JPS60149787A - 被膜中の球形アルミニウム粒子 - Google Patents

被膜中の球形アルミニウム粒子

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JPS60149787A
JPS60149787A JP59217451A JP21745184A JPS60149787A JP S60149787 A JPS60149787 A JP S60149787A JP 59217451 A JP59217451 A JP 59217451A JP 21745184 A JP21745184 A JP 21745184A JP S60149787 A JPS60149787 A JP S60149787A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、とくに耐浸食性、耐食性および耐摩耗性であ
るクロム酸塩/リン酸塩被覆組成物の改良に関する。本
発明の被膜はことに薄く、ことに低い輪郭(profi
le)を有し、すなわち、非常に平滑であり、そして環
境条件に対して高い抵抗性を有することができる。それ
らは種々のタービンエンジンコンプレッサーの構成成分
、たとえば、コンプレッサーのディスク、ケース、スペ
ーサー、シャフト、ブレード、羽根、案内羽根などにこ
とによく適する。これらの用途において、被膜は極端な
条件にさらされ、そして耐食性および耐浸食性は必須で
ある。また、被膜は平滑な表面を有することによりコン
プレッサーの効率に寄与しなくてはならない。
さらに詳しくは、本発明は小さい平均粒子サイズおよび
狭い粒子サイズ分布を有する球状体の(spheroi
dal)微粉化(atomized)アルミニウムを含
有するクロム酸塩/リン酸塩被覆組成物に関する。
本発明の被覆組成物および被膜は、被膜が非常に平滑で
ありかつ薄く〔0.02mm(0.75ミル)〕である
ということがとくに重要である、複雑な形状(geom
etry)、設計または構成の部品(part)にとく
によく適する。これらの面は以後さらに説明する。
本発明の被覆組成物は、液体(すなわち水性)であるこ
とができ、あるいは支持体へ適用するときさらに処理さ
れる場合(以後説明する)乾燥状態であることができる
本発明の被覆組成物および被膜は、また、浸漬/回転の
適用(以後説明する)に非常によく適する。
金属粉末成分の事実上完全な球状体の形状は、その小さ
い平均大きさおよび狭い大きさ分布と組み合って、異常
に有利な性質をもつ被膜を生成する。
米国特許第3,248,251号(Allen)は、実
質的な量の溶解した金属のクロム酸塩、重クロム酸塩ま
たはモリブデン酸塩とリン酸塩とを含有する水性酸性溶
液中の固体の無機粒状物質くことにアルミニウム)のス
ラリーから本質的に成る被覆組成物を記載している。被
膜を支持体へ適用した後、被膜をそれが水不溶性となる
まで約260℃(約500°F)までの温度に加熱する
米国特許第3,869,293号(Brumbaugh
)は、米国特許第3,248,251号(Allen)
の組成物に類似する被覆組成物を記載しており、固体の
粒状物質としてアルミニウムおよびマグネシウムからな
る合金を使用して被膜の耐食性をさらに改良している。
これらの特許における微細なアルミニウム粒子は普通の
空気微粉化型であり、これらの粒子の最小のものは約5
ミクロンの平均粒子サイズを有する。
これらの特許および同様な特許は、改良された耐酸化性
および耐食性の被覆された金属を製造しかつセラミック
を金属化する有用な教示を提供した。
しかしながら、ある種の工業的用途は厳酷さを有しかつ
厳酷さが絶えず増大するようになることが期待される。
多数の用途、たとえば宇宙空間の工業およびジェットタ
ービンエンジンのタービンコンプレッサーにおけるより
大きい要求および極端な条件に耐えることができる、よ
り薄いあるいはより平滑な被膜について重要なかつ緊急
な必要性が存在する。
また、複雑な設計の金属部品(たとえば、ねじ、ボルト
、ばねなど)についてより厳密な許容差を維持し、しか
もこれらの部品を腐食性および他の有害な条件下におい
て適切に保護するために十分薄く、浸漬/回転法により
適用することができる被膜が要求されている。
アルミニウムの粉末および粒子は種々の範囲の大きさお
よび形状で製造されることが文献に報告されている。A
luminum,K.Van Horn編,Ameri
canSociety of Metals,1967
,vol.1.Chapter 10,Propert
ies of Powders and Powder
 MetallurgyProducts(粉末および
粉末の冶金学的製品の性質)J.P.Lyle,Jr.
著参照。この文献の内容を引用によってここに加える。
種々の型の粉末および粒子は、製造手段により再分割す
ることができる。重要な型の粉末および粒子は、上に引
用したLyleの文献により次のように特徴づけられた
: 1.空気微粉化粉末は、鋳造された構造をもつ形状の粒
子である。個々の粒子は1,700ミクロン程度に大き
くあるかあるいは1ミクロン程度に小さくあることがで
きる:商品は必然的に全体の範囲にわたる粒子を含有し
ない。
2.球形の微粉化粉末は、球形(spherical)
よりはむしろ小球状(globular)〔ほぼ球状(
spheroidal)〕である。それらは空気の代わ
りに非酸化性ガスで微粉化される。
3.水微粒化粉末は、空気微粉化粉末よりも密でありか
つ形状が不規則である。より不規則な形状は、より低い
見掛けの密度およびタップ密度(tapped den
sity)を有する。
4.アルミニウムのショット(shot)粒子は、略小
球状(globular)である。それらは遠心鋳造ま
たはオリフィスからの滴下(dropping)により
作られる。
5.針状粒子は、ショット(shot)に使用される条
件と異なる条件下で遠心鋳造により作られる。
それらはキャラウェーの実の形状である。この形状はシ
ョット粒子よりも低い見掛は密度を生ずる。
これらの細長い粒子は化学的用途および冶金学的用途に
有用である。
6.表面がざらざらの(grained)アルミニウム
は、小粒状である。それは溶融アルミニウムをそれが固
化する間ゆっくり攪拌することにより製造される。
7.粒状化(granulated)アルミニウムは、
最も荒い商用粒子あり、そして平担化された小球状のよ
り特徴づけられる。
8.超微細粉末は、不活性雰囲気中でアルミニウムを蒸
発しかつ凝結することにより作られる。
得られる球形粉末は、コロイドの大きさであり、そして
アルミニウム粉末の最高の比表面積を有する。
用途の完全に異る分野において、アルミニウム粉末はロ
ケット燃料および推進薬中に使用されてきている。それ
らは通常固体の無機酸化剤とゴムの有機バインダー燃料
とから成る2相系から構成されると記載されている。無
機酸化剤は最も普通の過塩酸アンモニウムであり、燃料
はアルミニウム粉末であり、そしてバインダーは通常ポ
リマーである。推進薬は典型的には約60〜85%の過
塩素酸アンモニウム、1〜20%のアルミニウム粉末お
