なエネルギーが低いということ
であり、エネルギー収支は好ましいものではない。又、
輻射光の波長特性も第1図に示す如く、フラットであり
、近年特に注目されている遠赤外線輻射という点からも
、金属よりもすぐれた輻射特性をもつ輻射体の必要性が
いわれている。更にガス、石油ヌトーブにおいては安全
性確保のために赤熱体のまわりに透明な耐熱カラスを設
置しているが、iのガラスが赤外線の吸収体でもあり赤
熱体から輻射された赤外線を吸収してし甘うという問題
点もあった。
られる。輻射率が低ければ、入力エネルギーに対し、輻
射として利用できる有効なエネルギーが低いということ
であり、エネルギー収支は好ましいものではない。又、
輻射光の波長特性も第1図に示す如く、フラットであり
、近年特に注目されている遠赤外線輻射という点からも
、金属よりもすぐれた輻射特性をもつ輻射体の必要性が
いわれている。更にガス、石油ヌトーブにおいては安全
性確保のために赤熱体のまわりに透明な耐熱カラスを設
置しているが、iのガラスが赤外線の吸収体でもあり赤
熱体から輻射された赤外線を吸収してし甘うという問題
点もあった。
発明の0晶
本発明は、このような従来の問題点を解消する、。
−もので、赤外線輻射率が高い遠赤外線輻射体を用いて
、エネルギー的にも有効でかつ快適な輻射暖房を行うこ
とを目的とする。
、エネルギー的にも有効でかつ快適な輻射暖房を行うこ
とを目的とする。
発明の構成
この目的を達成するだめに本発明は透明な基拐上に遠赤
外線幅η、1月の被膜を形成に、これを遠赤外線輻射体
としたものである。
外線幅η、1月の被膜を形成に、これを遠赤外線輻射体
としたものである。
実施、例の一説明
遠赤外線輻射体は、耐熱性樹脂中に少なくとも一種以上
の+V族の金属酸化物と少なくとも一種以上の希工類元
素酸化物及びガラス粒子、更に必要であればGo、 k
l、Fe、 Mn、 Cu 等から成る顔料を少なくと
も一種以上、分散混合させ加熱硬化して成るものである
。耐熱性樹脂としてはシリコーン系樹脂を用いるがこの
樹脂は、加熱硬化させることで耐熱性、耐薬品性等の優
れた被膜を形成することができる。これによって、比較
的高温での遠赤外輻射体の使用が可能になる。1■族の
金属酸化物は、本発明においてはZrO2,TiO2が
適しており、粒子径は0.1〜2μmの物がよい。希工
類元素op化物はCeO2,La、、03. Y2O,
等でこれらの粒子径も0.1〜2μmがよい。ガラス粒
子は被膜の耐熱性、耐熱衝撃、動盤強度等の性能向上を
目的としている。以上の構成から成る被膜は外観は淡い
クリーム色であるが、必要であればブルー、イエロー、
グリーン、ブランクというような着色もできる。これは
Go、 kl、、 Ti、Ba、 Ni。
の+V族の金属酸化物と少なくとも一種以上の希工類元
素酸化物及びガラス粒子、更に必要であればGo、 k
l、Fe、 Mn、 Cu 等から成る顔料を少なくと
も一種以上、分散混合させ加熱硬化して成るものである
。耐熱性樹脂としてはシリコーン系樹脂を用いるがこの
樹脂は、加熱硬化させることで耐熱性、耐薬品性等の優
れた被膜を形成することができる。これによって、比較
的高温での遠赤外輻射体の使用が可能になる。1■族の
金属酸化物は、本発明においてはZrO2,TiO2が
適しており、粒子径は0.1〜2μmの物がよい。希工
類元素op化物はCeO2,La、、03. Y2O,
等でこれらの粒子径も0.1〜2μmがよい。ガラス粒
子は被膜の耐熱性、耐熱衝撃、動盤強度等の性能向上を
目的としている。以上の構成から成る被膜は外観は淡い
クリーム色であるが、必要であればブルー、イエロー、
グリーン、ブランクというような着色もできる。これは
Go、 kl、、 Ti、Ba、 Ni。
Or、 Fa、 Mn、 Cu等の酸化物から成る顔料
を添加することで可能である。次に第1表口第2表に具
体的実施例による塗料構成割合を重量比で示した。
を添加することで可能である。次に第1表口第2表に具
体的実施例による塗料構成割合を重量比で示した。
第2表
この構成の塗料を耐熱ガラス上に吹き付は塗装し2.2
00°Cで10分間の乾燥を行った。
00°Cで10分間の乾燥を行った。
できた塗膜は透明性、硬度等の物性に優れており耐熱性
