JPS60151627A - フオ−ム類の着脱可能な固定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （殖業上の利用分野） 本発明は電子写真複写機等のプラテンカバーにウレタン
フオーム等のプラテンクッションを着脱可能に固定する
固定方法に関するものである。

（従来の技術） 従来電子写真複写機等における原稿押さえ部材にクッシ
ョン部劇を固定する方法としては、第１図に示すように
原稿押さえ部材１の内側の適所に、ウレタンフオーム等
で平板状に構成し、その下面に白色のポリエステル等の
フィルム２を固着したクッション部材３を両面テープ４
を用いて固定する方法と、嘱２図に示すように前記両面
テープ４のかわりにマジックテープ５．５′を用いて固
定する方法とがあった。しかしながらこのような固定方
法は、たとえば前者の場合、原稿押さえ部材１に対して
クッション部材３は着脱不可能であるため、当該クッシ
ョン部材３０″交換が必要な際には、これを破損させて
しまって再使用を不可能にしてしまうといった欠点があ
り、又後者にあっては前記原稿押さえ部材１に対しクッ
ション部材３は着脱可能であり、従ってクッション部材
３の使用も可能ではあるが、そのために原稿押さえ部材
１とクッション部材３との適所にマジックテープ５．５
′を使用するため部品点数の増加、及びこのマジックテ
ープ５．５′の位置合わせに手間どる等の欠点があった
。

（発明の目的） 本発明は上記従来の原稿押さえ部材に対しウレタンフオ
ーム等のクッション部材を固定する方法の欠点を除去す
るためになされたものであって、前記原稿押さえ部材に
クッション部材を固定するにあたり、両面テープを使用
してこれを行ない、しかも当該クッション部材が前記原
稿押さえ部材に対して着脱を可能にしてクッション部材
の清掃“　後の再使用、或は当該クッション部材を裏返
しにしての使用も可能にすると共に、当該クッション部
材を原稿押さえ部材に固定する際には、該作業を容易迅
速且つ正確に行なえるようにしたフオーム類の着脱可能
な固定方法を提供することを目的としたものである。

（発明の構成） そのために本発明は前記原稿押さえ部材にクッション部
材を固定するにあたり、クッション部材にまずポリエス
テル等のフィルムを両面テープを使用して接着固定し、
しかるのち該フィルムと原稿押さえ部材との間に上下面
で粘着強度の異なる両面テープを使用して双方を接着固
定するようにして、前記クツ−ジョン部材を原稿押さえ
部材から剥離した際、当該原稿押さえ部材とポリエステ
ル等のフィルム等との間に介在させた両面テープは原稿
押さえ部材側に残らないようにするか、或は１ｉｉＴ　
記ポリエステル等のフィルムは、これをクッション部材
に直付げにし、該フィルムと原稿押さえ部材との間に上
下面で粘着強度の異なる両面テープを介在させて双方を
接着固定することにより、前記クッション部材を原稿押
さえ部材から剥離した際、両面テープは前述の場合とは
反対に原稿押さえ部材側に残るようにしたものである。

（実　施　例） 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第３図は本発明のフオーム類の着脱可能な固定方法によ
ってクッション部材を原稿押さえ部材に固着する一実施
例を示す断面側面図である。

ウレタンフオーム等で構成したクッション部材３にまず
両面テープ６．６′を用いてポリエステル等のフィルム
７．７′を固着する。

次に該フィルム７．７′を原稿押さえ部材１の適所に両
面テープ８．８′を用いて接着置所する。その方法の一
つとしては、図示を省略したプラテンガラスの上に前記
フィルム７．７′を両面テープ６．６′によって接着置
所したクッション部材３をセットし、該クッション部材
３のフィルム７．７′の上面の適所に、両面テープ８．
８′の下［ｍの剥離紙を剥がした上で、これを接着し、
次いで当該両面テープ８．８′の上面の剥離紙を剥がし
たのち、その上に原稿押さえ部材１を引降３して、当該
部材３を両面テープ８．８′に接着させれば良（、この
とき、前記両面テープ８．８′には粘着強度が上面と下
面とでは異なるものを使用し、フィルム７．７′側には
粘着強度の高い側を接着させ、原稿押さえ部材１側は粘
着強度の低い側を接着するようにする。又前記フィルム
７．７′は、これを前記両面テープ８．８′よりも面積
が数倍広いものを使用し、該フィルム８．８′の腰の強
さを利用して両面テープ６．６′との引張応力を均等に
し、その素材による禎粘着性の任さをカバーすることに
よって、該箇所における引張応力を、フィルム７．７′
、両面テープ８．８′、原稿押さえ部材１間の引張応力
の数分の−にし、これによって該箇所が自然剥離するよ
うなことをなくする。