よび10〜20%のバインダーを含む。推進薬が硬化し
たとき、それはゴムの消しゴムに類似するコンシスチン
シーを有する。アルミニウムは燃料として作用する。ア
ルミニウム粉末は、大きさの異なる粒子のブレンドであ
る。
このような燃料中のポリマーのバインダーは、典型的に
は熱可塑性または熱硬化性のポリマー、たとえば、アク
リル系,セルロース系,フェノール系,ポリエステル系
,ポリエチレン系,ポリサルファイド系,ポリウレタン
系,ポリ塩化ビニル系または合成ゴム系のポリマーであ
る。こうしてロケットに使用される推進薬は、有機ポリ
マー、無機酸化剤およびアルミニウム相から構成され、
アルミニウム相はこの混合物の約20重量%を構成する
。ロケット推進薬の組成についてのそれ以上の詳細は、
the Alcoa Aluminum Powder
s inRocket Propellants(ロケ
ット推進薬におけるアルコアアルミニウム粉末)sec
tion PAP 923(FA2D−8),Powd
er and Pigments,revisedJu
ne 1982に記載されている。
米国特許第3,248,251号(Allen)は、ク
ロム酸塩/リン酸塩バインダー中に混入されるアルミニ
ウムが325メッシュより小(すなわち44ミクロンよ
り小)であるべきであることを教示している。アルミニ
ウムの粗粒および粒子ならびにアルミニウムのショット
は使用するのには大き過ぎる。超微細粉末は非常に小さ
いので自然性であり、回避すべきである。針状粉末およ
び水微粒化粉末は非常に不規則な形状でありかつ薄いフ
ィルム中の詰め込みに劣る。したがって、空気微粉化ア
ルミニウム粉末および球形微粉化アルミニウム粉末のみ
が、米国特許第3,248,251号(Allen)中
に記載されている型のクロム酸塩/リン酸塩被膜中の使
用に考えられる。
空気微粉化等級のアルミニウム粉末は、ノズルを通して
空気の超音速流中に溶融金属を吸引することにより製造
される。ノズルの下端を溶融金属の浴中へ浸漬し、そし
てその上端は小さいオリフィスで終る。空気の噴射をノ
ズルのオリフィスの上に通過させるとき、それは吸引作
用を発生させ、液体の金属をノズルを通して空気流中に
吸引し、溶融物の流れを小さい離散した粒子に崩壊させ
る。
液体の流れが気体の噴射により個々の滴に破壊されると
き、各滴は気体流の力により初め平担化し、細長くなる
。これらの滴は、表面積および表面エネルギーを最小に
しようとして球形に急速にもどるであろう。しかしなが
ら、アルミニウムが空気中で微粉化されるとき、それが
緩和して球形になることができる前に、堅い密な酸化物
フィルムが液滴上に形成する。この酸化物の外殻は粒子
を初期の変形した形の滴に固化させる。結局、空気微粉
化アルミニウム粉末、とくにより小さい等級は形状が不
規則である。
金属、たとえば記載されるアルミニウム粉末を含有する
本発明の被膜および被覆組成物は、商業的入手可能であ
る。それらは非酸化性ガスまたは不活性ガス、典型的に
はヘリウムの雰囲気中で重力供給される垂直微粉化を含
む方法による微粉化により製造されると報告されている
。ヘリウムが非酸化性ガス相として一般に使用されるが
、他の非酸化性ガス、たとえば、窒素,アルゴン,ネオ
ン,クリプトンなどを使用できる。
小さい球形アルミニウム粉末を製造するために、溶融し
たアルミニウムを非酸化性または還元性のガス、たとえ
ば、発熱性ガスまたは不活性ガス、たとえば、ヘリウム
の噴射中へ吸引する。これらの保護雰囲気は滴の表面上
の酸化を防止するので、滴はその平衡球状体形(equ
ilibrium spheroidalshape)
にもどることができる。これらの等級のガス微粉化アル
ミニウムは「球形(spherical)」粉末として
知られているが、それらは溶融金属滴への重力の作用の
ため実際に完全な球を決して達成しない。
種々の等級の微粉化粉末は、次の測定されたパラメータ
ーの1つに従い工業的に特徴づけられる:粒子サイズま
たは平均粒子直径、粒子サイズ分布、および粒子の形状
または構成。粒子サイズは粉末の等級を区別するために
最も普通に使用されるパラメーターであり、一般に粒子
直径と同義語である。しかしながら、粒子直径は球形粉
末について精確に決定されるだけである。
任意の所定の粉末等級における粒子の平均直径は、典型
的にはフィッシャー・サブ・シーブ・サイザー(Fis
her Sub Sieve Sizer)を用いて測
定される(ASTM B330)。この装置は、粉末の
充填カラムを通して流れる空気の抵抗を、既知の平均直
径の球形粒子の充填床を通る流れの抵抗に関して測定す
る。この技術の利点は簡単であり、速くかつ経済的であ
るということである。しかしながら、この方法は個々の
粒子を監視するよりはむしろかさ(カラム)の性質な測
定するので、フィッシャー・サブ・シーブ・サイザー(
FSSS)により決定される平均の粒子直径は真の粒子
サイズよりもむしろ統計的平均である。
実際の微粉化粉末粒子は完全な球形をめったに示さない
(前述の理由で)ので、粒子サイズは理想的な規則正し
い形状の粒子の同一の性質に関係づけることかできる不
規則粒子の特徴的な性質を測定することにより最も有用
に確立される。理想的形状として球を選択することによ
り、空気微粉化粉末および非酸化性ガス微粉化粉末の両
者の大きさを「球の直径(d)に等しい」として信頼性
をもって記載することができ、これによりサイズおよび
形状を組み合わせ、そして粒子の形状およびサイズの変
動を組み込む。1つの寸法を有する明白な再現性ある粒
子サイズはこうしてこの定義を用いて確立される。
特定の等級の粉末中のアルミニウム粒子の等価球直径(
equivalent spherical diam
eters)(ESD)は、自動化沈降装置たとえばミ
クロメトリック・セディグラフ(Micromerit
ic SediGraph)5000 E粒子サイズ分
析器により測定される。この装置は低いエネルギーのX
線を用いて、既知の流体のカラム中の種々の深さにおけ
る粒子の濃度を決定する。流体力学の法則は、流体中の
粒子の沈降速度を粒子の質量に関係づけることを要求す
る。セディグラフは、粉末の等級中の特定の質量の粒子
の個体数を、流体内の所定のレベルにおける粒子の密度
を測定することにより決定する。理想的球形粒子の直径
はその密度および体積(すなわち直径)によりその質量
に関係づけられるので、セディグラフにおける各密度の
測定は、直径d(ESDで表示)を有する球形粒子の質
量に等しい質量をもつ粒子の個体数の計数値に相当する
。したがって、微粉化粉末の等級は沈降技術により測定
された固体数の大きさの分布およびその分布におけるメ
ジアン値に相当する平均のESD(ESD)により完全
に特徴づけられる。
本発明によれば、使用する粉末は、沈降装置により提供
される等価球直径(ESD)を用いて記載される、空気
微粉化アルミニウム粉末および非酸化性ガス微粉化アル
ミニウム粉末の両者でおる。アルミニウム粉末を特徴づ
ける分析試験法に関する追加の情報は、“Qualit
y Control and AnalyticalT
