JPS59226064A - 赤外線放射被覆組成物 - Google Patents
赤外線放射被覆組成物Info
- Publication number
- JPS59226064A JPS59226064A JP10203683A JP10203683A JPS59226064A JP S59226064 A JPS59226064 A JP S59226064A JP 10203683 A JP10203683 A JP 10203683A JP 10203683 A JP10203683 A JP 10203683A JP S59226064 A JPS59226064 A JP S59226064A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tin dioxide
- coating composition
- infrared
- paint
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は赤外線放射を必要とする暖房器具、調理器具に
関する。
関する。
従来例の構成とその問題点
従来、この種の目的に対しては、ホウロウ、シリコーン
樹脂等を用いたシ、プラズマ溶射による被覆組成物を用
いていた。
樹脂等を用いたシ、プラズマ溶射による被覆組成物を用
いていた。
前者の場合には、被覆の耐熱性に難があり、50C)C
以上での使用は困難であった。後者の場合には、被覆が
多孔質なために、耐食性が劣っていた。
以上での使用は困難であった。後者の場合には、被覆が
多孔質なために、耐食性が劣っていた。
発明の目的
本発明の目的は、この様な従来の問題点を解消し、赤外
線放射率が高く、耐熱性、耐食性の優れた赤外線放射被
覆組成物を形成することにある。
線放射率が高く、耐熱性、耐食性の優れた赤外線放射被
覆組成物を形成することにある。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、ポリボロシロキサ
ン等の有機ケイ素重合体を主成分とする塗料中に、二酸
化スズを3 Q wt% 以上添加し、この塗料を基板
上に塗布焼料けすることにより赤外線放射被覆組成物を
形成するものである。有機ケイ素重合体は、セミ無機ポ
リマーとして扱い易く、焼成すると、徐々にセラミック
化しこれによってml熱性の優れた被覆となる。
ン等の有機ケイ素重合体を主成分とする塗料中に、二酸
化スズを3 Q wt% 以上添加し、この塗料を基板
上に塗布焼料けすることにより赤外線放射被覆組成物を
形成するものである。有機ケイ素重合体は、セミ無機ポ
リマーとして扱い易く、焼成すると、徐々にセラミック
化しこれによってml熱性の優れた被覆となる。
形成された被覆は、二酸化スズとポリボロシロキサンの
屈折率の差によシ赤外線の多重散乱を起こす。しかも、
二酸化スズは可視光線に透明で、赤外線を反射するとい
う特性も有している。これらによって形成される被覆は
、赤外線放射率が高い。
屈折率の差によシ赤外線の多重散乱を起こす。しかも、
二酸化スズは可視光線に透明で、赤外線を反射するとい
う特性も有している。これらによって形成される被覆は
、赤外線放射率が高い。
第1図に、その構成を示す。第1図において、1が金属
基材、2が有機ケイ素重合体の分解残渣、3が二酸化ス
ズの粒子である。Aに示す様に、入射した赤外線は被覆
内で多重散乱し吸収される。
基材、2が有機ケイ素重合体の分解残渣、3が二酸化ス
ズの粒子である。Aに示す様に、入射した赤外線は被覆
内で多重散乱し吸収される。
キルヒホッフの法則から、吸収と放射は等しく、よって
本発明による被覆の赤外線放射率は高くなる。
本発明による被覆の赤外線放射率は高くなる。
更に、本発明による被覆は色が白色であシ、任意の色に
着色可能であり、美観的なメリットが大きい。
着色可能であり、美観的なメリットが大きい。
実施例の説明
有機ケイ素重合体を主成分とする塗料として、ポリボロ
シロキサン樹脂を主成分とする昭和電線電aの「無機ポ
リマー塗料」を、100重量部、市販の二酸化スズを、
100重量部、溶剤100重量部をボールミルにて混合
均一化し、金属基板上にスプレー塗装した。これを30
0℃で30分間、焼成した。得られた被覆は、1000
℃の温度にも十分耐え、耐熱性の優れたものである。第
2図に、500℃での赤外線放射強度を示す。4は本発
明、5は金属、6は黒体を示している。
シロキサン樹脂を主成分とする昭和電線電aの「無機ポ
リマー塗料」を、100重量部、市販の二酸化スズを、
100重量部、溶剤100重量部をボールミルにて混合
均一化し、金属基板上にスプレー塗装した。これを30
0℃で30分間、焼成した。得られた被覆は、1000
℃の温度にも十分耐え、耐熱性の優れたものである。第
2図に、500℃での赤外線放射強度を示す。4は本発
明、5は金属、6は黒体を示している。
発明の効果
塗料としての扱いができるために、基材の形状を選ばず
、しかも塗料の粒度の調整、膜厚の調整が容易にできる
。更に、有機ケイ素重合体、二酸化スズの特性から、耐
熱及び耐食性に優れ、赤外線放射率が高い・
、しかも塗料の粒度の調整、膜厚の調整が容易にできる
。更に、有機ケイ素重合体、二酸化スズの特性から、耐
熱及び耐食性に優れ、赤外線放射率が高い・
第1図は本発明の一実施例の赤外線放射被覆組成物の構
成の断面図、第2図は本発明の赤外線放射強度の特性図
である。 1・・・・・・金属基材、2・・・・・・分解残渣、3
・・・・・・二酸化スズの粒子。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 液畏 ()tvLノ
成の断面図、第2図は本発明の赤外線放射強度の特性図
である。 1・・・・・・金属基材、2・・・・・・分解残渣、3
・・・・・・二酸化スズの粒子。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 液畏 ()tvLノ
