JPS6015126Y2 - 車両用走行速度計 - Google Patents

車両用走行速度計

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JPS6015126Y2
JPS6015126Y2 JP10997379U JP10997379U JPS6015126Y2 JP S6015126 Y2 JPS6015126 Y2 JP S6015126Y2 JP 10997379 U JP10997379 U JP 10997379U JP 10997379 U JP10997379 U JP 10997379U JP S6015126 Y2 JPS6015126 Y2 JP S6015126Y2
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JP
Japan
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output
step motor
flip
flop
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP10997379U
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JPS5627671U (ja
Inventor
幸吉 山田
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用走行速度計、特にステップモータを備え
た電気式走行速度計に関する。
従来の走行速度計は自動車のトランスミッションより駆
動軸の回転に応じた回転をフレキシブルワイヤにて走行
速度計に伝達していた。
しかし、この場合エンジン位置と計器の間に自由度がな
く、又、例えばリアエンジン車のようなものはかなり長
い距離にわたってフレキシブルワイヤをはわせなければ
ならず、この為フレキシブルワイヤの寿命が短くなると
か、低速走行時に針振れ等が生じる等の欠点があった。
そこで、本考案ではフレキシブルワイヤを無くし、電気
式表示の速度計や従来の走行距離計と同じ機構を有する
車両用走行速度計を提供することを特徴とする 特に本考案では、車両の駆動輪の回転に応じた個数のパ
ルスを発生するパルス発生器の出力パルスを受けとって
、ステップモータを駆動するモータ駆動回路内に分周器
を配設し、車両の最高速度でも該ステップモータの最高
自起動周波数以下の周波数のパルスがステップモータに
加えられるようにすることによって、車速の急変動、及
びステップモータに後続する減速ギヤの精度不良による
モータ負荷の急変動でも誤動作することなく安定に動作
させるようにすることを目的とする。
以下に本考案の実施例について説明する。
第1図において車速検出パルス発生器2を自動車のエン
ジン1のトランスミッションの回転取出軸、即ち従来の
フレキシブルワイヤ駆動軸に取り付け、自動車の駆動輪
の回転に応じて回転し、1回転当りNケのパルスを発生
させるようにする。
このパルス発生器2は車速か60b/hのとき637r
p m、あるいは1km走行当り637回転する。
前記パルス発生器2の出力パルスは波形整形回路3で波
形整形され、二手に分れる。
一方は車速表示回路4、もう一方はモータ駆動回路7へ
送られる。
車速表示回路4では、波形整形回路3からの出力パルス
を一定時間内に計数し、その値を表示器5例えば可動コ
イル式電流計でその平均電流値を指示表示し車速を表示
する。
一方、モータ駆動回路7はその出力でもってモータを入
力パルス数に比例した回転数で回転させる。
そして、該ステップモータは減速器9を介して数字車1
0を駆動し、車両の走行距離を表示する。
次に、前記ステップモータを駆動するモータ駆動回路7
について述べる。
一般にステップモータの入力周波数−トルク曲線は第3
図に示すように2本の曲線で表わされる。
第3図のAの曲線(実線で示されている)は引入トルク
曲線と呼ばれ、ステップモータが回転を開始できる最大
摩擦負荷を表わし、Bの曲線(破線で示されている)は
脱出トルク曲線と呼ばれ、徐々に回転のスピードを上げ
ていったとき耐えられる摩擦負荷を表わす。
そして、曲線A、 BのトルクrOヨの点の入力周波数
をそれぞれ最高自起動応答周波数fa、及び最高連続応
答周波故山と呼ぶ。
そして第3図の曲線Bより右側に相当する入力周波数及
び負荷トルクでは、ステップモータは入力周波数に追従
できず回転できない。
しかし、曲線AとBとで囲まれる範囲に相当する入力周
波数及び負荷トルクでは、回転を叙々に上げてきた場合
には何ら問題なくモータは回転するが、急激な速度上昇
及び負荷トルクの上昇もあり得る(特に後続される減速
機9のギヤの精度が悪い場合、急激な負荷変動が起こる
)ので、この様な条件でも安定に誤動作なくステップモ
ータを駆動させねばならない。
その為には第39図の曲線A内でモータを駆動させる必
要がある。
そこで、第2図に示すように、波形整形回路より送られ
たパルスを分周器71で分周し、車両の最高速度でもス
テップモータ8に加えられるパルス周波数が最高自起動
周波数fa以下となるようにし、しかも分周器71の出
力パルスはON。
OFF比1:1の波形となるようにしてあり、これを第
1のDタイプフリップフロップ72のクロック人力C1
に入れる。
該フリップフロップ71の非反転出力Q1と第2のDタ
イプフリップフロップ73のデータ入力D2とを接続し
ておき、該フリップフロップ73の反転出力Q2 と前
記第1のDタイプフリップフロップ72のデータ入力D
1とを接続しておき、前記分周器71の出力と第2のD
タイプフリップフロップ73のクロック人力C2とを接
続すると、第1、第2のDタイプフリップフロップの出
力波形は第4図の如くなる。
第4図で1の波形は波形整形回路3の出力波形、2は分
周器71の出力波形をそれぞれ表わす。
そして、ステップモータ8の駆動方式を2相励磁方式と