est Methods for Alcoa Alu
mlnum Powders(アルコアアルミニウム粉
末についての品質調節および分析試験法)”と題するア
ルコア(Alcoa)のパンフレットの節PAP917
(FA2D−2)に記載されている。自動化沈降測定に
ついての追加の情報は、ミクロメトリックス・インスト
ルメント・コーポレーション(Micromeriti
cs Instrument Corporation
)により提供されるパンフレット“A Short C
oursein Fine Particle Tec
hnology(微粒子技術における短かいコース)”
に記載されている。
ここに記載する本発明の被膜は、約4.0ミクロンより
小さい平均等価球直径(ESD)を有する球状体の(s
pheroidal)(非酸化性ガス微粉化)アルミニ
ウム粉末を含有するクロム酸塩/リン酸塩(chrom
ate/phosphate)バインダーの混合物であ
る。
このような被膜は空気微粉化粉末を用いて作られたもの
よりも薄く、しかも有意にすぐれた塩水噴霧抵抗性およ
び耐浸食性を示す。
本発明の組成物中に使用する特定の金属粉末が、ここに
記載する高度に望ましい性質の組み合わせを有する被膜
を生成するであろうことは、予測されなかった。事実、
当業者がこのような粉末をまったく使用しようとしない
であろう理由がいくつか存在した。第1に、それらの高
い反応性および爆発性は当業者にそれらの使用を回避さ
せた。その上、被膜において、小さい粒子、ことに狭い
範囲の特定の粒子サイズ分布をもつ小さい粒子は、被膜
をふくれさせたり割れさせたりする、泥割れと呼ばれる
物理化学的現象を促進することが知られている。これは
乾燥および硬化の間におよび、その時そうでないにして
も、後に熱および他の腐食性要素に暴露するとき、起こ
る傾向がある。したがって、粒子サイズのより大きい均
一性を有する混合物中におけるよりも異るサイズの粒子
のより大きい比率を有する粒子の混合物中において物理
的応力の分布はよりすぐれるので、粒子サイズのより広
い分布は被膜のより少ない割れに寄与すると普通に信じ
られている。
さらに、ここに記載されるクロム酸塩/リン酸塩バイン
ダー中に直径が4.0ミクロンより小さい球形粉末を混
入することによって実現される性能の改良は、微細な等
級の空気微粉化アルミニウムを用いる従来の経験の延長
から推測されるものをはるかに超えた。とくに、本発明
の被膜は硬化(バインダーの不溶化)をより速く達成し
、そして従来の被膜に要求される時間の半分より少ない
時間で538℃(1000°F)において導電性となっ
た。
被膜は従来の被膜と同量のアルミニウムを含有するとい
う事実にかかわらず、より高い結合強さならびに有意に
すぐれた粒子の衝突による浸食に対する抵抗を示す。本
発明の硬化した非犠牲(non−sacrificia
l)被膜の塩水噴霧抵抗性が硬化した空気微粉化アルミ
ニウム被膜のそれをはるかに超えかつ犠牲(従来の)ア
ルミニクム−クロム酸塩/リン酸塩材料のそれにほぼ等
しいという事実は、多分はとんど予測されなかった。
下表1は、2種の商業的に製造されたアルミニウム粉末
(AおよびB)(本発明において使用する)および2種
の最小等級の商業的に入手可能な空気微粉化アルミニウ
ム粉末(CおよびD)の粒子サイズ分布を示す。ESD
および平均粒子直径(FSSS)の両者測定値が比較の
ために記載されている。粉末Dに関する粉末AおよびB
の粒子サイズ分布は、第A図および第B図にグラフで示
されている。
表1 粒子サイズおよび分布 粉末 A B C D 10ミクロンより小 96% 96% 80% 96%
7ミクロン 92% 85% 65% 87%6ミクロ
ン 88% 78% 57% 78%5ミクロン 80
% 67% 45% 65%4ミクロン 65% 52
% 30% 44%3ミクロン 44% 32% 17
% 18%2ミクロン 17% 10% 3% 3%平
均ESD(ミクロン) 3.2 3.9 5.3 4.
3本発明によれば、一般に、粒子サイズの下限は粒子が
酸化性雰囲気において非自然性粉末である下限である。
不動態化されている(非自然性)粉末および/または空
気へ暴露しないで、たとえば不活性媒質(液体または気
体)を通して、たとえば窒素,ヘリウム,アルゴンなど
の中であるいはそれを通して、バインダー組成物中へ移
される粉末を使用することは、本発明の範囲に包含され
る。
こうして、本発明によれば、ここで使用するアルミニウ
ム粉末は粒子の少なくとも約52重量%、好ましくは6
5重量%が約4ミクロン以下であるものである。粉末の
他の好ましい群は、粒子の少なくとも約30重量%、好
ましくは少なくとも約40重量%が約3ミクロン以下で
あるものである。
アルミニウム粉末のより好ましい部類は、粒子の少なく
とも約10重量%、好ましくは約17.0重量%が約2
ミクロン以下であるものである。使用する高度に好まし
い粉末は、約2.0〜約4.0ミクロンの範囲のESD
を有する。
高度に好ましい粉末は、表1に粉末Aとして示されてい
る。平均ESDは約3.0である。本発明において使用
する他の望ましい粉末は表1に粉末Bとして示されてい
る。
より普通の金属粉末において、平均粒子分布サイズは約
50重量%以下が4ミクロンより小であり、そして約5
0重量%以下が3ミクロンより小であるようなものであ
る。このような普通の粉末において、平均粒子の少なく
とも約40重量%は5ミクロンより大きい。
フィッシャー・サブ・シーブ・サイザーの平均の測定値
は、それらの平均の測定値がより普通の粉末のそれらと
重なる(少なくとも部分的に)かぎり、ここにおいて使
用する粉末を適切に定義しないであろう。
本発明によれば、「アルミニウム」という語はアルミニ
ウム合金、たとえば、アルミニウム希土類合金,アルミ
ニウムケイ素合金,アルミニウムリチウム,アルミニウ
ム銅基材合金たとえばアルミニウムブロンズ,アルミニ
ウムマグネシウム,アルミニウム亜鉛,アルミニウムマ
ンガンなどを包含することを意図しかつそれらを事実包
含する。
合金はアルミニウムを除いて二成分であるかあるいは2
種より多い金属から成ることができる。こうして使用で
きる合金は、少なくとも−0.68Vの電極電位(カロ
メル電極)を有する合金である。
本発明によれば、微細な球形粒子(ESD<4ミことは
必要ではない。本発明の被膜および被覆組成物中に使用
する金属粉末は、他の金属、たとえば、ニッケル,コバ
ルト,ケイ素,亜鉛,マグネシウムなどの金属を含有す
ることができる。選択する金属の性質は、本発明により
改良される性質を悪化しない、被膜に意図される特定の
物理化学的性質に依存する。これらの金属のいずれかに
より構成される特定の性質はこの分野において既知であ
る。
アルミニウム粉末に加えて、セラミック粉末,たとえば
、酸化アルミニウム,二酸化ケイ素,酸化クロム(Cr
2O3)を含むこともできる。
同様に、耐火性化合物、たとえば、窒化物,ケイ化物,
炭化物,ホウ化物,たとえば、炭化ホウ素,炭化ケイ素
,炭化タングステン,ホウ化チタン、二ケイ化モリブデ
ン、窒化ホウ素などをアルミニウム粉末に加えることが
