JPS6015424A - アミノポリオ−ルの製造方法 - Google Patents

アミノポリオ−ルの製造方法

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JPS6015424A
JPS6015424A JP59130211A JP13021184A JPS6015424A JP S6015424 A JPS6015424 A JP S6015424A JP 59130211 A JP59130211 A JP 59130211A JP 13021184 A JP13021184 A JP 13021184A JP S6015424 A JPS6015424 A JP S6015424A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアミノポリオール類の改良された製造方法に関
し、更に詳しくは、ポリウレタンフォームの製造に使用
されるポリオールの改良された製造方法に関する。この
方法は、製造エネルギー消費量及び反応剤からの収率の
両者において先行技術を改良したものである。
触媒の存在下、ポリオールとポリイソシアネート、さら
には必要に応じて他の成分を反応させるポリウレタンの
製造は公知である。ポリウレタンフォームの製造に使用
される従来のポリオールは、通常、多価アルコールと酸
化アルキレンを反応させて得られる分子量2000〜3
000又はそれ以上のものである。ついで、水又はフッ
化炭化水素のような発泡剤の存在下、これらのポリオー
ルとポリイソシアネートを反応させてポリウレタンフォ
ームをうる。
多くの異ったポリオール開始剤は公知である。
線状、あるいは少し枝分れのある重合体を形成するポリ
オール開始剤を成形すると軟質ウレタンフオームが得ら
れる。より高度に、枝分れした重合体を形成するポリオ
ール開始剤を使用すると硬質フオームが得られる。
いかなる゛アミノポリオールの製造においても、アルコ
キシル化工程は平衡に制限される。現在の工業的実施に
おいて、未反応酸化アルキレンの除去方法は、アルコキ
シル化アミノポリオールを残したまま、残渣酸化アルキ
レンを除去する(striPoff)ことにある。
カーク−オス−y −(Kirk−Othmer)著、
エンサイコロビデイア オブ ケミカル テクノロジー
(Encyclopedia of Chemical
 Technology) 、第2版、16巻、 58
8頁及びスタッフォード・リサーチ・インスティテユー
ト(Stanford Re5earchInstit
ute)、リポート第45、ヒエチレン びしプロピレ
ンから ポリオール (Polyols’ fromE
thylene 0xide and Propyle
ne O++1de)の両者には、一般に、アンモニア
及びアミンと酸化プロピレン及び酸化エチレンの反応に
よりアルカノールアミンを形成することが論じられてい
る。
米国特許第3,297,597号には、酸化アルキレン
と、フェノール性化合物とホルムアルデヒド及びアルカ
ノールアミンのマンニッヒ縮合生成物の反応が記載され
ている。
本発明は、ポリウレタンフォーム製造に有用なアミノポ
リオールの製造方法に関する。これらポリオールは、ア
ミン多価ヒドロキシ開始剤と1種以上の酸化アルキレン
類を反応及び熟成(digest)ヒドロキシル価30
0〜800を有するアルコキシル化アミノポリオールと
残りの酸化アルキレンとからなる粗ポリオール混合物を
形成して製造される。本発明の特徴は、残りの酸化アル
キレンをそのまま第2のアミンと反応させてアルカノー
ルアミンを形成することにある。そのように形成された
アルカノールアミンはポリウレタンフォームに有用な特
性を封与するが、それ故に、アミノポリオールから分離
されない。代りに、このアルカメールアミン及びアミノ
ポリオールはポリウレタンフォーム製造に一緒に使用さ
れる。
本発明は、また、上述の方法により製造されたアルカノ
ールアミン及びアミノポリオールの混合物を用いて、硬
質ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
本発明の方法は、アミノ多価ヒドロキシ開始剤と、WI
化エチレン、酸化プロピレン、1.2−ブチレンオキシ
