JPS6014953B2 - シリンダのシ−ル装置 - Google Patents
シリンダのシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS6014953B2 JPS6014953B2 JP52010026A JP1002677A JPS6014953B2 JP S6014953 B2 JPS6014953 B2 JP S6014953B2 JP 52010026 A JP52010026 A JP 52010026A JP 1002677 A JP1002677 A JP 1002677A JP S6014953 B2 JPS6014953 B2 JP S6014953B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- seal
- cylinder body
- ring
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
シリンダの端部のラムまたはピストンロッドが貫通する
孔部はシール部でシールされている。
孔部はシール部でシールされている。
このシール部の構造は、従来では例えば第１図に示す如
く、シリソダ本体１の端部に鉄挿せるシール部２をブッ
シュ３とシール押え４とで挟着してシリンダ本体１に固
定しており、このシール部２は、シリンダ本体１に取付
けるシール台５、シール台５の環状溝６に鉄挿するオー
リング７、オーリング７の内周面に欧挿するカップシー
ル８とで構成され、オーリソグ７の弾性力によってカッ
プシール８をラム９面に押し付け、ラム９に沿ってもれ
ようとする流体の流れを阻止する。この場合、カップシ
ール８の押付力はカップシール８とラム９の相対速度に
比例して強くする必要があり、この押付力が大になると
カップシール８の摩耗損傷等によりシール機能が損われ
るので、カップシール８とラム９の相対速度がラム９の
移動速度となる従来装置ではラム速度を高くすることが
できない。そこで本発明では、ラムまたはピストンの作
動によってシール部をラムとシリンダ本体またはピスト
ンロッドとシリング本体のそれぞれに対して沼動させ、
シール部とラムまたはシール部とピストンの相対速度を
半減させることによって・シール部の使用条件を緩和し
ラムまたはピストンの速度を大幅に高め得るようにした
ものである。
く、シリソダ本体１の端部に鉄挿せるシール部２をブッ
シュ３とシール押え４とで挟着してシリンダ本体１に固
定しており、このシール部２は、シリンダ本体１に取付
けるシール台５、シール台５の環状溝６に鉄挿するオー
リング７、オーリング７の内周面に欧挿するカップシー
ル８とで構成され、オーリソグ７の弾性力によってカッ
プシール８をラム９面に押し付け、ラム９に沿ってもれ
ようとする流体の流れを阻止する。この場合、カップシ
ール８の押付力はカップシール８とラム９の相対速度に
比例して強くする必要があり、この押付力が大になると
カップシール８の摩耗損傷等によりシール機能が損われ
るので、カップシール８とラム９の相対速度がラム９の
移動速度となる従来装置ではラム速度を高くすることが
できない。そこで本発明では、ラムまたはピストンの作
動によってシール部をラムとシリンダ本体またはピスト
ンロッドとシリング本体のそれぞれに対して沼動させ、
シール部とラムまたはシール部とピストンの相対速度を
半減させることによって・シール部の使用条件を緩和し
ラムまたはピストンの速度を大幅に高め得るようにした
ものである。
以下本発明の実施例を図面について説明するに、第２図
及び第３図において、１１はシリンダ本体、１２はシリ
ンダ本体１１内に鉄着されたプッシュで、シリンダ本体
１１の端部に固着せるフランジ１３との間に所定長（ラ
ム行程の略１／２）の空間部１４を確保する。１５は空
間部１４にあってシリンダ本体１１の摺動面１９とラム
９のそれぞれに対して摺動自在としたシール部で、第２
図図示のものは、オーリング１６とその内外径に押圧隊
挿するカップシール１７，１８よりなり、第３図に示す
シール部１５は、断面日字形の環状体２１の内外両環溝
２２，２３にオーリング２４，２５を介してカップシー
ル２６，２７を押圧鉄挿してなり、カップシール菱濁を
ラム９に、カップシール２７を沼勤面亀９にそれぞれ圧
綾している。
及び第３図において、１１はシリンダ本体、１２はシリ
ンダ本体１１内に鉄着されたプッシュで、シリンダ本体
１１の端部に固着せるフランジ１３との間に所定長（ラ
ム行程の略１／２）の空間部１４を確保する。１５は空
間部１４にあってシリンダ本体１１の摺動面１９とラム
９のそれぞれに対して摺動自在としたシール部で、第２
図図示のものは、オーリング１６とその内外径に押圧隊
挿するカップシール１７，１８よりなり、第３図に示す
シール部１５は、断面日字形の環状体２１の内外両環溝
２２，２３にオーリング２４，２５を介してカップシー
ル２６，２７を押圧鉄挿してなり、カップシール菱濁を
ラム９に、カップシール２７を沼勤面亀９にそれぞれ圧
綾している。
本実施例は前記するような機成であるから、第２図にお
いて〜シール部富５はオーリング竃縞の弾発力によりカ
ップシール１７と亀８でラム９とシリンダ本体亀官の摺
動面亀９に圧接してシリンダ内の流体もれを阻止してい
る。
いて〜シール部富５はオーリング竃縞の弾発力によりカ
ップシール１７と亀８でラム９とシリンダ本体亀官の摺
動面亀９に圧接してシリンダ内の流体もれを阻止してい
る。
いま、ラム＠を作動させるとｔ シール部１５はラム９
とシリンダ本体１１の摺動面１９のそれぞれに対してラ
ム作動方向に摺動する。例えばラムが下方からの流体圧
をうけて上昇するときはシール部竃５も上昇しトラム９
が自重または外力で下降するときはシール部官５も下降
する。このラムの作動時カップシール１７と竜薄の摺動
抵抗が略等しいときにはシール部１覇の楢動速度はラム
９の移動速度の略ｉ′２となり「従来装置に比し相対速
度が半減する。従って、シール部翼５の使用条件は著し
く緩和されることになる。第３図に示すものはラム９を
作動させると、シール部１６がラム９と摺動面１９のそ
れぞれに対してラム作動方向に摺動し「この場合も第２