できる。被膜の硬度を増大しようとするとき、耐火性化
合物を加える。
耐火性化合物の物理化学的性質への寄与は、この分野に
おいて既知である。
グラファイトまたは二硫化モリブデンのような減摩剤を
使用することもできる。
アルミニウム粉末と混合することができる他の化合物の
比率は、被膜に意図する特定の用途に依存するが、一般
に本発明に従い得られる主要な利益を減ずる比率を超え
るべきではない。一般に、粉末中に合計体積の約35%
まで、好ましくは25%までの1種または2種以上の化
合物を合計のアルミニウム含量に基づいて使用すること
ができる。追加の化合物は、ここに記載するアルミニウ
ム粒子の球形の形状、ESD、粒子サイズ分布および他
の特性を有する必要はない。しかしながら、最終粒子配
合物は、本発明の被膜およびその使用により提供される
有利な性質を最適化するために、4.0ミクロン以下の
平均等制球直径をなお示すべきである。
前述の金属または他の金属(金属合金を含む)のいずれ
も、ここに記載する特定の球形の形状、平均粒子サイズ
および/または平均粒子サイズ分布で得ることができる
。ここで使用する金属粉末をこれらの特性をまたもつ他
の粒子によりそのように構成するとき、それらは本発明
の被覆組成物および被膜の所望の組み合わせにさらに寄
与する。
本発明において使用する金属粉末は、4.0ミクロン以
下のESDを有する。
本発明の組成物および被覆により提供されるすべての有
利な性質を最適化する必要がないとき、これらは上に記
載した数値より小さいESDの粒子をほぼ50重量%ま
での比率で含有するアルミニウム混合物を含有すること
ができ、残部は、平均ESDが4.0ミクロンを越えな
いように、より大きいサイズの金属粒子、たとえば、ア
ルミニウム粒子から構成される。
本発明において使用するアルミニウム粒子の混合物と他
の粒子との間の差ならびにこのようなアルミニウム粒子
を有するクロム酸塩/リン酸塩の被膜を、SEM顕微鏡
写真で示す(後述するように第1〜18図に示されてい
る)。
本発明の被膜は、有利な性質の組み合わせを示す。処理
した被膜の耐食性、耐浸食性および平滑性の改良が観測
され、それらは従来の被膜を用いて得られるものよりも
すぐれている。
本発明の被覆組成物および被膜は、ここに記載するよう
に、種々のガスタービンエンジンのシステムなどのジェ
ットエンジンにことによく適する。
皮膜の平滑性は、コンプレッサーの効率に寄与する。こ
こに記載する被膜は、改良された耐浸食性、耐食性およ
び耐化学的腐食性を有する。それらはコンプレッサーの
構成成分、たとえは、ほとんどのタービンエンジンコン
プレッサーのガス通路表面、ブレード、羽根、シュラウ
ド、ベアリング支持体、ディスク、シャフト、ケース、
シール、スペーサーおよび他のガス通路以外の公正性分
;ハブ、排気ダクト、バーナーカン(burner c
an)、ライナーおよび変位ダクト(transiti
on duct)などにことに適する。
ここに記載するように、本発明の被覆組成物は、部品、
たとえば、普通の工業的用途に使用される複雑な形状お
よび設計の金属部品、たとえば、ナット、ねじ、ファス
ナー、ばねにとくに適し、そしてかみ合う部品に一般に
適する。このような部品において、被膜の許容差、それ
ゆえ薄さはとくに重要であり、ここで被膜の厚さのわず
かの差は部品、たとえば、歯車またはボルトねじのピッ
チ円形に悪影響を及ぼすように思われる。複雑な形状、
構成または設計の部品について、実際にいくつかの適用
(たとえば噴霧による)が異なる角度をもつ表面を得る
ために試みられてきたが、その時得られる被膜は不都合
な厚さ、たとえば25ミクロンより大、となる。本発明
の被覆組成物および被膜は、これらの問題を克服するた
めに有意に寄与する。
タービンコンプレッサーの被膜の適用についての典型的
な要件は、次の通りである: 1.厚さ…被膜は一般に75μm(3ミル)より小さい
厚さであり、ある構成成分について、被膜は25μmよ
り厚くないことが必要である;このような構成成分はコ
ンプレッサーのブレード、羽根、ディスクおよびスペー
サである。
2.輪郭…被膜表面の荒さは0.01のカットオフ (
cutoff)において160ミクロセンチメートル(
63ミクロインチ)よりも小でなくてはならない。被膜
表面が平滑であれはあるほど、表面はよりすぐれる。平
滑さは63.5ミクロセンチメートル(25ミクロイン
チ)以下であることが高度に望ましい。
3.被膜は、ASTM D968落下砂試験を用いて測
定したとき、耐浸食性でなくてはならない。摩耗係数は
3.937l/mm被膜〔100l/ミル(0.001
インチ)被膜〕を超えてはならない。
4.被膜は犠牲的(sacrificial)でなくて
はならない。すなわち、けがいた「X」試料はASTM
 B117塩水噴霧試験において少なくとも100時間
腐食する基体金属を示さないであろう。
通常、被膜は基体金属を腐食せずに1,000時間のこ
のような塩水噴霧に耐えるべきである。
5.硬化後、被膜はASTM B117塩水噴霧試験に
おいて試験したときバリヤー耐食性を示すであろう。9
5.3ミクロセンチメートル(37.5ミクロインチ)
の厚さの被膜は、合金銅の基体についてASTM B1
17塩水噴霧試験において1週後、軽度のぢびを示すで
あろう。
6.被膜は538℃(1000°F)までの温度に長期
間耐えることができなくてはならない。
本発明の組成物および被膜は、これらの高度に精確な要
件を満足し、事実それらを超える。
本発明の被覆組成物は、浸漬/回転被覆にことによく適
する。浸漬/回転法により適用されるこのような被膜は
、改良された耐食性、被膜の改良された均一性、より薄
い被膜を有し、顔料がよりコロイド状でありかつ予期さ
れないことには被膜はより低い温度においてより急速に
硬化するので、チキソトロピーを生成するために必要な
添加剤は少量である。
ここに記載するアルミニウム粒子を含む被覆組成物はバ
インダーからなる。冶金学的被覆分野において既知のい
ずれのバインダーをも使用できる。
本発明の組成物は、リン酸、クロム酸、モリブデン酸、
およびこれらの酸の金属塩から成る群からの無機化合物
の組み合わせから構成されるかあるいは前記組み合わせ
の水溶液からつくられる(かあるいは後述するように固
体である。好ましい溶液はリン酸塩の陰イオンおよびク
ロム酸塩(重クロム酸塩)の陰イオンおよび/またはモ
リブデン酸塩の陰イオンを含有する。広範な種類のこの
溶液は、金属表面の処理について知られている。たとえ
ば、KirkおよびOthmer編、Encyclop
ediaof Chemical Technolog
y(化学技術の百科辞典)、第2版、vol.18,I
nterscience Publishers,a 
divisio。of John Wiley & S
ons,Inc.,1969(292−303ページ)
にはリン酸およびクロム酸塩の被膜が記載されている。
米国特許の文献は金属の保護被膜の被覆用溶液または分
散液を記載しており、これらの組成物は本発明の組成物
の成分としての使用に適する。このような適当な組成物
は、次の米国特許に開示されている:米国特許第3,2