ド、酸化スチレン、グリシドール及びそれらの混合物か
ら選ばれる酸化アルキレンを、30℃〜 180℃の温
度で反応させて、ヒドロキシル価300〜900を有す
るアルコキシル化アミノポリオールと残りの酸化アルキ
レン(ここで、残りの酸化アルキレンをそのまま第2の
アミンと30℃〜180°Cの温度で反応させてアルカ
ノールアミンを形成する)とからなる粗ポリオール混合
物を形成することを特徴とする。
アミン多価ヒドロキシ開始剤の選択には制限はなく、い
かなるアミノポリオールであってもよいが、殊にアルコ
キシル化により高度に枝分れのある重合体の開始剤とな
るアミノポリオールが役立つであろう。これらのアミ/
ポリオール開始剤は3以」二の、好ましくは、4〜8の
活性水素官能性を有する。硬質アミノポリオール開始剤
は、通常、300〜900、好ましくは、300〜80
0のヒドロキシル価を有する。
窒素を含有しない多価ヒドロキシ開始剤と第1のアミン
を混合してアミノ多価ヒドロキシ開始剤をうる。好適な
多価ヒドロキシ開始剤は3以上の活性水素官能性を有す
る。硬質アミノポリオール開始剤について、これらは、
好ましくは4〜8の官能性を有し、ヒドロキシル価は、
通常、300〜900、好ましくは300〜800であ
る。“多価ヒドロキシ開始剤゛′と゛アミノ多価ヒドロ
キシ開始剤゛′の用語は、本文中及び当業界において互
換性をもって使用される。
最も通常の硬質多価ヒドロキシ開始剤としては、炭水化
物類、芳香族樹lu類、アミン類及び芳香族アミン類が
挙げられる。典型的な炭水化物開始剤としては、ショ糖
、ソルビトール、メチルグルコシド及び澱粉グルコシド
が挙げられる。本発明に有用な芳香族アミン及び芳香族
樹脂の例としては、フェノール性化合物のマンニッヒK
d 合物、アニリン−ホルムアルデヒド縮合物、フェノ
ール−ホルムアルデヒド縮合物並びにフェノール−アミ
ン及びホルムアルデヒドの混合縮合物が挙げられる。こ
れらの硬質ポリオール開始剤は説明のためだけのもので
あり、上述の例は本発明を制限するものではない。
多価ヒドロキシ開始剤が窒素を含有しないものであれば
、まず、第1のアミンと混合される。本発明に使用され
る第1のアミンは、アミノポリオール製造のために当業
界で使用される多数のアミンのいずれか1種以上のもの
であればよい。最も好ましくは、一連の反応における一
般的な相溶性の点から、アルカノールアミンが選択され
る。
この目的に使用されるアルカノールアミンの例としては
、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン、ヒドロキシエチルアミノエチルエーテ
ル、インプロパツールアミン、ジイソプロパツールアミ
ン及びトリイソプロパツールアミンが挙げられる。
第1のアミンとして本発明に有用な他のアミンの例とし
ては、アンモニア、メチルアミン、エチレンジアミン、
 1.3−プロパンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラアミン、ヘキサエチレンへブタアミ
ン、イミ7−ビスープロビルアミン、アミノエチルエタ
ノールアミン、ベンジルアミン、ピペラジン、トルエン
ジアミン及びアニリンが挙げられる。これらのアミンは
説明のためだけのものであり、上述の例は本発明を制限
するものではない。
通常のアルコキシ化条件下、アミノ多価ヒドロキシ開始
剤と酸化アルキレンを反応させる。望ましい酸化アルキ
レンとしては、酸化エチレン、酸化プロピレン、1.2
−ブチレンオキシド、酸化スチレン、グリシドール及び
それらの混合物が挙げられる。生成アルコキシル化アミ
ノポリオールは、250〜900のヒドロキシル価を有
するものが好ましく、 350〜800を有するものが
最も好ましい。
分子量は、通常、200〜4000であり、更に好まし
くは2000〜3000である。酸化アルキレンとして
は、酸化プロピレン、又は酸化プロピレン及び酸化エチ
レンの混合物が好ましい。
アルコキシル化は平衡によって制御される反応である。
30〜180℃の通常の反応温度で、未反応酸化アルキ
レンはテルコキシル化アミツボ1)オールと混合された
状態で残留する。今日の最も慣用の工業的実施によれば
、残りの酸化7ルキレンをスクラビングに排出し、アル
コキシル化アミノポリオール/アルコキシル化された第