本発明は以上のような方法で原稿押さえ部材１にクッシ
ョン部材３を接着固定するものである。

而して今、プラテンクッション３が汚染又は破損等によ
って清掃又は交換等の必要が生じたとき、オペレーター
等が当該クッション部材３を自らの手で原稿押さえ部材
１が引剥がせば良く、このようにすればクッション部材
３は原稿押さえ部材１に対し、フィルム７．７′上に接
着した両面テープ８．８′の粘着強度の弱い部分から剥
離され、当該両面テープ８．８′をフィルム７．７′上
に接着した状態で分離される。従ってそののち当該クッ
ション部材３を清掃するなり、或は他の新しいクッショ
ン部材３と、これを交換するなりして、前述同様の方法
により再び前記原稿押さえ部材１に接着固定すれば良い
。

（発明の効果） 本発明は以上のような方法で原稿押さえ部材１にクッシ
ョン部材３を接着固定するものであり、そして、該クッ
ション部材３ば、これを必要に応じて前記原稿押さえ一
部材１から剥離し、清掃又は交換等の必要な処置を施し
た後、再固定する等の作業をフィールドで簡単迅速に行
なえるようにしたものであるから、従来のこの独の作業
に比して単に作業性の向上が可能になるばかりか、この
作業のために従来行なわれていた、クッション部材と原
稿押さえ部材とがセットになった原稿押さえキッドレベ
ルでの交換も不要となり、クッション部材だけを在庫し
ておけば良いことになるので、在庫金額及び在庫スペー
スの低減が一可能となるといった効果を有する。

（他の実施例） 本発明は上記実施例に限定されなげればならない理由は
なく、たとえばクッション部材３にフィルム７．７′を
接着するにあたり、当該フィルムはこれを第４図に示す
ようにクッション部材３の下面に設けた白色のポリエス
テル等のフィルム２と同じフィルム９をクッション部材
に直接接着し、これを前記上面と下面とで粘着強度の異
なる両面テープ７．７′を用い、当該両面テープ７．７
′の上下面の粘着強度は前記実施例とは反対にして接着
することにより、当該クッション部材３を原稿押さえ部
材１がら分離した際には両面テープ８．８′は原稿押さ
え部材１側に残るようにして、前記クッション部材３を
裏返しにして再び接着して即使用できるようにしても良
いことはいうまでも−ない。

【図面の簡単な説明】

グ１図は従来の両面テープ固定方法によって原稿押さえ
部材にクッション部材を固定した状態を示す断面側面図
、第２図は同、ファスナー固定方法によって原稿押さえ
部材にクッション部材を固定した状態を示す断面側面図
、第３図は本発明のフオーム類の着脱可能な固定方法に
よって原稿押さえ部材にクッション部材を固定する一実
施例を示す断面側面図、第４図は同、他の実施例を示す
断面側面図である。 図中１・・・原稿押さえ部材、２・・・ポリエステル等
のフィルム、３・・・クッション部材、４・・・両面テ
ープ、５．５′・・・ファスナー、６．６′・・・両面
テープ、７．７′・・・ポリエステル等のフィルム、８
．８′・・・両面テープ、９・・・ポリエステル等のフ
ィルム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　ｍｌ！子写貞抜写機等におけるウレタンフオー
   ム等でつくったクッション部材の非原稿押さえ側にポリ
   エステル等のフィルムを取付け、該フィルムを介して当
   該クッション部材を原稿押さえ部材に両面テープを用い
   て接着することにより、当該両面テープの接着部分を利
   用して前記クッション部材を原稿押さえ部材から引剥が
   すことを可能にしたことを特徴とするフオーム類の着脱
   可能な固定方法。 （２）　上記両面テープの粘着強度を原稿側及び非原稿
   側とでは異なるようにして前記クッション部材を原稿押
   さえ部材から引剥がすとき、当該両面テープが必要に応
   じてクッション部材側又は原稿押さえ個のいずれかに接
   着状態で残るようにしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のフオーム類の着脱可能な固定方法。