48,251号(Allen)、同第3,869,29
3号(Brumbaugh)、同第3,857,717
号(Wydra)、前述の特許、同第3,248,24
9号(Collins)、同第3,081,146号(
Boies)、同第2,245,609号(Romig
)、同第3,967,984号(Helwig)、同第
3,443,977号(Bennetch)、同第3,
562,011号(Hirst)など。
これらの開示を引用によってここに加える。リン酸塩、
リン酸塩およびクロム酸塩および/またはモリブデン酸
塩の混合物の腐食抑制および保護被膜組成物を示す他の
例示的特許または文献はこの分野において知られている
ので、それ以上の例の記載は不必要であろう。
本発明の重要な成分は粒状金属、たとえば、ここに記載
するアルミニウム球状体であるので、酸性液状バインダ
ーの特定の性質(その成分および他の変数)は第2番目
に重要であり、それゆえ本発明の被膜のための組成物の
他の成分の選択(および比率)においてより大きい寛容
度を可能とすることが理解されるであろう。
他の部類のバインダーを使用することもできる。
たとえは、他の部類の適当なバインダーはシリカを含有
する有機液体および無機液体、ことに水溶性ケイ酸アル
カリ、たとえば、ケイ酸カリウムおよびケイ酸ナトリウ
ムである。また、ケイ酸塩を生成する液体、ケイ酸アル
キル(たとえば、ケイ酸エチル)が包含される。アルカ
リ度が高いよりはむしろ低いもの、たとえば、SiO2
/M2Oのモル比が大きいものを使用することが好まし
い。他の有用なバインダーは合成有機バインダー、たと
えば、シリコーンおよびフェノール系樹脂および無機ガ
ラス、たとえば、ホウ酸塩および他のフリットを包含す
る。
粒状材料、たとえば、粒状金属をここに記載するアルミ
ニウム粉末と一緒に使用することができる。このような
材料は、文献、たとえば、引用しだ米国特許第3,24
8,251号(Allen)、第5欄第8〜41行およ
び第8欄第8〜44行に記載されており、それを引用に
よってここに加える。本発明によれは、粒状材料のES
Dは4ミクロン以下である。
使用するクロム酸塩/リン酸塩組成物のバインダーにお
いて、金属イオンを加えることは必要ではない。リン酸
塩および/またはクロム酸塩またはモリブデン酸塩のイ
オンを金属塩の添加により溶液に構成するとき、しはし
ば実施されるように、金属イオンは溶液に本来供給され
る。それゆえ既知のリン酸塩、クロム酸塩、重クロム酸
塩またはモリブデン酸塩のいずれをも金属イオン源とし
て使用できる。さらに、知られているように、金属イオ
ンは金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩などのような形態
で供給することができ、それらは酸、すなわち、リン酸
、クロム酸またはモリブデン酸中に溶解して金属のリン
酸塩、クロム酸塩またはモリブデン酸塩を生成し、それ
ゆえ金属イオンと、水および/または発生ガスを生成す
る。上に従い添加して溶液内で酸−塩基反応により金属
イオンを生成させることができる金属化合物の例は、次
の通りである:マグネシウム酸化物;マグネシウム水酸
化物;亜鉛酸化物;亜鉛水酸化物;アルミニウム水酸化
物;リチウム酸化物;リチウム炭酸塩;およびカルシウ
ム水酸化物。添加して溶液中に金属イオンを生成させる
ことができる金属化合物は、マグネシウム、亜鉛、アル
ミニウムなどの種々の酸化物、水酸化物または炭酸塩で
ある。このような手順および金属イオン源は既知であり
、そして参考文献は米国特許第3,248,251号(
Allen)、第7他第26〜57行であり、その開示
を引用によってここに加える。
ここで使用する水性バインダーのpHは、好ましくは約
0〜約3.0、さらに好ましくは約1.5〜約2.5の
範囲であるが、これらに限定されない。
浸漬/回転または浸漬による適用にことによく適する被
覆組成物を調整しようとする場合、組成物は、必要に応
じて、ある種の非晶質シリカおよび非イオン性界面活性
剤を含有することができ、これらは組成物をチキソトロ
ープ性とする。このような適当な添加剤(および得られ
る組成物)は同時係属出願第06/441,754号、
1982年11月15日出願に記載されており、その開
示を引用によってここに加える。同様に、本発明の組成
物は同時係属出願第06/485,748号、1983
年4月18日出願に開示されているようにある種のアル
ミナの混入によりチキソトロープ性とすることができ、
前記出願の開示をここに引用によって加える。
したがって、本発明の組成物は酸安定性、非コロイド性
非晶質シリカおよび非イオン性界面活性剤を含むことが
できる。ヒユームドシリカ、シリカゲルおよび沈殿シリ
カは好ましい。粘度は一般に約600〜45,000c
p範囲である。pHは一般に約0.5〜3.0の範囲で
ある。組成物はベーマイト型結晶格子を有する分散性水
和アルミナからなる場合、粘度は一般に約800〜約5
0,000cpの範囲である。pHは一般に約1.5〜
約3.0の範囲である。
本発明の組成物の成分のおかげで、チキソトロープ性を
起こす(前述の2件の特許出願に従い)化合物をより少
量で使用することができ、しかも必要なチキソトロープ
性を起こすことができるということは、注目に値する。
たとえば、合計の固形分に基づいて0.1〜3重量%の
量のシリカを使用できる。それに関連して、合計の固形
分に基づいて0.005〜0.1重量%の量の酸安定性
非イオン性界面活性剤を使用できる。同様に、ヒユーム
ドシリカを使用するとき、0.25重量%より少量、た
とえば0.1重量%を使用できる。しかしながら、前述
の特許出願に開示された成分のパラメーターをそのまま
ここで適用することができるが、これらの成分は本発明
に従って使用する特定の金属、たとえば、アルミニウム
の球状粒子の作用のおかけで前述の特許出願に開示され
るより小さい比率(すなわちより低い範囲)で使用可能
である。
本発明の被膜上に(被膜を犠牲的とする前およる。この
ような上部の被膜は前述のバインダー(アルミニウムを
含まない)の1つであることができ、界面活性剤または
表面張力の変更剤、たとえば、フルオロカーボン界面活
性剤、セロソルブアセテート、ヒユームドシリカ、次亜
リン酸塩または他の添加剤を有することができる。
本発明の他の実施態様は、一般に、こなくずまたは粉末
様の物理的外観および性質をもつ非水性の事実上乾燥し
た組成物を提供する。これらの組成物は、ここに記載す
る金属、たとえば、アルミニウムの粉末およびバインダ
ー、たとえば、ここに記載するものからなり、実質的に
水を含まない。
このようなバインダー材料は、たとえば、水性パイング
ーから水相を除去する(たとえば、噴霧乾燥または他の
便利な手段により)ことにより、あるいは水相を含まな
いバインダーをつくり、そしてアルミニウム粉末を他の
固体材料と混合することにより得ることができる。この
乾燥混合物をポールミリングして所望の粒子サイズ、た
とえば5ミクロンにすることができる。アルミニウム粉
末を非水性成分のいずれかまたは全部と混合し、その後
水性成分(一部分または全部)を混合することができる