1のアミンの生成物を残したまま、最終的に低濃度にな
るまでストリップされる。このようにしてスクラビング
で除去された酸化アルキレンは、次に、安全な廃棄物に
するために処理される。
改良は、驚くほど簡単、かつ、今日の工業的実施に直ち
に適合して相乗的効果を有する、アミノポリオールの製
造方法中に見出される。改良を土エネルギー効率にあり
、ウレタンフオーム製造用の良好な生成物を生成し、さ
らに原料に対し長女子な収率を与えることにある。改良
は、未反応酸化アルキレンと第2のアミンを、30〜1
80℃の温度で反応させてアルカノールアミンを形成す
ることになる。
第2のアミンとしては、アンモニア、又t±第1級もし
くは第2級アミンが挙げられる。第2のアミンとしては
、アンモニア、モノエタノールアミン又はジェタノール
アミンが好ましい。゛これらのものとしては、さらにメ
チルアミン、エチレンジアミン、1.3−プロパンジア
ミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミ
ン、ヘキサエチレンへブタアミン、イミノ−ビス−プロ
ピルアミン、インプロパツールアミン、ジイソプロパツ
ールアミン、アミノエチルエタノールアミン、ベンジル
アミン、ピペラジン、トルエンジアミン又はアニリンが
挙げられる。
本発明の実施中、第2のアミン、好ましくはアンモニア
又は第1級もしくは第2級アミンを、通常の酸化アルキ
レンによる熟成工程の終了時に反応器に導入すると、こ
のアミン及びアンモニアは残りの酸化アルキレンを捕捉
し、生成したアルカノールアミンがポリオール混合物の
1つの成分となる。アルカノールアミン類はポリウレタ
ン、殊に硬質ウレタンの製造に使用されるポリオールの
有用な成分であり、そのため高品質の生成物を構成する
発明は、原料損失の低下、ポリオール生成物・をストリ
ップするためのエネルギーコストの低減及び関連した環
境コストの低減により生産コストを減らし、このことは
、まさに、スクラビング並びに生成原料の再生もしくは
廃棄に帰する。
本発明は、同様に、マンニ・ンヒ縮合物を含む硬質ポリ
ウレタンフォームに使用されるポリオールの製造方法に
利用できる。マンニンヒ縮合ポリオール類は米国特許第
3.297.597号に更に十分に論じられている。
本発明の他の具体例においては、それ故に、アミノ多価
ヒドロキシ開始剤はフェノール類、第1のアルカノール
アミン及びホルムアルデヒドを、ホルムアルデヒド含有
量を約1%以下に減らすに十分なg!f間、50〜15
0°Cの温度で反応させ、反応生成物から水分をストリ
ップして得られ、この得られたものを、酸化エチレン、
酸化プロピレン、1.2−ブチレンオキシド、酸化スチ
レン、グリシドール及びそれらの混合物から選ばれた酸
化アルキレンと30〜180℃の温度で反応させて、3
00〜900、好ましくは300〜8ooのヒドロキシ
ル価を有するアルコキシル化アミノポリオールと残りの
酸化アルキレンとからなる粗ポリオール混合物を形成す
る。次いで、後者をそのまま、本発明に従い、第2のア
ミンと30〜180″Cの温度で反応させてアルカノー
ルアミンを形成する。この方法で製造された変性アミノ
ポリオールは、硬質ポリウレタンフォームの製造に特に
好適である。
本発明のこの具体例に従って使用されるポリオール開始
剤は、30〜180 ′Oの温度で、酸化アルキレンヲ
、フェノール性化合物とホルムアルデヒド及びアルカノ
ールアミンのマンニッヒ縮合生成物に添加して得られる
。これらのポリオールは300〜900のヒドロキシル
価を有し、一般に、1〜15重量%の窒素を含有する。
マンニフヒ反応は公知の反応であり、この反応では、活
性水素化合物をホルムアルデヒド並びに第1級もしくは
第2級アミンと反応させて活性水素含有出発物質の置換
アミノメチル誘導体を得る。本発明のポリオールの製造
のために、出発物質として使用されるマンニッヒ誘導体
は、以下に記載される通り、活性水素化合物として、フ
ェノール性化合物を用いた慣用の手順により製造ぎれる
。これらのフェノール性化合物のオルト及びパラ位は、
マンニッヒ反応を導入するに十分に活性である。
マンニッヒ反応は、例えば、フェノール性化合物とアル
カノールアミンの所望量を予め混合し、ついで混合物に
ホルムアルデヒドをゆっくり添加することによって行わ