図図示のものと同機に「 カップシール２６と２７の摺
敷抵抗が略等しいときはシール部１５の摺動速度はラム
９の移動速度の略１′２となり、シール使用条件は著し
く緩和される。以上説明した如く本発明によれば「 ラ
ムまたはピストンの作鰯によってシール部がラムとシリ
ンダ本体またはピストンロッドとシリンダ本体のそれぞ
れに対して摺敷するようになされているので、従来装置
に比べ相対速度が半減し、シール部の使用条件は著しく
緩和される。このため「 ラムまたはピストンの速度を
従釆のものより大幅に高めることができ、シリンダの性
能を飛躍的に向上せしめ得る。なお、本発明は例示の如
き実施態様に拘束されるものではなく「その要旨の範囲
内において各様に改変し得るものであり「例えばオーリ
ングに代えるにＶリングまたはＵリングをもってしても
よい。
とシリンダ本体１１の摺動面１９のそれぞれに対してラ
ム作動方向に摺動する。例えばラムが下方からの流体圧
をうけて上昇するときはシール部竃５も上昇しトラム９
が自重または外力で下降するときはシール部官５も下降
する。このラムの作動時カップシール１７と竜薄の摺動
抵抗が略等しいときにはシール部１覇の楢動速度はラム
９の移動速度の略ｉ′２となり「従来装置に比し相対速
度が半減する。従って、シール部翼５の使用条件は著し
く緩和されることになる。第３図に示すものはラム９を
作動させると、シール部１６がラム９と摺動面１９のそ
れぞれに対してラム作動方向に摺動し「この場合も第２
図図示のものと同機に「 カップシール２６と２７の摺
敷抵抗が略等しいときはシール部１５の摺動速度はラム
９の移動速度の略１′２となり、シール使用条件は著し
く緩和される。以上説明した如く本発明によれば「 ラ
ムまたはピストンの作鰯によってシール部がラムとシリ
ンダ本体またはピストンロッドとシリンダ本体のそれぞ
れに対して摺敷するようになされているので、従来装置
に比べ相対速度が半減し、シール部の使用条件は著しく
緩和される。このため「 ラムまたはピストンの速度を
従釆のものより大幅に高めることができ、シリンダの性
能を飛躍的に向上せしめ得る。なお、本発明は例示の如
き実施態様に拘束されるものではなく「その要旨の範囲
内において各様に改変し得るものであり「例えばオーリ
ングに代えるにＶリングまたはＵリングをもってしても
よい。
またラムの代りにピストンを使用してもよい。
第亀図は従来装置の一部切欠き縦断面図、第２図および
第３図はそれぞれ本発明に係るシリンダのシール装置の
実施例を示す一部切欠き縦断面図である。 １９ 貫】……シリング本体、９・・…，ラム、１５…
…シール部、１６，２４，２５……オーリングｔ １７
９ １８，２６，２７……カップシール、軍９・・・・
・・槽動面「 ２１……環状体、２２，２３・・・…環
状溝。 第１図 第２図 第３図
第３図はそれぞれ本発明に係るシリンダのシール装置の
実施例を示す一部切欠き縦断面図である。 １９ 貫】……シリング本体、９・・…，ラム、１５…
…シール部、１６，２４，２５……オーリングｔ １７
９ １８，２６，２７……カップシール、軍９・・・・
・・槽動面「 ２１……環状体、２２，２３・・・…環
状溝。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シリンダ本体の端部においてラムまたはピストンロ
ツドをシールする装置において、ラムまたはピストンロ
ツドに当接するカツプシールとシリンダ本体の摺動面に
当接するカツプシールとの間にオーリングを弾発介装し
てなるシール部と、このシール部がまたはピストン移動
時シリンダ本体の摺動面およびラムまたはピストンロツ
ドに対してそれぞれ摺動自在となる空間部を備えたこと
を特徴とするシリンダのシール装置。 ２ シール部を断面Ｈ字形の環状体とその内外両環状溝
にそれぞれ嵌挿するオーリングとこのオーリングに嵌挿
するカツプシールで構成した特許請求の範囲第１項記載
のシリンダのシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52010026A JPS6014953B2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | シリンダのシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52010026A JPS6014953B2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | シリンダのシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5395457A JPS5395457A (en) | 1978-08-21 |
| JPS6014953B2 true JPS6014953B2 (ja) | 1985-04-16 |
Family
ID=11738876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52010026A Expired JPS6014953B2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | シリンダのシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014953B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2543536B (en) | 2015-10-21 | 2019-01-02 | Dyson Technology Ltd | A handheld appliance |
-
1977
- 1977-01-31 JP JP52010026A patent/JPS6014953B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5395457A (en) | 1978-08-21 |
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