。これらの組成物は理想的にはすべての必要な固体、す
なわち、アルミニウム粉末を包含する粉末状の成分を含
有する。また、アルミニウム粉末は使用前他の成分の一
部分(またはその全部)と混合することもできる。アル
ミニウム(または他の金属)の粉末の全部または一部分
を有する水性組成物を調製し、次いで液体部分(全部ま
たは一部分)を除去し(たとえば噴霧乾燥により)そし
て支持体への適用の準備ができたとき、この組成物を再
構成する(かあるいは所望のコンシステンシーにする)
ことができる。こうして、成分の混合または除去のこれ
らの工程は、必要に応じであるいは意図する目的を達成
するために最も経済的な任意の順序で実施することがで
きる。
このような非水性組成物は、1つの位置から被覆組成物
の適用位置へまたはその近い位置へ移送または輸送する
ためにとくによく適し、適用時に水相を加えることがで
きる。また、本発明の液状組成物の濃厚物を同様に調製
することができる。
本発明において使用するアルミニウム粉末の配合物が異
なるサイズの粒子を含有するとき、配合物の異なる成分
を本発明に包含される組成物と、使用前の任意の時間に
混合して、ここに記載するパラメーターに合致する組成
物中のアルミニウム粉末の配合物を形成できる。
本発明の組成物を構成するための他の種々の変更は本発
明に包含され、当業者はそれらをなすことができる。
主要な重要性は金属部品の被覆にあるが、セラミックス
、グラステックスおよび他の支持体のような非金属の部
品を被覆することも可能であることは明らかである。金
属部品は鉄または非鉄金属(または合金)、アルミニウ
ム、亜鉛、黄銅、宇宙産業において普通に使用される金
属などであることができる。
次の実施例により本発明を説明する。これらの実施例は
本発明を限定することを意図するものではない。当業者
にとって明らかなように、例示する種々の組成物の成分
(たとえば、それらの相対的比率および量)ならびに他
の変数およびパラメーターは、本発明の範囲内で変更す
ることが可能である。
実施例1 米国特許第3,248,251号(Allen)の実施
例7を利用して、2種の組成物を次のようにして調製し
た: A.CrO3 92g H3PO4 323g MgO 72g H2O〜1000cc ヘリウム微粉化アルミニウム粉末 800gB.CrO
3 92g H3PO4 323g MgO 72g H2O〜1000cc アルミニウム粉末(5.5ミクロン 800gの平均等
制球直径) タービンコンプレッサーのブレードを清浄な100メッ
シュのアルミニウム酸化物で噴射仕上げし、そして上の
組成物を吹付けにより適用した。
被膜を灰色に乾燥し、79℃(175°F)で30分間
乾燥し、次いで343℃(650°F)において30分
間硬化した。冷却後、第2被膜を適用し、そして乾燥と
硬化の工程を反復した。
ブレードを硬化したとき塩水噴霧試験し、磨き仕上げし
た。磨き仕上げ工程はガラスピース(たとえば、140
〜270メッシュ)またはアルミニウム酸化物(たとえ
ば、100メッシュ)を衝突させて、被膜表面を機械的
に冷間加工し、そして被膜を導電性および犠牲的とする
ことを必要とする。“X”のけがきは基体金属を露出さ
せ、犠牲作用を評価する。
試験結果 同一組成物を調製し、次いで噴霧乾燥する。使用に準備
するため、所望量の水を加えて組成物を再構成する。
実施例2 A.次の成分を有するバインダーを調製した:マグネシ
ウム酸化物 18.g クロム酸 91.3g リン酸(85%) 273.4g 炭酸マグネシウム 57.9g 水 644.0g 部Aのバインダー 384ml アルミニウム粉末 454g (球形,ESD3.3ミクロン) 過酸化水素(35%) 15ml ヒユームドシリカ(Cab−O−Sil M−5) 7
.89gトリトン(Triton)X−100 0.2
g最終粘度 3818cps 5ミクロンの空気微粉化アルミニウム粉末を用いる同一
組成物は、1826cpsの最終粘度を生成するであろ
う。
この組成物は、浸漬/回転による金属ファスナーへの適
用に理想的に適する。適用後、被膜を371℃(700
°F)において10分間硬化し、適用/硬化の工程を反
復する。硬化したフィルムは、普通のアルミニウム粉末
を利用する同様な被膜と比較したとき、かなり一層均一
である。
実施例3 次の成分のバインダー組成物を調製する:酸化マグネシ
ウム 72.5g クロム酸 92.0g リン酸 318g 水(脱イオン) 805g このバインダー組成物を噴霧乾燥し、そして5ミクロン
の最大粒子サイズにボールミリングする。
次いで、360gの噴霧乾燥したバインダーを800g
の約3.5ミクロンの平均サイズの球形のヘリウム微粉
化アルミニウム粉末と混合する。この混合した粉末を密
閉して保持する。使用に準備されたとき、それらをかき
まぜながら920gの水(蒸留した)と混合して、本発
明の所望組成物を得る。
実施例4 次の成分を混合することにより、被覆組成物を調製した
: 酸化マグネシウム 58.2g クロム酸 286.0g リン酸(85%) 856.3g 炭酸マグネシウム 180.8g 620gのこの混合物に、428gの予備混合した10
%のベーマイト分散液をかきまぜながら添加した。分散
液は次のように調製した:水 447g 次亜リン酸(50%) 3.6g 分散性ベーマイトアルミナ 45g 組成物は次の特性を有した: 分散液添加前のpH 1.6 分散液添加前の粘度 1.285cp 分散液添加後のpH 2.2 分散液添加後の粘度 1.850cp 鋼部品、すなわち、ねじおよびファスナーをこの組成物
で浸漬/回転法に従い被覆した。被膜を79℃(175
°F)で乾燥し、次いで343℃(650°F)で硬化
した。被膜を導電性とするために、硬化した部品をアル
ミニウム酸化物グリットでブラスター(blaster
)により磨き仕上げした。被覆した部品は標準の塩水噴
霧試験および腐食試験においてきわめてすぐれた抵抗性
を示した。
米国特許第3,248,251号(Allen)に開示
される型のバインダー組成物を、次の処方に従い調製し
た: 酸化マグネシウム 72.5g クロム酸 92.0g リン酸(85%) 318.0g 脱イオン水 805.0g 1,280gの上のバインダーに、800gの3.3ミ
クロンのESDの球形ヘリウム微粉化アルミニウム粉末
を添加した。被覆組成物を高剪断ミキサーにより混合し
た。
636gのこの被覆組成物に、10gのヒュームドアル
ミナを機械的かきまぜにより添加した。
粘度は824cpから2,146cpに増加した。
160gのアルミナ分散液を被覆組成物へ添加したとき
、粘度は2,146cpから11,425cpへ増加し
た。アルミナ分散液の組成は水350g、次亜リン酸(
50%)60gおよび分散性ベーマイトアルミナ80g
であった。約10,000cpの最終粘度がアルミナの
混合順序に無関係に得られ、そしてこの粘度はアルミナ
自体により得ることがそきる粘度をかなり越えるる粘度
レベルを表わした。
この被覆組成物を使用して、浸漬/回転法により種々の
ファスナーを被覆した。ファスナーを浸漬/回転バスケ
ットに入れ、組成物を含有する被覆バット(vat)中