も600°C程度までは十分に満足口得る。
も600°C程度までは十分に満足口得る。
寸たこの塗膜の600°Cにおける分光輻射特性を第1
図に示しだが、これかられかることは波長約7μm以−
りでは輻射率が約0.86〜0.90となることである
。従来の金属赤熱体の輻射率はこの波長域では約0,2
と低く、本実施例の輻射体が、赤外線輻射体として優れ
ていることは明らかである。
図に示しだが、これかられかることは波長約7μm以−
りでは輻射率が約0.86〜0.90となることである
。従来の金属赤熱体の輻射率はこの波長域では約0,2
と低く、本実施例の輻射体が、赤外線輻射体として優れ
ていることは明らかである。
特に最近は、遠赤外線が暖房、m1′4理、産業分野等
で大きく注目されているが、遠赤外線とは、どういう波
長域の光であるか、それの効果はどういうものかといっ
た具体的なことに関してはまだ十分に明確にされていな
い。しかし、数々の資料、情報から波長4〜6μm以上
を遠赤外線と考えるのが適当のようであり、その効果も
短波長の光と比べて暖房の場合は遠赤外mは体内への浸
透度が深く、体の芯から暖まる感じがあるとか、調理の
加熱に使用した場合も例えば水の温度上昇が従来より早
くなるとかいったことが実際に確かめられている。この
ように遠赤外線の効果の原因は明確にはされていないも
のの、効果があることは明らかであり、遠赤外線の波長
領域で輻射率が高い本実施例の遠赤外線輻射体は、輻I
A、1暖房用としては従来に比べて優れているといえる
。
で大きく注目されているが、遠赤外線とは、どういう波
長域の光であるか、それの効果はどういうものかといっ
た具体的なことに関してはまだ十分に明確にされていな
い。しかし、数々の資料、情報から波長4〜6μm以上
を遠赤外線と考えるのが適当のようであり、その効果も
短波長の光と比べて暖房の場合は遠赤外mは体内への浸
透度が深く、体の芯から暖まる感じがあるとか、調理の
加熱に使用した場合も例えば水の温度上昇が従来より早
くなるとかいったことが実際に確かめられている。この
ように遠赤外線の効果の原因は明確にはされていないも
のの、効果があることは明らかであり、遠赤外線の波長
領域で輻射率が高い本実施例の遠赤外線輻射体は、輻I
A、1暖房用としては従来に比べて優れているといえる
。
本実施例の輻射特性の考えられる少々の理由付けを第2
図を用いて説明する。第2図は本実施例の遠赤外線輻射
体の断面図である。第2図より、入射した遠赤外光は被
11に中に分散している+V族全金族酸化物希工類元素
酸化物等の粒子により、膜中に多重散乱し吸収率が高く
なる。また、添加されている粒子とバインダーとなって
いるシリコーン樹脂との光学的屈折率の差も入射光の多
重散乱の原因となる。キルヒホッフの法則から吸収率と
輻η・1率は等しく、前記の理由より本実施例の輻射体
は輻射率が高いと考λられる。
図を用いて説明する。第2図は本実施例の遠赤外線輻射
体の断面図である。第2図より、入射した遠赤外光は被
11に中に分散している+V族全金族酸化物希工類元素
酸化物等の粒子により、膜中に多重散乱し吸収率が高く
なる。また、添加されている粒子とバインダーとなって
いるシリコーン樹脂との光学的屈折率の差も入射光の多
重散乱の原因となる。キルヒホッフの法則から吸収率と
輻η・1率は等しく、前記の理由より本実施例の輻射体
は輻射率が高いと考λられる。
次に、本実施例による遠赤外輻射体は、顔料の添加がな
ければ膜厚10μmでも透明感があり、ガス、石油スト
ーブ等の赤熱部の周囲に配置すると本発明輻射体を通し
て前記赤熱部を透視できる。
ければ膜厚10μmでも透明感があり、ガス、石油スト
ーブ等の赤熱部の周囲に配置すると本発明輻射体を通し
て前記赤熱部を透視できる。
まだ、顔料の添加量によっては着色された透明感を出す
ことも可能であり、視覚的にも1富な輻射体を提供でき
る。さらに、前記の如く、輻射率が高いだめ、入力エネ
ルギーから得られる出力としての輻射エネルギーが高く
輻射暖房としてエネルギー効率のよい輻身体であり、本
発明の遠赤外線輻射体は輻射暖房用として十分に満足し
得る。
ことも可能であり、視覚的にも1富な輻射体を提供でき
る。さらに、前記の如く、輻射率が高いだめ、入力エネ