すれば、励磁巻線81は81a、81b、81c、81
dの4本である。
前記第1および第2のフリップフロップの出力にはNP
N )ランジスタフ4のベースが接続され、Qlは74
b、chは74atQ2は74d、Q2は74cのトラ
ンジスタのベースにそれぞれ接続され、それぞれトラン
ジスタのコレクタには前記ステップモータの4本の励磁
巻線81の一方の端子が、a9 b、c、dのサフィ
ックスに合わせて接続される。
また励磁巻線81の他の端子は全て電源の正極側、Vc
cに接続される。
またNPN)ランジスタフ4のそれぞれのエミッタは電
源の負極側に接続されている。
こうすると巻線81の励磁順序はdb+bc−+ca
+ad→db−となり、入カハルスが1パルス入るたび
に1ステツプずつモータが回転スることになる。
以上の構成により、フレキシブルワイヤなしに車速を表
示できると同時に走行距離も表示することができ、しか
も車両の急加速時も安定して走行距離を積算することが
できる。
尚、75a、75b、75c、75dはダイオードで、
それぞれステップモータの励磁巻線の両端に電源Vcc
とは逆方向に接続され、各励磁巻線の励磁電流を切った
瞬間に発生する逆起電圧を吸収し、NPNトランジスタ
74を保護するように働くものである。
以上述べたように本考案では、ステップモータ駆動回路
内に、出力パルスのON、OFF比が略1:1となるよ
うな分局器を入れ、車両の最高速度でも、ステップモー
タに加えられるパルス周波数が最高自起動周波数以下と
なるように腰モータに後続される減速機のギヤ精度の不
良よりくる急激な負荷変動に対しても誤動作することな
く安定にモータを駆動できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す走行速度計のシステム図
、第2図はステップモータの駆動回路図、第3図はステ
ップモータの入力周波数−トルク曲線を示す特性図、第
4図はステップモータの駆動回路の主要部の動作を示す
タイムチャートである。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・パルス発生器
をなす車速検出パルプ発生器、3・・・・・・波形整形
回路、7・・・・・・駆動回路をなすモータ駆動回路、
8・・・・・・ステップモータ、9・・・・・・減速機
、5,10・・・・・・表示手段をなす表示器、数字車
、71・・・・・・分周器、72゜73・・・・・・D
タイプフリップ70ツブ、81a、81b、81c、8
1d・・・・・・モータ励磁巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の駆動輪の回転に応じた個数の出力パルスを発生す
    るパルス発生器と、該パルス発生器の出力パルスを受け
    てステップモータを駆動する駆動回路と、該ステップモ
    ータの回転数に応じて走行距離を積算、表示すると同時
    に前記パルス発生器の一定時間内の出力パルス数に応じ
    た値を表示する表示手段とを有する車両用走行速度計に
    おいて、前記駆動回路は車両の最高速度でも前記ステッ
    プモータの最高自起動周波数以下の周波数のパルスが出
    力される分周器を有し、また該分周器の出力パルスのO
    N、 OFF比が略1:1であり、該分周器の出力パル
    スを受けて該出力パルス毎に反転する一対の相補的出力
    パルスを発生する第1及び第2のDタイプフリップフロ
    ップのクロック入力に該分周器の出力パルスが加えられ
    るように接続され、前記第1のフリップフロップの一方
    の出力が前記第2のフリップフロップのデータ入力に加
    えられるように接続され、前記第2のフリップフロップ
    のもう一方の出力が前記第1のフリップフロップのデー
    タ入力に加えられるように接続されて、前記第1、第2
    のフリップフロップ回路のそれぞれの相補的出力パルス
    により前記ステップモータを駆動するようにしたことを
    特徴とする車両用走行速度計。
JP10997379U 1979-08-09 1979-08-09 車両用走行速度計 Expired JPS6015126Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10997379U JPS6015126Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 車両用走行速度計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10997379U JPS6015126Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 車両用走行速度計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5627671U JPS5627671U (ja) 1981-03-14
JPS6015126Y2 true JPS6015126Y2 (ja) 1985-05-14

Family

ID=29342538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10997379U Expired JPS6015126Y2 (ja) 1979-08-09 1979-08-09 車両用走行速度計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911539U (ja) * 1982-07-14 1984-01-24 松下電器産業株式会社 入力端子装置

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JPS5627671U (ja) 1981-03-14

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