に浸漬し、取り出し、そして回転して過剰の被覆組成物
を回転除去した。これらの部品をバスケットから取り出
し、79℃(175°F)で乾燥し、そして343℃(
650°F)で硬化した。第2被膜を同じ方法で適用し
た。
被膜を導電性とするために、硬化した部品を酸化アルミ
ニウムのグリットでブラスターにより、被膜が導電性と
なるまで、磨き仕上げした。被覆された部品は極端な屋
外暴露条件に対して高度に抵抗性であった。
実施例6 次の成分の被覆組成物を調製する。陽イオンを添加しな
かった。
H2O 400g H3PO4(75係) 80g CrO3 30g アルミニウム粉末(球形,3.2μm ESD) 20
0gこの組成物を自動車エンジンの排気マニホールドに
吹付け適用した。被膜はエンシンを15分間作動させる
ことにより硬化させた。このマニホールドは、被覆後3
か月に検査したとき、錆または酸化の徴候を示さなかっ
た。
実施例7 米国特許第3,857,717号(Wydra)に開示
される型の被覆組成物を調製した。陽イオンを加えなか
ったが、亜リン酸を使用してクロム酸の一部分と反応さ
せて、3価のクロムおよびリン酸をその場で生成させる
H2O(脱イオン) 295g H3PO4(85%) 87g H3PO3 42g CrO3 62g アルミニウム粉末(球形,3.4μm ESD) 30
0g実施例8 次のバインダー組成物を調製した: CrO3 92g H3PO4 323g MgO 72g H2O〜2000cc 上の組成物に、1600gの球形アルミニウム粉末、3
.3μmの平均粒子サイズを加えた。軟鋼パネルへ適用
し、被膜を316℃(600°F)で15分間硬化し、
そして黄銅ブラシでバフ仕上げすると、被膜はきわめて
すぐれた耐食性を有した。
あるいは、ZnOまたはAl(OH)3・XH2Oの乾
燥ゲルを、結果を変化させないで、MgOの一部分また
はすべての代わりに使用できた。
非常に満足すべき被膜の厚きは0.00762mm/被
膜(0.3ミル/被膜)から0.0381mm/被膜(
1.5ミル/被膜)に変化する。典型的な被膜は0.0
0762〜0.0762mm(0.3〜3ミル)の厚さ
であろう。このような被膜は本発明に従い得られる。
本発明の組成物についての他の変更および使用は、当業
者にとって容易に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、レイノルズ(Reynolds)により製造
され、4.5〜6ミクロンの平均粒子サイズを有すると
報告されており、丸くかつ不規則の大きさおよび形状を
もつ、普通の空気微粉化アルミニウム粉末の倍率1.0
00Xの光学顕微鏡写真である。 第2図は、第1図の粉末の倍率3,000Xの光学顕微
鏡写真である。 第3図は、約3.9ミクロンの平均等価球直径を有する
球形アルミニウム粉末の倍率1,000Xの光学顕微鏡
写真である。 第4図は、第3図の粉末の倍率3,000Xの光学顕微
鏡写真である。 第5図は、3.2ミクロンの平均等価球直径を有する球
形アルミニウム粉末の倍率3,000Xの光学顕微鏡写
真である。 第6図は、第5図の粉末の倍率10,000Xの光学顕
微鏡写真である。 第3〜6図の粒子は、第1〜2図の粒子と対照的に、4
.0ミクロンより小ざい平均等価球直径をもつ事実上均
一なほぼ球形の粒子である。 第7図は、第1図および第2図に示すアルミニウム粉末
を含有するクロム酸塩/リン酸塩被膜の倍率1,000
Xの光学顕微鏡写真である。 第8図は、第7図の被膜の倍率300Xの光学顕微鏡写
真である。 第9図は、第7図の被膜の倍率10,000Xの光学顕
微鏡写真である。 第10図は、第7図の被膜の倍率3,000Xの光学顕
微鏡写真である。 第11図は、第3図および第4図に示すアルミニウム粉
末を有するクロム酸塩/リン酸塩被膜の倍率1,000
Xの光学顕微鏡写真である。 第12図は、第11図の被膜の倍率300Xの光学顕微
鏡写真である。 第13図は、第11図の被膜の倍率10,000Xの光
学顕微鏡写真である。 第14図は、第15図の被膜の倍率3,000Xの光学
顕微鏡写真である。 第15図は、第5図および第6図に示すアルミニウム粉
末を有するクロム酸塩/リン酸塩被膜の倍率1,000
Xの光学顕微鏡写真である。 第16図は、第15図の被膜の倍率300Xの光学顕微
鏡写真である。 第17図は、第15図の被膜の倍率10,000Xの光
学顕微鏡写真である。 第18図は、第15図の被膜の倍率3,000Xの光学
顕微鏡写真である。 第19図および第20図は、ここで使用する典型的な粉
末の粒子サイズ分布曲線を、沈降装置を用い、レイノル
ズ・メタルズ・カンパニー(Reynolds Met
als Company)により供給される空気微粉化
アルミニウム粉末のそれと並べて比較して示すグラフで
ある。 特許出願人 サーマチック インターナショナル, インコーポレイティド 特許出願代理人 弁理士 青木 朗 弁理士 西舘 和之 弁理士 吉田 維夫 弁理士 山口 昭之 弁理士 西山 雅也 手続補正書(方式) 昭和60年2月22−日 特許庁長官志賀学殿 1、事件の表示 昭和59年特許層第217451号 2、発明の名称 被膜中の球形アルミニウム粒子 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称サーマチックインターナショナル。 インコーホレイティト 4、代理人 住所〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補
正命令の日付 昭和60年1月29日(発送日) 6、補正の対象 fil明細書の「図面の簡単な説明Jの欄(2)願書の
「出願人の代表者」の欄 (3)委任状 (4)図面 7、補正の内容 (1)(イ)明細書筒54頁17行目及び188行目並
びに第55頁1行目13行目16行目及び8行目、「粉
末」とあるを「粉末の粒子構造」に補正します。 (0)明細書筒55頁14行目、16行目。 188行目び200行目並びに第56頁3行目。 5行目、7行目、9行目、12行目、144行目166
行目び188行目「被膜」とあるをr被膜の結晶構造」
に補正します。 (2++31別紙の通り (4)図面の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 fil訂正願書II (2)委任状及び訳文各1iffl (3)浄書図面1m

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)リン酸塩イオンとクロム酸塩イオンまたはモ
    リブデン酸塩イオンの群のイオンを含む水性酸性バイン
    ダー溶液、および(b)平均粒子サイズ(ESDで測定
    )が約4ミクロン以下である微粉化アルミニウム球状体
    を含む粉末を含んでなる、改良された表面輪郭、耐食性
    および耐浸食性を有し、そしてより速く硬化しかつより
    急速に導電性となることができる、特に被膜に適する被
    覆組成物。
  2. 2.粒子サイズは約3ミクロン以下である特許請求の範
    囲第1項記載の被覆組成物。