れる。ホルムアルデヒドの添加末期に、反応混合物を、
ホルムアルデヒド含イ1量を少なくとも1重量%に減ら
すように十分な時間、少なくとも50°Cの温度(例え
ば、80〜150°Cの範囲内の温度)に攪拌しながら
ゆっくり加熱する。この時間は、通常、高温で2〜4時
間の反応面間が必要であろう。
反応の末期、水分を反応混合物からストリンプして粗マ
ンニンヒ反応生成物を得る。粗反応生成物を、特定の成
分又は部分に、慣用の方法により分離することは本発明
の範囲内であるが、本発明の特徴はそれらを個々の成分
に分離することなく、粗マンニッヒ反応生成物の全体を
そのまま使用してもよいことである。本実、本発明の好
ましい具体例によれば、粗マンニッヒ反応生成物の全体
をそのまま使用するが、この場合には、遊離ホルムアル
デヒドを1重量%未満含有する反応生成物を得るために
、さらに工程が採用されなければならない。
マンニッヒ縮合に使用されるフェノール性化合物は、芳
香族核に直接結合した1個以上の水酸基をイ→し、かつ
水酸基に対し環のオルト及びパラ位の1以上に水素原子
を有するものであり、そうでなければ、それらは非置換
であるか、マンニッヒ反応条件下で非反応性の置換基に
より置換されている。存在してもよい置換基としては、
アルキル、シクロアルキル、アリール、ハロゲン、ニト
ロ、カルボアルコキシ、ハロアルキル及びヒドロキシア
ルキルが挙げられる。フェノール性化合物は84〜50
0の分子量を有するものとしてさらに特徴づけられる。
許容されるフェノール性化合物の例としては、o−、m
−及びp−クレゾール、エチルフェノール、ノニノ1フ
ェノール、P−フェニルフェノール、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)フロパン、β−ナフト−ル、β
−ヒドロキシ−アントラセン、p−クロロフェノール、
0−ブロモフェノール、2,6−ジクロロフェノール、
p−二[・ロフェノール、4−ニトロ−6−フェニルフ
ェノール、2−ニトロ−4−メチルフェノール、3,5
−ジメチルフェノール、p−イソプロピルフェノール、
2−ブロモ−4−シクロヘキシルフェノール、2−メチ
ル−4−ブロモフェノール、2−(2−ヒドロキシプロ
ピル)フェノール、2−(4−ヒドロキシフェニル)エ
タノール、2−カルボエトキシフェノール及び4−クロ
ロメチルフェノールが挙げられる。
本発明に従いフェノール性化合物及びホルムアルデヒド
と反応するアルカノールアミンは、前にに義したような
アルカノールアミンである。
他の好適なアルカノールアミンの例としては、式: %式% [式中、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキルを表わし
、R′は水素、炭素数1〜4のアルキル又は式: −(
GHR) −OHで示される基を表わし、 nは2〜5
の整数である] で示されるアルカノールアミンである。
使用される好適なアルカノールアミンの例としでは、モ
ノエタノールアミン、ジェタノールアミン、インプロパ
ツールアミン、ビス(2−ヒドロキシプロピル)アミン
、ヒドロキシエチルメチルアミン、N−ヒドロキシエチ
ルピペラジン、N−ヒドロキシブチルアミン及びN−ヒ
ドロキシ−エチル−2,5−ジメチルピペラジンが挙げ
られる。
ホルムアルデヒドは、水溶性ホルマリン溶液及び防止さ
れた(inhibited)メタノール溶液、パラホル
ムアルデヒド溶液又はトリオキサン溶液のような慣用の
形態のいずれでもマンニッヒ反応に使用されてもよい。
マンニッヒ生成物の特性、すなわち、マンニッヒ生成物
の酸化アルキレン付加物の特性は、使用されるアルカノ
ールアミン及びフェノール性化合物の適当な逍択、ある
いは反応剤のモル比の変化により広範囲に変わるであろ
う。例えば、フェノール、ジェタノールアミン及びホル
ムアルデヒドを1:3:3のモル比で使用すると、主生
成物は1分子に結合した7個の水酸基を有するであろう
。これらの同じ反応剤のモル比を1:2:2に変えると
、ペント−ルが主生成物として得られるであろう。同様
に、モル比がl:1:lであれば、トリオールが主生成
物となる。
過剰のホルムアルデヒドをトリオール又はペントールの
製造に使用すると、マンニッヒ縮合は、フェノールとホ
ルムアルデヒドの二次的な縮合のために複雑なものとな