Claims (2)
- (1) 二酸化スズと有機ケイ素重合体を主成分とす
る硬化体からなる赤外線放射被覆組成物。 - (2) 二酸化スズ30 wt %以上を含有し、
有機ケイ素重合体として、ポリボロシロキサン樹脂を用
いた特許請求の範囲第1項記載の赤外線放射被覆組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10203683A JPS59226064A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 赤外線放射被覆組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10203683A JPS59226064A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 赤外線放射被覆組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59226064A true JPS59226064A (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=14316534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10203683A Pending JPS59226064A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 赤外線放射被覆組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59226064A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411168A (en) * | 1987-07-03 | 1989-01-13 | Chukoh Chem Ind | Production of coating compound |
US5413739A (en) * | 1992-12-22 | 1995-05-09 | Coleman; James P. | Electrochromic materials and displays |
US5754329A (en) * | 1992-12-22 | 1998-05-19 | Monsanto Company | Electrochromic display laminates |
US5876633A (en) * | 1995-12-26 | 1999-03-02 | Monsanto Company | Electrochromic metal oxides |
US5876634A (en) * | 1995-12-26 | 1999-03-02 | Monsanto Company | Electrochromic tin oxide |
US5891511A (en) * | 1995-12-26 | 1999-04-06 | Monsanto Company | Addition of color to electrochromic displays |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP10203683A patent/JPS59226064A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411168A (en) * | 1987-07-03 | 1989-01-13 | Chukoh Chem Ind | Production of coating compound |
US5413739A (en) * | 1992-12-22 | 1995-05-09 | Coleman; James P. | Electrochromic materials and displays |
US5742424A (en) * | 1992-12-22 | 1998-04-21 | Monsanto Company | Electrochromic materials and displays |
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US5812300A (en) * | 1992-12-22 | 1998-09-22 | Monsanto Company | Electrochromic materials and displays |
US5876633A (en) * | 1995-12-26 | 1999-03-02 | Monsanto Company | Electrochromic metal oxides |
US5876634A (en) * | 1995-12-26 | 1999-03-02 | Monsanto Company | Electrochromic tin oxide |
US5891511A (en) * | 1995-12-26 | 1999-04-06 | Monsanto Company | Addition of color to electrochromic displays |
US6084701A (en) * | 1995-12-26 | 2000-07-04 | Monsanto Company | Electrochromic tin oxide |
US6165388A (en) * | 1995-12-26 | 2000-12-26 | Monsanto Company | Electrochromic metal oxides |
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