  3. 3.粒子サイズは約3〜約4ミクロンの範囲である特許
    請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  4. 4.粒子の少なくとも60重量%の等価球直径が約4ミ
    クロンより小である特許請求の範囲第1項記載の被覆組
    成物。
  5. 5.粒子の少なくとも50%のESDが約4ミクロンよ
    り小であり、そして粒子の少なくとも30%のESDが
    約3ミクロンより小である特許請求の範囲第1項記載の
    被覆組成物。
  6. 6.粒子の少なくとも10%の等価球直径が約2ミクロ
    ンより小である特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物
  7. 7.粒子の少なくとも約20重量%以下が約5ミクロン
    より大きい等価球直径を有する特許請求の範囲第1項記
    載の被覆組成物。
  8. 8.粒子の少なくとも約30重量%の等価球直径が約3
    ミクロン以下である特許請求の範囲第1項記載の被覆組
    成物。
  9. 9.微粉化アルミニウム球状体は非酸化性ガスで微粉化
    されたアルミニウムである特許請求の範囲第1項記載の
    被覆組成物。
  10. 10.微粉化アルミニウム球状体は不活性ガスで微粉化
    されたアルミニウムである特許請求の範囲第9項記載の
    被覆組成物。
  11. 11.アルミニウム球状体の混合物がアルミニウム合金
    粒子からなる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  12. 12.粉末はホウ素、ケイ素またはチタンの炭化物また
    は窒化物から成る群より選ばれた耐火性化合物をも含む
    特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  13. 13.アルミニウム粉末は表1に示す粉末AまたはBで
    ある特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  14. 14.アルミニウム粉末は表1に示す粉末Aである特許
    請求の範囲第13項記載の被覆組成物。
  15. 15.約600〜約50,000の粘度を有する特許請
    求の範囲第1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
    ,11,12,13または14項記載の被覆組成物。
  16. 16.(a)リン酸塩とクロム酸塩またはモリブデン酸
    塩およびそれらの金属塩から成る群の無機化合物を含む
    噴霧乾燥されたバインダー、および(b)特許請求の範
    囲囲第1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
    1,12,13,14または15項において定義された
    微粉化アルミニウム球状体を含む粉末を含んでなる、改
    良された表面輪郭、耐食性および耐浸食性を有し、そし
    てより速く硬化しかつより急速に導電性となることがで
    きる、特に被膜に適する乾燥被覆組成物。
  17. 17.特許請求の範囲第1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11,12,13,14または15項に
    おいて定義された微粉化アルミニウム球状体を含む粉末
    を含んでなり、前記アルミニウム球状体はリン酸塩とク
    ロム酸塩またはモリブデン酸塩およびそれらの金属塩か
    ら成る群の無機化合物とからなる噴霧乾燥されたバイン
    ダー中に分布しかつ結合されている、改良された表面輪
    郭、耐食性および耐浸食性を有する硬化した被膜。
  18. 18.導電性である特許請求の範囲第17項記載の被膜
  19. 19.(a)リン酸塩とクロム酸塩またはモリブデン酸
    塩およびそれらの金属塩から成る群の無機化合物とから
    なる噴霧乾燥されたバインダー、および(b)前記バイ
    ンダー中に分布しかつ前記バインダーによりしっかり結
    合された特許請求の範囲第1,2,3,4,5,6,7
    ,8,9,10,11,12,13,14または15項
    において定義された微粉化アルミニウム球状体を含む粉
    末を含んでなる硬化した被膜を有する、改良された表面
    輪郭、耐食性および耐浸食性を有する被覆された金属ま
    たはセラミックの部品。
  20. 20.被膜は導電性である特許請求の範囲第19項記載
    の被覆された金属部品。
  21. 21.タービンエンジンコンプレッサーの構成成分であ
    る特許請求の範囲第20項記載の被覆された金属部品。
  22. 22.浸漬/回転被覆された部品である特許請求の範囲
    第19または20項記載の被覆された金属部品。
  23. 23.複雑な形状および構成の金属部品である特許請求
    の範囲第19または20項記載の被覆された金属部品。
  24. 24.約0.076mm(約3ミル)より小さい被膜厚
    さを有する特許請求の範囲第19または20項記載の被
    覆された金属部品。
  25. 25.約0.051mm(約2ミル)より小さい被膜厚
    さを有する特許請求の範囲第19または20項記載の被
    覆された金属部品。
  26. 26.25ミクロンより小さい表面荒さを有する特許請
    求の範囲第19または20項記載の被覆された金属部品
  27. 27.ASTM−D 968に従い試験したとき、15
    ,748l/mm(400l/ミル)より大きい摩耗係
    数をもつ被膜を有する特許請求の範囲第19または20
    項記載の被覆された金属部品。
  28. 28.特許請求の範囲第1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11,12,13,14または15項記
    載の被覆組成物を金属部品に適用し、そして前記組成物
    を硬化することを含んでなる金属部品を被覆する方法。
  29. 29.硬化された被膜を導電性とすることを含む特許請
    求の範囲第28項記載の方法。
  30. 30.(a)リン酸塩とクロム酸塩またはモリブデン酸
    塩およびそれらの金属塩から成る群の無機化合物とから
    なる噴霧乾燥されたバインダー、および(b)特許請求
    の範囲第1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
    11,12,13,14または15項において定義され
    た微粉化アルミニウム球状体を含む粉末を含んでなる乾
    燥被覆組成物をつくり、水と混合し、得られた組成物を
    金属部品へ適用し、そして前記組成物を硬化することを
    含んでなる金属部品を被覆する方法。
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