る。これはよく知られたノボラック反応であり、これに
よればフェノールのポリメチレン誘導体が得られる。例
えば、フェノール、ジェタノールアミン及びホルムアル
デヒドをl:1:2のモル比で反応せしめると、通常の
マンニッヒ反応がフェノールの3つの活性位置の1つに
起こる。このことは、過剰のホルムアルデヒドと縮合す
るフェノール核中の2つの有用な活性位置を残すことと
なる。アミ7基の存在は、フェノール−ホルムアルデヒ
ド縮合を促進するに十分な塩基触媒となり、複雑な反応
生成物を与える。
本発明に従い、マンニッヒ反応生成物を酸化アルキレン
と反応させて最終のポリオールを得る。
マンニッヒ縮合物中に存在する窒素は十分な触媒活性を
有し、酸化アルキレン1モルと各遊離アミノ水素原子並
びにフェノール性及び第1級水酸基との反応を促進し、
触媒の添加は全く必要がない。アルコキシル化を30−
180”0の温度で行うと生成物が形成され、この形成
物は、本件出願のために本件中、“フェノール性化合物
とホルムアルデヒド及びアルカノールアミンのマンニッ
ヒ反応生成物の酸化アルキレン付加物″と定義される。
マンニッヒ縮合生成物中の遊離フェノール性及び第1級
水酸基に対し、1モル未満の酸化アルキレンを添加する
ことは、もちろん、可能である。
しかし、酸化アルキレンの最小限の所望量は、遊離アミ
ン水素原子及びフェノール性水酸基に対し、1モルであ
る。一般に、フェノール性水酸基は不安定なウレタン結
合を形成し、そのため、出来得れば回避されるべきであ
る。通常、最少量を超える酸化アルキレンが、低いヒド
ロキシル価及び低粘性を有する生成物を得るために使用
される。
例えば、1」的の生成物は、酸化プロピレン5モル(最
大量の7モル又は最少量の1モルではなく)ヲ、モル比
でl:3:3のフェノール、ホルムアルデヒド及びジェ
タノールアミンのマンニッヒ縮合により得られたヘプト
ールに添加することにより得られるものである。
酸化アルキレンはそれらのへテロ(heteric)又
はブロックされた混合物を含む前記に定義された通りの
ものである。
以下の実施例により、本発明をさらに説明する。
夾1011 対照A−1 フェノニル1モル、ホルムアルデヒド1モル及びジェタ
ノールアミン1モルにより製造された水溶性マンニッヒ
縮合物11.12kgを、熱交換器、温度検出器、圧力
計、真空ストリッピング装置、攪拌機、酸化物供給系、
窒素被覆系(nitrogenblanketing 
system)及び原料供給口を備えたジャケット付圧
力釜に入れた。
マンニッヒ縮合物をストリップして約0.5%の水分に
した後、酸化プロピレン6.04kg及び酸化工f−し
y O,!31kgヲ、80〜115℃の温度範囲にお
いて間けつ的に添加により導入し、次いで混合物を11
5〜130℃で 1.5時間熟成した。
生成ポリオールは495+sgKOH/gのヒドロキシ
ル価及び25℃で5700cpsの粘度を示した0回収
された酸化物に基づいて、全酸化物の利用率は84.9
%であった。
例(本発明)A−2 酸化アルキレン熟成り1時間後モノエタノールアミン0
.16kgを添加した以外は、前記した手順を繰り返し
、ついで、熟成を1時間続けた。生成ポリオールは52
’4mgKOH/gのヒドロキシル価及び25℃で51
320cpsの粘度を有していた。回収された酸化物に
基づいて、酸化物の利用率は98.4%であると計°算
された。
支庭1」 対照B−1 マンニッヒ縮合物を、ノニルフェノール1モル、ホルム
アルデヒド 1.5モル及びジェタノールアミン2モル
の組み合せに、より製造した。縮合物は酸化プロピレン
82%及び酸化エチレン18%を86〜 l、20℃の
温度範囲において塊として添加した以外、対照A−1の
ようにアルコキシル化した。
添加終了後、混合物を2時間熟成したが、その時、反応
器の圧力は実質的に定圧であった。酸化物及び低沸点物
質を、 120℃で2888Paで排気して除去した。
生成ポリオールは48.1mgKOH/gのヒドロキシ
ル価及び25℃で8850cpsの粘度を有していた。
軽質物質及び酸化物は供給酸化物量の3%に相当するも
のであった。
例(本発明)B−2 ジェタノールアミン0.59kg及び水14gを添加し
た以外、B−1に示した手順を繰り返したが、最初の酸