ルギーから得られる出力としての輻射エネルギーが高く
輻射暖房としてエネルギー効率のよい輻身体であり、本
発明の遠赤外線輻射体は輻射暖房用として十分に満足し
得る。
発明の効果
以」−説明したように本発明は、透明な基材上に遠赤外
線輻射材の被膜を形成し、これを遠赤外輻射体とするこ
とにより、高効率で遠赤外線の輻射が得られ、エネルギ
ー的にも効率のよい快適な輻射暖房を行うことができる
。まだ遠赤外線輻射体は任意の色に着色可能であり、視
覚的にも興味あるものとなるなどの効果を有する。
線輻射材の被膜を形成し、これを遠赤外輻射体とするこ
とにより、高効率で遠赤外線の輻射が得られ、エネルギ
ー的にも効率のよい快適な輻射暖房を行うことができる
。まだ遠赤外線輻射体は任意の色に着色可能であり、視
覚的にも興味あるものとなるなどの効果を有する。
第1図は本発明の一実施例である遠赤外線輻射体の50
0°Cでの輻射特性図、第2図は同断面構成図である。 1・・・・・黒体、2・・・・・・遠赤外線輻射体、3
・・・・・従来の赤熱体(ステンレス)、4・・・山基
材(耐熱ガラス)、6・・・・・IV族金属及び希工類
元素酸化物、6・・・・・顔料、7・・・・・シリコー
ンil[、f脂(バインダー)、7・・・・・・入射光
。
0°Cでの輻射特性図、第2図は同断面構成図である。 1・・・・・黒体、2・・・・・・遠赤外線輻射体、3
・・・・・従来の赤熱体(ステンレス)、4・・・山基
材(耐熱ガラス)、6・・・・・IV族金属及び希工類
元素酸化物、6・・・・・顔料、7・・・・・シリコー
ンil[、f脂(バインダー)、7・・・・・・入射光
。
Claims (1)
- (1) 透明な基材上に耐熱性樹脂塗料と■族の金属酸
化物及び希工類元素酸化物を各々少なくとも一種以上と
、ガラス粒子更に必要であればGo。 ムβ、 Fe、 Mn、 Cu等の中から一種以上の組
合せによる顔料から成る遠赤外線輻射材の被膜を有する
遠赤外線輻射体。 (a) it熱性樹脂塗料としてシリコーン系樹脂さら
に粒子径が0.1〜2μmの1v族金属酸化物及び希工
類元素酸化物を用いた特許請求の範囲第1項記載の遠赤
外線幅用体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040984A JPS60154488A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 遠赤外線輻射体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040984A JPS60154488A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 遠赤外線輻射体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154488A true JPS60154488A (ja) | 1985-08-14 |
Family
ID=11749341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1040984A Pending JPS60154488A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 遠赤外線輻射体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261974A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遠赤外線ヒータ |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP1040984A patent/JPS60154488A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261974A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遠赤外線ヒータ |
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