化アルキレンの供給量はIEi、03kgであった。酸
化アルキレンの熟成の 1.5時間後、ジェタノールア
ミンを添加し、ジェタノールアミンを添加後、熟成を0
.5時間続けた。ストリッピングにより除去された軽質
物質は供給酸化物量の0.8%に相当するものであった
。生成ポリオールは487+agKOH/gのヒドロキ
シル価及び25℃で9400cpsの粘度を有するもの
であった。
支亙虜」 対照C−t B−1に記載されたようなマンニッヒ縮合物をプロポキ
シル化して473mgK’QH/gのヒドロキシル価及
び25℃で15.800cpsの粘度を有するポリオー
ルを得た。スト9・ツブされた酸化物及び軽質物質t±
供給酸化物量の12.2%に相当するものであった。
例(本発明)C−2 混合期間が75%終了した後で最初しこ投入された酸化
アルキレン各15.89kgに対し、ジェタノールアミ
ン1.38kg及び水25gを投入した以外、C−1に
示した手順を繰り返した。生成ポ1ノオール【±518
mgKOH/gのヒドロキシル価及び25°Cで12,
500cpsの粘度を有するものであった。回収された
酸化物及び軽質物質は投入された最初の供給酸イヒプロ
ピレンの4.3%に相当するものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アミン多価ビトロキシ開始剤と、酸化エチレン、
    醇化プロピレン、1.2−ブチレンオキシド、酸化スチ
    レン、グリシドール及びこれらの混合物から選ばれた酸
    化アルキレンを30℃〜 180℃の温度で反応させて
    、ヒドロキシル価300−900を有するアルコキシル
    化アミノポリオールと残部が酸化アルキレンから成る粗
    ポリオール混合物を形成するアミノポリオールの製造方
    法において、残渣酸化アルキレンをそのまま第2のアミ
    ンと30℃〜 180°Cの温度で反応させてアルカノ
    ールアミンを形成することを特徴とする製造方法。 2、開始剤が、第1のアミンと混合されたシj糖ポリオ
    ールである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、 アミン多価ヒドロキシ開始剤が、芳香族アミノポ
    リオールである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4、7ミノ多価ヒドロキシ開始剤が、フェノール、第1
    のアルカノールアミン及びホルムアルデヒドの混合物を
    、ホルムアルデヒド含有量を1%未満に減少するに十分
    な時間、50°(! −150℃の温度で加熱し、反応
    生成物から水分をストリップして製造されたものである
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5、 有機ポリインシアネートと、ヒドロキシル価30
    0〜800を有し、かつ窒素含有量1〜15重量%を有
    する窒素含有ポリオール30〜100重へ1%及び、そ
    れ番シ対応して、第2のポリオール70〜0重量%から
    成るポリオール成分とを反応させる硬質ポリウレタンフ
    ォームの製造方法において、窒素含有ポリオールが、前
    記した特許請求の範囲記載のいずれかの方法により製造
    された物質であることを特徴とする製造方法。
JP59130211A 1983-06-27 1984-06-26 アミノポリオ−ルの製造方法 Granted JPS6015424A (ja)

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EP0130007A3 (en) 1986-04-30
DE3481522D1 (de) 1990-04-12
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US4499264A (en) 1985-02-12
EP0130007A2 (en) 1985-01-02
CA1210761A (en) 1986-09-02
EP0130007B1 (en) 1990-03-07

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